JPH05300541A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

Info

Publication number
JPH05300541A
JPH05300541A JP4098362A JP9836292A JPH05300541A JP H05300541 A JPH05300541 A JP H05300541A JP 4098362 A JP4098362 A JP 4098362A JP 9836292 A JP9836292 A JP 9836292A JP H05300541 A JPH05300541 A JP H05300541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
inter
signal
motion detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4098362A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3040251B2 (ja
Inventor
Tatsuo Nagata
辰雄 永田
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Noboru Kojima
昇 小島
Kentaro Teranishi
謙太郎 寺西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4098362A priority Critical patent/JP3040251B2/ja
Publication of JPH05300541A publication Critical patent/JPH05300541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040251B2 publication Critical patent/JP3040251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン信号の動き検出回路として、速
い動きの映像に対して適切な動き適応型信号処理をさせ
るための、精度の高いものを提供する。 【構成】 フレーム間動き検出回路(102)と、フィ
ールド間動き検出回路(103)と、両回路の出力を混
合出力する動き信号混合回路(105)と、それを制御
する動き検出制御回路(104)とにより構成した。フ
レーム間動き信号のほかにフィールド間動き信号を混合
して作成した複数の動き信号の中から、フレーム間検出
した動き信号のフィールド相関とライン相関を用いて、
適切なものを選択出力するので、速く動く映像の動きを
検出でき、精度の高い動き検出ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の信
号処理に関連して必要になる動き検出回路に関するもの
である。
【0002】更に詳しく述べれば、テレビジョン信号の
動き適応型Y/C分離回路では、入力テレビジョン信号
の画像が静止画であれば、フレーム相関を利用したフレ
ーム間Y/C分離を行い、動画であれば、フィールド内
Y/C分離を行うが、その際、入力テレビジョン信号の
画像が静止画であるか動画であるかを先ず検出する必要
があり、それを行うのが動き検出回路である。本発明
は、かかる動き検出回路に関するものである。
【0003】
【従来の技術】画像の動きに応じてテレビジョン信号の
処理を切り替える動き適応型信号処理(動き適応型Y/
C分離)は、高画質を得るために非常に有効な手段であ
る。例えば、NTSC方式のコンポジットカラーテレビ
ジョン信号に対し、静止画にはフレーム相関を、動画に
はライン相関を用いたY/C分離処理を行うことによっ
て、ドット妨害やクロスカラーなど画質を損なう要因の
発生を抑圧できる。
【0004】また、走査線補間については、静止画には
フィールド間補間、動画にはライン間補間を行うことに
よって、ラインフリッカを防止して画面の垂直解像度を
向上させることができる。画像の動きの有無を検出して
静止画であるか動画であるかを判別し、それによって動
き適応型信号処理の処理の仕方を制御する制御信号を出
力するのが動き検出回路というわけである。
【0005】この動き検出回路の従来例として、例え
ば、特開平2−223288号公報に公開されたものが
ある。本従来例の構成を図2にブロック図で示し、以下
簡単に説明する。
【0006】図2において、201はフレーム間動き検
出回路、202はフレームメモリ(1Hは1水平走査期
間を示す)、203は減算回路、204はLPF(ロー
パスフィルタ)、205は絶対値回路(ABS)、20
6はノイズ除去回路、207は第1のラインメモリ、2
08は最小値選択回路、209は時空間処理回路、21
0は最大値選択回路、211は第2のラインメモリ、2
12は減衰回路、213はフィールドメモリ、である。
【0007】ここでは、NTSC方式のコンポジットカ
ラーテレビジョン信号(以下、テレビジョン信号と記
す)を入力端子Iから入力する場合を例に採り説明す
る。フレーム間動き検出回路201において、フレーム
メモリ202は、入力端子Iから入力するテレビジョン
信号を1フレーム期間(525H)遅延して出力する。
【0008】減算回路203は、入力テレビジョン信号
の1フレーム間差信号を出力する。ここで、1フレーム
間差信号が零の場合は、テレビジョン信号の画像は静止
画であるとし、零でない場合は動画であるとすること
で、画像の動きを検出することができる。
【0009】ただし、NTSC方式のテレビジョン信号
では、1フレーム間で、輝度信号成分は同位相、色信号
成分は逆位相となるため、上記1フレーム間差信号に
は、動きの成分のほかに、色信号成分(逆位相の関係に
ある色信号同士が減算により加算される結果となって生
じる成分)が含まれる。そこで、上記1フレーム間差信
号に対して、LPF204で色信号帯域を制限すること
によって色信号成分を除去する。
【0010】次に絶対値回路205により差信号の正負
の極性を取り除き、動き信号とする。その後、ノイズ除
去回路206で、動き信号中のノイズによる誤検出を防
ぐ。即ち、最小値選択回路208では、1ライン上で検
出された動き信号と比較して最小値選択する。さらに、
時空間処理回路209では、動き信号を時間方向と空間
方向に引き延ばす。
【0011】即ち、最大値選択回路210では、1フィ
ールド前(262H,263H)で検出された動き信号
を減衰回路212で減衰させ、フィードバックして得た
動き信号と比較して、最大値選択を行い出力する。これ
らによって本従来例は、動きの比較的速い画像や絵柄の
細かな画像に対しても、誤りの少ない動き検出回路を実
現している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】画像の動きを検出する
際の検出誤りには、以下に述べる2通りの検出誤りがあ
る。まず1つ目は、静止画に対して動き有と検出する誤
りである。これを誤検出と記すことにする。2つ目は、
動画に対して動き無と検出する誤りである。これを検出
もれと記すことにする。
【0013】上記従来例の動き検出回路における時空間
処理回路209は、フレーム間動き検出回路では検出が
困難な、比較的速い画像の動きを検出するために考案さ
れたものである。しかし、この時空間処理回路は、動き
の誤検出を生じる問題があった。
【0014】また、ノイズ除去回路206は、ノイズを
画像の動きとする誤った動き検出を軽減する効果を持っ
ている。しかし、このノイズ除去回路は、画像のエッジ
部分において、動きの検出もれが生じる問題があった。
【0015】以下、動きの速い画像に対する動き検出の
処理について、図3を用いて説明する。図3は、従来の
動き検出回路(図2)による動き信号の検出結果を示し
た説明図である。
【0016】図3の(a)は、走査線を横方向から見た
走査線構造図であり、一個一個の四角が一本の走査線の
横方向断面を示すものとしている。更に具体的には、図
3の(a)において、横軸は時間(フィールド)方向、
縦軸は画面の垂直方向を示し、黒レベルの物体(黒い四
角3個で示す)が白レベルの背景(白い四角で示す)の
中を、画面の下から上へ、2フィールドの経過期間で、
5ライン動く画像を表した。
【0017】黒ぬりの四角印は、既に述べたように、物
体を表す黒レベルの走査線信号、白ぬきの四角印は背景
を表す白レベルの走査線信号である。また、図3の
(b),(c),(d),(e)において、黒ぬりの丸
印は動画、白ぬきの丸印は静止画と判断した動き信号と
して表した。黒ぬりの三角印は、動画と判断した動き信
号を時空間処理回路209でフィードバックして得られ
る動き信号である。
【0018】いま、注目する現フィールドを、図3の
(a)において、nフィールドとする。まず、フレーム
間動き検出回路201で検出される動き信号は、nフィ
ールドの映像信号(走査線信号)と、それより1フレー
ム前に当たる(n−2)フィールドの映像信号(走査線
信号)と、の差分より作成され、図3の(b)に、対応
する走査線信号毎に黒ぬりの丸印又は白ぬきの丸印とし
て示されている。
【0019】図3の(b)に示した動き信号のなかで、
画素P,Qの動きが検出もれしている(nフィールドの
信号と(n−2)フィールドの信号の差をとると画素
P,Qでは零で静止画と判断され、(b)では白ぬきの
丸印となるが、実際には、(n−1)フィールドの対応
位置に黒ぬりの四角印が存在して動画であることを示し
ているわけであるから、この白ぬきの丸印は、検出もれ
となるわけである)。
【0020】その後、ノイズ除去回路206では、1ラ
イン上の動き信号との最小値選択により、図3の(c)
に示した動き信号のなかで、画素P,Qの他に画素R,
Sの動きが検出もれする(最小値選択の結果、それまで
の黒ぬりの丸印が白ぬきの丸印に変わり、検出もれする
するわけである)。
【0021】最後に、時空間処理回路209で、1フィ
ールド前に検出された動き信号を減衰後にフィードバッ
クして得た図3の(d)に示す動き信号と、図3の
(c)に示す動き信号との最大値選択が、時空間処理回
路209の最大値選択回路210により行われる。
【0022】その結果は、動き信号として図3の(e)
に示されているわけであるが、画素P,Q,Rでは動き
の検出もれを補正することが可能であるが、画素Sでは
検出もれとなる。逆に画素T,U,Vでは動きを誤検出
する。
【0023】以上述べた従来例の動き検出回路では、以
上述べたように、速く動く映像に対して誤った動き検出
が度々生じるために、適切な動き適応型信号処理の制御
が困難であった。
【0024】例えば、従来例の動き検出回路で作成され
る動き信号で動き適応型Y/C分離回路を制御した場
合、動画である画素Sでは動きを検出もれした動き信号
のために、画素Wとのフレーム相関を利用する静止画用
のY/C分離処理を行うので、ドット妨害やクロスカラ
ーを発生させるという問題があった。
【0025】本発明の目的は、上記のような従来技術に
おける問題点を克服し、速い動きの映像に対しても適切
な動き適応型信号処理を行うことを可能にするための、
精度の高い動き検出回路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、動き検出回路を、フレーム間動き検出回路
と、フィールド間動き検出回路と、前記フレーム間動き
検出回路からの検出出力と前記フィールド間動き検出回
路からの検出出力とを取り込み、両者を混合して出力す
る動き信号混合回路と、前記動き信号混合回路における
混合条件を決定して該動き信号混合回路に指示する動き
検出制御回路と、により構成した。
【0027】本発明の端的な特徴は、画像の動き検出に
おいて、フレーム間の動き検出のほかにフィールド間で
も動き検出を行い、両動き信号を混合して動き検出信号
を得ることである。しかも、その混合方法は、フレーム
間動き信号のフィールド相関とライン相関に応じて制御
されることである。
【0028】
【作用】フレーム間動き検出回路は、動き検出の対象と
するテレビジョン信号のフレーム間の信号の相関性を利
用して該テレビジョン信号の中の画像の動きを検出す
る。フィールド間動き検出回路は、テレビジョン信号の
フィールド間の信号の相関性を利用して該テレビジョン
信号の中の画像の動きを検出する。
【0029】動き検出制御回路は、前記フレーム間動き
検出回路からの検出出力を取り込み、該検出出力と、該
検出出力を1フィールド遅延させたフィールド遅延出力
と、前記検出出力の1ライン間の差を採ったライン間差
信号と、を用いて動き信号混合回路における混合条件を
決定して該動き信号混合回路に指示する。
【0030】動き信号混合回路は、前記フレーム間動き
検出回路からの検出出力と前記フィールド間動き検出回
路からの検出出力とを取り込み、前記動き検出制御回路
から指示される混合条件に従って両者を混合した結果を
動き検出出力として出力する。これにより、動きの速い
映像に対して生じていた動きの誤検出を改善することが
できる。この際に、動きの検出もれが増加するようなこ
とはない。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、101は入力端子、102はフレー
ム間動き検出回路、103はフィールド間動き検出回
路、104は動き検出制御回路、105は動き信号混合
回路、106は出力端子、である。
【0032】そのほか、107はフレームメモリ、10
8はフィールドメモリ、109はラインメモリ、11
0,111,112はそれぞれ減算回路、113,11
5はそれぞれLPF(ローパスフィルタ)、114,1
16,117はそれぞれ絶対値回路(ABS)である。
【0033】入力端子101に入力されるテレビジョン
信号が動き検出の対象とするテレビジョン信号である
が、このテレビジョン信号として、NTSC方式のコン
ポジットカラーテレビジョン信号(以下、単にテレビジ
ョン信号と記す)を例にして説明する。
【0034】入力端子101から入力されるテレビジョ
ン信号は、フレームメモリ107で1フレーム期間(5
25H)遅延させ出力する。その後、減算回路110に
おいて、入力端子101からのテレビジョン信号とフレ
ームメモリ107の出力するテレビジョン信号とを減算
させフレーム間差信号を得る。そして、フレーム間で位
相が反転している色信号成分を除去するために、上記フ
レーム間差信号に対してLPF113で色信号帯域を制
限する。
【0035】それから、絶対値回路114において、差
信号の正負の極性を取り除き、フレーム間動き信号EF
として出力する。さらに、入力端子101から入力する
テレビジョン信号は、フィールドメモリ108で1フィ
ールド期間(262H)遅延させ出力する。さらに、ラ
インメモリ109で1ライン期間(1H)遅延させ出力
する。
【0036】その後、減算回路111において、入力端
子101からのテレビジョン信号とラインメモリ109
の出力するテレビジョン信号とを減算させフィールド間
差信号を得る。そして、263H間で位相が反転してい
る色信号成分を除去するために、上記フィールド間差信
号に対してLPF115で色信号帯域を制限する。それ
から、絶対値回路116において差信号の正負の極性を
取り除き、フィールド間動き信号DFとして出力する。
【0037】また、減算回路112において、入力端子
101から入力するテレビジョン信号とフィールドメモ
リ108の出力するテレビジョン信号とを減算させフィ
ールド間差信号を得る。その後、絶対値回路117にお
いて、差信号の正負の極性を取り除き、フィールド間動
き信号HFとして出力する。
【0038】図4は、図1における動き検出制御回路1
04の詳細を示すブロック図である。図4を参照して動
き検出制御回路104を具体的に説明する。本回路で
は、1フィールド前(262Hと263H),1ライン
前および原信号で検出されたフレーム間動き信号に応じ
て、図1の動き信号混合回路105の制御信号を作成し
ている。
【0039】図4において、401は入力端子、402
はフィールドメモリ(262H)、403,404はそ
れぞれラインメモリ、405は減算回路、406は絶対
値回路、407は混合条件決定回路、408は出力端子
である。
【0040】入力端子401にはフレーム間動き検出回
路102で得られるフレーム間動き信号EFが入力され
る。フィールドメモリ402は、フレーム間動き信号E
Fを1フィールド期間(262H)遅延させ、フレーム
間動き信号GHを出力する。さらにラインメモリ403
で1ライン期間(1H)遅延させ、フレーム間動き信号
CDを出力する。
【0041】また、入力端子401から入力するフレー
ム間動き信号EFを、ラインメモリ404で1ライン期
間(1H)遅延させ出力する。その後、減算回路405
において、フレーム間動き信号EFとラインメモリ40
4の出力信号との間で減算を行う。それから、絶対値回
路406において差信号の正負の極性を取り除き、フレ
ーム間動き信号のエッジ信号を出力する。
【0042】混合条件決定回路407では、例えば次の
表1に示すように、フレーム間動き信号CD,GH,E
Fおよび絶対値回路406の出力であるエッジ信号の組
み合わせに応じて選ばれる4通りの制御信号(S1〜S
4)を出力端子408より出力する。
【0043】
【表1】
【0044】フレーム間動き信号CD,GHを動き有と
判断するスレショルド(しきい値)をα、EFを動き有
と判断するスレショルドをβ、およびフレーム間動き信
号のエッジ信号をエッジ有と判断するスレショルドをγ
とおいた場合、例えば各フレーム間動き信号に応じて、
動き信号混合回路105での混合処理を制御する制御信
号(S1〜S4)を以下のように設定する。
【0045】CD≧α,GH≧α,EF≧βのとき、制
御信号S1を出力する。 CD≧α,GH≧α,EF<βのとき、制御信号S2を
出力する。
【0046】CD≧α,GH<αのとき、制御信号S3
を出力する。 CD<α,GH≧αのとき、制御信号S4を出力する。
【0047】CD<α,GH<α,EF≧βのとき、制
御信号S1を出力する。 CD<α,GH<α,EF<βのとき、制御信号S2を
出力する。
【0048】フレーム間動き信号のエッジ信号≧γのと
き、制御信号S1を出力する。なお、本実施例における
スレショルドα,β,γの値は、32/255程度とす
れば良い。
【0049】図5は、図1における動き信号混合回路1
05の具体例を示すブロック図である。図5を参照して
動き信号混合回路105の詳細を説明する。本回路で
は、動き検出制御回路104が作成する例えば上記の制
御信号(S1〜S4)に応じて、フレーム間動き信号と
フィールド間動き信号とを混合することにより生成され
る4通りの動き信号の中から、何れかを選択して動き信
号として出力する。
【0050】図5において、501はフレーム間動き信
号(EF)入力端子、502はフィールド間(263
H)動き信号(DF)入力端子、503はフィールド間
(262H)動き信号(HF)入力端子、504,50
5,506はそれぞれ加算回路、507,508,50
9はそれぞれ係数回路、510は選択回路、511は混
合制御信号入力端子、512は動き信号出力端子であ
る。
【0051】フレーム間動き信号入力端子501には、
フレーム間動き検出回路102で得られるフレーム間動
き信号EFが入力される。フィールド間(263H)動
き信号入力端子502には、フィールド間動き検出回路
103で得られるフィールド間動き信号DFが入力され
る。フィールド間(262H)動き信号入力端子503
には、フィールド間動き検出回路103で得られるフィ
ールド間動き信号HFが入力される。
【0052】加算回路504と係数回路507とでは、
フレーム間動き信号EFとフィールド間動き信号DFと
の和を係数k1倍して出力する。加算回路505と係数
回路508とでは、フレーム間動き信号EFとフィール
ド間動き信号HFとの和を係数k2倍して出力する。加
算回路506と係数回路509とでは、フィールド間動
き信号DFとフィールド間動き信号HFとの和を係数k
3倍して出力する。
【0053】選択回路510では、例えば次の表2に示
すように、動き検出制御回路104の作成する混合制御
信号入力端子511から入力する制御信号(S1〜S
4)に応じて、フレーム間動き信号EFと、係数回路5
07の出力信号と、係数回路508の出力信号と、係数
回路509の出力信号と、の中から何れかを選択して動
き信号出力端子512へ出力する。
【0054】
【表2】
【0055】つまり、表2に見られるように、制御信号
S1のとき、フレーム間動き信号EFを出力する。制御
信号S2のとき、係数回路509の出力であるk3(D
F+HF)を出力する。制御信号S3のとき、係数回路
507の出力であるk1(DF+EF)を出力する。制
御信号S4のとき、係数回路508の出力であるk2
(HF+EF)を出力する。
【0056】なお、上記係数の一例としては、k1=k
2=k3=0.5とすれば良く、この場合には、加算回
路504,505,506の各出力信号を1bit下位
側へシフトするだけで0.5倍したことになるので係数
回路を省略できるというメリットがある。
【0057】次に、以上説明した動き検出回路(図1)
の動き検出動作について図6を参照して説明を加える。
図6は、本発明の動き検出回路による動き検出動作を示
す走査線構造図である。まず、図1のフレーム間動き検
出回路102の動作について説明する。
【0058】図6において、横方向は時間(フィール
ド)、縦方向は画面の垂直方向を示す。いま、注目する
画素はnフィールドのFとする。このとき、図1のフレ
ームメモリ107から得られる525H遅延したテレビ
ジョン信号は、(n−2)フィールドの画素Eである。
ここで、図1の減算回路110,LPF113および絶
対値回路114によって、画素Fに対するフレーム間動
き信号EFを得る。
【0059】次に、図1のフィールド間動き検出回路1
03の動作について説明する。フレーム間動き検出と同
様に、注目する画素は、図6のnフィールドのFとす
る。このとき、図1のラインメモリ109から得られる
1H遅延したテレビジョン信号は、(n−1)フィ−ル
ドのDである。
【0060】ここで、図1の減算回路111,LPF1
15および絶対値回路116によって、画素Fに対する
フィールド間動き信号DFを得る。フィールドメモリ1
08から得られる262H遅延したテレビジョン信号
は、(n−1)フィールドのHである。ここで、図1の
減算回路112および絶対値回路117によって、画素
Fに対するフィールド間動き信号HFを得る。
【0061】次に、図1の動き検出制御回路104の動
作について説明する。同様に注目する画素は、図6のn
フィールドのFとする。このとき、図4のフィールドメ
モリ402から得られる262H遅延したフレーム間動
き信号は、(n−3)フィ−ルドの画素Gと(n−1)
フィールドの画素Hとの間のフレーム間動き信号GHで
ある。
【0062】また、図4のラインメモリ403から得ら
れる263H遅延したフレーム間動き信号は、図6で
(n−3)フィ−ルドの画素Cと(n−1)フィールド
の画素D間のフレーム間動き信号CDである。さらに、
図4のラインメモリ404から得られる1H遅延したフ
レーム間動き信号は、(n−2)フィ−ルドの画素Aと
nフィールドの画素B間のフレーム間動き信号ABであ
る。
【0063】図4の減算回路405および絶対値回路4
06によって、画素Fにおけるフレーム間動き信号のエ
ッジ信号を得る。混合条件決定回路407は、例えば表
1に示すように、フレーム間動き信号CD,GH,EF
およびエッジ信号の組合せに応じた制御信号を出力端子
408より出力する。
【0064】次に、上記本発明の動き検出回路による動
き信号の検出結果について図7を用いて説明する。図7
は、先に説明した図3と同様な走査線構造図及び動き信
号の検出結果の説明図である。
【0065】図7の(a)において、横方向は時間(フ
ィールド)、縦方向は画面の垂直方向を示し、黒レベル
の物体が白レベルの背景の中を、画面の下から上へ2フ
ィールドの時間経過で5ライン動く画像を表した。黒ぬ
りの四角印は物体を表す黒レベルの信号(走査線)、白
ぬきの四角印は背景を表す白レベルの信号(走査線)で
ある。
【0066】図7の(b),(c),(d)には、nフ
ィールドに注目した時にフレーム間動き検出回路102
で検出されるフレーム間動き信号EF,CD,GHを示
す。黒ぬりの丸印は動画、白ぬきの丸印は静止画と判断
したフレーム間動き信号として表した。図7の(d)に
示したフレーム間動き信号のなかで、画素P,Qの動き
が検出もれしていることが分かる。
【0067】同様に図7の(e),(f)は、nフィー
ルドに注目した時にフィールド間動き検出回路103で
検出されるフィールド間動き信号DF,HFを示す。図
7の(g)には、nフィールドに注目した時に動き検出
制御回路104で検出されるフレーム間動き信号のエッ
ジ信号を示す。黒ぬりの丸印はエッジ部、白ぬきの丸印
は平坦部と判断したエッジ信号として表した。
【0068】図7の(h)は、nフィールドにおいて例
えば表2に示すように、制御信号に応じて混合出力され
る動き信号を示す。黒ぬりの丸印は動画、白ぬきの丸印
は静止画と判断した動き信号として表した。黒ぬりの三
角印は、動き有と無の加算平均して得られる動き信号を
表した。
【0069】その結果、本実施例によれば、先の図3の
(e)と比較して、問題点であった画素Sでの動きの検
出もれ、および画素T,U,Vでの誤検出が改善される
という効果があることが分かるであろう。
【0070】一方、図7の(h)では、画素Pで(白ぬ
きの丸印となっており)動きが検出もれするが、画素P
に対して画素Xを利用する静止画用のY/C分離処理を
行っても、フレーム相関は保たれているのでドット妨害
やクロスカラーは発生せず、悪影響は生じない。
【0071】なお、本実施例における動き検出制御回路
104の出力する制御信号は、表1に記載したものに限
定されることはない。フレーム間動き信号のレベルの大
小あるいはエッジ信号のレベルの大小を含めた組合せに
応じて、複数通りの制御信号を作成することができるも
のである。
【0072】また、本実施例における動き信号混合回路
105で行う混合処理は、表2に記載したものに限定さ
れることはない。フレーム間動き信号,フィールド間動
き信号のレベルの大小に応じて、2入力加算処理,3入
力加算処理など以外に最大値選択処理,最小値選択とい
った非線形な処理も含む複数通りの混合処理を行えるも
のである。
【0073】次に、本発明の他の実施例を図8を用いて
説明する。本実施例の端的な特徴は、フレーム間動き検
出回路とフィールド間動き検出回路とを一体化してフィ
ールドメモリを兼用させる構成としたことである。
【0074】図8は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、801は入力端子、80
2,804はそれぞれフィールドメモリ、803はライ
ンメモリ、805,806,807はそれぞれ減算回
路、808,809はそれぞれLPF、810,81
1,812はそれぞれ絶対値回路、813は出力端子で
ある。
【0075】入力端子801に入力されるテレビジョン
信号として、NTSC方式のコンポジットカラーテレビ
ジョン信号を例にして説明する。入力端子801から入
力されるテレビジョン信号は、フィールドメモリ802
で1フィールド期間(262H)遅延させ出力する。
【0076】さらに、ラインメモリ803で1ライン期
間(1H)遅延させ出力する。またさらに、フィールド
メモリ804で1フィールド期間(262H)遅延させ
出力する。その後、減算回路805において、入力端子
801からのテレビジョン信号とフィールドメモリ80
4の出力するテレビジョン信号とを減算させフレーム間
差信号を得る。
【0077】そして、フレーム間で位相が反転している
色信号成分を除去するために、上記フレーム間差信号に
対してLPF808で色信号の帯域を制限する。それか
ら、絶対値回路810において、差信号の正負の極性を
取り除き、フレーム間動き信号EFとして出力する。
【0078】また、減算回路806において、入力端子
801からのテレビジョン信号とラインメモリ803の
出力するテレビジョン信号とを減算させフィールド間差
信号を得る。そして、フレーム(263H)間で位相が
反転している色信号成分を除去するために、上記フィー
ルド間差信号に対してLPF809で色信号の帯域を制
限する。それから、絶対値回路811において、差信号
の正負の極性を取り除き、フィールド間動き信号DFと
して出力する。
【0079】また、減算回路807において、入力端子
801からのテレビジョン信号とフィールドメモリ80
2の出力するテレビジョン信号とを減算させフィールド
間差信号を得る。それから、絶対値回路812におい
て、上記フィールド間差信号の正負の極性を取り除き、
フィールド間動き信号HFとして出力する。
【0080】動き検出制御回路104および動き信号混
合回路105は、図1に示した実施例のそれと同様な動
作を行う。以上述べた本実施例では、フィールド間動き
検出に必要となるフィ−ルドメモリを、フレーム間動き
検出用いるメモリと共用させる構成としたことにより、
メモリ容量の節約ができるという効果もある。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、画像の動き検出におい
て、フレーム間動き信号のほかにフィールド間動き信号
を混合して作成した複数の動き信号の中から、フレーム
間検出した動き信号のフィールド相関とライン相関を用
いて、適切なものを選択出力することによって、速く動
く映像の動きを正しく検出できる効果がある。また、精
度の高い動き信号を作成することができるので、動き適
応型信号処理の適切な制御ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の動き検出回路を示すブロック図である。
【図3】従来の動き検出回路による動き検出の結果を示
す走査線構造図である。
【図4】図1の動き検出制御回路104の詳細を示すブ
ロック図である。
【図5】図1の動き信号混合回路105の詳細を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の動き検出回路による動き検出の動作を
示す走査線構造図である。
【図7】本発明の動き検出回路による動き検出の結果を
示す走査線構造図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
102…フレーム間動き検出回路、103…フィールド
間動き検出回路、104…動き検出制御回路、105…
動き信号混合回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号を入力され、入力され
    た該テレビジョン信号における画像の動きの有無を検出
    して出力する動き検出回路であって、 入力テレビジョン信号のフレーム間の差を採ったフレー
    ム間差信号から画像の動きの有無を検出するフレーム間
    動き検出回路と、入力テレビジョン信号のフィールド間
    の差を採ったフィールド間差信号から画像の動きの有無
    を検出するフィールド間動き検出回路と、前記フレーム
    間動き検出回路からの検出出力と前記フィールド間動き
    検出回路からの検出出力とを取り込み、両者を混合した
    結果を動き検出出力として出力する動き信号混合回路
    と、 前記フレーム間動き検出回路からの検出出力を取り込
    み、該検出出力と、該検出出力を1フィールド遅延させ
    たフィールド遅延出力と、前記検出出力の1ライン間の
    差を採ったライン間差信号と、を用いて前記動き信号混
    合回路における混合条件を決定して該動き信号混合回路
    に指示する動き検出制御回路と、から成ることを特徴と
    する動き検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動き検出回路におい
    て、前記フィールド間動き検出回路が、 入力テレビジョン信号を取り込み遅延させて出力するフ
    ィールドメモリと、該フィールドメモリの出力信号を取
    り込み遅延させて出力するラインメモリと、入力テレビ
    ジョン信号と前記ラインメモリの出力信号との間で減算
    を行う第1の減算回路と、入力テレビジョン信号と前記
    フィールドメモリの出力信号との間で減算を行う第2の
    減算回路と、前記第1の減算回路の出力信号に含まれる
    色信号成分を除去して出力するローパスフィルタと、該
    ローパスフィルタの出力信号の絶対値をとって出力する
    第1の絶対値回路と、前記第2の減算回路の出力信号の
    絶対値をとって出力する第2の絶対値回路と、から成
    り、前記第1の絶対値回路の出力と前記第2の絶対値回
    路の出力とをフィールド間動き検出出力として出力する
    フィールド間動き検出回路であることを特徴とする動き
    検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の動き検出回路に
    おいて、前記動き検出制御回路が、 前記フレーム間動き検出回路の出力を取り込み遅延させ
    て出力するフィールドメモリと、該フィールドメモリの
    出力を取り込み遅延させて出力する第1のラインメモリ
    と、前記フレーム間動き検出回路の出力を取り込み遅延
    させて出力する第2のラインメモリと、前記フレーム間
    動き検出回路の出力と前記第2のラインメモリの出力と
    の間で減算を行なう減算回路と、該減算回路の出力の絶
    対値をとって出力する絶対値回路と、 前記第1のラインメモリの出力と、前記フィールドメモ
    リの出力と、前記フレーム間動き検出回路の出力と、前
    記絶対値回路の出力と、を用いて前記動き信号混合回路
    における混合条件を決定して該動き信号混合回路に指示
    する混合条件決定回路と、から成ることを特徴とする動
    き検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の動き検出回路に
    おいて、前記動き信号混合回路が、 前記フレーム間動き検出回路の出力(EF)と、前記フ
    ィールド間動き検出回路中の第1の絶対値回路の出力
    (DF)及び第2の絶対値回路の出力(HF)と、前記
    動き検出制御回路の出力とを取り込み、 取り込んだ前記フレーム間動き検出回路の出力(EF)
    と前記フィールド間動き検出回路中の第1の絶対値回路
    の出力(DF)との加算を行なう第1の加算回路(50
    4)と、取り込んだ前記フレーム間動き検出回路の出力
    (EF)と前記フィールド間動き検出回路中の第2の絶
    対値回路の出力(HF)との加算を行なう第2の加算回
    路と(505)、取り込んだ前記フィールド間動き検出
    回路中の第1の絶対値回路の出力(DF)と前記第2の
    絶対値回路の出力(HF)との加算を行なう第3の加算
    回路(506)と、 前記第1の加算回路(504)の出力に係数k1を掛け
    算する第1の係数回路と(507)、前記第2の加算回
    路(505)の出力に係数k2を掛け算する第2の係数
    回路(508)と、前記第3の加算回路(506)の出
    力に係数k3を掛け算する第3の係数回路(509)
    と、 取り込んだ前記動き検出制御回路の出力である制御信号
    に応じて、前記フレーム間動き検出回路の出力(EF)
    と前記第1の係数回路の出力と前記第2の係数回路の出
    力と前記第3の係数回路の出力の中から、何れかを選択
    して出力する選択回路と、から成ることを特徴とする動
    き検出回路。
JP4098362A 1992-04-18 1992-04-18 動き検出回路 Expired - Lifetime JP3040251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098362A JP3040251B2 (ja) 1992-04-18 1992-04-18 動き検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098362A JP3040251B2 (ja) 1992-04-18 1992-04-18 動き検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05300541A true JPH05300541A (ja) 1993-11-12
JP3040251B2 JP3040251B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=14217777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4098362A Expired - Lifetime JP3040251B2 (ja) 1992-04-18 1992-04-18 動き検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040251B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD824283S1 (en) 2016-09-20 2018-07-31 Jack & Izzy, LLC Clasp

Also Published As

Publication number Publication date
JP3040251B2 (ja) 2000-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2732650B2 (ja) 垂直エッジ検出回路
US6693676B2 (en) Motion detecting apparatus for detecting motion information of picture within signal
US6459734B1 (en) Motion detection circuit and a noise suppression circuit including the same
JPH01314493A (ja) 動き検出回路
JP2586687B2 (ja) 雑音除去回路
JPH11146346A (ja) 順次走査変換方法及び順次走査変換装置
US6259480B1 (en) Sequential scanning converter
JPH03190473A (ja) ビデオ信号処理装置
JPS62111586A (ja) 動き適応型信号処理回路
JP2942261B2 (ja) 動き検出回路
JP3040251B2 (ja) 動き検出回路
EP0488498B1 (en) Motion signal detecting circuit
JPH03291080A (ja) 動き適応型走査線補間装置
JP3389984B2 (ja) 順次走査変換装置及び方法
JPH0330586A (ja) 動き検出回路
JPH02272984A (ja) 順次走査変換の動き信号検出法
JPH0522463A (ja) 動き検出回路
JP2862700B2 (ja) 動き検出装置
JP2804795B2 (ja) 動き検出回路
JP2519526B2 (ja) 信号処理装置
JPH082101B2 (ja) 動き適応走査線補間回路
JPH07298205A (ja) 動き検出回路
JP2947837B2 (ja) 制御動き信号発生回路
JP2714251B2 (ja) フィールド変換装置
JPH0724423B2 (ja) 動き適応型輝度信号色信号分離装置及び動き検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13