JPH0631807Y2 - 高圧安定化回路 - Google Patents

高圧安定化回路

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JPH0631807Y2
JPH0631807Y2 JP1987174012U JP17401287U JPH0631807Y2 JP H0631807 Y2 JPH0631807 Y2 JP H0631807Y2 JP 1987174012 U JP1987174012 U JP 1987174012U JP 17401287 U JP17401287 U JP 17401287U JP H0631807 Y2 JPH0631807 Y2 JP H0631807Y2
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JP
Japan
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primary winding
voltage
high voltage
circuit
horizontal
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JP1987174012U
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恒彦 高浜
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等の高圧安定化回路に関す
る。
(ロ)従来の技術 テレビジヨン受像機のブラウン管のアノードには通常1
0〜30KV程度の直流高電圧を印加するが、この高電
圧は通常フライバツクトランス(以下「FBT」と称
す)にてフライバツクパルスを昇圧、整流して得られ
る。
第4図はテレビジヨン受像機の従来の高圧発生回路を水
平偏向回路とともに示す図であつて、(T1)は水平ドラ
イブトランス、(TR1)は水平出力トランジスタ、(D)は
ダンパーダイオード、(CR)は共振コンデンサ、(D
Y)は水平偏向コイル、(CS)はS字補正用コンデン
サ、(T2)はFBT、(1)はFBTの一次巻線、(2)はF
BTの二次巻線、(3)は高圧整流回路部である。第4図
の回路は一般的な回路であるが、近年ブラウン管の大型
化に伴ない、偏向、高圧系の消費電力が増大する傾向が
ある。
この対策のため第4図と同一部分には同一符号を付した
第5図に示す如く、FBT(T2)の一次捲線(1)の一端
側にチヨークコイル(LC)を介して直流電源電圧(+
B)を供給し、前記一次巻線(1)の他端側にFBT
(T2)の磁束密度を減少させる目的で直流阻止コンデン
サ(CF)を接続している。上記第4図及び第5図の高
圧発生回路は電力供給が1系統であるから1系列と呼ば
れるものである。
また、特に大電力を必要とするものでは、第6図の如
く、水平偏向回路部(4)と高圧出力回路部(5)を別々に設
け、これら夫々に対し、電源電圧(+B)(+B′)を
供給するようにした所謂2系列のものもある。この2系
列の場合水平偏向回路とは無関係に高圧出力回路部の設
計ができるという利点がある。尚、第6図において第5
図と同一部分には同一符号を付している。
第4図及び第5図の所謂1系列回路では、FBT(T2
の一次巻線(1)に生ずる電圧は水平偏向回路のフライバ
ツクパルス電圧によつて決定されるため、高圧出力電圧
はFBTの性能上、高圧負荷電流により変動する。
また、所謂第6図のような2系列回路では電力供給が2
系統で行なわれるため高圧出力回路部の電源電圧を可変
することにより高圧の安定化を図ることは可能である
が、コスト面及び消費電力面で不利である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑み為されたものであつて、簡単な
構成で高圧の安定化を図ろうとするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の高圧安定化回路は、フライバツクトランスの一
次巻線の一端側にチヨークコイルを介して直流電源電圧
を供給するとともに、前記一次巻線の他端に可変インピ
ーダンス素子と直流阻止コンデンサを直列に接続した構
成である。
(ホ)作用 上記構成にすれば、可変インピーダンス素子を可変せし
めることにより高圧の安定化を図れる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図を参照しつつ説
明する。
第1図は本考案を実施した高圧安定化回路を示す図であ
つて、第5図と同一部分には同一符号を付しており、第
5図の従来例と異なる点は、一次巻線(1)の他端側に可
変インダクタンス(LF)を接続した点にある。
上記可変インダクタンス(LF)の機能を第3図を参照し
つつ説明する。第3図に示されるように共振コンデンサ
(CR)の両端に発生したフライバツクパルス(P1)は水
平偏向コイル(DY)の両端に同一波形〔但し、直流阻
止コンデンサ(CS)により直流分は阻止されている〕の
(P2)なるパルス電圧を印加する。また、FBT(T2
の一次巻線(1)の両端間には の電圧が印加され、FBT(T2)の二次側にはそれに応
じた高圧出力電圧が生成される。ここで、可変インダク
タンス(LF)の値を可変すると、その値に応じて高圧出
力電圧は変化することになる。具体的には可変インダク
タンス(LF)が最小値のとき高圧出力電圧の値は最大と
なり、可変インダクタンス(LF)が大きくなると、高圧
出力は低下する。
第1図と同一部分には同一符号を付した第2図は本考案
の他の実施例を示しており、この実施例では第1図の可
変インダクタンスの代わりに可飽和トランス(TF)を用
いている。このトランス(TF)は一次側に高圧負荷電流
の値に応じて電流を可変する高圧負荷電流情報検出回路
(6)が接続され、この検出回路(6)によつて高圧負荷電流
の増加に伴ない、2次側のインダクタンスが減少するよ
うになされている。従つて、高圧負荷電流増加によりF
BTの高圧出力電圧が低下しようとすると、可飽和トラ
ンス(TF)の2次側のインピーダンスが減少し、FBT
(T2)の一次巻線(1)の両端間電圧が上昇し、高圧低下
を防止する様に働らく。
(ト)考案の効果 以上のように本考案に依れば、FBTの一次巻線に直列
に接続された可変インピーダンス素子により、FBTの
一次側に電流を制御することにより高圧出力電圧を任意
に調整できるので、高圧安定化回路を簡単な構成で得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高圧安定化回路の一実施例を示す回路
図、第2図は本考案の他の実施例を示す要部回路図、第
3図は第1図及び第2図の動作説明図、第4図、第5図
及び第6図はそれぞれ異なる従来例を示す図である。 (1)……一次巻線、(T2)……フライバツクトランス、
(LC)……チヨークコイル、(LF)……可変インダクタ
ンス、(CF)……直流阻止コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号の水平同期信号に基づい
    て得られる水平同期パルスが供給される水平出力トラン
    ジスタと、ダンパダイオードと、共振用コンデンサと、
    水平偏向コイルと、S字補正用コンデンサと、フライバ
    ックトランスとからなる水平偏向回路における高圧安定
    化回路において、 前記水平偏向コイルが接続されたフライバックトランス
    の一次巻線の一端側に接続されたチョークコイルと、 該チョークコイルを介してフライバックトランスの一次
    巻線の一端側に直流電圧を供給する直流電源と、 前記一次巻線の他端側に接続された可変インピーダンス
    素子と、 前記一次巻線側に接続された可変インピーダンス素子の
    端部とは反対側の端部と直列に接続された直流阻止コン
    デンサとからなることを特徴とする高圧安定化回路。
JP1987174012U 1987-11-13 1987-11-13 高圧安定化回路 Expired - Lifetime JPH0631807Y2 (ja)

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JPH0178462U JPH0178462U (ja) 1989-05-26
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