JPH0630359Y2 - センターコラム型ロータリテーブルユニット - Google Patents

センターコラム型ロータリテーブルユニット

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JPH0630359Y2
JPH0630359Y2 JP10131889U JP10131889U JPH0630359Y2 JP H0630359 Y2 JPH0630359 Y2 JP H0630359Y2 JP 10131889 U JP10131889 U JP 10131889U JP 10131889 U JP10131889 U JP 10131889U JP H0630359 Y2 JPH0630359 Y2 JP H0630359Y2
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JP
Japan
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unit
column type
type rotary
center column
main shaft
Prior art date
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JP10131889U
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JPH0340047U (ja
Inventor
和雄 南條
Original Assignee
セイコー精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、センターコラム型ロータリテーブルユニッ
トに係り、特にこの機械のサイクルタイムを短縮するこ
とに関する。
《従来の技術》 この種センターコラム型ロータリテーブルユニットは、
第6図に示すようにテーブル駆動モータに連結するゼネ
バ歯車機構を介して分割回転するテーブル3を備え、こ
のテーブル3の上方向には上下移動可能な主軸9を有す
る加工ユニットが設けられており、上記主軸9の下端部
に、テーブル3の上面に設置されたワーク12を加工す
る刃具13が取り付けられている。
また、上記加工ユニットの主軸9は、カム軸駆動モータ
により回動する溝カム機構によって上下移動するユニッ
ト駆動軸とレバーを介して連結されており、上記加工ユ
ニットの主軸9は、ユニット駆動軸の上下移動と連動し
て上下移動するようになっている。
すなわち、上記主軸9の下端部に取り付けられる刃具1
3は、下降してテーブル3の上面に設置されたワーク1
2を加工した後に上昇する一連の集中駆動が行われる。
さらに、このセンターコラム型ロータリテーブルユニッ
トには、上記テーブル3を分割回転するテーブル駆動モ
ータおよび上記主軸9に取り付けられた刃具13の集中
駆動を行うカム軸駆動モータを制御するリミットスイッ
チが各々設けられており、次にこれらリミットスイッチ
の各動作点と上記の如く構成されたセンターコラム型ロ
ータリテーブルユニットの1サイクル動作について第7
図を用いて説明する。
1サイクルは、テーブルの分割回転より始まり、テーブ
ルが所定の位置に分割回転すると、テーブル停止用のリ
ミットスイッチはONとなり、テーブル3を分割回転す
るテーブル駆動モータが停止してテーブルは位置決めさ
れる。
また、テーブルが停止すると、加工ユニットスタート用
のリミットスイッチはONとなり、上記集中駆動を行う
カム軸駆動モータが回動して、加工ユニットの主軸9に
取り付けられた刃具13はユニット上昇端Aより下降
し、テーブルの上面に設置されたワーク12を加工した
後に上昇する。
そして、刃具13がユニット上昇端Aまで上昇すると、
加工ユニット停止用リミットスイッチはONとなり、カ
ム軸駆動モータが停止して刃具13の上昇は停止すると
ともに、テーブル起動用リミットスイッチはONとなり
テーブルを分割回転するテーブル駆動モータが起動し、
またこの時点でテーブル回転安全領域確認用リミットス
イッチがONとなり1サイクルは終わる。
すなわち、上記1サイクルは分割回転するテーブル3の
位置決めを行ってから、加工ユニット9の主軸に取り付
けられた刃具13をユニット上昇端Aより下降させて、
テーブルの上面に設置してあるワーク12を加工した後
に上昇させる集中駆動を行うシーケンス駆動である。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来のセンターコラム型ロー
タリテーブルユニットにあって、その機械の1サイクル
は分割回転するテーブル3の位置決めを行ってから、加
工ユニットの主軸9に取り付けられた刃具13をユニッ
ト上昇端Aより下降させて、テーブル3の上面に設置し
てあるワーク12を加工した後に上昇させる集中駆動を
行うシーケンス駆動のため、この1サイクルのサイクル
タイムは第8図に示す如く、 テーブル位置決め+集中駆動=1サイクルタイム となり、1サイクルタイムが長くなるので機械効率が悪
かった。
《課題を解決するための手段》 本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは機械のサイクルタイムを短縮する
ことにあり、上記目的を達成するために分割回転するテ
ーブルと、このテーブルの上下方向または少なくとも上
下いずれか一方向に設けられ、かつ上下移動可能な主軸
を有する加工ユニットと、上記主軸とレバーを介して連
動するとともに、上下移動するユニット駆動軸とを備え
てなるセンターコラム型ロータリテーブルユニットにお
いて、 上記加工ユニットの主軸がテーブルから遠ざかる途中
で、この主軸のテーブルがわ端部に取り付けられた刃具
の先端部と、上記テーブルの上面または下面に設置した
ワークや治具等とが干渉しない安全領域に達したとき、
上記テーブルの分割回転を始めるためのテーブル起動用
スイッチをONとするテーブル起動用制御手段を設けた
ことを特徴とする。
《作用》 本考案に係るセンターコラム型ロータリテーブルユニッ
トは、加工ユニットがテーブルか遠ざかる途中で加工ユ
ニット10の主軸9のテーブルがわ端部に取り付けられ
た刃具13の先端部と、テーブル3の上面におかれるワ
ーク12とが干渉しない安全領域Sに達したとき、テー
ブル起動用制御カム28はテーブル3の分割回転を始め
るためのテーブル起動用リミットスイッチ30をONと
するように作用する。
《実施例》 以下本考案に係るセンターコラム型ロータリテーブルユ
ニットについて第1図ないし第3図を用いて詳細に説明
する。
なお、上記従来例と同一箇所には同一符号を用いその詳
細説明を省略する。
本考案に係るセンターコラム型ロータリテーブルユニッ
トは、第1図に示すように本体1内にあってテーブル台
2に取り付けられたテーブル3を備えており、このテー
ブル3は、脚4内に固定してあるテーブル駆動モータ5
と連結するテーブル駆動軸6の回転により、ゼネバアー
ム7およびゼネバ8よりなるゼネバ歯車機構を介して分
割回転するようになっている。
また、上記テーブル3の上方向には、上下移動可能な主
軸9を有する加工ユニット10を支持台11に固定して
あって、この主軸9のテーブル3がわ端部には、テーブ
ル3の上面に設置してあるワーク12を加工する刃具1
3を取り付けてある。
さらに、本体1と脚4内には、上下移動可能なユニット
駆動軸14を配設してあって、このユニット駆動軸14
の上端部に形成してある係合凹部15は、上記加工ユニ
ット10に回動可能に支持されたレバー16を介して上
記加工ユニット10の主軸9上端部と連結しており、一
方ユニット駆動軸14の下端部は伝達ピン17を介して
レバー18に係合している。
また、上記レバー18の左端は、フレーム19に回動可
能に支持してあり、一方レバー18の右端には溝カム2
0の外周と接するコロ21を設けてあって、上記溝カム
20は第2図に示すようにカム軸22に軸着し、カム軸
駆動モータ23によりギヤ24を介して回動するように
構成してある。
従って、カム軸駆動モータ23が回動するとともに、レ
バー18の右端にあるコロ21は、溝カム20外周に沿
って転がり、これによりレバー18は上下運動して伝達
ピン17を介しユニット駆動軸14を上下移動させ、ユ
ニット駆動軸14はレバー16を介して加工ユニット1
0の主軸9を上下移動させる。
よって、主軸9の先端に取り付けられる刃具13は、テ
ーブル3の上面に設置してあるワーク12に対して下降
してワーク12の加工を行った後に上昇する一連の集中
駆動が行われる。
次に、上記テーブル3の分割回転を行うテーブル駆動モ
ータ5と、上記集中駆動を行うカム軸駆動モータ23を
制御する制御カムについて説明する。
テーブル停止用制御カム25は、第1図に示すようにテ
ーブル駆動モータ5と連結するテーブル駆動軸6に軸着
してあり、この制御カム25はテーブル3が所定の分割
位置になるとスイッチ取付台26に取り付けてあるテー
ブル停止用リミットスイッチ27をONとして、テーブ
ル3を回動するテーブル駆動モータ5を停止する。
また、テーブル起動用制御手段となるテーブル起動用制
御カム28は第2図に示すようにカム軸駆動モータ23
とギヤ24を介して連結するカム軸22に軸着してあ
り、この制御カム28はカム軸駆動モータ23が駆動し
て行う上記集中駆動において、第3図に示すように加工
ユニット10の主軸9に取り付けられる刃具13が、テ
ーブル3の上面に設置したワーク12を加工して上昇し
ながらテーブルから遠ざかる途中でL1だけ上昇し、刃
具13の先端部とワーク12が干渉しない安全領域Sに
達したとき、スイッチ支持台29に取り付けてあるテー
ブル起動用リミットスイッチ30をONとして、テーブ
ル3を回動するテーブル駆動モータ5を起動する。
一方、加工ユニット停止用制御カム31は、上記制御カ
ム28と同様にカム軸22に軸着してあって、カム軸駆
動モータ23が駆動して行う上記集中駆動において、第
3図に示すように加工ユニット10の主軸9に取り付け
られる刃具13が加工ユニット上昇端Aに達すると、ス
イッチ取付台29に取り付けてある加工ユニット停止用
リミットスイッチ32をONとして、集中駆動を行うカ
ム軸駆動モータ23を停止するように構成してある。
なお、支持台11にはテーブル回転安全領域確認用リミ
ットスイッチ33を設けてあって、このリミットスイッ
チ33はカム軸駆動モータ23が駆動して行う集中駆動
において、刃具13が上昇し安全領域に達するとユニッ
ト駆動軸14の先端に形成してある突部34によりON
となり、刃具13が下降して安全領域より退避するとO
FFとなるように安全領域の確認を行っている。
次に、上記の如き構成のセンターコラム型ロータリテー
ブルユニットの1サイクル動作について第3図および第
4図を用いて説明する。
1サイクルは、カム軸駆動モータ23が駆動して行う上
記集中駆動において、加工ユニット10の主軸9に取り
付けた刃具13が、テーブル3上のワーク12を加工し
た後にL1だけ上昇して安全領域Sまで達することより
始まり、刃具13は引き続き上昇するとともに、この時
点でテーブル起動用リミットスイッチ30はONとなり
テーブル駆動モータ5が起動してテーブル3は分割回転
する。
そして、刃具13がユニット上昇端Aに達して下降し始
める頃、テーブル3は所定の位置に分割回転してテーブ
ル停止用リミットスイッチ27がONとなり、テーブル
駆動モータ5が停止してテーブル3は位置決めされる。
さらに、上記刃具13が下降し、テーブル3上のワーク
12を加工して上昇しながらテーブル3から遠ざかる途
中でL1だけ上昇した安全領域Sに達したとき、テーブ
ル起動用リミットスイッチ30がONとなり1サイクル
が終わる。
なお、上記集中駆動を行うカム軸駆動モータ23は、刃
具13がユニット上昇端Aに達して加工ユニット停止用
リミットスイッチ32がONとなると停止することがで
きる。
また、刃具13がL1だけ上昇して安全領域Sに達する
と、安全領域確認用リミットスイッチ33はONとな
り、その後刃具13が下降して安全領域Sより退避する
と、このリミットスイッチ33はOFFとなって安全領
域の確認を行っている。
すなわち、本考案は上記集中駆動における加工ユニット
10の主軸9に取り付けられた刃具13の上昇とテーブ
ル3の分割回転を同時に行うため、第5図に示すように
上記テーブル回転と上記集中駆動との動作はオーバーラ
ップするのでサイクルタイムは従来に比し短縮する。な
お、上記オーバーラップは第3図に示すように刃具13
がL1だけ上昇して安全領域まで達したB点よりユニッ
ト上昇端のA点までのL2区間である。
なお、上記実施例においては加工ユニットをテーブルの
上方向のみに設けたが、これに代えて上下方向または下
方向に設けても良く、また上記実施例においてはワーク
をテーブル上面に設けたが、これを下面に設けても良
い。さらにテーブル起動用のスイッチはリミットスイッ
チ以外に他のスイッチを用いることも可能である。
《考案の効果》 本考案に係るセンターコラム型ロータリテーブルユニッ
トは、上記の如く加工ユニットの主軸がテーブルから遠
ざかる途中で、この主軸のテーブルがわ端部に取り付け
られた刃具の先端部と上記テーブルの上面に設置したワ
ークや治具等とが干渉しない安全領域に達したとき、上
記テーブルの分割回転を始めるためのテーブル起動用ス
イッチをONとするテーブル起動用制御手段を設けたこ
とにより、加工ユニットの主軸に取り付けた刃具の上昇
とテーブル分割回転を同時に行うことができるので機械
のサイクルタイムを短縮する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るセンターコラム型ロータリテーブ
ルユニットの縦断面図、第2図は第1図に示すI−I線
断面図、第3図は本願センターコラム型ロータリテーブ
ルユニットの要部を示す説明図、第4図は本願センター
コラム型ロータリテーブルユニットの動作を示すタイム
チャート図、第5図は第4図に示すタイムチャートの説
明図、第6図は従来のセンターコラム型ロータリテーブ
ルユニットの要部を示す説明図、第7図は従来のセンタ
ーコラム型ロータリテーブルユニットの動作を示すタイ
ムチャート図、第8図は第7図に示すタイムチャートの
説明図である。 3……テーブル 9……主軸 10……加工ユニット 12……ワーク 13……刃具 14……ユニット駆動軸 16……レバー 28……テーブル起動用制御カム 30……テーブル起動用リミットスイッチ S……安全領域

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割回転するテーブルと、このテーブルの
    上下方向又は少なくとも上下いずれか一方向に設けら
    れ、かつ上下移動可能な主軸を有する加工ユニットと、
    上記主軸とレバーを介して連動するとともに、上下移動
    するユニット駆動軸とを備えてなるセンターコラム型ロ
    ータリテーブルユニットにおいて、 上記加工ユニットの主軸がテーブルから遠ざかる途中
    で、この主軸のテーブルがわ端部に取り付けられた刃具
    の先端部と、上記テーブルの上面又は下面に設置したワ
    ークや治具等とが干渉しない安全領域に達したとき、上
    記テーブルの分割回転を始めるためのテーブル起動用ス
    イッチをONとするテーブル起動用制御手段を設けたこ
    とを特徴とするセンターコラム型ロータリテーブルユニ
    ット。
JP10131889U 1989-08-30 1989-08-30 センターコラム型ロータリテーブルユニット Expired - Lifetime JPH0630359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10131889U JPH0630359Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 センターコラム型ロータリテーブルユニット

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JP10131889U JPH0630359Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 センターコラム型ロータリテーブルユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0340047U JPH0340047U (ja) 1991-04-17
JPH0630359Y2 true JPH0630359Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31650277

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JP10131889U Expired - Lifetime JPH0630359Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 センターコラム型ロータリテーブルユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4923540B2 (ja) * 2005-11-29 2012-04-25 井関農機株式会社 作物洗浄装置
JP4724846B2 (ja) * 2006-03-02 2011-07-13 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果実に付着した微小害虫除去装置

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JPH0340047U (ja) 1991-04-17

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