JPH06305538A - コンベアの異常診断装置 - Google Patents

コンベアの異常診断装置

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JPH06305538A
JPH06305538A JP12208493A JP12208493A JPH06305538A JP H06305538 A JPH06305538 A JP H06305538A JP 12208493 A JP12208493 A JP 12208493A JP 12208493 A JP12208493 A JP 12208493A JP H06305538 A JPH06305538 A JP H06305538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
time
abnormality
conveyor
conveyance
Prior art date
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Pending
Application number
JP12208493A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ohashi
稔 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP12208493A priority Critical patent/JPH06305538A/ja
Publication of JPH06305538A publication Critical patent/JPH06305538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷の搬送異常および異常発生位置を容易に判
別できるようにする。 【構成】 荷Wの搬送経路を複数の区間A1〜A5に分
割して各区間に荷の通過を検出する検出手段S1〜S5
を設けるとともに、これら検出手段により検出された荷
の通過時間が予め設定された通過時間より所定時間遅れ
たときに搬送異常と判断してその異常区間を報知する報
知手段20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンベアの異常診断装置
に関する。特に、荷の搬送異常が生じた位置を容易に判
別することのできるコンベアの異常診断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベアによる荷の搬送異常を判
断する装置としては次の2つの装置がある。
【0003】第1の装置は、図2に示すように、コンベ
ア1による荷Wの搬送開始地点Aと、搬送終了地点Bと
に、荷を検出する検出手段2,3を設け、搬送開始地点
Aから搬送終了地点Bまでの搬送時間をカウントしてそ
の時間を予め設定してある搬送時間と比較し、所定時間
以上遅れたときに異常と判断する装置である(図3参
照)。
【0004】第2の装置は、コンベア1を、それぞれ駆
動モータM1〜M5を備えた複数のコンベアユニット1
1〜15で構成し、荷Wが引っかかったときに生じる駆
動モータの過負荷で作動するサーマルリレーを監視する
ことにより搬送異常を判断する装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
はそれぞれ次のような問題があった。
【0006】第1の装置では、搬送開始地点Aから搬送
終了地点Bまでの荷の搬送時間に基づいて搬送異常を判
断するようになっているので、搬送開始地点Aから搬送
終了地点Bまでの間のどこかで搬送異常が生じたことは
判断できるが、搬送開始地点Aから搬送終了地点Bまで
の間のどこの地点で異常が発生したのかは判断すること
ができなかった。
【0007】第2の装置では、駆動モータM1〜M5の
過負荷状態を監視しているので、どの地点で搬送異常が
生じたのかは判断することはできるが、駆動モータが一
定時間過負荷状態とならなければ判断することができ
ず、駆動モータに悪影響を与えてしまうという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、駆動モータに悪影響を与えることなく、荷の搬送
異常が生じた位置を容易に判別することのできる、コン
ベアの異常診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のコンベアの異常診断装置は、荷の搬送経路を
複数の区間に分割して各区間に荷の通過を検出する検出
手段を設けるとともに、これら検出手段により検出され
た荷の通過時間が予め設定された通過時間より所定時間
遅れたときに搬送異常と判断してその異常区間を報知す
る報知手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0011】荷の搬送経路が複数の区間に分割されてお
り、各区間に荷の通過を検出する検出手段が設けられて
いるので、いずれかの区間において荷の搬送異常が生じ
ると、その区間に設けられている検出手段により検出さ
れる荷の通過時間が遅れることとなる。そして、その遅
れが予め設定された通過時間より所定時間遅れると、報
知手段により、搬送異常と判断されその異常区間が報知
される。
【0012】すなわち本発明によるコンベアの異常診断
装置によれば、荷の搬送異常が生じると、その異常が報
知されるとともに、異常位置も報知されるという効果が
得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明に係るコンベアの異常診断装
置の一実施例を示す模式的平面図である。
【0015】同図に示すように、本実施例のコンベアの
異常診断装置は、荷Wの搬送経路を複数(図では5つ)
の区間A1〜A5に分割して各区間に荷の通過を検出す
る検出手段S1〜S5を設けてある。具体的には、コン
ベア10をそれぞれ駆動モータM1〜M5を備えた複数
のコンベアユニット11〜15で構成することにより、
各コンベアユニットで各区間A1からA5を形成し、各
コンベアユニット11〜15に設けた光センサで検出手
段S1からS5を構成している。
【0016】検出手段S1からS5はそれぞれPLC
(プログラマブル・ロジック・コントローラ)20に接
続されている。
【0017】PLC20は記憶手段21を有しており、
表示手段22および警音手段とともに報知手段を構成し
ている。
【0018】記憶手段21には、コンベア10(すなわ
ちコンベアユニット11〜15)が正常に作動している
場合において、荷Wが検出手段S1を作動させてから検
出手段S2を作動させるまでの時間t1,検出手段S2
を作動させてから検出手段S3を作動させるまでの時間
t2,検出手段S3を作動させてから検出手段S4を作
動させるまでの時間t3,検出手段S4を作動させてか
ら検出手段S5を作動させるまでの時間t4,および、
各時間t1,t2,t3,t4に対する許容遅れ時間α
1,α2,α3,α4が格納されている。すなわち、荷
Wが各区間を通過すべき時間しかも所定の許容時間が付
加された時間T1=(t1+α1),T2=(t2+α
2),T3=(t3+α3),T4=(t4+α4)が
格納されている。本実施例においては、これら設定時間
の入力作業を容易に行なうことができるようになってい
る。すなわち、PLC20には設定モードが設けられて
おり、コンベア10の設置、調整時に、荷が正常に流れ
ていることを確認した上で設定モードを選択することに
より、検出手段S1〜S5からの作動信号に基づいて時
間t1,t2,t3,t4が自動的に算出され、これが
自動的に記憶手段21に格納されるようになっている。
なお、許容遅れ時間α1,α2,α3,α4は、各区間
に応じて適宜設定し、キーボード等により入力すればよ
い。
【0019】PLC20は、コンベア10の実際の稼働
時において、各検出手段S1〜S5の作動に基づいて各
区間を荷が実際に通過する時間(あるいは各検出手段が
作動した後の経過時間)T1’,T2’,T3’,T
4’を随時算出し、その時間T1’,T2’,T3’,
T4’を随時それぞれ前述した設定時間T1,T2,T
3,T4と比較して、実際の通過時間T’が設定時間T
を超えた場合には、表示手段22および警音手段23に
報知信号を発して、搬送異常およびその異常区間を表示
手段22にて表示し、また警音手段23にて警音を発す
るようになっている。
【0020】具体的に、区間A3で搬送異常が発生した
場合を例にとって説明する。
【0021】PLC20は、検出手段S2からの信号を
入力した時点で時間のカウントアップを開始し、その時
間T2’が予め設定された通過時間より所定時間遅れた
とき、すなわち、T2’>T2となった時点で搬送異常
と判断し、区間A3で搬送異常が発生したことを表示手
段22にて表示するとともに、警音手段23にて警音を
発する。
【0022】このように、本実施例の異常診断装置によ
れば、荷の搬送異常が生じると、その異常が報知される
とともに、異常位置も報知されることとなる。
【0023】また、この装置によれば、検出手段S1〜
S5の異常も診断することが可能である。すなわち、例
えば、検出手段S2からの信号があった後、T2+T3
時間経過後に、検出手段S4からの信号があった場合、
検出手段S3に異常が発生したことを判別することがで
きる。
【0024】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0025】例えば、図示の例では、コンベアユニット
を5つ連設した場合について説明したがその数は3以上
であれば任意である。また、荷の搬送経路は直線状に限
らずループ状その他の形状であっても本発明は適用でき
る。
【0026】さらにコンベアは、コンベアユニットを連
設したものに限られるものではなく、一連のコンベアに
も本発明は適用できる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベアの異常診断装置の一実施
例を示す模式的平面図。
【図2】従来装置の説明図。
【図3】従来装置の作動を説明するフローチャート。
【図4】他の従来装置の説明図。
【符号の説明】
W 荷 A1〜A5 区間 S1〜S5 検出手段 10 コンベア 20 報知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷の搬送経路を複数の区間に分割して各
    区間に荷の通過を検出する検出手段を設けるとともに、
    これら検出手段により検出された荷の通過時間が予め設
    定された通過時間より所定時間遅れたときに搬送異常と
    判断してその異常区間を報知する報知手段を設けたこと
    を特徴とするコンベアの異常診断装置。
JP12208493A 1993-04-27 1993-04-27 コンベアの異常診断装置 Pending JPH06305538A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12208493A JPH06305538A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 コンベアの異常診断装置

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JP12208493A JPH06305538A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 コンベアの異常診断装置

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Publication Number Publication Date
JPH06305538A true JPH06305538A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14827262

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JP12208493A Pending JPH06305538A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 コンベアの異常診断装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196271A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 オムロン株式会社 センサシステム
JP2021504969A (ja) * 2017-11-30 2021-02-15 チャイナ トライアンフ インターナショナル エンジニアリング カンパニー リミテッドChina Triumph International Engineering Co.,Ltd. 密閉チャンバ内での基板位置を判定する方法およびこの方法を実行する装置
SE1951286A1 (en) * 2019-11-08 2021-05-09 Ewab Eng Ab Production systems

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