JPH0630495U - 扇風機の制御装置 - Google Patents
扇風機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0630495U JPH0630495U JP7145192U JP7145192U JPH0630495U JP H0630495 U JPH0630495 U JP H0630495U JP 7145192 U JP7145192 U JP 7145192U JP 7145192 U JP7145192 U JP 7145192U JP H0630495 U JPH0630495 U JP H0630495U
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- JP
- Japan
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- temperature sensor
- microcomputer
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気回路の簡略化と生産効率の向上及びコスト
低減が行える扇風機の制御装置を提供する。 【構成】マイコン1に於ける温度センサ5の入力端子で
ある室温入力ポ−ト6の初期値で、予めプログラムされ
た温度センサ5付の機種の制御と、温度センサ5なしの
機種の制御とをマイコン1自身が選択するようにしたの
で、入力ポ−トが1つ少なくて済むと共に、生産効率の
向上及びコスト低減が実現したものであ。
低減が行える扇風機の制御装置を提供する。 【構成】マイコン1に於ける温度センサ5の入力端子で
ある室温入力ポ−ト6の初期値で、予めプログラムされ
た温度センサ5付の機種の制御と、温度センサ5なしの
機種の制御とをマイコン1自身が選択するようにしたの
で、入力ポ−トが1つ少なくて済むと共に、生産効率の
向上及びコスト低減が実現したものであ。
Description
【0001】
この考案は扇風機の制御装置で、特に1つのマイクロコンピュ−タ(以下マイ コンと称す)を複数の機種に共用して使用するようにしたものに関する。
【0002】
従来のこの種の扇風機の制御装置は、温度センサが付室温に応じても駆動が制 御される高級タイプの機種と、温度センサがなく通常の駆動制御しかできない普 及タイプの機種とで、それぞれ別々のマイコンを使用していた。
【0003】
ところでこの従来のものでは、2つのマイコンが必要であり、又生産する機種 毎にマイコンも切替なければならず、生産効率の低下及びコストアップの原因と なるものであった。 又これを解消する為、近年では図4に示す如く、2つの機種の制御内容を予め 記憶した1つのマイコンaを設け、そしてこのマイコンaの入力側には機種選択 用の切替スイッチbを接続する専用ポ−トcを備え、切替スイッチbのON・O FFによる専用ポ−トcの電圧値でどちらの機種に対応した制御内容を実行する かを、マイコンaに判定させることで、1つのマイコンaで済みコスト低下は計 れると共に、生産効率も従来よりは良くなったが、組立ラインで機種毎に切替ス イッチbのON・OFF操作をしなければならず、まだまだ十分な効率アップに は達せず、又人手による切替操作であるから間違いもあり、その改善が望まれて いた。
【0004】
この考案は上記の点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を温度セン サ付の機種の制御内容と、温度センサなしの機種の制御内容とを、予めプログラ ムされたマイコンを備えたものに於いて、前記マイコンには、室温を検知する温 度センサが接続する室温入力ポ−トを設け、該室温入力ポ−トの初期値で上記2 つの制御内容のうち一方を実行させるようにしたものである。
【0005】
扇風機の電源プラグをコンセントに差し込むことで、マイコン1は交流電源1 1と接続され電源ON(ステップ17)となり、該マイコン1は先ず室温入力ポ −ト6の初期値を読み込み、この値が3V以上かどうかで温度センサ5が付いて いる機種と付いていない機種の判定を行う(ステップ18)。
【0006】 即ち温度センサ5が接続されている時には、室温入力ポ−ト6の初期値は3V 未満でONとなり、温度センサ5が付いた機種の運転制御内容である、室温が所 定温度以下に低下した時にモ−タ10の駆動を強制的に停止させる制御を、通常 の扇風機の制御に付加させる(ステップ19)。
【0007】 一方温度センサ5が接続されていない時には、初期値は3V以上でYESとな り、温度センサ5が付いていない機種の制御内容である、室温に関係なく各スイ ッチにより指示される通常の運転を行わせるものである(ステップ20)。
【0008】
次にこの考案に係る扇風機の制御装置を図1に示す温度センサ付のものを先ず 一実施例として説明する。 1は4ビットのマイコンあり、タイマー機能及び時間カウント機能及び該カウ ントに従って所定時間間隔で運転状態を切り替える複数の運転パターンを記憶し ているものであり、又予め室温に応じて運転を制御する温度センサ付の機種の制 御内容と、室温に関係しない温度センサなしの機種の制御内容とをプログラムさ れているものである。
【0009】 2はマイコン1の入力側に備えられたモード切替スイッチで、押圧順に順次「 弱」・「中」・「強」と設定風量を切替えると共に運転モードを決定する風量切 替スイッチ3と、マイコン1に記憶した運転パターンを実行させるリズムスイッ チ4とから構成されている。 5は扇風機本体(図示せず)のスタンド表面に備えられ、室温を検知するサ− ミスタから成る温度センサである。
【0010】 6は温度センサ5が接続される室温入力ポ−トで、室温デ−タを電圧値として マイコン1に入力させるものであり、通電開始時の初期値の電圧値で温度センサ 5接続の有無をマイコン1に判定させ、温度センサ5付の機種の制御への移行か 温度センサ5なしの機種の制御への移行かを選択させるものである。 からの信号をマイクロコンピュータ1に入力する入力ポートである。 7はタイマースイッチで押圧順に順次「30分」・「1時間」・「2時間」・ 「4時間」とタイマー時間を設定するものである。
【0011】 8は選択スイッチを構成するナイトスイッチで、温度センサ5付の機種の特有 の制御である、タイマー運転中で室温を検知する温度センサー5が設定された温 度ここでは26℃以下を検知した時、マイコン1に扇風機の運転を停止させるプ ログラム動作を行わせるものである。
【0012】 9は押圧されることで運転開始・停止させる運転開始・停止スイッチである。 10は交流電源11に接続し直流変換回路12を有した駆動回路13に備えら れた扇風機の送風用のモーターで、弱・中・強の各能力端子にはトライアックか らなるスイッチ素子14・15・16がそれぞれ接続し、マイコン1からの出力 によってON・OFFしてモーター10を弱・中・強の各能力で運転させたり、 或は運転及び停止の制御も行うものである。
【0013】 L1 〜L4 はタイマーセット時間の「4時間」・「2時間」・「1時間」・「 30分」をそれぞれ表示する表示ランプ。 L5 〜L8 は「強」・「中」・「弱」及び「ナイト」と言う運転状態をそれぞ れ表示する表示ランプである。 Bは上記表示ランプと共に運転切替時発音し、運転切替を音で報知する報知ブ ザーである。
【0014】 次に図2に示す温度センサ5が付いていない機種の制御回路の要部について説 明すれば、マイコン1の室温入力ポ−ト6には温度センサ5が接続されず、基準 電圧のみが印加されこの初期値の電圧で温度センサ5なしの機種の制御を選択さ せるものである。
【0015】 次にこの一実施例の作動を図3のフロ−チャ−トに従って説明する。 今扇風機の電源プラグをコンセントに差し込むことで、マイコン1は交流電源 11と接続され電源ON(ステップ17)となり、該マイコン1は先ず室温入力 ポ−ト6の初期値を読み込み、この値が3V以上かどうかで温度センサ5が付い ている機種と付いていない機種の判定を行う(ステップ18)。
【0016】 即ち温度センサ5が接続されている時には、室温入力ポ−ト6の初期値は3V 未満でONとなり、温度センサ5が付いた機種の運転制御内容である、室温が所 定温度以下に低下した時にモ−タ10の駆動を強制的に停止させる制御を、通常 の扇風機の制御に付加させる(ステップ19)。
【0017】 一方温度センサ5が接続されていない時には、初期値は3V以上でYESとな り、温度センサ5が付いていない機種の制御内容である、室温に関係なく各スイ ッチにより指示される通常の運転を行わせるものである(ステップ20)。
【0018】 従って、1つのマイコン1で運転制御内容が相違する複数の機種に対応出来、 従来同様コストの低減が計られることは勿論であり、又マイコン1自身が温度セ ンサ5の有無で直接的に判断し機種を選択するので、組立ラインで人手によって 切替られるものでないから、確実で間違いもなく、しかも自動的に行われるので 生産効率は極めて良好となるものである。
【0019】
要するにこの考案は、温度センサ5付の機種の制御内容と、温度センサ5なし の機種の制御内容とを、予めプログラムされたマイクロコンピュ−タ1を備えた ものに於いて、前記マイクロコンピュ−タ1には、室温を検知する温度センサ5 が接続する室温入力ポ−ト6を設け、該室温入力ポ−ト6の初期値で上記2つの 制御内容のうち一方を実行させるようにしたものであるから、1種類のマイコン で制御内容が違う複数の機種のマイコンが兼用出来、コストの低減が計られるこ とは勿論、マイコン自身が温度センサの有無を直接判断し、それに応じて自動的 に機種の選択を行いその機種に応じた制御を行うようにしたので、従来のように 組立ライン上で人手によって機種の切替操作をする必要がなく、生産効率が大幅 に向上されるものであり、しかも間違いのない確実な機種の選択が行えるもので ある。
【図1】この考案の一実施例を付した温度センサ付の扇
風機の電気回路図。
風機の電気回路図。
【図2】同温度センサなしの要部電気回路図。
【図3】同要部のフロッチャ−ト。
【図4】従来例を示す同要部電気回路図で、(イ)は温
度センサ付を示すものであり、(ロ)は温度センサなし
を示すものである。
度センサ付を示すものであり、(ロ)は温度センサなし
を示すものである。
1 マイクロコンピュ−タ 5 温度センサ 6 室温入力ポ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村松 務 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内
Claims (1)
- 【請求項1】 温度センサ5付の機種の制御内容と、温
度センサ5なしの機種の制御内容とを、予めプログラム
されたマイクロコンピュ−タ1を備えたものに於いて、
前記マイクロコンピュ−タ1には、室温を検知する温度
センサ5が接続する室温入力ポ−ト6を設け、該室温入
力ポ−ト6の初期値で上記2つの制御内容のうち一方を
実行させる事を特徴とする扇風機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145192U JPH0630495U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 扇風機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145192U JPH0630495U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 扇風機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630495U true JPH0630495U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13460943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145192U Pending JPH0630495U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 扇風機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630495U (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP7145192U patent/JPH0630495U/ja active Pending
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