JPH06308043A - チップ処理装置 - Google Patents

チップ処理装置

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JPH06308043A
JPH06308043A JP12047293A JP12047293A JPH06308043A JP H06308043 A JPH06308043 A JP H06308043A JP 12047293 A JP12047293 A JP 12047293A JP 12047293 A JP12047293 A JP 12047293A JP H06308043 A JPH06308043 A JP H06308043A
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chip
inspection
chips
tray
electrode
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JP12047293A
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English (en)
Inventor
Hatsuo Mese
初夫 目瀬
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】検査位置へのチップの供給から検査済のチップ
の振分けに至る一連の作業を自動化して、高精度かつ高
能率の検査を実現する。 【構成】チップ2上のバンプの形状を検査するためのチ
ップ処理装置1において、トレー19に収容された多数
枚のチップ2をチップ待機部9に位置させる。つぎにチ
ップ搬送機構50によりチップ待機部9の最上位のトレ
ー19より順次チップが取り出されて検査テーブル4に
搬入され、所定の検査が行われる。良品と判定されたチ
ップ2は良品回収部10へ、不良品と判定されたチップ
2は不良品回収部11へ、それぞれ振り分けられて回収
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば集積回路用の
チップを検査して処理するチップ処理装置に関連し、殊
にこの発明は、チップの表面に形成されたパンプと称さ
れる複数個の電極について、その外観などを画像処理技
術を用いて自動検査した上で、検査済のチップを良品と
不良品とに区分して回収するようにしたチップ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICやLSIは、チップの周辺へ
ワイヤボンディングによりリード線を導出してパッケー
ジ側のリードに電気接続して成るものである。ところが
この種の接続構造では、接続作業に手数を要し、製品が
コスト高となるばかりでなく、回路の高密度化や部品の
小型化に対応できないという問題がある。
【0003】そこで近年、チップの表面にバンプと称さ
れる接続用の電極を多数形成し、これらバンプを介して
チップを基板へ直接的に電気接続する方法が実用化され
た。図16は、このようなチップの構成例を示すもの
で、1枚のチップ2上に多数個のバンプ3がそれぞれ所
定の位置に形成されている。
【0004】このバンプは、その材質が金やはんだなど
の微小球体であり、その直径は通常100〜200μm
程度のものである。このバンプの形状が不良であると、
接続不良が発生するため、バンプの品質検査が不可欠で
あるが、従来、その種の検査は顕微鏡を用いた目視検査
に頼っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、チップ1個につ
き数百個のパンプが形成されるため、従来の目視検査で
はチップ上のバンプを洩れなく検査することは容易でな
く、見落としが生じ、不良品の発生を完全に抑えること
は困難である。またチップは一辺が数mmの大きさの矩
形体であるため、その取扱いが不便であり、特に検査済
のチップについては、作業員が良品と不良品とを振り分
けて回収する必要があるため、その作業が煩雑となり、
振分け時に作業ミスが発生するという問題もある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、画像処理技術を用いてチップの検査を自動化す
ると共に、検査位置へのチップの供給から検査済のチッ
プの振分けに至るまでの一連の作業を自動化することに
より、高精度な検査と能率の良い処理とを実現するチッ
プ処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、表面より複
数個の電極が突出したチップを検査して処理するチップ
処理装置であって、検査対象のチップを支持する検査テ
ーブルを備えたテーブル装置と、前記検査テーブル上の
チップを照明装置による照明下で撮像する撮像装置と、
前記撮像装置で得られた画像より各電極の撮像パターン
を生成して各電極の撮像パターンより各電極の品質を検
査する画像処理判定部と、検査前の複数個のチップを待
機させるチップ待機部と、検査済のチップを良品と不良
品とに区分して回収するチップ回収部と、前記チップ待
機部より前記テーブル装置へ検査前のチップを1個ずつ
搬送しかつ検査済のチップを前記テーブル装置より前記
チップ回収部へ搬送するチップ搬送機構とを備えたもの
である。
【0008】請求項2の発明にかかるチップ処理装置で
は、前記照明装置は、異なる色彩の光を発する複数の円
環状の光源を前記検査テーブル上から見て異なる仰角の
方向にそれぞれ配置して構成されている。
【0009】請求項3の発明にかかるチップ処理装置で
は、前記チップ待機部に、表面に複数個の凹部を有する
トレーを配置し、前記トレーの各凹部に検査前のチップ
が取出し可能に装填してある。
【0010】請求項4の発明にかかるチップ処理装置で
は、前記チップ回収部に、表面に複数個の凹部を有する
良品回収用のトレーと不良品回収用のトレーとを配置
し、良品回収用のトレーの各凹部に検査済の良品チップ
を順次回収し、不良品回収用のトレーの各凹部に検査済
の不良品チップを順次回収するようにしている。
【0011】請求項5の発明は、表面より複数個の電極
が突出したチップを検査して処理するチップ処理装置で
あって、検査対象のチップを支持する検査テーブルおよ
びこの検査テーブルをテーブル面に沿って回動させるテ
ーブル駆動機構を備えたテーブル装置と、前記検査テー
ブル上のチップを照明装置による照明下で撮像する撮像
装置と、前記撮像装置で得られた画像より前記検査テー
ブル上のチップの傾き角度を検出しその検出量だけ前記
テーブル駆動機構を駆動してチップの傾きを補正する制
御装置と、前記制御装置による傾き補正後のチップを前
記撮像装置で撮像して得られた画像より各電極の撮像パ
ターンを生成して各電極の撮像パターンより各電極の品
質を検査する画像処理判定部と、検査前の複数個のチッ
プを待機させるチップ待機部と、検査済のチップを良品
と不良品とに区分して回収するチップ回収部と、前記チ
ップ待機部より前記テーブル装置へ検査前のチップを1
個ずつ搬送しかつ検査済のチップを前記テーブル装置よ
り前記チップ回収部へ搬送するチップ搬送機構とを備え
たものである。
【0012】請求項6の発明にかかるチップ処理装置で
は、前記制御装置は、前記撮像装置で得られた画像より
特定の電極位置を少なくとも2箇所検出して、各電極の
位置データよりチップの傾き角度を検出するようにして
いる。
【0013】
【作用】チップ待機部よりチップが1個ずつテーブル装
置へ搬送されて、撮像装置および画像処理装置により自
動検査が行われる。検査済のチップはチップ回収部へ搬
送されて、良品と不良品とに区分して回収される。これ
により検査位置へのチップの供給とチップの検査と検査
済のチップの回収とが一連に自動化され、高精度な検査
と能率の良い回収処理とが実現される。
【0014】請求項2の発明にかかるチップ処理装置で
は、異なる色彩の光を発する複数の円環状の光源により
照明装置が構成されているので、各色彩の光を同時に照
射でき、検査が高速化される。
【0015】請求項3の発明にかかるチップ処理装置で
は、トレーの各凹部にチップを装填したものをチップ待
機部に配置するので、チップ待機部に検査対象のチップ
が整然とした状態で待機し、検査位置へのチップの供給
が円滑に行われる。
【0016】請求項4の発明にかかるチップ処理装置で
は、良品回収用および不良品回収用のトレーをチップ回
収部に配置して、検査済のチップを良品と不良品とに区
分して回収するので、良品チップと不良品チップとの自
動振り分けが可能である。
【0017】請求項5の発明では、検査テーブル上に供
給されたチップの傾き角度を検出して傾き補正を行った
上でチップの自動検査が実行されるので、適正かつ高精
度の検査が可能である。
【0018】請求項6の発明にかかるチップ処理装置で
は、チップ上の特定の電極の位置データを用いてチップ
の傾き角度が検出されるので、傾き検出のための特別な
マークなどをチップに付する必要がない。
【0019】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるチップ
処理装置1の概略構成を示す。このチップ処理装置1
は、チップ2上の多数個のバンプ3の品質を、チップ2
を撮像して得られた画像より自動的に検査した後、検査
済のチップを回収するもので、検査テーブル4,撮像装
置5,照明装置6,制御処理装置7,表示装置8,チッ
プ待機部9,良品回収部10,不良品回収部11,空き
トレー収納部12などから構成される。
【0020】前記検査テーブル4は図示しないテーブル
駆動機構とともにテーブル装置を構成しており、前記テ
ーブル駆動機構は、制御処理装置7からの制御信号に基
づいて、検査テーブル4を同図の軸cを回転中心として
回動させると共に、X方向およびY方向に移動させる。
【0021】前記照明装置6は、それぞれ赤色光,緑色
光を照射する径の異なる2個の円環状光源13,14か
ら構成される。各光源13,14は、その中心を検査テ
ーブル4上の検査位置の真上に位置させ、かつ検査位置
から見て異なる仰角の方向に位置させてある。なお、照
明装置6を構成する円環状光源は、2個に限らず、異な
る色彩の光を発するものであれば、3個以上であっても
よく、また色彩も赤色,緑色に限定されないことは言う
までもない。
【0022】つぎに撮像装置5には、カラーテレビカメ
ラが用いられ、検査位置の真上位置に下方に向けて固定
してある。チップ2の表面での反射光は撮像装置5によ
り撮像されて赤色,緑色のカラー信号R,Gに変換さ
れ、前記制御装置7へ送られる。
【0023】前記制御処理装置7は、前記カラー信号
R,Gを処理し、チップ2上の各バンプ3の検査領域に
つき、赤,緑の各色相パターンを抽出して特徴パラメー
タを生成し、被検査データファイルを作成する。そして
この被検査データファイルと後述するティーチングによ
り得られる判定データファイルとを比較して、この比較
結果から被検査チップ2上の各バンプ3の形状の良否を
自動的に判定する。
【0024】図2(1)(2)は、バンプの撮像パター
ンの具体例を示す。同図の撮像パターンにおいて、15
R,15Gはバンプ表面での赤色光,緑色光の各反射像
を撮像装置5により撮像することにより得られる赤色、
緑色の各色相パターンであって、バンプ3の形状が良好
であれば、図2(1)に示すように、各色相パターン1
5R,15Gは同心円状となる。
【0025】図2(2)は、バンプに異物が付着したと
きの撮像パターンであり、各色相パターン15R,15
Gは付着した異物の影響で変形している。このように、
バンプの良否によって各色相パターン15R,15Gは
明確に相違するため、検査対象より得られた各色相パタ
ーンを正常な各色相パターンと比較することにより、バ
ンプの形状の良否やバンプの有無を判定できる。
【0026】図1に戻って、前記表示装置8は、2個の
モニタ16,17とプリンタ18とから成る。第1のモ
ニタ16は、撮像部5により撮像された画像や制御処理
装置7により画像処理された後の画像を表示する。第2
のモニタ17は、後述するキーボード33やフロッピー
ディスク装置34から入力されたデータや検査結果など
を表示する。プリンタ18は、所定枚数のチップ2につ
いての検査が終了したとき、その検査結果を一覧出力す
る。
【0027】前記チップ待機部9は、所定個数のチップ
2が装填された複数枚のトレー19を積み重ねた状態で
収納するトレー収納空間を有し、このトレー収納空間の
底部には、予め積み重ねられたトレー19の最上位のト
レー19を所定の高さ位置に定位させるトレー昇降機構
(図示せず)が設けてある。各トレー19は、図3に示
すように、薄い板状体であって、その上面にはチップ2
の外形に合わせた複数個の凹部20が形成されている。
【0028】前記良品回収部10は、検査済チップのう
ち、良品と判断されたチップ(以下「良品チップ」とい
う)を、また不良品回収部11は、不良品と判断された
チップ(以下「不良品チップ」という)を、それぞれ回
収するためのものである。これら良品回収部10および
不良品回収部11においても、複数枚のトレー19を積
み重ねた状態に収納するトレー収納空間が設けてあり、
それぞれのトレー収納空間には、順次積み重ねられたト
レー19の最上位のトレー19を所定の高さ位置に定位
させるトレー昇降機構(図示せず)が設けてある。
【0029】図4は、チップ処理装置の外観を示すもの
で、同図には、その内部構造が破線で示してある。なお
図中、4は検査テーブル、5は撮像装置、6は照明装
置、16,17はモニタ、18はプリンタであって、こ
れらはすでに説明済である。前記チップ待機部9,良品
回収部10,不良品回収部11は、装置前面より引き出
すことが可能な引出し構造に構成されており、これによ
り各トレー収納空間に対するトレー19の装填および取
出しが可能となっている。
【0030】前記チップ待機部9と良品回収部10およ
び不良品回収部11との間には検査テーブル4の近傍を
経由する搬送ガイド22が設けてあり、この搬送ガイド
22に走行体21を往復走行可能に配備してチップ搬送
機構50を構成している。前記走行体21には吸着パッ
ドを備えたチップ把持機構(図示せず)が搭載されてお
り、このチップ把持機構は、チップ待機部9の位置で作
動してトレー19よりチップ2を1個宛取り出し、走行
体21が検査テーブル4の近傍まで移行した後、再び作
動して把持しているチップ2を検査テーブル4上にセッ
トする。またこのチップ把持機構は、検査完了後に再び
作動して検査済のチップ2を検査テーブル4より取り出
し、走行体21が良品回収部10または不良品回収部1
1まで移行した後、再び作動して把持しているチップ2
を回収部10,11のいずれかに振り分けてトレー19
上に移す。なお検査テーブル4と走行体21との間での
チップ受渡し時には、前記テーブル駆動機構が作動して
検査テーブル4を走行体21に接近位置させる。
【0031】前記チップ待機部9の隣接位置には、前記
チップ待機部9で空になった空トレー19を一時ストッ
クするための空トレー収納部12が配設してある。また
前記チップ待機部9と前記良品回収部10および不良品
回収部11との間には、空トレー収納部12を経由する
空トレー搬送機構51(図1に示す)が設けてあり、チ
ップ待機部9の最上位のトレー19が空になると、前記
空トレー搬送機構51が作動して、その空トレー19を
空トレー収納部12へ搬送してストックする。また良品
回収部10または不良品回収部11の最上位のトレー1
9が満杯になると、前記空トレー搬送機構51が作動し
て、空トレー収納部12にストックされた空トレー19
を良品回収部10または不良品回収部11へ搬送する。
【0032】なお空トレー収納部12にも複数枚の空ト
レー19を積み重ねた状態に収納するトレー収納空間が
設けてあり、このトレー収納空間には、積み重ねられた
空トレー19の最上位の空トレー19を所定の高さ位置
に定位させるトレー昇降機構(図示せず)が設けてあ
る。また空トレー収納部12も装置前面より引き出すこ
とが可能な引出し構造に構成されており、これによりト
レー収納空間に対する空トレー19の装填および取出し
が可能となっている。
【0033】なお図4中、23は、機体の内部に収納さ
れているキーボード33(図5に示す)を取り出すため
の扉である。
【0034】図5は、チップ処理装置1の電気的構成を
示す。前記制御処理装置7は、制御部24,A/D変換
部25,メモリ26,ティーチングテーブル27,画像
処理部28,判定部29などで構成されており、前記撮
像装置5,照明装置6,モニタ16,17,プリンタ1
8の他に、テーブル駆動機構35,チップ搬送機構5
0,キーボード33,フロッピーディスク装置34など
が電気接続されている。
【0035】このチップ処理装置1には、各バンプの位
置,大きさ,検査順序などの検査用データがあらかじめ
教示される。この教示作業は一般にティーチングと呼ば
れるもので、ティーチングモードのとき、良好な品質を
有する基準チップを検査用テーブル4上に搬入して撮像
し、この基準チップについてのカラー信号R,Gを処理
することにより、基準チップ上の各バンプの検査領域に
ついて、赤,緑の各色相やパターンを抽出して特徴パラ
メータを生成し、判定データファイルを作成する。
【0036】前記A/D変換部25は、前記撮像装置5
からのカラー信号R,Gをディジタル信号に変換して制
御部24へ出力する。メモリ26はRAMなどを備え、
制御部24の作業エリアとして使用される。画像処理部
28は制御部24を介して供給された画像データを画像
処理して前記被検査データファイルや判定データファイ
ルを作成し、これらを制御部24や判定部29へ供給す
る。
【0037】ティーチングテーブル27はティーチング
時に制御部24から判定データファイルが供給されたと
き、これを記憶し、また検査時に制御部24が転送要求
を出力したとき、この要求に応じて判定データファイル
を読み出してこれを制御部24や判定部29などへ供給
する。
【0038】判定部29は、検査時に制御部24から供
給された判定データファイルと、前記画像処理部28か
ら転送された被検査データファイルとを比較して、検査
対象のチップ2につき各バンプ3の形状の良否などを判
定し、その判定結果を制御部24へ出力する。
【0039】キーボード33は、操作情報や検査対象の
チップ2に関するデータなどを入力するのに必要な各種
キーを備えており、キー入力データは前記制御部24へ
供給される。またフロッピーディスク装置34は、CA
Dデータなどの外部データの入力や検査結果を保存する
ために用いられる。制御部24は、マイクロプロセッサ
などを備えており、後述する手順に従って、ティーチン
グおよび検査における一連の動作を制御する。
【0040】図6は、ティーチングの手順を示す。まず
同図のステップ1において、オペレータはキーボード2
2を操作して教示対象とするチップ名の登録を行い、ま
たチップサイズをキー入力した後、つぎのステップ2
で、基準チップを検査テーブル4上の決められた位置に
セットし、スタートキーを押操作する。
【0041】つぎのステップ3で、制御部24は、撮像
装置6により基準チップ全体の画像を取り込み、この画
像から検査時に後述するチップの位置ずれ補正のために
用いる基準バンプB1 ,B2 の設定を行う。図7および
図8は、この設定方法の詳細な手順を示すもので、まず
制御部24は、撮像された画像から最下端に位置するバ
ンプ(図8(1)中、斜線で示す)を基準バンプB1
して仮設定し、撮像装置6をこのバンプB1 上に位置決
めする(ステップ3−3)。
【0042】つぎに制御部24は、撮像装置6の視野を
バンプ間隔に相当する大きさに絞り込み、左方向に走査
して隣接するバンプを探索する(ステップ3−2〜3−
3)。所定の走査範囲内にバンプが存在したとき、ステ
ップ3−3は「YES」となってステップ3−4へと移
行し、制御部24は新たに見つけたバンプを基準バンプ
1 として再設定する。
【0043】図8(1)は前記ステップ3−2〜3−4
の手順を説明するもので、基準バンプB1 の位置は、最
下端のバンプより順に左側のバンプに変更され、最終的
にチップ2の左下端のバンプが基準バンプB1 として設
定されることになる。
【0044】左下端のバンプが基準バンプB1 として設
定されると、前記ステップ3−3は「NO」となり、つ
ぎに制御部24は、撮像装置6の視野を右方向に走査し
て前記ステップ3−2〜3−4と同様の方法で隣接する
バンプを探索し、見つけたバンプを第2の基準バンプB
2 として設定する(ステップ3−5〜3−7)。最終的
にチップ2の右下端のバンプが探索されて基準バンプB
2 として設定されるとステップ3−6が「NO」となっ
てステップ3−8へ移行し、制御部24は撮像装置6を
図8(2)に示すように、まず基準バンプB1 の上方
に、ついで基準バンプB2 の上方に、順次位置決めし、
各位置で各バンプの画像を取り込んで2値化処理し、各
基準バンプB1 ,B2 の重心座標を算出して教示する
(図8(3)参照)。
【0045】なお、前記基準バンプは必ずしも左下端,
右下端のバンプである必要はなく、例えば左下端と左上
端の各バンプなど、チップ上の任意の2つのバンプを用
いることが可能である。またバンプに限らず、チップの
エッジなどを位置ずれ補正用のマークとして利用しても
よい。
【0046】図6に戻って、つぎに制御部24は、撮像
装置6により再び基準チップ全体の画像を取り込んで2
値化処理し、この2値画像より前記基準バンプB1 ,B
2 を除くすべてのバンプの位置を自動抽出してこれを教
示する(ステップ4)。なお、このバンプの位置の教示
は、キーボードによる手入力またはCADデータなどの
外部データの入力により行ってもよい。
【0047】つぎに制御部24は、ステップ5で撮像装
置6を教示された各バンプの位置の上方へ順次位置決め
して撮像させ、撮像された画像より各色相や明度などの
特徴パラメータを抽出して、これを教示する。
【0048】同様の手順が基準チップ上の全てのバンプ
について繰り返し実行されると、ステップ6の判定が
「YES」となって、つぎに検査視野の位置および検査
順序に関する情報をチップ処理装置に教示するための教
示作業に移行する(ステップ7)。
【0049】図9〜図11はこのステップ7の手順の詳
細を示すもので、まず図9のステップ7−1において、
制御部24は、図11(1)に示すように、基準チップ
上の検査対象領域内のすべてのバンプ3を含む外接矩形
41を設定した後、つぎのステップ7−2でこの外接矩
形41の左下の隅点位置を走査開始点として検査視野4
2を設定する。
【0050】つぎのステップ7−3で、制御部24は、
この検査視野42内にいずれかバンプ3が存在するか否
かをチェックする。図11(1)に示すように、最初に
設定した検査視野42内にバンプ3が存在しているとき
はステップ7−3は「YES」となって、制御部24は
つぎのステップ7−4で、前記検査用テーブル4をX,
Y方向に駆動して検査視野42の位置を調整する(図1
1(2))。
【0051】このようにして検査視野42の位置が決ま
ると、この検査視野42の位置および検査順序が教示さ
れた後、検査視野42内に含まれたバンプ3はすべて教
示済として以後の教示対象から除外する(ステップ7−
5,7−6)。図11(3)はこの教示直後の状態を示
しており、教示対象から除外された前記バンプは、検査
対象領域42内に存在しないものとして図から削除して
ある。
【0052】つぎのステップ7−7では、検査視野42
の右方向の走査が前記外接矩形41の右辺に達していな
いかを判定しており、その判定が「YES」であれば、
つぎのステップ7−8で、検査視野42を右方向へ走査
する。検査視野42の位置が図11(4)で示す位置に
達すると、検査視野42内に新たなバンプ3が入ること
になり、ステップ7─3が「YES」となり、さらにこ
の検査視野42内に多数のバンプが入るように位置を調
整する(図11(5))。
【0053】このようにして検査視野42のつぎの設定
位置が確定すると、この検査視野42の位置および検査
順序が教示された後、図11(6)に示すようにこの検
査視野42内のバンプは教示済として以後の教示対象か
ら除外する(ステップ7−5,7−6)。
【0054】以下、同様の手順が繰り返し実行された結
果、検査視野42の走査が外接矩形41の右辺に達する
と、ステップ7−7が「NO」となり、制御部24はス
テップ7−9で検査対象領域内に未教示の部品が残って
いるか否かを判断する。この判定が「YES」であれ
ば、ステップ7−10へ進み、制御部24は、図11
(7)に示すように、教示済の部品を除くすべての部品
を含む外接矩形41を新たに設定した後、つぎのステッ
プ7−11でこの外接矩形41の右下の隅点を走査の継
続開始点として検査視野42を設定する。
【0055】つぎのステップ7−12〜7−17で、制
御部24は、前記ステップ7−3〜7−8と同様、検査
視野42内にバンプが存在するか否かをチェックしつつ
検査視野を左方向へ走査し、いずれかバンプ3が検査視
野42内に入ると、図11(8)に示すように、検査視
野42の位置を調整した後、その検査視野42内のバン
プを以後の教示対象から除外する。
【0056】以下、同様の手順が繰り返し実行された結
果、検査視野42の走査が外接矩形41の左辺に達する
と、ステップ7−16が「NO」となり、制御部24は
つぎのステップ7−18で検査対象領域内に未教示のバ
ンプ3が残っているかどうかをチェックする。この判定
が「YES」であれば再びステップ1へと戻って、教示
済のバンプ3を除くすべてのバンプ3を含む外接矩形4
1を新たに設定した後、前述と同様の手順を実行する。
【0057】以下同様の手順が繰り返し実行された結
果、ステップ7−9またはステップ7−18の判定が
「NO」になると、検査視野42の位置および検査順序
に関する情報の教示作業を完了する。図12は、上記の
教示手順を実行して得られたすべてのバンプについて割
り付けられた検査視野42の設定位置および検査順序
〜を示している。
【0058】なおこの実施例では、検査視野42をまず
X軸方向の正方向へ、ついでX軸方向の負方向へと走査
を継続しているが、これに限らず、まずY軸方向の正方
向へ、ついでY軸方向の負方向へと走査を継続するよう
にしてもよい。さらに検査視野42をまずX軸方向の正
方向へ、ついでY軸方向の正方向へ、ついでX軸方向の
負方向へ、ついでY軸方向の負方向へと走査を継続する
こともできる。
【0059】図6へ戻って、ステップ8で検査視野42
に関する情報の教示が終了すると、つぎのステップ9で
検査テーブル4より基準チップを搬出し、ティーチング
を終了する。
【0060】図13は、自動検査の手順を示す。まず、
検査員は、ステップ1で所定個数のチップ2を収容した
複数枚のトレー19をチップ待機部9へとセットした
後、つぎのステップ2でキーボード33よりチップ名を
入力してバンプ自動検査の開始操作を行う。
【0061】つぎのステップ3で、制御部24はチップ
待機部9のトレー昇降機構を駆動して、最上位のトレー
19を所定の高さに定位させた後、つづくステップ4で
チップ搬送機構50を駆動し、最上位のトレー19より
チップ2を取り出して搬送し、検査テーブル4上にセッ
トする。
【0062】つぎのステップ5では、チップ4の位置ず
れを検出してその位置ずれ量を補正するためのもので、
図14および図15に、このステップ5の手順の詳細が
示してある。まずステップ5−1〜5−7で、前記図7
のステップ3−1〜3−7と同様の手順を実行してチッ
プ2の左下端,右下端のバンプをそれぞれ前記基準バン
プB1 ,B2 に対応する補正用バンプb1 ,b2 として
設定する。
【0063】ところで、バンプの欠落不良があると、第
2の補正用バンプb2 が設定されないままステップ5−
6の判定が「NO」となる場合がある。そこでステップ
5−8で、補正用バンプb1 ,b2 が設定されたか否か
を制御部24がチェックし、この判定が「NO」のとき
ステップ5─14へ移行してこのチップの位置ずれ補正
は不能であると判定する。
【0064】ステップ5−8が「YES」のときは、つ
ぎのステップ5−9で、補正用バンプb1,2 の各画像
を撮像してそれぞれの重心座標を算出する。図15
(1)は、各補正用バンプb1 ,b2 を結ぶ線45が前
記基準バンプB1 ,B2 を結ぶ線46に対し、角度θだ
け傾いていることを示しており、つぎのステップ5−1
0では、ステップ5−9で算出された各重心座標より、
各補正用バンプb1 ,b2の基準バンプB1 に対する相
対位置(XL ,YL ),(XR ,YR )を算出した後、
次式により前記した傾き角度θを算出する。
【0065】
【数1】
【0066】つぎに制御部24は、テーブル駆動機構3
5を駆動して傾き角度θだけ検査テーブル4を回転させ
る(ステップ5−11)。これにより図15(2)に示
すように、傾きが補正されて補正用バンプb1 ,b2
結ぶ線45と基準バンプB1,B2 を結ぶ線46とは平
行になる。
【0067】つぎにX,Y方向の位置ずれを補正するた
めに、制御部24はつぎのステップ5−12で、再び補
正用バンプb1 の画像を取り込んでその重心座標を算出
した後、この重心座標と教示された基準バンプB1 の重
心座標との差からX,Y方向の位置ずれ量を算出する。
つぎに制御部24は、ステップ5−13で、テーブル駆
動機構35を駆動して算出された位置ずれ量だけ検査テ
ーブル4をX方向,Y方向に移動させ、位置ずれ補正を
行う。
【0068】図13に戻って、ステップ5の補正手順が
終了すると、つぎのステップ6で位置ずれ補正の不能判
定(図14のステップ5−14)があったか否かがチェ
ックされ、この判定が「NO」のときステップ7へと移
行して、各バンプ3の検査が行われる。すなわち制御部
24は、教示された検査順序に基づいて、順次撮像装置
6の検査視野42を設定し、各検査視野42内の各バン
プについてその特徴パラメータを抽出して被検査データ
ファイルを作成する。ついで制御部24は、前記被検査
データファイルを判定部29に転送させ、この被検査デ
ータファイルと前記判定データファイルとを比較させ
て、バンプの形状の良否などの品質を判定させる。
【0069】このような検査がチップ2上のすべてのバ
ンプにつき繰り返し実行され、その結果、いずれのバン
プも良好であると判定されると、ステップ8が「YE
S」となってステップ9へ移行し、このチップ2は良品
回収部10へ搬送される。一方、いずれかのバンプに不
良が認められたときは、ステップ8が「NO」となり、
このチップ2は不良品回収部11へ搬送される(ステッ
プ10)。
【0070】なお、前記位置ずれ補正の手順において補
正不能の判定がなされてステップ6が「YES」となっ
た場合は、バンプの検査は行われず、そのチップ2はた
だちに不良品回収部11へ搬送される。
【0071】トレー19上のすべてのチップ2について
の検査が終了すると、ステップ11が「YES」となっ
てステップ12へ移行し、制御部24は空トレー19を
前記空トレー収納部12へ搬送する。
【0072】チップ待機部9に収納されたすべてのトレ
ー19が搬出されると、ステップ13が「YES」とな
り、制御部24は全てのチップ2についての検査結果を
モニタ17あるいはプリンタ18により一覧出力する
(ステップ14)。検査員はつぎのステップ15で良品
回収部10および不良品回収部11より各トレー19を
取り出して、良品チップ,不良品チップをそれぞれ回収
し、検査を終了する。
【0073】なお、この実施例では、検査時のチップ名
の入力をキーボード33の操作によって行っているが、
検査開始時に撮像部6にバーコードなどのマークを読み
取らせて行ってもよい。また前記の検査結果はプリンタ
やモニタへの出力に限らず、フロッピーディスクに記録
したり、伝送ラインにより伝送することにより、生産ラ
インを統括するホストコンピュータやチップの製造工程
にフィードバックすることもできる。またこの検査結果
のデータを用いて統計処理を施し、生産ラインの品質管
理の資料として用いるなど、種々の応用が可能である。
【0074】
【発明の効果】この発明は上記の如く、表面より複数個
の電極が突出したチップをチップ待機部よりテーブル装
置へ1個ずつ搬送して、撮像装置および画像処理判定部
により自動検査を行い、検査済のチップをチップ回収部
へ搬送して良品と不良品とに区分して回収するから、検
査位置へのチップの供給とチップの検査と検査済のチッ
プの回収とを一連に自動化でき、高精度な検査と能率の
良い回収処理とを実現できる。
【0075】請求項2の発明では、異なる色彩の光を発
する複数の円環状の光源により照明装置を構成したか
ら、各色彩の光を同時に照射でき、検査を高速化でき
る。
【0076】請求項3の発明では、トレーの各凹部にチ
ップを装填したものをチップ待機部に配置するから、チ
ップ待機部に検査対象のチップを整然とした状態で待機
させることができ、検査位置へのチップの供給を円滑に
行い得る。
【0077】請求項4の発明では、良品回収用および不
良品回収用の各トレーをチップ回収部に配置し、検査済
のチップを良品と不良品とに区分して回収するから、良
品チップと不良品チップとの自動振り分けが可能とな
る。
【0078】請求項5の発明では、検査テーブル上に供
給されたチップの傾き角度を検出して傾き補正を行った
上でチップの自動検査を実行するから、適正かつ高精度
な検査が可能である。
【0079】請求項6の発明では、チップ上の特定の電
極の位置データを用いてチップの傾き角度を検出するか
ら、傾き検出のための特別なマークなどをチップに付す
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のチップ処理装置の概略構成を示す説
明図である。
【図2】バンプの撮像パターンの具体例を示す説明図で
ある。
【図3】トレーの構成を示す斜視図である。
【図4】チップ処理装置の外観および内部機構を示す説
明図である。
【図5】チップ処理装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図6】制御部によるティーチングの手順を示すフロー
チャートである。
【図7】図6のステップ3の詳細を示すフローチャート
である。
【図8】基準バンプを設定するための手順を示す説明図
である。
【図9】図6のステップ7の詳細を示すフローチャート
である。
【図10】図6のステップ7の詳細を示すフローチャー
トである。
【図11】検査視野の教示手順を段階的に示す説明図で
ある。
【図12】検査視野の決定結果を示す説明図である。
【図13】バンプ検査の手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】図13のステップ5の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図15】傾き補正方法を示す説明図である。
【図16】チップの構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 チップ処理装置 2 チップ 3 バンプ 4 検査テーブル 5 撮像装置 6 照明装置 7 制御処理装置 9 チップ待機部 10 良品回収部 11 不良品回収部 13,14 光源 19 トレー 20 凹部 21 走行体 22 搬送ガイド 24 制御部 28 画像処理部 29 判定部 B1 ,B2 基準バンプ b1 ,b2 補正用バンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面より複数個の電極が突出したチップ
    を検査して処理するチップ処理装置であって、 検査対象のチップを支持する検査テーブルを備えたテー
    ブル装置と、 前記検査テーブル上のチップを照明装置による照明下で
    撮像する撮像装置と、 前記撮像装置で得られた画像より各電極の撮像パターン
    を生成して各電極の撮像パターンより各電極の品質を検
    査する画像処理判定部と、 検査前の複数個のチップを待機させるチップ待機部と、 検査済のチップを良品と不良品とに区分して回収するチ
    ップ回収部と、 前記チップ待機部より前記テーブル装置へ検査前のチッ
    プを1個ずつ搬送しかつ検査済のチップを前記テーブル
    装置より前記チップ回収部へ搬送するチップ搬送機構と
    を備えて成るチップ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記照明装置は、異なる色彩の光を発す
    る複数の円環状の光源を前記検査テーブル上から見て異
    なる仰角の方向にそれぞれ配置して構成されている請求
    項1に記載されたチップ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記チップ待機部には、表面に複数個の
    凹部を有するトレーが配置され、前記トレーの各凹部に
    検査前のチップが取出し可能に装填されている請求項1
    に記載されたチップ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記チップ回収部には、表面に複数個の
    凹部を有する良品回収用のトレーと不良品回収用のトレ
    ーとが配置され、良品回収用のトレーの各凹部に検査済
    の良品チップを順次回収し、不良品回収用のトレーの各
    凹部に検査済の不良品チップを順次回収するようにした
    請求項1に記載されたチップ処理装置。
  5. 【請求項5】 表面より複数個の電極が突出したチップ
    を検査して処理するチップ処理装置であって、 検査対象のチップを支持する検査テーブルおよびこの検
    査テーブルをテーブル面に沿って回動させるテーブル駆
    動機構を備えたテーブル装置と、 前記検査テーブル上のチップを照明装置による照明下で
    撮像する撮像装置と、 前記撮像装置で得られた画像より前記検査テーブル上の
    チップの傾き角度を検出しその検出量だけ前記テーブル
    駆動機構を駆動してチップの傾きを補正する制御装置
    と、 前記制御装置による傾き補正後のチップを前記撮像装置
    で撮像して得られた画像より各電極の撮像パターンを生
    成して各電極の撮像パターンより各電極の品質を検査す
    る画像処理判定部と、 検査前の複数個のチップを待機させるチップ待機部と、 検査済のチップを良品と不良品とに区分して回収するチ
    ップ回収部と、 前記チップ待機部より前記テーブル装置へ検査前のチッ
    プを1個ずつ搬送しかつ検査済のチップを前記テーブル
    装置より前記チップ回収部へ搬送するチップ搬送機構と
    を備えて成るチップ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記撮像装置で得られ
    た画像より特定の電極位置を少なくとも2箇所検出し
    て、各電極の位置データよりチップの傾き角度を検出す
    るようにした請求項5に記載されたチップ処理装置。
JP12047293A 1993-04-23 1993-04-23 チップ処理装置 Pending JPH06308043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117848A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Samsung Led Co Ltd Led検査装置及びその方法
US8331649B2 (en) 2008-06-04 2012-12-11 Samsung Electronics Co., Ltd. LED testing apparatus and testing method thereof
CN108212570A (zh) * 2016-12-21 2018-06-29 儒玛实业(上海)有限公司 一种电池钢壳喷涂系统及喷涂方法

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JP2011117848A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Samsung Led Co Ltd Led検査装置及びその方法
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