JPH0630563A - 絶縁形ac/dc変換装置 - Google Patents

絶縁形ac/dc変換装置

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JPH0630563A
JPH0630563A JP18077292A JP18077292A JPH0630563A JP H0630563 A JPH0630563 A JP H0630563A JP 18077292 A JP18077292 A JP 18077292A JP 18077292 A JP18077292 A JP 18077292A JP H0630563 A JPH0630563 A JP H0630563A
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JP
Japan
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phase
transformer
current
reactor
terminals
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JP18077292A
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Makoto Tanitsu
誠 谷津
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のRCD形スナバ回路を用いることがで
きるようにして、装置の小型,低コスト化を図る。 【構成】 スイッチング素子8〜13,20〜25とダ
イオード14〜19,26〜31とを逆並列接続したブ
リッジ回路を2組設け、その交流端子の一方には交流リ
アクトル2〜7を介して交流電源1に接続し、交流端子
の他方はトランス32〜34の1次側巻線により互いに
接続し、各トランス32〜34の2次側巻線からの出力
を整流し、直流を得るための整流回路35〜46を設け
ることにより、双方向スイッチ素子を用いることなく交
−直変換を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流(AC)電源か
ら直接その基本波よりも高い周波数に変換し絶縁して直
流(DC)電圧を生成する絶縁形AC/DC変換装置、
特にその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図13にこの種の従来例を示す。すなわ
ち、3相交流電源1の各相(線)に交流リアクトル4
9,50,51の一端がそれぞれ接続されている。この
交流リアクトル49,50,51の他端はそれぞれ半導
体交流スイッチ(双方向スイッチ)84,86,88を
介して高周波トランス79の1次側巻線の一端に共通に
接続され、同様に各半導体交流スイッチ85,87,8
9を介して高周波トランス79の1次側巻線の残りの一
端にも共通に接続されている。ここで、各半導体交流ス
イッチ84〜89はトランジスタ55,56とダイオー
ド67,68、トランジスタ57,58とダイオード6
9,70、トランジスタ59,60とダイオード71,
72、トランジスタ61,62とダイオード73,7
4、トランジスタ63,64とダイオード75,76、
トランジスタ65,66とダイオード77,78から構
成されている。そして、ダイオード80ないし83によ
り構成される単相整流ブリッジ回路の交流入力点には、
それぞれ高周波トランス79の2次側巻線の両端が接続
され、さらに、その直流出力点間にはコンデンサ47と
負荷48が接続されている。
【0003】このような構成において、半導体交流スイ
ッチ84と85、86と87、88と89の組合わせ
で、それぞれ少なくとも一方は常に導通状態(オン状
態)にしておくことを条件としてこれらのスイッチを動
作させ、そのオン,オフを制御することにより、3相交
流電源1からの入力電流をおよそ力率1の正弦波とし、
さらに高周波トランス79の1次側巻線間には入力の3
相交流電源1の基本波よりも高い周波数の交流が印加さ
れるように動作させることにより、この装置の出力とな
るP点とN点との間から、入力の3相交流電源1と高周
波により絶縁された直流電圧を得ることが可能となる。
【0004】ここで、半導体交流スイッチ84〜89の
動作例について説明する。なお、ここでは3相交流電源
1のR相が+の電位でS相とT相が−電位のときを考
え、動作モード別に以下に説明する。 (モード1)スイッチ85,87,89がオンで、スイ
ッチ84,86,88がオフの場合。このとき、スイッ
チ85,87,89の経路で交流リアクトル49,5
0,51を介して交流電源1は短絡状態となり、入力電
流のエネルギーは交流リアクトル49,50,51に蓄
えられる。このとき、入力電流は増加している。
【0005】(モード2)スイッチ84,87,89が
オンで、スイッチ85,86,88がオフの場合。この
とき、R相から入って来ている電流は、リアクトル49
→スイッチ84→高周波トランスの経路で流れ、その後
スイッチ87と89に分流しそれぞれリアクトル50,
51を介して交流電源1のS相とT相に流れている。こ
のとき、モード1でリアクトル49ないし51に蓄えら
れたエネルギーは、高周波トランス79を介して直流出
力側のコンデンサ47に充電される。このとき入力電流
は減少して行く。 (モード3)スイッチ84,86,88がオンで、スイ
ッチ85,87,89がオフの場合。このときは、モー
ド1の場合と同様にスイッチ84,86,88の経路で
リアクトル49ないし51を介して交流電源1が短絡状
態となり、入力電流のエネルギーはリアクトル49,5
0,51に蓄えられる。このとき、入力電流は増加して
いる。
【0006】(モード4)スイッチ85,86,88が
オンで、スイッチ84,87,89がオフの場合。この
とき、R相から入って来ている電流は、リアクトル49
→スイッチ85→高周波トランスの経路で流れ、その後
スイッチ86と88に分流しそれぞれリアクトル50,
51を介して交流電源1のS相とT相に流れている。こ
のとき、モード3でリアクトル49ないし51に蓄えら
れたエネルギーは、高周波トランス79を介して直流出
力側のコンデンサ47に充電される。このとき入力電流
は減少して行く。
【0007】ここで、モード1と2では昇圧チョッパの
1サイクルと同様の動作を行なっており、モード3と4
についても同様である。このことから、図13の回路が
正常に動作するためには、高周波トランスの巻数比が
1:1のときであれば、コンデンサ47の電圧は3相交
流電源1の線間電圧の振幅値よりも高い値となることが
必要である。また、この動作のなかでモード1と2また
はモード3と4の時間比率を制御することにより、R相
の入力電流を力率1の正弦波とすることが可能となる。
さらには、S相とT相の入力電流についても、モード2
とモード4の期間において、スイッチ86と87または
88と89のどちらか一方のオン,オフを一定時間逆転
させる動作をつけ加えることにより、力率1の正弦波に
制御することが可能となる。また、モード2と4の高周
波トランス79に印加される電圧は逆向きであるため、
トランス79を偏磁させずに用いることが可能となる。
【0008】なお、図13では3相交流電源1のR,
S,T相の電位の関係が上記での動作説明の関係と異な
る場合でも、その回路の対称性により同様な動作ができ
る。つまり、このような回路方式によれば、商用変圧器
とサイリスタ整流回路を組み合わせて構成される一般的
な絶縁形AC/DC変換装置に比べて、高周波絶縁を用
いているため装置の小型・軽量化が可能であり、また入
力電流が力率1の正弦波であるため、入力容量を低減す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のものでは、高周
波トランス79の漏れインダクタンスや配線インダクタ
ンスに起因する交流半導体素子スイッチ84〜89の、
スイッチング時に生じる飛躍電圧からその半導体素子を
保護するためのスナバ回路として、複雑な回路を必要と
するため高価になるという問題がある。また、動作時に
電流が通流する経路として、高周波トランス79の1次
側だけを考えた場合、電流は常に4つの半導体素子を通
過することになる。例えば、R相からS相に流れる電流
を考えたとき、上記モード1ではR相→リアクトル49
→トランジスタ57→ダイオード70→トランジスタ6
2→ダイオード73→リアクトル50→S相となり、4
つ通過する。
【0010】同じく、モード2においても、R相→リア
クトル49→トランジスタ56→ダイオード67→高周
波トランス79→トランジスタ62→ダイオード73→
リアクトル50→S相となり、やはり4つ通過する。他
のモードや他の線間に流れる電流も、この回路の対称性
により同様となる。さらに、直流出力側のダイオード8
0〜83も含めると計6つとなる。このため、半導体素
子の導通損失を考えただけでも大きな損失となり、高効
率化が難しいという問題もある。したがって、この発明
の課題は構成が簡単で安価なスナバ回路を用いることが
できるようにして、装置の小型化・低コスト化を図ると
ともに、電流が通過する半導体素子の数を減らして高効
率化を図り得るようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、第1の発明では、交流電源から直接その基本波
よりも高い周波数に変換し、絶縁して直流電圧を生成す
る絶縁形AC/DC変換装置において、その全てのアー
ムがスイッチング素子とダイオードとを逆並列接続して
構成される第1,第2ブリッジ回路を設け、この第1,
第2ブリッジ回路の交流端子はそれぞれ交流リアクトル
を介して前記交流電源に接続するとともに、第1,第2
ブリッジ回路の交流端子のうち交流電源の同じ相に接続
されている交流端子同士はそれぞれトランスの1次側巻
線を介して互いに接続し、さらに各トランスの2次巻線
側からの出力を整流し直流を得るために整流回路を設け
たことを特徴としている。この発明では、前記第1,第
2ブリッジ回路の同じ極性の直流端子側を互いに接続
し、その直流端子間にコンデンサを設けることができ
る。
【0012】第2の発明では、交流電源から直接その基
本波よりも高い周波数に変換し、絶縁して直流電圧を生
成する絶縁形AC/DC変換装置において、その全ての
アームがスイッチング素子とダイオードとを逆並列接続
して構成される第1,第2ブリッジ回路を設け、この第
1,第2ブリッジ回路の各対応する交流端子間はそれぞ
れトランスの1次側巻線を介して互いに接続するととも
に、この各トランスの1次巻線の中点端子をそれぞれ交
流リアクトルを介して前記交流電源に接続し、かつ複数
のトランスの2次巻線側からの出力を整流し直流を得る
ために整流回路を設けたことを特徴としている。なお、
この発明では、前記第1,第2ブリッジ回路の同じ極性
の直流端子側を互いに接続し、その直流端子間にコンデ
ンサを設けることができる。
【0013】
【作用】スイッチング素子とダイオードとを逆並列接続
してなるブリッジ回路を2組設け、各ブリッジ回路にお
けるスイッチング素子の動作時間を適宜に制御すること
により、双方向スイッチ(交流スイッチ)を用いなくて
も済むようにし、かつ一般的なRCD形スナバ回路を用
いられるようにする。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。3相交流電源1のR,S,Tの各相には、交流リア
クトル2〜4の一端がそれぞれ接続されている。この交
流リアクトル2〜4のもう一端には、ダイオード14〜
19からなる3相ブリッジ回路の交流端子がそれぞれ接
続され、そのダイオード14〜19にはトランジスタ8
〜13がそれぞれ逆並列に接続される。この交流リアク
トル2〜4,ダイオード14〜19およびトランジスタ
8〜13からなる回路ブロックと同じ構成の回路ブロッ
クが、交流リアクトル5〜7,ダイオード26〜31お
よびトランジスタ20〜25などにより構成され、3相
交流電源1に接続されている。
【0015】また、トランジスタ8と9の直列接続点と
トランジスタ20と21の直列接続点との間には、高周
波トランス32の1次側巻線が接続されている。同様
に、トランジスタ16,17と22,23との間には高
周波トランス33が、またトランジスタ12,13と2
4,25との間には高周波トランス34がそれぞれ接続
されている。高周波トランス32〜34の2次側巻線
は、ダイオード35〜46により構成される6相ダイオ
ード整流ブリッジ回路の、各交流端子に接続されてい
る。さらに、この6相ダイオード整流ブリッジ回路の直
流端子間にはコンデンサ47と負荷48が接続されてい
る。以下、その動作について説明する。
【0016】ここで、まず3相交流電源1の電圧波形が
例えば図2のA点にある場合について説明する。このと
きの3相交流電源1のR,S,T相の各相電圧Vr,V
s,Vtをそれぞれ、 Vr=+2v,Vs=−1v,Vt=−1v とし、リアクトル2〜4に流れている電流Ir1,Is
1,It1をそれぞれ、 Ir1=+2a,Is1=−1a,It1=−1a とし、同様に、リアクトル5〜7に流れている電流Ir
2,Is2,It2もそれぞれ、 Ir2=+2a,Is2=−1a,It2=−1a とする。つまり、この装置は入力電流が力率約1の正弦
波で動作するものとし、したがって、各相電圧と各相電
流の大きさは比例関係にあるものとする。
【0017】また、このとき高周波トランス32〜34
の1次側巻線に電流が通過したときに誘起される1次側
の対抗電圧を、例えば+2.2vとする(この対抗電圧
は、トランスの巻線比が1のときには2次側に接続され
ているコンデンサ47の電圧となる)。以下、動作モー
ドに分けて説明する。 〔モード1〕トランジスタ8,10,12,20,2
2,24がオンで、トランジスタ9,11,13,2
1,23,25がオフの場合。このとき、トランジスタ
8,10,12とダイオード14,16,18の経路で
リアクトル2〜4を介して電源短絡となり、リアクトル
2〜4に流れる電流は増加しエネルギーは蓄えられる。
【0018】ここで、各リアクトルに1vの電圧が印加
され、そのときに電流の絶対値(振幅)が増加する向き
の電流増加率を+αとすれば、リアクトル2〜4の電流
増加率はそれぞれ+2α,+1α,+1αとなる。同様
に、トランジスタ20,22,24とダイオード26,
28,30の経路によりリアクトル5〜7を介して電源
短絡となるので、リアクトル5〜7に流れる電流も増加
してエネルギーが蓄えられ、その各電流増加率はそれぞ
れ+2α,+1α,+1αとなる。ここで、リアクトル
2〜7に流れている電流の増加率の符号は全て+となっ
ているため、全ての電流の絶対値は増加していることに
なる。
【0019】〔モード2A〕トランジスタ8,11,1
2,20,23,25がオンで、トランジスタ9,1
0,13,21,22,24がオフの場合。このとき、
リアクトル5を流れている電流Ir2の経路は、 3相交流電源1→リアクトル5→トランス32 となり、トランス32を通過することによりエネルギー
が直流出力側のコンデンサ47に充電される。さらに、
その後リアクトル2を流れる電流Ir1と合流して(I
r1+Ir2)となってダイオード14→トランジスタ
12の経路で流れ、そこで2つに分流して1つはリアク
トル4に流れている電流It1となり、3相交流電源1
に流れて行く。もう一方は、(Ir1+Ir2−It
1)となってトランス34を通過し、ここでもエネルギ
ーがコンデンサ47に充電される。
【0020】次に、また分流して一方はIt2となり、
もう一方は(Ir1+Ir2−It1−It2)となっ
てトランジスタ25→ダイオード29の経路で流れてそ
こでも分流し、一方はIs2となる。そのもう一方は
(Ir1+Ir2−It1−It2−Is2)となって
トランス33を通過し、ここでもコンデンサ47にエネ
ルギーを充電し、その後Is1となる。上記モード2A
の動作を簡略化したモデルを図3に示す。図3におい
て、各リアクトルに流れている電流の増加率は重ねの理
より、 Ir1→+0.9α,Ir2→−1.3α,Is1→−
2.3α,Is2→−0.1α,It1→+2.1α,
It2→−0.1α となる。ここで、全ての電流増加率の総和は、−0.8
αとなり、全体では減少している。
【0021】〔モード2B〕トランジスタ8,11,1
3,20,23,24がオンで、トランジスタ9,1
0,12,21,22,25がオフの場合。このとき、
リアクトル2を流れている電流Ir1の経路は、 3相交流電源1→リアクトル2→トランス32 となり、トランス32を通過することによりエネルギー
が直流出力側のコンデンサ47に充電される。さらに、
その後リアクトル5を流れる電流Ir2と合流して(I
r1+Ir2)となって、ダイオード26→トランジス
タ24の経路で流れ、そこで2つに分流し、1つはリア
クトル7に流れている電流It2となり、3相交流電源
1に流れて行く。もう一方は、(Ir1+Ir2−It
2)となってトランス34を通過し、ここでもエネルギ
ーがコンデンサ47に充電されることになる。
【0022】次に、また分流して一方はIt1となり、
もう一方は(Ir1+Ir2−It1−It2)となっ
てトランジスタ13→ダイオード17の経路で流れてそ
こでも分流し、一方はIs1となる。そのもう一方は
(Ir1+Ir2−It1−It2−Is1)となって
トランス33を通過し、ここでもコンデンサ47にエネ
ルギーを充電し、その後Is2となる。上記モード2B
の動作を簡略化したモデルを図4に示す。図4におい
て、各リアクトルに流れている電流の増加率は重ねの理
より、 Ir1→−1.3α,Ir2→+0.9α,Is1→−
0.1α,Is2→−2.3α,It1→−0.1α,
It2→+2.1α となる。ここで、全ての電流増加率の総和は、−0.8
αとなり、全体では減少している。
【0023】〔モード3A〕トランジスタ8,10,1
3,20,23,25がオンで、トランジスタ9,1
1,12,21,22,24がオフの場合。このとき、
リアクトル5を流れている電流Ir2の経路は、 3相交流電源1→リアクトル5→トランス32 となり、トランス32を通過することによりエネルギー
が直流出力側のコンデンサ47に充電される。さらに、
その後リアクトル2を流れる電流Ir1と合流して(I
r1+Ir2)となって、ダイオード14→トランジス
タ10の経路で流れ、そこで2つに分流し、1つはリア
クトル3に流れている電流Is1となり、3相交流電源
1に流れて行く。もう一方は、(Ir1+Ir2−Is
1)となってトランス33を通過し、ここでもエネルギ
ーがコンデンサ47に充電されることになる。
【0024】次に、また分流して一方はIs2となり、
もう一方は(Ir1+Ir2−Is1−Is2)となっ
てトランジスタ23→ダイオード31の経路で流れてそ
こでも分流し、一方はIt2となる。そのもう一方は
(Ir1+Ir2−Is1−Is2−It2)となって
トランス34を通過し、ここでもコンデンサ47にエネ
ルギーを充電し、その後It1となる。上記モード3A
の動作を簡略化したモデルを図5に示す。図5におい
て、各リアクトルに流れている電流の増加率は重ねの理
より、 Ir1→+0.9α,Ir2→−1.3α,Is1→+
2.1α,Is2→−0.1α,It1→−2.3α,
It2→−0.1α となる。ここで、全ての電流増加率の総和は、−0.8
αとなり、全体では減少している。
【0025】〔モード3B〕トランジスタ8,11,1
3,20,22,25がオンで、トランジスタ9,1
0,12,21,23,24がオフの場合。このとき、
リアクトル2を流れている電流Ir1の経路は、 3相交流電源1→リアクトル2→トランス32 となり、トランス32を通過することによりエネルギー
が直流出力側のコンデンサ47に充電される。さらに、
その後リアクトル5を流れる電流Ir2と合流して(I
r1+Ir2)となって、ダイオード26→トランジス
タ22の経路で流れ、そこで2つに分流し、1つはリア
クトル6に流れている電流Is2となり、3相交流電源
1に流れて行く。もう一方は、(Ir1+Ir2−Is
2)となってトランス33を通過し、ここでもエネルギ
ーがコンデンサ47に充電されることになる。
【0026】次に、また分流して一方はIs1となり、
もう一方は(Ir1+Ir2−Is1−Is2)となっ
てトランジスタ11→ダイオード19の経路で流れてそ
こでも分流し、一方はIt1となる。そのもう一方は
(Ir1+Ir2−Is1−Is2−It1)となって
トランス34を通過し、ここでもコンデンサ47にエネ
ルギーを充電し、その後It2となる。上記モード3B
の動作を簡略化したモデルを図6に示す。図6におい
て、各リアクトルに流れている電流の増加率は重ねの理
より、 Ir1→−1.3α,Ir2→+0.9α,Is1→−
0.1α,Is2→+2.1α,It1→−0.1α,
It2→−2.3α となる。ここで、全ての電流増加率の総和は、−0.8
αとなり、全体では減少している。
【0027】以上のモード1からモード3Bを1サイク
ルとして、3相交流電源1の基本波の周波数よりも高い
周波数で繰り返し動作する。ここで、モード2Aと2B
の時ではトランス32〜34に誘起される電圧の向きは
全て逆になるので、常にモード2Aと2Bの時間が等し
くなるように動作させれば、その期間による各トランス
の残留励磁エネルギーは0となる。また、モード3Aと
3Bの期間についても同様である。さらに、モード1の
期間には各トランスは励磁されないため、トランス32
〜34として、このモード1からモード3Bの1サイク
ルと同じ高周波のトランスが使用可能となる。ここで、
3相交流電源1の各相電流Ir,Is,Itについてま
とめると、各電流増加率は、 モード1では、+4α,+2α,+2α モード2(2Aと2Bの和)では、−0.4α,−2.
4α,+2α モード3(3Aと3Bの和)では、−0.4α,+2
α,−2.4α となる。その結果、モード1からモード3Bを1サイク
ルとする動作では、モード1ないし3の各時間比率を制
御し調整することで、任意に各相の電流の増減を制御す
ることが可能となる。
【0028】さらに、図2に示す期間Xの間に、上記モ
ード1ないし3と同じトランジスタのオン,オフを行な
い、そのなかでモード1ないし3の動作時間比率を制御
調節することで、上記と同様に任意に各相の電流の増減
を制御することができる。また、期間X以外の期間にお
いても、3相交流電源1の各相電圧における対称性とこ
の回路構成の対称性により、期間Xと同様の動作が可能
となる。その結果、3相交流電源1からの交流入力電流
をほぼ力率1の正弦波として運転しながら、さらに高周
波絶縁した直流電圧を出力することが可能となる。
【0029】図7にこの発明の他の実施例を示す。3相
交流電源1のR,S,T各相には交流リアクトル49〜
51の一端が接続されている。この交流リアクトル49
〜51のもう一端には、高周波トランス52〜54の1
次側巻線の中点端子がそれぞれ接続されている。そし
て、ダイオード14〜19により構成される3相ブリッ
ジ回路の3つの交流端子と、ダイオード26〜31によ
り構成されるもう1つの3相ブリッジ回路の3つの交流
端子との間に、高周波トランス52〜54の1次側巻線
がそれぞれ接続されている。ダイオード14〜19には
トランジスタ8〜13がそれぞれ逆並列接続され、ダイ
オード26〜31にはトランジスタ20〜25がそれぞ
れ逆並列接続される。高周波トランス52〜54の2次
側巻線は、ダイオード35〜46からなる6相ダイオー
ド整流ブリッジ回路の各交流端子に接続され、その直流
端子間にはコンデンサ47と負荷48とが接続される。
【0030】その動作について説明する。ここでも、3
相交流電源1の電圧波形が例えば図2のA点にある場合
について説明する。このときの3相交流電源1のR,
S,T相の各相電圧Vr,Vs,Vtをそれぞれ、 Vr=+2v,Vs=−1v,Vt=−1v とし、リアクトル49〜51に流れている電流Ir1,
Is1,It1をそれぞれ、 Ir1=+2a,Is1=−1a,It1=−1a とする。つまり、この装置も入力電流が力率約1の正弦
波で動作するものとし、したがって、各相電圧と各相電
流の大きさは比例関係にあるものとする。
【0031】また、このとき高周波トランス52〜54
の1次側巻線に電流が通過したときに誘起される1次側
の対抗電圧を、例えば+4.4vとする(中点までの電
圧は+2.2v)。以下、動作モードに分けて説明す
る。 〔モード1〕トランジスタ8,10,12,20,2
2,24がオンで、トランジスタ9,11,13,2
1,23,25がオフの場合。このとき、高周波トラン
ス52〜54は短絡状態となり、リアクトル49〜51
に流れる電流は増加し、エネルギーが各リアクトルに蓄
えられる。このときの電流増加率はそれぞれ、+2α,
+1α,+1αとなる。
【0032】〔モード2A〕トランジスタ8,10,1
2,20,23,25がオンで、トランジスタ9,1
1,13,21,22,24がオフの場合。このとき、
リアクトル49を流れている電流Irの経路は、 3相交流電源1→リアクトル49→トランス52→ダイ
オード14 となり、トランス52を通過することにより、エネルギ
ーが直流出力側のコンデンサ47に充電される。さら
に、そこで2つに分流し、一方はトランジスタ10→ト
ランス53→リアクトル50→3相交流電源1のS相に
流れてIsとなる。ここでも、トランス53を通過し、
エネルギーがコンデンサ47に充電される。もう一方は
トランジスタ12→トランス54→リアクトル51→3
相交流電源1のT相に流れてItとなる。また、ここで
もトランス54を通過し、エネルギーがコンデンサ47
に充電される。モード2Aの動作を簡略化したモデルを
図8に示す。図8において、各リアクトルに流れている
各電流の電流増加率は重ねの理からそれぞれ、−0.9
3α,−0.67α,−0.67αであり、全ての電流
の増加率の総和は−2.27αとなり、全体で減少して
いることになる。
【0033】〔モード2B〕トランジスタ8,11,1
3,20,22,24がオンで、トランジスタ9,1
0,12,21,23,25がオフの場合。このとき、
リアクトル49を流れている電流Irの経路は、 3相交流電源1→リアクトル49→トランス52→ダイ
オード26 となり、トランス52を通過することにより、エネルギ
ーが直流出力側のコンデンサ47に充電される。さら
に、そこで2つに分流し、一方はトランジスタ22→ト
ランス53→リアクトル50→3相交流電源1のS相に
流れてIsとなる。ここでも、トランス53を通過し、
エネルギーがコンデンサ47に充電される。もう一方は
トランジスタ24→トランス54→リアクトル51→3
相交流電源1のT相に流れてItとなる。また、ここで
もトランス54を通過し、エネルギーがコンデンサ47
に充電される。モード2Bの動作を簡略化したモデルは
図8と同じになる。そのため、各リアクトルに流れてい
る各電流の電流増加率も、モード2Aの場合と全く同じ
となる。
【0034】〔モード3A〕トランジスタ8,10,1
2,20,23,24がオンで、トランジスタ9,1
1,13,21,22,25がオフの場合。このとき、
リアクトル49を流れている電流Irは3相交流電源1
→リアクトル49の経路で流れ、トランス52の1次側
巻線の中点で2つに分流する。その一方は、 トランス52→ダイオード26→トランジスタ24→ト
ランス54 の経路で流れ、もう一方は、 トランス52→ダイオード14 の経路で流れてからさらに2つに分流し、一方はトラン
ジスタ24→トランス54の経路で流れ、最初に分流し
た電流とトランス54の中点で合流してItとなり、リ
アクトル51を介して3相交流電源1のT相に流れる。
残りのもう一方は、ダイオード14の点からトランジス
タ10→トランス53→リアクトル50の経路で流れて
Isとなり、3相交流電源1のS相に流れる。
【0035】ここで、トランス52で分流した2つの電
流の絶対値の差分についてのエネルギーは、トランス5
2を介してコンデンサ47に充電される。また、トラン
ス53に流れる電流のエネルギーも、トランス53を介
してコンデンサ47に充電される。しかし、トランス5
4ではトランジスタ12を通って入って来る電流と、ト
ランジスタ24を通って入ってくる電流とによって相殺
されるため、電流のエネルギーをコンデンサ47に充電
することができない。モード3Aの動作を簡略化したモ
デルを図9に示す。この場合の各リアクトルに流れる電
流の増加率はそれぞれ−0.53α,−1.27α,+
3.13αとなる。
【0036】〔モード3B〕トランジスタ8,11,1
2,20,22,24がオンで、トランジスタ9,1
0,13,21,23,25がオフの場合。このとき、
リアクトル49を流れている電流Irは3相交流電源1
→リアクトル49の経路で流れ、トランス52の1次側
巻線の中点で2つに分流する。その一方は、 トランス52→ダイオード14→トランジスタ12→ト
ランス54 の経路で流れ、もう一方は、 トランス52→ダイオード26 の経路で流れてからさらに2つに分流し、一方はトラン
ジスタ24→トランス54の経路で流れ、最初に分流し
た電流とトランス54の中点で合流してItとなり、リ
アクトル51を介して3相交流電源1のT相に流れる。
残りのもう一方は、ダイオード26の点からトランジス
タ22→トランス53→リアクトル50の経路で流れて
Isとなり、3相交流電源1のS相に流れる。
【0037】ここで、トランス52で分流した2つの電
流の絶対値の差分についてのエネルギーは、トランス5
2を介してコンデンサ47に充電される。また、トラン
ス53に流れる電流のエネルギーも、トランス53を介
してコンデンサ47に充電される。しかし、トランス5
4ではトランジスタ12を通って入って来る電流と、ト
ランジスタ24を通って入ってくる電流とによって相殺
されるため、電流のエネルギーをコンデンサ47に充電
することができない。モード3Bの動作を簡略化したモ
デルも図9と同じであり、この場合の各リアクトルに流
れる電流の増加率も同様にそれぞれ−0.53α,−
1.27α,+3.13αとなる。
【0038】以上のモード1からモード3Bを1サイク
ルとして、3相交流電源1の基本波の周波数よりも高い
周波数で繰り返し動作する。ここで、モード2Aと2B
の時ではトランス52〜54に誘起される電圧の向きは
全て逆になるので、常にモード2Aと2Bの時間が等し
くなるように動作させれば、その期間による各トランス
の残留励磁エネルギーは0となる。また、モード3Aと
3Bの期間についても同様である。さらに、モード1の
期間には各トランスは励磁されないため、トランス52
〜54として、このモード1からモード3Bの1サイク
ルと同じ高周波のトランスが使用可能となる。ここで、
3相交流電源1の各相電流Ir,Is,Itについてま
とめると、各電流増加率は、 モード1では、+4α,+2α,+2α モード2(2Aと2Bの和)では、−1.87α,−
1.33α,−1.33α モード3(3Aと3Bの和)では、−1.07α,−
2.53α,+6.27α となる。その結果、モード1からモード3の各時間比率
を制御し調整することで、任意に各相の電流の増減を制
御することが可能となる。
【0039】さらに、図2に示す期間Xの間に、上記モ
ード1ないし3と同じトランジスタのオン,オフを行な
い、そのなかでモード1ないし3の動作時間比率を制御
調節することで、上記と同様に任意に各相の電流の増減
を制御することができる。また、期間X以外の期間にお
いても、3相交流電源1の各相電圧における対称性とこ
の回路構成の対称性により、期間Xと同様の動作が可能
となる。その結果、3相交流電源1からの交流入力電流
をほぼ力率1の正弦波として運転しながら、さらに高周
波絶縁した直流電圧を出力することが可能となる。
【0040】図10に図1の変形例を示す。ここでは、
トランジスタ8〜13とダイオード14〜19からなる
3相ブリッジ回路と、トランジスタ20〜25とダイオ
ード26〜31からなる3相ブリッジ回路の2組の同じ
各極性の直流端子同士を接続するとともに、この間にコ
ンデンサ90を接続して構成される。また、直流出力側
ではコンデンサ47の代わりに、リアクトル100が負
荷48と直列に接続されている。その動作について、以
下に説明する。
【0041】まず、トランジスタ8〜13とダイオード
14〜19からなる3相ブリッジ回路は、一般的に良く
知られている昇圧形の3相PWMコンバータとして動作
し、入力電力をコンデンサ90に一旦蓄えるようにして
いる。次に、トランジスタ20〜25とダイオード26
〜31からなる3相ブリッジ回路も、同様に昇圧形の3
相PWMコンバータとして動作し、入力電力をコンデン
サ90に一旦蓄えるように働く。ここで、トランジスタ
8と9のオン,オフ信号は、例えば図11に示すような
制御信号(正弦波)91と、三角波92とを比較して
(イ)のように作成され、また、トランジスタ20と2
1のオン,オフ信号も制御信号(正弦波)91と、三角
波92を反転した三角波93とから(ロ)のように作成
される。そのため、高周波トランス32の1次側巻線の
両端には同図(ハ)のような電圧が印加されることにな
る。
【0042】つまり、制御信号(正弦波)91と同じ周
波数成分(3相交流電源の基本波の周波数)の電圧では
なく、三角波92,93の周波数以上の交流電圧だけが
印加されることになる。また、トランス33,34につ
いても、回路構成の対称性と3相交流電源の対称性とに
より、トランス32と同様となる。その結果、コンデン
サ90に一旦蓄えられていたエネルギーは、高周波トラ
ンス32〜34を介して高周波絶縁され、負荷48に供
給される。ここで、2組の3相ブリッジ回路はともに昇
圧形のPWMコンバータとして動作しているため、3相
交流電源1からの入力電流をほぼ力率1の正弦波となる
ように動作させることができる。
【0043】図12に図7の変形例を示す。すなわち、
トランジスタ8〜13とダイオード14〜19からなる
3相ブリッジ回路と、トランジスタ20〜25とダイオ
ード26〜31からなる3相ブリッジ回路の2組の同じ
各極性の直流端子同士を接続するとともに、この間にコ
ンデンサ90を接続して構成される。また、直流出力側
ではコンデンサ47の代わりに、リアクトル100が負
荷48と直列に接続されている。その動作は図10の場
合と殆ど同じであり、入力電流をほぼ力率1の正弦波と
なるように動作しながら、高周波絶縁を行ない絶縁され
た直流を負荷48に供給するようにしている。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、ブリッジ回路を2組
用いるだけで従来必要であった半導体交流スイッチ(双
方向スイッチ)が不要となり、したがって実用化する上
で回路構成を著しく簡略化することができる(これは、
ブリッジ回路は一般的であり多くのメーカから多数発売
されているが、双方向の電流をスイッチングし得る素子
単体またはモジュールは、現在では殆ど発売されていな
いためである)。また、半導体スイッチを保護するため
のスナバ回路として、一般的なPN一括の放電阻止形R
CDスナバ回路や各素子個別の放電阻止形RCDスナバ
回路を用いることができるため、装置のコストダウンを
図ることができる。さらに、入力の交流電流が通過する
半導体素子の数を従来よりも少なくし得るので、装置の
高効率化に有利となる。つまり、電流が通過する半導体
素子の数は、交流入力から直流出力間で4つまたは6つ
となり、特に昇圧比(交流入力電源の振幅に対するN相
ブリッジ回路の直流端子間に印加される定常的な直流最
大電圧の比率)が2以上の場合は常に4つとすることが
でき、高効率化に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】3相交流電源の各相電圧波形例を示す波形図で
ある。
【図3】図1におけるモード2A時の等価回路を示す回
路図である。
【図4】図1におけるモード2B時の等価回路を示す回
路図である。
【図5】図1におけるモード3A時の等価回路を示す回
路図である。
【図6】図1におけるモード3B時の等価回路を示す回
路図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図8】図7におけるモード2A時の等価回路を示す回
路図である。
【図9】図7におけるモード2B時の等価回路を示す回
路図である。
【図10】図1の変形例を示す構成図である。
【図11】図10の動作を説明するための波形図であ
る。
【図12】図7の変形例を示す構成図である。
【図13】絶縁形AC/DC変換装置の従来例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1…3相交流電源、2〜7…交流リアクトル、8〜1
3,20〜25…トランジスタ、14〜19,26〜3
1,35〜46…ダイオード、32〜34…高周波トラ
ンス、47…コンデンサ、48…負荷。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源から直接その基本波よりも高い
    周波数に変換し、絶縁して直流電圧を生成する絶縁形A
    C/DC変換装置において、 その全てのアームがスイッチング素子とダイオードとを
    逆並列接続して構成される第1,第2ブリッジ回路を設
    け、この第1,第2ブリッジ回路の交流端子はそれぞれ
    交流リアクトルを介して前記交流電源に接続するととも
    に、第1,第2ブリッジ回路の交流端子のうち交流電源
    の同じ相に接続されている交流端子同士はそれぞれトラ
    ンスの1次側巻線を介して互いに接続し、さらに各トラ
    ンスの2次巻線側からの出力を整流し直流を得るために
    整流回路を設けたことを特徴とする絶縁形AC/DC変
    換装置。
  2. 【請求項2】 交流電源から直接その基本波よりも高い
    周波数に変換し、絶縁して直流電圧を生成する絶縁形A
    C/DC変換装置において、 その全てのアームがスイッチング素子とダイオードとを
    逆並列接続して構成される第1,第2ブリッジ回路を設
    け、この第1,第2ブリッジ回路の各対応する交流端子
    間はそれぞれトランスの1次側巻線を介して互いに接続
    するとともに、この各トランスの1次巻線の中点端子を
    それぞれ交流リアクトルを介して前記交流電源に接続
    し、かつ複数のトランスの2次巻線側からの出力を整流
    し直流を得るために整流回路を設けたことを特徴とする
    絶縁形AC/DC変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2ブリッジ回路の同じ極性
    の直流端子側を互いに接続し、その直流端子間にコンデ
    ンサを設けたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁形
    AC/DC変換装置。
  4. 【請求項4】 前記第1,第2ブリッジ回路の同じ極性
    の直流端子側を互いに接続し、その直流端子間にコンデ
    ンサを設けたことを特徴とする請求項2に記載の絶縁形
    AC/DC変換装置。
JP18077292A 1992-07-08 1992-07-08 絶縁形ac/dc変換装置 Pending JPH0630563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3640260B2 (ja) * 1996-06-06 2005-04-20 株式会社アイ・ヒッツ研究所 Ac/acコンバータ
WO2011040430A1 (ja) 2009-09-30 2011-04-07 株式会社ミツバ 車両用ミラー
US9022588B2 (en) 2009-11-10 2015-05-05 Mitsuba Corporation Mirror surface angle adjusting device

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US9238436B2 (en) 2009-09-30 2016-01-19 Mitsuba Corporation Mirror for vehicle
US9022588B2 (en) 2009-11-10 2015-05-05 Mitsuba Corporation Mirror surface angle adjusting device

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