JPH063047Y2 - 壁パネルおよび該壁パネルの保温材 - Google Patents

壁パネルおよび該壁パネルの保温材

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JPH063047Y2
JPH063047Y2 JP5070888U JP5070888U JPH063047Y2 JP H063047 Y2 JPH063047 Y2 JP H063047Y2 JP 5070888 U JP5070888 U JP 5070888U JP 5070888 U JP5070888 U JP 5070888U JP H063047 Y2 JPH063047 Y2 JP H063047Y2
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JP
Japan
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wall panel
insulating material
heat insulating
protrusions
reinforcing rib
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JP5070888U
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秀幸 嶋村
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は間仕切用又は浴室用その他に使用でき、室内の
保温及び結露防止の目的のために、壁パネルの裏面に保
温材を一体的に取付けた壁パネルおよび該壁パネルの保
温材に関するもので、特に浴室に用いて好適なものであ
る。
〔従来の技術〕
この種の保温材を裏面に取付けた壁パネルとしては、
壁パネルの裏面に発泡ウレタンを吹付けて発泡させて構
成したもの、及び発泡スチロールの平板を壁パネルの
裏面に接着剤により貼着した構成のもの等が周知であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来例のにおいては、発泡ウレタンの吹付製造及
び発泡のための加熱装置等が必要であり、装置自体が大
げさなものとなるため、現地での施工が不可能であり、
予め工場において完成した形での壁パネル形成しなけれ
ばならず、作業性及び運搬の面においても、コスト面に
おいても大きな課題を有している。
又、前記の壁パネルにおいては、壁パネルの裏面に対
して、接着剤を用いて取付けなければならず、壁パネル
が例えばセラフォーム(セントラル硝子(株)社製)の
ような硬質材料の場合は、接着不良が生じたりする課題
を有すると共に、作業性にも課題を有している。
〔課題を解決するための手段〕
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案
は、硬質材料で形成した壁パネルの裏面に補強リブを一
体に突出形成し、該補強リブに対応する溝部を保温材の
表面に形成し、該溝部内に複数個の突起を一体に形成
し、前記補強リブを対応する溝部に嵌合させ且つ前記突
起により補強リブを圧接挟持して前記壁パネルの裏面に
前記保温材を固定させたことを特徴とする壁パネル並び
に前記構成の保温材を提供するものであり、前記壁パネ
ルと保温材とを別々に施工現場に搬入し、施工時におい
て、両者を単に合体させるのみで、補強リブを前記突起
が圧接挟持して一体的に取付けられ、接着剤等の接着手
段を用いなくても安定した保温材の取付けができるので
ある。
〔実施例〕
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明する
と、1は各種用途に使用できる壁パネルであり、例えば
SMC(シートモールドコンパウンド)又はセラフォー
ム等の硬質材料で形成され、その裏面に補強リブ2が、
例えば格子状に一体に突出形成されている。3は保温材
であり、該保温材は例えば発泡スチロール等で成型さ
れ、その表面には前記補強リブに対応した溝部4が形成
されると共に、該溝部内には前記補強リブ2が溝部4に
嵌合した時に、その補強リブ2を両側から圧接挟持する
ための突起5、6が対をなして溝部内の両側から一体に
突出形成してある。
図示の実施例における壁パネル1の補強リブ2は格子状
に形成されているが、例えば縦方向に複数条のリブを設
けた場合、又は横方向に複数条のリブを設けた場合のい
づれも、本考案の技術的思想に含まれるものである。
又、前記保温材3においても、前記壁パネル1の補強リ
ブに対応して溝部4が形成されるのであり、特に保温材
3はその材料無駄を省くために、溝部4の形成に対応し
て裏面側に格子状の張出部4aが形成してある。更に、
溝部4内に形成される突起5、6は前記補強リブ2を両
側から挟み付けるように形成したが、突起を多数個設け
ることにより全体的な挟持圧が充分得られれば、一方の
側からの突起5のみでも良い。
このように構成された壁パネル1に対して保温材3を取
付ける場合には、第2図及び第3図に示したように、壁
パネル1の補強リブ2が保温材3の溝部4に嵌合するよ
うにして押圧すると、補強リブ2が溝部4内に突出形成
してある突起5、6を夫々押し縮めて挿入嵌合する。押
し縮められた突起5、6は常に復元する方向に作用して
おり、それによって常時補強リブ2を圧接挟持すること
になり、結果として壁パネル1の裏面に保温材3が略一
体的に取付けられるのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る壁パネルは、硬質材料
で形成した壁パネルの裏面に補強リブを一体に突出形成
し、該補強リブに対応する溝部を保温材の表面に形成
し、該溝部内に複数個の突起を一体に形成し、前記補強
リブを対応する溝部に嵌合させ且つ前記突起により補強
リブを圧接挟持して前記壁パネルの裏面に前記保温材を
固定させた構成にしたので、壁パネルに対して保温材を
単に押圧して合体させるだけで一体的に固定させること
ができ、従来例のように施工現場に大げさな装置を持込
むとか或は厄介な接着剤による接着手段が不要となり、
作業性が著しく向上するという優れた効果を奏する。
又、保温材は補強リブが嵌合する溝部に複数個の突起が
設けられており、その突起により補強リブを圧接挟持す
る構成であるため、壁パネルとして接着剤が使用できな
い材料で形成されていても、壁パネルに対する保温材の
取付けが極めて容易に且つ安定して取付けられるという
優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る壁パネルおよび該壁パネルの保温
材を分離して示した背面側斜視図、第2図は同壁パネル
と保温材との係合部の要部を拡大して示した一部断面
図、第3図は保温材を固定した状態の一部断面図であ
る。 1…壁パネル、2…補強リブ 3…保温材、4…溝部 5、6…突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質材料で形成した壁パネルの裏面に補強
    リブを一体に突出形成し、該補強リブに対応する溝部を
    保温材の表面に形成し、該溝部内に複数個の突起を一体
    に形成し、前記補強リブを対応する溝部に嵌合させ且つ
    前記突起により補強リブを圧接挟持して前記壁パネルの
    裏面に前記保温材を固定させたことを特徴とする壁パネ
    ル。
  2. 【請求項2】壁パネルの補強リブに対応させて溝部を形
    成し、該溝部内に複数個の突起を一体に成形したことを
    特徴とする請求項1項記載の壁パネル用保温材。
JP5070888U 1988-04-15 1988-04-15 壁パネルおよび該壁パネルの保温材 Expired - Lifetime JPH063047Y2 (ja)

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JPH01153008U JPH01153008U (ja) 1989-10-23
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JP5443532B2 (ja) * 2012-02-27 2014-03-19 宏樹 八馬 空間形成装置

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JPH01153008U (ja) 1989-10-23

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