JPH06308459A - 液晶素子の制御方法 - Google Patents

液晶素子の制御方法

Info

Publication number
JPH06308459A
JPH06308459A JP5093184A JP9318493A JPH06308459A JP H06308459 A JPH06308459 A JP H06308459A JP 5093184 A JP5093184 A JP 5093184A JP 9318493 A JP9318493 A JP 9318493A JP H06308459 A JPH06308459 A JP H06308459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
liquid crystal
lines
flicker
jumping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5093184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2942092B2 (ja
Inventor
Akira Tsuboyama
明 坪山
Kazunori Katakura
一典 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5093184A priority Critical patent/JP2942092B2/ja
Priority to CA002120898A priority patent/CA2120898C/en
Priority to DE69405282T priority patent/DE69405282T2/de
Priority to EP94302723A priority patent/EP0621579B1/en
Priority to AT94302723T priority patent/ATE157794T1/de
Priority to AU60514/94A priority patent/AU680869B2/en
Priority to KR94008180A priority patent/KR970006864B1/ko
Priority to CN94104290A priority patent/CN1041021C/zh
Publication of JPH06308459A publication Critical patent/JPH06308459A/ja
Priority to US08/855,592 priority patent/US5734367A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2942092B2 publication Critical patent/JP2942092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers
    • G09G3/3622Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
    • G09G3/3629Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix using liquid crystals having memory effects, e.g. ferroelectric liquid crystals
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/0224Details of interlacing
    • G09G2310/0227Details of interlacing related to multiple interlacing, i.e. involving more fields than just one odd field and one even field
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/06Details of flat display driving waveforms
    • G09G2310/061Details of flat display driving waveforms for resetting or blanking
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0247Flicker reduction other than flicker reduction circuits used for single beam cathode-ray tubes
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/04Maintaining the quality of display appearance
    • G09G2320/041Temperature compensation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶素子による画像表示の際に発生するフリ
ッカーの防止とともに、温度変化によらない均一な画像
表示を得ることを目的とする。 【構成】 一垂直走査期間内において、情報信号を伝送
すべき走査線をN本毎に飛び越し選択する際に、フィー
ルド周波数を40Hz以上、Nを奇数とするとともに、
1行の選択走査期間の有する温度依存性を補償すること
にともない、Nを変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電性液晶を用いた
表示素子の制御法に関し、さらに詳しくは、マルチプレ
クシング駆動時のちらつき、発生の防止と、画質の温度
依存性を補償できるような特徴を備えた液晶素子の制御
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、走査電極群と信号電極群をマ
トリクス状に構成し、その電極間に液晶化合物を充填し
多数の画素を形成して画像あるいは情報の表示を行う液
晶表示素子はよく知られている。この表示素子の制御法
としては、走査電極群に順次周期的にアドレス信号を選
択印加し、信号電極群には所定の情報信号をアドレス信
号と同期させて並列的に選択印加する時分割駆動法が採
用されている。
【0003】これらの実用に供されたのは、ほとんど
が、例えばアプライド・フィジクス・レターズ(“Ap
plied Physics Letters”)19
71年、18(4)号127〜128頁に記載のM.シ
ャット(M.Schadt)及びW.ヘルフリッヒ
(W.Helfrich)共著になる“ボルテイジ・デ
ィペンダント・オプティカル・アクティビティー・オブ
・ア・ツイステッド・ネマチック・リキッド・クリスタ
ル”(“Voltage Dependant Opt
ical Activity of a twiste
d nematicliquid crystal”)
に示されたTN(Twisted Nematic)型
液晶であった。
【0004】近年は在来の液晶素子の改良型として、双
安定性を有する液晶素子の使用がクラーク(Clar
k)及びラガーウォール(Lagerwall)の両者
により、特開昭56−107126号公報、米国特許第
4367924号明細書などで提案されている。双安定
液晶としては、一般にカイラルスメクチックC相(Sm
*)またはH相(SmH*)を有する強誘電性液晶が用
いられ、これらの状態において印加された電界に応答し
て第1の光学的安定状態と第2の光学的安定状態とのい
ずれかをとり、かつ電界が印加されないときにはその状
態を維持する性質、すなわち双安定性を有し、また電界
の変化に対する応答が速やかで高速、かつ記憶型の表示
装置などの分野における広い利用が期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
強誘電性液晶素子は、マルチプレクシング駆動時にちら
つき(フリッカー)を発生する問題点があった。特にヨ
ーロッパ公開149899号公報においては書き込みフ
レーム毎に走査選択信号の位相を逆位相にした交流電圧
を印加し、あるフレームで白(クロスニコルを明状態に
なるように配置)の選択書き込みを行い、続くフレーム
では黒(クロスニコルを暗状態となるように配置)の選
択書き込みを行うマルチプレクシング駆動法が開示され
ている。
【0006】かかる駆動法は、白の選択書き込み後の黒
の選択書き込み時に、前のフレームで選択書き込みされ
た白の画素が半選択となり、書き込み電圧より小さいが
実効的な電圧が印加されることになる。従って、このマ
ルチプレクシング駆動法では、黒の選択書き込み時で
は、黒の文字の背景となる白の選択画素に一様に半選択
電圧が印加された白の選択画素では、その光学特性が1
/2フレーム周期毎に、変化することになる。このた
め、白地に黒の文字を書き込むディスプレイの場合で
は、白を選択した画素の数が黒を選択した画素の数と比
べて圧倒的に多く、白の背景がちらついて見えることに
なる。また上述の白地に黒の文字を書き込むディスプレ
イとは逆に黒字に白地を書き込む場合でも同様にちらつ
きの発生が見られる。通常フレーム周波数を30Hzと
した場合、上述の半選択電圧が1/2フレーム周波数で
ある15Hzで印加されるので、観察者にはちらつきと
して感知され、著しく表示品位を損なうことになる。
【0007】特に、強誘電性液晶は、低温時の駆動にお
いては、例えば高温時の15Hzフレーム周波数の走査
駆動に比べ、駆動パルス(走査選択期間)を長くとる必
要があり、このため、5〜10Hzのような低フレーム
周波数の走査駆動とする必要があった。このため、低速
時の駆動に際しては、低フレーム周波数の走査駆動に起
因するフリッカーが発生していた。
【0008】一方、特開平3−113219にあるよう
に、複数本飛び越し走査して、フリッカーを抑制する手
段が提案されている。しかしこの発明を基にフリッカー
のテストを行うと、特定の画像を表示した場合、著しい
フリッカーが発生することが明らかになった。
【0009】本発明は、以上の問題を鑑み、一般的なパ
ーソナルコンピューターや、CADなどのモニターとし
て使われる液晶素子に対してフリッカーのない、良好な
画質が得られる制御方式を提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような良好な画質
を得る目的として、本発明は複数の走査信号用電極と、
複数の情報信号用電極のそれぞれを有する一対の基板間
に液晶を挾持し、前記走査信号用電極群と、情報信号用
電極群の交差部で形成した画素マトリクスを有する液晶
素子の制御法において、(a)1行の走査線を選択する
期間の温度依存性を補償する手段を有し、(b)一垂直
走査期間内において、情報信号を伝送すべき走査線をN
本毎に飛び越して選択することによって、フリッカーの
発生しない画像表示を行う手段を有し、(c)前記1行
の選択走査期間の有する温度依存性を補償することにと
もない、該飛び越し選択走査を行う際の走査線飛び越し
本数Nが変化し、(d)前記Nが奇数であることを特徴
とする液晶素子の制御法である。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】以下に、本発明
の、強誘電性液晶を用いた液晶素子に関して詳細を説明
する。
【0012】図1は、本発明の駆動波形、及び走査方式
例である。
【0013】図1(a)のS1,S1+N,・・・は走
査線番号を示し、この順に走査選択信号を印加する。N
は、飛び越し選択走査を行う際の、走査電極の飛び越し
本数を表す。また、Iは情報信号電極に印加される情報
信号波形である。Iには、図1(b)に示すように、明
と暗状態に対応する互いに極性が反転した2種類の信号
が存在し、選択走査電極と、情報信号電極の交差部に形
成される画素の状態を決定する。
【0014】次に、図1に掲げたような波形を用いた駆
動の際のフリッカーと、飛び越し選択走査時のNとの関
係について述べる。まず、フリッカーを調べていくうえ
で、最も重要なパラメーターである「フィールド周波
数」を以下のように定義する。
【0015】 F(フィールド周波数)=フレーム周波数×N 操作タイプの表示素子のフリッカーは画像を形成するた
めの繰り返し走査中に起こる周期的な輝度変化によるも
のである。そのフリッカーを抑制するためには、その周
期を短く(周波数を高くする)して、目視できなくする
ことが一般的な方法である。
【0016】強誘電性液晶素子においても、この輝度変
化周期を高くするために、 「フレーム周波数を大きくする。」… もしくは 「Nを大きくする。」… ことで、フィールド周波数を上げることができる。
【0017】に関しては、情報量の大きな(走査線数
の多い)液晶素子の場合、一走査線あたりに割り当てら
れる選択区間が短くなり、容量性負荷である液晶層に与
える信号波形が歪み、満足な画質が得られないという問
題がある。さらにパルス応答をする強誘電性液晶の場
合、パルス幅が短くなり、高電圧が必要となって高耐圧
ドライバー設計駆動部及び、パネル発熱対策など、実質
上、設計が難しくなる。従ってフレーム周波数を大きく
することは、特に大容量ディスプレイにとっては限界が
ある。
【0018】に関してはノーインターレース(飛び越
し選択走査なし)でフリッカーが押さえられない場合に
有効であるが、一方でNを大きくすると、画像書き換え
時に画像上でバラツキが生ずるという問題が生じる。そ
のためフリッカーが抑制できる最小のNを選択しなくて
はならない。
【0019】ここで、フリッカー抑制のポイントは、フ
ィールド周波数Fの条件を設けることにある。この点に
着目して、Nの値を設定すべく図1のような波形を用い
て、実験を行った。この際に用いた液晶パネルは、図2
に示したもので、 ・画素数1024×1280 用いた液晶としては、 ・ピリミジン系強誘電性液晶 (Ps=5nC/cm2、みかけのチルト角Θ=18
°) 駆動電圧としては、交流の中心電位Vcを基準として、 V1=−V2=16V V3=−V4=4V である。そして、30℃、および45℃の温度条件にお
ける良好な画像を得るための駆動条件は 30℃の場合、 1ライン選択期間=95μs フレーム周波数=10Hz 45℃の場合、 1ライン選択期間=70μs フレーム周波数=14Hz であり、この駆動条件をもとに、図3に示すような、複
数の異なる画像パターンに関して、フリッカーの発生の
有無のテストを行った。以下にこの結果を掲載する。
【0020】
【表1】
【0021】以上、画像パターンに応じて、フリッカー
の発生がみられた。これらフリッカーの発生の原因とし
ては、以下の2つの2点が挙げられる。 選択ラインと非選択ラインの光学応答差が周期的に視
認される。 黒及び白の両状態が混在している画像パターンを表示
する際に、液晶パネル内配線抵抗による駆動波形遅延の
効果で、非選択時の信号が周期的に歪み、それに伴って
周期的光学応答差が生じる。
【0022】また、実験結果によると、全白、もしくは
全黒表示の時と比べて黒及び白の両状態が混在している
画像パターンを表示する場合の方が大きなフィールド周
波数が必要である。以下、を原因とするフリッカーの
発生について、図4に従って説明する。
【0023】図4(b)は、図3(c)を描画した時
に、非選択時に液晶層に印加される印加波形を図示した
ものである。ここでは、走査が上から下に順次行われる
場合を想定している。この場合、情報ラインIaの上の
画素は、すべて暗状態、Ib上は明−暗状態が混在し、
それに対応した情報信号波形が印加される。図4(b)
に示すように、t1期間内には、IaとIbラインともに
暗信号が印加され、t2期間においては、Iaには暗信
号、Ibには明信号が印加される。先にも述べたよう
に、暗と明の信号はそれぞれ位相が逆である。
【0024】これらの情報信号が印加される際に、走査
信号電極上には、図4(b)Sに掲載されるような電圧
が誘導される。特に、t1期間、及びt3期間において
は、すべての情報信号は、同相の矩形波になっているの
で、図4(b)のように、情報信号の矩形波の電圧値
の極性反転の際に、電圧の立ち上がり現象(リプル)が
誘導される。また、t2期間内では、信号電圧波形は互
いに位相が異なる矩形波であるため、誘導されるリプル
は互いに相殺しあい、図4(b)のようにリプルはみ
られない。
【0025】上述のような走査信号、情報信号により、
非選択時に画素に印加される電圧波形を図4(b)Ia
−S、Ib−Sに示す。t1期間、t3期間において
は、電圧波形は実質上、誘導リプルによって弱められ、
t2の期間においては、波形遅延は少ない。すなわち、
非選択時において、t1、もしくはt3期間における印
加波形とt2時の波形とが、交互に、つまり周期的にく
りかえし印加されることで、液晶の電気光学応答に差が
生じ、フリッカーが現れるのである。
【0026】ところで図3(c)に示すような画像パタ
ーンの場合は、上述した、フリッカー要因となる非選択
時の液晶の電気光学応答差の周期はフィールド周波数と
一致する。フィールド周波数Fは40Hz以上でフリッ
カーが視認されなくなるので、例えばフレーム周波数が
10Hzの際はN=4とすれば、フリッカーは生じな
い。
【0027】次に図3(d)のような画像パターン(黒
状態で囲まれた中央領域は、白状態と黒状態のラインと
が交互に配置されている。)に対し、フレーム周波数=
10Hz、N=4で駆動した場合を想定する。
【0028】走査ライン飛び幅N=4の場合、4つのフ
ィールドで1画面が描画されることになり、さらに、4
つのフィールドのうち、2つのフィールドの走査線に明
状態が含まれる。
【0029】例えば図3(d)の2ライン毎のパターン
が偶数ライン上にあり、各フィールドが走査するライン
が、 第1フィールド…4n+0(ライン) 第2フィールド…4n+1(ライン) 第3フィールド…4n+2(ライン) 第4フィールド…4n+3(ライン) とすると、第1と第3フィールドに明状態を含むライン
を走査することになる。従って、第1、第3フィールド
には図4(b)中の波形が含まれ、光学応答差の周波
数は40Hzから20Hzと、半分に減少し、フリッカ
ーが視認される。これは、フィールドの順序をいれかえ
ても、画像パターンと選択走査ラインが同期することに
は変わりなく、フリッカーは発生する。
【0030】一方、コンピューターや、ワークステーシ
ョン等の各種の画像パターンを見ると、(例えば背景の
パターンやハッチングなどの周期的なパターン)は、多
くは2,4,8,16など2m毎のパターンである。こ
れらと同期する飛び越し走査は、フリッカー抑制するこ
とができない。
【0031】以上のことから、フリッカー抑制のための
条件としては、 (1)フィールド周波数F>40Hz (2)飛び越し走査数Nは奇数 が掲げられる。
【0032】従って、液晶の応答速度の温度依存性を補
償する目的で、1ライン選択期間1Hを変化させる場合
でも、上記条件を満足した条件を選択することで、良好
な画質が得られる。
【0033】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について説明する。
【0034】走査選択パルス電圧高V1、もしくは−V2
=16V、情報信号矩形波の波高値を4Vとした場合の
最適な駆動条件を図5に示す。さらに、1ライン選択期
間Hを変化させることにより、温度補償を行った。
【0035】
【表2】 とすることで、全温度域で良好な画質が得られた。
【0036】それぞれの走査方式の順序は、 N=3の場合、3n+0,3n+1,3n+2 N=5の場合、5n+0,5n+3,5n+2,5n+
1 N=7の場合、7n+0,7n+3,7n+2,7n+
5,7n+6,7n+1,7n+4 N=9の場合、9n+0,9n+3,9n+6,9n+
1,9n+4,9n+7,9n+2,9n+5,9n+
8 である。走査順序をフィールド間でランダムに入れ替え
たのは順序走査の場合、上下方向に波が流れるような現
象が視認され、画質が悪くなる問題を解決するためであ
る。
【0037】(実施例2)実施例1と比べて適用する走
査方式を変えた以外は、同様である。
【0038】
【表3】 この場合も、全温度領域で良好な画質が得られた。こう
することで、制御システムは実施例1と比べてより簡略
化できる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、走査線を複数本毎に
飛び越し選択して液晶素子を駆動する際に、温度条件に
応じて前記飛び越し選択走査の際の飛び越し本数を変化
させることによって、環境温度によらない均一な画像表
示を得るとともに、フリッカーの発生を抑制し高い画質
の表示を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いた駆動波形である。
【図2】本発明において用いた液晶表示装置と、グラフ
ィックコントローラを示すブロック構成図である。
【図3】本発明を開示するにあたり、フリッカーの発生
の有無を調べる際に用いた画像パターンである。
【図4】本発明の非選択時における走査信号、情報信号
及びフリッカーの原因となる画素印加電圧を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例1の最適駆動条件を示す図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査信号用電極と、複数の情報信
    号用電極のそれぞれを有する一対の基板間に液晶を挾持
    し、前記走査信号用電極群と、情報信号用電極群の交差
    部で形成した画素マトリクスを有する液晶素子の制御法
    において、(a)1行の走査線を選択する期間の温度依
    存性を補償する手段を有し、(b)一垂直走査期間内に
    おいて、情報信号を伝送すべき走査線をN本毎に飛び越
    して選択することによって、フリッカーの発生しない画
    像表示を行う手段を有し、(c)前記1行の選択走査期
    間の有する温度依存性を補償することにともない、該飛
    び越し選択走査を行う際の走査線飛び越し本数Nが変化
    し、(d)前記Nが奇数であることを特徴とする液晶素
    子の制御法。
  2. 【請求項2】 前記1行の走査線を選択する期間が、温
    度上昇とともに減少し、これにともない前記飛び越し選
    択走査を行う際の走査線飛び越し本数Nが減少する請求
    項1記載の液晶素子の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶素子が強誘電性液晶層を有する
    請求項1記載の液晶素子の制御方法。
JP5093184A 1993-04-20 1993-04-20 液晶素子の制御方法 Expired - Fee Related JP2942092B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5093184A JP2942092B2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液晶素子の制御方法
CA002120898A CA2120898C (en) 1993-04-20 1994-04-08 Liquid crystal apparatus
EP94302723A EP0621579B1 (en) 1993-04-20 1994-04-18 Temperature Dependent Multi Interlace Address Liquid Crystal Apparatus
AT94302723T ATE157794T1 (de) 1993-04-20 1994-04-18 Temperaturabhängige , mehrfach verschachtelte addressierung für flüssigkristallanzeigen
DE69405282T DE69405282T2 (de) 1993-04-20 1994-04-18 Temperaturabhängige , mehrfach verschachtelte Addressierung für Flüssigkristallanzeigen
AU60514/94A AU680869B2 (en) 1993-04-20 1994-04-18 Liquid crystal apparatus
KR94008180A KR970006864B1 (en) 1993-04-20 1994-04-19 Liquid crystal apparatus
CN94104290A CN1041021C (zh) 1993-04-20 1994-04-20 液晶装置
US08/855,592 US5734367A (en) 1993-04-20 1997-05-13 Liquid crystal apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5093184A JP2942092B2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液晶素子の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06308459A true JPH06308459A (ja) 1994-11-04
JP2942092B2 JP2942092B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=14075496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5093184A Expired - Fee Related JP2942092B2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 液晶素子の制御方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5734367A (ja)
EP (1) EP0621579B1 (ja)
JP (1) JP2942092B2 (ja)
KR (1) KR970006864B1 (ja)
CN (1) CN1041021C (ja)
AT (1) ATE157794T1 (ja)
AU (1) AU680869B2 (ja)
CA (1) CA2120898C (ja)
DE (1) DE69405282T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015056363A1 (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 表示装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6229515B1 (en) * 1995-06-15 2001-05-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device and driving method therefor
JP3182070B2 (ja) * 1996-01-16 2001-07-03 キヤノン株式会社 液晶素子及び液晶素子の駆動方法
US6452581B1 (en) 1997-04-11 2002-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Driving method for liquid crystal device and liquid crystal apparatus
US6222517B1 (en) 1997-07-23 2001-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal apparatus
JP3347678B2 (ja) 1998-06-18 2002-11-20 キヤノン株式会社 液晶素子とその駆動方法
US6934772B2 (en) 1998-09-30 2005-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Lowering display power consumption by dithering brightness
US6670937B1 (en) 1999-03-01 2003-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal display apparatus
EP1130568A3 (en) * 2000-03-01 2003-09-10 Minolta Co., Ltd. Liquid crystal display device
CN1220098C (zh) * 2000-04-28 2005-09-21 夏普株式会社 显示器件、显示器件驱动方法和装有显示器件的电子设备
US20020008820A1 (en) * 2000-06-30 2002-01-24 Minolta Co., Ltd. Liquid crystal display apparatus
JP4284857B2 (ja) * 2000-11-06 2009-06-24 コニカミノルタホールディングス株式会社 液晶表示装置
KR100401377B1 (ko) * 2001-07-09 2003-10-17 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치 및 그의 구동방법
JP4043371B2 (ja) * 2003-01-16 2008-02-06 三菱電機株式会社 液晶表示装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4367924A (en) * 1980-01-08 1983-01-11 Clark Noel A Chiral smectic C or H liquid crystal electro-optical device
AU584867B2 (en) * 1983-12-09 1989-06-08 Seiko Instruments & Electronics Ltd. A liquid crystal display device
FR2581209B1 (fr) * 1985-04-26 1993-11-05 Canon Kk Dispositif optique a cristal liquide
JPS62278540A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 Canon Inc 液晶素子、その配向制御法及びその駆動法
US5041821A (en) * 1987-04-03 1991-08-20 Canon Kabushiki Kaisha Ferroelectric liquid crystal apparatus with temperature dependent DC offset voltage
JPS6467734A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Ricoh Kk Information recording medium
DE3856474T2 (de) * 1987-11-12 2001-11-08 Canon Kk Flüssigkristallgerät
JP2614280B2 (ja) * 1988-08-17 1997-05-28 キヤノン株式会社 液晶装置
US5233447A (en) * 1988-10-26 1993-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal apparatus and display system
JP2632974B2 (ja) * 1988-10-28 1997-07-23 キヤノン株式会社 駆動装置及び液晶装置
KR940004138B1 (en) * 1990-04-06 1994-05-13 Canon Kk Display apparatus
ATE151902T1 (de) * 1992-05-19 1997-05-15 Canon Kk Verfahren und einrichtung zur steuerung einer anzeige

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015056363A1 (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 表示装置
US9922610B2 (en) 2013-10-16 2018-03-20 Panasonic Liquid Crystal Display Co., Ltd. Display device

Also Published As

Publication number Publication date
CA2120898A1 (en) 1994-10-21
ATE157794T1 (de) 1997-09-15
CA2120898C (en) 1999-01-26
EP0621579B1 (en) 1997-09-03
JP2942092B2 (ja) 1999-08-30
DE69405282T2 (de) 1998-01-08
CN1099149A (zh) 1995-02-22
KR970006864B1 (en) 1997-04-30
US5734367A (en) 1998-03-31
EP0621579A1 (en) 1994-10-26
DE69405282D1 (de) 1997-10-09
AU6051494A (en) 1994-10-27
AU680869B2 (en) 1997-08-14
CN1041021C (zh) 1998-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0606929B1 (en) Liquid crystal apparatus
KR100674657B1 (ko) 액정표시장치, 그 구동회로 및 구동방법
KR0154356B1 (ko) 디스플레이 장치
EP0564263B1 (en) Display apparatus
JP2942092B2 (ja) 液晶素子の制御方法
JPH09251154A (ja) 表示装置および表示装置の操作方法
KR100199647B1 (ko) 액정 디스플레이 장치 및 이의 구동 방법
US6597335B2 (en) Liquid crystal display device and method for driving the same
GB2178582A (en) Liquid crystal apparatus and driving method therefor
US6028579A (en) Driving method for liquid crystal devices
JP2578490B2 (ja) 表示装置の駆動法
KR100279684B1 (ko) 액정 디바이스 및 액정 디바이스를 어드레싱하는 방법
JP2608318B2 (ja) 液晶装置
JP2637515B2 (ja) 液晶装置及び液晶素子の駆動法
JP3327802B2 (ja) 液晶画像表示装置およびマルチプレキシング駆動法
JP2575198B2 (ja) 表示装置の駆動法
KR100343381B1 (ko) 액정 표시 장치
JPH0253026A (ja) 液晶装置
JPH1124043A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JPH07109457B2 (ja) 液晶装置
JPH02130525A (ja) 液晶装置
JPH0588646A (ja) 平面型表示デバイスのマトリツクス駆動方法
Panikumar et al. Driving passive‐matrix LCDs with low hardware complexity and reduced supply voltage
JP2000028997A (ja) 液晶素子の駆動方法
JPH11183878A (ja) 反強誘電性液晶表示装置およびその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees