JPH063123U - 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 - Google Patents

背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具

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JPH063123U
JPH063123U JP4500092U JP4500092U JPH063123U JP H063123 U JPH063123 U JP H063123U JP 4500092 U JP4500092 U JP 4500092U JP 4500092 U JP4500092 U JP 4500092U JP H063123 U JPH063123 U JP H063123U
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Japan
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backpack
mounting
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堅二郎 樅山
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株式会社堅徳商会
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 取付環3、3をそれぞれ取り付けた移動体
4、4を、背負い鞄5の背当部6に適宜間隔をおいて水
平移動自在に取り付けると共に、前記移動体4、4に内
方向の弾力を付したものとしている。 【効果】 肩掛けベルトの取付環3、3への取り付け位
置を、移動体4、4の移動幅内において、使用者の体格
に応じて左右方向に同一幅移動することができると共
に、移動体4、4に付される内方向の弾力によって取付
環3、3を使用者の体格に応じた位置に維持しておくこ
とができるので、使用者に圧迫感や疲労感等を与えるこ
とは無くなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ランドセル、リュックサック等の背負い鞄の肩掛けベルト上端取 付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ランドセル、リュックサック等の背負い鞄における肩掛けベルト上端取 付具は、図5に示したように、金属板を二つ折りにした連結板30の折曲部の略 中央部を分断して二つの挿通部31、31を設けると共に、それぞれの挿通部3 1、31の下方に止め孔32を設け、前記両挿通部31、31の互いに向き合う 端部側に形成される空間部23に略Ω形状の吊下環18の脚部を回動自在に取り 付け、さらに両挿通部31、31の両端にそれぞれ略三角形状の取付環3、3を 回動自在に取り付けたものが存在する。
【0003】 そして、このように構成された背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、図6に 示したように、ランドセル等の背負い鞄5の背当て部6の最上段又は最上段から 少し下げた位置に取り付け、取付環3、3にそれぞれ肩掛けベルト1、1の上端 を取り付けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の背負い鞄では、肩掛けベルト1、1の長さ調節を、肩掛けベルト1 、1下方の調節ベルト(図示せず)との接続位置をずらせることにより行ってい る。しかしながら、上記従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具では、肩掛け ベルト1、1上端の取り付け位置を移動させることができないので、使用者の体 格に合わせるのは不充分であり、使用者に圧迫感や疲労感等を与えるという課題 を有していた。
【0005】 特に、ランドセルでは、肩幅や胸幅がどんどん広くなっていく子供の成長期に 使用するため、肩掛けベルト1、1の長さ調節だけでは不充分であり、肩掛けベ ルト1、1上端の取り付け位置を移動させないことには、成長する子供の体格に 合わせていくのに対処しきれないという課題を有していた。 そこで、この考案は、肩掛けベルト1、1上端の取り付け位置が背負い鞄を背 負った時に移動するようにして、肩掛けベルト1、1を使用者の体格に合わせる ことができるようにし、使用者に圧迫感や疲労感等を与えないようにした背負い 鞄の肩掛けベルト上端取付具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、取付環3、3を それぞれ取り付けた移動体4、4を、背負い鞄5の背当部6に適宜間隔をおいて 水平移動自在に取り付けると共に、前記移動体4、4に内方向の弾力を付したも のとしている。
【0007】 さらに、この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、取付環3、3をそ れぞれ取り付けた移動体4、4を挿通棒7に差し込むと共に、前記挿通棒7に両 端からコイルばね8、8を差し込み、移動空間S、Sを設けた取付体9の両端固 定部9b、9bに前記挿通棒7の両端を固定することにより、前記コイルばね8 、8の一端をそれぞれ移動体4、4に当接させ、前記コイルばね8、8の他端を それぞれ取付体9の両端固定部9b、9bに当接させ、さらに前記取付体9を装 着体11に装着し、この装着体11の長孔11a、11aから前記取付環3、3 を装着体11の外に出し、しかも前記装着体11にカバー16を被せ、このカバ ー16の開口16a、16aから前記取付環3、3をカバー16の外に出したも のとしている。
【0008】
【作用】
この考案は、上記手段を施したため、次のような作用を有する。 すなわち、肩掛けベルト1、1の取付環3、3への取り付け位置を、移動体4 、4の移動幅内において、使用者の体格に応じて左右方向に同一幅移動すること ができると共に、移動体4、4に付される内方向の弾力によって取付環3、3を 使用者の体格に応じた位置に維持しておくことができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の構成を実施例として示 した図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の肩掛けベルト上端取付具を備えたランドセルを背当て部側 から見た斜視図を示している。1は肩掛けベルトであり、この肩掛けベルト1の 上端は上端取付具2に取り付けられており、肩掛けベルト1の下端は下端取付具 (図示せず)に取り付けられている。
【0010】 前記上端取付具2は、取付環3、3をそれぞれ取り付けた移動体4、4を、背 負い鞄5の背当部6に適宜間隔をおいて水平移動自在に取り付けると共に、前記 移動体4、4に内方向の弾力を付したものとしている。 実施例においては、図2に示したように、前記移動体4、4を挿通棒7、7に 差し込むと共に、これら挿通棒7、7に両端からコイルばね8、8を差し込み、 移動空間S、Sを設けた取付体9の中央固定部9aに前記移動体4、4のそれぞ れの内端を当接させると共に、前記取付体9の両端固定部9b、9bに前記挿通 棒7の両端を固定することにより、前記コイルばね8、8の一端をそれぞれ移動 体4、4に当接させ、前記コイルばね8、8の他端をそれぞれ取付体9の両端固 定部9b、9bに当接させている。前記挿通棒7は、実施例では二本としている が一本でも実施することができる。なお、前記取付体9の中央固定部9aおよび 両端固定部9b、9bには、それぞれビス孔10、10、10を設けている。
【0011】 そして、図3に示したように、前記取付体9を装着体11に装着し、この装着 体11の長孔11a、11aから前記取付環3、3を装着体11の外に出し、図 4に示したように、装着体11の中央孔11bに止着体12を嵌め込み、取付体 9の両端に止着体13、13を嵌め込んでいる。前記装着体11の中央部と両端 には、ビス孔14、14、14を設けている。なお、前記止着体12、13、1 3にも、ビス孔15、15、15を設けている。
【0012】 さらに、図4に示したように、前記装着体11にカバー16を被せ、このカバ ー16の開口16a、16aから前記取付環3、3をカバー16の外に出したも のとしている。前記カバー16の中央部と両端には、ビス孔17、17、17を 設けている。なお、18は不使用時などに背負い鞄5を吊り下げておくための吊 下環であり、ビス孔19を設けた連結体20に取り付けられている。
【0013】 このように構成された前記上端取付具2は、前記カバー16のビス孔17、1 7、17から、止着体12、13、13のビス孔15、15、15、取付体9の ビス孔10、10、10、および装着体11のビス孔14、14、14にそれぞ れリベット21、21、21を貫通させて、これらリベット21、21、21を 背負い鞄5の背当部6にリベット止めすることにより、図1に示したように、背 負い鞄5の背当部6の最上段又は最上段から少し下げた位置に取り付けている。 そして、前記上端取付具2の取付環3、3にそれぞれ肩掛けベルト1、1の上端 を取り付けている。なお、前記吊下環18も、この上端取付具2を背負い鞄5の 背当部6に取り付ける際に、装着体11の上面孔22に連結体20を差し込み、 取付体9のビス孔10と装着体11のビス孔14の間に連結体20のビス孔19 を介在させて、同時にリベット止めすることにより、背負い鞄5の背当部6に取 り付けることができる。
【0014】
【考案の効果】
この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、以上に述べたように構成さ れているので、次のような効果を有する。 すなわち、肩掛けベルト1、1の取付環3、3への取り付け位置を、移動体4 、4の移動幅内において、使用者の体格に応じて左右方向に同一幅移動すること ができると共に、移動体4、4に付される内方向の弾力によって取付環3、3を 使用者の体格に応じた位置に維持しておくことができるので、使用者に圧迫感や 疲労感等を与えることは無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
を備えた背負い鞄の斜視図である。
【図2】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の主要構成部分の分解斜視図である。
【図3】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の主要構成部分の分解斜視図である。
【図4】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の分解斜視図である。
【図5】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の斜
視図である。
【図6】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具を備
えた背負い鞄の部分斜視図である。
【符号の説明】
3 取付環 4 移動体 5 背負い鞄 6 背当部 7 挿通棒 8 コイルばね 9 取付体 9b 両端固定部 11 装着体 11a 長孔 16 カバー 16a 開口 S 移動空間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付環3、3をそれぞれ取り付けた移動
    体4、4を、背負い鞄5の背当部6に適宜間隔をおいて
    水平移動自在に取り付けると共に、前記移動体4、4に
    内方向の弾力を付したことを特徴とする背負い鞄の肩掛
    けベルト上端取付具。
  2. 【請求項2】 取付環3、3をそれぞれ取り付けた移動
    体4、4を挿通棒7に差し込むと共に、前記挿通棒7に
    両端からコイルばね8、8を差し込み、移動空間S、S
    を設けた取付体9の両端固定部9b、9bに前記挿通棒
    7の両端を固定することにより、前記コイルばね8、8
    の一端をそれぞれ移動体4、4に当接させ、前記コイル
    ばね8、8の他端をそれぞれ取付体9の両端固定部9
    b、9bに当接させ、さらに前記取付体9を装着体11
    に装着し、この装着体11の長孔11a、11aから前
    記取付環3、3を装着体11の外に出し、しかも前記装
    着体11にカバー16を被せ、このカバー16の開口1
    6a、16aから前記取付環3、3をカバー16の外に
    出したことを特徴とする背負い鞄の肩掛けベルト上端取
    付具。
JP1992045000U 1992-06-29 1992-06-29 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 Expired - Lifetime JPH0755935Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330659A (ja) * 1989-06-28 1991-02-08 Soda Koryo Kk たばこの香喫味改良法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0330659A (ja) * 1989-06-28 1991-02-08 Soda Koryo Kk たばこの香喫味改良法

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