JPH0630653U - 石油給湯機 - Google Patents

石油給湯機

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JPH0630653U
JPH0630653U JP6980992U JP6980992U JPH0630653U JP H0630653 U JPH0630653 U JP H0630653U JP 6980992 U JP6980992 U JP 6980992U JP 6980992 U JP6980992 U JP 6980992U JP H0630653 U JPH0630653 U JP H0630653U
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JP
Japan
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ignition
electromagnetic pump
microcomputer
water heater
oil water
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Pending
Application number
JP6980992U
Other languages
English (en)
Inventor
敏之 安田
Original Assignee
株式会社長府製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟着火方式の石油給湯機において、様々な着
火条件に合わせて、それぞれ最適な着火動作を行うよう
にする。 【構成】 マイクロコンピュータ5は、電源周波数6や
周囲温度7などの様々な情報を取り込んでいる。駆動回
路4は、この情報によって得られたマイクロコンピュー
タ5からの制御信号に従って、サイリスタまたはトライ
アック3を動作制御し、最適な着火動作となるよう電磁
ポンプ2の出力を制御する。 【効果】 従来のように風量過多になることがなくな
り、また複雑な制御回路を必要とすることもなくなった
ので原価低減につながった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、軟着火方式の石油給湯機の電磁ポンプ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
石油給湯機の着火方式においては、バーナー用送風機を動作させて送風を開始 すると同時に、油用電磁ポンプ及び点火装置を作動させて着火動作に入り、風量 が増加すると共に、電磁ポンプで油量を段階的に或いは連続的に増加させる、い わゆる軟着火方式が良く知られている。
【0003】 この軟着火方式の油用電磁ポンプの制御方法としては、図5のように、コンデ ンサ,抵抗及び半導体部品から構成される制御回路8を設けて、サイリスタまた はトライアック3を動作させることにより、近似的に図6のような特性の電磁ポ ンプ出力を発生させる方法や、軟着火用の構造を有した専用の電磁ポンプを使用 して油量の制御を行う方法が良く知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例にあっては、専用の電磁ポンプを使用する方 法では、様々な着火条件に合わせて電磁ポンプの出力特性を変えることができな いため、例えば、送風機と電磁ポンプが同時に立ち上がる初回着火時に最適とな るように調整された電磁ポンプを使用すると、既に送風機が作動しているポスト パージ中の再着火時には、風量過多となって最適な着火動作が行えず、また、初 回着火時でも、電源周波数が60Hzの時に最適となるよう調整された電磁ポン プを使用すると、電源周波数が50Hzの時には風量過多となって最適な着火動 作が行えないという問題点があった。
【0005】 また、制御回路を使用して電磁ポンプの制御を行う方法では、初回着火時とポ ストパージ中の再着火時、或いは電源周波数60Hz時と50Hz時などの様々 な着火条件に合わせて電磁ポンプの出力特性を変えるには、複雑な切り替え回路 や電源周波数の判別回路などを必要とするため、大幅なコストアップになるとい う問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、マイクロコ ンピュータからの制御信号によって駆動回路を動作させて、電磁ポンプ出力を制 御する構造とすることにより、上記問題点を解決することを目的としている。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1,2は、この考案の 一実施例を示す図である。まず構成を説明すると、1はAC100〜200Vの 交流電源であって、これをサイリスタまたはトライアック3を通じて電磁ポンプ 2に通電するようになっている。
【0008】 サイリスタまたはトライアック3はマイクロコンピュータ5からの制御信号に 従って、駆動回路4にて動作制御される。電源周波数6や周囲温度7などの情報 はマイクロコンピュータ5に取り込まれる。
【0009】
【作用】
次に作用を説明する。マイクロコンピュータ5からの制御信号に従い、駆動回 路4を制御してサイリスタまたはトライアック3を動作させて、初回着火時には 図3の実線のような初回着火時に最適な電磁ポンプ出力を発生させ、ポストパー ジ中の再着火時には、送風機(図示せず)が回転しているので電磁ポンプ2の立 ち上がりを早くしても良く、マイクロコンピュータ5からの制御信号を変えて図 3の破線のように初回の着火時に比べ油量が多くなるようにし、ポストパージ中 の再着火に最適な電磁ポンプ出力を発生させる。
【0010】 また、電源周波数信号6をマイクロコンピュータ5に取り込み、60Hzまた は50Hzを判断して、それぞれの周波数で最適な着火動作となるよう電磁ポン プ出力を制御する。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、マイクロコンピュータからの制御信号によ って駆動回路を動作させて、電磁ポンプ出力を制御する構造としたため、複雑な 制御回路や電源周波数の判別回路を必要とすることなく、初回着火時とポストパ ージ中の再着火時、或いは電源周波数60Hz時と50Hz時などの様々な着火 条件に合わせて、それぞれ最適な着火となるように電磁ポンプの出力を制御する ことができるという効果が得られる。
【0012】 また、周囲温度などの様々な情報をマイクロコンピュータに取り込むことによ り、温度補正を加味した最適な着火動作など、電磁ポンプの出力を容易に所望の 特性に変えて、よりきめ細かい制御をすることができるということは言うまでも ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す図である。
【図3】図1における初回着火時とポストパージ中の再
着火時での電磁ポンプの出力特性を示す図である。
【図4】図1における電源周波数が60Hz時及び50
Hz時での電磁ポンプの出力特性を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図6】図5における電磁ポンプの出力特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 交流電源 2 電磁ポンプ 3 サイリスタまたはトライアック 4 駆動回路 5 マイクロコンピュータ 6 電源周波数 7 周囲温度 8 制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟着火方式の石油給湯機において、初回
    着火時とポストパージ中の再着火時、或いは電源周波数
    60Hz時と50Hz時などの様々な着火条件に合わせ
    て、それぞれ最適な着火動作となるように電磁ポンプの
    出力をマイクロコンピュータで制御することを特徴とす
    る石油給湯機。
JP6980992U 1992-09-09 1992-09-09 石油給湯機 Pending JPH0630653U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913479U (ja) * 1982-07-20 1984-01-27 タカラベルモント株式会社 商品パツケ−ジ
JPH01273912A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Rinnai Corp 燃焼機器の制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5913479U (ja) * 1982-07-20 1984-01-27 タカラベルモント株式会社 商品パツケ−ジ
JPH01273912A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Rinnai Corp 燃焼機器の制御装置

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