JPH06304473A - 油類の吸着材 - Google Patents
油類の吸着材Info
- Publication number
- JPH06304473A JPH06304473A JP10112093A JP10112093A JPH06304473A JP H06304473 A JPH06304473 A JP H06304473A JP 10112093 A JP10112093 A JP 10112093A JP 10112093 A JP10112093 A JP 10112093A JP H06304473 A JPH06304473 A JP H06304473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- graphite
- adsorbent
- oils
- expandable graphite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 膨張黒鉛は、重油、潤滑油等を良く吸着し、
油類を吸着した後、塊状に凝集するため回収し易く、油
吸着材として優れた素材であるが、きわめて嵩高なため
取扱い上の問題があった。この膨張黒鉛を取扱いの容易
な複合体とする。 【構成】 黒鉛を酸処理して製造される熱膨張性黒鉛を
加熱して得られる、嵩密度が0.003〜0.04g/
ccである膨張黒鉛に保水性又は吸湿性の物質を溶解さ
せた溶液を付着又は吸着させた油類の吸着材。
油類を吸着した後、塊状に凝集するため回収し易く、油
吸着材として優れた素材であるが、きわめて嵩高なため
取扱い上の問題があった。この膨張黒鉛を取扱いの容易
な複合体とする。 【構成】 黒鉛を酸処理して製造される熱膨張性黒鉛を
加熱して得られる、嵩密度が0.003〜0.04g/
ccである膨張黒鉛に保水性又は吸湿性の物質を溶解さ
せた溶液を付着又は吸着させた油類の吸着材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油等の液状物質の吸収
を効率的に行うことができる油類の吸着材に関し、特に
原油流出事故における回収処理や、一般の排水中の油あ
るいは有機塩素系溶剤の除去等、特に公害防止の分野で
有効に利用される。
を効率的に行うことができる油類の吸着材に関し、特に
原油流出事故における回収処理や、一般の排水中の油あ
るいは有機塩素系溶剤の除去等、特に公害防止の分野で
有効に利用される。
【0002】
【従来の技術】近年、地球規模で海上流出油はもとより
一般の排水中の油に至るまで環境問題に対する積極的な
提言がなされ、各種の資材での回収方法が提案されてい
る。しかしながら、それらの回収は完全なものではない
ため、油ゲル化剤を使用したり、油処理剤を散布して油
を中和、分散させる等の方法も提案されている。
一般の排水中の油に至るまで環境問題に対する積極的な
提言がなされ、各種の資材での回収方法が提案されてい
る。しかしながら、それらの回収は完全なものではない
ため、油ゲル化剤を使用したり、油処理剤を散布して油
を中和、分散させる等の方法も提案されている。
【0003】油吸着材としては、無機質や有機質の粒状
物、及びポリプロピレン等の有機繊維からなる不織布を
シート状、マット状に成形加工されたものが種々提案さ
れている。また、効率的に油の回収処理や一般の排水中
の油あるいは有機塩素系溶剤等の除去を行うため、熱膨
張性黒鉛を加熱膨張させて得られる膨張黒鉛を使用する
方法(特開平4−22403号公報)が提案されてい
る。
物、及びポリプロピレン等の有機繊維からなる不織布を
シート状、マット状に成形加工されたものが種々提案さ
れている。また、効率的に油の回収処理や一般の排水中
の油あるいは有機塩素系溶剤等の除去を行うため、熱膨
張性黒鉛を加熱膨張させて得られる膨張黒鉛を使用する
方法(特開平4−22403号公報)が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】海上流出油の回収処理
や一般の排水中の油、あるいは有機塩素系溶剤の除去を
行うため本発明者らによって提案された膨張黒鉛を利用
する方法(特開平4−22403号公報)は、膨張黒鉛
が重油、潤滑油等を極めて良く吸収して自重の50倍に
も達するものであり、更にこの膨張黒鉛が油を吸収した
後、塊状に凝集するため非常に回収し易くなるものであ
る。
や一般の排水中の油、あるいは有機塩素系溶剤の除去を
行うため本発明者らによって提案された膨張黒鉛を利用
する方法(特開平4−22403号公報)は、膨張黒鉛
が重油、潤滑油等を極めて良く吸収して自重の50倍に
も達するものであり、更にこの膨張黒鉛が油を吸収した
後、塊状に凝集するため非常に回収し易くなるものであ
る。
【0005】しかしながら、膨張黒鉛が油吸着材として
優れた効果を発揮するにも拘らず、それ自体、嵩高で極
めて軽い粉体であるため取扱いが非常に困難となる場合
があった。例えば、散布時、風等の影響で目的場所以外
の場所まで広範囲に飛散する場合等の難点がある。
優れた効果を発揮するにも拘らず、それ自体、嵩高で極
めて軽い粉体であるため取扱いが非常に困難となる場合
があった。例えば、散布時、風等の影響で目的場所以外
の場所まで広範囲に飛散する場合等の難点がある。
【0006】一方、この膨張黒鉛は圧縮成形により容易
にシート状になることが知られているが、シート状にす
ることで空隙構造が破壊されるため、油の吸収能力が失
われてしまう。本発明の課題は、油の吸着能力を失わず
取扱いが容易になり、油等の吸着に好適な油類の吸着材
を提供することにある。
にシート状になることが知られているが、シート状にす
ることで空隙構造が破壊されるため、油の吸収能力が失
われてしまう。本発明の課題は、油の吸着能力を失わず
取扱いが容易になり、油等の吸着に好適な油類の吸着材
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に検討した結果、本発明者は、黒鉛を酸処理して製造さ
れる酸処理黒鉛を加熱して得た、嵩密度が0.003〜
0.04g/ccである膨張黒鉛に親水性物質を溶解さ
せた溶液を付着もしくは吸着させ取扱い易い油吸着材が
得られることを見いだし、本発明を完成させた。
に検討した結果、本発明者は、黒鉛を酸処理して製造さ
れる酸処理黒鉛を加熱して得た、嵩密度が0.003〜
0.04g/ccである膨張黒鉛に親水性物質を溶解さ
せた溶液を付着もしくは吸着させ取扱い易い油吸着材が
得られることを見いだし、本発明を完成させた。
【0008】即ち本発明は、熱膨張性黒鉛を加熱して得
られる膨張黒鉛に親水性溶液を保持させてなる油類の吸
着材を要旨とする。以下、本発明を詳細に説明する。ま
ず、本発明における熱膨張性黒鉛は、膨張性が高く膨張
後に嵩高の膨張黒鉛を形成するものであればその何れで
も良いが、天然黒鉛、熱分解黒鉛、キッシュ黒鉛などの
黒鉛を、硫酸と酸化剤との混合物で処理した後、水洗
し、乾燥して得られるものが工業的に利用されており、
本発明でもこれらを有利に使用できる。
られる膨張黒鉛に親水性溶液を保持させてなる油類の吸
着材を要旨とする。以下、本発明を詳細に説明する。ま
ず、本発明における熱膨張性黒鉛は、膨張性が高く膨張
後に嵩高の膨張黒鉛を形成するものであればその何れで
も良いが、天然黒鉛、熱分解黒鉛、キッシュ黒鉛などの
黒鉛を、硫酸と酸化剤との混合物で処理した後、水洗
し、乾燥して得られるものが工業的に利用されており、
本発明でもこれらを有利に使用できる。
【0009】たとえば、原料黒鉛を98%濃硫酸と60
%過酸化水素水の混合物中におよそ20〜150メッシ
ュに粉砕された黒鉛を、45℃以下で10分〜30分接
触させ、水洗、乾燥を行うことにより製造することがで
きる。これらの熱膨張性黒鉛は、約300℃以上で加熱
することによりC軸方向に数10〜数100倍に膨張す
る性質を有するものであり、本発明で使用される膨張黒
鉛は、原料黒鉛、製造方法に特別な制限はないものの、
その特性として、1000℃で10秒間、急激に加熱し
たときの膨張後の嵩密度は0.003〜0.04g/c
c程度である。
%過酸化水素水の混合物中におよそ20〜150メッシ
ュに粉砕された黒鉛を、45℃以下で10分〜30分接
触させ、水洗、乾燥を行うことにより製造することがで
きる。これらの熱膨張性黒鉛は、約300℃以上で加熱
することによりC軸方向に数10〜数100倍に膨張す
る性質を有するものであり、本発明で使用される膨張黒
鉛は、原料黒鉛、製造方法に特別な制限はないものの、
その特性として、1000℃で10秒間、急激に加熱し
たときの膨張後の嵩密度は0.003〜0.04g/c
c程度である。
【0010】本発明の吸着剤は、このような膨張黒鉛に
親水性溶液を保持させることにより得られる。この親水
性溶液としては、水自体のほかエチルアルコール等の低
級アルコールも挙げられ、親水性物質を、溶解しうる溶
剤、たとえば水、低級アルコール等、に任意の割合で溶
解させた溶液を用いることができるが、親水性物質とし
ては、保管時の揮散の少ないものが好適である。
親水性溶液を保持させることにより得られる。この親水
性溶液としては、水自体のほかエチルアルコール等の低
級アルコールも挙げられ、親水性物質を、溶解しうる溶
剤、たとえば水、低級アルコール等、に任意の割合で溶
解させた溶液を用いることができるが、親水性物質とし
ては、保管時の揮散の少ないものが好適である。
【0011】すなわち、好適には、保水性・吸湿性の比
較的大きい物質、たとえば、グリセリン、ポリエチレン
グリコール、エチレングリコール等の多価アルコール、
硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸カリウム、硫
酸マグネシウム等の硫酸塩、及び塩化ナトリウム、塩化
アンモニウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の塩
化物が用いられる。
較的大きい物質、たとえば、グリセリン、ポリエチレン
グリコール、エチレングリコール等の多価アルコール、
硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸カリウム、硫
酸マグネシウム等の硫酸塩、及び塩化ナトリウム、塩化
アンモニウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の塩
化物が用いられる。
【0012】これらの親水性溶液を膨張黒鉛に保持(付
着もしくは吸着)させる際には、浸漬、噴霧等のいかな
る方法も採用しうるが、保持量は通常黒鉛1gに対し1
〜50g程度である。一般に50gを超えると付着もし
くは吸着限界を超えるので、親水性溶液が過剰となる
が、黒鉛の油類吸着能に支障はない。このようにして得
られる吸着材は、従来の膨張黒鉛と異なり、使用する際
の散布時に親水性溶液を保持してなる点に特徴を有する
が、従来の膨張黒鉛が使用されている、いわゆる油類の
吸着材として用いられる。
着もしくは吸着)させる際には、浸漬、噴霧等のいかな
る方法も採用しうるが、保持量は通常黒鉛1gに対し1
〜50g程度である。一般に50gを超えると付着もし
くは吸着限界を超えるので、親水性溶液が過剰となる
が、黒鉛の油類吸着能に支障はない。このようにして得
られる吸着材は、従来の膨張黒鉛と異なり、使用する際
の散布時に親水性溶液を保持してなる点に特徴を有する
が、従来の膨張黒鉛が使用されている、いわゆる油類の
吸着材として用いられる。
【0013】特に有利に使用できる物質の代表例として
は、重油、機械油等あるいはその廃油、食用油等の動植
物油あるいはその廃油等を挙げることができる。また、
代表的な使用例としては、海水、工場排水、生活排水に
浮遊または水中分散している油類を吸着除去する例を挙
げることができる。
は、重油、機械油等あるいはその廃油、食用油等の動植
物油あるいはその廃油等を挙げることができる。また、
代表的な使用例としては、海水、工場排水、生活排水に
浮遊または水中分散している油類を吸着除去する例を挙
げることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に明細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1〜3
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1〜3
【0015】<吸着材の製作>熱膨張性黒鉛として、固
定炭素分90%以上、灰分10%以下の天然燐片状黒鉛
(粒度:36メッシュ〜100メッシュ)を酸処理し、
水洗、乾燥されたものを使用した。この熱膨張性黒鉛を
電気炉で予め1000℃に保持された石英ビーカー中に
投入し10秒間加熱して嵩密度0.005g/ccの膨
張黒鉛を得た。又、保水性の親水性物質としてグリセリ
ン(市販の特級試薬)を使用し、これを溶解する溶液と
して純水を使用し、親水性溶液(グリセリン濃度1重量
%)を得た。撹拌機により膨張黒鉛を撹拌させながら膨
張黒鉛全体に上記親水性溶液が付着するように噴霧器に
より付着させた(実施例1,2)。又、上記溶液に膨張
黒鉛を投入し、上記溶液を吸着させた(実施例3)。比
較のため、嵩密度0.005g/ccの膨張黒鉛自体を
使用(比較例1)。
定炭素分90%以上、灰分10%以下の天然燐片状黒鉛
(粒度:36メッシュ〜100メッシュ)を酸処理し、
水洗、乾燥されたものを使用した。この熱膨張性黒鉛を
電気炉で予め1000℃に保持された石英ビーカー中に
投入し10秒間加熱して嵩密度0.005g/ccの膨
張黒鉛を得た。又、保水性の親水性物質としてグリセリ
ン(市販の特級試薬)を使用し、これを溶解する溶液と
して純水を使用し、親水性溶液(グリセリン濃度1重量
%)を得た。撹拌機により膨張黒鉛を撹拌させながら膨
張黒鉛全体に上記親水性溶液が付着するように噴霧器に
より付着させた(実施例1,2)。又、上記溶液に膨張
黒鉛を投入し、上記溶液を吸着させた(実施例3)。比
較のため、嵩密度0.005g/ccの膨張黒鉛自体を
使用(比較例1)。
【0016】<吸油試験>実施例1〜3で製作した吸着
材および比較に使用した膨張黒鉛について、その各々の
供試試料を、20±1℃に調製したC重油、サラダ油、
機械油の油面に散布し、10分間静置したあと80メッ
シュの金網上に20分間放置し、その重量を測定した。
結果を纏めて表−1に示した。
材および比較に使用した膨張黒鉛について、その各々の
供試試料を、20±1℃に調製したC重油、サラダ油、
機械油の油面に散布し、10分間静置したあと80メッ
シュの金網上に20分間放置し、その重量を測定した。
結果を纏めて表−1に示した。
【0017】本試験で製作した吸着材の実施例1〜3の
完成した吸着材の重量〔a〕、完成した吸着材に含まれ
る黒鉛量〔b〕、完成した吸着材に含まれる黒鉛1g当
たりの油吸着量〔c〕。本試験に使用した油種はC重油
(イ)、サラダ油(ロ)、機械油(ハ)。上記散布に際
しては、実施例1〜3の吸着剤は、比較例1の吸着剤に
比し、取扱い易く散布効率が格段に良好であった。
完成した吸着材の重量〔a〕、完成した吸着材に含まれ
る黒鉛量〔b〕、完成した吸着材に含まれる黒鉛1g当
たりの油吸着量〔c〕。本試験に使用した油種はC重油
(イ)、サラダ油(ロ)、機械油(ハ)。上記散布に際
しては、実施例1〜3の吸着剤は、比較例1の吸着剤に
比し、取扱い易く散布効率が格段に良好であった。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明の吸着材は、素材の油吸着能力を
低下させず、散布時風等の影響で広範囲に飛散すること
がなく、水面散布時分散性が良く、油類の回収除去を効
率よく行ないうる。
低下させず、散布時風等の影響で広範囲に飛散すること
がなく、水面散布時分散性が良く、油類の回収除去を効
率よく行ないうる。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱膨張性黒鉛を加熱して得られた膨張黒
鉛に、親水性溶液を保持させてなる油類の吸着材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112093A JPH06304473A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 油類の吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112093A JPH06304473A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 油類の吸着材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304473A true JPH06304473A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14292222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10112093A Pending JPH06304473A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 油類の吸着材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304473A (ja) |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10112093A patent/JPH06304473A/ja active Pending
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