JPH06317341A - エアコンデッキ - Google Patents

エアコンデッキ

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JPH06317341A
JPH06317341A JP10655093A JP10655093A JPH06317341A JP H06317341 A JPH06317341 A JP H06317341A JP 10655093 A JP10655093 A JP 10655093A JP 10655093 A JP10655093 A JP 10655093A JP H06317341 A JPH06317341 A JP H06317341A
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JP
Japan
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rail
air conditioner
gantry
deck
window
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Application number
JP10655093A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Watanabe
光浩 渡辺
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアコンデッキの室外機の架台面を可動とし
設置時は窓辺、常設時は窓脇とする。 【構成】 基礎金具2本10,10を平行に窓辺の下に
取付、この基礎金具10にレール11を2本垂直に取り
付ける。レール11の前方の表面部は左右に突き出し辺
を有しており、外側の側面には複数の貫通穴が設けられ
ている。レール11に対する凸部(123)の2個が連
結板121で接続され架台面12が構成される。この凸
部123と連結板121とでレール11を可動状態で把
持し、凸部123の突き出し板123bを握り棒13の
下方の折り返し片131aが支え、握り棒13の中間部
へ取り付けられた固定金具131bがレール11の側面
の貫通穴111aへ挿入されて架台面12は上下へ可動
の状態で係留される。架台面12を上位置とすれば窓側
より作業ができ、常設時は下方の位置とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコンデッキに関す
る。特に、室外機の取付時と常設時との位置移動を可能
としたエアコンデッキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内機と室外機とに分離されたエ
アコンの室外機は、ビル等においては、外壁面へエアコ
ンデッキ等を用いて取り付けられることが多い。この室
外機の取付位置は、作業性を考慮すてば平場へ取り付け
るのが一番好都合である。しかし、現実的には適当な場
所がなく、特に密集した高層ビルの場合、外壁面へ設置
されている。この壁面への取付は、スペースの利用効率
の観点からは非常に有効である。但し上述の作業性の観
点からすると極めて作業効率の悪い位置といえる。従
来、エアコンデッキでの屋内でのスペース効率向上、冷
媒ガスの回収効率を高めるための装置等の提案はある
が、室外機を設置するためのエアコンデッキにおいて、
作業性,スペース効率等を考慮したものはない(特開平
01−139943号公報,特開平04−93566号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室外機
の壁面への取付は多くの場合が高所であり、設置時はも
ちろん設置後の保守点検の作業時にも足場を組むあるい
はタワー車を用いるとか特別の準備または機材を用いな
けれがならない場合が多い。特殊な機材等を用いずしか
も安全,短時間に作業の出来るエアコンデッキの出現が
求められていた。
【0004】本発明は、これらの問題点に鑑みなされた
ものであり、安全性,作業性等を高めたエアコンデッキ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、第1の発明のエアコンデッキは、平面状の取付面と
この取付面の両側の少なくとも1方が略直角とされこの
直角部の端部はさらに略直角とされ取付面に対し略平行
とされた突き出し辺を有するレールと、レールの突き出
し辺と勘合しこのレールに沿って可動とされかつ離脱を
防止する系合部を有しエアコンの室外機を登載するため
の取付部を有する架台面と、レールの一方の端部におい
てこのレールに沿った架台面の移動を止めるための係留
金具とを有し、少なくとも1本のレールの一方の端部が
建築物の外壁の窓辺で他方の端部が窓の下方となるよう
にレールの取付面で外壁へ取り付けられ、係留金具がレ
ールの下方の端部で外壁へ取り付けられ、架台面の系合
部は、レールの上方の端部よりこのレールの突き出し辺
と勘合され可動状態に装着され、係留金具により架台面
の下方への脱落が防止されたことを特徴とする。
【0006】上記のエアコンデッキはさらに一方の端部
に折り返し加工された折り返し片と他方の端部に握り部
と中央部に固定金具とが設けられた吊り棒を有してお
り、レールの取付面に略直角とされた面の所定の位置に
複数個の貫通穴が設けられており、架台面にはさらにレ
ールの側面部へ突き出た突き出し板が形成されており、
吊り棒の折り返し片で架台面の突き出し板を係留し吊り
棒の握り部を把握して架台面を上方へ引き上げ可能と
し、吊り棒の固定金具をレールの貫通穴へ差し込むこと
により架台面をレールの上方または中央部へ固定可能と
するとよい。
【0007】また、上記のエアコンデッキはさらに角柱
形状の基礎金具を有し、基礎金具の2個が水平方向で並
列に外壁へ取り付けられ架台本体を形成し、この架台本
体へレールが取り付けられ、架台面は2個の腕部間を棒
状の連結金具が連結することにより構成され、連結金具
の略中央部には一方の端部がこの連結金具へ回転可動に
貫通され他方の端部が基礎金具を把握できる構造とされ
た掛具が取り付けられており、架台面をレールに沿って
上方へ移動し掛具を上方の基礎金具へ掛けて架台面を上
方の位置へ係留可能とするとよい。
【0008】さらに、外壁へ取り付けられたレールの形
状は外壁への取付部分が垂直で、窓辺で屋内側へ所定の
角度をもった傾斜構造とされ、架台面はレールの上方の
傾斜を有する部分から下方の垂直の部分の間を可動とす
るとなおよい。
【0009】第2の発明のエアコンデッキは、平面状の
取付面とこの取付面の両側の少なくとも1方が略直角と
されこの直角部の端部はさらに略直角とされ取付面に対
し略平行とされた突き出し辺を有するレールと、レール
の突き出し辺と勘合しこのレールに沿って可動かつ離脱
を防止する系合部を有する架台面とを有し、少なくとも
2本のレールが平行にこのレールの一方の端部が建築物
の外壁の窓辺の下で他方の端部が窓脇となるように外壁
へ上下に取り付けられ、架台面の系合部は、レールの一
方の端部よりこのレールの突き出し辺と勘合し可動状態
で装着されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明のエアコンデッキによれば、平面状
の取付面に対する直角部とこの直角部の端部がさらに直
角とされた突き出し辺を有するレールが建築物の外壁で
窓辺から窓下へ垂直に取り付けられ、また、このレール
の突き出し辺と勘合しレールに沿って可動とされる系合
部を有する架台面と、レールの一方の端部において架台
面の脱落を防止するために系止金具が取り付けられるた
め、室外機設置用の架台面は、上下移動ができ、下方の
端部では係留金具によって保持される。
【0011】さらに、一方の端部に折り返し加工された
折り返し片と他方の端部に握り部と中央部に固定金具と
が設けられた吊り棒により、レールの取付面との直角面
に複数個の貫通穴が設けられており、架台面にはレール
の側面部へ突き出た突き出し板が形成されており、吊り
棒の折り返し片で架台面の突き出し板を係留し吊り棒の
握り部を把握して架台面を上方へ引き上げ可能とし、吊
り棒の固定金具をレールの貫通穴へ差し込むことにより
架台面をレールの上方または中央部へ固定可能とすると
よい。
【0012】さらに、角柱形状の基礎金具の2個が水平
方向で並列に外壁へ、またこの基礎金具へレールが取り
付けられ、架台面は2個の腕部間を棒状の連結金具が連
結し、連結金具の略中央部には一方の端部がこの連結金
具へ回転可動に貫通され他方の端部が基礎金具を把握で
きる構造とされた掛具を取り付け、架台面をレールに沿
って上方へ移動し掛具を上方の基礎金具へ掛けて架台面
を上方の位置へ係留可能とするとよい。
【0013】さらに、外壁へ取り付けられたレールの形
状を外壁への取付部分が垂直で、窓辺で屋内側へ所定の
角度をもった傾斜構造とし、架台面がレールの上方の傾
斜を有する部分から下方の垂直の部分の間を可動とする
となおよい。
【0014】また、第2の発明のエアコンデッキによれ
ば、平面状の取付面に対する直角部とこの直角部の端部
がさらに直角とされた突き出し辺を有する2本以上のレ
ールが平行に水平方向に取り付けられる。レールへは、
レールの突き出し辺と勘合しレールに沿って可動とされ
る系合部を有する架台面が取り付けられる。このレール
は一方の端が窓辺の下で他方の端が窓脇位置へ取り付け
られるため、架台面へ設置された室外機は、窓辺と窓脇
の異なる位置へ移動する事ができる。
【0015】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるエアコ
ンデッキの実施例を詳細に説明する。図1〜図4を参照
すると第1の発明のエアコンデッキであり、請求項1お
よび請求項2に対応する第1の実施例が示されている。
このエアコンデッキ1は、架台本体10と架台本体10
へ取り付けられたレール11とレール11へ沿って移動
する腕部12および腕を吊りかつ固定する吊り棒13と
により構成される。
【0016】架台本体10は外壁面へ水平方向に強固に
固定された2本の金具である。この金具はC型チャンネ
ル鋼材等を素材として、所定の長さに切断され、レール
11を系止するための4辺形の貫通穴10aが2個設け
られている。この様な加工がされたC型チャンネルは、
C字形状の開口側を壁面側として同一形状の2本が所定
の間隔をとって外壁部、例えば、窓の下側等へ取り付け
られる。外壁へ取り付けられた2本のC型チャンネルの
金具によって、架台本体10は構成される。
【0017】レール11は上述の様に架台本体10によ
って保持され、保持された2本のレール11によって腕
部12を上下に可動の状態で保持するための金具であ
る。レール11の断面形状の詳細は図3に示されてお
り、外形が4変形の中空金具111の平行する2面へ該
面の幅よりやや大きい幅の平板112が取り付けられて
いる。この平板112は、長尺方向の2箇所へ突き出し
の突片112aが形成されている。この2箇所の加工部
の間隔は、上記の架台本体10の2本のCチャンネルの
取付間隔と同一である。また、レール11の平板112
の取付面と異なる面の一方の面へ4辺形の貫通穴111
aが設けられる。この貫通穴111aは所定のピッチで
複数個が形成される。レール11の架台本体10への取
付は、レール11の平板112へ加工した突片112a
をCチャンネルへ設けた貫通穴10aへ系止させること
によって行われる。この系止の形態は図2で示されてい
る。同図のC型チャンネルは貫通穴部での断面図であ
り、この貫通穴10aへレール11の突辺112aを系
止させた状態が示されている。
【0018】腕部12は、室外機の取付部である。腕部
12は、連結板121に凸部123が左右に2個取り付
けられた構成となっている。図3は図1におけるX−Y
方向の上から見た断面図であり、レール11と腕部12
との勘合関係を示している。連結板121には突片12
1aが形成されておりレール11の平板112の一方の
辺と、また他の辺は凸部123の90度の折曲げ片12
3aにより左右からそれぞれ抱き合わせの状態とされて
いる。この腕部12に構成された抱き合わせの空間部
へ、レール11の平板112がレール11の上方の端部
からはめ込まれることにより、レール11に沿って上下
に可動の勘合状態とされる。
【0019】吊り棒13は、腕部12を移動させる握り
部であり、また腕部12の固定部でもある。吊り棒13
は、平板131の一方の端部へ握り部が設けられ、他方
の端部は折り返し片131aに加工されている。この折
り返し片131aは、腕部12の凸部123のレール脇
への突き出し板123bを係留するためである。また中
間部には上記の折り返し側で平板131に対し直角方向
へ突き出した固定金具131bが取り付けられている。
この固定金具131bは、レール11の貫通穴111a
へ差し込むことにより、上記の折り返し片131aで係
留した腕部12を保持するためである。吊り棒13のレ
ール11および腕部12との関係は、図3および図4に
示されている。図4は、図1のX−Yの位置でのX方向
へ見た拡大図である。
【0020】上記のように構成されたエアコンデッキ1
は、エアコンの室外機の取付時には腕部12を最上段の
位置へ移動し固定する。この移動の手順は、レール左右
の吊り棒13をレール11から離れる方向へ引き、吊り
棒13の平板部131へ設けられた固定金具131bを
レール11の貫通穴111aから外し、腕部12を可動
状態としてレール11の上側へ引き上げた後に、固定金
具131bを貫通穴111aへ差し込んで行う。この状
態で室外機を腕部12へ設置する。設置完了後は、腕部
12を上側へ位置移動した手順と同様にして最下段へ腕
部12を移動させる。
【0021】上記の手順によって、室外機の設定時は窓
辺において室外機の取付作業を可能とし、取付後は窓下
へ室外機を容易に移動することができる。保守点検時に
も同様手順にて室外機の位置移動が可能である。
【0022】図5および図6は、第1の発明であり請求
項1および請求項3に対応する第2の実施例を示してい
る。本実施例も第1の実施例と同様に腕部22が縦のレ
ール21に沿って可動とさる。架台本体20の構成と架
台本体20へのレール21の取付方法は第1の実施例と
同一である。腕部22とレール21の形状と相互の詳細
な関係が図6の拡大図で示されている。レール21は、
4辺形で中空の筒状金具の一辺の中央部を所定の間隔で
切り開いたものである。腕部22はその一端がこの切り
開かれた中空部へ勘合される凸部221が形成される。
左右両サイドのレール21へ勘合される2個の腕部間は
棒状の金具223で連結される。また金具223の中央
部には、掛具25が回転自在に設けられ、この掛具25
が架台本体20を構成する水平方向の金具を把持するこ
とにより腕部22は上方部の位置へ係留される。下方の
常設持の位置へは停止金具により係留される。
【0023】図7〜図9は第1の発明であり請求項1お
よび請求項4に対応する第3の実施例を示している。本
実施例は第1および第2の実施例と同様に腕部32を上
下方向へ可動としたものである。しかし、レール31の
上端部を壁面の開口部から屋内側へ折曲げ、架台面32
を架台面へ取り付けられた室外機と共に屋内からの着脱
を容易化している。図8(A)は壁面に対する正面図で
あり、レール31およびストップエンド35の壁面への
取付状態を示している。レール31およびレールと勘合
して上下移動が可能な架台面32との噛み合わせの関係
は、その詳細が図9において示されている。レール31
は、壁面に対する垂直面とこの垂直面の前後両端部で左
右への折曲げ片を有した形状とされている。また、その
一方が所定の長さ部が所定の角度を有した折れ曲がりの
形状とされる。ストップエンド35はL字形状でありL
字形状の一端部にさらに内側へ折曲げられた突片35a
が2個設けられている。この突片35aは、架台面32
の底辺部へ形成された貫通穴32bへ挿入される。この
レール31とストップエンド35とはアンカー等を用い
て、壁面へ強固に固定される。
【0024】架台面32は、L字状の金具であって一方
の辺の端部がL字の外側へ折り返し状とされた爪部32
aが構成される。この爪部32aは左右両端へ設けら
れ、レール31の垂直面から左右への突き出し辺へ勘合
される。また、他方の辺には上記のストップエンド35
の突片35aが挿入される貫通穴32bが設けられる。
この架台面32のレール31への取付は、図8(B)お
よび図9に示す通り、レール31の上端部からはめ合わ
される。架台面32とレール31とは架台面32の部分
的な爪32aにより系止されるため、折曲げ部を有する
レール31でも移動が可能である。下方終端部へ移動し
た架台面は、ストップエンド35で係留されると共に、
ストップエンド35の突片35aが架台面32の貫通穴
32bへ挿入され固定される。
【0025】上記の構成を有する第3の実施例のエアコ
ンデッキ3は、窓部,ベランダ等の外壁部へ取り付けら
れ、例えば、室外機へ先端部に金具を有する紐が掛けら
れ、上方へ引き上げられ、架台面は室外機と共に屋内へ
容易に取り外すことが可能である。
【0026】図10は第2の発明であり請求項5に対応
する実施例を示している。本発明は上掲の第1の発明の
ように室外機を上下移動させるものと異なり、水平移動
させることとしている。窓脇にレール41を保持するた
めの基部40が垂直方向に2個取り付けられる。この基
部40へレール41が水平に上下2本取り付けられる。
このレール41は、窓下から基部40を取り付けた窓脇
へ至る長さを有している。レール41の形状および架台
面42を構成する腕部421の端部の形状は、例えば、
第1の発明の第2の実施例の図6で示したものと同一で
ある。2個の腕部421は2個の渡し金具423により
連結されている。
【0027】上記の構成により架台面42はレール41
に沿って左右へ可動とされる。窓下の位置で設置された
室外機はスライド移動で窓脇へ位置移動がされ、常設位
置とされる。
【0028】このような構造を有するエアコンデッキ
を、窓際へ設置して、架台面を最上位の位置とすれば、
架台面2は窓の開口部へ達せさせることができる。この
状態において室外機を架台面へ取り付けることは、室外
機への窓辺からの作業を可能とする。室外機の作業が容
易に行えるため、作業効率は極めて向上する。作業完了
後は、エアコンデッキの位置を常設位置へ戻すことによ
り窓際の障害物はなくなり、室内側から室外機が見えな
い位置まで下げることができ、美観上等の問題は生じな
い。
【0029】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、レールは
上記の説明で用いた形状に限られず軌道列車のレールま
たはI字形状の金具等を用いても良い。また、架台本体
はC型チャンネル等の金具でなく木材またはその他の部
材を用いても良い。
【0030】
【発明の効果】このように請求項1に記載の第1の発明
によるエアコンデッキによれば、レールを窓辺から窓下
の方向とし外壁へ取付け、このレールの最下部へ係留金
具を設け架台面を可動状態に勘合さているため、作業時
は室外機を窓辺に引き上げ、作業後は窓下へ移動させ保
持させることができる。これにより、高層部へ室外機を
取り付けても作業が容易に行え、しかもスペース効率、
美観等を損なわない。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、さらに、
一方の端部に折り返し加工された折り返し片を有する吊
り棒により架台面の突き出し板を係留しているため、吊
り棒の握り部を把握して架台面を引き上げ、吊り棒の突
き出し片をレールの貫通穴へ挿入することにより上方ま
たは中央部へ固定することができる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、さらに、
水平方向で並列に外壁へ取り付けられた2個の基礎金具
へレールが取り付けられ、架台面には腕部間を連結する
棒状の連結金具の中央部へ掛具が設けられているため、
架台面をレールに沿って上方へ移動し掛具を上方の基礎
金具へ掛けて上方の位置へ架台面を係留することができ
る。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、レールの
形状を外壁への取付部分が垂直で、窓辺の部分が屋内側
へ所定の角度をもった傾斜構造とされ、架台面がレール
の上方の傾斜を有する部分から下方の垂直の部分の間を
可動とされているため、室内側から架台面のレールへの
装着または取り外し、架台面へ取付けられた室外機への
作業等がさらに容易となる。
【0034】請求項5にきさいの第2の発明によれば、
窓下から窓脇へ水平に外壁部へレールを水平に取付、こ
のレールと架台面を可動状態に勘合させているため、窓
外と窓脇とへ室外機を位置移動させることができる。こ
れにより第1の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のエアコンデッキが適用される第1
の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1のエアコンデッキの架台本体とレールの取
り付け状態を説明するための断面図である。
【図3】図1のX−Y方向の断面図であり、上側から見
た図である。
【図4】図1のX方向の拡大図であり、レールと腕部と
吊り棒の関係を説明するための図である。
【図5】第1の発明のエアコンデッキが適用される第2
の実施例を示す外観斜視図である。
【図6】図5のエアコンデッキの腕部とレールとの勘合
関係を説明するための拡大斜視図である。
【図7】第1の発明のエアコンデッキが適用される第3
の実施例を示す側面図である。
【図8】図7のエアコンデッキの(A)が正面図、
(B)が側面図、(C)が低面図である。
【図9】図8のレールと架台面の勘合の関係を説明する
ための拡大斜視図である。
【図10】第2の発明のエアコンデッキが適用される一
実施例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】 1,2,3,4 エアコンデッキ 10 架台本体 11 レール 12 腕部 13 吊り棒 10a,111a 貫通穴 112,131 平板 112a 突き出し辺 121 連結板 123 凸部 123a 折曲げ片 123b 突き出し板 131a 折り返し片 131b 固定金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状の取付面と該取付面の両側の少な
    くとも1方が略直角とされこの直角部の端部はさらに略
    直角とされ前記取付面に対し略平行とされた突き出し辺
    を有するレールと、 前記レールの突き出し辺と勘合し該レールに沿って可動
    とされかつ離脱を防止する系合部を有しエアコンの室外
    機を登載するための取付部を有する架台面と、 前記レールの一方の端部において該レールに沿った前記
    架台面の移動を止めるための係留金具とを有し、 少なくとも1本の前記レールの一方の端部が建築物の外
    壁の窓辺で他方の端部が窓の下方となるように前記レー
    ルの取付面で前記外壁へ取り付けられ、前記係留金具が
    前記レールの下方の端部で前記外壁へ取り付けられ、前
    記架台面の系合部は、前記レールの上方の端部より該レ
    ールの突き出し辺と勘合され可動状態に装着され、前記
    係留金具により前記架台面の下方への脱落が防止された
    ことを特徴とするエアコンデッキ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエアコンデッキにおい
    て、該エアコンデッキはさらに一方の端部に折り返し加
    工された折り返し片と他方の端部に握り部と中央部に固
    定金具とが設けられた吊り棒を有しており、 前記レールの取付面に略直角とされた面の所定の位置に
    複数個の貫通穴が設けられており、 前記架台面にはさらに前記レールの側面部へ突き出た突
    き出し板が形成されており、前記吊り棒の折り返し片で
    前記架台面の突き出し板を係留し前記吊り棒の握り部を
    把握して前記架台面を上方へ引き上げ可能とし、前記吊
    り棒の固定金具を前記レールの貫通穴へ差し込むことに
    より前記架台面を前記レールの上方または中央部へ固定
    可能としたことを特徴とするエアコンデッキ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエアコンデッキにおい
    て、該エアコンデッキはさらに角柱形状の基礎金具を有
    し、 前記基礎金具の2個が水平方向で並列に前記外壁へ取り
    付けられ架台本体を形成し、該架台本体へ前記レールが
    取り付けられ、 前記架台面は2個の腕部間を棒状の連結金具が連結する
    ことにより構成され、該連結金具の略中央部には一方の
    端部がこの連結金具へ回転可動に貫通され他方の端部が
    前記基礎金具を把握できる構造とされた掛具が取り付け
    られており、 前記架台面を前記レールに沿って上方へ移動し前記掛具
    を上方の前記基礎金具へ掛けて前記架台面を上方の位置
    へ係留可能としたことを特徴とするエアコンデッキ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のエアコンデッキにおい
    て、前記外壁へ取り付けられた前記レールの形状は前記
    外壁への取付部分が垂直で、前記窓辺で屋内側へ所定の
    角度をもった傾斜構造とされ、 前記架台面は前記レールの上方の傾斜を有する部分から
    下方の垂直の部分の間を可動としたことを特徴とするエ
    アコンデッキ。
  5. 【請求項5】 平面状の取付面と該取付面の両側の少な
    くとも1方が略直角とされこの直角部の端部はさらに略
    直角とされ前記取付面に対し略平行とされた突き出し辺
    を有するレールと、 前記レールの突き出し辺と勘合し該レールに沿って可動
    かつ離脱を防止する系合部を有する架台面とを有し、 少なくとも2本の前記レールが平行に該レールの一方の
    端部が建築物の外壁の窓辺の下で他方の端部が窓脇とな
    るように前記外壁へ上下に取り付けられ、前記架台面の
    系合部は、前記レールの一方の端部より該レールの突き
    出し辺と勘合し可動状態で装着されたことを特徴とする
    エアコンデッキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104457811A (zh) * 2013-09-16 2015-03-25 珠海格力电器股份有限公司 窗机模拟安装装置
CN108397896A (zh) * 2018-04-25 2018-08-14 珠海格力电器股份有限公司 壁挂板、安装装置和空调系统

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