JPH06314113A - 連絡機能を有する数値制御装置 - Google Patents

連絡機能を有する数値制御装置

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JPH06314113A
JPH06314113A JP12465693A JP12465693A JPH06314113A JP H06314113 A JPH06314113 A JP H06314113A JP 12465693 A JP12465693 A JP 12465693A JP 12465693 A JP12465693 A JP 12465693A JP H06314113 A JPH06314113 A JP H06314113A
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JP12465693A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
健二 伊藤
Masato Riyouki
正人 領木
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械を制御する数値制御装置において、
ホストコンピュータ等の外部機器から入力される各種連
絡への応答及び各種連絡に対する応答結果の表示をワン
タッチ操作で行なう。 【構成】 連絡受付部5は外部機器からの入力に基づき
少なくとも連絡ファイルのファイル名称と連絡処理状態
とから構成される連絡通知情報を登録する。連絡一覧表
示部11は前記登録された連絡通知情報の一覧を表示装
置に表示する。連絡選択部10は前記登録された連絡通
知情報の中から所望の連絡通知情報を選択する。連絡フ
ァイル入力部7は前記選択された連絡通知情報に基づき
前記連絡ファイルを外部機器から入力する。連絡ファイ
ル表示部12は前記入力された連絡ファイルを表示装置
に表示する。連絡応答部6は前記連絡処理状態が振り当
てられた入力装置を操作することにより、前記選択され
た連絡通知情報に含まれる前記連絡処理状態を更新し、
当該連絡通知情報を前記外部機器へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は連絡機能を有する数値
制御装置に関し、特に、ホストコンピュータ等の外部機
器から入力される連絡への応答及び各種連絡に対する応
答結果の表示をワンタッチ操作で行なうことができる数
値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 今日、工場内においては、生産対象の
変更に即応するために、生産対象の変更によって発生す
る各種作業を短時間に行なうことが非常に重要になって
きている。そのためには、生産対象の変更によって発生
する各種作業の内容を短時間かつ的確に作業者に連絡す
ることが重要となる。従って、工作機械の分野において
も、工作機械を制御する数値制御装置のオペレータに各
種作業の内容を短時間かつ的確に連絡することが強く求
められている。そのため、連絡したい各種作業の内容を
記述したファイル(以下、連絡ファイルと称する)をホ
ストコンピュータ等の外部機器に記憶すると共に、外部
機器と数値制御装置とを通信回線で接続し、数値制御装
置の表示装置に連絡ファイルを表示する連絡機能が提
案、実用化されている。
【0003】図7は従来の連絡機能を有する数値制御装
置の一実施例を示すブロック図であり、図8はその動作
例を示すフローチャートである。外部機器1を操作する
オペレータは連絡したい事柄をエディタ等によってファ
イル化し、連絡ファイルMSFとして外部機器1に保存
する。数値制御装置3を操作するオペレータは、先ず入
力装置14が具備するファンクションキー等に振り当て
られた「連絡ファイルの入力を指令するキー」を押下し
(ステップS80)、続いて入力装置14が具備するア
ルファベットキーやテンキーを押下して連絡ファイルの
ファイル名称を入力し(ステップS81)、続いて入力
装置14が具備するリターンキーを押下する(ステップ
S82)。以上の操作により、入力装置14からキー信
号KEYが送出されると、連絡ファイル入力部7は、通
信回線2及び情報交換装置4を介して外部機器1から連
絡ファイルMSFを入力し、入力した連絡ファイルMS
Fを連絡ファイル記憶部9に記憶すると共に、連絡ファ
イル表示部12にファイル表示指令DSPを送出する。
連絡ファイル表示部12は、連絡ファイル入力部7から
ファイル表示指令DSPが送出されると、連絡ファイル
記憶部9に記憶された連絡ファイルMSFを表示装置1
3に表示し(以上、ステップS83)、全ての処理を終
了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上述した従来の連絡
機能を有する数値制御装置、すなわち連絡ファイルのフ
ァイル名称を入力する数値制御装置においては、以下の
ような問題がある。 (1)外部機器を操作するオペレータから数値制御装置
を操作するオペレータに連絡ファイルのファイル名称を
伝達する手段が必要となる。しかし、上述のような数値
制御装置では紙面により伝達するしか手段はなく、ペー
パーレスの合理化を達成することは困難である。 (2)ファンクションキーやテンキーを押下してファイ
ル名称を入力する操作が、加工連絡ファイル毎に必要と
なるため、数値制御装置を操作するオペレータに多大な
負担をかけることになり、加工連絡ファイルの入力作業
は極めて効率の悪い作業となる。
【0005】また、ファイル名称の入力を簡素化する方
法、例えばファイル名称の索引を画面に表示し、表示さ
れたファイル名称の索引から所望のファイル名称を選択
するような手段を採っても、上述のような外部機器から
連絡ファイルを入力するだけの数値制御装置において
は、以下のような問題がある。 (1)連絡ファイルは加工対象の変更等の重要な事柄が
記述されているため、数値制御装置を操作するオペレー
タから外部機器を操作するオペレータに連絡ファイルに
記述された事柄を承諾したか否か、又は連絡ファイルに
記述された事柄を実行したか否かを伝達する手段が必要
となる。しかし、上述のような数値制御装置では紙面に
より伝達するしか手段はなく、ペーパーレスの合理化を
達成することは困難である。 (2)多品種少量生産により加工対象の変更が頻繁に行
なわれるため、数値制御装置を操作するオペレータには
外部機器を操作するオペレータから多量の連絡ファイル
が伝達されることになる。多量の連絡ファイルを短時間
かつ的確に処理するために、数値制御装置を操作するオ
ペレータは、連絡ファイルに記述された事柄を承諾した
か否か、又は連絡ファイルに記述された事柄を実行した
か否かを連絡ファイル毎に記憶しなければならず、数値
制御装置を操作するオペレータに多大な負担をかけると
共に、連絡ファイルの見落しにより加工に重大な支障を
きたすことになる。本発明は、上述のような事情からな
されたものであり、本発明の目的は、ホストコンピュー
タ等の外部機器から入力される各種連絡への応答及び各
種連絡に対する応答結果の表示をワンタッチ操作で行な
うことのできる連絡機能を有する数値制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、外部機器と
の連絡機能を有する数値制御装置に関するもので、本発
明の上記目的は、前記外部機器からの入力に基づき少な
くとも連絡ファイルのファイル名称と連絡処理状態とか
ら構成される連絡通知情報を登録する連絡受付手段と、
前記登録された連絡通知情報の一覧を表示装置に表示す
る連絡一覧表示手段と、前記登録された連絡通知情報の
中から所望の連絡通知情報を選択する連絡選択手段と、
前記選択された連絡通知情報に基づき前記連絡ファイル
を前記外部機器から入力する連絡ファイル入力手段と、
前記入力された連絡ファイルを前記表示装置に表示する
連絡ファイル表示手段と、前記連絡処理状態が振り当て
られた入力装置を操作することにより、前記選択された
連絡通知情報に含まれる前記連絡処理状態を更新し、当
該連絡通知情報を前記外部機器へ出力する連絡応答手段
とを設けることによって達成される。
【0007】
【作用】 本発明の数値制御装置では、通信回線で接続
されたホストコンピュータ等の外部機器からの入力に基
づき、連絡処理状態を未処理状態として、少なくとも連
絡ファイルのファイル名称と連絡処理状態とから構成さ
れる連絡通知情報が登録される。登録された連絡通知情
報の中から所望の連絡通知情報を選択することにより、
選択された連絡通知情報に対応する連絡ファイルが外部
機器から入力されると共に表示装置に表示される。連絡
ファイルの内容を承諾する状態と連絡ファイルの内容を
承諾しない状態と連絡ファイルの内容を実行した状態等
が振り当てられたファンクションキーを押下することに
より、表示装置に表示された連絡ファイルに対応する連
絡通知情報の連絡処理状態が更新されると共に表示装置
に表示された連絡ファイルに対応する連絡通知情報が外
部機器へ出力される。そのため、新しい操作手順を用い
ず、しかも、ワンタッチ操作で、表示装置に表示された
連絡ファイルに対する応答をオンラインで行なうことが
できる。また、未処理状態と連絡ファイルの内容を承諾
する状態と連絡ファイルの内容を承諾しない状態と連絡
ファイルの内容を実行した状態等から成る連絡処理状態
毎に連絡通知情報の一覧が表示装置に表示されため、容
易に、しかも、的確に連絡ファイルの処理状況を把握す
ることができる。また、連絡通知情報の一覧から所望の
連絡通知情報を選択することができるため、応答済みの
連絡ファイルを再度表示装置に表示させることにより、
新しい操作手順を用いず、しかも、ワンタッチ操作で、
承諾しない状態から承諾する状態への変更、或は承諾す
る状態から実行した状態への変更等の再応答をオンライ
ンで行なうことができる。更に、外部機器からの入力日
時を連絡通知情報に付加させることにより、連絡処理状
態が未処理状態であり、かつ外部機器からの入力日時が
最も古い連絡通知情報を自動選択することができるた
め、新しい操作手順を用いず、しかも、ワンタッチ操作
で、数値制御装置を操作するオペレータにとって最も緊
急度の高い連絡ファイルを表示装置に表示させることが
できる。
【0008】
【実施例】 図1は本発明の連絡機能を有する数値制御
装置の一実施例を示すブロック図である。以下、図1に
基づいて本発明の実施例を説明する。数値制御装置3
は、ホストコンピュータ等の外部機器1と通信回線2に
よって接続されており、情報交換装置4を介して外部機
器1から情報を入力したり、外部機器1へ情報を出力し
たりすることができる。連絡受付部5は、外部機器1か
ら連絡ファイルのファイル名称FNが入力される度に、
入力されたファイル名称FNに連絡通知状態MCと連絡
入力日MDと連絡入力時刻MTを付加して連絡通知情報
MSGを作成し、作成した連絡通知情報MSGを連絡通
知情報記憶部8に登録する。ここで、連絡通知状態MC
は、対応する連絡ファイルの処理状態を記憶しておくデ
ータであり、本例における連絡通知状態MCは下記4種
類の処理状態を記憶するものとする。
【0009】MC=1:未処理状態(連絡受付部5にて
作成された直後の状態) MC=2:連絡ファイルの内容を承諾する状態 MC=3:連絡ファイルの内容を承諾しない状態 MC=4:連絡ファイルの内容を実行した状態 また、連絡入力日MD及び連絡入力時刻MTは、対応す
るファイル名称FNが入力された日時を記憶しておくデ
ータであり、タイマー15から送出される今日の日付と
現在時刻によりセットされる。尚、本実施例は、外部機
器1から連絡ファイルのファイル名称FNを入力するよ
うにしてあるが、連絡通知状態MCを付加した形態で連
絡ファイルのファイル名称FNを入力したり、外部機器
1における連絡出力日時を付加した形態で連絡ファイル
のファイル名称FNを入力したり、連絡内容を簡潔に記
述した連絡タイトルを付加した形態で連絡ファイルのフ
ァイル名称FNを入力するようにしても良い。
【0010】連絡一覧表示部11は、入力装置14から
キー信号KEY1が送出されると、連絡処理状態MCが
“1”(未処理状態)である連絡通知情報MSGを連絡
通知情報記憶部8から抽出し、抽出した連絡通知情報M
SGの一覧を表示装置13に表示する。続いて、入力装
置14からキー信号KEY2が送出されると、連絡処理
状態MCが“2”(連絡ファイルの内容を承諾する状
態)である連絡通知情報MSGを連絡通知情報記憶部8
から抽出し、抽出した連絡通知情報MSGの一覧を表示
装置13に表示する。また、入力装置14からキー信号
KEY3が送出されると、連絡処理状態MCが“3”
(連絡ファイルの内容を承諾しない状態)である連絡通
知情報MSGを連絡通知情報記憶部8から抽出し、抽出
した連絡通知情報MSGの一覧を表示装置13に表示す
る。
【0011】また、入力装置14からキー信号KEY4
が送出されると、連絡処理状態MCが“4”(連絡ファ
イルの内容を実行した状態)である連絡通知情報MSG
を連絡通知情報記憶部8から抽出し、抽出した連絡通知
情報MSGの一覧を表示装置13に表示する。更に、連
絡通知情報MSGの一覧にはカーソルが表示されてお
り、このカーソルは、カーソルキーの押下により入力装
置14からキー信号CSRが送出されると、連絡通知情
報MSGの一覧上を移動することができる。一方、キー
信号KEY1、KEY2、KEY3、KEY4、CSR
は連絡選択部10にも送出されているため、連絡選択部
10は、表示装置13におけるカーソルの位置に対応す
る連絡通知情報MSGを連絡通知情報記憶部8の中から
抽出することができる。これにより、数値制御装置を操
作するオペレータはカーソルキーを押下して、連絡通知
情報記憶部8の中から所望の連絡通知情報MSGを選択
することができる。
【0012】連絡選択部10は、連絡通知情報記憶部8
の中から1つの連絡通知情報MSGを特定し、連絡特定
番号NMBを連絡応答部6と連絡ファイル入力部7に送
出する。連絡選択部10は、入力装置14から送出され
るキー信号によって連絡通知情報MSGの特定方法が異
なり、入力装置14からキー信号FRD1が送出された
場合は、連絡処理状態MCが“1”(未処理状態)であ
り、かつ外部機器1からの入力日時が最も古い連絡通知
情報MSGを特定し、入力装置14からキー信号FRD
2が送出された場合は、表示装置13に表示されたカー
ソルの位置に対応する連絡通知情報MSGを特定する。
連絡ファイル入力部7は、連絡選択部10から連絡特定
番号NMBが送出されると、先ず、送出された連絡特定
番号NMBに対応する連絡通知情報MSGを連絡通知情
報記憶部8から抽出し、抽出した連絡通知情報MSGに
含まれるファイル名称FNに基づき外部機器1から連絡
ファイルMSFを入力し、入力した連絡ファイルMSF
を連絡ファイル記憶部9に記憶する。続いて、連絡ファ
イル表示部12にファイル表示指令DSPを送出する。
【0013】連絡ファイル表示部12は、連絡ファイル
入力部7からファイル表示指令DSPが送出されると、
連絡ファイル記憶部9に記憶された連絡ファイルMSF
を表示装置13に表示する。入力装置14には、キー信
号KEY1、KEY2、KEY3、KEY4、FRD
1、FRD2が振り当てられた入力ボタンの他に、キー
信号RSP1、RSP2、RSP3が振り当てられた入
力ボタンが設けられている。入力ボタンにキー信号を振
り当てる手段としては、キー信号の種類だけ入力ボタン
を用意し、それら入力ボタンの上部、又は入力ボタン自
身に、キー信号を的確に表現する文字や記号を印刷した
り、ファンクションキーを入力ボタンとして、ファンク
ションキーの配置に対応して、キー信号を的確に表現す
る文字や記号のメニューを表示装置に表示させたりする
手段がある。
【0014】連絡応答部6は、入力装置14から送出さ
れるキー信号RSP1、RSP2、RSP3に基づいて
以下の処理を行なう。 (1)キー信号RSP1が送出された場合は、先ず、送
出された連絡特定番号NMBに対応する連絡通知情報M
SGを連絡通知情報記憶部8から抽出し、抽出した連絡
通知情報MSGに含まれる連絡処理状態MCを“2”
(連絡ファイルの内容を承諾する状態)とする。続い
て、情報交換装置4を介して、抽出した連絡通知情報M
SGを外部機器1に出力する。 (2)キー信号RSP2が送出された場合は、先ず、送
出された連絡特定番号NMBに対応する連絡通知情報M
SGを連絡通知情報記憶部8から抽出し、抽出した連絡
通知情報MSGに含まれる連絡処理状態MCを“3”
(連絡ファイルの内容を承諾しない状態)とする。続い
て、情報交換装置4を介して、抽出した連絡通知情報M
SGを外部機器1に出力する。 (3)キー信号RSP3が送出された場合は、先ず、送
出された連絡特定番号NMBに対応する連絡通知情報M
SGを連絡通知情報記憶部8から抽出し、抽出した連絡
通知情報MSGに含まれる連絡処理状態MCを“4”
(連絡ファイルの内容を実行した状態)とする。続い
て、情報交換装置4を介して、抽出した連絡通知情報M
SGを外部機器1に出力する。
【0015】図5は、表示装置13に表示される連絡フ
ァイル画面の一例と入力装置14に具備されたファンク
ションキーを示すものである。又、図6は、表示装置1
3に表示される着信履歴画面の一例と入力装置14に具
備されたファンクションキーを示すものである。以下、
図5及び図6に基づいて本発明の実施例を説明する。入
力装置14にはファンクションキー60が具備されてお
り、入力装置14は押下されたファンクションキーに対
応してキー信号を出力する。連絡ファイル画面61に
は、加工連絡ファイル記憶部9に記憶された連絡ファイ
ルMSFを表示する表示領域63があると共に、ファン
クションキー60の配置に対応してファンクションメニ
ュー62が表示されている。連絡ファイル画面が表示装
置13に表示されている場合にファンクションキー60
が押下されると、入力装置14は下記キー信号を出力す
る。
【0016】 ファンクションキーF1(読込) :FRD1 ファンクションキーF2(着信履歴):KEY1 ファンクションキーF4(OK) :RSP1 ファンクションキーF5(NG) :RSP2 ファンクションキーF6(実行) :RSP3 連絡ファイル画面61においてファンクションキー60
を押下することにより、上記キー信号が入力装置14か
ら各処理部に送出され、下記処理が実行される。 (1)ファンクションキーF1(読込)が押下された場
合は、連絡処理状態MCが“1”(未処理状態)であ
り、かつ外部機器1からの入力日時が最も古い連絡通知
情報MSGが自動選択され、自動選択された連絡通知情
報MSGに対応する連絡ファイルMSFが表示領域63
に表示される。 (2)ファンクションキーF2(着信履歴)が押下され
た場合は、図6に示した着信履歴画面64に画面遷移
し、連絡処理状態MCが“1”(未処理状態)である連
絡通知情報MSGの一覧が表示領域66に表示される。 (3)ファンクションキーF3(OK)は連絡処理状態
MCが振り当てられた入力装置の1つであり、ファンク
ションキーF3(OK)が押下された場合は、表示領域
63に表示された連絡ファイルMSFに対応する連絡処
理状態MCが“2”(連絡ファイルの内容を承諾する状
態)に更新されると共に、表示領域63に表示された連
絡ファイルMSFに対応する連絡通知情報MSGが外部
機器1に出力される。
【0017】(4)ファンクションキーF4(NG)は
連絡処理状態MCが振り当てられた入力装置の1つであ
り、ファンクションキーF4(NG)が押下された場合
は、表示領域63に表示された連絡ファイルMSFに対
応する連絡処理状態MCが“3”(連絡ファイルの内容
を承諾しない状態)に更新されると共に、表示領域63
に表示された連絡ファイルMSFに対応する連絡通知情
報MSGが外部機器1に出力される。 (5)ファンクションキーF5(実行)は連絡処理状態
MCが振り当てられた入力装置の1つであり、ファンク
ションキーF5(実行)が押下された場合は、表示領域
63に表示された連絡ファイルMSFに対応する連絡処
理状態MCが“4”(連絡ファイルの内容を実行した状
態)に更新されると共に、表示領域63に表示された連
絡ファイルMSFに対応する連絡通知情報MSGが外部
機器1に出力される。
【0018】また、図6における着信履歴画面64に
は、連絡通知情報記憶部8に記憶された連絡通知情報M
SGの一覧を表示する表示領域66があると共に、ファ
ンクションキー60の配置に対応してファンクションメ
ニュー65が表示されている。表示領域66は、連絡入
力日MDを連絡通知情報MSG毎に表示する表示領域6
7と連絡入力時刻MTを連絡通知情報MSG毎に表示す
る表示領域68と連絡処理状態MCを連絡通知情報MS
G毎に表示する表示領域69と連絡ファイル名称FNを
連絡通知情報MSG毎に表示する表示領域70から構成
されている。更に、表示領域66にはカーソル71が表
示されており、カーソル71は入力装置14に具備され
たカーソルキーを押下して移動させることが可能であ
る。着信履歴画面64が表示装置13に表示されている
場合にファンクションキー60が押下されると、入力装
置14は下記キー信号を出力する。
【0019】 ファンクションキーF1(読込) :FRD2 ファンクションキーF4(OK連絡):RSP1 ファンクションキーF5(NG連絡):RSP2 ファンクションキーF6(実行連絡):RSP3 着信履歴画面64においてファンクションキー60を押
下することにより、上記キー信号が入力装置14から各
処理部に送出され、下記処理が実行される。 (1)ファンクションキーF1(読込)が押下された場
合は、図5に示した連絡ファイル画面61に画面遷移
し、カーソル71が位置する連絡通知情報MSGに対応
する連絡ファイルMSFが表示領域63に表示される。 (2)ファンクションキーF4(OK連絡)が押下され
た場合は、連絡処理状態MCが“2”(連絡ファイルの
内容を承諾する状態)である連絡通知情報MSGの一覧
が表示領域66に表示される。 (3)ファンクションキーF5(NG連絡)が押下され
た場合は、連絡処理状態MCが“3”(連絡ファイルの
内容を承諾しない状態)である連絡通知情報MSGの一
覧が表示領域66に表示される。 (4)ファンクションキーF6(実行連絡)が押下され
た場合は、連絡処理状態MCが“4”(連絡ファイルの
内容を実行した状態)である連絡通知情報MSGの一覧
が表示領域66に表示される。 尚、本例における着信履歴画面64には、連絡ファイル
名称FNが表示されているが、連絡ファイル名称FNの
代わりに連絡ファイルの内容を簡潔に記述した連絡タイ
トルを表示するようにしても良い。また、連絡処理状態
MCに関わらず、連絡を外部機器1から入力した順に連
絡通知情報MSGの一覧を表示するようにしても良い。
【0020】図2は連絡受付部5の処理手順を示すフロ
ーチャートである。以下に図2を参照して、連絡受付部
5の処理手順を詳細に説明する。尚、本例における連絡
通知情報MSGは、外部機器1から連絡ファイルのファ
イル名称FNが入力される度に作成されるデータである
ため、iを引数とする配列として MSG(i):0≦i≦n と定義する。また、本例における連絡通知情報MSG
(i)は、外部機器1から入力されるファイル名称FN
(i)と連絡通知状態MC(i)と連絡入力日MD
(i)と連絡入力時刻MT(i)とから構成される配列
データの総称として定義する。更に、本例における連絡
通知情報記憶部8には、有効判定データFG(i)が付
加されて連絡通知情報MSG(i)が記憶されている。
有効判定データFG(i)は、対応する連絡通知情報M
SG(i)が有効である場合には”1”、対応する連絡
通知情報MSG(i)が無効である場合には”0”に設
定されるデータであり、有効判定データFG(i)を”
0”とする手段を具備するだけで、容易に連絡通知情報
を削除することが可能になる。連絡通知状態MC(i)
は、対応する連絡ファイルが処理されていない場合に
は”1”(未処理)、対応する連絡ファイルの内容が承
諾された場合には”2”(OK)、対応する連絡ファイ
ルの内容が承諾されなかった場合には”3”(NG)、
対応する連絡ファイルの内容が実行された場合には”
4”(実行)に各々設定される。尚、上記nは、連絡通
知情報記憶部8に記憶できる連絡通知情報MSG(i)
の最大個数を意味する。
【0021】連絡受付部5は処理が開始されると、先
ず、外部機器1から連絡ファイル名称FNが入力された
か否かをチェックする(ステップS20)。連絡ファイ
ル名称FNが入力されていない場合は処理を終了し、連
絡ファイル名称FNが入力された場合には、ステップS
22からステップS29の処理を施すことによって、連
絡通知情報MSG(i)を連絡通知情報記憶部8に登録
する。ここで、ステップS21〜ステップS24は、有
効判定データFG(i)をチェックすることにより、有
効判定データFG(i)が”0”(無効)である、つま
り、更新が可能な連絡通知情報MSG(i)を連絡通知
情報記憶部8の中から抽出する処理である。ステップS
25は、抽出された連絡通知情報MSG(i)のファイ
ル名称FN(i)を外部機器1から入力されるファイル
名称に更新する処理であり、ステップS26は、抽出さ
れた連絡通知情報MSG(i)の連絡入力日MD(i)
を今日の日付に更新する処理である。ステップS27
は、抽出された連絡通知情報MSG(i)の連絡入力時
刻MT(i)を現在時刻に更新する処理であり、ステッ
プS28は、抽出された連絡通知情報MSG(i)の連
絡通知状態MC(i)を”1”(未処理)に更新する処
理であり、ステップS29は、抽出された連絡通知情報
MSG(i)の有効判定データFG(i)を”1”(有
効)に更新する処理である。尚、連絡通知情報記憶部8
に記憶された連絡通知情報MSG(i)が全て有効であ
る場合は、ステップS30にてアラーム処理を行なう。
アラーム処理とは、数値制御装置が連絡を受信できない
状態であることを外部機器1を操作するオペレータ及び
数値制御装置を操作するオペレータに伝達する処理であ
り、アラーム情報を情報交換装置4を介して外部機器1
に出力したり、アラーム情報を数値制御装置の表示装置
13に表示したりするようにする。
【0022】図3は連絡選択部10の処理手順を示すフ
ローチャートである。以下に図3を参照して、連絡選択
部10の処理手順を詳細に説明する。連絡選択部10は
処理が開始されると、先ず、外部機器1からキー信号F
RD1又はキー信号FRD2が入力されたか否かをチェ
ックする(ステップS35、S36)。キー信号FRD
1が入力された場合は、ステップS38からステップS
47の処理を施すことによって、連絡処理状態MC
(i)が“1”(未処理状態)であり、かつ外部機器1
からの入力日時が最も古い連絡通知情報MSG(i)を
連絡通知情報記憶部8の中から抽出し、抽出した連絡通
知情報MSG(i)の引数iを連絡特定番号MNBとし
て送出する。一方、キー信号FRD2が入力された場合
は、ステップS37の処理を施すことによって、表示装
置13に表示されたカーソルの位置に対応する連絡通知
情報MSG(i)を連絡通知情報記憶部8の中から抽出
し、抽出した連絡通知情報MSG(i)の引数iを連絡
特定番号MNBとして送出する。
【0023】ここで、ステップS38は内部データDA
TA1及び内部データDATA2を初期化する処理であ
り、ステップS39は内部データiを初期化する処理で
あり、ステップS40は有効判定データFG(i)が
“1”(有効)であるか否かをチェックする処理であ
る。ステップS41は連絡通知状態MC(i)が“1”
(未処理状態)であるか否かをチェックする処理であ
り、ステップS42は連絡入力日MD(i)が内部デー
タDATA1より小さいか否かをチェックする処理であ
り、ステップS43は連絡入力時刻MT(i)が内部デ
ータDATA2より小さいか否かをチェックする処理で
ある。ステップS44は内部データDATA1及び内部
データDATA2を更新する処理であり、ステップS4
5は連絡特定番号MNBを設定する処理であり、ステッ
プS45とステップS46は全ての連絡通知情報MSG
(i)に対してステップS40からステップS43の比
較処理を行なうための処理である。尚、連絡入力日MD
(i)は特定の日付を“0”とする連番であり、連絡入
力時刻MT(i)は特定の時刻を“0”とする連番であ
るため、日付及び時刻は大小比較によって新旧をチェッ
クすることが可能である。
【0024】図4は連絡応答部6の処理手順を示すフロ
ーチャートである。以下に図4を参照して、連絡応答部
6の処理手順を詳細に説明する。連絡応答部6は処理が
開始されると、先ず、外部機器1からキー信号RSP
1、キー信号RSP2又はキー信号RSP3が入力され
たか否かをチェックする(ステップS50、ステップS
52、ステップS54)。キー信号RSP1が入力され
た場合は、連絡選択部10から送出された連絡特定番号
MNBに基づき、特定された連絡通知情報MSG(MN
B)における連絡処理状態MC(MNB)を“2”(連
絡ファイルの内容を承諾する状態)に設定する(ステッ
プS51)。同様にして、キー信号RSP2が入力され
た場合は、連絡処理状態MC(MNB)を“3”(連絡
ファイルの内容を承諾しない状態)に設定し(ステップ
S53)、キー信号RSP3が入力された場合は、連絡
処理状態MC(MNB)を“4”(連絡ファイルの内容
を実行した状態)に設定する(ステップS55)。続い
て、情報交換装置4を介して、特定された連絡通知情報
MSG(MNB)を外部機器1に出力する。
【0025】
【発明の効果】 以上のように本発明によれば、連絡処
理状態が振り当てられたファンクションキーを押下する
だけで、ホストコンピュータ等の外部機器から送られた
連絡に対して応答することができるため、数値制御装置
を操作するオペレータに負担をかけることなく加工内容
の変更をオンラインで伝達することができ、稼働率を向
上させることができる。また、ホストコンピュータ等の
外部機器から送られた連絡の一覧を連絡処理状態毎に表
示装置に表示するため、オペレータは連絡に対する応答
結果を記憶しておく必要がなく、数値制御装置を操作す
るオペレータの作業性を著しく向上させることが出来
る。更に、このような連絡機能を有する数値制御装置
が、廉価でかつコンパクトに構築できる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の連絡機能を有する数値制御装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】 図1の実施例における連絡受付部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】 図1の実施例における連絡選択部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図4】 図1の実施例における連絡応答部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】 図1の実施例における画面例を示す図であ
る。
【図6】 図1の実施例における画面例を示す図であ
る。
【図7】 従来の連絡機能を有する数値制御装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図8】 図7の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 外部機器 5 連絡受付部 6 連絡応答部 7 連絡ファイル入力部 10 連絡選択部 11 連絡一覧表示部 12 連絡ファイル表示部 13 表示装置 14 入力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との連絡機能を有する数値制御
    装置において、前記外部機器からの入力に基づき少なく
    とも連絡ファイルのファイル名称と連絡処理状態とから
    構成される連絡通知情報を登録する連絡受付手段と、前
    記登録された連絡通知情報の一覧を表示装置に表示する
    連絡一覧表示手段と、前記登録された連絡通知情報の中
    から所望の連絡通知情報を選択する連絡選択手段と、前
    記選択された連絡通知情報に基づき前記連絡ファイルを
    前記外部機器から入力する連絡ファイル入力手段と、前
    記入力された連絡ファイルを前記表示装置に表示する連
    絡ファイル表示手段と、前記連絡処理状態が振り当てら
    れた入力装置を操作することにより、前記選択された連
    絡通知情報に含まれる前記連絡処理状態を更新し、当該
    連絡通知情報を前記外部機器へ出力する連絡応答手段と
    を具備したことを特徴とする連絡機能を有する数値制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記連絡一覧表示手段が、前記連絡処理
    状態が振り当てられた前記入力装置を操作することによ
    り、前記連絡処理状態毎に前記登録された連絡通知情報
    の一覧を表示するようになっている請求項1に記載の連
    絡機能を有する数値制御装置。
  3. 【請求項3】 前記入力装置が、連絡内容を承諾する状
    態と連絡内容を承諾しない状態と連絡内容を実行した状
    態が振り当てられたファンクションキーであり、前記連
    絡受付手段が、前記連絡処理状態を未処理状態として前
    記連絡通知情報を登録するようになっている請求項1又
    は2に記載の連絡機能を有する数値制御装置。
  4. 【請求項4】 前記連絡選択手段が、前記連絡処理状態
    が未処理状態であり、かつ前記外部機器からの入力日時
    が最も古い前記連絡通知情報を選択するようになってい
    る請求項3に記載の連絡機能を有する数値制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997034207A1 (fr) * 1996-03-13 1997-09-18 Fanuc Ltd Procede d'affichage/entree de donnees pour appareil a commande numerique par calculateur utilise comme terminal en ligne
JP2002328714A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Amada Co Ltd 適正情報配信方法及びそのシステム

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