JP3909448B2 - 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 - Google Patents
背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ランドセル、リュックサック等の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具には、例えば実公平3−47532号公報に記載されたような強度性に優れたものが存在する。この肩掛けベルト上端取付具は、図5、6に示したように、二つ折りにした板体11の折曲部に一筋の挿通部12を設け、この挿通部12に接続環15の略W形状部15aの両端に形成した内方折曲げ端部15b、15bを回動自在として取り付けたものとしている。そして、前記挿通部12の略中央上部に開口部13を設け、この開口部13に略Ω形状の掛止環14の脚部14aを取り付けたものとしている。
【0003】
上記従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、背負い鞄に重い物を収納したりして、肩掛けベルトを取り付けている接続環15に強い力が加わっても、板体11は挿通部12により補強されているため屈曲するということはなく、また接続環15が一つの環状となっているため、左右の肩掛けベルトより板体11にかかる張力をこの接続環15が吸収して板体11にかからないようしているので、板体11が屈曲するということはなく、強度性に優れたものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、接続環15の略W形状部15aと内方折曲げ端部15b、15bを同一平面内に形成しているので、図7に示したように、ランドセル等の背負い鞄16の背当て部16aの上端に鋲止めすると、この接続環15の略W形状部15aに取り付けた左右の肩掛けベルト19が同一平面上で、左右方向に広がった状態となる。
【0005】
そのため、このような背負い鞄16を背負うと、左右の肩掛けベルト19が使用者の肩の周囲にフィットせず、背負い鞄16がずれて、使用者の肩が凝ったり、使用者が疲労を感じたりするという課題を有していた。
【0006】
そこで、この発明は、上記従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具が有する課題を解決するものであり、取り付けた肩掛けベルトを使用者の肩の周囲にフィットするものとし、背負い鞄がずれず、使用者の肩が凝ったり、使用者が疲労を感じたりすることのない背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、板体1の上端部に一筋の挿通部2を設け、接続環5の略W形状部5aの両端に形成した内方折曲げ端部5b、5bを回動自在として前記挿通部2に取り付けたものとし、前記接続環5の略W形状部5aをその内方折曲げ端部5b、5bから上り勾配として傾斜させて形成したものとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
1は板体であり、図示した実施の形態では金属板を二つ折りにしており、その折曲部には一筋の挿通部2を設けている。挿通部2は、略中央上部にこの挿通部2を分断しないようにして開口部3を設けている。そして、挿通部2の開口部3には、略Ω形状の掛止環4の脚部4aを回動自在として取り付けている。
【0010】
5は接続環であり、略W形状部5aの両端に内方折曲げ端部5b、5bを形成したものとしており、これら内方折曲げ端部5b、5bを、回動自在として前記挿通部2に取り付けたものとしている。そして、接続環5の略W形状部5aは、その内方折曲げ端部5b、5bから上り勾配として傾斜させて形成したものとしている。
【0011】
また、前記板体1には、ランドセル等の背負い鞄6の背当て部6aに鋲止めするための止穴7を設けたものとしている。
【0012】
このように構成したこの発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、板体1を合成皮革8等で被覆し、ランドセル等の背負い鞄6の背当て部6aの上端に鋲止めし、接続環5に左右の肩掛けベルト9を取り付ければ、図4に示したように、左右の肩掛けベルト9が中央寄りに狭まった状態となると共に、左右の肩掛けベルト9が略ハの字状に捻った状態となる。
【0013】
したがって、このようにして肩掛けベルト9を取り付けた背負い鞄6を背負うと、肩掛けベルト9は使用者の肩から胸にかけての傾斜に沿ったものとなり、肩掛けベルト9が使用者の肩の周囲にフィットするものとなる。
【0014】
【発明の効果】
この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、以上に述べたように構成されているので、取り付けた背負いベルトが使用者の肩の周囲にフィットするものとなるので、背負い鞄がずれないものとなり、使用者の肩が凝ったり、使用者が疲労を感じたりすることのないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の斜視図である。
【図2】この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の正面図である。
【図3】この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の側面図である。
【図4】この発明の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具を背負い鞄の背当て部に鋲止めし、接続環に左右の肩掛けベルトを取り付けた状態を示す説明図である。
【図5】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の斜視図である。
【図6】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の側面図である。
【図7】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具を背負い鞄の背当て部に鋲止めし、接続環に左右の肩掛けベルトを取り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 板体
2 挿通部
5 接続環
5a 略W形状部
5b 内方折曲げ端部
Claims (1)
- 板体(1)の上端部に一筋の挿通部(2)を設け、接続環(5)の略W形状部(5a)の両端に形成した内方折曲げ端部(5b、5b)を回動自在として前記挿通部(2)に取り付けたものとし、前記接続環(5)の略W形状部(5a)をその内方折曲げ端部(5b、5b)から上り勾配として傾斜させて形成したことを特徴とする背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13249797A JP3909448B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13249797A JP3909448B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10313925A JPH10313925A (ja) | 1998-12-02 |
JP3909448B2 true JP3909448B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=15082761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13249797A Expired - Lifetime JP3909448B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3909448B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5199561B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2013-05-15 | 株式会社加藤忠 | 吊り具 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13249797A patent/JP3909448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10313925A (ja) | 1998-12-02 |
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