JPH06311094A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
- Publication number
- JPH06311094A JPH06311094A JP5119032A JP11903293A JPH06311094A JP H06311094 A JPH06311094 A JP H06311094A JP 5119032 A JP5119032 A JP 5119032A JP 11903293 A JP11903293 A JP 11903293A JP H06311094 A JPH06311094 A JP H06311094A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- mobile station
- base station
- station
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バスロケーション監視システム等の無線通信
システムにおいて,移動局設備の小型化,低価格化が可
能で,かつ通常のデータ通信及び音声通話に加えて,基
地局から特定の移動局を呼出すことができる無線通信シ
ステムを提供する。 【構成】 基地局は特定の移動局を呼出すための呼出し
信号を送信する手段を備え,移動局は該呼出し信号を受
信して応答信号を返送する手段と,データ用及び通話用
の無線チャネルを切換える手段を有する送受信機と,通
話中に自局のデータ送信タイミングを計算し該データ送
信前に自動的に音声チャネルからデータチャネルへ切換
え制御する手段とを備えた構成。
システムにおいて,移動局設備の小型化,低価格化が可
能で,かつ通常のデータ通信及び音声通話に加えて,基
地局から特定の移動局を呼出すことができる無線通信シ
ステムを提供する。 【構成】 基地局は特定の移動局を呼出すための呼出し
信号を送信する手段を備え,移動局は該呼出し信号を受
信して応答信号を返送する手段と,データ用及び通話用
の無線チャネルを切換える手段を有する送受信機と,通
話中に自局のデータ送信タイミングを計算し該データ送
信前に自動的に音声チャネルからデータチャネルへ切換
え制御する手段とを備えた構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス事業用無線式バスロ
ケーションシステムの通信方式に関するものである。
ケーションシステムの通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線式バスロケーションシステムは,基
地局と複数の移動局が1つの無線回線で接続されるた
め,基地局で移動局の位置データを収集する方式の一例
としてポーリング方式によるデータ収集を行なってい
る。この方式の一例を図2に示す。図において,1は基
地局,2は移動局,3は基地局送信信号,4は移動局送
信信号を示している。この方式にて,基地局1と移動局
2が通話するためには,データ伝送用とは別の音声用の
無線回線を使用して行なう。
地局と複数の移動局が1つの無線回線で接続されるた
め,基地局で移動局の位置データを収集する方式の一例
としてポーリング方式によるデータ収集を行なってい
る。この方式の一例を図2に示す。図において,1は基
地局,2は移動局,3は基地局送信信号,4は移動局送
信信号を示している。この方式にて,基地局1と移動局
2が通話するためには,データ伝送用とは別の音声用の
無線回線を使用して行なう。
【0003】図2において,Pm(mは自然数)は応答
させる移動局グループを指定する情報を含んだポーリン
グ信号,S11〜S1n,S21〜S2n(nは自然数)は移動
局の送信スロットを示す。移動局から送信するデータ
は,移動局の位置する停留所のデータと車両番号データ
である。
させる移動局グループを指定する情報を含んだポーリン
グ信号,S11〜S1n,S21〜S2n(nは自然数)は移動
局の送信スロットを示す。移動局から送信するデータ
は,移動局の位置する停留所のデータと車両番号データ
である。
【0004】次に動作について説明する。基地局では常
時一定の間隔Tにて返送する移動局のグループを指定す
るポーリング信号Pmを送信する。移動局はポーリング
信号Pmを受信すると,該当するグループに属していれ
ば自局の応答スロットを計算して判定し,そのスロット
にて自局の位置データを送信する。基地局は移動局から
の位置データを上記方式にて把握し,バス全体の運行状
況を表示・記録することができる。基地局と移動局で通
話を行なう場合には,データ収集系とは独立した送/受
信機を基地局及び移動局共に用いて音声専用の周波数の
通話チャネルにてデータ収集系とは無関係にて行なう。
時一定の間隔Tにて返送する移動局のグループを指定す
るポーリング信号Pmを送信する。移動局はポーリング
信号Pmを受信すると,該当するグループに属していれ
ば自局の応答スロットを計算して判定し,そのスロット
にて自局の位置データを送信する。基地局は移動局から
の位置データを上記方式にて把握し,バス全体の運行状
況を表示・記録することができる。基地局と移動局で通
話を行なう場合には,データ収集系とは独立した送/受
信機を基地局及び移動局共に用いて音声専用の周波数の
通話チャネルにてデータ収集系とは無関係にて行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし,上述した従来
方式では,多数存在する移動局全てに2台の送/受信機
とアンテナ共用器が必要となり,ハードウェア量が大き
く機器の小型化が困難なうえ経済性も損ねていた。ま
た,従来は特定の移動局を呼出したり,一斉に指令を出
す機能を備えていなかった。本発明は,上記の状況に鑑
みなされたもので,移動局の小型化,低価格化が可能
で,かつ通常のデータ通信及び音声通話に加えて基地局
から特定の移動局の呼出し,一斉指令又は移動局から基
地局への呼出しを行うことができる無線通信システムを
提供することを目的とする。
方式では,多数存在する移動局全てに2台の送/受信機
とアンテナ共用器が必要となり,ハードウェア量が大き
く機器の小型化が困難なうえ経済性も損ねていた。ま
た,従来は特定の移動局を呼出したり,一斉に指令を出
す機能を備えていなかった。本発明は,上記の状況に鑑
みなされたもので,移動局の小型化,低価格化が可能
で,かつ通常のデータ通信及び音声通話に加えて基地局
から特定の移動局の呼出し,一斉指令又は移動局から基
地局への呼出しを行うことができる無線通信システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため,移動局の送受信機をデータ収集と音声通話
の両方に使用できる2チャネルの切換可能な送受信機と
し,かつ音声通話中に自局のデータ送信タイミングを計
算してデータチャネルに自動切換を行なう手段を設け,
データ送信への自動切換を行なえるようにしたものであ
る。また,データチャネルから音声通話チャネル切換時
に呼出信号を送出し,該呼出先の局は自局の送信タイム
スロットで応答信号を返送する手段を設けたものであ
る。
成するため,移動局の送受信機をデータ収集と音声通話
の両方に使用できる2チャネルの切換可能な送受信機と
し,かつ音声通話中に自局のデータ送信タイミングを計
算してデータチャネルに自動切換を行なう手段を設け,
データ送信への自動切換を行なえるようにしたものであ
る。また,データチャネルから音声通話チャネル切換時
に呼出信号を送出し,該呼出先の局は自局の送信タイム
スロットで応答信号を返送する手段を設けたものであ
る。
【0007】図1は本発明の構成及び動作タイミングの
一例を示す図である。移動局はデータ用と音声通話用の
2つのチャネルを実装した切換式の送/受信機を1台の
みで構成するようにしたものであり,アンテナ共用器も
不要となる。
一例を示す図である。移動局はデータ用と音声通話用の
2つのチャネルを実装した切換式の送/受信機を1台の
みで構成するようにしたものであり,アンテナ共用器も
不要となる。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例を図1により説明す
る。1は基地局,5は本発明による移動局,6はデータ
用と音声通話用の2つのチャネルを持った送/受信機,
7はタイミング記憶とチャネル切換用装置である。ま
た,9と10は,それぞれデータ用チャネルにおける基
地局と移動局の送信信号を示す図である。また,11は
特定移動局呼出信号(C),12は移動局の応答信号
(Ca)を示す。
る。1は基地局,5は本発明による移動局,6はデータ
用と音声通話用の2つのチャネルを持った送/受信機,
7はタイミング記憶とチャネル切換用装置である。ま
た,9と10は,それぞれデータ用チャネルにおける基
地局と移動局の送信信号を示す図である。また,11は
特定移動局呼出信号(C),12は移動局の応答信号
(Ca)を示す。
【0009】以下動作について説明する。常時,基地局
1と移動局5は9と10に示すポーリング信号Pmと対
応するスロットSにより順次データの収集を行なう。こ
こで,基地局1から特定の移動局5宛に呼出し信号
(C)11を送信する。該呼出し信号(C)11を受信
した移動局5は応答信号(Ca)12を送信すると同時
に,音声通話用チャネルに切換えて音声通話可能の状態
にする。基地局1はポーリング送信とデータ受信を継続
する。音声通話状態の移動局5は基地局1からのポーリ
ング周期Tを記憶しておき,通話中に自局送信のスロッ
ト時間が来たら,自動的に音声通話用チャネルからデー
タ用チャネルに切換えてデータを送信し,送信終了後再
び音声通話用チャネルに戻す。
1と移動局5は9と10に示すポーリング信号Pmと対
応するスロットSにより順次データの収集を行なう。こ
こで,基地局1から特定の移動局5宛に呼出し信号
(C)11を送信する。該呼出し信号(C)11を受信
した移動局5は応答信号(Ca)12を送信すると同時
に,音声通話用チャネルに切換えて音声通話可能の状態
にする。基地局1はポーリング送信とデータ受信を継続
する。音声通話状態の移動局5は基地局1からのポーリ
ング周期Tを記憶しておき,通話中に自局送信のスロッ
ト時間が来たら,自動的に音声通話用チャネルからデー
タ用チャネルに切換えてデータを送信し,送信終了後再
び音声通話用チャネルに戻す。
【0010】移動局1台当りのデータの送信時間は通話
時間に比べて極めて小さいので通話内容を不明瞭にする
ことなく,音声通話中にデータの送信が可能となる。基
地局1からの呼出し信号(C)11に該当する移動局が
受信した時点でブザー及びランプにより表示することに
よって,確実に呼出すことができる。
時間に比べて極めて小さいので通話内容を不明瞭にする
ことなく,音声通話中にデータの送信が可能となる。基
地局1からの呼出し信号(C)11に該当する移動局が
受信した時点でブザー及びランプにより表示することに
よって,確実に呼出すことができる。
【0011】また,移動局5から基地局1を呼出す場合
は,移動局5から呼出し信号(C)を自局スロットにて
送信することにより,同様に行なうことが可能となる。
以上の実施例では,特定局を呼出すための呼出し信号
(C)と応答信号(Ca)を用いて説明したが,基地局か
らの呼出し信号(C)11を一斉指令信号とし,該一斉
指令信号を受信した全移動局より順次応答信号(Ca)
12を返送するようにすることも可能である。
は,移動局5から呼出し信号(C)を自局スロットにて
送信することにより,同様に行なうことが可能となる。
以上の実施例では,特定局を呼出すための呼出し信号
(C)と応答信号(Ca)を用いて説明したが,基地局か
らの呼出し信号(C)11を一斉指令信号とし,該一斉
指令信号を受信した全移動局より順次応答信号(Ca)
12を返送するようにすることも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば,移動局の送/受信機を
データ用と音声通話用と2台にする必要はなくなり,ア
ンテナ共用器や,高周波用フィルターが不要となる。し
たがって,移動局が多数存在する通信システムにおいて
は,大幅なコストダウンが可能となる。また,基地局か
ら特定移動局の呼出し,一斉指令又は移動局から基地局
の呼出しを行うことができ,より確実なデータ通信及び
音声通話を行なうことができる。
データ用と音声通話用と2台にする必要はなくなり,ア
ンテナ共用器や,高周波用フィルターが不要となる。し
たがって,移動局が多数存在する通信システムにおいて
は,大幅なコストダウンが可能となる。また,基地局か
ら特定移動局の呼出し,一斉指令又は移動局から基地局
の呼出しを行うことができ,より確実なデータ通信及び
音声通話を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成及び動作タイミングを
示す図。
示す図。
【図2】従来例の構成及び動作タイミングを示す図。
1 基地局 2,5 移動局 3,9 基地局送信信号 4,10 移動局送信信号 6 タイミング記憶・CH切換機 7 2CH送受信機 8 アンテナ 11 特定移動局呼出信号C 12 応答信号Ca P1,P2,P3・・・Pm ポーリング信号 S1〜S1n,S2〜S2n,S31 送信タイムスロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/04 C 7304−5K
Claims (3)
- 【請求項1】 基地局と,該基地局とデータ通信用及び
通話用の2つのチャネルから成る無線回線で接続され自
局の位置情報を有する移動局とが配置され,基地局はデ
ータ通信用のチャネルを用いて前記移動局の位置情報を
収集し,基地局及び移動局は通話用チャネルを用いて通
話を行う無線通信システムにおいて, 基地局は特定の移動局を呼出すための呼出し信号を送信
する手段を備え,移動局は該呼出し信号を受信して応答
信号を返送する手段と,前記2つのチャネルを切換える
手段を有する送受信機と,通話中に自局のデータ送信タ
イミングを計算し該データ送信前に自動的に音声チャネ
ルからデータチャネルへ切換え制御する制御手段とを具
備することを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線通信システムにおい
て, 前記移動局は前記基地局を呼出すための呼出し信号を送
信する手段を備え,基地局は該呼出し信号を受信して応
答信号を返送する手段を具備することを特徴とする無線
通信システム。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の無線通信システム
において,前記基地局は全移動局に指令を与えるための
一斉指令信号を送信する手段を備え,各移動局は該一斉
指令信号を受信して応答信号を順次返送する手段を具備
することを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119032A JPH06311094A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119032A JPH06311094A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311094A true JPH06311094A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14751292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119032A Pending JPH06311094A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311094A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187649A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Kenwood Corp | 店舗用通信システム及び方法 |
US7502623B2 (en) | 2001-01-08 | 2009-03-10 | Alcatel-Lucent Usa Inc. | Apparatus and method for use in identifying presence of wireless terminals in mobile wireless communications systems |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5119032A patent/JPH06311094A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502623B2 (en) | 2001-01-08 | 2009-03-10 | Alcatel-Lucent Usa Inc. | Apparatus and method for use in identifying presence of wireless terminals in mobile wireless communications systems |
JP2008187649A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Kenwood Corp | 店舗用通信システム及び方法 |
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