JPH0630830Y2 - 出銑口開孔機用金棒供給装置 - Google Patents

出銑口開孔機用金棒供給装置

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JPH0630830Y2
JPH0630830Y2 JP7355789U JP7355789U JPH0630830Y2 JP H0630830 Y2 JPH0630830 Y2 JP H0630830Y2 JP 7355789 U JP7355789 U JP 7355789U JP 7355789 U JP7355789 U JP 7355789U JP H0630830 Y2 JPH0630830 Y2 JP H0630830Y2
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gold rod
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Inventor
富美男 柴岡
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川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は出銑口開孔機用金棒供給装置に関するものであ
り、特に先端部と後端部で径の異なる金棒あるいは一端
部に突起を有する金棒等をトラブルなく安定して供給す
ることを目的とするものである。
〈従来の技術〉 高炉用出銑口の開孔に際しては、先ず先端にドリルを有
するロッドで回転開孔し、次いで金棒で回転・打込開孔
され、一般に数本のロッドや金棒が使用される。開孔深
さは4m程度でその内ドリル孔は2〜2.5m、残部1.5〜
2mは金棒で回転打込開孔される。
開孔作業は出銑口閉塞マッド材の焼成状況、炉内状況な
どで開孔の難易はあるが、困難な場合には開孔機用ロッ
ドや金棒は熱変形などを受けてその使用量は大幅に増え
る。
ロッドや金棒の交換着脱作業は高熱、粉塵の環境下での
重筋作業であって作業者の負担は非常なものであり、こ
の開孔機への供給や交換を機械化して省力化する手段は
業界における永年の要望であり、種々の提案がなされて
いる。
通常出銑口開孔機に装着するロッドや金棒(以下代表し
て金棒という)は円形状のものが使用されており、この
ような円形状の金棒を開孔機へ供給する装置としては実
開昭55-116057号、実開昭55-139150号、実開昭56-39457
号公報等が提案されている。前記各公報に開示されてい
る従来技術は、いずれも第4図に示すように、傾斜板20
の一端から供給される円形状の金棒1を傾斜板20上を転
ばして他方に供給するという手段を用いる点で共通して
いる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、金棒には出銑口開孔機のソケットとの着
脱を便ならしめるため、金棒の一端部にソケットと接合
するストッパを突設したものを使用することがあるが、
第5図に示すようにこのような金棒1を傾斜板20上に転
ばすと、つぎつぎと供給される金棒1のストッパ1aが
途中で互に干渉して傾斜板20上で停止し、供給できなく
なるという問題点がある。
また金棒は出銑口開孔径を変更する目的で、大径棒を使
用することがあるが、金棒重量を削減するため、金棒が
出銑口内に進入する部分の径を炉外に残る部分より大径
とした異径金棒が使用されつつあるが、このような異径
金棒は、第6図に示すように傾斜板20上を均一に転ば
ず、金棒1は小径側に片寄るので安定した供給ができな
いという問題点がある。
本考案は前述従来技術の問題点を解消し、ストッパ付金
棒あるいは異径金棒は勿論のこと、金棒がどのような形
状であっても搬送供給を可能とする出銑口開孔機用金棒
供給装置を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本考案の出銑口開孔機用金棒供給装
置は、金棒供給口の下流側に接続して互に等ピッチのネ
ジを有する2本の金棒供給用スクリューロッドを軸受に
支持させて平行に配設し、前記各スクリューロッドには
後端部に設けたギヤを介してそれぞれのスクリューロッ
ドを互に同調回転させる回転駆動装置を連結すると共
に、前端部に金棒係止爪を設けてなることを特徴とする
ものである。
〈作用〉 前述の通り、平行に配設した2本のスクリューロッドに
は互に等ピッチのネジが設けてあり、駆動装置によりギ
ヤを介して互に同調回転されるので金棒供給口より供給
された金棒は、2本のスクリューロッドのネジピッチ間
に差し渡して平行に載せられ、スクリューロッドの回転
と共に平行状態を保って1本づつ搬送供給される。かく
して次々に搬送供給される金棒はネジピッチ間に存在す
るので互に接触することがなく、金棒がどのような形状
であっても安定した搬送供給が可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1図
は本考案の出銑口開孔機用金棒供給装置の配置を示す側
面概略図、第2図は第1図のA−A矢視正面図である。
図面に示すように金棒供給装置10は前後の軸受3a,3
bにそれぞれ支持された平行な金棒供給用スクリューロ
ッド2a,2bと後端部に設けたギヤ4a,4bと、各
スクリューロッド2a,2bの前端部に設けた金棒係止
爪5a,5bとで構成されており、ギヤ4a,4bはウ
ォーム7a,7bの軸8を介して回転駆動装置(図示せ
ず)に連結されている。
2本のスクリューロッド2a,2bにはネジ間に金棒1
を載せることができるピッチをもって互に逆方向に等ピ
ッチでネジを設けてあり、回転駆動装置の駆動力を軸8
に設けたウォーム7a,7bを介してギヤ4a,4bに
伝達し、スクリューロッド2aと2bを互に逆方向に同
調回転することによって金棒供給口6から供給される金
棒1を1本づつ供給し、係止爪5a,5bまで順次転が
り出るようになっている。なお図面ではスクリューロッ
ド2a,2bは上流側から下流側に下り勾配で傾斜して
いるが水平でも構わない。
また、上記実施例では2本のスクリューロッド2a,2
bに互に逆方向のネジを設け、互に逆方向に回転するよ
うにしたが、これを同方向のネジにして同方向に回転さ
せてもよい。この場合は、スクリューロッド2a,2b
の回転に伴い金棒1がその軸心方向に葡匐するが、その
移動量が許容範囲を超えるときには葡匐側にガイド板等
を設ければよい。このようにすれば金棒1の一端を揃え
ることができるので、開孔機のソケットに位置合わせを
することも可能である。
本考案になる金棒供給装置10の下流側には金棒用リフタ
15が設置されており、金棒用リフタ15は昇降用アクチュ
エータ9(油圧、電動、圧縮空気などで作動される)と
金棒用支持金具11と傾動用アクチュエータ12で構成され
ている。
本考案の装置による金棒供給作業の順序を図面を参照し
つつ説明する。金棒供給口6より供給された新規金棒1
は2本のスクリューロッド2a,2bのネジピッチ間に
平行に差し渡した状態で載せられた後、第3図に示すよ
うにスクリューロッド2a,2bの回転と共に平行状態
を保って1本づつ供給される。スクリューロッド2a,
2bの前端部に達した金棒1は金棒係止爪5a,5bの
斜面に沿って転がり、先端部の突起部で停止する。
金棒係止爪5a,5bの先端部で停止した1本の金棒1
は、昇降用アクチュエータ9を作動して金棒用支持金具
11をポイント(イ)からポイント(ロ)に上昇する途中
において支持金具11に受け取られてポイント(ロ)に向
かう。引続き傾動用アクチュエータ12を作動して金棒用
リフタ15を傾動させ、支持金具11をポイント(ロ)から
待機位置にある開孔機支持ビーム13に設けられた金棒案
内板14に相当するポイント(ハ)に傾動させた後、開孔
機16のソケット17に装着する。
その後、昇降用アクチュエータ9を作動して金棒用支持
金具11を下降させ、更に傾動用アクチュエータ12を作動
して金棒支持金具11を退避し、ポイント(イ)の待機位
置で次の動作に備える。
なお前記実施例では金棒1の供給装置について説明した
が、ドリルを有するロッドを供給する装置を並設すると
きには、同構造のロッド供給装置を設置することによっ
て同様に実施することが可能である。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案の出銑口開孔機用金棒供給装
置によれば、2本の金棒供給用スクリューロッドにより
金棒やロッドを1本つづ切り離した上、平行状態を保っ
て供給することができるので、前後の金棒やロッドの干
渉が防止され、ストッパを有する金棒や異径金棒など、
どのような形状の金棒であっても安定して供給すること
ができると共に供給装置の小型化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す概略側面図、第2図は
第1図のA−A矢視正面図、第3図は本考案による金棒
の供給状況を示す斜視図、第4図は従来例を示す概略側
面図、第5図は従来例によるストッパ付金棒の供給状況
を示す概略側面図、第6図は従来例による異径金棒の供
給状況を示す概略平面図である。 1……金棒、2……金棒供給用スクリューロッド、 3……軸受、4……ギヤ、 5……金棒係止爪、6……金棒供給口、 7……ウォーム、8……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金棒供給口の下流側に接続して互に等ピッ
    チのネジを有する2本の金棒供給用スクリューロッドを
    軸受に支持させて平行に配設し、前記各スクリューロッ
    ドには後端部に設けたギヤを介してそれぞれのスクリュ
    ーロッドを互に同調回転させる回転駆動装置を連結する
    と共に、前端部に金棒係止爪を設けてなることを特徴と
    する出銑口開孔機用金棒供給装置。
JP7355789U 1989-06-26 1989-06-26 出銑口開孔機用金棒供給装置 Expired - Fee Related JPH0630830Y2 (ja)

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JPH0314137U JPH0314137U (ja) 1991-02-13
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