JPH0631606A - ばり取り装置 - Google Patents

ばり取り装置

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JPH0631606A
JPH0631606A JP19564592A JP19564592A JPH0631606A JP H0631606 A JPH0631606 A JP H0631606A JP 19564592 A JP19564592 A JP 19564592A JP 19564592 A JP19564592 A JP 19564592A JP H0631606 A JPH0631606 A JP H0631606A
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JP
Japan
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green compact
work
deburring
brush
punch
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Withdrawn
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JP19564592A
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Inventor
Hiroshi Wakui
宏 涌井
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末冶金において、圧粉体のばり取りによる
時間の損失を減らす。ばりを確実に除去する。 【構成】 案内レール33により圧粉体1を前方へ案内す
る。このとき、案内レール33の左右一対の凹溝36に圧粉
体1のフランジ部の両端部が係合しており、圧粉体1が
一定の姿勢を保つ。シリンダー装置49により前後スライ
ダー48を前進させ、前後スライダー48により圧粉体1を
押して、案内レール33に沿い前進させる。案内レール33
の下側には、前後に並んだ一対の回転ブラシ65,66があ
る。これら回転ブラシ65,66は、互いに逆方向に回転
し、圧粉体1を擦って、ばりを取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばり取り装置に関し、
例えば、粉末冶金において圧粉体のばり取りに利用され
るものである。
【0002】
【従来の技術】粉末冶金においては、金属を主成分とす
る原料粉末を粉末成形プレスにより成形して圧粉体と
し、この圧粉体を焼結炉で加熱して焼結することが行わ
れる。図6は、圧粉体1の一例を示している。この圧粉
体1は、円筒状のボス部2の一端部に円盤状のフランジ
部3があり、これらを貫く中心孔4を有している。ま
た、前記フランジ部3の周辺部には、複数の小孔5が貫
通形成されている。
【0003】つぎに、前記圧粉体1を成形するための金
型の一例を図5に基づいて説明する。同図において、11
はダイで、12は大コアロッド、13は複数本ある小コアロ
ッド、14は下第1パンチ、15は下第2パンチ、16は上パ
ンチである。ダイ11は、圧粉体1のフランジ部3の外周
面を形成するものである。大コアロッド12は、ダイ11内
に同軸的に位置しており、中心孔4を形成するものであ
る。小コアロッド13は、ダイ11内で大コアロッド12を平
行に囲んで位置しており、複数の小孔5をそれぞれ形成
するものである。下第1パンチ14は、ダイ11内の外周部
に下方から嵌合されており、フランジ部3のボス部2側
端面とボス部2の外周面とを形成するものである。な
お、前記小コアロッド13は、下第1パンチ14を上下方向
へ摺動自在に貫通している。下第2パンチ15は、下第1
パンチ14と大コアロッド13との間に下方から嵌合されて
おり、ボス部2の端面を形成するものである。上パンチ
16は、ダイ11内に上方から挿脱自在に嵌合され、圧粉体
1のフランジ部3側の端面を形成するものである。な
お、上パンチ16には、前記コアロッド12,13がそれぞれ
下方から挿脱自在に嵌合される挿入孔17,18が形成され
ている。以上の説明から明らかなように、圧粉体1は、
フランジ部3側を上にして成形される。
【0004】そして、粉末成形に際しては、上パンチ16
が上昇してダイ11から離れた状態で、図示していないフ
ィーダーより、ダイ11とコアロッド12,13と下第1パン
チ14および下第2パンチ15との間の空間部に原料粉末が
入れられる。ついで、上パンチ16が下降してダイ11およ
びコアロッド12,13に上から嵌合するとともに、例え
ば、ダイ11が下降するとともに、下第1パンチ14が下降
して、ダイ11とコアロッド12,13との間で下第1パンチ
14および下第2パンチ15と上パンチ16とにより原料粉末
が圧縮されて固められる。その後、上パンチ16が上昇に
転じてダイ11およびコアロッド12,13から抜ける。ま
た、下第1パンチ14および下第2パンチ15とコアロッド
12,13とに対してダイ11が下降するとともに、下第2パ
ンチ15に対して下第1パンチ14が下降して、成形された
圧粉体1が抜き出される。
【0005】ところで、このような粉末成形に伴って、
圧粉体1の角部すなわち金型の各部材の境界に対応する
部分にはばりが生じやすい。特に、圧粉体1のフランジ
部3側の端面の角部にばりが生じやすい。これは、下第
1パンチ14および下第2パンチ15側は、ダイ11により常
時押え込まれているので、芯ずれが少ないのに対して、
上パンチ16は、ダイ11およびコアロッド12,13に対して
挿脱されるものであって、芯ずれを生じやすく、かつ、
挿脱のためにダイ11およびコアロッド12,13と径方向に
おいて比較的大きな隙間を設定しているためである。通
常の研削などの加工によると、圧粉体1のフランジ部3
側の端面の外周角部3aに生じたばりは比較的容易に除去
できるが、フランジ部3側の端面における中心孔4の周
縁角部4aや小孔5の周縁角部5aに生じたばりは除去
しにくい。
【0006】従来は、金型の磨耗などに伴い、ばりが生
じるようになると、金型交換していたが、それでは、経
済的でないとともに、工数がかさむので、粉末成形プレ
スの後段にばり取り装置を設置して、圧粉体1から除去
するようにもしている。そして、従来のばり取り装置で
は、粉末成形プレスから搬出されコンベヤーにより搬送
されているワークとしての圧粉体1をいったん止め、こ
の圧粉体1をチャックにより挟み込んで固定的に保持す
る。この状態で、モーターにより一方向にのみ回転する
1つの回転ブラシを圧粉体1のフランジ部3側の端面に
当てて、擦ることにより、圧粉体1の中心孔4の周縁角
部4aや小孔5の周縁角部5aに生じたばりを除去する。
【0007】しかしながら、このような従来のばり取り
装置では、ばり取りに際し、搬送中の圧粉体1をいった
ん止めるため、時間の損失が大きく、生産性の低下を招
いていた。また、ばり取りのための回転ブラシが1つの
みであり、かつ、この回転ブラシを一方向にのみ回転さ
せているため、ばりを完全に除去しにくい。すなわち、
1つの回転ブラシを一方向に回転させるのみでは、ばり
がその一方向に寝たまま圧粉体1に残ってしまうことも
多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ばり取り装置では、ばり取り時、圧粉体などのワークを
いったん止めるため、時間の損失が大きく、また、ばり
取りのための回転ブラシが1つのみであって、一方向に
のみ回転するため、ばりを完全に除去しにくい問題があ
った。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、ばり取りによる時間の損失を減らせると
ともに、ばりを確実に除去できるばり取り装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のばり取り装置
は、前記目的を達成するために、ばり取りすべきワーク
を所定の姿勢に保持しながら一定の方向へ案内するワー
ク案内機構と、このワーク案内機構に保持されたワーク
を前記一定の方向へ移動させるワーク移動機構と、前記
ワーク案内機構に保持されたワークの移動軌跡に臨ませ
てかつ前記一定の方向に並べて設けられた一対の回転ブ
ラシと、これら回転ブラシを互いに逆方向に回転駆動す
るブラシ駆動機構とを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明のばり取り装置では、ばり取りに際し
て、ワーク案内機構によりワークを所定の姿勢に保持し
ながら、ワーク移動機構によりワークを一定の方向へ停
止させることなく移動させる。この移動の間に、ワーク
は、一対の回転ブラシを次々に通過する。これら回転ブ
ラシがワークを擦って、このワークのばりを除去する
が、一対の回転ブラシがブラシ駆動機構の駆動により互
いに逆方向に回転していることにより、ワークのばりが
確実に除去されることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のばり取り装置の一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。この実施例のばり
取り装置は、粉末冶金において利用されるものであり、
前記図6に示すようなワークである圧粉体1にできるば
りを除去するものである。まず、ばり取り装置を含む粉
末成形のシステム全体について説明する。図4におい
て、21は粉末成形プレスで、この粉末成形プレス21は、
前記図5に示すような金型を備えている。また、22は反
転シュート、23は重量測定機、24は曲りシュート、25は
自動ばり取り装置、26は自動整列機である。そして、成
形された圧粉体1は、まず粉末成形プレス21から反転シ
ュート22を通って重量測定機23へ送られる。圧粉体1
は、フランジ部3が上になった状態で成形されるが、反
転シュート22を通る間に上下反転され、以後は、フラン
ジ部3が下になった状態になる。重量測定機23において
は、圧粉体1の重量選別が行われる。重量が合格の圧粉
体1は、曲りシュート24を介して自動ばり取り装置25へ
送られ、ここでばり取りが行われる。さらに、ばり取り
された圧粉体1は、自動整列機26に送られて、整列され
る。整列された圧粉体1は、その後、図示していない焼
結炉へ送られ、ここで焼結される。なお、重量測定機23
の後段にばり取り装置25を設けたり、曲りシュート24を
設けたりしているのは、設置スペースの関係であって、
もちろん粉末成形プレス21の直後にばり取り装置25を設
けてもよい。
【0013】つぎに、前記自動ばり取り装置25の構成を
図1から図3に基づいて説明する。ベース31上にブラケ
ット32を介してワーク案内機構としての案内レール33が
設けられている。この案内レール33は、圧粉体1を所定
の姿勢に保持しながら水平な一定の方向(以下、この方
向を前後方向とする。)へ案内するものであり、平行に
配置された左右一対の下レール部材34および上レール部
材35からなっている。すなわち、各下レール部材34上に
各上レール部材35がそれぞれ固定されているが、この上
レール部材35は断面逆L字形状になっており、下レール
部材34と上レール部材35との間に左右で向き合った凹溝
36が形成されている。そして、これら凹溝36内に圧粉体
1のフランジ部3の両端部が係合して、この圧粉体1が
所定の姿勢で前後方向に案内されるようになっている。
すなわち、圧粉体1は、両下レール部材34により下から
支えられ、両上レール部材35により上および左右への移
動が規制され、ボス部2が真上に向いた状態で、案内レ
ール33に沿って前後方向にのみ移動できるものである。
さらに、案内レール33の後部(図示右部)には、上面が
下レール部材34の上面と同一高さに位置する入口台37が
固定されている。この入口台37の後端上に、前記重量測
定機23のベルトコンベヤー38からの曲りシュート24が接
続されている。なお、入口台37上において、両上レール
部材35の上部は、これら両者間の間隔が後方へ向かって
次第に大きくなる導入部39となっている。また、前記入
口台37の左右両側には、光学式のワーク検出センサー41
が設けられている。一方、案内レール33の前方には、上
面が下レール部材34の上面と同一高さまで下降する、前
記自動整列機26へのエレベーター42が設けられている。
【0014】また、前記案内レール33の一側方には、こ
の案内レール33に保持された圧粉体1を前方へ移動させ
るワーク移動機構46が設けられている。つぎに、このワ
ーク搬送機構46の構成について説明する。前記ベース31
上に案内レール33と平行に前後レール47が設けられてお
り、このレール47上に前後スライダー48が前後方向へ移
動自在に支持されている。この前後スライダー48は、シ
リンダー装置49により前後方向へ駆動されるものであ
る。なお、前記前後レール47の前後両端部には、ダンパ
ー51a ,51b と前後スライダー48の後退限および前進限
を検出するリミットスイッチ52a ,52b とが設けられて
いる。また、前記前後スライダー48上には上下レール53
が立設されており、この上下レール53には、上下スライ
ダー54が上下動自在に支持されている。これとともに、
前記前後スライダー48上には、上下スライダー54を上下
方向へ駆動するシリンダー装置55が設けられている。そ
して、前記上下スライダー54には、案内レール33に保持
された圧粉体1を後から前へ押すプッシャー56がアーム
57を介して固定されている。なお、前記前後レール47の
側方には、前記前後スライダー48への配管58を収納した
チェーン59が設けられている。
【0015】さらに、前記ベース31上には、案内レール
33の下方に位置して、ブラシ駆動機構としてのモーター
61,62が前後一対設けられている。これらモーター61,
62の上方へ突出した回転出力軸63,64の上端には回転ブ
ラシ65,66がそれぞれ固定されている。これら回転ブラ
シ65,66は、円盤状のブラシ台67,68上にワイヤーから
なるブラシ毛69,70を密に植設したもので、これらブラ
シ毛69,70は、両下レール部材34間のほぼ全幅に渡って
位置しているとともに、上端が下レール部材34の上面よ
りも若干上方に位置している。したがって、ブラシ毛6
9,70の上端部は、案内レール33に保持された圧粉体1
のフランジ部3側の下端部の移動軌跡に位置している。
また、前記両モーター61,62は、両回転ブラシ65,66を
互いに逆方向に回転駆動するようになっている。
【0016】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。粉末成形プレス21において成形された圧粉体
1は、重量測定機23を経て、そのベルトコンベヤー38か
ら曲りシュート24へ投入される。圧粉体1は、曲りシュ
ート24上を滑り落ちて、フランジ部3が下になった状態
で、ばり取り装置25の入口台37上に載る。ここで、ワー
ク検出センサー41が入口台37上の圧粉体1を検出し、ワ
ーク移動機構46およびモーター61,62が作動し始める。
それまで、図1に実線で示すように、前後スライダー48
が後退限にあるとともに、上下スライダー54が圧粉体1
の搬入に干渉しないよう上昇位置にあるが、前述のよう
な圧粉体1の搬入後、まず、図1に鎖線で示すように、
シリンダー装置55の駆動により上下スライダー54が下降
し、そのプッシャー56が圧粉体1のフランジ部3の後方
に位置する。ついで、シリンダー装置49の駆動装置によ
り、図2に示すように、前後スライダー48が前側のリミ
ットスイッチ52b に検出されるまで連続的に前進する。
それに伴い、プッシャー56が圧粉体1を案内レール33に
沿って停止させることなくエレベーター42上まで前進さ
せる。この前進中、圧粉体1のフランジ部2の両端部に
案内レール33の両凹溝36が係合していることにより、圧
粉体1は、そのボス部2が真上向きになった所定の姿勢
を確実に保つ。一方、後側の回転ブラシ65は、モーター
61により上から見て時計回りに回転駆動されており、前
側の回転ブラシ66は、モーター62により反時計回りに回
転駆動されているが、前述のように案内レール33に沿っ
て圧粉体1が前進する間に、この圧粉体1が両回転ブラ
シ65,66を次々に通過し、これら回転ブラシ65,66が圧
粉体1の下側の端面部すなわちフランジ部3側の端面部
をそれぞれ擦る。これにより、このフランジ部3側の端
面における中心孔4の周縁角部4aや小孔5の周縁角部5a
に生じたばりが確実に除去される。なお、慣性および案
内レール33との間の摩擦のために、圧粉体1が回転ブラ
シ65,66とともに回転してしまうことはない。また、フ
ランジ部3の両端部が案内レール33に係合しているため
に、フランジ部3側の端面の外周角部3aに生じたばりは
完全には、除去できないが、この外周角部3aのばりは、
ここでは問題にしていない。そして、ばり取りされた圧
粉体1は、エレベーター42上に送り出されて自動整列機
26に搬入される。一方、ワーク移動機構46の方は、シリ
ンダー装置55の駆動により上下スライダー54が上昇する
とともに、シリンダー装置49の駆動装置により、前後ス
ライダー48が後側のリミットスイッチ52a に検出される
まで後退する。こうして、再び入口台37への圧粉体1の
搬入の待機状態になり、新たな圧粉体1が入口台37上に
載れば、前述の工程が繰り返される。
【0017】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、圧粉体1を止めることなく移動させながらばり取り
ができるので、ばり取りによる時間の損失を減らせ、生
産性を向上できる。また、回転ブラシ65,66およびこれ
を駆動するモーター61,62を一対設け、両回転ブラシ6
5,66を互いに逆方向へ回転させるので、圧粉体1のば
りを確実に除去できる。すなわち、最初の回転ブラシ65
により、一部のばりがその一方向に寝たまま圧粉体1に
残ってしまっても、次の回転ブラシ66により、残ったば
りも反対方向へ折り返されるので、確実に除去される。
さらに、かりにばり取り中圧粉体1が傾いたりすると、
この圧粉体1における中心孔4の周縁角部4aや小孔5の
周縁角部5aのばりをよくとれなくなるが、案内レール33
の左右一対の凹溝36に圧粉体1のフランジ部3の両端部
が係合されていて、この圧粉体1が安定した姿勢に保持
されるので、前記ばりを確実に除去できる。
【0018】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
ばり取りするワークの形状は、前記実施例のものに限ら
ず、単純な円筒状のワークの内周角部のばり取りなどに
も、本発明のばり取り装置を利用できる。また、前記実
施例では、粉末冶金における圧粉体のばり取りを例にと
って説明したが、本発明は、もちろん粉末冶金における
圧粉体以外のワークのばり取りにも応用できる。もちろ
ん、ワーク案内機構やワーク移動機構などの構成も、前
記実施例のものに限定されない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ワークを所定の姿勢に
保持しながら一定の方向へ案内するワーク案内機構と、
このワーク案内機構に保持されたワークを前記一定の方
向へ移動させるワーク移動機構と、ワークの移動軌跡に
臨ませて設けられた回転ブラシとを備えているので、ワ
ークを止めることなく移動させながらばり取りができ、
ばり取りによる時間の損失を減らせ、生産性を向上でき
る。また、回転ブラシは、ワークの移動方向に並べて一
対設け、これら一対の回転ブラシを互いに逆方向に回転
駆動するので、ばりを確実に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のばり取り装置の一実施例を示す斜視図
で、ワークである圧粉体の搬入時を示している。
【図2】同上圧粉体の搬出時の斜視図である。
【図3】同上圧粉体とブラシとの関係を示す断面図であ
る。
【図4】同上粉末成形プレスからばり取り装置のシステ
ムを示す説明図である。
【図5】粉末成形プレスの金型の一例を示す断面図であ
る。
【図6】圧粉体の斜視図である。
【符号の説明】
1 圧粉体(ワーク) 25 ばり取り装置 33 案内レール(ワーク案内機構) 46 ワーク移動機構 61 モーター(ブラシ駆動機構) 62 モーター(ブラシ駆動機構) 65 回転ブラシ 66 回転ブラシ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばり取りすべきワークを所定の姿勢に保
    持しながら一定の方向へ案内するワーク案内機構と、こ
    のワーク案内機構に保持されたワークを前記一定の方向
    へ移動させるワーク移動機構と、前記ワーク案内機構に
    保持されたワークの移動軌跡に臨ませてかつ前記一定の
    方向に並べて設けられた一対の回転ブラシと、これら回
    転ブラシを互いに逆方向に回転駆動するブラシ駆動機構
    とを備えたことを特徴とするばり取り装置。
JP19564592A 1992-07-22 1992-07-22 ばり取り装置 Withdrawn JPH0631606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19564592A JPH0631606A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ばり取り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19564592A JPH0631606A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ばり取り装置

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JPH0631606A true JPH0631606A (ja) 1994-02-08

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ID=16344623

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JP19564592A Withdrawn JPH0631606A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ばり取り装置

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JP (1) JPH0631606A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011060852A3 (de) * 2009-11-21 2011-10-13 Gkn Sinter Metals Holding Gmbh Vorrichtung und verfahren zum entgraten von grünlingen
JP2013544660A (ja) * 2010-11-05 2013-12-19 ラッツンデ ウント コー ゲーエムベーハー ブラシデバリングマシン
KR101493365B1 (ko) * 2014-08-28 2015-02-13 김정휘 휴대용 매니큐어 리무버

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Effective date: 19991005