JPH0630805U - 無人搬送車における走行路面検出装置 - Google Patents

無人搬送車における走行路面検出装置

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JPH0630805U
JPH0630805U JP6558892U JP6558892U JPH0630805U JP H0630805 U JPH0630805 U JP H0630805U JP 6558892 U JP6558892 U JP 6558892U JP 6558892 U JP6558892 U JP 6558892U JP H0630805 U JPH0630805 U JP H0630805U
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JP
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checkpoint
optical
track
road surface
detection
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JP6558892U
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博輔 石村
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人搬送車における走行路面検出を数少ない
光学センサで行なえるようにして、制御構造を簡単に
し、かつローコスト化を図ると共に、車体スペースへの
圧迫をなくする。 【構造】 光学式路面テープTからなる軌道Xを検出す
る光学センサ28a〜28dを4個横一列に配置し、こ
れらの軌道検出用光学センサ28a〜28dの両外側
に、光学式路面テープTからなるチェックポイントを検
出する光学センサ29a、29bを2つ配置すると共
に、いずれかのチェックポイント検出用光学センサ29
aの後方にもう1つのチェックポイント検出用光学セン
サ29Cを配置して、第1チェックポイントYを上記3
つのチェックポイント検出用センサ29a〜29cで行
い、かつ第2チェックポイントの検出をすべての光学セ
ンサ28a〜29d、29a〜29cで行なうように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば工場等において製品を移動させるために使用する無人搬送 車の走行路面検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場等においては、当該工場内において製品、資材などを搬送移動させるため に、工場内の路面に光を反射させる光学式路面テープを貼って軌道を形成すると 共に、上記の製品等の積み卸し場所や、軌道の分岐点、交差点等に同じく光学式 路面テープを貼ってチェックポイントを形成し、これらの光学式路面テープを検 出する光学センサを装備した無人搬送車を、上記の光学センサにより軌道ならび にチェックポイントの検出を行なわせて自動走行させる無人搬送システムが採用 されている。
【0003】 その場合、従来の無人搬送車では、図6のように上記の光学式路面テープTか らなる軌道Xを検出する軌道検出用光学センサa〜aを軌道Xに対して直交する 横方向に複数設けると共に、積み卸しステーションや分岐点等において、軌道X の側部に形成されている光学式路面テープTからなるチェックポイントYを検出 するチェックポイント検出用光学センサb〜bを設け、上記軌道検出用光学セン サa〜aの出力レベルの比較から無人搬送車が常に軌道Xをセンタラインとして 走行するように自動操舵させると共に、積み卸しステーションをチェックポイン ト検出用光学センサb〜bで検出した際に該無人搬送車を一定時間停車させたり 、上記の分岐点や交差点を検出したときは、予めプログラムされている自車の走 行パターンにしたがって走行経路を選択するように制御される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の無人搬送車においては、軌道Xを検出し、かつ無人搬送 車を該軌道Xを正確にセンタラインとするように操舵させるには、少なくとも軌 道Xを挟んで左右2個ずつの計4個の光学センサa〜aが必要であると共に、積 み卸しステーション検出用としての光学センサb〜bに加え、上記の分岐点や交 差点(以下、軌道選択と称する)を検出するための光学センサ(図示せず)が必 要となって、構造が複雑化し、かつコストが増大すると共に、上記の光学センサ を収めるケースが大型化し、バッテリ、走行用モータ、その他の搭載機器のスペ ースを圧迫することになる。
【0005】 そこで本考案は、少ない光学センサによって軌道検出、積み卸しステーション 検出や軌道選択等のチェックポイント検出が行なえる無人搬送車における走行路 面検出装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、走行路面に貼りつけた光学式路面テープによって形成され た軌道、ならびに該軌道にそった走行経路上の所定位置に貼りつけた光学式路面 テープによって形成されたチェックポイントを、無人搬送車に設けられている複 数の光学センサによって検出する走行路面検出装置であって、上記軌道に対して 直交する横一列方向に並んで配置された複数の軌道検出用光学センサと、これら の検出センサの外側の少なくとも片側に並んで配置された前方側チェックポイン ト検出用光学センサと、当該前方側チェックポイント検出用光学センサに対して 所定の距離をおいた後方位置に配置された後方側チェックポイント検出用光学セ ンサとを設けると共に、上記前方側チェックポイント検出用光学センサと、後方 側チェックポイント検出用光学センサとが上記光学式路面テープを同時に検出し たときに、第1チェックポイントを検出したと判断し、かつ全チェックポイント 検出用光学センサと、軌道検出用光学センサとが上記光学式路面テープを同時に 検出したときに、第2チェックポイントを検出したと判断する制御手段を設けた ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、第2チェックポイント検出を、本来のチェックポイント 検出用光学センサに加えて軌道検出用光学センサを利用して行なうようにしたか ら、2つのチェックポイントの識別が少ない数の光学センサで行なえるようにな る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1および図2は無人搬送車1を示し、該無人搬送車1は下面を開口させた四 角箱形の車体2を有し、その上面が荷台3とされると共に、制御ボックス4等を 収める運転台が形成される一方、車体2内に駆動および操舵用の前輪6と、左右 一対の後輪7、7とが設けられる。その場合、上記の車体2には支持軸8を中心 に水平方向に回転自在とされたアクスルフレーム9が設けられ、該アクスルフレ ーム9に上記の前輪6が軸支され、かつ該前輪6を駆動する走行用モータ10が アクスルフレーム9に取り付けられると共に、車体2に取り付けた操舵用モータ 11の回転力がプーリ12、13ならびにベルト14を介して上記の支持軸8に 入力されるようになされており、走行用モータ10によって前輪6が走行方向に 回転され、かつ操舵用モータ11によって前輪6の操舵がなされる。
【0010】 また、上記の車体2の内部に、上記各モータ10、11の電源であるバッテリ 15、15を収納したバッテリケース16が取出し可能に設けられて、バッテリ の交換ができるように構成されると共に、車体前端にクッションバンパ17が取 り付けられる。
【0011】 さらに、上述の運転台5においては、電源スイッチ18と、操舵用手動レバー 19と、緊急停車スイッチ20と、発車スイッチ21と、行き先を入力するキー ボード22と、現在地および行き先表示器23、24とが上面に設けられ、上記 の操舵用手動レバー19の操作により目的場所に有人運転ができるようになされ ると共に、上記のキーボード22および発車スイッチ21の操作によって目的場 所に自動走行できるようになされている。
【0012】 これに対して、上記の無人搬送車1が走行すべき路面には、図3に示すように 該路面に貼ったアルミニュームまたはステンレス製接着テープTにより軌道Xが 形成されると共に、該軌道Xにそって設けられる積み卸しステーションにおいて は、図4に示すように軌道Xを挟む両側にそれぞれが所定の長さを有する上記の 接着テープT、Tが貼られて、第1チェックポイントYが形成され、また軌道X の分岐点(交差点を含む)においては、図5に示すように分岐点の直前において 、上記の接着テープT〜Tが略コ字状に、かつ軌道Xを挟んで対称形状となるよ うに貼り付けられて、第2のチェックポイントZが形成される。
【0013】 また、上記の無人搬送車1には、図1および図2に示すように、前述のアクス ルフレーム9に、上記の軌道Xならびに第1、第2チェックポイントY、Zを検 出するための複数の光学センサ28、29を備えたセンサケース25が取り付け られる。これらの光学センサ28、29は図3ないし図5に示すようにそれぞれ が投光器26と受光器27からなるもので、投光器26から路面に照射した光が 、たとえば軌道Xを形成する接着テープTに当たって反射し、その反射光が受光 器27に入ることにより、軌道Xを検出するようになされている。
【0014】 すなわち、上記の光学センサ28、29は、軌道検出用とチェックポイント検出 用とが設けられており、軌道検出用としてのセンサ28a〜28dが横一列方向 に(つまり軌道Xに対して直角な方向に)4つ並べられ、その両外側に前方側チ ェックポイント検出用としてセンサ29a、29bに1つずつ配置されると共に 、このチェックポイント用のいずれかの後方側に、さらに1つの後方側チェック ポイント検出用のセンサ29cが配置される。その場合、軌道用光学センサ28 のうちの中央の2つのセンサ28a、28bは無人搬送車1が軌道Xをセンタラ インとして走行している場合、該軌道X(すなわち接着テープT)の両側内寄り に位置して、接着テープTの両側を検出し、車体2が軌道Xに対して正確な位置 を保っていることを検出する。また、これらの光学センサ28a、28bと、そ の両側の光学センサ28c、28dは、車体2が軌道Xからずれた際に、これら の光学センサ28a〜28dの出力変化から、該ずれと、そのずれの方向とを検 出するものであって、これらの情報から正常位置に戻る制御がかけられるように する。なお、図3ないし図5から明かなように、前輪6が接着テープTを踏まな いように該前輪6に対してセンサケース25をずらして配置する必要がある。 したがって、軌道Xは厳密な意味では車体2のセンタから若干ずれていることに なるが、理解を容易にするため、軌道Xが車体2のセンタラインにくるものとし て説明する。
【0015】 また、上記の2つの前方側チェックポイント用の光学センサ29aと29bと の間隔は、第1チェックポイントYを形成する左右の接着テープT、Tの間隔と 、第2チェックポイントZを形成する左右両側の接着テープT、Tの間隔にそれ ぞれ等しく、車体2が軌道Xをセンタラインとして走行している状態で、これら のチェックポイントY、Zにきた場合、光学センサ29a、29bが接着テープ T、Tの直上にくるように配置されている。後方側のチェックポイント用光学セ ンサ29cも同様であって、該光学センサ29cは軌道Xの片側において各チェ ックポイントY、Zの接着テープTの上にくるようになされている。
【0016】 以上のように構成されているから、無人搬送車1がキーボード22等によって プログラムされた自動運転による走行がなされている状態では、図3のように4 つの軌道検出用光学センサ28a〜28dが軌道Xを読取り、車体2が軌道Xを 常にセンタラインとするように操舵されることになる。そして、車体2が積み卸 しステーションである第1チェックポイントYにくると、図4のように前後3つ のチェックポイント用の光学センサ29a〜29cがそれぞれ接着テープTの上 にくるから、これらの光学センサ29a〜29cからの出力信号(すなわち接着 テープ検出信号)によって、前述の制御ボックス4内の制御回路によって第1チ ェックポイントYに至ったことが識別され、該チェックポイントYで停車するよ うにプログラムされている場合、無人搬送車1が停車される。また、停車点でな い場合は、当該チェックポイントYを通過したことが記憶されることになる。
【0017】 さらに、車体2が分岐点に至った場合は、図5のように計7つのすべての光学 センサ28、29が第2チェックポイントZを形成する接着テープT〜Tの上に くる。このため全光学センサに出力信号が発生し、これらの出力信号から第2チ ェックポイントZに至ったことが識別され、プログラムされている指令にしたが って、軌道を選択して、その軌道方向に操舵される。すなわち、この第2チェッ クポイントの検出には、本来のチェックポイント検出用の光学センサ28に加え 、軌道検出用の光学センサ29が使用されることになる。
【0018】 このように、軌道検出用の光学センサ28と、チェックポイント検出用の光学 センサ29とを組合せて、軌道Xと、2つのチェックポイントY、Zとの識別を 行なわせるようにしているので、従来よりも光学センサの数を少なくできる。加 えて、上記の組合せ使用により、後方側チェックポイント検出用の光学センサ2 9cが軌道Xの片側のみで済むようにできるから、さらに光学センサの使用量を 少なくできる。このため、制御構造が簡単となり、かつローコスト化できる。ま た、センサケース25が小型化して、車体内スペースの圧迫を排除できることに なる。
【0019】 なお、従来のものもそうであるが、チェックポイント検出用の光学センサ29 を車体前後に振り分け配置しているのは、光学センサが異物の反射光を接着テー プTとして判断して、誤制御される可能性があるためで、このためチェックポイ ントY、Zの接着テープTを走行方向に長くし、該テープTの両端検出によって チェックポイントY、Zを検出するようにしている。
【0020】
【考案の効果】
以上の記載によって明らかなように、本考案によれば、第2チェックポイント 検出を、本来のチェックポイント検出用光学センサに加えて軌道検出用光学セン サを利用するようにしたから、2つのチェックポイントの識別が少ない数の光学 センサで行なえるようになる。したがって、制御構造が簡単になり、かつローコ スト化を図ることが可能になると共に、センサケースがコンパクト化され、車体 内スペースへの圧迫がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる無人搬送車の平面図。
【図2】 上記無人搬送車の断面図。
【図3】 軌道と光学センサとの関係を示す説明図。
【図4】 第1チェックポイントと光学センサとの関係
を示す説明図。
【図5】 第2チェックポイントと光学センサとの関係
を示す説明図。
【図6】 従来例の説明図。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 車体 4 制御ボックス 25 センサケース 28 光学センサ 29 光学センサ T 接着テープ X 軌道 Y 第1チェックポイント Z 第2チェツクポイント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路面に貼りつけた光学式路面テープ
    によって形成された軌道ならびに該軌道にそった走行経
    路上の所定位置に貼りつけた光学式路面テープによって
    形成されたチェックポイントを、無人搬送車に設けられ
    ている複数の光学センサによって検出する走行路面検出
    装置であって、上記軌道に対して直交する横一列方向に
    並んで配置された複数の軌道検出用光学センサと、これ
    らの検出センサの外側の少なくとも片側に並んで配置さ
    れた前方側チェックポイント検出用光学センサと、当該
    前方側チェックポイント検出用光学センサに対して所定
    の距離をおいた後方位置に配置された後方側チェックポ
    イント検出用光学センサとを設けると共に上記前方側チ
    ェックポイント検出用光学センサと、後方側チェックポ
    イント検出用光学センサとが上記光学式路面テープを同
    時に検出したときに、第1チェックポイントを検出した
    と判断し、かつ全チェックポイント検出用光学センサ
    と、軌道検出用光学センサとが上記光学式路面テープを
    同時に検出したときに、第2チェックポイントを検出し
    たと判断する制御手段を設けたことを特徴とする無人搬
    送車における走行路面検出装置。
JP6558892U 1992-09-21 1992-09-21 無人搬送車における走行路面検出装置 Pending JPH0630805U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019056987A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ソーシャルロボティクス株式会社 ロボット用台車及びロボットの走行制御方法

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