JP3122267B2 - ダイバーシチ通信方式 - Google Patents

ダイバーシチ通信方式

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JP3122267B2
JP3122267B2 JP04357344A JP35734492A JP3122267B2 JP 3122267 B2 JP3122267 B2 JP 3122267B2 JP 04357344 A JP04357344 A JP 04357344A JP 35734492 A JP35734492 A JP 35734492A JP 3122267 B2 JP3122267 B2 JP 3122267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA(Time
Division Multiple Access)
方式移動通信における基地局から移動局に対する送信ダ
イバーシチによるダイバーシチ通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話,車載電話等の普及に伴
って、より高品位の信号伝送が求められている。しかし
ながら、移動無線通信には、フェージング等無線伝送路
に起因する特有の障害がある。そこで、上記伝送路誤り
の補償方法として従来は、誤り訂正技術,等化技術,ダ
イバーシチ技術等が用いられてきた。図6は従来のダイ
バーシチ技術を用いた通信方式の一構成例図である。基
地局61から送信された信号は、無線伝送路上をさまざ
まな経路で移動局66に到達するので、その経路の違い
によって受信信号の品質に差異が生じる。また、一般に
一つのアンテナで受信される信号は各々上記伝搬経路の
異なった信号の合成信号であるため、その受信信号の受
信品質はアンテナの物理的位置や指向特性の違い等によ
って明白な差異が生じる。この現象はアンテナ地上高の
低い移動局において顕著である。その対策として従来の
一つの方法では、移動局66側において、独立した受信
部62,63の各々が移動局アンテナ67,68を用い
て受信し、各受信信号を制御回路64を用いて選択或い
は合成して復調部65で復調する受信ダイバーシチ方式
が用いられている。また、従来の他の方法では、基地局
に配置された複数のアンテナから通信スロットの直前に
試験信号を送出し、移動局で最も良好な受信品質が得ら
れる基地局のアンテナを基地局へ通知するという送信ダ
イバーシチ方式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の前
者の方法では、特に移動局のハードウエアに対する負担
が大きく、移動局が携帯機の場合を小型化する上での一
つの障害となっている。また、前記従来の後者の方法で
は、通信スロットを授受する毎に試験信号を用いるので
伝送効率が低下するという問題がある。本発明は、前記
従来の方法において生ずる移動局のハードウエア構成の
複雑化,大型化の問題を取り除くと共に、伝送効率の低
下が少ない高品位なダイバーシチ通信方式を提供するこ
とが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のダイバーシチ通
信方式は、移動局のハードウエアの負担を軽減するため
に、基地局側では、N個の異なった基地局アンテナ(空
間的に離れたもの、指向性,偏波面の異なったもの等)
を配置し、基地局側がTDMA多重アクセスを制御する
ために用意される制御スロットにおいて上記アンテナを
順次切替えて制御信号と共に該基地局アンテナの識別信
号を送信することにより、移動局に到達する信号の伝搬
経路を変化させるように構成し、 (1) 移動局側では、前記基地局から上記アンテナを
切替えて送信される制御信号を受信しながら上記アンテ
ナ識別信号をモニタして最も受信品質の高い通信回線を
判別し、その制御信号に含まれる使用基地局アンテナの
アンテナ識別情報を一時記憶する。次に一時記憶した最
も受信品質の高い通信回線のアンテナ識別情報を基地局
に通知する。 (2) または、移動局は、通話中においても基地局か
ら送信される制御スロットを周期的にモニタし、現在使
用している基地局アンテナよりも受信品質の高い基地局
アンテナからのアンテナ識別情報を受信した場合には、
随時該アンテナ識別情報を基地局へ通知する。 (3) または、基地局はN個の基地局アンテナの選択
周期と制御スロットのスーパーフレーム構成とを同期さ
せて送信し、移動局では、アンテナ識別情報をスーパー
フレーム構成のスロット位置から識別して上記(1)ま
たは、(2)の方法で最良の受信品質を示すアンテナ識
別情報を基地局に通知する。 基地局では、移動局から通知されたアンテナ識別情報に
よって以後該移動局にデータを送信するときに用いるア
ンテナを決定する。以上の作用により、回線上のフェー
ジング速度が比較的小さい場合、移動局側で複数のアン
テナを用いる受信ダイバーシチ方式と同等の受信品質上
の効果があるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【実施例】実施例(1) 図1は本発明によるダイバーシチ通信方式の概要を示す
一構成例図である。図2は、図1の基地局11と移動局
16が、最適なアンテナを選択する際の手順の一例を示
したタイムチャートである。基地局11は制御スロット
においてN個の基地局アンテナ12〜14を切替えなが
ら制御信号を各移動局16に対して送信する。この時、
上記基地局11は制御信号中に、該制御信号を送信する
ときに用いたアンテナのアンテナ識別信号を挿入する。
一方、移動局16は、制御スロットの期間中制御信号を
受信しながらアンテナ識別信号をモニタし、後述する手
順に従い自局からの通信スロットで上記アンテナ識別信
号を基地局に通知する。図3は本発明による移動局16
の一構成例図である。図において、31は移動局送信部
である。33はアンテナ識別情報と信号品質を記憶する
ためのアンテナ品質記憶回路である。34は比較・選択
回路であり、記憶回路33に記憶されている受信品質の
データを読み出して比較し最良のものを選択する。35
は移動局受信部である。36は品質判定回路であり、受
信信号の品質を判定し受信品質データを出力する。
【0006】図4は本発明による基地局11の一構成例
図である。12,13,14は基地局に配置されたN個
の基地局アンテナである。44は上記アンテナを切替え
るためのアンテナ切替え回路である。45は上記N個の
アンテナを切替えるための切替え信号を出力する制御回
路である。46は基地局送信部である。47は基地局受
信部である。48は移動局が選択して該基地局に通知し
てきたアンテナ識別情報を記憶しておくためのアンテナ
割当記憶回路である。 実施例(2) 実施例(1)において、基地局は制御スロットにおいて
N個の基地局アンテナを切替えながら制御信号を各移動
局に対して送信する。この時、基地局は制御信号中に、
該制御信号を送信するときに用いたアンテナに関するア
ンテナ識別信号を挿入する。一方、移動局は、制御スロ
ットの期間中、制御信号を受信しながらアンテナ識別信
号をモニタし、後述する手順に従い自局の通信スロット
でアンテナ識別信号を基地局に通知する。 実施例(3)
【0007】図5は、基地局と移動局が最適なアンテナ
を選択する際の一例を示すタイムチャートである。基地
局は制御スロットにおいてN個の基地局アンテナの切替
え周期をスーパーフレームに同期させる。即ち、制御ス
ロットのスーパーフレーム内の1スロット毎、または数
スロット毎に基地局アンテナを切替えて制御信号を送信
する。図5では、3スロット毎に切替える例を示してあ
る。この時、基地局がアンテナを何スロット毎に切替え
るかは各移動局が既知とする。一方、移動局は、制御ス
ロットの期間中、制御信号を受信しながら上記スロット
位置から基地局アンテナを識別し、後述する手順に従い
自局の通信スロットで基地局に通知する。以下実施例
(1)に同じ。
【0008】
【作用】実施例(1)の作用 図1に示した構成例に基づく本発明の実施例(1)の動
作を図2のタイムチャートに従い、図3,図4を用いて
以下詳細に説明する。基地局11が移動局16に対して
制御信号を送信しようとする時、まず制御回路45は、
アンテナ切替え回路44に対してアンテナ12(ANT
1)に切替えるようにアンテナ切替え信号を出力する。
アンテナ切替え回路44は、上記アンテナ切替え信号に
従い基地局アンテナを(ANT1)12に切替える。切
替え終了後アンテナ切替え回路44は、切替え終了信号
とアンテナ12に関するアンテナ識別情報を制御回路4
5に入力する。送信部46は、制御回路45からのアン
テナ識別情報を制御信号中に挿入して移動局16に対し
て送信する。制御回路45は、次のスロット送信時再び
アンテナ切替え回路44に上記アンテナ切替え信号を出
力し、切替え回路44は上記基地局アンテナを(ANT
2)13に切替え送信部46は上記アンテナ識別信号を
挿入した制御信号を送信する。以上の動作を、上記制御
スロットの期間中繰返す。
【0009】一方、移動局16は、上記制御スロットの
期間中基地11から送信される制御信号を受信しながら
アンテナ識別信号をモニタし、その時の受信電界強度等
の受信品質を品質判定回路36を用いて判定しアンテナ
識別信号と共にアンテナ品質記憶回路33に一時記憶す
る。この操作を制御スロットの期間中繰返し、通信回路
を提供される直前に、比較選択回路34を用いて最も受
信品質の良かった時のアンテナ識別情報をアンテナ品質
記憶回路33より取出して送信部31へ出力する。送信
部31は基地局11に対してこのアンテナ識別情報を自
局の通信スロットで送信する。図2はでは、S番目のス
ロットで受信したアンテナ識別情報によって基地局アン
テナMを選択した場合の例を示す。移動局16が選択し
たアンテナ識別情報を受取った基地局受信部47は、各
移動局毎にこのアンテナ識別情報をアンテナ割当記憶回
路48に記憶しておく。以後移動局に対してデータを伝
送するとき制御回路45は、各移動局が指定した基地局
アンテナのアンテナ識別情報をアンテナ割当記憶回路4
8より読み出し、該アンテナへのアンテナ切替え信号を
アンテナ切替え回路44へ出力し該アンテナに切替え
る。以上の動作を通話開始要求があった場合に行うこと
により最適のアンテナを用いた通信が行われる。
【0010】実施例(2)の作用 図1に示した構成例に基づく本発明の実施例(2)の動
作を図2のタイムチャートに従い、図3,図4を用いて
以下詳細に説明する。基地局11が、移動局16に対し
て制御信号を送信しようとする時、まず制御回路45
は、アンテナ切替え回路44に対して(ANT1)12
にアンテナを切替えるようにアンテナ切替え信号を出力
する。アンテナ切替え回路44は、上記アンテナ切替え
信号に従い基地局アンテナをアンテナ12に切替えるて
切替え終了信号を制御回路45に与える。制御回路45
から切替え終了信号とアンテナ12に関するアンテナ識
別情報が与えられた送信部46は、そのアンテナ識別情
報を制御信号中に挿入して移動局16に対して送信す
る。制御回路45は、次のスロット送信時再びアンテナ
切替え回路44にアンテナ切替え信号を出力し、アンテ
ナ切替え回路44は基地局アンテナを(ANT2)13
に切替え送信部46はそのアンテナ識別信号を挿入した
制御信号を送信する。以上の動作を制御スロットの期間
中繰返す。
【0011】一方、移動局16は、制御スロットの期間
中、基地局11から送信され制御信号を受信しながらア
ンテナ識別信号をモニタし、その時の受信電界強度等の
受信品質を品質判定回路36を用いて判定しそのアンテ
ナ識別信号と共にアンテナ品質記憶回路33に一時記憶
する。この操作を制御スロットの期間中繰返し、比較選
択回路34を用いて最も受信品質の良かった時のアンテ
ナ識別情報をアンテナ品質記憶回路33より取出し、さ
らに現在該移動局が通話中であっても、現在指定してい
る基地局アンテナの受信品質と比較してよりよい場合に
は、送信部31へ出力する。送信部31はこのアンテナ
識別情報を自局の通信スロットで基地局11に対して送
信し、基地局アンテナの変更を要求する。図2では、S
番目のスロットで受信したアンテナ識別情報によって基
地局アンテナMを選択した場合の例を示す。移動局16
が選択したアンテナ識別情報を受取った基地局受信部4
7は、各移動局毎にこのアンテナ識別情報をアンテナ割
当記憶回路48に記憶しておく。以後移動局に対してデ
ータを送信するときは、各移動局が指定したアンテナを
用いる。以上の動作を基地局が制御スロット送信時に常
時行うことにより、常に最適のアンテナを用いた通信が
行われる。
【0012】実施例(3)の作用 図1に示した構成例に基づく本発明の実施例(3)の動
作を図5のタイムチャートに従い、図3,図4を用いて
以下詳細に説明する。基地局11が移動局16に対して
制御信号を送信しようとする時、まず制御回路45は、
スーパーフレームに同期してアンテナ切替え回路44に
対して(ANT1)12にアンテナを切替えるようアン
テナ切替え信号を出力する。アンテナ切替え回路44
は、アンテナ切替え信号に従い基地局アンテナをアンテ
ナ12に切替える。送信部46は、予め定められて各移
動局が既知のスロット期間中アンテナ12を用いて移動
局に対して制御信号を送信する。図5では3スロット毎
にアンテナを切替える場合についてのタイムチャートの
一例を示してある。次に制御回路45は、4スロット目
送信前に再びアンテナ切替え回路44にアンテナ切替え
信号を出力し、アンテナ切替え回路44は基地局アンテ
ナを(ANT2)13に切替え、送信部46は制御信号
を送信する。以上の動作を制御スロットの期間中繰返
す。
【0013】一方、移動局16は、制御スロットの期間
中、基地局11から送信される制御信号を受信しながら
スロット番号をカウントし、その時の受信電界強度等の
受信品質を品質判定回路36を用いて判定しスロット番
号と共にアンテナ品質記憶回路33に一時記憶する。こ
の操作を制御スロットの期間中繰返し、通信回線を提供
される直前に、または通話中においても比較選択回路3
4を用いて最も受信品質の良かった時のスロット番号を
アンテナ品質記憶回路33より取出し該番号をアンテナ
識別情報に変換し送信部31へ出力する。送信部31は
基地局11に対して、このアンテナ識別情報を通話スロ
ットの自局のスロットで送信する。図5では、4番目の
スロットで受信した制御信号から、基地局アンテナ(A
NT2)13を選択した場合の例を示す。移動局16が
選択したアンテナ識別情報を受取った基地局受信部47
は、各移動局毎にこのアンテナ識別情報をアンテナ割当
記憶回路48に記憶しておく。以後移動局に対してデー
タを伝送するとき制御回路45は、各移動局が指定した
基地局アンテナのアンテナ識別情報をアンテナ割当記憶
回路48より読み出し、該アンテナへのアンテナ切替え
信号をアンテナ切替え回路44へ出力し該アンテナに切
替える。以上の動作を通話開始要求があった場合、また
は上記基地局から制御スロットにより制御信号送信時常
時行うことにより、常に最適のアンテナを用いた通信が
行われる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、移動局のハードウエア上の負担が軽
くすみ、信号の品質を高める上での効果が極めて大き
い。また、最良の品質を与えるアンテナの探索の為に通
話スロットの直前に試験信号を設定する従来の方法に比
べて、伝送効率の低下は少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイバーシチ通信方式の一構成例
図である。
【図2】本発明の実施例(1),(2)による基地局ア
ンテナ選択・切替えのタイムチャートである。
【図3】本発明による移動局の一構成例図である。
【図4】本発明による基地局の一構成例図である。
【図5】本発明の実施例(3)による基地局アンテナ選
択・切替えのタイムチャートである。
【図6】従来方式によるダイバーシチ通信方式の一構成
例図である。
【符号の説明】 11 基地局送受信機 12 基地局アンテナ#1 13 基地局アンテナ#2 14 基地局アンテナ#n 15 移動局アンテナ 16 移動局送受信機 31 移動局送信部 33 アンテナ品質記憶回路 34 比較・選択回路 35 移動局受信部 36 品質判定回路 44 アンテナ切替え回路 45 制御回路 46 基地局送信部 47 基地局受信部 48 アンテナ割当記憶回路 61 基地局 62 受信部#1 63 受信部#2 64 制御回路 65 復調部 66 移動局 67 移動局アンテナ#1 68 移動局アンテナ#2
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/02 H04B 7/26 H04Q 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナを有する1つの基地局と
    それぞれ1つのアンテナを有する複数の移動局とがTD
    MA方式により通信を行うにあたって、 前記基地局は、前記複数のアンテナを切替える切替手段
    と前記複数の移動局に対してそれぞれ指定されたアンテ
    ナのアンテナ識別情報を記憶する記憶手段とが備えら
    れ、前記移動局は、受信品質判定手段と受信した前記基
    地局の複数のアンテナのアンテナ識別情報とその受信品
    質を記憶する記憶手段と前記記憶された複数のアンテナ
    識別情報を比較選択する比較選択手段とが備えられ、 前記基地局から前記複数のアンテナを順次切替えて使用
    アンテナを示すアンテナ識別情報を送信し、前記複数の
    移動局のそれぞれは受信信号の中から最も受信品質のよ
    いアンテナ識別情報を前記基地局に返送し、前記基地局
    は当該移動局から返送されたアンテナ識別情報に従った
    アンテナを使用して通信を行う送信ダイバーシチ通信方
    式であって、 前記基地局は、前記複数のアンテナの切替えを時分割多
    重アクセス制御をする制御スロット期間の各スロット毎
    に行い、前記アンテナ識別情報はそれぞれ各スロットの
    制御信号に含ませて該制御スロット期間中繰り返しダイ
    バーシチ送信し、 前記移動局は、前記基地局に対して返送する前記最も受
    信品質のよいアンテナ識別情報を制御スロット期間に続
    く通信スロットで送信し、 前記基地局は、前記移動局から返送された前記最も受信
    品質のよいアンテナ識別情報を受信したとき該アンテナ
    識別情報によって指定されたアンテナに切替えて当該移
    動局に対して制御スロットに続く通信スロットで送信情
    報を送出するとともに移動局毎に指定されたアンテナの
    アンテナ識別情報を前記記憶手段に記憶するようにした
    ことを特徴とするダイバーシチ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記移動局は、通信中においても必要に
    応じて前記基地局から送信される各制御スロットの受信
    品質を周期的にモニタし、現在使用されているアンテナ
    より受信品質の高いアンテナを検出したとき随時そのア
    ンテナの識別情報を前記基地局に通知し、 前記基地局は、通信中に前記移動局から前記アンテナの
    識別情報が通知された とき該識別情報に従って使用アン
    テナを変更して通信を続けるとともに前記記憶手段に記
    憶されたアンテナ識別情報を更新するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のダイバーシチ通信方式。
  3. 【請求項3】 複数のアンテナを有する1つの基地局と
    それぞれ1つのアンテナを有する複数の移動局とがTD
    MA方式により通信を行うにあたって、 前記基地局は、前記複数のアンテナを切替える切替手段
    と前記複数の移動局に対してそれぞれ指定されたアンテ
    ナのアンテナ識別情報を記憶する記憶手段とが備えら
    れ、前記移動局は、受信品質判定手段と受信した前記基
    地局の複数のアンテナのアンテナ識別情報とその受信品
    質を記憶する記憶手段と前記記憶された複数のアンテナ
    識別情報を比較選択する比較選択手段とが備えられ、 前記基地局から前記複数のアンテナを順次切替えて使用
    アンテナを示すアンテナ識別情報を送信し、前記複数の
    移動局のそれぞれは受信信号の中から最も受信品質のよ
    いアンテナ識別情報を前記基地局に返送し、前記基地局
    は当該移動局から返送されたアンテナ識別情報に従った
    アンテナを使用して通信を行う送信ダイバーシチ通信方
    式であって、 前記基地局は、前記複数のアンテナの切替えを時分割多
    重アクセス制御をする制御スロット期間の複数のスロッ
    ト毎に行い、複数のアンテナの切替えが一巡する毎にス
    ロットの番号を1から始めその周期を該制御スロット期
    間に同期させたスーパーフレーム構成を予め設定し、該
    スロット番号を前記アンテナ識別情報として該制御スロ
    ット期間中繰り返しダイバーシチ送信し、 前記移動局は、受信した制御スロットの制御信号の中か
    ら最も受信品質のよかったときのスロット番号をアンテ
    ナ識別情報に変換し該変換されたアンテナ識別情報を制
    御スロット期間に続く通信スロットで返送し、 前記基地局は、前記移動局から返送された前記アンテナ
    識別情報を受信したとき該アンテナ識別情報によって指
    定されたアンテナに切替えて当該移動局に対して制御ス
    ロットに続く通信スロットで送信情報を送出するととも
    に移動局毎に指定されたアンテナの前記アンテナ識別情
    報を前記記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とす
    るダイバーシチ通信方式。
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