JPH06311613A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH06311613A
JPH06311613A JP5092672A JP9267293A JPH06311613A JP H06311613 A JPH06311613 A JP H06311613A JP 5092672 A JP5092672 A JP 5092672A JP 9267293 A JP9267293 A JP 9267293A JP H06311613 A JPH06311613 A JP H06311613A
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JP
Japan
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vibration
insulating member
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vibration insulating
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JP5092672A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwashita
浩幸 岩下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication of JPH06311613A publication Critical patent/JPH06311613A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B1/00Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
    • H02B1/54Anti-seismic devices or installations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B13/00Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
    • H02B13/02Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
    • H02B13/035Gas-insulated switchgear

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉装置全体の基本性能を低下させることな
く振動絶縁部材の交換を容易かつ短時間に行うことが可
能であり、しかも、開閉機器の操作時の衝撃力を吸収す
るために十分な防振性能を有するような、信頼性の高い
ガス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 床スラブ5上に設置された基礎ベース1上
に、複数の振動絶縁部材2を介して共通ベース3を設置
し、共通ベース3上に各回線の構成機器4を一括して設
置する。複数の振動絶縁部材2の基礎ベース1および共
通ベース3との接触面のいずれか一方あるいは両方に、
スペーサ11を取り外し可能に設ける。また、基礎ベー
ス1および共通ベース3のいずれか一方あるいは両方
に、振動絶縁部材2の接触面積より大きい開口面積を有
するポケット21を設ける。通常は、振動絶縁部材2と
取り外し用スペーサ11との間に圧縮用スペーサ12を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置に係
り、特に、その防振構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置は、絶縁性ガスを封入
した密閉容器内に機器本体部を収納して構成された開閉
装置であり、コンパクト化や絶縁信頼性に優れていると
いう長所を有することから、電力系統において広く使用
されており、その一層の開発が求められている。このガ
ス絶縁開閉装置は、具体的には、母線、遮断器、断路
器、接地開閉器、計器用変流器、ケーブルヘッド、電力
ケーブルなどの機器によって構成されており、これらの
機器が、床スラブ上に設置された各回線の基礎ベース上
に一括して設置されている。
【0003】以上のような構成を有するガス絶縁開閉装
置において、その開閉機器、すなわち、遮断器、断路
器、接地開閉器は、油圧、空気圧、バネなどを駆動源と
した操作機構によって高速で操作されるため、操作時に
おける振動の発生は不可避である。そのため、従来、図
3〜図5に示すような防振対策が施されている。ここ
で、図3はガス絶縁開閉装置の一例を示す側面図、図4
はその平面図、図5はその振動絶縁部材周辺の防振構造
部分を示す断面図である。
【0004】まず、図3および図4に示すように、各回
線の基礎ベース1には、複数の振動絶縁部材2を介して
共通ベース3が設置され、さらに、この共通ベース3上
に各回線を構成する複数の構成機器4が一括して設置さ
れている。なお、図中5は、床スラブであり、この床ス
ラブ5上に基礎ベース1が設置されている。また、図中
6,7は、それぞれ構成機器4の一つである遮断器とケ
ーブルヘッドであり、図中8は、ケーブルヘッド7から
垂直方向に引き出された電力ケーブルを示している。そ
して、以上のような構成を有することにより、各回線の
構成機器4の動作時には、基礎ベース1と共通ベース3
との間に設置した振動絶縁部材2が垂直方向に伸縮する
ことにより、遮断器6などの開閉機器の操作時の衝撃力
Fを吸収し、床スラブ5への衝撃力伝達を防止すること
ができる。
【0005】また、このようなガス絶縁開閉装置におい
て、振動絶縁部材2周辺の防振構造部分は、図5に示す
ように構成されており、次のような手順によって組み立
てられている。すなわち、基礎ベース1の設置後に、そ
の上の複数箇所に、防振ゴム製の振動絶縁部材2が設置
される。この振動絶縁部材2に使用する防振ゴムとして
は、構成機器4全体の自重Wに応じた適切なバネ定数を
有する防振ゴムが選択される。続いて、この振動絶縁部
材2上に、共通ベース3が設置され、さらに、この共通
ベース3上に、各回線の複数の構成機器4が一括して設
置される。この時点で、基礎ベース1と共通ベース3と
の間に設置された振動絶縁部材2は、構成機器4全体の
自重Wにより圧縮された状態となるため、この圧縮状態
で、固定ボルト9により、共通ベース3から振動絶縁部
材2を介し基礎ベース1までを貫通する形で、共通ベー
ス3と基礎ベース1との間が固定される。また、共通ベ
ース3における振動絶縁部材2の近傍には、振動絶縁部
材2の交換時に共通ベース3を上下動させ、一定の高さ
で固定するためのジャッキボルト10が設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3〜図5
に示したような従来のガス絶縁開閉装置では、防振ゴム
製の振動絶縁部材2の経年劣化などにより、一定期間ご
とにこの振動絶縁部材2を交換する必要がある。また、
開閉装置の回線が増設され、構成機器4が増えた場合に
は、構成機器4全体の自重Wが増大し、振動絶縁部材2
がその設置当初よりも大きく圧縮され、当初選択された
バネ定数が不適切となり、その防振効果が低下する可能
性がある。そのため、このような場合には、不適切とな
った振動絶縁部材2を、適切なバネ定数を持つ他の防振
ゴム製の振動絶縁部材2と交換する必要がある。
【0007】そして、以上のような理由で、振動絶縁部
材2の交換が必要となった場合には、まず、振動絶縁部
材2を交換するのに十分な取り外し用空間を確保するた
めに、複数回線の全体の水平レベルを確保しながら、ジ
ャッキボルト8によって共通ベース3をジャッキアップ
しなければならない。しかしながら、これは、相当な労
力と時間を要する作業である。また、このジャッキアッ
プ時には、ケーブルヘッド7に接続されている電力ケー
ブル8の上下動も発生し、開閉装置の基本性能に悪影響
を及ぼす危険性がある。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
開閉装置全体の基本性能を低下させることなく振動絶縁
部材の交換を容易かつ短時間に行うことが可能であり、
しかも、開閉機器の操作時の衝撃力を吸収するために十
分な防振性能を有するような、信頼性の高いガス絶縁開
閉装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス絶縁開
閉装置は、床スラブ上に設置された基礎ベース上に、こ
の基礎ベースに対して垂直方向に伸縮可能な複数の振動
絶縁部材を介して共通ベースを設置し、この共通ベース
上に各回線の構成機器を一括して設置してなるガス絶縁
開閉装置において、次のような特徴を有するものであ
る。すなわち、請求項1に記載のガス絶縁開閉装置は、
前記複数の振動絶縁部材の前記基礎ベースおよび前記共
通ベースとの接触面のいずれか一方あるいは両方に、ス
ペーサを取り外し可能に設けたことを特徴としている。
また、請求項2に記載のガス絶縁開閉装置は、前述した
請求項1の構成に加えて、前記基礎ベースおよび前記共
通ベースのいずれか一方あるいは両方に、前記振動絶縁
部材の接触面積より大きい開口面積を有するポケットを
設けたことを特徴としている。
【0010】一般的に、振動絶縁部材は、防振ゴム製と
される。また、振動絶縁部材の接触面に設けるスペーサ
としては、複数の構成機器の自重による振動絶縁部材の
圧縮寸法以上の厚さを有する取り外し用スペーサを配置
する。通常は、振動絶縁部材をとこの取り外し用スペー
サとの間に、振動絶縁部材を圧縮するための圧縮用スペ
ーサを設け、この圧縮用スペーサの面積を、振動絶縁部
材の接触面積とほぼ同等以上にする。
【0011】
【作用】以上のような構成を有する本発明の作用は、次
の通りである。まず、請求項1の構成において、振動絶
縁部材を交換する場合には、次のような作業を行う。す
なわち、まず、振動絶縁部材の取り外し用スペーサ側の
接触面を直接圧縮するかまたは振動絶縁部材側の圧縮用
スペーサを介して圧縮する。圧縮用スペーサを使用する
場合には、圧縮用スペーサの面積を、振動絶縁部材の接
触面積とほぼ同等以上にすることにより、振動絶縁部材
を均等に圧縮できる。そして、このような振動絶縁部材
の圧縮状態で、取り外し用スペーサを取り外す。続い
て、このスペーサの取り外しによって形成される空間を
利用して、振動絶縁部材を交換する。
【0012】したがって、この請求項1の構成において
は、共通ベースをジャッキアップすることなく、振動絶
縁部材の圧縮とスペーサの取り外しだけで、個々の振動
絶縁部材の交換に十分な取り外し用空間を容易に形成で
きるため、個々の振動絶縁部材の交換を容易かつ短時間
で行うことができる。しかも、共通ベースの上下動がな
いため、ケーブルヘッドに接続された電力ケーブルの上
下動が発生することはなく、開閉装置の基本性能を確保
できる。
【0013】また、請求項2の構成において、振動絶縁
部材を交換する場合にも、前述の請求項1の構成におけ
る作業と同様の作業によって、容易かつ短時間で振動絶
縁部材を交換でき、また、共通ベースの上下動がないた
め、電力ケーブルの上下動が発生することはなく、開閉
装置の基本性能を確保できる。そして、請求項2のガス
絶縁開閉装置においては、このような利点に加えて、さ
らに、基礎ベースと共通ベースのいずれか一方あるいは
両方にポケットを設けているため、装置全体の高さを低
くでき、耐振性能の向上に貢献できるという利点が得ら
れる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明によるガス絶縁開閉装置の複
数の実施例について、図1および図2を参照して具体的
に説明する。 (1)第1実施例…図1 図1は、本発明によるガス絶縁開閉装置の第1実施例を
示す図であり、特にその振動絶縁部材周辺の防振構造部
分を示す断面図である。なお、この図1において、図3
に示した部分と同一の部分については同一符号を付して
いる。また、説明の簡略化の観点から、防振構造部分以
外の構成、すなわち、複数の構成機器4の具体的な配置
などについては、図3〜図5に示した従来技術と全く同
様に構成されているものとしてその説明を省略し、以下
には、本実施例におけるガス絶縁開閉装置の防振構造部
分の特徴についてのみ説明する。
【0015】すなわち、図1に示すように、床スラブ5
の上に設置された基礎ベース1上には、振動絶縁部材2
の取り外し用空間を確保するための取り外し用スペーサ
11と、振動絶縁部材2を圧縮するための圧縮用スペー
サ12、および防振ゴム製の振動絶縁部材2が順次重ね
て設置されている。この場合、取り外し用スペーサ11
および圧縮用スペーサ12は、振動絶縁部材2の接触面
積とほぼ同等以上の大きさとされている。また、取り外
し用スペーサ11の厚さは、複数の構成機器4全体の自
重Wによる振動絶縁部材の圧縮寸法以上の厚さとされて
おり、圧縮スペーサ12の厚さは、取り外し用スペーサ
11よりも薄くされている。
【0016】そして、振動絶縁部材2上には共通ベース
3が設置され、さらに、この共通ベース3上に回線を構
成する複数の構成機器4が一括して設置されている。こ
の場合、振動絶縁部材2は、複数の構成機器4全体の自
重Wにより圧縮された状態となっており、この圧縮状態
で、固定ボルト9により、共通ベース3から、振動絶縁
部材2、圧縮用スペーサ12、および取り外し用スペー
サ11を介して、基礎ベース1までを貫通する形で、共
通ベース3と基礎ベース1との間が固定されている。
【0017】また、基礎ベース1には、この基礎ベース
1と取り外し用スペーサ11とを貫通するようにして、
圧縮用スペーサ12に当接してこれに圧縮力を与えるた
めの圧縮用ボルト13が取り付けられている。さらに、
共通ベース3における振動絶縁部材2の近傍には、共通
ベース3と基礎ベース1との距離を保持するための距離
保持用ボルト14が取り付けられている。
【0018】以上のような構成を有する第1実施例にお
いて、防振ゴム製の振動絶縁部材2を交換する場合に
は、共通ベース3と基礎ベース1との距離を距離保持用
ボルト14によって保持し、圧縮用ボルト13の締め付
け操作により、圧縮用スペーサ12を介して振動絶縁部
材2を圧縮する。この場合、圧縮用スペーサ12の面積
を、振動絶縁部材2の接触面積とほぼ同等以上にしてい
るため、振動絶縁部材2を均等に圧縮できる。そして、
このような振動絶縁部材2の圧縮状態で、取り外し用ス
ペーサ11を取り外すことにより、振動絶縁部材2の取
り外し用空間を形成する。続いて、圧縮用ボルト13の
開放操作により、圧縮用スペーサ12を介して振動絶縁
部材2の圧縮を開放し、振動絶縁部材2を自由高さに復
元する。この後、前述のように形成した取り外し用空間
を利用して、防振ゴム6を容易に交換することができ
る。
【0019】したがって、この第1実施例のガス絶縁開
閉装置においては、図3〜図5に示した従来技術とは異
なり、振動絶縁部材2の圧縮と取り外し用スペーサ11
の取り外しだけで、個々の振動絶縁部材2の交換に十分
な取り外し用空間を容易に形成できるため、個々の振動
絶縁部材2の交換を従来に比べて格段に容易かつ短時間
で行うことができる。しかも、共通ベース3の上下動が
ないため、ケーブルヘッド7に接続された電力ケーブル
8の上下動が発生することはなく、開閉装置の基本性能
を確保できる。 (2)第2実施例…図2 図2は本発明によるガス絶縁開閉装置の第2実施例を示
す図であり、特にその振動絶縁部材周辺の防振構造部分
を示す断面図である。この第2実施例は、前述した第1
実施例の変形例であり、基本的には同じ接続構成を有し
ている。
【0020】すなわち、図2に示すように、床スラブ5
の上に設置された基礎ベース1には、振動絶縁部材2の
接触面積より大きい開口面積を有するポケット21が設
けられている。そして、このポケット21内に、取り外
し用スペーサ11、圧縮用スペーサ12、および振動絶
縁部材2が順次重ねて設置されている。そして、この部
分以外の構成については、前記第1実施例と全く同様に
構成されている。
【0021】以上のような構成を有する第2実施例にお
いては、前記第1実施例と全く同様の操作により、振動
絶縁部材2の交換を容易かつ短時間で行うことができ、
しかも、開閉装置の基本性能を確保できる。加えて、本
実施例においては特に、基礎ベース1に設けたポケット
21内に、取り外し用スペーサ11、圧縮用スペーサ1
2、および振動絶縁部材2を配置しているため、図2に
示すように、装置全体の高さHを低くできる。したがっ
て、耐振性能を向上し、ガス絶縁開閉装置の信頼性を向
上できる。 (3)その他の実施例 なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、スペーサを3枚以上設ける構成も可能であり、例え
ば、一定の厚さの取り外し用スペーサを規格化し、振動
絶縁部材の圧縮寸法に応じてその使用枚数を適宜選択す
るように構成することなども可能である。このように構
成した場合には、スペーサの生産性を向上できる。ま
た、振動絶縁部材のスペーサ側の接触面に一定以上の剛
性を持たせた場合などには、振動絶縁部材の接触面を直
接押圧して圧縮することができるため、圧縮用スペーサ
を省略し、1枚または2枚以上の取り外し用スペーサの
みを設けることも可能である。
【0022】さらに、振動絶縁部材と基礎ベースとの間
にスペーサを設ける構成に限らず、振動絶縁部材と共通
ベースとの間にスペーサを設ける構成も同様に可能であ
り、さらには、振動絶縁部材の基礎ベース側および共通
ベース側の両方にスペーサを設ける構成も可能である。
また、前記実施例においては、圧縮用スペーサと取り外
し用スペーサとの両方の面積を、振動絶縁部材の接触面
積と同等以上の大きさとしたが、圧縮用スペーサの面積
のみを同等以上とすればよく、取り外し用スペーサにつ
いては、防振構造の機能を低下させない範囲内で、取り
外しの容易性を考慮した適切な寸法形状および面積を自
由に選択可能である。
【0023】一方、前記第2実施例においては、基礎ベ
ースにポケットを設けたが、共通ベースにポケットを設
ける構成も同様に可能であり、さらには、基礎ベースと
共通ベースの両方にポケットを設ける構成も可能であ
る。そしてまた、共通ベースと基礎ベースとの間を固定
する手段や、共通ベースと基礎ベースとの間の距離を保
持するための手段、および、圧縮用スペーサを介して振
動絶縁部材を圧縮する手段などの具体的な構成は適宜変
更可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
基礎ベースと共通ベースとの間に振動絶縁部材とスペー
サを設けるという簡単な構成の改良により、開閉装置全
体の基本性能を低下させることなく振動絶縁部材の交換
を容易かつ短時間に行うことが可能であり、しかも、開
閉機器の操作時の衝撃力を吸収するために十分な防振性
能を有するような、信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提
供することができる。
【0025】また、基礎ベースと共通ベースどちらか一
方にポケットを設けた場合には、装置全体の高さを低く
できるため、耐振性能を向上し、ガス絶縁開閉装置の信
頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の第1実施例を
示す図であり、特にその振動絶縁部材周辺の防振構造部
分を示す断面図。
【図2】本発明によるガス絶縁開閉装置の第2実施例を
示す図であり、特にその振動絶縁部材周辺の防振構造部
分を示す断面図。
【図3】従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す側面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】図3のガス絶縁開閉装置の振動絶縁部材周辺の
防振構造部分を示す断面図。
【符号の説明】
1…基礎ベース 2…振動絶縁部材 3…共通ベース 4…構成機器 5…床スラブ 6…遮断器 7…ケーブルヘッド 8…電力ケーブル 9…固定ボルト 10…ジャッキボルト 11…取り外し用スペーサ 12…圧縮用スペーサ 13…圧縮用ボルト 14…距離保持用ボルト 21…ポケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブ上に設置された基礎ベース上
    に、この基礎ベースに対して垂直方向に伸縮可能な複数
    の振動絶縁部材を介して共通ベースを設置し、この共通
    ベース上に各回線の構成機器を一括して設置してなるガ
    ス絶縁開閉装置において、 前記複数の振動絶縁部材の前記基礎ベースおよび前記共
    通ベースとの接触面のいずれか一方あるいは両方に、ス
    ペーサを取り外し可能に設けたことを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記基礎ベースおよび前記共通ベースの
    いずれか一方あるいは両方に、前記振動絶縁部材の接触
    面積より大きい開口面積を有するポケットを設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
JP5092672A 1993-04-20 1993-04-20 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH06311613A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014065474A1 (ko) * 2012-10-24 2014-05-01 (주)케이디파워 방진유닛 및 이를 포함하는 수배전반
KR101427879B1 (ko) * 2012-10-24 2014-08-08 주식회사 케이디파워 방진유닛 및 이를 포함하는 수배전반
KR20220065480A (ko) 2020-11-13 2022-05-20 효성중공업 주식회사 가스절연 개폐장치용 진동저감장치

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WO2014065474A1 (ko) * 2012-10-24 2014-05-01 (주)케이디파워 방진유닛 및 이를 포함하는 수배전반
KR101427879B1 (ko) * 2012-10-24 2014-08-08 주식회사 케이디파워 방진유닛 및 이를 포함하는 수배전반
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