JP3099104U - 肩掛け用ストラップ及びショルダーバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ショルダーバッグやその他の被搬送物の携行に用い、肩への重量感を軽減した肩掛け用ストラップ及びショルダーバッグを提供する。
【解決手段】 スポンジゴム等の摩擦性の高い伸縮性部材からなる肩掛け部4と、ナイロン編組ベルト等の伸縮性の低い部材で構成されて肩掛け部に連結され、その端部に加えられる荷重を肩掛け部に作用させる吊り部6、8とを備え、肩掛け部4をゴムベルト等の伸縮性部材で構成し、肩への重量感を軽減している。
【選択図】    図2

Description

 本考案は、ショルダーバッグ等に用いられる肩掛け用ストラップに関する。
 ショルダーバッグは、携行性に優れ、収容部の容積を大きくすれば、収容量を拡大でき、実用性を向上させることができる。収容量を高めると、ユーザの肩に加わる荷重が増大し、携行性が損なわれる。そこで、ショルダーバッグに用いられる肩掛け用ストラップに関し、種々の改善が成されている。
 肩掛け用ストラップに関連する先行文献には、次のようなものがある。
実用新案登録第3028533号公報 実用新案登録第3029863号公報
 特許文献1には、キャディバッグ用ショルダーベルトについて、その一部に伸縮部を備えたものが開示されている。
 また、特許文献2には、滑り止め付帯について、肩当て部に滑り止めとしてシリコンからなる複数個の突起を設けることが開示されている。
 ところで、特許文献1に開示されているキャディバッグ用ショルダーベルトでは、肩当て部が伸縮しないため、ユーザの肩に剛性の高い肩当て部から荷重が作用し、違和感を伴う。また、特許文献2に開示された滑り止め付帯では、滑り止めの効果が得られるにすぎない。
 そこで、本考案は、ショルダーバッグやその他の被搬送物の携行に用い、肩への重量感を軽減した肩掛け用ストラップを提供することを目的とする。
 また、本考案の他の目的として、上記肩掛け用ストラップを用いたショルダーバッグを提供することにある。
 上記目的を達成するため、本考案の肩掛け用ストラップは、摩擦性の高い伸縮性部材からなる肩掛け部4と、伸縮性の低い部材で構成されて前記肩掛け部に連結され、その端部に加えられる荷重を前記肩掛け部に作用させる吊り部6、8とを備えたことを特徴とする。
 バッグや被搬送物から吊り部に加えられた荷重はその吊り部から肩掛け部に作用する。肩掛け部は摩擦性の高い伸縮性部材からなる構成であるから、ユーザの肩に密着し、荷重の作用に対する異物感がない。しかも、摩擦性の高い伸縮性部材であるため、ユーザの被服と肩掛け部が一体化し、荷重作用との遊離感が解消される。この結果、重量感が軽減される。
 上記目的を達成するため、本考案の肩掛け用ストラップは、スポンジゴムで形成された異なる長さの2枚のゴムベルト16、18からなる肩掛け部4と、伸縮性の低い部材で構成され、その端部を前記ゴムベルトの端部側に挟み込んで連結され、自由端部に加えられる荷重を前記肩掛け部に作用させる吊り部6、8とを備えたことを特徴とする。
 上記目的を達成するためには、前記肩掛け部は、スポンジゴムで形成された異なる長さの複数のゴムベルトからなる構成としてもよい。
 上記目的を達成するためには、前記肩掛け部は、異なる長さの2枚のベルトで構成し、各ベルトを平行に重ね合わせてなる構成としてもよい。
 上記目的を達成するためには、前記肩掛け部は、異なる長さの2枚のベルトで構成し、各ベルトに縒りを付加した構成としてもよい。
 上記目的を達成するためには、前記吊り部は、合成繊維からなる編組帯(ナイロン編組ベルト20)で構成してもよい。
 上記目的を達成するためには、前記吊り部の端部にフック12、14を備えた構成としてもよい。
 上記目的を達成するためには、前記吊り部にその長さを調節する長さ調節部(長さ調節具10)を備えた構成としてもよい。
 上記目的を達成するため、本考案のショルダーバッグは、上記肩掛け用ストラップを備えた構成である。
 以上述べたように、本考案の肩掛け用ストラップによれば、バッグ等の各種の被搬送物等の携行に用いて重量感を軽減できるとともに、肩掛け用ストラップ自体の軽量化も図ることができる。
 また、斯かる肩掛け用ストラップを用いたショルダーバッグによれば、キャディバッグ等のショルダーバッグの携行性、利便性を高めることができる。
 本考案の肩掛け用ストラップの実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。図1は実施形態に係る肩掛け用ストラップを示す平面図、図2はその側面図、図3は長さ調節部を示す側面図、図4は肩掛け用ストラップ及びショルダーバッグを示す斜視図、図5は使用状態を示す図である。
 この肩掛け用ストラップ2は、図1及び図2に示すように、肩掛け部4、吊り部6、8、長さ調節具10及びフック12、14を備えている。
 肩掛け部4は、摩擦性の高い伸縮性部材として例えば、スポンジゴムで構成され、この実施形態では、長さの異なる2枚のゴムベルト16、18で構成され、ゴムベルト18が肩当て側、ゴムベルト16がその外側に配置される。この場合、2枚のゴムベルト16、18の各端部を合致させ、その間に吊り部6、8を構成する非伸縮性部材である合成繊維編組帯、例えば、ナイロン編組ベルト20が挟み込まれ、複数のリベット22を貫通させてその端部の加締めにより連結されている。この場合、ゴムベルト16、18側にはナイロン編組ベルト20と同一材料からなる補強部材24が併設され、ゴムベルト16、18の固定部分が補強されている。ゴムベルト16、18は長さが異なっているため、弛緩状態ではゴムベルト16側が撓んだ状態となる。
 吊り部6側には、長さ調節具10を介して吊り部6の一部を構成するナイロン編組ベルト26が取り付けられ、このナイロン編組ベルト26の端部にはリング28を介してフック12が回動自在に取り付けられている。また、吊り部8側のナイロン編組ベルト20の端部には、リング30を介してフック14が回動自在に取り付けられている。この場合、ナイロン編組ベルト20の端部は折り返されて複数のリベット32で固定されている。
 長さ調節具10は、図3に示すように、調節具本体34の上面に長さを調節すべきナイロン編組ベルト20の面部に接触する突部36を備え、この突部36と直交方向に一定の間隔を設けて平行に形成された支持壁部38に回動ロック片40を回動可能に取り付けたものである。回動ロック片40には、ハンドル部42が設けられているとともに、支持突部43を支持壁部38の軸受孔45に回転可能に支持させるとともに、支持突部43と直交する回動部44にロック突部46が形成されている。調節具本体34の固定部48には、ナイロン編組ベルト26が折り返されて屈曲可能に固定されている。そして、ハンドル部42は、支持軸38を中心に矢印A、B方向に回動させ、ナイロン編組ベルト20のロック及びその解除を行うことができる。即ち、ハンドル部42を矢印A方向に回動してナイロン編組ベルト20側に密着させた場合、長さ調節具10にナイロン編組ベルト20がロックされ、ハンドル部42を矢印B方向に回動すると、ロックが外れ、ナイロン編組ベルト20の長さ調節が可能になる。
 斯かる肩掛け用ストラップ2によれば、例えば、図4に示すように、バッグ本体50に取り付けられた吊りリング52、54に肩掛け用ストラップ2のフック12、14を取り付ければ、ショルダーバッグ56を構成することができる。
 そして、図5に示すように、肩掛け部4をユーザの肩に掛けて用いれば、肩掛け部4を構成するゴムベルト16、18がユーザの肩を覆う被服58に密着し、ショルダーバッグ56がずれ落ちることがないばかりか、ゴムベルト16、18が持つ弾性により、ユーザの肩に掛かる荷重による重量感を軽減することができる。
 この場合、図6の(A)に示すように、肩掛け部4のゴムベルト16、18を互いに開いて肩に当てれば、肩と肩掛け部4との密着面積が拡大し、重量感をより軽減することができる。
 上記実施形態に代え、図6の(B)に示すように、各ゴムベルト16、18に縒りを加えて吊り部6、8に固定してもよい。即ち、ゴムベルト16、18の一方の端部の重なりを交互にすることにより、肩と肩掛け部4との密着面積が拡大した肩掛け部4を構成することができる。
 なお、上記実施形態の場合、長さ調節具10は吊り部6側に設置したが、図7に示すように、肩掛け部4側にバックル60を設けて長さ調節を可能にしてもよい。
 なお、実施形態では、被搬送物としてバッグ本体50を例に取って説明したが、肩掛け用ストラップ2を用いて搬送する被搬送物としては、バッグ以外の荷物であってもよい。また、本考案のショルダーバッグには、キャディバッグ等、肩掛け用ストラップを用いるバッグのすべてを包含するものである。
 本考案によれば、バッグや被搬送物からユーザの肩に加わる荷重による重量感を軽減でき、利便性の高い肩掛け用ストラップ又はショルダーバッグを提供でき、有用である。
本考案の肩掛け用ストラップの実施形態を示す平面図である。 本考案の肩掛け用ストラップの実施形態を示す側面図である。 長さ調節部を示す側面図である。 本考案の肩掛け用ストラップ及びショルダーバッグを示す斜視図である。 肩掛け用ストラップの使用状態を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る肩掛け用ストラップを示す斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る肩掛け用ストラップを示す側面図である。
符号の説明
 2 肩掛け用ストラップ
 4 肩掛け部
 6、8 吊り部
 10 長さ調節具(長さ調節部)
 12、14 フック
 16、18 ゴムベルト
 20 ナイロン編組ベルト(編組帯)

Claims (9)

  1. 摩擦性の高い伸縮性部材からなる肩掛け部と、
     伸縮性の低い部材で構成されて前記肩掛け部に連結され、その端部に加えられる荷重を前記肩掛け部に作用させる吊り部と、
     を備えたことを特徴とする肩掛け用ストラップ。
  2. スポンジゴムで形成された異なる長さの2枚のゴムベルトからなる肩掛け部と、
     伸縮性の低い部材で構成され、その端部を前記ゴムベルトの端部側に挟み込んで連結され、自由端部に加えられる荷重を前記肩掛け部に作用させる吊り部と、
     を備えたことを特徴とする肩掛け用ストラップ。
  3. 前記肩掛け部は、スポンジゴムで形成された異なる長さの複数のゴムベルトであることを特徴とする請求項1記載の肩掛け用ストラップ。
  4. 前記肩掛け部は、異なる長さの2枚のベルトで構成し、各ベルトを平行に重ね合わせてなることを特徴とする請求項1記載の肩掛け用ストラップ。
  5. 前記肩掛け部は、異なる長さの2枚のベルトで構成し、各ベルトに縒りを付加してなることを特徴とする請求項1記載の肩掛け用ストラップ。
  6. 前記吊り部は、合成繊維からなる編組帯で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の肩掛け用ストラップ。
  7. 前記吊り部の端部にフックを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の肩掛け用ストラップ。
  8. 前記吊り部にその長さを調節する長さ調節部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の肩掛け用ストラップ。
  9. 請求項1ないし請求項8記載の肩掛け用ストラップを備えたことを特徴とするショルダーバッグ。
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