JPH06314137A - ハンディ情報処理装置 - Google Patents

ハンディ情報処理装置

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JPH06314137A
JPH06314137A JP5125241A JP12524193A JPH06314137A JP H06314137 A JPH06314137 A JP H06314137A JP 5125241 A JP5125241 A JP 5125241A JP 12524193 A JP12524193 A JP 12524193A JP H06314137 A JPH06314137 A JP H06314137A
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screen
handy
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JP5125241A
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Kiyoharu Yoshioka
清春 吉岡
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非使用時において表示手段の画面を保護する
ことができるものでありながら、保護カバーを格別に設
ける必要がなく、しかも、軽量且つコンパクトで、携帯
性及び操作性に優れたハンディ情報処理装置を提供す
る。 【構成】 使用時においては、IJプリンタ24に装置
本体21を、そのディスプレイ22の画面が表出する状
態にして装着する。また、非使用時においては、IJプ
リンタ24に装置本体21を、そのディスプレイ22の
画面がIJプリンタ24により覆われる状態にして装着
すると、ディスプレイ22の画面がIJプリンタ24に
より保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンディパーソナルコ
ンピュータ或いはハンディワークステーション等のハン
ディ情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンという。)は、その関連技術の急速な進歩によって小
型化の傾向が著しく、市場における主流タイプは、CR
Tディスプレイを備えたディスクトップ型から、薄型の
液晶ディスプレイを備えたラップトップ型へ、更には、
より小型のノート型パソコンへと移行している。このノ
ート型パソコンは、従来型のパソコンが備えていた機能
を維持しつつ、全体をコンパクトにまとめて携帯に便利
な構造にしたもので、パーソナルワードプロセッサの分
野で実施されていた技術がパソコンの分野に波及してき
たものである。
【0003】このようなパソコンの分野において、更な
る小型化の追求と、コンピュータ技術の進歩と、社会的
なニーズの変化に伴って、新しいタイプのパソコン、即
ち片手で握持して操作し得るパソコンであるハンディパ
ソコンが脚光を浴びようとしている。このハンディパソ
コンの大きな特徴は、キーボードを備えていないことで
あり、その代わりの機能として、情報を表示する表示手
段の画面の位置情報を直接入力するためのデジタイザ
(以下、タッチパネルという。)を表示手段であるディ
スプレイと組合せることにより、画面情報位置を直接タ
ッチ操作することで、情報処理操作が簡単に行えるよう
にしたものである。この種のハンディパソコンとして
は、携帯に最適な形状、重量及びディスプレイのサイズ
等をバランスよく設計し、携帯に便利で、しかも操作し
易い構造とすることが要求される。
【0004】ところで上述したノート型パソコンでは、
非使用時にはディスプレイをキーボード上に内向きに覆
い被せるように重合することによって、ディスプレイの
画面を保護することができたが、ハンディパソコンでは
キーボードがないので、ディスプレイの画面を保護する
ための専用の保護カバーが必要となる。
【0005】図30は、この種の従来のハンディパソコ
ンの斜視図であり、同図中、1は装置本体で、表示手段
であるディスプレイ2を備え、その左右方向一側面に
は、電源スイッチ3とプリンタ接続用のコネクタ4とが
それぞれ設けてあり、ディスプレイ2には座標検出用の
タッチパネル(図示省略)が組み込まれている。装置本
体1には、その上側面の係合溝1aに係合された第1の
係合片5aを有する保護カバー5が設けてあり、非使用
時(或いは携帯時)には、保護カバー5を、同図中、2
点鎖線で示す状態にして、その第2の係合片5bを装置
本体1の下側面に設けた係合部(図示省略)に係合する
ことによって、この保護カバー5でディスプレイ2の画
面が保護される。
【0006】一方、近年の情報化社会においては、店内
や倉庫の物品管理業務、出先現場での集収業務、或い
は、セールス業務等の各分野において、片手で持ちなが
ら情報処理操作を行うことができる情報処理装置として
便利なハンディワークステーションが多用されている。
【0007】図31は、この種の従来のハンディワーク
ステーションの斜視図であり、同図中、7は装置本体
で、その上面の略中央部には情報を表示する表示手段と
しての液晶ディスプレイ8が設けてあり、この液晶ディ
スプレイ8には、ポィンティングデバィスとしてタッチ
パネル(図示省略)が組み込まれている。また、装置本
体7の上面には、液晶ディスプレイ8の下方に位置して
情報を入力するための入力部であるキーオペレーション
部9が設けてある。更に、装置本体7の上面には、液晶
ディスプレイ8の上方に位置して、記録用紙10aに情
報を印刷記録するためのプリンタ10が設けてある。
【0008】キーオペレーション部9には、数字キー等
の使用頻度の高いキーが配置してあり、プリンタ10に
は、印刷記録するための感熱紙等の記録用紙10aが巻
装収納されている。図31に示すハンディワークステー
ションは、図32に示すように一方の手で装置本体7の
液晶ディスプレイ8とキーオペレーション部9との間の
略中間部裏側(握持部)を握持し、他方の手でタッチパ
ネルやキーオペレーション部9のキーを操作して各種の
情報処理を行い、必要に応じてその処理結果をプリンタ
10により記録用紙10aに印刷記録する。
【0009】装置本体7の液晶ディスプレイ8とキーオ
ペレーション部9との間の略中間部裏側を握持すること
により、液晶ディスプレイ8のタッチパネル入力及びキ
ーオペレーション部9の双方に円滑に対応することがで
きるものである。また、図31に示すタイプのハンディ
ワークステーションは、それぞれの業務目的に対応した
専用機として開発されることが多く、定型業務のために
液晶ディスプレイ8はかなり小型のもので対処すること
ができる。
【0010】しかし、最近では各種の目的に幅広く使用
可能な汎用型のハンディワークステーションが要求され
るようになり、この場合には、多様な情報処理ができる
と共に、汎用型のアプリケーションソフトが利用でき、
ディスプレイもA4サイズ程度のものが必要になる。ま
た、用途の多様性に応じてプリンタは、普通紙にプリン
ト可能なことが要求され、この要求には小型で高精細な
印刷が可能なインクジエットプリンタ(以下、IJプリ
ンタという。)が使用されている。
【0011】図33は、この種の従来の汎用型ハンディ
ワークステーションの斜視図、図34は、図33のハン
ディワークステーションの断面図であり、両図中、7A
は装置本体で、その上面には液晶ディスプレイ8Aが設
けてある。また、装置本体7Aの上面の一端部にはプリ
ンタ11が設けてあり、このプリンタ11にはプリント
時に記録用紙11aが送り込まれるようになっている。
プリンタ11に送り込まれた記録用紙11aは、搬送ユ
ニットを構成するローラ12とピンチローラ13,14
とに挟持され、図33中、矢印方向に搬送され、インク
カートリッジ15からインクが吐出され、記録用紙11
aに情報が印刷記録される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図30に示した従来の
ハンディパソコンでは、使用時において保護カバー5
を、装置本体1から取り外して、ディスプレイ2の画面
を表出させて使用するが、保護カバー5を装置本体1に
対して着脱することは、操作上の煩わしさがあるため、
保護カバー5を使用しない場合が多く、結果的には、保
護カバー5を備えているにも拘らず、ディスプレイ2の
画面を保護する機能を失い易かった。
【0013】また、この種のハンディパソコンでは、ノ
ート型パソコンに比べて、携帯性がより向上しているた
め、外出先で使用する際に、プリンタ・スキャナ・モデ
ムが組込まれた通信装置、ACアダプタ、充電装置、簡
易キーボード等の各種の周辺機器と接続して使用される
ことが多く、これらの周辺機器との関係で充分な機能
と、携帯性を満足するものが未だ出現していないのが実
情である。
【0014】また、図31に示した従来のハンディワー
クステーションでは、使用時には図32に示すように、
装置本体7の裏面を一方の手で握持し、他方の手で液晶
ディスプレイ8のタッチパネルや、キーオペレーション
9のキーを操作するが、この際、プリンタ10が装置本
体7の端部より外方に突出しているため、プリンタ10
の重さによるモーメントがかかって、全体の重量バラン
スが悪くなり、重く感じて長時間に亘って装置本体7を
握持した状態で使用した場合の疲労感が大きくなるとい
う問題点があった。
【0015】更に、図33に示した従来の汎用型ハンデ
ィワークステーションでは、装置本体7Aを手で握持し
たままプリントする場合、液晶ディスプレイ8Aの画面
を見易くするために装置本体7Aを傾けると、IJプリ
ンタのインクの吐出方向が斜め上向きになってしまい、
IJプリンタの特性上、正常なプリントが行えないとい
う問題点があった。また、この汎用型ハンディワークス
テーションは、装置本体7Aを机上に立てた状態で使用
すると、プリント時に記録用紙11aが液晶ディスプレ
イ8Aの画面を覆ってしまい、該画面に表示された情報
が読み取れなくなるという問題点があった。
【0016】本発明は、上述したような従来のハンディ
情報処理装置の現状に鑑みてなされたものであり、その
第1の目的は、非使用時において表示手段の画面を保護
することができるものでありながら、前記画面を保護す
るための保護カバーを格別設ける必要がなく、しかも、
軽量且つコンパクトで、携帯性及び操作性に優れたハン
ディ情報処理装置を提供することにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、装置本体が
握持し易いと共に、該装置本体を握持した状態で長時間
使用しても疲労が少なく、しかも、操作性に優れたハン
ディ情報処理装置を提供することにある。
【0018】また、本発明の第3の目的は、装置本体
を、その搬送ユニット側を上下いずれの方向に向けて使
用しても、表示手段の画面が搬送ユニットにより搬送さ
れる記録用紙によって覆われることのないようにしたハ
ンディ情報処理装置を提供することにある。
【0019】更に、本発明の第4の目的は、装置本体
を、その表示手段の画面を傾けた状態で使用しても、正
常にプリントすることができるハンディ情報処理装置を
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的を達
成するために、本発明の第1発明は、情報を表示する表
示手段を備えた装置本体と、該装置本体に対して着脱自
在に装着される周辺ディバイスユニットとからなり、前
記装置本体に対する前記周辺ディバイスユニットの装着
状態を、該周辺ディバイスユニットにより前記表示手段
の画面が覆われた状態で装着される第1装着状態と、前
記表示手段の画面が表出した状態で装着される第2装着
状態とに選択し得るごとく構成したことを特徴とするも
のである。
【0021】また、上述した第2の目的を達成するため
に、本発明の第2発明は、情報を入力する入力部を備え
且つ該入力部の裏面側に片手で握持する握持部を有する
装置本体と、該装置本体に装着され且つ比較的重量のあ
る周辺ディバイスユニットとからなり、前記周辺ディバ
イスユニットが前記装置本体の握持部に対して前記入力
部と反対側に位置するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0022】また、上述した第3の目的を達成するため
に、本発明の第3発明は、装置本体に、情報を表示する
表示手段と記録用紙を搬送する搬送ユニットとを互いに
並べて一体化して設けたハンディ情報処理装置におい
て、前記表示手段の画面に表示される画像の上下方向
を、前記搬送ユニット側が上向きとなる第1モードと、
前記搬送ユニット側が下向きとなる第2モードとに択一
的に切り替え制御する制御手段を備え、前記表示手段の
画面の傾きに応じて前記第1モードと第2モードとに切
り替えるように構成したことを特徴とするものである。
【0023】更に、上述した第4の目的を達成するため
に、本発明の第4発明は、装置本体に、情報を表示する
表示手段と記録用紙に情報を記録するインク吐出型のプ
リンタとを互いに並べて一体化して設けたハンディ情報
処理装置において、前記プリンタのインク吐出方向を、
前記表示手段の画面の上下方向軸線に対して左右方向に
略60度の範囲内で調節制御する制御手段を備え、前記
表示手段の画面の傾きに応じて前記インクの吐出方向
を、正常印刷可能な向きに設定し得るようにしたことを
特徴とするものである。
【0024】
【作用】第1発明のハンディ情報処理装置は、その非使
用時には、周辺ディバイスユニットにより表示手段の画
面が覆われるようにして、装置本体に対して前記周辺デ
ィバイスユニットを装着する。これにより、前記周辺デ
ィバイスユニットが、前記表示手段の画面を保護する保
護カバーとして機能するので、該保護カバーを格別に設
ける必要がない。また、使用時には、前記表示手段の画
面が表出するようにして、前記装置本体に対して前記周
辺ディバイスユニットを装着する。これにより、表示手
段の画面に表示された画像を見ながら情報処理を行え
る。
【0025】第2発明のハンディ情報処理装置は、入力
部を備えた装置本体に対して、周辺ディバイスユニット
を前記入力部と反対側に位置させる。これにより、前記
装置本体の入力部側と周辺ディバイスユニット側とが重
量的にバランスするので、握持し易いと共に、長時間使
用しても疲労が少なく、しかも、操作性が良い。
【0026】第3発明のハンディ情報処理装置は、記録
用紙を搬送する搬送ユニット側が上側となる状態で使用
する場合は、表示手段の画面の上下方向は、前記搬送ユ
ニット側が上方向となる第1モードが選択される。ま
た、前記搬送ユニット側が下側となる状態で使用する場
合は、前記表示手段の画面の上下方向は、前記搬送ユニ
ット側が下方向となる第2モードが選択される。これに
より、装置本体を、その搬送ユニット側を上下いずれの
方向に向けて使用しても、表示手段の画面が記録用紙に
より覆われることがない。
【0027】第4発明のハンディ情報処理装置は、表示
手段の傾きに応じてプリンタのインクの吐出方向が、正
常印刷可能な向きに設定される。これにより、装置本体
を、その表示手段の画面を傾けた状態で使用しても、正
常にプリントすることができる
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図29を参
照して説明する。
【0029】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例に係わるハンディ情報処理装置の使用状態の斜視図、
図2は、同装置における装置本体の斜視図であり、両図
中、21は装置本体で、その上面には情報を入力する入
力部であるタッチパネル(図示省略)が組み込まれたデ
ィスプレイ(表示手段)22が設けてある。装置本体2
1の左右方向一側面には電源スイッチ23が、左右方向
両側面には突起26,27がそれぞれ設けてある。ま
た、装置本体21の前後方向一側面には、凹部30とプ
リンタインタフェース用のコネクタ29とが設けてあ
る。本実施例は、周辺ディバイスユニットがIJプリン
タ24の場合であり、使用状態においては、図1に示す
ように、装置本体21を、そのディスプレイ22の画面
が表出する状態にしてIJプリンタ24の後述する嵌合
部Cに嵌合装着し得るようになっている。
【0030】図3は、IJプリンタ24の斜視図であ
り、該IJプリンタ24は給紙トレイ28を有してお
り、その上面は、左右両側壁部24a,24bと前側壁
部24cとに囲まれた嵌合部Cとなっており、この嵌合
部Cに装置本体21が着脱自在に嵌合されるようになっ
ている。左右両側壁部24a,24bにはロック爪25
がそれぞれ設けてあり、前側壁部24cにはコネクタ4
2が設けてある。図1に示す装着状態においては、装置
本体21の一方の突起26がIJプリンタ24のロック
爪25と係合し、且つ装置本体21のコネクタ29がI
Jプリンタ24のコネクタ42と接続している。
【0031】図4は、本実施例に係わるハンディ情報処
理装置の使用状態の縦断側面図であり、IJプリンタ2
4の前側壁部24c内の上部キャリッジ33には、イン
ク吐出ヘッド31を備えたインクタンク32が取り付け
てある。キャリッジ33と共にインク吐出ヘッド31
は、軸34,35にガイドされて移動して記録用紙36
に情報を印刷記録するものである。また、前側壁部24
c内の下部には、バッテリ40と、互いに近接対向した
ローラ37,38がそれぞれ配設してあり、これらロー
ラ37,38により搬送ユニットを構成している。
【0032】使用状態では、装置本体21のコネクタ2
9と、IJプリンタ24のコネクタ42との接続によっ
て、装置本体21とIJプリンタ24とに、バッテリ4
0の電源が供給され、装置本体21のタッチパネルオペ
レーションにより、プリント指令が発せられる。記録用
紙36は、装置本体21の底面と給紙トレイ28との間
に形成された間隙tを挿通しながら、ローラ37,38
に挟持されて図1及び図4の矢印A方向に搬送される。
【0033】図5は、本実施例に係わるハンディ情報処
理装置の非使用状態(或いは携帯状態)の斜視図であ
り、装置本体21は、そのディスプレイ22を給紙トレ
イ28の上面に対向させた状態(下向き)にして、IJ
プリンタ24の嵌合部Cに嵌合装置されている。この装
着状態においては、装置本体21の他方の突起27(図
1参照)がIJプリンタ24のロック爪25に係合し、
且つIJプリンタ24のコネクタ42が装置本体21の
凹部30(図2参照)に嵌合され、ディスプレイ22の
画面はIJプリンタ24の給紙トレイ28によって覆わ
れて保護される。
【0034】使用する場合は、図5に示す装着状態から
装置本体21をIJプリンタ24の嵌合部Cから取り外
して図2の状態にする。この状態で各種の情報処理を行
った後に、プリント処理を行う場合には、図1に示すよ
うに装置本体21を、そのディスプレイ22を表出させ
た状態にしてIJプリンタ24の嵌合部Cに嵌合する。
【0035】このように、本実施例によると、装置本体
21に対してIJプリンタ24を、ディスプレイ22の
画面が覆われた状態にして装着する状態と、ディスプレ
イ22の画面が表出する状態にして装着する状態との2
態様に、簡単に選択設定することができる。このため、
IJプリンタ24が装置本体21のディスプレイ22の
画面を保護する機能を有するので、従来のような保護カ
バーを格別設ける必要がなくなり、構成部品を削減する
ことができ、軽量且つコンパクトで、携帯性及び操作性
に優れたものとなる。
【0036】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を、図6に基づき説明する。
【0037】尚、本実施例において上述した第1実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0038】本実施例は、周辺ディバイスユニットをス
キャナとしたもので、図6は、本実施例に係わるハンデ
ィ情報処理装置の使用状態の縦断側面図であり、同図
中、Sはスキャナで、給紙トレイ28aを有している。
装置本体21の左右両側壁部には、図示してないが第1
実施例と同様に突起が設けられており、この突起にスキ
ャナSのロック爪25が係合する。また、スキャナSの
前側壁部24c1には、装置本体21のコネクタ29と
接続するコネクタ42が設けてある。前側壁部24c1
内の上部には、光源体44、結像レンズ45、センサ4
6がそれぞれ収容された読取センサブロック43が設け
てある。また、前側壁部24c1内の下部には、バッテ
リ40とローラ38とがそれぞれ設けてある。
【0039】本実施例では、原稿Dが装置本体21の下
面と給紙トレイ28aの上面との間の間隙tを挿通して
ローラ38と読取センサブロック43とに挟持されて搬
送され、光源体44の光が原稿D面に照射され、原稿像
が結像レンズ45でセンサ46に集束され電気信号に変
換されて読み取られる。
【0040】尚、本実施例に係わるハンディ情報処理装
置におけるその他の構成、動作及び作用効果は、上述し
た第1実施例と同一であるから、その説明を省略する。
【0041】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を、図7に基づき説明する。
【0042】尚、本実施例において上述した第2実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0043】本実施例は、装置本体21をスキャナSの
裏面側に取り付けるようにしたもので、図7は、本実施
例に係わるハンディ情報処理装置の使用状態の縦断側面
図であり、同図に示すように、装置本体21のコネクタ
29と接続するコネクタ42は、スキャナSの前側壁2
4c2の下部に設けてある。また、装置本体21の突起
と係合するロック爪(いずれも図示省略)は、スキャナ
Sの給紙トレイ28aの下側に設けてある。この場合、
スキャナSの給紙トレイ28aの上側にスペース的に余
裕があることを配慮して、バッテリ40は、前側壁24
c2の上部側に配設してあり、スキャナSの駆動スイッ
チ52が装置本体21の左右方向一側面に設けてある。
【0044】本実施例では、スキャナSの給紙トレイ2
8aの上面が開放されるので、小サイズの原稿Dの読取
りが可能になり、裏面側にあるタッチパネルによらず、
装置本体21の左右方向一側面に設けたスイッチ52を
操作して、スキャナSを駆動させローラ37,38によ
り矢印A方向に搬送される原稿Dの読取りを行うことが
できる。また、簡単にスキャナSと接続して原稿Dの情
報を読み取ることができる。
【0045】尚、本実施例に係わるハンディ情報処理装
置におけるその他の構成、動作及び作用効果は、上述し
た第2実施例と同一であるから、その説明を省略する。
【0046】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を、図8乃至図12に基づき説明する。
【0047】図8は、本実施例に係わるハンディ情報処
理装置におけるプリンタを回動しない状態の一部切欠側
面図、図9は、同装置における支軸部分の詳細図、図1
0は、同装置における装置本体とプリンタとの電気的接
続部分の詳細図である。これら各図に示すように、本実
施例は、ディスプレイ22を備えた装置本体21Aの前
端部側に、周辺ディバイスユニットであるプリンタ50
を支軸52を中心に上下方向(図8中、矢印方向)に回
動自在に取り付け、プリンタ50の位置を装置本体21
Aの後述する握持部に対して変位し得るようにしたもの
である。
【0048】装置本体21Aの上面には、その前後方向
に並べてディスプレイ22と、キーを有する入力部51
とが設けてあり、このディスプレイ22と入力部51と
に亘る部分の装置本体21Aの裏面側に片手で握持する
握持部を有している。装置本体21Aの後端側の下部コ
ーナーにはゴムパッド61が取り付けてあり、また、装
置本体21A内にはバッテリ40が収容されている。
【0049】一方、プリンタ50は、記録用紙である感
熱ロール紙56、搬送ユニットを構成するプラテンロー
ラ59、該プラテンローラ59を駆動するための駆動モ
ータ55及びラインサーマルヘッド60をそれぞれ有し
ており、また、プリンタ50の前端部にはゴムパッド5
8が取り付けてある。プリンタ50の左右方向両側面に
は、円弧状の係合溝53が形成してあり、これら係合溝
53に、装置本体21Aの左右両側面に設けた係合ピン
54がそれぞれ係合している。従って、プリンタ50
は、係合溝53の範囲内で支軸52を中心に回動する。
【0050】図9に示すように、装置本体21Aとプリ
ンタ50との間の支軸52には、摩擦パッド62が装着
され、この摩擦パッド62は、ワッシャ63を介してス
プリングワッシャ64によりプリンタ50側に押し付け
られている。このようにして摩擦パッド62により生じ
る摩擦負荷によって、装置本体21Aに対してプリンタ
50は、所望回動位置に保持される。プリンタ50が装
置本体21Aに対して、図10に示すように点線位置か
ら実線位置へ回動するのに伴って、装置本体21Aとプ
リンタ50とを連結するケーブル65は、点線位置から
実線位置のように屈折する。
【0051】図11は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置におけるプリンタを回動した状態の側面図であ
り、本装置を片手で握持して使用する場合は、図11に
示すようにプリンタ50を、支軸52を中心に係合ピン
54が係合溝53の一端部に当接するまで下方(図中、
時計方向)に回動させる。このようにすると、プリンタ
50の重心位置が装置本体21Aの握持部側に移動し、
プリンタ50によるモーメントが減少し、全体的な重量
バランスが良くなり、装置本体21Aの握持が楽になっ
て、長時間装置本体21Aを片手で握持した状態で使用
しても疲労感が少なく、しかも、入力部51の入力操作
の際の安定性が高い。
【0052】図12は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置を机上に載置して使用する状態の側面図であ
り、プリンタ50を、支軸52を中心に所望回動位置ま
で図中、時計方向に回動させた状態で、ゴムパッド5
8,61を机上面に接触させた状態にする。このように
すると、ディスプレイ22及び入力部51が適度に傾斜
し、装置本体21A及びプリンタ50が机上に安定して
載置された状態となり、操作性が良好となる。この場
合、ディスプレイ22及び入力部51の傾斜角度の調節
は、装置本体21Aに対するプリンタ50の回動角度を
調節することにより行える。
【0053】このように、本実施例によると、プリンタ
50を装置本体21Aに対して支軸52を中心に回動さ
せることにより、装置本体21Aを片手で握持して使用
する際の疲労感が減少すると共に、机上に載置して使用
する際に、ディスプレイ22及び入力部51を適度に傾
斜させることができ、操作性が良好となる。
【0054】(第5実施例)次に、本発明の第5実施例
を、図13及び図14に基づき説明する。
【0055】尚、本実施例において上述した第4実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0056】図13は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の非使用状態の側面図、図14は同装置を握持
した状態(使用状態)の側面図である。図13に示すよ
うに、上面にディスプレイ22及びキー入力部51が設
けてある装置本体21Bと、プリンタ50及び通信ユニ
ット70からなる周辺ディバイスユニットUとが、可撓
性を有する連結バンド71a,71bで互いに機械的に
も電気的にも接続してある。連結バンド71a,71b
の一端は、コネクタ72a,72bを介して装置本体2
1Bの左右方向両端面に着脱自在に取り付けられてい
る。また、連結バンド71a,71bの他端は、周辺デ
ィバイスユニットUの左右方向両端面に固定されてい
る。従って、コネクタ72a,72bを装置本体21B
から取り外せば、必要に応じて装置本体21Bと、周辺
ディバイスユニットUとを互いに分離することができる
ようになっている。
【0057】装置本体21Bの下面には、一対のロック
爪73a,73bが突設されており、これらロック爪7
3a,73bと係脱自在に係合する係合孔(図示省略)
が周辺ディバイスユニットUの上面に設けられている。
そして、ロック爪73a,73bを前記係合孔に係合す
ることによって、図13に示すように装置本体21Bと
周辺ディバイスユニットUとが互いに重合した状態に軽
くロック保持される。装置本体21Bとプリンタ50と
は、上述した第4実施例と同一機能を有しており、通信
ユニット70は外出先で収集した情報を監視センタに無
線で送信する通信機能を有している。
【0058】非使用時には、装置本体21Bのロック爪
73a,73bを、周辺ディバイスユニットUの係合孔
に係合することによって、図13に示すように装置本体
21Bと周辺ディバイスユニットUとを互いに重合した
状態に機械的に連結するものである。
【0059】このような図13に示す非使用状態から装
置本体21Bのロック爪73a,73bを、周辺ディバ
イスユニットUの係合孔から抜き外して、装置本体21
Bと周辺ディバイスユニットUとの間に片手を挿入して
装置本体21Bを握持する。すると、図14に示すよう
に装置本体21Bに対して周辺ディバイスユニットU
が、連結バンド71a,71bを介して垂下した状態と
なり、装置本体21A及び周辺ディバイスユニットU
を、略全体の重心位置で安定して保持することができる
ので、長時間に亘って装置本体21Bを片手で握持した
状態で使用しても疲労感が少ない。また、コネクタ72
a,72bを装置本体21Bから取り外せば、必要に応
じて装置本体21Bと、周辺ディバイスユニットUとを
互いに分離して運搬することができる。
【0060】(第6実施例)次に、本発明の第6実施例
を、図15及び図16に基づき説明する。
【0061】尚、本実施例において上述した第4実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0062】本実施例は、プリンタとしてIJプリンタ
を採用したもので、図15は、本実施例に係わるハンデ
ィ情報処理装置におけるプリンタ50Cを回動しない状
態の一部切欠側面図、図16は、同装置におけるプリン
タ50Cを回動した状態の一部切欠側面図である。プリ
ンタ50Cには記録用紙77が巻装され、該記録用紙7
7を搬送する搬送ユニットを構成する複数個のローラ3
7aの近傍に、ノズル76を備えたインクカートリッジ
75が配設されている。
【0063】本実施例では、インクカートリッジ75内
のインクが、ノズル76から吐出されて記録用紙77に
情報が印刷記録されるが、このようなBJプリンタの印
刷原理から、ノズル76からのインクの吐出方向は、水
平か下向きになっていることが必要である。図15に示
す状態では、インクは記録用紙77に矢印B方向から水
平に吐出され、記録用紙77には正常なプリントが行わ
れる。また、装置本体21Cを握持し易くするために、
図16に示すようにプリンタ50Cを下方に回動させた
時は、ノズル76からのインクの吐出方向は、斜め下方
を向いているので、この場合も記録用紙77に対して正
常なプリントが行われる。
【0064】尚、本実施例におけるその他の構成、動作
及び作用効果は、上述した第4実施例と同一であるか
ら、その説明を省略する。
【0065】(第7実施例)次に、本発明の第7実施例
を図17及び図18を参照して説明する。
【0066】尚、本実施例において上述した第4実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0067】本実施例は、上述した第4実施例における
プリンタ50に代えて,読取スキャナを装置本体に回動
自在に設けたもので、例えば名刺等を読取スキャナで読
取り、OCR(光学文字読取装置)によりコード化して
分類格納し、検索利用できるようにする場合等に使用で
きるようにしたものである。
【0068】図17は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の机上に載置して使用する状態の一部切欠側面
図、図18は、同装置における読取スキャナを回動した
状態の一部切欠側面図である。両図に示すように、読取
スキャナ87には、矢印M方向から挿入される複数の被
読取シート(例えば名刺)D1から、1枚の読取シート
D1を分離する分離パッド78と分離ローラ79とが設
けてあり、分離された1枚の被読取シートD1は、後段
に設けてある搬送ユニットを構成するプラテンローラ8
1及び読取センサブロック80に挟持されて矢印N方向
に搬送される。このように搬送される被読取シートD1
にLED82からの光が照射され、被読取シートD1上
の情報がセルホックレンズ83でセンサ84に集束され
電気信号に変換されることによって、被読取シートD1
上の情報が読み取られた後、被読取シートD1は矢印N
方向に排出される。
【0069】この被読取シートD1の排出動作において
は、被読取シートD1の読取り直後の搬送位置で、その
搬送動作が停止するようにしてあるので、図18に示す
ように読取スキャナ87を回動して使用する場合に、被
読取シートD1が落下することがなく、オペーレータは
読取後の被読取シートD1を搬送ユニットを構成するピ
ンチローラ85,86相互間から抜き取ることができ
る。この場合、被読取シートD1の搬送動作の停止に代
えて、該被読取シートD1が読み取られた後、所定位置
に達したら警報音を発生するようにしてもよい。
【0070】尚、本実施例におけるその他の構成、動作
及び作用効果は、上述した第4実施例と同一であるか
ら、その説明を省略する。
【0071】(第8実施例)次に、本発明の第8実施例
を、図19及び図20に基づき説明する。
【0072】図19は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の装置本体と周辺ディバイスユニットとを分離
した状態の斜視図、図20は、同装置の装置本体に周辺
ディバイスユニットを傾けて取り付けた状態の側面図で
ある。図19に示すように、本実施例では、装置本体2
1Eの上面にディスプレイ22が設けてあり、また、装
置本体21Eの左右両側面には、ほぼ垂直方向に向かう
係合溝92aと、水平位置より若干上下斜め方向に向か
う係合溝93a、とがそれぞれ設けてある。
【0073】一方、周辺ディバイスユニットUAには、
補助記憶手段としてのハードディスク、通信装置等が設
けられており、周辺ディバイスユニットUAの左右両側
面には、弾性部材よりなるロック爪90a,90bが設
けられており、これらロック爪90a,90bに挟まれ
た端面には、装置本体21Eの図示しないコネクタと接
続可能な信号コネクタ94が設けてある。
【0074】本実施例のハンディ情報処理装置は、その
非使用時には周辺ディバイスユニットUAのロック爪9
0a,90bを、その根元の押圧部91を指で挟んで押
圧して、その弾性力に抗して外側に広げて装置本体21
Eの垂直のロック孔92aに係合することにより、装置
本体21Eに対して周辺ディバイスユニットUAを、図
20の2点鎖線に示すように装置本体21Eの前端側に
連続した状態にして水平に装着するものである。この装
着状態において、信号コネクタ94が、装置本体21E
の図示しないコネクタに接続される。
【0075】一方、本実施例のハンディ情報処理装置
は、その使用時にはロック爪90a,90bを上記と同
様にして装置本体21Eの傾斜したロック孔93a,9
3bに係合することにより、装置本体21Eに対して周
辺ディバイスユニットUAを、図20の実線で示すよう
に装置本体21Eの前端側下面に直角より若干斜め下方
に向かって突出した状態に装着するものである。この装
着状態においては、周辺ディバイスユニットUAの重心
が、装置本体21Eを握持する手の方向に近接すること
によって、装置本体21Eを握持する手に掛かる負担が
軽減される。また、不要な場合には周辺ディバイスユニ
ットUAを装置本体21Eから取り外し、装置本体21
Eのみを運搬することができる。
【0076】このように、本実施例によると、周辺ディ
バイスユニットUAを装置本体21Eに対してその装着
角度を変えて装着することにより、装置本体21Eを片
手で安定して握持することが可能になり、装置本体21
Eを片手で握持した状態で長時間使用しても疲労感が少
ない。
【0077】尚、本実施例におけるその他の構成、動作
及び作用効果は、上述した第4実施例と同一であるか
ら、その説明を省略する。
【0078】(第9実施例)次に、本発明の第9実施例
を図21〜図26に基づき説明する。
【0079】尚、本実施例において上述した第6実施例
と同一部分には、図面に同一符号を付して説明する。
【0080】図21は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の斜視図、図22は、同装置の一部切欠側面図
である。図22に示すように、装置本体21Fの上面に
は情報の入力部であるタッチパネル22aを備えたディ
スプレイ22が設けてある。また、装置本体21Fの前
端部にはプリンタ50Dが一体に設けてある。更に、装
置本体21Fの下面には、支軸100を中心に回動可能
なスタンド99が取り付けてある。このスタンド99の
先端にはロック爪101が、中間位置には突起103が
それぞれ設けてある。そして、図22に示すようにスタ
ンド99を閉じた状態では、ロック爪101がプリンタ
50Dに設けてあるストッパ部102に係合し、突起1
03が装置本体21Fに設けてあるスイッチ104を押
圧して、該スイッチ104はオン状態になっている。こ
のスイッチ104は、後述するディスプレイ22の表示
切換用のスイッチである。
【0081】プリンタ50Dには、記録用紙77を挟持
して搬送する搬送ユニットを構成するローラ96及びピ
ンチローラ97,98、記録用紙77に向けてインクを
吐出するノズル76を備えたインクカートリッジ75が
それぞれ設けてある。インクカートリッジ75は、ディ
スプレイ22の画面の上下方向軸線に対して左右方向に
略45°傾けた状態にして配置してある。そして、イン
クカートリッジ75が図21の矢印E方向に移動して、
矢印F方向に搬送される記録用紙77に向けてノズル7
6からインクを吐出することにより、該記録用紙77に
情報を印刷記録するようになっている。
【0082】図21及び図22では、装置本体21Fの
ディスプレイ22の画面を、水平面に対して下方に45
°傾けた場合を示してあるが、装置本体21Fを机上に
載置して使用する場合には、ディスプレイ22の画面は
水平になり、装置本体21Fを片手で握持して使用する
場合には、ディスプレイ22の画面を水平面に対して4
5°以上に傾けることはないので、使用時におけるディ
スプレイ22の画面の傾斜範囲では、記録用紙77に対
するノズル76からのインクの吐出方向は、水平方向及
び該水平方向より下方となり、正常な印刷が行われる。
また、プリンタ50Dの前端部に設けた給紙トレイ10
5は、軸106を中心に回動自在であり、非使用時に給
紙トレイ105は、図22の2点鎖線に示すごとく記録
用紙77の搬入口と搬出口とを塞ぐ位置に回動される。
【0083】図23は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置のブロック構成図であり、同図中、107は本
装置全体の動作を制御するCPUで、該CPU107に
は、プリンタ50Dを駆動するプリンタ駆動回路10
9、ディスプレイ22を駆動するディスプレイ駆動回路
110及びタッチパネル22aを駆動するタッチパネル
駆動回路111、該CPU107の動作手順を実現する
プログラムや後述するテーブル等を記憶しているROM
200、前述したプログラムをCPU107が実行する
時にワークエリアやエラー処理の一時退避エリア等とし
て用いられるRAM201がそれぞれ接続してある。プ
リンタ駆動回路109にはプリンタ50Dが、ディスプ
レイ駆動回路110にはディスプレイ22が、タッチパ
ネル駆動回路111にはタッチパネル22aがそれぞれ
接続してある。また、CPU107にはVRAM(ビデ
オRAM)108が接続してあり、該VRAM108は
ディスプレイ駆動回路110に接続してある。
【0084】一方、CPU107には、後述する第1モ
ードと第2モードとを択一的に選択するための切り替え
スイッチ104が接続してあり、またROM200の中
には、第1モードでディスプレイ22の画面に表示すべ
き画像データをVRAM108に書込む際にデータを参
照する表示テーブル114aと、第2モードでディスプ
レイ22の画面に表示すべき画像データをVRAM10
8に書込む際にデータを参照する表示テーブル114b
及び第1モードでタッチパネル22aの入力信号とディ
スプレイ22の画面上の位置との相関を取る入力テーブ
ル113aと、第2モードでタッチパネル22aの入力
信号とディスプレイ22の画面上の位置との相関を取る
入力テーブル113bがある。そして、切り替えスイッ
チ104の切り替え操作により、CPU107は、ディ
スプレイ22の画面に表示される画像の上下方向を、プ
リンタ50D側を上方向とする第1モードでは、表示テ
ーブル114aと入力テーブル113aを、またプリン
タ50D側を下方向とする第2モードでは、表示テーブ
ル114bと入力テーブル113bを選択し、そのデー
タに基づいて択一的に切り替え制御するようになってい
る。
【0085】図24は、第1モードと第2モードの説明
図であり、その説明を簡略化するため、表示ブロックを
縦4ドット、横5ドットとし、各ブロックに1から20
の番号を付して、アルファベットの「L」を表示する場
合を説明する。同図中、(a)は第1モード時の表示
を、(b)は第2モード時の表示をそれぞれ示し、第1
モードと第2モードでは、互いに上下逆向きに「L」が
表示される。
【0086】このようにするには、第1モードでの表示
のブロックnを、第2モードでは21−nにすると、第
1モードの2は21−2=19、7は21−7=14と
いう具合に、第2モードでは、第1モードと上下逆の表
示が行われる。そこで、このように各モードに対応した
データのテーブルを入力テーブル113aと入力テーブ
ル113bおよび表示テーブル114aと表示テーブル
114bとに設定しておくと、切り替えスイッチ104
からの切り替え信号によって、CPU107は第1モー
ドか第2モードかを判断し、表示テーブル114aと入
力テーブル113aとのデータあるいは表示テーブル1
14bと入力テーブル113bとのデータを取り込ん
で、ディスプレイ22の画面に、切り替え選択されたモ
ードで画像を表示する。即ち、入力テーブル113及び
表示テーブル114は、それぞれ113a,113bお
よび114a,114bの2つずつから構成されてい
て、第1モードでは各々113a,114aが、第2モ
ードでは各々113b,114bが選択される。以後
a,bの区別を省いて説明する。
【0087】本装置を手で握持して使用する場合は、図
21及び図22に示すように、ディスプレイ22の画面
の上方にプリンタ50Dが位置するように装置本体21
Fを握持して、タッチパネル22aを操作して情報処理
を行う。この場合、ディスプレイ22の画面に表示され
る画像は第1モードとなり、搬送される記録用紙77
は、タッチパネル22aの操作には何ら邪魔にならず、
オペーレータがディスプレイ22の画面に表示される画
像を読み取れる方向に記録用紙77が搬送されてプリン
トが行われるので、プリント結果を確認し易い。
【0088】図25は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置を机上に載置して使用する状態の一部切欠側面
図である。例えば現場で収集したデータを監視センタに
持ち帰り、データの解析を行う場合には、図25に示す
ようにスタンド99を支軸100を中心に回動して、本
装置を、そのプリンタ50Dを下にして机上に立て掛
け、付属のキーボード(図示省略)を使用してデータの
解析処理を行うと能率的である。
【0089】この場合、スタンド99はストッパ部10
2aに当接して、装置本体21Fのディスプレイ22の
画面の机上面に対する傾斜角度は約70°になり、ディ
スプレイ22の画面を見ながらキーボードを操作するの
に最適の角度に設定される。このようにすると、スタン
ド99による切り替えスイッチ104の押圧が解除され
て第2モードが設定されるので、本装置の机上への載置
状態においてオペーレータがディスプレイ22の画面に
表示された情報を読取ることが可能になる。また、記録
用紙77は立て掛けた本装置の下端側から搬出され、デ
ィスプレイ22の画面を覆うことはない。更に、インク
カートリッジ75のノズル76からのインクの吐出方向
は斜め下方となるので、正常にプリントされる。
【0090】図26は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の動作を示すフローチャートであり、同図を参
照して本装置の動作を説明する。
【0091】まず、ステップS1で電源が投入される
と、ステップS2で切替えスイッチ104がオンしてい
るか否かが判別される。図21及び図22に示す使用状
態で、切替えスイッチ104がオンしていると判別され
ると、ステップS3で第1モードが設定された後、ステ
ップS4に進んでディスプレイ22に初期画面が表示さ
れる。この後、ステップS5に進んで、オペレータがタ
ッチパネル22aをタッチ操作して入力操作を行ったか
否かが判別され、入力操作を行っていないと判別されれ
ば、前記ステップS2に戻る。
【0092】また、前記ステップS5で、入力操作を行
ったと判別されれば、ステップS5に進んでCPU10
7により入力テーブル113が参照される。このとき第
1モードであるから、入力テーブルは113aが選択さ
れている。そして、ステップS7において、プリンタ5
0D側をディスプレイ22の画面に表示される画像の上
部とする座標の設定が行われ、次のステップS8で表示
テーブル114が参照された後、ステップS9に進む。
【0093】ステップS9では、前記ステップS7での
処理に従った表示画像データが、表示テーブル114を
参照し、この場合はプリンタ50D側を画像の上側にし
てVRAM108に書込まれる。次いで、ステップS1
0において、印刷命令が発せられているか否かの判別が
行われ、印刷命令が発せられている場合はステップS1
1に進んで、プリンタ駆動回路109によりプリンタ5
0Dが駆動され、記録用紙77に情報が印刷記録され、
その後に、ステップS12で電源が遮断されたか否かが
判別され、電源が遮断された場合は本処理動作を終了
し、電源が遮断されていない場合は前記ステップS2に
戻る。
【0094】また、前記ステップS2において、図25
に示すように本装置をスタンド99を立てて机上に載置
して使用する状態において、切替えスイッチ104がオ
フであると判別されると、ステップS13に進んで第2
モードが設定された後に、前記ステップS4に進み、以
下は前述したような処理が行われる。
【0095】このように、本実施例によると、プリンタ
50Dを上方にして装置本体21Fを片手で握持して使
用すると、ディスプレイ22の画面に表示される画像
は、プリンタ50D側が上になる第1モードで表示さ
れ、スタンド99を使用してプリンタ50Dを下方に向
けて机上に立てかけ載置して使用すると、ディスプレイ
22の画面に表示される画像は、プリンタ50D側が下
になる第2モードで表示され、いずれのモードでもノズ
ル76からのインクの吐出方向は、水平か斜め下向きに
なるので、正常な印刷が行われ、しかも、記録用紙77
でディスプレイ22の画面が覆われることもなく、円滑
な情報処理を行うことができる。
【0096】尚、本実施例におけるその他の構成及び作
用効果は、上述した第6実施例と同一であるから、その
説明を省略する。
【0097】(第10実施例)本発明の第10実施例
を、図27及び図28に基づき説明する。
【0098】尚、本実施例において上述した第9実施例
と同一部分については、図面に同一符号を付して説明す
る。
【0099】図27は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の一部切欠側面図、図28は、同装置を机上に
載置して使用する状態の一部切欠側面図である。本実施
例は、上述した第9実施例におけるプリンタ50Dに代
えて読取スキャナを設けたものであり、図27に示すよ
うに、装置本体21Gの前端部に読取スキャナ87Gが
設けてある。この読取スキャナ87Gは、原稿Dを搬送
する搬送ユニットを構成するローラ96及びピンチロー
ラ97と、原稿Dを読み取る原稿読取ユニット110と
からなる。原稿読取ユニット110には、原稿Dに光を
照射するLED111、原稿Dからの反射光を集束する
セルホックレンズ112及び原稿Dの画像が結像される
イメージセンサ113が設けてある。
【0100】また、本実施例では、装置本体21Gに、
発光部と受光部とを備えたフォトインタラプタ114
と、軸116を中心に回動自在な遮光板115とがそれ
ぞれ取り付けてある。そして、装置本体21Gの傾斜角
度に関係なく、重力で常に垂直方向を向いている遮光板
115が、フォトインタラプタ114との位置を相対的
に変化し、装置本体21Gの傾斜角度によっては、フォ
トインタラプタ114の発光部からの光の受光部での受
光を阻止するようにしてある。
【0101】本実施例では、図27に示すように本装置
を読取スキャナ87Gを上方にして使用すると、遮光板
115はフォトインタラプタ114を遮らず、フォトイ
ンタラプタ114からの検知信号により第1モードが設
定される。このために、ディスプレイ22の画面に表示
される画像は、読取スキャナ87G側が上になるように
表示される。
【0102】また、本実施例に係わるハンディ情報処理
装置は、図28に示すように、装置本体21Gの読取ス
キャナ87G側が挿入される凹部120と背板119と
足118とをそれぞれ有する支持台117を備え、この
支持台117に装置本体21Gを支持した状態で机上に
載置して使用することができる。このように支持台11
7を用いて装置本体21Gを机上に載置すると、遮光板
115はフォトインタラプタ114に入り込み、発光部
からの光が受光部で受光されなくなり、フォトインタラ
プタ114の遮断信号で第2モードが設定される。この
ために、ディスプレイ22の画面に表示される画像は、
読取スキャナ87G側が下になるように表示される。
【0103】このように本実施例によると、本装置を読
取スキャナ87Gを上方にして使用する場合は、ディス
プレイ22の画面に表示される画像は、読取スキャナ8
7G側が上になる第1モードで表示され、また、読取ス
キャナ87Gを下方にして使用する場合は、ディスプレ
イ22の画面に表示される画像は、読取スキャナ87G
側が下になる第2モードで表示されるので、いずれの場
合もオペレータが読取り易い状態で画像が表示される。
【0104】尚、本実施例におけるその他の構成は、ス
タンドが装置本体に取り付けられていない点を除いて
は、上述した第9実施例と同一であり、また、動作及び
作用効果も第9実施例と同一であるから、その説明を省
略する。
【0105】(第11実施例)次に、本発明の第11実
施例を、図29に基づいて説明する。
【0106】尚、本実施例において上述した第10実施
例と同一部分については、図面に同一符号を付して説明
する。
【0107】図29は、本実施例に係わるハンディ情報
処理装置の一部切欠側面図であり、同図に示すように、
本実施例は、上述した第10実施例における読取スキャ
ナ87Gに代えてプリンタ50Fを設けたものであり、
このプリンタ50Fには、記録用紙77を搬送する搬送
ユニットを構成するローラ96、ピンチローラ97,9
8、搬出口ローラ121,122、搬送される記録用紙
77の紙面に直角にインクを吐出するノズル76を有す
るインクカートリッジ75がそれぞれ設けてある。
【0108】本実施例では、装置本体21Hを垂直にし
た状態においてノズル76からのインクの吐出方向が水
平方向になり、この状態から装置本体21Hを上向きに
しない限り、ノズル76からのインクの吐出方向は水平
か斜め下向きとなり、正常な印刷が行われる。そして、
装置本体21Hを水平から上向きにすると、遮光板11
5がフォトインタラプタ114を遮って、フォトインタ
ラプタ114からの遮断信号でプリンタ50Fの動作が
停止する。
【0109】このように、本実施例によると、使用時に
おける装置本体21Hの姿勢の如何に係わらず、プリン
タ50Fにより正常な印刷が行われると共に、このプリ
ンタ50Fを上方にして使用する場合は、ディスプレイ
22の画面に表示される画像は、プリンタ50F側が上
になる第1モードで表示され、また、プリンタ50Fを
下方にして使用する場合は、ディスプレイ22の画面に
表示される画像は、プリンタ50F側が下になる第2モ
ードで表示されるので、いずれの場合もオペレータが読
取り易い状態で画像が表示される。
【0110】尚、本実施例におけるその他の構成、第
1、第2モードの設定を含むその他の動作及び作用効果
は、上述した第10実施例と同一であるから、その説明
を省略する。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明の第1発明
に係わるハンディ情報処理装置によれば、周辺ディバイ
スユニットが装置本体の表示手段の画面を保護する保護
カバー機能を備えているので、従来のような保護カバー
を格別設ける必要がなく、構成部品の削減が図れると共
に、全体の軽量化及びコンパクトが図れ、携帯性及び操
作性が向上するという効果を奏する。
【0112】また、本発明の第2発明に係わるハンディ
情報処理装置によれば、周辺ディバイスユニットを装置
本体の握持部に対して入力部と反対側に位置させること
により、全体が重量的にバランスするので、装置本体を
握持し易いと共に、装置本体を片手で握持した状態で長
時間使用しても疲労感が少なく、しかも、操作性が向上
するという効果を奏する。
【0113】また、本発明の第3発明に係わるハンディ
情報処理装置によれば、表示手段の画面の傾きに応じ
て、該画面に表示される画像の上下方向を、搬送ユニッ
ト側が上方向となる第1モードと、前記搬送ユニット側
が下方向となる第2モードとに択一的に切り替え制御す
ることができるので、搬送ユニットにより搬送される記
録用紙で前記画面が覆われることがなく、常にオペレー
タの見易い状態で画面に画像が表示されるという効果を
奏する。
【0114】更に、本発明の第4発明に係わるハンディ
情報処理装置によれば、表示手段の画面の傾きに応じ
て、インク吐出型プリンタのインク吐出方向を、正常印
刷可能な向きに制御することができるので、プリンタに
よる記録用紙に対する情報の印刷記録が正常に行われる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるハンディ情報処理
装置の使用状態の斜視図である。
【図2】同装置における装置本体の斜視図である。
【図3】同装置におけるプリンタの一部切欠斜視図であ
る。
【図4】同装置の使用状態の縦断側面図である。
【図5】同装置の非使用状態の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係わるハンディ情報処理
装置の使用状態の縦断側面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係わるハンディ情報処理
装置の使用状態の縦断側面図である。
【図8】本発明の第4実施例に係わるハンディ情報処理
装置におけるプリンタを回動しない状態の一部切欠側面
図である。
【図9】同装置における支軸部分の詳細図である。
【図10】同装置における装置本体とプリンタとの電気
的接続部分の詳細図である。
【図11】同装置におけるプリンタを回動した状態の側
面図である。
【図12】同装置を机上に載置して使用する状態の側面
図である。
【図13】本発明の第5実施例に係わるハンディ情報処
理装置の非使用状態の側面図である。
【図14】同装置を握持した状態の側面図である。
【図15】本発明の第6実施例に係わるハンディ情報処
理装置におけるプリンタを回動しない状態の一部切欠側
面図である。
【図16】同装置におけるプリンタを回動した状態の一
部切欠側面図である。
【図17】本発明の第7実施例に係わるハンディ情報処
理装置の机上に載置して使用する状態の一部切欠側面図
である。
【図18】同装置における読取スキャナ部を回動した状
態の一部切欠側面図である。
【図19】本発明の第8実施例に係わるハンディ情報処
理装置の装置本体と周辺ディバイスユニットとを分離し
た状態の斜視図である。
【図20】同装置の装置本体に周辺ディバイスユニット
を傾けて取り付けた状態の側面図である。
【図21】本発明の第9実施例に係わるハンディ情報処
理装置の斜視図である。
【図22】同装置の一部切欠側面図である。
【図23】同装置の構成を示すブロック図である。
【図24】同装置の第1モード及び第2モードの説明図
である。
【図25】同装置を机上に載置して使用する状態の一部
切欠側面図である。
【図26】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図27】本発明の第10実施例に係わるハンディ情報
処理装置の一部切欠側面図である。
【図28】同装置を机上に載置して使用する状態の一部
切欠側面図である。
【図29】本発明の第11実施例に係わるハンディ情報
処理装置の一部切欠側面図である。
【図30】従来のハンディパソコンの斜視図である。
【図31】従来のハンディワークステーションの斜視図
である。
【図32】同ハンディワークステーションの使用状態の
側面図である。
【図33】従来の汎用的なハンディワークステーション
の斜視図である。
【図34】同ハンディワークステーションの一部切欠側
面図である。
【符号の説明】
21,21A,21C,21D,21E,21F,21
H 装置本体 22 ディスプレイ(表示手段) 22a タッチパネル(入力部) 24 IJプリンタ(周辺ディバイスユニット) 37,37a,38,96 ローラ(搬送ユニット) 50、50C、50D プリンタ(周辺ディバイスユニ
ット) 51 入力部 59,81 プラテンローラ(搬送ユニット) 85,86,97,98 ピンチローラ(搬送ユニッ
ト) 87、87G 読取スキャナ(周辺ディバイスユニッ
ト)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する表示手段を備えた装置本
    体と、該装置本体に対して着脱自在に装着される周辺デ
    ィバイスユニットとからなり、前記装置本体に対する前
    記周辺ディバイスユニットの装着状態を、該周辺ディバ
    イスユニットにより前記表示手段の画面が覆われた状態
    で装着される第1装着状態と、前記表示手段の画面が表
    出した状態で装着される第2装着状態とに選択し得るご
    とく構成したことを特徴とするハンディ情報処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記第2装着状態において、
    前記装置本体及び前記周辺ディバイスユニットが互いに
    機能するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のハンディ情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記周辺ディバイスユニットは、プリン
    タを含んでいることを特徴とする請求項1記載のハンデ
    ィ情報処理装置。
  4. 【請求項4】 情報を入力する入力部を備え且つ該入力
    部の裏面側に片手で握持する握持部を有する装置本体
    と、該装置本体に装着され且つ比較的重量のある周辺デ
    ィバイスユニットとからなり、前記周辺ディバイスユニ
    ットが前記装置本体の握持部に対して前記入力部と反対
    側に位置するように構成したことを特徴とするハンディ
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記周辺ディバイスユニットは、その位
    置が前記装置本体の握持部に対して変位可能で、しか
    も、少なくとも前記入力部と一体的になった位置におい
    て安定するように構成したことを特徴とする請求項4記
    載のハンディ情報処理装置。
  6. 【請求項6】 装置本体に、情報を表示する表示手段と
    記録用紙を搬送する搬送ユニットとを互いに並べて一体
    化して設けたハンディ情報処理装置において、前記表示
    手段の画面に表示される画像の上下方向を、前記搬送ユ
    ニット側が上向きとなる第1モードと、前記搬送ユニッ
    ト側が下向きとなる第2モードとに択一的に切り替え制
    御する制御手段を備え、前記表示手段の画面の傾きに応
    じて前記第1モードと第2モードとに切り替えるように
    構成したことを特徴とするハンディ情報処理装置。
  7. 【請求項7】 装置本体に、情報を表示する表示手段と
    記録用紙に記録するインク吐出型のプリンタとを互いに
    並べて一体化して設けたハンディ情報処理装置におい
    て、前記プリンタのインク吐出方向を、前記表示手段の
    画面の上下方向軸線に対して左右方向に略60度の範囲
    内で調節制御する制御手段を備え、前記表示手段の画面
    の傾きに応じて前記インクの吐出方向を、正常印刷可能
    な向きに設定し得るように構成したことを特徴とするハ
    ンディ情報処理装置。
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