JPH06311175A - セル廃棄・セル誤配検出方式 - Google Patents

セル廃棄・セル誤配検出方式

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JPH06311175A
JPH06311175A JP5091754A JP9175493A JPH06311175A JP H06311175 A JPH06311175 A JP H06311175A JP 5091754 A JP5091754 A JP 5091754A JP 9175493 A JP9175493 A JP 9175493A JP H06311175 A JPH06311175 A JP H06311175A
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cell
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snr
sne
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良一 岩瀬
Hitoshi Uematsu
仁 上松
Hiromi Ueda
裕巳 上田
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】セルの受信側で複数のセル廃棄・連続したセル
誤配の場合でも廃棄・誤配を検出する。 【構成】セル送出順序を示すシーケンス番号SNとその
ビット誤りを検出するための検査ビットに応じて、受信
毎にカウントアップして番号の跳びの検出用第1カウン
タSNRと、検査ビットによるビット誤り検出時並びに
シーケンス番号と第1カウンタのカウント値との不一致
時にカウントアップをやめ、正しいセルを受信したと判
定するまでのカウンタ値を保持する第2カウンタSNE
と、今回と前回、並びに前回と前々回受信したセルとの
シーケンス番号の連続の有無の判別手段とを備え、1セ
ルずつ蓄積しながら、複数のセル廃棄や連続したセル誤
配の場合でもそれらを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(非同期転送モ
ード)ディジタル通信におけるセル廃棄・セル誤配検出
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMディジタル通信において連続信号
をセルに分割して伝達するときにセルの受信側でもとの
連続信号の再構成が可能なように、送信側では送出した
セルの順番を表わすシーケンス番号(SN)を順次に各
セルへ書き込んでいる。また、SNの伝送中に生じるビ
ット誤りを受信側で検出できるように、CRC(巡回冗
長符号)方式或いはパリティ検査方式による検査ビット
(SNP)が各セルに設けられている。セルの受信側で
は、受信セル群からもとの連続信号を再構成するため
に、各受信セルのSN及びSNPを調べて、伝送の途中
でセルの廃棄が発生していないか、或いはセルの誤配が
ないかを検出する手段が必要である。従来のセル廃棄・
セル誤配検出方式には、例えば、1991年電子情報通
信学会秋季大会講演,B−390の論文「STM/AT
M変換方式におけるセル廃棄・誤配対策の検討」に記載
された方式がある。この従来方式のアルゴリズムを図1
0に示す。セルの受信側は、セル受信毎に1つずつカウ
ントアップし、順次に0から(I−1)までカウント値
を送出するカウンタSNRを有している。ある時点で受
信したセル中のシーケンス番号(SN)をSN(0)、
その1回前に受信したセル中のSN(−1)とし、SN
(−1)のセルは、後段の信号処理部に出力せずに一時
蓄積しておく。また、SN(−1)とSN(0)との連
続性の有無を表わす情報(DSN(0),連続時すなわ
ちSN(0)=SN(−1)+1の時には0,不連続時
すなわちSN(0)≠SN(−1)+1の時には1とす
る)を検出する手段を有している。
【0003】セル受信時にはまず初期設定したあと、多
分岐(0)とSNRのカウンタ結果とを比較し、一致し
ていれば、正常なセル受信状態と判断し、その時点で蓄
積しているSN(−1)のセルを後段の信号処理部に出
力する。
【0004】SN(0)とSNRが初めて不一致となっ
たとき、蓄積しているSN(−1)のセルを後段の信号
処理部に出力したあと、SN(0)のセルを蓄積してS
N(−1)とし、このセルが正常なセルであるか、誤配
セルであるか、あるいは伝送途中でセルの廃棄があった
かの判定を留保し(不確定状態)、次のセル受信時に判
定を行う。次のセル(SN(0))受信時の多分岐ステ
ップM10においてSN(0)=SNRであれば、SN
(−1)のセルは正常であると判断し、SN(−1)の
セルを後段の信号処理部に出力する。一方、SN(0)
=SNR−1であれば、蓄積したSN(−1)のセルが
誤配であると判断して、SN(−1)のセルを信号処理
部に出力せずに廃棄する。また、先行の2分岐ステップ
B10でSN(−1)にビット誤りがなく、かつ2分岐
ステップB11においてSN(−1)とSN(0)とが
連続(即ち、DCN(0)=0)であれば、セル廃棄が
あったとして〔SN(0)−SNR〕個のダミナールを
後段の信号処理部に出力した後、SN(−1)のセルを
後段の信号処理部に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のセル廃棄・
セル誤配検出方式では、図11に示すように誤配セルが
2つ連続した場合、誤配セルを取り除くこができず、誤
配セル受信後2回目の正常なSNのセル受信時にセル廃
棄があったと誤判定し、ダミーセル(D)を後段の信号
処理部に出力してしまう。なお、図10ではSN,SN
Rの周期Iが8である。また判定Nは正常、判定Pは不
確定状態、判定Lはセル廃棄、判定Mはセル誤配を、そ
れぞれ表わす。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の検出方式は、連
続信号をセル分割してATM(非同期転送モード)網で
伝達する方式におけるセルの受信側に、受信したセルに
書き込まれているセル送出順序を表わすシーケンス番号
(SN)とそのビット誤りを検出するための検査ビット
(SNP)とに応じて、前記セルの受信毎にカウントア
ップして前記シーケンス番号の跳びを検出するための第
1のカウンタ(SNP)と、前記セルの受信毎にカウン
トアップするが、前記検査ビットによるビット誤り検出
時並びに前記シーケンス番号と前記第1のカウンタのカ
ウント値との不一致時にカウントアップをやめ、正しい
セル受信と判定するまでのカウント値を保持する第2の
カウンタ(SNE)と、受信した前記セルとその1回前
に受信した前記セルとの前記シーケンス番号が連続して
いるか否か並びに1回前に受信したセルと2回前に受信
した前記セルとの前記シーケンス番号が連続しているか
否かを検出する判別手段とを備えている。
【実施例】次に、本発明について図面を用いて説明す
る。
【0007】図1は本発明の第1の実施例のアルゴリズ
ムを示す手順図であり、図2ないし図6はその動作例を
示す時系列図である。正常セルの受信時には、カウンタ
SNRおよびSNEが共に1つずつカウントアップし、
両者のカウント結果は受信セルのSN(SN(0))に
一致している。繰返しステップR1の後、多分岐ステッ
プM1でSN(0)とSNRとが初めて不一致となった
場合、即ち2分岐ステップB3、B4でDCN(−1)
=0かつDCN(0)=1の場合、蓄積セル(SN(−
1)のセル)を出力するが、SNEのカウントアップを
停止することにより、受信セルが誤配セルであった場
合、次に来ると予想される正しいSN値を保持してお
く。また、この受信セルが誤配セルであるのかセル廃棄
があったのか等の判定を留保し(不確定状態の判定
P)、次のセル受信時に判定する。(図2中の) 次に受信SNと蓄積SNとが続けて不連続となったと
き、即ち2分岐ステップB3、B4にてDCN(−1)
=DCN(0)=1で、かつSN(0)がSNEにもS
NRにも等しくない場合、蓄積セルは誤配セルであると
判定し(判定M)、蓄積セルを廃棄し、SNEはカウン
トアップせず、誤配セル受信状態が継続していると判定
する。(図2中の) 次いで多分岐ステップM2で受信SNとSNEとが一致
したとき、正常セルを受信したと判定して、蓄積セルを
廃棄し(判定M)、SNEのカウントアップを再開し、
SNRを受信SNに一致させる。(図2中の) また多分岐ステップM1および2分岐ステップB3にお
いて、SN(0)がSNRにもSNEにも一致しないが
SN(−1)とSN(0)とが連続である場合、即ちD
CN(0)=0の時、セル廃棄があったと判定し(図3
の判定L)、(SN(0)−SNR)個のダミーセルD
を後段の信号処理部に出力した後、蓄積セルを出力し、
SNRとSNEとをSN(0)に一致させる。(図3中
の) 多分岐ステップM1でSN(0)とSNRとが一致した
とき、多分岐ステップM2にてSNR=SNE+1であ
れば、SN(−1)は正しいセルであるが、2分岐ステ
ップB1でビット誤りを検出できなかったと判定し(判
定P)、SN(−1)を後段の信号処理部に出力し、S
N(−1)とSN(0)とは連続であった、即ち、DC
N(0)=0と読み直す。(図4中の) 2分岐ステップB1によりビット誤りが検出された場
合、SN(−1)のセルは後段の信号処理部へ出力され
るが、SNEのカウントアップは停止し、次のセルが誤
配セルか否かを判定する。(図5中の,図6中の) なお、図2〜6の動作例ではSN,SNR,SNEの周
期Iを8としている。即ち、これらは0〜7までの値を
とる。また、演算は全てIを法とする。
【0008】図7は本発明の第2の実施例の部分手順図
を示す。本実施例では、第1の実施例(図1)の2分岐
ステップB3の一方の分岐〔THEN〕側に、更に2分
岐ステップB5を設け、セル廃棄か誤配かを区別するた
めの受信SNとSNRとの差がしきい値(SND)を伝
送系の特性に応じて、例えば(I−3)個以上のセル廃
棄か起こらないような伝送系であれば(I−3)に、あ
らかじめ設定しておく。
【0009】第2の実施例では、SN(0)がSNRに
もSNEにも一致しないがSN(−1)とSN(0)と
が連続である場合、即ち2分岐ステップB3でDCN
(0)が成立する時、2分岐ステップB5に移行して、
SN(0)とSNRの差(SN(0)−SNR)がSN
D未満であれば、セル廃棄があったと判定し、(SN
(0)−SNR)個のダミーセルを後段の信号処理部に
出力した後、蓄積セルを出力すると共に、強制的にSN
RとSNEとをSN(0)に一致させる。(図8中の
)一方、SN(0)−SNRがSND以上であれば、
誤配セルであると判定し、蓄積セルを廃棄し、次のセル
受信時にこの受信セルを廃棄するため、DCN(0)=
1、即ち、蓄積セルと受信セルが不連続であると読み直
す。(図9中の) なお第2の実施例について、上述した2分岐ステップB
3の分岐〔THEN〕側の手順以外は第1の実施例と同
じなので、その説明を省略する。
【0010】第1の実施例では、従来方式(図10参
照)にカウンタSNEを付加し、受信セルのシーケンス
番号の連続性を監視することにより、誤配セルが続いた
ときでも誤判定、誤処理しない。
【0011】第2の実施例では、さらに受信セルのシー
ケンス番号が連続しているとき、シーケンス番号とカウ
ンタSNRのカウント値との差がしきい値を超えている
か否かに応じて、セルの廃棄あるいは誤配の判別ができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続したセル誤配の検出並びに除去が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の手順図である。
【図2】本発明の第1の実施例での時系列図である。
【図3】本発明の第1の実施例での時系列図である。
【図4】本発明の第1の実施例での時系列図である。
【図5】本発明の第1の実施例での時系列図である。
【図6】本発明の第1の実施例での時系列図である。
【図7】本発明の第2の実施例の手順図である。
【図8】本発明の第2の実施例での時系列図である。
【図9】本発明の第2の実施例での時系列図である。
【図10】従来方式の手順図である。
【図11】従来方式での時系列図である。
【符号の説明】
R1 繰返しステップ B1〜B5 2分岐ステップ M1,M2 多分岐ステップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 裕巳 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 (422)日本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続信号をセル分割してATM(非同期
    転送モード)網で伝達する方式におけるセルの受信側
    に、受信したセルに書き込まれているセル送出順序を表
    わすシーケンス番号(SN)とそのビット誤りを検出す
    るための検査ビット(SNP)とに応じて、前記セルの
    受信毎にカウントアップして前記シーケンス番号の跳び
    を検出するための第1のカウンタ(SNP)と、前記セ
    ルの受信毎にカウントアップするが、前記検査ビットに
    よるビット誤り検出時並びに前記シーケンス番号と前記
    第1のカウンタのカウント値との不一致時にカウントア
    ップをやめ、正しいセル受信と判定するまでのカウント
    値を保持する第2のカウンタ(SNE)と、受信した前
    記セルとその1回前に受信した前記セルとの前記シーケ
    ンス番号が連続しているか否か並びに1回前に受信した
    セルと2回前に受信した前記セルとの前記シーケンス番
    号が連続しているか否かを検出する判別手段とを備えて
    いることを特徴とするセル廃棄・セル誤配検出方式。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、受信した前記セルとそ
    の1回前に受信した前記セルとの前記シーケンス番号が
    連続しているときに、受信セルの前記シーケンス番号と
    前記第1のカウント値との差が予め設定したしきい値を
    超えているか否かを検出してセルの廃棄あるいは誤配を
    判別する請求項1記載のセル廃棄・セル誤配検出方式。
JP5091754A 1993-04-20 1993-04-20 セル廃棄・セル誤配検出方式 Expired - Lifetime JP2885604B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307421A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Nec Corp 導通試験方法
JP2009224946A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Fujitsu Ltd パケット伝送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307421A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Nec Corp 導通試験方法
JP2009224946A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Fujitsu Ltd パケット伝送装置

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