JPH06315167A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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JPH06315167A
JPH06315167A JP5104320A JP10432093A JPH06315167A JP H06315167 A JPH06315167 A JP H06315167A JP 5104320 A JP5104320 A JP 5104320A JP 10432093 A JP10432093 A JP 10432093A JP H06315167 A JPH06315167 A JP H06315167A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
detection circuit
signal
circuit
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP5104320A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Hamada
雅則 浜田
Kenta Sagawa
賢太 寒川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP94106450A priority patent/EP0622960A3/en
Priority to KR1019940009067A priority patent/KR940025367A/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はMUSEデコーダの動き検出に関
し、静止画と動画の境界部分で余分な動きが出ないよう
にした動き検出装置を提供することを目的とする。 【構成】 2フレーム間差分信号を検出する2フレーム
間検出回路2と、フレーム間で折り返し成分を含まない
1フレーム間差分狭帯域信号を検出する1フレーム間狭
帯域検出回路3と、フレーム間で折り返し成分を含む1
フレーム間差分広帯域信号を検出する1フレーム広帯域
検出回路5と、前記3つの検出回路の出力信号の中間値
を検出する中間値検出回路6とを備えた構成である。 【効果】 本発明によれば、1フレーム狭帯域検出信号
の余分な動きを取り除くことができ、正確な動き検出信
号を得ることができる。従って静止部分と動画部分の境
界で画質劣化のない動き適応処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMUSEデコーダの動き
検出を行なう動き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動き検出装置としては、例えば特
開昭62−172876号公報、特開昭63−1691
95号公報に示されている。このMUSE方式ではサブ
サンプリングが2フレームで一巡するため1フレーム間
の差分信号は低域部分しか動き検出に用いることができ
ない。従って2フレーム間の差分を併用して動き検出を
行っている。
【0003】図6はこの従来の動き検出装置の構成を示
すものであり、1はMUSE信号を入力する入力端子、
2は2フレーム間の差分信号を検出する2フレーム間検
出回路、3は1フレーム間の差分の狭帯域信号を検出す
る1フレーム間狭帯域検出回路、4は最大値検出回路で
ある。
【0004】以上のように構成された従来の動き検出装
置においては、2フレーム間の差分信号を2フレーム間
検出回路2で検出し、最大値検出回路4に供給する。次
に1フレーム間狭帯域検出回路3でフレーム間で折り返
し成分を含まない4MHz以下の動きを検出し、最大値
検出回路4に供給する。最大値検出回路4は2フレーム
間検出回路2と1フレーム間狭帯域検出回路3の出力信
号の最大値を検出し、動き検出信号を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来の構成では、1フレーム間狭帯域検出回路3が
ローパスフィルタ(LPF)を使用しているため、実際
の動き領域よりも広い領域を動き領域と判定する。その
状態を図7に示す。図7において、物体10が矢印11
の方向に動いているとき、点線の12の領域がLPFに
より広がった動きとなる。13に1フレーム狭帯域検出
回路3の出力波形を示す。従って図7の12の領域は、
本来は静止画処理を行う領域であるにも関わらず動画処
理になり、静止画の折り返し(フレーム間の折り返しと
してフリッカ状になる)が発生してしまうという課題を
有していた。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、静止画と動画の
境界部分で余分な動きが出ないようにした動き検出装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、2フレー
ム間差分信号を検出する2フレーム間検出回路と、前記
フレーム間で折り返し成分を含まない1フレーム間差分
狭帯域信号を検出する1フレーム間狭帯域検出回路と、
前記フレーム間で折り返し成分を含む1フレーム間差分
広帯域信号を検出する1フレーム間広帯域検出回路と、
前記2フレーム間検出回路と1フレーム間狭帯域検出回
路と前記1フレーム間広帯域検出回路の3つの出力信号
の中間値を検出する中間値検出回路とを備えた構成であ
る。
【0008】第2の発明は、2フレーム間差分信号を検
出する2フレーム間検出回路と、前記フレーム間で折り
返し成分を含まない1フレーム間差分狭帯域信号を検出
する1フレーム間狭帯域検出回路と、前記フレーム間で
折り返し成分を含む1フレーム間差分広帯域信号を検出
する1フレーム間広帯域検出回路と、前記2フレーム間
検出回路と1フレーム間狭帯域検出回路の出力信号の最
大値を検出する最大値検出回路と、前記1フレーム間広
帯域検出回路の出力信号が所定レベル以上であることを
検出する比較回路と、前記最大値検出回路の出力信号を
前記比較回路の出力信号で制御する動き出制御回路とを
備えた構成である。
【0009】
【作用】第1の発明は前記した構成により、2フレーム
間検出回路と1フレーム間狭帯域検出回路と1フレーム
間広帯域検出回路のそれぞれの出力信号から中間値を検
出することにより、1フレーム間狭帯域検出信号の余分
な動きを取り除くことができ、正確な動き検出信号を得
ることができる。
【0010】第2の発明は前記した構成により、1フレ
ーム間広帯域検出回路の出力信号が所定値以上の時、2
フレーム間検出回路と1フレーム間狭帯域検出回路の最
大値検出回路の出力信号を通過させることにより、1フ
レーム間狭帯域検出信号の余分な動きを取り除くことが
でき、正確な動き検出信号が得られる。従って静止部分
と動画部分の境界で画質劣化のない動き適応処理を行う
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例におけ
る動き検出装置の構成図を示すものである。
【0012】図1において、1はMUSE信号を入力す
る入力端子、2は2フレーム間の差分信号を検出する2
フレーム間検出回路、3は1フレーム間の差分の狭帯域
信号を検出する1フレーム間狭帯域検出回路、5は1フ
レーム間の差分の広帯域を検出する1フレーム間広帯域
検出回路、6は中間値検出回路である。
【0013】以上のように構成されたこの実施例の動き
検出装置において、以下その動作を図2の波形図を用い
て説明する。
【0014】図2において、20は物体10がフレーム
単位で矢印の方向に動いたときの2フレーム間検出回路
2の出力信号波形、21は1フレーム間広帯域検出回路
5の出力信号波形、22は1フレーム間狭帯域検出回路
3の出力信号波形、23は中間値検出回路の出力波形を
示す。
【0015】図1において、2フレーム間検出回路2は
2フレーム間差分信号を検出し(図2の20)、次に1
フレーム間広帯域検出回路4は1フレーム間差分の広帯
域信号(図2の21)を検出し、さらに1フレーム間狭
帯域検出回路3は1フレーム間差分の狭帯域信号(図2
の22で21の信号波形にLPF処理を施したもの)を
検出し、中間値選択回路5に供給する。
【0016】次に中間値選択回路5の動作を図3の構成
図を用いて説明する。2フレーム間検出回路2と1フレ
ーム狭帯域検出回路3と1フレーム間広帯域検出回路4
の出力信号はそれぞれ比較回路61、62、63に供給
され、大小関係を出力する。各比較回路の出力信号は論
理演算回路64で論理演算され、論理演算回路64の出
力信号で前記3つの出力信号を選択する選択回路65を
制御する。即ち選択回路65を切り換える論理回路64
は各比較器61、62、63の出力から選択回路64を
用いて各検出回路の出力信号を選択するものである。
【0017】例えば図2の24の期間のように21と2
2が同値のものが2つ以上あればその信号を出力し、2
5の期間のようにすべて異なるときは中間値を出力する
ようにする。従って中間値選択回路5は図2の23に示
すようにLPFで広がった余分な動き(図2の26の期
間部分)を削除した動き信号を検出できる(図2の2
3)。
【0018】以上のようにこの実施例によれば、2フレ
ーム間検出回路2と1フレーム狭帯域検出回路3と1フ
レーム間広帯域検出回路5の出力信号の中間値を検出す
る中間値検出回路6を設けることにより、1フレーム狭
帯域検出信号の余分な動きを取り除くことができ、正確
な動き検出信号を得ることが出きる。従って静止部分と
動画部分の境界で画質劣化のない動き適応処理を行うこ
とができる。
【0019】図4は本発明の第2の実施例における動き
検出装置の構成を示すものである。図4において、7は
1フレーム間広帯域検出回路5の出力信号を所定レベル
と比較する比較回路、8は最大値検出回路4の出力信号
を比較回路7の出力信号で制御する動き制御回路であ
る。
【0020】以上のように構成されたこの実施例の動き
検出装置において、以下その動作を図5の波形図を用い
て説明する。なお、従来と同様に動作するものは同一番
号を付し説明は省略する。
【0021】図5において、30は物体10がフレーム
単位で矢印の方向に動いたときの2フレーム間検出信号
出力波形、31は1フレーム間広帯域検出回路5の出力
信号波形、32は1フレーム間狭帯域検出回路3の出力
信号波形、33は比較回路7の出力信号波形、34は動
き制御回路8の出力信号波形を示す。
【0022】図4において、2フレーム間検出回路2で
検出された2フレーム間差分信号(図5の30)と1フ
レーム間狭帯域検出回路3で検出された1フレーム間差
分の狭帯域信号(図5の32で31の信号波形にLPF
処理を施したもの)は最大値検出回路4に供給され大き
い方の信号を出力する。次に1フレーム間広帯域検出回
路5は1フレーム間差分の広帯域信号(図5の31)を
検出し、比較回路7に供給する。
【0023】比較回路7は所定レベルと比較し、所定レ
ベルより大きければ、「1」の信号を、小さければ
「0」の信号を動き制御回路8に供給する。比較回路7
の出力を図5の33に示す。動き制御回路8はゲート回
路で構成され、最大値検出回路4の出力信号(図5の3
5)を比較回路7の出力信号で制御し、「1」のときは
そのまま通過させ、「0」の場合は通過させないように
する。すなわち1フレーム間広帯域検出信号31が所定
レベルより大きいときだけ最大値検出回路4の出力信号
を通過させるように制御するものである。図5の34に
最大値検出回路4の出力波形を示す。従って、1フレー
ム間狭帯域検出回路3で広がった余分な動き(図5の3
6の部分)を削除することができる。
【0024】以上のようにこの実施例によれば、1フレ
ーム間広帯域検出回路5の出力信号が所定レベルより大
きいことを検出する比較回路7と動き検出制御回路8と
を設けることにより、1フレーム狭帯域検出信号の余分
な動きを取り除くことができ、正確な動き検出信号を得
ることが出きる。従って静止部分と動画部分の境界で画
質劣化のない動き適応処理を行うことができる。
【0025】なお、比較回路7の所定レベルは画像のノ
イズ成分や振幅の大きさにより変化させるように制御し
てもよい。さらにこの動き検出装置はMUSE方式だけ
ではなくNTSC方式に用いてもよいことはいうまでも
ない。また、比較回路7の出力信号に孤立点除去回路を
設け、孤立した1フレーム広帯域信号を削除するように
してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、1フレーム狭帯域検出信号の余分な動きを取り除く
ことができ、正確な動き検出信号を得ることが出きる。
従って静止部分と動画部分の境界で画質劣化のない動き
適応処理を行うことができ、その実用的効果は大きい。
さらに第2の発明によればより第1の発明よりも簡単な
構成で実現でき、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動き検出装置の
構成を示すブロック図
【図2】同実施例の動作波形図
【図3】同実施例における中間値検出回路の構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における動き検出装置の
構成を示すブロック図
【図5】同実施例の動作波形図
【図6】従来の動き検出装置のブロック図
【図7】従来の動き検出装置の動作波形図
【符号の説明】
2 2フレーム間検出回路 3 1フレーム間狭帯域検出回路 4 最大値検出回路 5 1フレーム間広帯域検出回路 6 中間値検出回路 7 比較回路 8 動き制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE信号を入力し、2フレーム間差分
    信号を検出する2フレーム間検出回路と、前記フレーム
    間で折り返し成分を含まない1フレーム間差分狭帯域信
    号を検出する1フレーム間狭帯域検出回路と、前記フレ
    ーム間で折り返し成分を含む1フレーム間差分広帯域信
    号を検出する1フレーム間広帯域検出回路と、前記2フ
    レーム間検出回路と1フレーム間狭帯域検出回路と前記
    1フレーム間広帯域検出回路の3つの出力信号の中間値
    を検出する中間値検出回路とを備えたことを特徴とする
    動き検出装置。
  2. 【請求項2】中間値選択回路は、3つの信号の大小を比
    較する複数の比較回路と、前記各比較回路の出力信号を
    論理演算する論理演算回路と、前記3つの信号を選択す
    る選択回路とを備え、前記論理演算回路の出力信号で前
    記選択回路を切り換えることを特徴とする請求項1記載
    の動き検出装置。
  3. 【請求項3】MUSE信号を入力し、2フレーム間差分
    信号を検出する2フレーム間検出回路と、前記フレーム
    間で折り返し成分を含まない1フレーム間差分狭帯域信
    号を検出する1フレーム間狭帯域検出回路と、前記フレ
    ーム間で折り返し成分を含む1フレーム間差分広帯域信
    号を検出する1フレーム間広帯域検出回路と、前記2フ
    レーム間検出回路と1フレーム間狭帯域検出回路の出力
    信号の最大値を検出する最大値検出回路と、前記1フレ
    ーム間広帯域検出回路の出力信号が所定レベル以上であ
    ることを検出する比較回路と、前記最大値検出回路の出
    力信号を前記比較回路の出力信号で制御する動き制御回
    路とを備えたことを特徴とする動き検出装置。
JP5104320A 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置 Pending JPH06315167A (ja)

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JP5104320A JPH06315167A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置
EP94106450A EP0622960A3 (en) 1993-04-30 1994-04-26 Motion detection circuit.
KR1019940009067A KR940025367A (ko) 1993-04-30 1994-04-28 움직임검출회로

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JP5104320A JPH06315167A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置

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JPH06315167A true JPH06315167A (ja) 1994-11-08

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JP5104320A Pending JPH06315167A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置

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