JPH0631686A - 紙管切断装置 - Google Patents

紙管切断装置

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JPH0631686A
JPH0631686A JP23256892A JP23256892A JPH0631686A JP H0631686 A JPH0631686 A JP H0631686A JP 23256892 A JP23256892 A JP 23256892A JP 23256892 A JP23256892 A JP 23256892A JP H0631686 A JPH0631686 A JP H0631686A
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paper tube
shaft
cutting
stopper
cutting blade
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Akira Kataoka
皓 片岡
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Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
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Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 元紙管より短い軸を用いて切り口のきれいな
所要長さの紙管を能率良く得ると共に紙管の歩留を良く
する。 【構成】 軸1とストッパー3と、切断位置が一定の切
断刃2とを備え、ストッパー3と切断刃2との間隔が所
要の切断長さとなるようストッパー3を位置決めし、か
つ元紙管4をストッパー3に当たるまで、軸1の外周に
嵌めて切断刃により切断する。及び元紙管4を最初に切
断するとき、該元紙管4の長さは軸1より長いものを用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙管を所要長さに切断
する紙管切断装置に関する。この紙管は、たとえばシー
トを巻取る際の巻芯として用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来の紙管切断装置は、紙管の切断位置
に丸刃を押し付けながら紙管を回転させて切断する。そ
の際、丸刃が押し付けられる部分の紙管内周を支えるこ
となく切断すると、切断端の内周にかえりが生ずる。こ
のかえりを生じた紙管は、巻取装置のチャックの外周に
装着したとき、かえりの影響により回転中心に対し偏心
しやすい。そして、偏心して装着された紙管は、巻取運
転中に偏心回転するので、紙管の支持腕を振動させる原
因となる。そこで、紙管の切り口に、かえりが生じない
よう従来の紙管切断位置では、紙管製造工場より供給さ
れる未切断の元紙管をそれより長い軸で貫通支持し、軸
の外周面により紙管内周面を受けた状態で丸刃を押し付
けて切断する。そして、元紙管を所要長さに切断するた
めに、丸刃を紙管長手方向に沿って移動し、必要な切断
位置につける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙管をシート巻取用の
巻芯とする場合、シート幅は多様なので、必要な紙管長
さも多様となる。元紙管を必要な長さに切断してゆく
と、最後に巻芯として使用できない切れ端が残る。この
切れ端が多くなると、紙管の歩留が悪くなる。そこで、
紙管の歩留を良くするには、元紙管の長さを長くし、巻
芯として使用できない切れ端を極力作らないようにする
のが望ましい 。
【0004】ところが、従来の紙管切断装置では、元紙
管の長さを長くすると、元紙管を貫通支持するための軸
の長さも長くしなければならない。
【0005】しかし、元紙管は、その長さを長くして
も、その内径は一定に保つ必要があるので、元紙管を貫
通支持するための軸は、長さのみを長くして、外径を大
きくすることができない。このように、軸の外径を大き
くすることなく長さのみを長くすることは、機械的強度
上好しくない。特に、元紙管を貫通支持する軸を片持ち
支持するようにして、紙管切断装置の自動化を図る場合
等においては、軸の長さを短くする方が、機械的強度の
観点から有利である。
【0006】また、紙管切断装置の設置場所は、上述の
軸長手方向において、少くとも軸の長さに元紙管の長さ
を加えた長さが必要であるので、元紙管の長さを長くす
ると、軸長手方向における長さが元紙管の長さの約2倍
に比例して増大し、非常に長くなる。そして、設置場所
の長さが非常に長くなることにより、工場内の床面積を
効率良く利用することが困難になったり、設置場所の関
係により、既存の工場内における元紙管の長尺化が困難
になったりする。
【0007】本発明は、元紙管より短い軸を用いて切り
口のきれいな所要長さの紙管を能率良く得ることがで
き、かつ紙管の歩留が良い紙管切断装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の紙管切断装置
は、軸とストッパーと、切断位置が一定の切断刃とを備
え、ストッパーと切断刃との間隔が所要の切断長さとな
るようストッパーを位置決めすること、元紙管をストッ
パーに当たるまで軸の外周に嵌めて切断刃より切断する
こと、及び元紙管を最初に切断するとき、該元紙管の長
さは軸より長いことを特徴とする。
【0009】また、本発明の紙管切断装置は、第1の位
置から第2の位置に移動することができる軸と、第1の
位置に設けた、切断位置が一定の切断刃、並びにストッ
パーと、第2の位置に設けた第2切断刃とを備え、第1
の位置でストッパーと切断刃との間隔が所要の切断長さ
となるようストッパーを位置決めし、元紙管をストッパ
ーに当たるまで第1の位置についた軸の外周に嵌めて切
断刃により切断し、次に軸を第2の位置に移動し、移動
した軸上の、第1の位置で切断された元紙管を第2切断
刃により、再び切断するようにし、かつ元紙管は、最初
に切断するとき軸より長いものを使用するようにすると
よい。
【0010】
【作用】ストッパーと切断位置が一定の切断刃との間隔
が所要の切断長さとなるようストッパーを位置決めし、
このストッパーに元紙管を当てて上記切断刃で切断する
ので、元紙管を軸外周に挿入したとき、切断刃は、元紙
管の所要切断位置についている。また、必要な切断長さ
に応じて元紙管を軸外周に挿入する量がきまるので、長
い元紙管であっても、その全長を軸外周に挿入する必要
が無くなる。
【0011】
【実施例】実施例について、図を参照して説明する。
【0012】図1は、紙管切断装置の全容を概略的に示
す平面図、図2は同側面図である。図1において1は
軸、2は軸1上の一定の切断位置に設けた切断刃、3は
ストッパーであり、本発明の紙管切断装置の特徴的部分
である。また、本発明の紙管切断装置では、軸1より長
い元紙管4を軸1の外周に嵌めて切断刃2により所要長
さに切断する。
【0013】元紙管4は、この実施例では挿入装置5に
より矢印の方向に移動させて軸1の外周に自動的に挿入
し、切断された元紙管4の、軸1よりはみ出した部分は
抜き取り装置6を用いて自動的に抜き取る。更に、挿入
装置5への元紙管4の供給は、紙管ホッパー7により自
動的に行うようにしてある。この紙管ホッパー7は、多
数の元紙管4を貯蔵室7aの支持シート8上に貯えてお
き、支持シート8を巻軸9のまわりに巻き取って供給室
7bに移し、元紙管4を受け入れるための凸部を持つ円
盤10を回転させて1本づつ元紙管4を挿入装置5上に
送り出す。
【0014】この発明では元紙管4を切断刃2により最
終的に必要な長さに切断するようにしてもよい。また、
最終的に必要な複数の紙管11の個々の長さを加え合わ
せた長さに切断し、それを別の場所で最終的に必要な長
さに更に切断してもよい。
【0015】この実施例の場合、切断を能率良く行うた
めに軸1は2本備えてある。そして、その軸1が回転で
きるよう、かつその軸1が片持ち支持されるよう、その
軸1の一端をターレット12に取り付けてある。そし
て、その軸1と平行な水平軸線を中心にターレット12
が回転することにより、挿入装置5の前方の第1の位置
と第2の位置(図1において、下側の軸1の位置)とに
つけることができるようになっている。また、ターレッ
ト12の後側に設けた図示しない回転駆動機構により適
時回転駆動できる。
【0016】また、第2の位置についた軸1の上方に
は、第1の位置で切断刃2により切断された元紙管4
の、軸1上に残った部分を切断して最終的に必要な長さ
の紙管11とするための第2切断刃13が設けてあり、
又第2の位置についた軸1の前方には、押し出し装置1
4により軸1から押出された最終的に必要な長さの紙管
11を受け取って搬送する受け取りコンベア15が挿入
装置5と並列に設けてある。
【0017】切断刃2は、図3に示すように、スライド
体16の先端のホルダー17により保持してある。この
スライド体16は、固定梁18に固着したブラケット1
9上のレール20にスライド可能かつ脱落不能に取り付
けてあり、流体圧シリンダー装置21により軸1に対し
進退駆動されるようになっているので、流体圧シリンダ
ー21の駆動により切断刃2は軸1に対し進退すること
ができる。
【0018】軸1は、その先端近くの、切断刃2による
切断位置より内側に、軸1の外周に挿入された元紙管4
を、その軸1と共に回転できるようにするための、公知
のチャック手段22を持っている。
【0019】切断刃2の下方の支持腕23に取り付けた
支持ローラ24は、新しい元紙管4、または一担切断さ
れた残りの元紙管4を軸1に嵌めて切断刃2により切断
するとき、軸1のたわみを防止するためのものである。
【0020】ストッパー3は、軸1に平行に設けたレー
ル25上をスライド可能な移動台26に、軸1に平行な
中心軸線を中心に揺動可能に支持されており、ロータリ
ーアクチュエータ27により揺動駆動される。そして、
移動台26に螺合したネジ軸28を正転・逆転駆動する
モータ29の駆動操作を行うことにより、レール24の
案内方向において所要の位置に付けることができる。
【0021】図4に示すように、切断刃2は丸刃であ
り、切断作動時に流体圧シリンダー装置21の駆動によ
り、軸1の外周に保持された軸1と共に回転する元紙管
4の外周に押し付けられ、回転しながら元紙管4を切断
することができる。そして、その刃先が軸1の外周に達
すると、流体圧シリンダー装置21の駆動により、鎖線
で示すようにターレット12による軸1の旋回に支障の
無い退避位置へ後退する。
【0022】ストッパー3は、ロータリアクチュエータ
27の駆動によりターレット12の回転時、図4に実線
で示した退避位置につき元紙管4と軸1外周に挿入する
とき、図4の鎖線で示す作用位置につく。
【0023】揺動腕23は、流体圧シリンダー装置23
aの駆動によりターレット12の回転時鎖線で示す位置
に退避することができる。
【0024】挿入装置5は、図5に示すように左右一組
となるローラキャスター30を図3に示すように水平方
向に多数個備えており、このローラキャスター30上に
元紙管4を載せて、軸1と同心になるように支持するこ
とができる。また、左右のスプロケット31に掛けた無
端チェーン32に、押具33を取り付けている。この押
具33は、無端チェーン31の循環に伴ない、水平方向
に移動することができる。そして、正転・逆転可能なモ
ーター31の回転を左側のスプロケット31に伝えるこ
とにより、ローラキャスター30上に載せた元紙管4
を、その元紙管4の先端が、作用位置についたストッパ
ー3に当たるまで押し出したり、後退限へ戻ったりす
る。この抜き取り装置6は、図5に示すように固定フレ
ーム36に昇降可能に取り付けたブラケット37に固着
したモータ38の先端に、ゴム巻き等により摩擦係数を
大きくしたローラ39を備えている。そして、アクチュ
エータ40によりブラケット37を昇降駆動してローラ
39を元紙管4に押し当て、モータ38でローラ39を
回転駆動することにより、元紙管4を抜き取ることがで
きる。
【0025】図6に示すように第2切断刃13は、切断
刃2と同様にスライド体41の先端のホルダー42によ
り保持してある。そして、スライド体41は、移動台4
3上に固着したブラケット44に備えたレール45にス
ライド可能、かつ脱落不能に取り付けてある。また、ス
ライド体41は、流体圧シリンダー装置46により軸1
の外周に向けて進退駆動される。
【0026】移動台43は、固定梁50上の軸1に平行
なレール47にスライド可能、脱落不能に取り付けられ
ている。そして、モータ48により駆動されるネジ軸4
9に螺合しており、ネジ軸49の回転によって移動す
る。したがって、モータ48の駆動操作をすることによ
り第2切断刃13による切断位置と軸1の長手方向にお
いて変えることができる。
【0027】押し出し装置14は、ストッパー3と同様
な押し出し体14aを持っている。押し出し体14a
は、軸1に平行なレール51上をスライド可能な台52
に、軸1に平行な支軸53を中心として揺動可能に支持
されており、ロータリアクチュエータ54により揺動駆
動される。台52は、左右のスプロケット55に掛けた
無端チェーン56に係合してあり、モータ57によりス
プロケット55を回転駆動することにより軸1と平行に
移動する。そして、紙管11を軸1から押し出すとき、
軸1の外周にスライド可能に嵌めたスリーブ58の後方
の待機位置(図6に実線で示す)において、図4に実線
で示す退避位置から鎖線で示す作用位置へロータリアク
チュエータ54の駆動によりつけられ、モータ57の駆
動により台52と共に、スリーブ58の後端を押しなが
ら、待機位置から図6の鎖線の位置まで移動する。そし
て、それによって紙管11を受け取りコンベア15上へ
押し出すことができる。紙管11を押し出した押出し体
14はロータリアクチュエータ54の駆動により退避位
置につき、モータ57の駆動により待機位置につく。
【0028】次に、この実施例の紙管切断装置の動作に
ついて図7を参照して説明する。図7は、図7(A)の
元紙管4から図7(F)の最終的に必要な紙管11を得
る場合についての動作を示すものである。
【0029】図7(A)に示すように、まず挿入装置5
上に元紙管4が供給される。その間にストッパー3と切
断刃2との距離が図7(F)に示す3個の最終的に得よ
うとする紙管11の長さの和となるようにストッパー3
か必要な位置につく。
【0030】次に、図7(B)に示すように、挿入装置
5の押具33が前進し、元紙管4をストッパー3に当る
まで、第1の位置にある軸1の外周に挿入する。その
後、切断刃1が前進して元紙管4を軸1で切断する。
【0031】次に、図7(C)に示すように、抜き取り
装置6が作動して切断された元紙管4の後部を挿入位置
5上に戻す。
【0032】次に、図7(D)に示すように、ターレッ
ト12が回転して、第1の位置及び第2の位置の軸1を
入れ換える。このとき、ストッパー3は図4に示す退避
位置に退避している。そして、図7(A)の場合と同様
に、挿入装置5上の切断された元紙管4の後部を必要な
長さに切断するための位置につく。一方、第2の位置で
は、第2切断刃13が、必要な切断位置に移動して第1
の位置から第2の位置に移動した軸1上の、第1の位置
で切断された元紙管4の前部を切断し始める。
【0033】次に、図7(E)に示すように、挿入装置
5の押具33が前進し、切断された元紙管4の後部を第
1の位置の軸1の外周にストッパー3に当るまで挿入す
る。その後、切断刃2は、第1の位置の軸1上で挿入さ
れた元紙管4の後部を切断する。また、第2の位置で
は、第2切断刃13が必要な切断位置に移動して、軸1
上の切断された元紙管4の前部を、最終的に必要な長さ
の紙管11に切断する。
【0034】第2の位置で第2切断刃13が切断を終
り、必要な紙管11ができ上がると、図7(F)のよう
に押し出し装置14が働き、紙管11を軸1から受取り
コンベア15上へ押し出す。また、第1の位置で切断刃
2が切断を完了すると、抜き取り装置6が作動して、新
たに切断された元紙管4の後部を挿入装置5上へ抜き取
る。そして、元紙管4の後部長さが、最終的に必要な紙
管11を得るに足りる長さであるときは、再度図7
(D)以下の動作を繰り返す。また、元紙管4の後部長
さが、最終的に必要な紙管11を得ることができない長
さであれば、その元紙管4の後部は抜き取り装置6によ
り抜き取られず、図7(A)のように新しい元紙管4が
挿入装置5上に供給され、図7(B)のように新しい元
紙管4が軸1に挿入される。そして、第2の位置につい
た軸1上の、必要な紙管11を得ることができない長さ
の元紙管4の後部は、押し出し装置14により軸1から
押し出される。
【0035】以上、本発明を一実施例により説明した
が、その実施態様は発明の要旨を変えることなく多様に
変化し得る。たとえば、ストッパーや第2切断刃は手動
操作により必要な位置につけてもよいが、切断長さを設
定して、自動位置決めするようにしてもよい。また、ス
リッター付き巻取装置が生産計画用コンピューターが立
てた生産計画に基づき運転される場合、生産計画用コン
ピューターからの指令信号に基づき、たとえば、図3に
示すストッパー3を位置決めするためのモータ3や、図
6に示す第12切断刃13を位置決めするためのモータ
48を自動制御するようにし、必要な紙管のみをジャス
トインタイムでスリッター付き巻取装置に供給するよう
にしてもよい。
【0036】また、軸を一本しか備えないもの、軸を複
数本備え、スライドして軸の位置を入れ替えるもの等、
前述の実施例に限らず実施態様を変え得る。
【発明の効果】
【0037】本発明によれば、一定切断位置に切断刃を
設け、必要な切断長さに応じで、ストッパーを位置決め
し、元紙管をストッパーに当たるまで軸外周に挿入し
て、軸外周上で切断刃により切断するので、軸より長い
元紙管であっても、切り口にかえりを生じることなく切
断できる。また、軸の長さを、元紙管の長さより短くす
るので、設置場所が節約でき、軸の機械的強度が不足す
ることも避けられる。また、長い元紙管を用いるので、
元紙管の切れ端を極力少なくし、紙管の歩留を高めるこ
とができる。更に、軸より長い元紙管であっても、その
元紙管を全長にわたり軸に挿入しなくてよく、しかも、
ストッパーに当てれば、所要の切断位置に切断刃をつけ
たことになるので、元紙管の挿入から切断までの準備時
間を短くすることができ、能率良く切断作業が行える。
【0038】また、第1の位置についた軸上で必要な長
さに元紙管を切断し、軸と共に第2の位置に移動して、
第2の位置で再度短く切断するようにすれば、更に能率
が上がり切断処理量を大幅に増大させることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙管切断装置の全容と
概略的に示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る紙管切断装置の全容を
概略的に示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る紙管切断装置における
軸の第1の位置を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る紙管切断装置における
軸の第1の位置及び第2の位置を示す側面図である。
【図5】挿入装置の左側面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る紙管切断装置における
軸の第2の位置を示す平面図である。
【図7】本発明の一実施例に係る紙管切断装置の動作説
明図である。
【符号の説明】
1 軸 2 切断刃 3 ストッパー 4 元紙管 5 紙管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の紙管切断装置
は、軸とストッパーと、切断位置が一定の切断刃とを備
え、ストッパーと切断刃との間隔が所要の切断長さとな
るようストッパーを位置決めすること、元紙管をストッ
パーに当るまで軸の外周に嵌めて切断刃より切断する
こと、及び元紙管を最初に切断するとき、該元紙管の長
さは軸より長いことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】元紙管4は、この実施例では挿入装置5に
より矢印の方向に移動させて軸1の外周に自動的に挿入
し、切断された元紙管4の、軸1よりはみ出した部分は
抜き取り装置6を用いて自動的に抜き取る。更に、挿入
装置5への元紙管4の供給は、紙管ホッパー7により自
動的に行うようにしてある。この紙管ホッパー7は、多
数の元紙管4を貯蔵室7aの支持シート8上に貯えてお
き、支持シート8を巻軸9のまわりに巻き取って供給室
7bに移し、元紙管4を受け入れるための部をもつ円
盤10を回転させて1本ずつ元紙管4を挿入装置5上に
送り出す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、第2の位置についた軸1の上方に
は、第1の位置で切断刃2により切断された元紙管4
の、軸1上に残った部分を切断して最終的に必要な長さ
の紙管11とするための第2切断刃13が設けてあり、
また第2の位置につい多軸1の前方には、押し出し装置
14により軸1から押し出された紙管11を受け取って
搬送する受取コンベア15が挿入装置5と並列に設けて
ある。なお第2の位置についた軸1のたわみを防止する
ために、その先端部は、ターレット12の回転中、並び
に押し出し装置14による紙管11の押し出し時に退避
可能な図示しない公知の回転センタで支持されるように
なっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】軸1は、その先端近くの、切断刃2による
切断位置より内側に、軸1の外周に挿入された元紙管4
を、切断時に軸1と共に回転できるようにするための公
知のチャック手段を持っている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】切断刃2の下方の支持腕23に取り付けた
支持ローラ24は、新しい元紙管4、又は一旦切断され
た残りの元紙管4を軸1に嵌めて切断刃2により切断す
るとき、軸1のたわみを防止するためのものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】移動台43は、固定梁50上の軸1に平行
なレール47にスライド可能、脱落不能に取り付けられ
ている。そして、モータ48により駆動されるネジ軸4
9に螺合しており、ネジ軸43の回転によって移動す
る。したがって、モータ48の駆動操作をすることによ
り第2切断は13による切断位置軸1の長手方向にお
いて変えることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に、この実施例の紙管切断装置の動作に
ついて図7を参照して説明する。図7は、図(A)に示
元紙管4図7(F)に示すような複数の紙管11に
切断する場合の一例について説明するための図である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図7(A)に示すように、まず挿入装置5
上に元紙管4が供給される。その間にストッパー3は、
切断刃5から元紙管4の先端までの距離が、第2の位置
最終的に得ようとする複数の紙管11(この例では図
7(E)に示す3個の紙管)の長さの和に等しくなるよ
うに元紙管4の挿入を阻止するための必要な位置につ
く。なお、この実施例では、図7には省略してあるが、
図3に示すように軸1にはスリーブ58がスライド可能
に嵌めてあるので、元紙管4は挿入時その先端でスリー
ブ58をストッパー3に当るまで押し、スリーブ58を
介してストッパー3に挿入を阻止される。したがって、
この実施例ではスリーブがない場合に比べ、スリーブの
長さ分だけストッパーの位置は切断刃5より遠くなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、図7(B)に示すように、挿入装置
5の押具33が前進し、元紙管4をストッパー3に当る
まで、第1の位置にある軸1の外周に挿入する。その
後、切断刃1が前進して元紙管4を軸1で切断する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】次に、図7(C)に示すように、抜き取り
装置6が作動し切断された元紙管4の後部を挿入装置
5上に戻す。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】第2の位置で第2切断刃13が切断を終
り、必要な紙管11ができ上がると、図7(F)のよう
に押し出し装置14が働き、紙管11を軸1から受
りコンベア15上へ押し出す。また、第1の位置で切断
刃2が切断を完了すると、抜き取り装置6が作動して、
新たに切断された元紙管4の後部を挿入装置5上へ抜き
取る。そして、元紙管4の後部長さが、最終的に必要な
紙管11を得るに足りる長さであるときは、再度図7
(D)以下の動作を繰り返す。また、元紙管4の後部長
さが、最終的に必要な紙管11を得ることができない長
さであれば、その元紙管4の後部は抜き取り装置6によ
り抜き取られず、ターレット12の回転により第2の位
置に付けられると共に、第1の位置では図7(A)のよ
うに新しい元紙管4が挿入装置5上に供給され、図7
(B)のように新しい元紙管4が軸1に挿入される。そ
して第2の位置についた軸1上の、必要な紙管11を得
ることができない長さの元紙管4の後部は、押し出し装
置14により軸1から押し出される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】以上、本発明を一実施例により説明した
が、その実施態様は発明の要旨を変えることなく多様に
変化し得る。たとえば、ストッパーや第2切断刃は手動
操作により必要な位置に付けてもよいが、切断長さを設
定して、自動位置決めするようにしてもよい。また、ス
リッター付き巻取装置が生産計画用コンピューターが立
てた生産計画に基づき運転される場合、生産計画用コン
ピューターからの指令信号に基づき、たとえば、図3に
示すストッパー3を位置決めするためのモータ3や、図
6に示す第2切断刃13を位置決めするためのモータ4
8を自動制御するようにし、必要な紙管のみをジャスト
インタイムでスリッター付き巻取装置に供給するように
してもよい。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、軸を一本しか備えないもの、軸を
本以上備えるもの、スライドして軸の位置を入れ換える
もの等、前述の実施例に限らない。元紙管の挿入は他の
公知の挿入機構により行ってもよいし、元紙管の抜き取
りは、図3に示した抜き取り装置6によらず、たとえば
押具33の先端部に設けた、元紙管を挟持するためのク
ランプ等により行うようにしてもよい。また、元紙管の
ストッパーや切断された紙管の押し出し体はスライド運
動により退避位置と作動位置に移動するようにしてもよ
い。
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸とストッパーと、切断位置が一定の切
    断刃とを備え、ストッパーと切断刃との間隔が所要の切
    断長さとなるようストッパーを位置決めすること、元紙
    管をストッパーに当たるまで軸の外周に嵌めて切断刃よ
    り切断すること、及び元紙管を最初に切断するとき、該
    元紙管の長さは軸より長いことを特徴とする紙管切断装
    置。
  2. 【請求項2】 第1の位置から第2の位置に移動するこ
    とができる軸と、第1の位置に設けた、切断位置が一定
    の切断刃、並びにストッパーと、第2の位置に設けた第
    2切断刃とを備え、第1の位置でストッパーと切断刃と
    の間隔が所要の切断長さとなるようストッパーを位置決
    めすること、元紙管をストッパーに当たるまで第1の位
    置についた軸の外周に嵌めて切断刃により切断し、次に
    軸を第2の位置に移動し、移動した軸上の、第1の位置
    で切断された元紙管を第2切断刃により再び切断するこ
    と、及び元紙管を最初に切断するとき、該元紙管の長さ
    は軸より長いことを特徴とする紙管切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062755A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Ikuta Tekko Kk 紙管切断機
CN105034071A (zh) * 2015-08-13 2015-11-11 东莞市新望包装机械有限公司 一种用于全自动切纸管机的下料机构及其下料方法

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