JPH0755935Y2 - 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 - Google Patents

背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具

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JPH0755935Y2
JPH0755935Y2 JP1992045000U JP4500092U JPH0755935Y2 JP H0755935 Y2 JPH0755935 Y2 JP H0755935Y2 JP 1992045000 U JP1992045000 U JP 1992045000U JP 4500092 U JP4500092 U JP 4500092U JP H0755935 Y2 JPH0755935 Y2 JP H0755935Y2
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JP
Japan
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backpack
mounting
shoulder
end fitting
insertion rod
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JP1992045000U
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JPH063123U (ja
Inventor
堅二郎 樅山
Original Assignee
株式会社堅徳商会
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ランドセル、リュッ
クサック等の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ランドセル、リュックサック等の
背負い鞄における肩掛けベルト上端取付具は、図5に示
したように、金属板を二つ折りにした連結板30の折曲
部の略中央部を分断して二つの挿通部31、31を設け
ると共に、それぞれの挿通部31、31の下方に止め孔
32を設け、前記両挿通部31、31の互いに向き合う
端部側に形成される空間部23に略Ω形状の吊下環18
の脚部を回動自在に取り付け、さらに両挿通部31、3
1の両端にそれぞれ略三角形状の取付環3、3を回動自
在に取り付けたものが存在する。
【0003】そして、このように構成された背負い鞄の
肩掛けベルト上端取付具は、図6に示したように、ラン
ドセル等の背負い鞄5の背当て部6の最上段又は最上段
から少し下げた位置に取り付け、取付環3、3にそれぞ
れ肩掛けベルト1、1の上端を取り付けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の背負い鞄で
は、肩掛けベルト1、1の長さ調節を、肩掛けベルト
1、1下方の調節ベルト(図示せず)との接続位置をず
らせることにより行っている。しかしながら、上記従来
の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具では、肩掛けベル
ト1、1上端の取り付け位置を移動させることができな
いので、使用者の体格に合わせるのは不充分であり、使
用者に圧迫感や疲労感等を与えるという課題を有してい
た。
【0005】特に、ランドセルでは、肩幅や胸幅がどん
どん広くなっていく子供の成長期に使用するため、肩掛
けベルト1、1の長さ調節だけでは不充分であり、肩掛
けベルト1、1上端の取り付け位置を移動させないこと
には、成長する子供の体格に合わせていくのに対処しき
れないという課題を有していた。そこで、この考案は、
肩掛けベルト1、1上端の取り付け位置が背負い鞄を背
負った時に移動するようにして、肩掛けベルト1、1を
使用者の体格に合わせることができるようにし、使用者
に圧迫感や疲労感等を与えないようにした背負い鞄の肩
掛けベルト上端取付具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案の背
負い鞄の肩掛けベルト上端取付具は、背負い鞄5の背当
部6側に水平方向に固定される挿通棒7を有し、取付環
3、3をそれぞれ取り付けた移動体4、4を前記挿通棒
7に移動自在に差し込むと共に、前記挿通棒7にその両
端から前記移動体4、4に内方向の弾力を付すコイルば
ね8、8を差し込んだものとしている。
【0007】さらに、この考案の背負い鞄の肩掛けベル
ト上端取付具は、挿通棒7の両端を移動空間S、Sを設
けた取付体9の両端固定部9b、9bに固定し、取付環
3、3をそれぞれ取り付けた移動体4、4を前記挿通棒
7に移動自在に差し込むと共に、一端をそれぞれ前記移
動体4、4に当接させ、他端をそれぞれ前記取付体9の
両端固定部9b、9bに当接させるようにして、前記移
動体4、4に内方向の弾力を付すコイルばね8、8を前
記挿通棒7に差し込み、さらに前記取付体9を装着体1
1に装着し、この装着体11の長孔11a、11aから
前記取付環3、3を装着体11の外に出し、しかも前記
装着体11にカバー16を被せ、このカバー16の開口
16a、16aから前記取付環3、3をカバー16の外
に出したものとしている。
【0008】
【作用】この考案は、上記手段を施したため、次のよう
な作用を有する。すなわち、肩掛けベルト1、1の取付
環3、3への取り付け位置を、移動体4、4の移動幅内
において、使用者の体格に応じて左右方向に同一幅移動
することができると共に、移動体4、4に付される内方
向の弾力によって取付環3、3を使用者の体格に応じた
位置に維持しておくことができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上
端取付具の構成を実施例として示した図面に基づいて説
明する。図1は、この考案の肩掛けベルト上端取付具を
備えたランドセルを背当て部側から見た斜視図を示して
いる。1は肩掛けベルトであり、この肩掛けベルト1の
上端は上端取付具2に取り付けられており、肩掛けベル
ト1の下端は下端取付具(図示せず)に取り付けられて
いる。
【0010】前記上端取付具2は、取付環3、3をそれ
ぞれ取り付けた移動体4、4を、背負い鞄5の背当部6
に適宜間隔をおいて水平移動自在に取り付けると共に、
前記移動体4、4に内方向の弾力を付したものとしてい
る。実施例においては、図2に示したように、前記移動
体4、4を挿通棒7、7に差し込むと共に、これら挿通
棒7、7に両端からコイルばね8、8を差し込み、移動
空間S、Sを設けた取付体9の中央固定部9aに前記移
動体4、4のそれぞれの内端を当接させると共に、前記
取付体9の両端固定部9b、9bに前記挿通棒7の両端
を固定することにより、前記コイルばね8、8の一端を
それぞれ移動体4、4に当接させ、前記コイルばね8、
8の他端をそれぞれ取付体9の両端固定部9b、9bに
当接させている。前記挿通棒7は、実施例では二本とし
ているが一本でも実施することができる。なお、前記取
付体9の中央固定部9aおよび両端固定部9b、9bに
は、それぞれビス孔10、10、10を設けている。
【0011】そして、図3に示したように、前記取付体
9を装着体11に装着し、この装着体11の長孔11
a、11aから前記取付環3、3を装着体11の外に出
し、図4に示したように、装着体11の中央孔11bに
止着体12を嵌め込み、取付体9の両端に止着体13、
13を嵌め込んでいる。前記装着体11の中央部と両端
には、ビス孔14、14、14を設けている。なお、前
記止着体12、13、13にも、ビス孔15、15、1
5を設けている。
【0012】さらに、図4に示したように、前記装着体
11にカバー16を被せ、このカバー16の開口16
a、16aから前記取付環3、3をカバー16の外に出
したものとしている。前記カバー16の中央部と両端に
は、ビス孔17、17、17を設けている。なお、18
は不使用時などに背負い鞄5を吊り下げておくための吊
下環であり、ビス孔19を設けた連結体20に取り付け
られている。
【0013】このように構成された前記上端取付具2
は、前記カバー16のビス孔17、17、17から、止
着体12、13、13のビス孔15、15、15、取付
体9のビス孔10、10、10、および装着体11のビ
ス孔14、14、14にそれぞれリベット21、21、
21を貫通させて、これらリベット21、21、21を
背負い鞄5の背当部6にリベット止めすることにより、
図1に示したように、背負い鞄5の背当部6の最上段又
は最上段から少し下げた位置に取り付けている。そし
て、前記上端取付具2の取付環3、3にそれぞれ肩掛け
ベルト1、1の上端を取り付けている。なお、前記吊下
環18も、この上端取付具2を背負い鞄5の背当部6に
取り付ける際に、装着体11の上面孔22に連結体20
を差し込み、取付体9のビス孔10と装着体11のビス
孔14の間に連結体20のビス孔19を介在させて、同
時にリベット止めすることにより、背負い鞄5の背当部
6に取り付けることができる。
【0014】
【考案の効果】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端
取付具は、以上に述べたように構成されているので、次
のような効果を有する。すなわち、肩掛けベルト1、1
の取付環3、3への取り付け位置を、移動体4、4の移
動幅内において、使用者の体格に応じて左右方向に同一
幅移動することができると共に、移動体4、4に付され
る内方向の弾力によって取付環3、3を使用者の体格に
応じた位置に維持しておくことができるので、使用者に
圧迫感や疲労感等を与えることは無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
を備えた背負い鞄の斜視図である。
【図2】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の主要構成部分の分解斜視図である。
【図3】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の主要構成部分の分解斜視図である。
【図4】この考案の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
の分解斜視図である。
【図5】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具の斜
視図である。
【図6】従来の背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具を備
えた背負い鞄の部分斜視図である。
【符号の説明】
3 取付環 4 移動体 5 背負い鞄 6 背当部 7 挿通棒 8 コイルばね 9 取付体 9b 両端固定部 11 装着体 11a 長孔 16 カバー 16a 開口 S 移動空間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背負い鞄(5)の背当部(6)側に水平
    方向に固定される挿通棒(7)を有し、取付環(3、
    3)をそれぞれ取り付けた移動体(4、4)を前記挿通
    棒(7)に移動自在に差し込むと共に、前記挿通棒
    (7)にその両端から前記移動体(4、4)に内方向の
    弾力を付すコイルばね(8、8)を差し込んだことを特
    徴とする背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具。
  2. 【請求項2】 挿通棒(7)の両端を移動空間(S、
    S)を設けた取付体(9)の両端固定部(9b、9b)
    に固定し、取付環(3、3)をそれぞれ取り付けた移動
    体(4、4)を前記挿通棒(7)に移動自在に差し込む
    と共に、一端をそれぞれ前記移動体(4、4)に当接さ
    せ、他端をそれぞれ前記取付体(9)の両端固定部(9
    b、9b)に当接させるようにして、前記移動体(4、
    4)に内方向の弾力を付すコイルばね(8、8)を前記
    挿通棒(7)に差し込み、さらに前記取付体(9)を装
    着体(11)に装着し、この装着体(11)の長孔(1
    1a、11a)から前記取付環(3、3)を装着体(1
    1)の外に出し、しかも前記装着体(11)にカバー
    (16)を被せ、このカバー(16)の開口(16a、
    16a)から前記取付環(3、3)をカバー(16)
    外に出したことを特徴とする背負い鞄の肩掛けベルト上
    端取付具。
JP1992045000U 1992-06-29 1992-06-29 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具 Expired - Lifetime JPH0755935Y2 (ja)

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JPH063123U JPH063123U (ja) 1994-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH063123U (ja) 1994-01-18

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