JPH06310457A - コンタクトホールの形成方法 - Google Patents

コンタクトホールの形成方法

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Publication number
JPH06310457A
JPH06310457A JP9604893A JP9604893A JPH06310457A JP H06310457 A JPH06310457 A JP H06310457A JP 9604893 A JP9604893 A JP 9604893A JP 9604893 A JP9604893 A JP 9604893A JP H06310457 A JPH06310457 A JP H06310457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
contact hole
etching
forming
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP9604893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Suzuki
琢也 鈴木
Yoshihiko Miyawaki
好彦 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9604893A priority Critical patent/JPH06310457A/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーパーを有するコンタクホールの形成方法
において、等方性エッチングによるホトレジストの寸法
変換差を補正し、より微細なコンタクトホールを形成す
る方法を提供する。 【構成】 等方性エッチングによりテーパーを形成後、
ドライプロセスにおけるエッチング堆積現象を利用し
て、ホトレジスト膜(14)の開口部の側壁にフロロカ
ーボン(CFX)からなるポリマー膜(15)を付着
し、これを擬似マスクとして、異方性エッチングにより
残りのSiO2膜(12)を完全に除去することによ
り、コンタクトホール(16)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトホールの形
成方法に関し、さらに詳しく言えば、コンタクトホール
の上部にテーパーを施したコンタクトホールの形成方法
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積化と多層
配線化が進展するに伴って、コンタクトホールのアスペ
クト比が増大する傾向にある。このため、コンタクトホ
ールにおける金属配線層のステップカバレージが悪化
し、断線等を引き起こすおそれがある。そこで、コンタ
クトホールにテ−パーを施して、断線等を防止すること
が行われている。
【0003】以下、従来例のコンタクトホールの形成方
法を図5乃至図7を参照しながら説明する。図5におい
て、半導体基板上(1)に減圧CVD法により、絶縁膜
としてSiO2膜(2)およびBPSG膜(3)を形成
し、ホトリソグラフィー法により、コンタクトホール形
成領域上に開口部を設けたホトレジスト膜(4)を形成
している。
【0004】図6において、ホトレジスト膜(4)をマ
スクとして、BPSG膜(3)を等方性エッチングす
る。本工程は、CHF3ガスとO2ガスからなるエッチン
グガスによりプラズマエッチングをしており、これによ
り、コンタクトホールにテーパーが施されている。図7
において、残存したSiO2膜(2)を異方性エッチン
グにより完全に除去し、コンタクトホール(5)を形成
している。本工程は、CHF3ガス、CF4ガスおよびA
rガスからなるエッチングガスでプラズマエッチングを
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
等方性エッチングでは、エッチングガスにO2ガスを含
むために、活性化したO2とホトレジスト膜(4)を構
成するH,C との間で反応を生じ、ホトレジスト膜
(4)に寸法変換差(H2-H1)を生じさせる。この寸法
変換差(H2-H1)は等方性エッチング量によって異なる
が、例えば2500Åのエッチングをした場合には、
0.05μ〜0.1μであった。このため、次の異方性
エッチング時には、ホトレジスト膜(4)の開口径がそ
の分大きくなっており、結果としてコンタクトホール
(5)の寸法が大きくなり、微細加工上の問題点とな
る。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて創作され
たものであり、等方性エッチング時に生じる寸法変換差
を補正し、より微細なコンタクトホールの形成を可能に
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、等方性エッチ
ング後に、ホトレジスト膜の開口部の側壁にエッチング
堆積現象を利用して付着し、これを次の異方性エッチン
グ時の擬似マスクとして用いたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ホトレジスト膜の開口部の側
壁にポリマー膜を付着して、異方性エッチングを行って
いるので、等方性エッチング時に生じる寸法変換差を補
正し、より微細なコンタクトホールを形成することがで
きる。
【0009】
【実施例】次に、本発明のコンタクトホールの形成方法
に係る実施例を図1乃至図4を参照しながら説明する。
図1において、半導体基板(11)上に減圧CVD法に
より、絶縁膜として約5000ÅのSiO2膜(12)
および約4000ÅのBPSG膜(13)を形成し、ホ
トリソグラフィー法により、コンタクトホール形成領域
上に開口部を設けたホトレジスト膜(14)を形成して
いる。
【0010】図2において、ホトレジスト膜(14)を
マスクとして、BPSG膜(13)を等方性エッチング
する。本工程では、CDEエッチング装置を使用してお
り、131SCCMのCHF3ガスと10SCCMのO2ガスから
なるエッチングガスを用い、真空度4.5Torr、RFパ
ワー600Wの条件で、プラズマエッチングをしてい
る。
【0011】図3において、ホトレジスト膜(14)の
開口部の側壁にエッチング堆積法によりポリマー膜(1
5)を付着する。本工程は本発明の最も特徴とする工程
であり、異方性エッチング装置を使用し、65SCCMのフ
ロン系ガスと5SCCMのSF6ガスからなる堆積ガスを用
い、真空度0.01Torr、RFパワー120W、200
Wの条件で、フロロカーボン(CFx)からなるポリマ
ー膜(15)を付着している。
【0012】図4において、ホトレジスト膜(14)お
よびポリマー膜(15)をマスクとして、残存している
SiO2膜(12)を異方性エッチングにより、完全に
除去し、コンタクトホール(16)を形成する。本工程
は、60SCCMのCHF3ガス、60SCCMのCF4ガスおよ
び800SCCMのArガスからなるエッチングガスを使用
し、真空度1.7Torr、RFパワー750Wの条件で、
プラズマエッチングをしている。
【0013】次に、このようにして形成したコンタクト
ホール(16)の大きさをSEMにより測定した結果を
以下に示す(単位:μ)。 リソ後(H1) エッチング後(H3) 変換差 (1)本発明(120W) 0.88 1.11 −0.23 (2)本発明(200W) 0.89 1.07 −0.18 (3)従来例 0.88 1.15 −0.27 この結果から明らかなように、従来例によればエッチン
グ変換差(H1−H3)は、−0.27μであるのに対し
て、本発明によれば、ポリマー膜(15)の形成時のR
Fパワーが120Wのときは−0.23μであり、RF
パワーが200Wのときは、−0.18μとなり、コン
タクトホール(16)の拡がりが抑えられていることが
わかる。RFパワーが200Wの場合の方が、120W
の場合比べてエッチング変換差が小さいのは、ポリマー
膜(15)の耐エッチング性が高いためであり、SiO
2膜(12)の表面で反射したイオンが側壁に付着して
いるポリマー膜(15)により強い衝撃を与えることに
より、その膜質が緻密になる結果、耐エッチング性が向
上するためと考えられる。
【0014】また、コンタクトホール(16)の形状に
ついては、良好なテーパー形状が得られたが、RFパワ
ーが120Wのものでは、等方性エッチングと異方性エ
ッチングの境界部分で非連続性がなく、よりなめらかな
形状が得られた。これも、ポリマー膜(15)の膜質の
相違に起因していると考えられる。なお、本実施例で
は、絶縁膜としてSiO2膜(12)およびBPSG膜
(13)からなる二層膜を使用しているが、本発明は単
層膜や三層以上の多層膜に対しても適用できるものであ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、エッチング堆積現象を
利用してホトレジスト膜(14)の開口部の側壁にポリ
マー膜(15)を付着して、これを擬似マスクとして異
方性エッチングを行っているので、等方性エッチング時
に生じる寸法変換差を補正し、より微細なテーパー付コ
ンタクトホール(16)を形成することができる。
【0016】さらに本発明によれば、ポリマー膜(1
5)の形成時のRFパワーを調節することにより、等方
性エッチングと異方性エッチングの境界部分で非連続性
がなく、よりなめらかな形状のコンタクトホール(1
6)を形成することもできる。さらにまた本発明では、
ポリマー膜(15)は異方性エッチング装置を所定の条
件に設定するだけで形成できるので、製造工程が容易で
ある利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンタクトホールの形成
方法を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例に係るコンタクトホールの形成
方法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るコンタクトホールの形成
方法を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るコンタクトホールの形成
方法を示す断面図である。
【図5】従来例に係るコンタクトホールの形成方法を示
す断面図である。
【図6】従来例に係るコンタクトホールの形成方法を示
す断面図である。
【図7】従来例に係るコンタクトホールの形成方法を示
す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の絶縁膜へのコンタクトホ
    ールの形成方法において、 絶縁膜上に所定の開口部を設けたホトレジスト膜を形成
    する工程と、 前記ホトレジスト膜をマスクとして前記絶縁膜の膜厚の
    途中まで等方性エッチングをする工程と、 ホトレジスト膜の開口部の側壁にポリマー膜を付着する
    工程と、 前記ホトレジスト膜および前記ポリマー膜をマスクとし
    て前記絶縁膜の残りの膜厚を異方性エッチングにより完
    全に除去する工程とを含むことを特徴としたコンタクト
    ホールの形成方法。
JP9604893A 1993-04-22 1993-04-22 コンタクトホールの形成方法 Pending JPH06310457A (ja)

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JP9604893A JPH06310457A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 コンタクトホールの形成方法

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JP (1) JPH06310457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010060984A (ko) * 1999-12-28 2001-07-07 박종섭 반도체 장치의 콘택홀 형성방법
KR100318462B1 (ko) * 1997-10-16 2002-07-06 박종섭 반도체소자의미세패턴간극형성방법

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