JPH06307854A - 自動追尾式測量機 - Google Patents

自動追尾式測量機

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JPH06307854A
JPH06307854A JP9406493A JP9406493A JPH06307854A JP H06307854 A JPH06307854 A JP H06307854A JP 9406493 A JP9406493 A JP 9406493A JP 9406493 A JP9406493 A JP 9406493A JP H06307854 A JPH06307854 A JP H06307854A
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Hiroshi Inaba
浩 稲葉
Kazuaki Kimura
和昭 木村
Yuuji Fukuroda
祐司 袋田
Masahiro Saito
政宏 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追尾の対象物と測量機本体との距離が相対的
に大きくなった場合に追尾精度が低下するのを防止でき
る自動追尾式測量機を提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係わる自動追尾式測量機は、対象物
2に走査光を照射し、対象物2により反射された走査光
を受光して対象物2の位置を検出し、その検出結果に基
づき演算を行うことにより追尾データを求めて対象物に
測量機本体8を自動追尾させ、対象物2までの距離を演
算するCPUと、対象物2までの距離に応じて対象物2
までの距離が近い場合に較べて遠い場合には距離が近い
場合の探索面積THに探索面積THが近づくようにかつ
対象物2までの距離が遠い場合に較べて近い場合には距
離が遠い場合の探索面積THに探索面積THが近づくよ
うに対象物2の反射面積HMと探索面積THとの割合を
演算して走査光の走査範囲を制御するCPUとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物に走査光を照射
し、この対象物により反射された走査光を受光してその
対象物の位置を検出し、その検出結果に基づき演算を行
うことにより追尾データを求めてその対象物に測量機本
体を自動追尾させる自動追尾式測量機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリズム等の対象物に走査光
を照射し、この対象物により反射された走査光を受光し
てその対象物の位置を検出し、その検出結果に基づき演
算を行うことにより追尾データを求めてその対象物に測
量機本体を自動追尾させる自動追尾式測量機が知られて
いる。この自動追尾式測量機は、基盤部と、この基盤部
に取り付けられて水平方向に回動される托架部と、この
托架部に取り付けられて水平軸を中心に回動される測量
機本体としての鏡筒部とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
追尾式測量機では、図1に示すように、走査光の走査範
囲α、βが一定であるので、その自動追尾式測量機の測
量機本体100と追尾の対象物200との距離が小さい
場合には、その探索面積S1が測量機本体100と対象
物200との間の距離が遠い場合の探索面積S2に較べ
て狭く、これに対して、対象物200の走査光の反射面
積S´は測量機本体100と対象物200との間の距離
のいかんに拘らず同じである。従って、測量機本体10
0と対象物200との距離が小さい場合には、対象物2
00の反射面積S´が探索面積S1に対して占有する割
合及び対象物200からの反射光量が対象物200以外
の物体300からの反射光の光量よりも大きいが、測量
機本体100と対象物200との間の距離が大きい場合
には、対象物200の反射面積が探索面積S2に対して
占有する割合が小さくなると共にその対象物200から
の反射光量も弱くなる。これに加えて、対象物200以
外の物体300から対象物200とほぼ同等以上の光量
を有する反射光が測量機本体100に入射する機会も多
くなる。このため、測量機本体100と対象物200と
の距離が小さい場合には、対象物200以外の物体30
0を追尾する可能性はあまりないが、測量機本体100
と対象物200との距離が大きい場合には、対象物20
0の反射面積S´が探索面積S2に対して占有する割合
が相対的に小さくなりかつその反射光量が弱くなるの
に、対象物200以外の物体300から対象物200か
らの反射光量とほぼ同等又はそれ以上の光量を有する反
射光が受光される機会が多くなるので、対象物200以
外の物体300が追尾される可能性が高くなり、追尾精
度が低下するおそれがある。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的は、追尾の対象物と測量機本体との距離
が相対的に大きくなった場合に追尾精度が低下するのを
防止できる自動追尾式測量機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる自動追尾
式測量機は、上記の課題を解決するため、対象物に走査
光を照射し、該対象物により反射された走査光を受光し
て前記対象物の位置を検出し、その検出結果に基づき演
算を行うことにより追尾データを求めて前記対象物に測
量機本体を自動追尾させる自動追尾式測量機において、
前記対象物までの距離を演算する演算手段と、前記対象
物までの距離に応じて該対象物までの距離が近い場合に
較べて遠い場合には該距離が近い場合の探索面積に探索
面積が近づくようにかつ前記対象物までの距離が遠い場
合に較べて近い場合には該距離が遠い場合の探索面積に
探索面積が近づくように前記対象物の反射面積と前記探
索面積との割合を演算して前記走査光の走査範囲を制御
する制御手段とを有する。
【0006】
【作用】本発明に係わる自動追尾式測量機によれば、演
算手段が対象物までの距離を演算する。制御手段は対象
物までの距離に応じて対象物までの距離が近い場合に較
べて遠い場合には距離が近い場合の探索面積に探索面積
が近づくようにかつ対象物までの距離が遠い場合に較べ
て近い場合には距離が遠い場合の探索面積に探索面積が
近づくように対象物の反射面積と探索面積との割合を演
算して走査光の走査範囲を制御する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係わる自動追尾式測量機の
実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0008】図2において、1は測量台、2は測点に設
置の対象物としてのコーナーキューブである。この測量
台1には自動追尾式測量機3が設置されている。この自
動追尾式測量機3は、基盤4、架台部5、托架部6を図
3に拡大して示すように有する。架台部5は図4に示す
ように基盤4に対して矢印Aで示す水平面方向に回転さ
れる。架台部5は托架部6を有する。托架部6には垂直
方向回動軸7が設けられ、垂直方向回動軸7には測量機
本体としての鏡筒部8が設けられている。鏡筒部8は架
台部5の回転により水平方向に回動されると共に垂直方
向回転軸7の回転により図2に矢印Bで示す垂直方向に
回転される。鏡筒部8には測距光学系9と走査光学系1
0とが設けられている。測距光学系9は図5に概略示す
ように投光部11と受光部12とを有する。投光部11
は光源13を有する。受光部12は受光素子14を有す
る。光源13は赤外レーザー光束を出射する。その赤外
レーザー光束はビームスプリッタ15のダイクロイック
ミラー16により対物レンズ17に向けて反射され、カ
バーガラス18を介して鏡筒部8から平行光束として出
射される。赤外レーザー光束はコーナーキューブ2によ
り反射され、カバーガラス18を介して対物レンズ17
に戻り、ビームスプリッタ15のダイクロイックミラー
19により反射され、受光素子14に収束される。その
受光素子14の受光出力は、図6に示す制御回路CPU
の演算部に入力される。制御回路CPUはその受光素子
14の受光出力に基づきコーナーキューブ2までの距離
を演算する。この測距光学系9は結像レンズ20、レチ
クル板21を有しており、可視光は、対物レンズ17、
ダイクロイックミラー16、19を通過して結像レンズ
20に至り、レチクル板21に収束され、測定者は接眼
レンズ22を介してコーナーキューブ2を含めて測点箇
所を視認できる。走査光学系10は図7に示すようにレ
ーザーダイオード23、コリメーターレンズ24、水平
方向偏向素子25、垂直方向偏向素子26、反射プリズ
ム27、28、29、対物レンズ30、カバーガラス1
8、反射プリズム32、ノイズ光除去用フィルタ33、
受光素子34を有する。レーザーダイオード23、コリ
メーターレンズ24、水平方向偏向素子25、垂直方向
偏向素子26、反射プリズム27、28、29は投光部
を大略構成している。対物レンズ30、反射プリズム3
2、ノイズ光除去用フィルター33、受光素子34は受
光部を大略構成する。水平方向偏向素子25、垂直方向
偏向素子26は例えば音響光学素子からなる。
【0009】レーザーダイオード23は測距光学系9の
測距光の波長とは異なる波長の赤外レーザー光を出射す
る。その赤外レーザー光はコリメーターレンズ24によ
って平行光束とされ、水平方向偏向素子25に導かれ
る。この水平方向偏向素子25は図8に示すように赤外
レーザー光を水平方向Hに偏向させる機能を有し、垂直
方向偏向素子26は赤外レーザー光を垂直方向Vに偏向
させる機能を有する。赤外レーザー光はその水平方向偏
向素子25、垂直方向偏向素子26により水平方向、垂
直方向に偏向されて反射プリズム27に導かれ、この反
射プリズム27により反射され、反射プリズム28、2
9を経由して対物レンズ30に導かれる。対物レンズ3
0には貫通孔35が対物レンズ30の光軸と同軸に形成
されている。その反射プリズム29により反射された赤
外レーザービームはその貫通孔35を通って測量機本体
8の外部に出射され、この赤外レーザービームによって
コーナーキューブ2の探索走査が行われる。探索範囲内
にコーナーキューブ2があると、赤外レーザービームが
コーナーキューブ2により反射されて対物レンズ30に
戻る。その赤外レーザービームはその対物レンズ30に
より収束され、反射プリズム32により反射され、ノイ
ズ光除去用フィルター33を通過して受光素子34に結
像され、ノイズ光除去用フィルター33は赤外レーザー
ビームの波長と同一波長の光を透過させる機能を有す
る。
【0010】制御回路CPUは、探索面積とコーナーキ
ューブ2の反射面積との比率を演算する機能を有する。
ここで、反射面積というときは、コーナキューブ2から
赤外レーザービームの反射光が戻る領域面積をいう。
【0011】今、図9に示すように、水平方向に角度α
´で走査光としての赤外レーザービームを振らせ、垂直
方向に角度β´で走査光としての赤外レーザービームを
振らせることにした場合にコーナーキューブ2と測量機
本体8との距離が小さい場合(距離L1)の探索面積を
TH、コーナーキューブ2´と測量機本体8との距離が
大きい場合(距離L2)の探索面積をTH´とする。ま
た、コーナーキューブ2、2´の反射面積をHMとす
る。
【0012】制御回路CPUは、反射面積HM/(探索
面積TH又はTH´)を演算し、赤外レーザービームの
走査範囲を制御して、測量機本体8とコーナーキューブ
2との距離が小さい(距離L1)に較べて測量機本体8
とコーナーキューブ2との距離が大きい(距離L2)と
きには、コーナーキューブ2以外の物体300からの反
射光が測量機本体8に入射しないように探索面積TH´
を狭めてTHSとし、対象物2と測量機本体8との距離
が小さい場合には探索面積THを広くする。これによ
り、測量機本体8とコーナーキューブ2との距離が大き
い(距離L2)ときに、対象物2以外の物体300が追
尾対象として捕捉されることが回避され、追尾精度が劣
化するのを防止できる。
【0013】また、CPUは距離に比例して定められた
最小探索面積THLがメモリされており、CPUは演算
により求められた探索面積TH、TH´が予め距離に応
じて定められた最小探索面積THLよりも小さくなると
きは、最小探索面積THLを優先的に採用し、コーナキ
ューブ2が見失われるのを防止する。
【0014】
【発明の効果】本発明に係わる自動追尾式測量機は、以
上説明したように構成したので、追尾の対象物と測量機
本体との距離が相対的に大きくなった場合に追尾精度が
低下するのを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】測量機本体と対象物との距離が大きくなった場
合の追尾精度の劣化を説明するための図である。
【図2】本発明に係わる自動追尾式測量機の概略構成を
示す側面図である。
【図3】本発明に係わる自動追尾式測量機の概略構成を
示す斜視図である。
【図4】本発明に係わる自動追尾式測量機の概略構成を
示す平面図である。
【図5】本発明に係わる測距光学系の概略構成を示す光
学図である。
【図6】本発明に係わる測距光学系と走査光学系とCP
Uとの関係を示すブロック図である。
【図7】本発明に係わる走査光学系の概略構成を示す光
学図である。
【図8】レーザービームの偏向状態を示す図である。
【図9】本発明に係わる自動追尾式測量機の作用を説明
するための図である。
【符号の説明】
2…コーナキューブ(対象物) 8…鏡筒部(測量機本体) CPU…演算手段、制御手段 TH…探索面積 HM…反射面積
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 政宏 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に走査光を照射し、該対象物によ
    り反射された走査光を受光して前記対象物の位置を検出
    し、その検出結果に基づき演算を行うことにより追尾デ
    ータを求めて前記対象物に測量機本体を自動追尾させる
    自動追尾式測量機において、 前記対象物までの距離を演算する演算手段と、前記対象
    物までの距離に応じて該対象物までの距離が近い場合に
    較べて遠い場合には該距離が近い場合の探索面積に探索
    面積が近づくようにかつ前記対象物までの距離が遠い場
    合に較べて近い場合には該距離が遠い場合の探索面積に
    探索面積が近づくように前記対象物の反射面積と前記探
    索面積との割合を演算して前記走査光の走査範囲を制御
    する制御手段と、を有することを特徴とする自動追尾式
    測量機。
JP09406493A 1993-04-21 1993-04-21 自動追尾式測量機 Expired - Fee Related JP3387961B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520986A (ja) * 2004-11-19 2008-06-19 ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト 方位指示器の方位測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520986A (ja) * 2004-11-19 2008-06-19 ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト 方位指示器の方位測定方法

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