JPH06317270A - スクロール型流体機械 - Google Patents
スクロール型流体機械Info
- Publication number
- JPH06317270A JPH06317270A JP12785993A JP12785993A JPH06317270A JP H06317270 A JPH06317270 A JP H06317270A JP 12785993 A JP12785993 A JP 12785993A JP 12785993 A JP12785993 A JP 12785993A JP H06317270 A JPH06317270 A JP H06317270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- spiral wrap
- spiral
- lap
- spiral lap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクロール型流体機械の能力を増大するとと
もに固定スクロール及び旋回スクロールの径を縮小す
る。 【構成】 旋回スクロール２の渦巻状ラップ2aの最外周
約0.5 巻分の長さＬの背面2gに噛み合うように固定スク
ロール１の渦巻状ラップ1aの腹面1gを延長する。
もに固定スクロール及び旋回スクロールの径を縮小す
る。 【構成】 旋回スクロール２の渦巻状ラップ2aの最外周
約0.5 巻分の長さＬの背面2gに噛み合うように固定スク
ロール１の渦巻状ラップ1aの腹面1gを延長する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機、膨張機、モー
タ、ポンプ等として使用しうるスクロール型流体機械に
関する。
タ、ポンプ等として使用しうるスクロール型流体機械に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の固定スクロ
ール及び旋回スクロールの１例が図３に示されている。
固定スクロール１は端板1bの内面に渦巻状ラップ1aとそ
のまわりを囲む円筒状フランジ1eを立設してなる。旋回
スクロール２は端板2bの内面に渦巻状ラップ2aを立設し
てなり、この渦巻状ラップ2aは上記渦巻状ラップ1aと実
質的に同じ形状を具えている。
ール及び旋回スクロールの１例が図３に示されている。
固定スクロール１は端板1bの内面に渦巻状ラップ1aとそ
のまわりを囲む円筒状フランジ1eを立設してなる。旋回
スクロール２は端板2bの内面に渦巻状ラップ2aを立設し
てなり、この渦巻状ラップ2aは上記渦巻状ラップ1aと実
質的に同じ形状を具えている。
【０００３】これら固定スクロール１と旋回スクロール
２とは、図示のように、その渦巻状ラップ1a、2aが所定
距離だけ偏心し、かつ、その位相が180 °ずれるように
相互に噛み合わされる。かくして、各渦巻状ラップ1a、
2aの先端面1c、2cが相手側の端板2b、1bの内面2d、1dに
当接し、各渦巻状ラップ1a、2aの側面、即ち、腹面及び
背面が複数箇所ａ、ｂ、ｃ、ｄで線接触することによっ
て渦巻状ラップ1aの渦巻の中心に対して点対称をなす複
数の密閉空間３、４が限界されている。
２とは、図示のように、その渦巻状ラップ1a、2aが所定
距離だけ偏心し、かつ、その位相が180 °ずれるように
相互に噛み合わされる。かくして、各渦巻状ラップ1a、
2aの先端面1c、2cが相手側の端板2b、1bの内面2d、1dに
当接し、各渦巻状ラップ1a、2aの側面、即ち、腹面及び
背面が複数箇所ａ、ｂ、ｃ、ｄで線接触することによっ
て渦巻状ラップ1aの渦巻の中心に対して点対称をなす複
数の密閉空間３、４が限界されている。
【０００４】旋回スクロール２を図示しない自転阻止機
構によってその自転を阻止しながら図示しない旋回駆動
機構を介して駆動することにより公転旋回運動させる
と、ガスが円筒状フランジ1eに穿設された吸入口６から
円筒状フランジ1eの内面をえぐることにより形成された
えぐり部９を経て各渦巻状ラップ1a、2aの外終端1f、2f
から密閉空間３、４内に取り込まれる。
構によってその自転を阻止しながら図示しない旋回駆動
機構を介して駆動することにより公転旋回運動させる
と、ガスが円筒状フランジ1eに穿設された吸入口６から
円筒状フランジ1eの内面をえぐることにより形成された
えぐり部９を経て各渦巻状ラップ1a、2aの外終端1f、2f
から密閉空間３、４内に取り込まれる。
【０００５】そして、各渦巻状ラップ1a、2aの線接触部
ａ、ｂ、ｃ、ｄが渦巻の中心に向かって移動するのに伴
って各密閉空間３、４がその容積を漸次減少させながら
渦巻の中心に移動してその内部のガスが圧縮される。圧
縮されたガスは端板1bの中央に穿設された吐出口８から
吐出される。
ａ、ｂ、ｃ、ｄが渦巻の中心に向かって移動するのに伴
って各密閉空間３、４がその容積を漸次減少させながら
渦巻の中心に移動してその内部のガスが圧縮される。圧
縮されたガスは端板1bの中央に穿設された吐出口８から
吐出される。
【０００６】なお、渦巻状ラップ1aと2aの長さ、即ち、
巻数は実質的に同じとされ、従って、これらの外終端1f
と2fは渦巻の中心に対して実質的に点対称をなす位置を
占めている。
巻数は実質的に同じとされ、従って、これらの外終端1f
と2fは渦巻の中心に対して実質的に点対称をなす位置を
占めている。
【０００７】渦巻状ラップ2aの背面はその外終端2fから
渦巻状ラップ1aの外終端1fに噛合する点まで、即ち、渦
巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の長さに亘って仕上加
工されていないが、その他の部分、即ち、渦巻状ラップ
1a、2aが互いに線接触する背面及び腹面はインボリュー
ト曲線とされている。
渦巻状ラップ1aの外終端1fに噛合する点まで、即ち、渦
巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の長さに亘って仕上加
工されていないが、その他の部分、即ち、渦巻状ラップ
1a、2aが互いに線接触する背面及び腹面はインボリュー
ト曲線とされている。
【０００８】そして、えぐり部９は渦巻状ラップ2aの最
外周約0.5 巻分の長さに対応する長さに亘って形成さ
れ、このえぐり部９の周方向ほぼ中央に位置するように
吸入口６が配置されている。
外周約0.5 巻分の長さに対応する長さに亘って形成さ
れ、このえぐり部９の周方向ほぼ中央に位置するように
吸入口６が配置されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型圧縮機においては、渦巻状ラップ1aと2aの長さ、即
ち、巻数を同じとし、ガスの吸入圧力損失を低減するた
めに、渦巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の長さに対応
する長さに亘って円筒状フランジ1eの内面を大きくえぐ
ることによってえぐり部９を形成していたため、端板1
b、2bの直径、即ち、固定スクロール１及び旋回スクロ
ール２の直径が大きくなるという問題があった。
型圧縮機においては、渦巻状ラップ1aと2aの長さ、即
ち、巻数を同じとし、ガスの吸入圧力損失を低減するた
めに、渦巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の長さに対応
する長さに亘って円筒状フランジ1eの内面を大きくえぐ
ることによってえぐり部９を形成していたため、端板1
b、2bの直径、即ち、固定スクロール１及び旋回スクロ
ール２の直径が大きくなるという問題があった。
【００１０】これに対処するため、円筒状フランジ1eの
内面のえぐり量を小さくすると、ガスの吸入抵抗が増大
し、この結果、スクロール型圧縮機の体積効率が低下
し、かつ、駆動動力が増加するという問題があった。
内面のえぐり量を小さくすると、ガスの吸入抵抗が増大
し、この結果、スクロール型圧縮機の体積効率が低下
し、かつ、駆動動力が増加するという問題があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、端板に渦巻状ラップを立設してなる旋回スクロ
ールと端板に渦巻状ラップとそのまわりを囲む円筒状フ
ランジを立設してなる固定スクロールとを相互に偏心さ
せるとともに位相をずらせて噛み合わせることによって
複数の密閉空間を限界し、上記旋回スクロールをその自
転を阻止しながら公転旋回運動させることによって上記
各密閉空間内に取り込まれた流体の圧力を変えて吐出す
るスクロール型流体機械において、上記旋回スクロール
の渦巻状ラップの最外周約0.5 巻分の長さの背面に噛み
合うように上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面を
延長したことを特徴とするスクロール型流体機械にあ
る。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、端板に渦巻状ラップを立設してなる旋回スクロ
ールと端板に渦巻状ラップとそのまわりを囲む円筒状フ
ランジを立設してなる固定スクロールとを相互に偏心さ
せるとともに位相をずらせて噛み合わせることによって
複数の密閉空間を限界し、上記旋回スクロールをその自
転を阻止しながら公転旋回運動させることによって上記
各密閉空間内に取り込まれた流体の圧力を変えて吐出す
るスクロール型流体機械において、上記旋回スクロール
の渦巻状ラップの最外周約0.5 巻分の長さの背面に噛み
合うように上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面を
延長したことを特徴とするスクロール型流体機械にあ
る。
【００１２】上記旋回スクロールの渦巻状ラップの外終
端が上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合
う点に近接してその外周側に位置するように上記円筒状
のフランジに１の流体出入口を設けることができる。
端が上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合
う点に近接してその外周側に位置するように上記円筒状
のフランジに１の流体出入口を設けることができる。
【００１３】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、旋回スクロールの渦巻状ラップの外終端が固定スク
ロールの渦巻状ラップの背面に噛み合うことによって旋
回スクロールの渦巻状ラップの最外周約0.5 巻分の長さ
の背側に密閉空間が限界される。
め、旋回スクロールの渦巻状ラップの外終端が固定スク
ロールの渦巻状ラップの背面に噛み合うことによって旋
回スクロールの渦巻状ラップの最外周約0.5 巻分の長さ
の背側に密閉空間が限界される。
【００１４】上記旋回スクロールの渦巻状ラップの外終
端が上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合
う点に近接してその外周側に位置するように上記円筒状
のフランジに１の流体出入口を設ければ、この流体出入
口から密閉空間までの距離が短くなるので、流体の流通
抵抗が小さくなる。
端が上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合
う点に近接してその外周側に位置するように上記円筒状
のフランジに１の流体出入口を設ければ、この流体出入
口から密閉空間までの距離が短くなるので、流体の流通
抵抗が小さくなる。
【００１５】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。旋
回スクロール２の渦巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の
長さＬの背面に噛み合うように、即ち、点1fから渦巻状
ラップ2aの外終端2fが線接触する点ｅまでの長さに亘っ
て固定スクロール１の渦巻状ラップ1aの腹面が延長され
ている。
回スクロール２の渦巻状ラップ2aの最外周約0.5 巻分の
長さＬの背面に噛み合うように、即ち、点1fから渦巻状
ラップ2aの外終端2fが線接触する点ｅまでの長さに亘っ
て固定スクロール１の渦巻状ラップ1aの腹面が延長され
ている。
【００１６】即ち、従来のえぐり部９を廃止することに
よって渦巻状ラップ1aの巻数を約0.5 巻分増加し、この
部分の渦巻状ラップ1aの腹面1gをインボリュート曲線と
することによって渦巻状ラップ2aの背面2gに線接触して
渦巻状ラップ1aの腹側、即ち、渦巻状ラップ2aの背側に
密閉空間３を構成するようになっている。
よって渦巻状ラップ1aの巻数を約0.5 巻分増加し、この
部分の渦巻状ラップ1aの腹面1gをインボリュート曲線と
することによって渦巻状ラップ2aの背面2gに線接触して
渦巻状ラップ1aの腹側、即ち、渦巻状ラップ2aの背側に
密閉空間３を構成するようになっている。
【００１７】そして、渦巻状ラップ2aの外終端2fが腹面
1gに線接触する点、即ち、吸入締切点ｅに近接してその
外周側（渦巻に沿って吸入締切点ｅから遠ざかる側）に
は円筒状フランジ1eを貫通する吸入口10が設けられてい
る。他の構成は図３に示す従来のものと同様であり、対
応する部材には同じ符号が付されている。
1gに線接触する点、即ち、吸入締切点ｅに近接してその
外周側（渦巻に沿って吸入締切点ｅから遠ざかる側）に
は円筒状フランジ1eを貫通する吸入口10が設けられてい
る。他の構成は図３に示す従来のものと同様であり、対
応する部材には同じ符号が付されている。
【００１８】しかして、このスクロール型圧縮機の運転
時、図(A) に示すように、渦巻状ラップ2aの外終端2fが
渦巻状ラップ1aの腹面1gに点ｅで線接触したとき、渦巻
状ラップ1aの腹側、即ち、渦巻状ラップ2aの背側の密閉
空間３は締め切られる。そして、図１(B) に示すよう
に、渦巻状ラップ2aの外終端2fが渦巻状ラップ1aの背面
に点ｆで線接触したとき、渦巻状ラップ1aの背側、即
ち、渦巻状ラップ2aの腹側の密閉空間４は締め切られ
る。
時、図(A) に示すように、渦巻状ラップ2aの外終端2fが
渦巻状ラップ1aの腹面1gに点ｅで線接触したとき、渦巻
状ラップ1aの腹側、即ち、渦巻状ラップ2aの背側の密閉
空間３は締め切られる。そして、図１(B) に示すよう
に、渦巻状ラップ2aの外終端2fが渦巻状ラップ1aの背面
に点ｆで線接触したとき、渦巻状ラップ1aの背側、即
ち、渦巻状ラップ2aの腹側の密閉空間４は締め切られ
る。
【００１９】かくして、図２に示すように、密閉空間３
は、従来のものでは点1fで締め切られるのに対し、本発
明のものでは点1fより0.5 巻分早い点ｅで締め切られる
ので、従来のスクロール型圧縮機に比し旋回スクロール
２の１回転当たりの吐出量がΔＶだけ増大する。
は、従来のものでは点1fで締め切られるのに対し、本発
明のものでは点1fより0.5 巻分早い点ｅで締め切られる
ので、従来のスクロール型圧縮機に比し旋回スクロール
２の１回転当たりの吐出量がΔＶだけ増大する。
【００２０】そして、従来のもののように円筒状フラン
ジ1eの内面にえぐり部９を形成する必要がなくなるの
で、端板1b、2bの直径、即ち、固定スクロール１と旋回
スクロール２の直径を従来のものより小さくできる。
ジ1eの内面にえぐり部９を形成する必要がなくなるの
で、端板1b、2bの直径、即ち、固定スクロール１と旋回
スクロール２の直径を従来のものより小さくできる。
【００２１】また、吸入口10を渦巻状ラップ2aの外終端
2fに近接してその外周側に位置せしめたので、吸入ガス
の通路長さ、即ち、吸入口10から密閉空間３、４の吸入
締切り点ｅ、ｆまでの長さが従来のものより大巾に短く
なり、従って、吸入ガスの流通抵抗が少なくなるので、
スクロール型圧縮機の体積効率が向上するとともに消費
動力を低減できる。
2fに近接してその外周側に位置せしめたので、吸入ガス
の通路長さ、即ち、吸入口10から密閉空間３、４の吸入
締切り点ｅ、ｆまでの長さが従来のものより大巾に短く
なり、従って、吸入ガスの流通抵抗が少なくなるので、
スクロール型圧縮機の体積効率が向上するとともに消費
動力を低減できる。
【００２２】以上、本発明を圧縮機に適用した場合につ
いて説明したが、本発明を膨張機に適用した場合にも同
様の効果を期待しうる。
いて説明したが、本発明を膨張機に適用した場合にも同
様の効果を期待しうる。
【００２３】
【発明の効果】本発明においては、旋回スクロールの渦
巻状ラップの外終端は従来のものに比し0.5 巻分早く固
定スクロールの渦巻状ラップの腹面に線接触して旋回ス
クロールの渦巻状ラップの背側に密閉空間を限界するの
で、旋回スクロールの１回転当たりの流体流量が増加
し、この結果、スクロール型流体機械の能力を増大でき
る。また、従来のものと異なり円筒状フランジの内面に
えぐり部を形成する必要がなくなるので、固定スクロー
ル及び旋回スクロールの径を縮小しうる。
巻状ラップの外終端は従来のものに比し0.5 巻分早く固
定スクロールの渦巻状ラップの腹面に線接触して旋回ス
クロールの渦巻状ラップの背側に密閉空間を限界するの
で、旋回スクロールの１回転当たりの流体流量が増加
し、この結果、スクロール型流体機械の能力を増大でき
る。また、従来のものと異なり円筒状フランジの内面に
えぐり部を形成する必要がなくなるので、固定スクロー
ル及び旋回スクロールの径を縮小しうる。
【００２４】旋回スクロールの渦巻状ラップの外終端が
固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合う点に近
接してその外周側に位置するように円筒状のフランジに
１の流体出入口を設ければ、流体出入口と各密閉空間の
締切位置までの流体流路が短くなるので、流体の流通抵
抗が少なくなり、従って、スクロール型流体機械の体積
効率を向上できるとともに消費動力を低減できる。
固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み合う点に近
接してその外周側に位置するように円筒状のフランジに
１の流体出入口を設ければ、流体出入口と各密閉空間の
締切位置までの流体流路が短くなるので、流体の流通抵
抗が少なくなり、従って、スクロール型流体機械の体積
効率を向上できるとともに消費動力を低減できる。
【図１】本発明の１実施例を示す図３(A) に対する断面
図で、(A) 、(B) は異なる旋回角の状態を示している。
図で、(A) 、(B) は異なる旋回角の状態を示している。
【図２】上記実施例の旋回角と容積との関係を示す線図
である。
である。
【図３】従来のスクロール型圧縮機の１例を示し、(A)
は(B) のＡ−Ａ線に沿う断面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ線
に沿う断面図である。
は(B) のＡ−Ａ線に沿う断面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ線
に沿う断面図である。
１ 固定スクロール 1a 渦巻状ラップ 1g 腹面 1b 端板 1e 円筒状フランジ ２ 旋回スクロール 2a 渦巻状ラップ 2g 背面 2b 端板 ３、４ 密閉空間
Claims (2)
- 【請求項１】 端板に渦巻状ラップを立設してなる旋回
スクロールと、端板に渦巻状ラップとそのまわりを囲む
円筒状フランジを立設してなる固定スクロールとを相互
に偏心させるとともに位相をずらせて噛み合わせること
によって複数の密閉空間を限界し、上記旋回スクロール
をその自転を阻止しながら公転旋回運動させることによ
って上記各密閉空間内に取り込まれた流体の圧力を変え
て吐出するスクロール型流体機械において、上記旋回ス
クロールの渦巻状ラップの最外周約0.5 巻分の長さの背
面に噛み合うように上記固定スクロールの渦巻状ラップ
の腹面を延長したことを特徴とするスクロール型流体機
械。 - 【請求項２】 上記旋回スクロールの渦巻状ラップの外
終端が上記固定スクロールの渦巻状ラップの腹面に噛み
合う点に近接してその外周側に位置するように上記円筒
状のフランジに１の流体出入口を設けたことを特徴とす
る請求項１記載のスクロール型流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12785993A JPH06317270A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | スクロール型流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12785993A JPH06317270A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | スクロール型流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317270A true JPH06317270A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14970430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12785993A Withdrawn JPH06317270A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | スクロール型流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06317270A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1182331A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロール圧縮機 |
| JPWO2016079805A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12785993A patent/JPH06317270A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1182331A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロール圧縮機 |
| JPWO2016079805A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
| US10436202B2 (en) | 2014-11-18 | 2019-10-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Scroll compressor and refrigeration cycle apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3132928B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH0372839B2 (ja) | ||
| JP2000329078A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP3338886B2 (ja) | 密閉型電動スクロール圧縮機 | |
| JP2001221177A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| TWI273172B (en) | Scroll compressor | |
| KR100220663B1 (ko) | 스크롤 콤프레서 | |
| JPH06317270A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JP3830556B2 (ja) | スクロール装置 | |
| JP3291844B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
| GB2143904A (en) | Scroll-type rotary positive- displacement fluid machine | |
| JP2885302B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP2000110749A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP2000120565A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP4885931B2 (ja) | スクロール式流体機械 | |
| JP4252840B2 (ja) | スクロール式流体機械 | |
| JP2001020878A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPS61190183A (ja) | 回転式流体機械 | |
| JP2000257573A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JP3372000B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| KR100313895B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
| JP4007271B2 (ja) | スクロ−ル形流体機械 | |
| JP3161073B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPS63201381A (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
| JP2006112412A (ja) | スクロール圧縮機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |