JPH0630755A - 灰皿装置 - Google Patents

灰皿装置

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JPH0630755A
JPH0630755A JP18676192A JP18676192A JPH0630755A JP H0630755 A JPH0630755 A JP H0630755A JP 18676192 A JP18676192 A JP 18676192A JP 18676192 A JP18676192 A JP 18676192A JP H0630755 A JPH0630755 A JP H0630755A
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JP
Japan
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ashtray
cigarette
opening
wall surface
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP18676192A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mihara
聡 三原
Toshio Hirai
利男 平井
Asako Ohira
朝子 大平
Junko Noda
順子 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸殻を速やかに、効果的に処理する。禁煙ゾ
ーンにおける喫煙を防止する。 【構成】 壁面10にタバコ受入用の開口14を設け、
その下方の空室部内にタバコ収容用容器20を設ける。
この容器20の出し入れ口とそのカバー16を壁面に設
ける。壁面に灰皿を設け、炎センサでタバコの火を検知
して警報を出す。 【効果】 吸殻を壁面の見えない部分に納めることがで
き、見栄えが良く、衛生的である。喫煙者に警報を発し
て禁煙を徹底させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は灰皿装置に係り、特に、
トイレルームなどに好適な灰皿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス、デパート、車両、その他、各
種公共施設のトイレルームでは、使用者が使用中に喫煙
して吸殻を便器内に捨て、これが便器の配管を詰まらせ
る主要因となっている。
【0003】この吸殻の便器内への投げ捨て防止対策と
して、各種公共施設のトイレルームの便器近傍の壁面に
は、灰皿が取り付けられている場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に灰
皿を壁面に取り付けただけでは、その灰皿に十分に消火
されていない吸殻が山積みとなって、トイレルーム内に
煙が充満して他の使用者に不快感を与えたり、また、灰
皿からこぼれ落ちた吸殻が周辺の床面を汚してトイレル
ームの美観を損ねるなど、様々な問題があった。
【0005】一方、火災予防上、禁煙となっているトイ
レルーム内での喫煙防止には有効な対策がなかった。
【0006】本考案は上記従来の問題点を解決し、吸殻
を速やかに効果的に始末することができる灰皿装置、或
いは、禁煙ゾーンにおける喫煙防止に有効な灰皿装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の灰皿装置は、
壁面に設けられたタバコ受入用の開口と、該壁面内に配
置されており、該開口から下方に続いている空室部と、
該空室部内に設置されたタバコ収容用容器と、該壁面に
設けられた該容器の出し入れ口と、該出し入れ口を覆う
カバーとを備えてなることを特徴とする。
【0008】請求項2の灰皿装置は、請求項1におい
て、前記空室部内を吸引する排煙装置が設けられている
ことを特徴とする。
【0009】請求項3の灰皿装置は、壁面に設けられた
灰皿と、該壁面近傍のタバコの火を検知するセンサと、
該センサがタバコの火を検知したときに警報信号を出力
する警報装置とを備えてなることを特徴とする。
【0010】請求項4の灰皿装置は、請求項3におい
て、さらに、前記灰皿を覆う開閉可能なカバーと、前記
センサがタバコの火を検知したときに該カバーを開放さ
せるカバー駆動装置とを備えてなることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の灰皿装置では、壁面に設けられた開
口から投入したタバコの吸殻を、その開口の下方に続
く、壁面内の空室部に設置されたタバコ収容用容器内に
投下させて収納しておくことができる。このため、吸殻
が見えず見栄えが良く、吸殻がこぼれ落ちて床面を汚し
たりすることもなく衛生的である。タバコ収容用容器に
たまった吸殻は、出し入れ口より容易に取り出して廃棄
することができる。
【0012】請求項2の灰皿装置では、排煙装置により
吸殻から出る煙を吸引して排気することができるので、
タバコの煙の害を防止して、空気を清浄に保つことがで
きる。
【0013】請求項3の灰皿装置では、タバコの火をセ
ンサで検知したときには、警報装置から警報信号を出力
して喫煙者の注意を促すことができる。
【0014】請求項4の灰皿装置では、上記警報信号と
共に、灰皿を覆うカバーを開いて灰皿を出し、この灰皿
に吸殻を捨てさせることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例につい
て詳細に説明する。
【0016】第1図は請求項1の灰皿装置の一実施例を
示す断面図、第2図は同斜視図であり、第1図は第2図
の−線に沿う断面図を示す。第3図は請求項3の灰
皿装置の一実施例を示す斜視図、第4図は第3図の要部
拡大図、第5図は第4図の−線に沿う断面の拡大
図、第6図はその制御ブロック図である。
【0017】第1、2図に示す灰皿装置においては、壁
面(例えば、トイレルームのカウンターの前面)10に
設けた開口に、灰皿装置のケース12が嵌め込まれてい
る。このケース12の前面上部にはタバコ(吸殻)投入
用の開口14が設けられ、前面下部には開閉カバー16
が設けられている。16aはカバー16の取手である。
ケース12の開口14の下端縁にはタバコ載台18が設
けられており、底部にはタバコ収容用容器20が挿入さ
れている。この容器20内には水が張られている。
【0018】ケース12の背面には、上方から、順次、
ガイド板22、排気装置24、及び、消火ノズル26が
設けられている。
【0019】ガイド板22は、開口14から投入された
タバコが排気装置24等を閉塞させることなく、円滑に
容器20内に落下するようにガイドするためのものであ
る。排気装置24は、ダクト(図示せず)に連絡する排
気管24aとその途中に設けられたファン24b等とで
構成され、ケース12内の排煙を効率的に排気する。消
火ノズル26は、図示しない給水配管に接続し、電磁弁
26aで開閉(吐水制御)される。
【0020】ケース12の上方にはコントロールボック
ス28が設けられており、このコントロールボックス2
8の前面に設けられた排煙スイッチ28Aを押すことに
より、排気装置24のファン24bが作動して排気がな
され、また、消火スイッチ28Bを押すことにより電磁
弁26aが開いて消火ノズル26から水が噴出し、容器
20内の吸殻の火が消火されるように構成されている。
【0021】使用者は、喫煙後、タバコの火をタバコ載
台18で揉み消して、ケース12の開口14より投入す
ると共に、排煙スイッチ28A及び消火スイッチ28B
を押す。開口14より投入されたタバコ(吸殻)はガイ
ド板22にガイドされてケース12内を落下し、容器2
0内に納まる。この際、消火ノズル26からの水で完全
に消火されると共に、煙は排気装置24により排気さ
れ、発煙により空気が汚れたり、また、残り火により火
災が発生する恐れもない。しかも、吸殻はケース12内
の見えないところに納められるため、見栄えが良い。
【0022】容器20内に吸殻がたまった際には、カバ
ー16を開けて容器20を取り出し、容器20内の吸殻
を廃棄すれば良い。
【0023】このような灰皿装置は、トイレルームのカ
ウンターの前面の他、各種建築物の壁面や家具の前板又
は側板等に設けることもできる。例えば、喫茶店の壁面
や仕切りパネル、或いは、会議室のテーブル等に設ける
こともできる。また、自動車の運転席の適当箇所に設け
ても良い。
【0024】なお、第1、2図に示す灰皿装置におい
て、ケース12の底面に排水管を接続し、また、容器2
0の底面又は側面に排水口を設け、消火水を容器20の
底面又は側面から排水するように構成することもでき
る。この場合には、消火スイッチ28Bを押しすぎて、
消火水が容器20内から溢れ出るのを防止することがで
きる。
【0025】また、排煙スイッチや消火スイッチは、喫
煙の有無、或いは、吸殻投入の有無を検知して、自動的
に作動するものであっても良い。更に、タバコ載台につ
いても、喫煙の有無を検知して自動的に開閉する扉構造
のものとすることもできる。
【0026】第3〜6図に示す灰皿装置は、トイレルー
ムのカウンター30の前面壁30Aに、小便器32に近
接して設けられたもので、34、36は、前面壁30A
に設けられた炎センサ及びスピーカであり、その下方に
はケース38が設けられている。40は灰皿であり、本
実施例においては、この灰皿40がモータ42の作動に
より開閉され、開閉可能なカバーとしても機能してい
る。
【0027】ケース38の下部には容器44が挿入され
ており、この容器42はケース38前面下部の開閉扉4
6より出し入れ可能とされている。46aは扉46の取
手である。
【0028】本実施例の灰皿装置では、炎センサ34
が、この灰皿装置を設けたカウンターの前面壁30A近
傍にタバコの火48を検知すると、その検知信号を制御
装置50に送る。制御装置50では、この検知信号を受
けて、スピーカ36に警報信号を出力し、警報を発信さ
せる。例えば、「室内は火災予防上禁煙となっておりま
すので、おタバコは直ちにお手元の灰皿にお入れ下さ
い。」というテープを流す。同時に制御装置50よりモ
ータ42の作動信号を出力し、モータ42より灰皿40
を開く。
【0029】従って、トイレルーム内の喫煙者は、警報
により喫煙を止め、同時に開いた灰皿40でタバコを揉
み消して、ケース38内に投入する。投入されたタバコ
はケース38内を落下して容器44内に納められる。容
器44内にたまった吸殻は、扉46より取り出して容易
に廃棄することができる。
【0030】このような灰皿装置は、トイレルームの
他、エレベーターホール、各種施設の見学路等、禁煙ゾ
ーンの入口壁面等に設けることにより、禁煙をより徹底
させることができる。
【0031】なお、この灰皿装置においても、第1、2
図に示すような排煙装置や消火ノズルを設けても良く、
これにより、煙の発生を防止し、また消火をより確実に
行なうことができる。
【0032】また、図示の例では灰皿自体を開閉可能と
したが、灰皿は固定し、これを覆うカバーを開閉させる
ようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の灰皿装置
によれば、吸殻を壁面の見えない部分に納めることがで
き、見栄えが良く、衛生的である。
【0034】請求項2の灰皿装置によれば、吸殻の発煙
を防止して、空気を清浄に保つことができる。
【0035】請求項3の灰皿装置によれば、喫煙者に警
報を発して禁煙を徹底させることができる。
【0036】請求項4の灰皿装置によれば、警報と同時
にカバーを開いて灰皿を出し、タバコを回収することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の灰皿装置の一実施例を示す断面図で
あり、第2図の−線に沿う断面図である。
【図2】請求項1の灰皿装置の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】請求項3の灰皿装置の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】第3図の要部拡大図である。
【図5】第4図の−線に沿う断面の拡大図である。
【図6】第3図〜第5図に示す灰皿装置の制御ブロック
図である。
【符号の説明】
12 ケース 14 開口 16 カバー 18 タバコ載台 20 容器 22 ガイド板 24 排気装置 26 消火ノズル 28 コントロールボックス 28A 排煙スイッチ 28B 消火スイッチ 30 カウンター 32 小便器 34 炎センサ 36 スピーカ 38 ケース 40 灰皿 42 モータ 44 容器 46 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 順子 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に設けられたタバコ受入用の開口
    と、該壁面内に配置されており、該開口から下方に続い
    ている空室部と、該空室部内に設置されたタバコ収容用
    容器と、該壁面に設けられた該容器の出し入れ口と、該
    出し入れ口を覆うカバーとを備えてなる灰皿装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記空室部内を吸引
    する排煙装置が設けられている灰皿装置。
  3. 【請求項3】 壁面に設けられた灰皿と、該壁面近傍の
    タバコの火を検知するセンサと、該センサがタバコの火
    を検知したときに警報信号を出力する警報装置とを備え
    てなる灰皿装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、さらに、前記灰皿を
    覆う開閉可能なカバーと、前記センサがタバコの火を検
    知したときに該カバーを開放させるカバー駆動装置とを
    備えてなる灰皿装置。
JP18676192A 1992-07-14 1992-07-14 灰皿装置 Pending JPH0630755A (ja)

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JP18676192A JPH0630755A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 灰皿装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151653A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Samii Kk 灰皿清掃装置
JP2007304932A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Hyuunetto Japan:Kk 水洗トイレの流水システム
JP2008269504A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Nittan Co Ltd 炎センサ設置方法および炎検出システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151653A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Samii Kk 灰皿清掃装置
JP2007304932A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Hyuunetto Japan:Kk 水洗トイレの流水システム
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