JPH06304032A - リクライニングシート - Google Patents

リクライニングシート

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JPH06304032A
JPH06304032A JP10101293A JP10101293A JPH06304032A JP H06304032 A JPH06304032 A JP H06304032A JP 10101293 A JP10101293 A JP 10101293A JP 10101293 A JP10101293 A JP 10101293A JP H06304032 A JPH06304032 A JP H06304032A
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upper arm
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arm
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JP10101293A
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Masaki Hayashi
林  正樹
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リクライニングシートにおいて、アツパアーム
のバックフレームへの組付け作業を容易、かつ短時間に
行えるようにする。 【構成】バックフレーム12の下端部にアッパアーム1
3が下方から挿入可能なカバー体16を設けるととも
に、カバー体16にはその下端縁部に下方に開口する第
1係合凹所18を、その中間部に第1支持ピン17、係
合突起部19を設け、アッパアーム13にはその上端縁
部に第1支持ピン17が係合する第2係合凹所21と、
その中間部に第1係合凹所18に係合する第2支持ピン
20、係合突起部19に弾撥的に係止される係止部15
aを設け、アッパアーム13をリクライニング機構を介
してロアアーム11に回動可能に支持した状態でカバー
体16とバックフレーム12にその下方から挿入してバ
ックフレーム12に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シ−トクッションに対
するシ−トバックの前後方向の傾斜角度が調整可能なリ
クライニングシートに関する。
【0002】
【従来の技術】リクライニングシートは一般に、クッシ
ョンフレ−ム側に固定したロアアームと、バックフレー
ム側に固定されて前記ロアアームに前後方向へ回動可能
に支持されているアッパアーム間にリクライニング機構
を配設して構成されている。しかして、当該リクライニ
ングシートにおけるバックフレームに対するアッパアー
ムの組付けは、先づロアアームにリクライニング機構を
介してアッパアームを組付け、この状態のアッパアーム
をバックフレームの下端部に固定する手段が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該組付け
手段を採用する場合には、アッパアームを複数のボルト
を介してバックフレームに固定する必要があり、この固
定作業には各ボルトを締め付けるという面倒な作業が伴
うものである。また、バックフレームにおけるアッパア
ームの固定部位はシ−トバックの側部に露呈しているこ
とから、この固定作業の終了後においてはシートの見栄
えを良好にするため、シ−トバックの下端部にて露呈す
るアッパアームを外側からカバー体にて覆蓋しなければ
ならず、カバー体の固定作業をも伴うことになる。従っ
て、当該組付け手段は作業工数が多いという不具合があ
り、本発明の目的は、バックフレームに対するアッパア
ームの組付け作業の作業工数を著しく低減できるリクラ
イニングシートを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、クッションフ
レ−ム側に固定したロアアームと、バックフレーム側に
固定されて前記ロアアームに前後方向へ回動可能に支持
されているアッパアーム間にリクライニング機構が配設
されて、シ−トバックの前後方向の傾斜角度を調節可能
なリクライニングシートにおいて、前記バックフレーム
の下端部に前記アッパアームが下方から挿入可能なカバ
ー体を設けるとともに、前記カバー体にはその下端縁部
に下方に開口する第1の係合凹所を、その中間部に第1
の支持ピンおよび係合突起部を設け、かつ前記アッパア
ームにはその上端縁部に前記第1の支持ピンが係合する
第2の係合凹所と、その中間部に前記第1の係合凹所に
係合する第2の支持ピンおよび前記係合突起部に弾撥的
に係止される係止部を設け、前記アッパアームを前記リ
クライニング機構を介して前記ロアアームに回動可能に
支持した状態で前記カバー体に挿入して同バックフレー
ムに固定したことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の作用・効果】このように構成したリクライニン
グシートにおいては、アッパアームをリクライニング機
構を介してロアアームに回動可能に支持した状態でカバ
ー体にその下方から挿入すると、アッパアームに設けら
れている第2の係止凹所および第2の支持ピンがカバー
体に設けられている第1の支持ピンおよび第1の係止凹
所にそれぞれ係合されるとともに、アッパアームに設け
られている係止部がカバー体に設けられている係合突起
部に係止される。この状態でのアッパアームは、各支持
ピンと各係合凹所との係合により前後方向の移動が規制
され、かつ係合突起部と係止部との係止により上下方向
および左右方向の移動が規制される。従って、アッパア
ームはバックフレームに固定されることになって、これ
ら両者は強固に組付けられ。
【0006】しかして、当該リクライニングシートにお
けるアッパアームのバックフレームに対する組付けは、
アッパアームをカバーその下方から挿入するという単純
な作業によって完了するため、アッパアームの組付け作
業が従来の作業に比較して極めて容易で、短時間になさ
れる。また、かかる組付け手段においては、アッパアー
ムはバックフレームへ固定した状態ではカバー体により
覆蓋されているため、アッパアームのバックフレームへ
の固定作業終了後にカバー体をバックフレームに固定す
る作業を要せず、この点からもアッパアームの組付け作
業の作業時間を短縮することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、図1には本発明に係るリクライニングシートの要
部の側面が示されており、図2にはアッパアームの組付
け前における同シートの要部の斜視図が示されている。
当該リクライニングシートは、クッションフレ−ム側に
固定したロアアームと、バックフレーム側に固定されて
前記ロアアームに前後方向へ回動可能に支持されている
アッパアーム間にリクライニング機構が配設されている
リクライニングシートである。
【0008】当該リクライニングシートにおいては、図
示しないシ−トクッションを構成するクッションフレ−
ム側にロアアーム11が固定され、かつシ−トバックを
構成するバックフレーム12側にアッパアーム13が固
定されるもので、これら両アーム11,13はヒンジピ
ン14を介して互いに回動可能に支持されている。リク
ライニング機構はこれら両アーム11,13間に配設さ
れている。なお、リクライニング機構は公知のもので、
スパイラルスプリング15の他に図示しないラチェッ
ト、同ラチェットに解除可能に噛合するポール、同ポー
ルをラチェットに噛合させるとともに回動操作によりこ
れを解除する操作レバー等にて構成されている。
【0009】当該リクライニングシートにおいては図1
〜図4に示すように、バックフレーム12の下端部にカ
バー体16が溶接されている。カバー体16は横断面が
略コ字状にかつ下方に向かって漸次拡開する形状に形成
されており、その上端部にてバックフレーム12の側方
パイプ部12aに溶接されて下方に開口している。カバ
ー体16には第1支持ピン17,第1係合凹所18およ
び係合突起部19が設けられている。第1支持ピン17
はカバー体16の中間部に設けられていて、内側へ所定
長さ突出している。係合突起部19は屈曲形成されてい
るもので、カバー体16の外側面に設けられて係合部が
外側面から離間した状態で後方へ突出している。第1係
合凹所18はカバー体16の下端縁部の略中央部に設け
られていて、下方に開口している。第1係合凹所18は
下方へ漸次拡開するテーパ状に形成されている。
【0010】一方、アッパアーム13には第2支持ピン
20および第2係合凹所21が設けられているととも
に、同アーム13に組付けたスパイラルスプリング15
に係止穴15aが設けられている。第2支持ピン20は
アッパアーム13の中間部に設けられて外側へ所定長さ
突出している。第2係合凹所21はアッパアーム13の
上端縁部の略中央部に設けられていて、上方に開口して
いる。第2係合凹所21は上方へ漸次拡開するテーパ状
に形成されている。係止穴15aはスパイラルスプリン
グ15の上端部に設けられて、前方に開口している。
【0011】バックフレーム12のパイプ部12aとカ
バー体16間にはアッパアーム13が下方から挿入可能
な間隔が保持されており、また第2係合凹所21は第1
支持ピン17に、第2支持ピン20は第1係合凹所18
に下方から係合するように位置し、また係止穴15aは
アッパアーム13がカバー体16内に挿入された際、係
合突起部19の係合部に弾撥的に係止されるように位置
している。
【0012】このように構成したリクライニングシート
においては、アッパアーム13をリクライニング機構を
介してロアアーム11に回動可能に支持した状態で、カ
バー体16とバックフレーム12の側方パイプ部12a
間に下方から挿入することにより、バックフレーム12
に組付ける。アッパアーム13をこのように挿入する
と、アッパアーム13に設けられている第2係合凹所2
1および第2支持ピン20がカバー体16に設けられて
いる第1支持ピン17および第1係合凹所18に下方か
らそれぞれ係合されるとともに、アッパアーム13に設
けられている係止部15aがカバー体16に設けられて
いる係合突起部19の係止部に弾撥的に係止される。
【0013】この状態でのアッパアーム13は、各支持
ピン17,20と各係合凹所18,21との係合により
前後方向の移動が規制され、かつ係合突起部19の係止
部と係止部15aとの係止により上下方向および左右方
向の移動が規制される。従って、アッパアーム13はバ
ックフレーム12に固定されることになって、これら両
者は強固に組付けられ。
【0014】しかして、当該リクライニングシートにお
けるアッパアーム13のバックフレーム12に対する組
付けは、アッパアーム13をバックフレーム12とカバ
ー体16間に下方から挿入するという単純な作業によっ
て完了するため、アッパアーム13の組付け作業が従来
の作業に比較して極めて容易で、短時間になされる。ま
た、かかる組付け手段においては、アッパアーム13は
バックフレーム12へ固定した状態ではカバー体16に
より覆蓋されているため、アッパアーム13のバックフ
レーム12への固定作業終了後にカバー体をバックフレ
ーム12に固定する作業を要せず、この点からもアッパ
アーム13の組付け作業の作業時間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリクライニングシート
の要部を示す側面図である。
【図2】同シートにおけるアッパアームの組付け前の要
部を示す分解斜視図である。
【図3】同シートにおける図1の矢印3−3線方向の縦
断面図である。
【図4】同シートにおける図1の矢印4−4線方向の横
断面図である。
【符号の説明】
11…ロアアーム、12…バックフレーム、13…アッ
パアーム、14…ヒンジピン、15…スパイラルスプリ
ング、15a…係止穴、16…カバー体、17,20…
支持ピン、18,21…係合凹所、19…係合突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クッションフレ−ム側に固定したロアアー
    ムと、バックフレーム側に固定されて前記ロアアームに
    前後方向へ回動可能に支持されているアッパアーム間に
    リクライニング機構が配設され、シ−トバックの前後方
    向の傾斜角度を調節可能なリクライニングシートにおい
    て、前記バックフレームの下端部に前記アッパアームが
    下方から挿入可能なカバー体を設けるとともに、前記カ
    バー体にはその下端縁部に下方に開口する第1の係合凹
    所を、その中間部に第1の支持ピンおよび係合突起部を
    設け、かつ前記アッパアームにはその上端縁部に前記第
    1の支持ピンが係合する第2の係合凹所と、その中間部
    に前記第1の係合凹所に係合する第2の支持ピンおよび
    前記係合突起部に弾撥的に係止される係止部を設け、前
    記アッパアームを前記リクライニング機構を介して前記
    ロアアームに回動可能に支持した状態で前記カバー体に
    挿入して同バックフレームに固定したことを特徴とする
    リクライニングシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019473A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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