JPH06303374A - 用紙切断装置 - Google Patents
用紙切断装置Info
- Publication number
- JPH06303374A JPH06303374A JP5083606A JP8360693A JPH06303374A JP H06303374 A JPH06303374 A JP H06303374A JP 5083606 A JP5083606 A JP 5083606A JP 8360693 A JP8360693 A JP 8360693A JP H06303374 A JPH06303374 A JP H06303374A
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- JP
- Japan
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- paper
- cover
- blade
- cutting
- worm
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙が詰まった際、カバーを取り外すことな
く、簡単に手動で切断刃を移動させて詰まった用紙を取
り除くことが可能な用紙切断装置を提供すること。 【構成】 駆動機構Kを覆うカバー35に、ウォーム2
2の端面の係合溝22aと対向する位置にドライバDを
挿入する工具挿入孔37を形成した。その結果、固定刃
11と可動刃15との間で紙詰まりが発生した場合で
も、カバー35をメインフレーム1から取り外すことな
く、ドライバDによりウォーム22を手動回転させるこ
とができるので、詰まった感熱ロール紙Pを素早く、か
つ容易に取り除くことができる。これにより、紙詰まり
後の印字動作をいち早く再開することができる。
く、簡単に手動で切断刃を移動させて詰まった用紙を取
り除くことが可能な用紙切断装置を提供すること。 【構成】 駆動機構Kを覆うカバー35に、ウォーム2
2の端面の係合溝22aと対向する位置にドライバDを
挿入する工具挿入孔37を形成した。その結果、固定刃
11と可動刃15との間で紙詰まりが発生した場合で
も、カバー35をメインフレーム1から取り外すことな
く、ドライバDによりウォーム22を手動回転させるこ
とができるので、詰まった感熱ロール紙Pを素早く、か
つ容易に取り除くことができる。これにより、紙詰まり
後の印字動作をいち早く再開することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ファクシミリ
装置で使用される感熱ロール紙を切断するための用紙切
断装置に関するものである。
装置で使用される感熱ロール紙を切断するための用紙切
断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置において、サーマルヘ
ッドがプラテンローラに対向配置された構成のものがあ
る。そして、これらの間を感熱ロール紙が一方向に搬送
される過程において、前記サーマルヘッドの発熱により
プラテンローラ上で感熱ロール紙に印字が行われる。印
字された感熱ロール紙は切断装置により自動切断された
後、排出トレー上に載置される。通常前記切断装置は、
装置フレーム側に固定され、搬送方向と直交する方向に
延びる固定刃と、モータに連結され、固定刃と同方向に
延びる可動刃とより形成されている。モータは可動刃の
端部に連結されている。
ッドがプラテンローラに対向配置された構成のものがあ
る。そして、これらの間を感熱ロール紙が一方向に搬送
される過程において、前記サーマルヘッドの発熱により
プラテンローラ上で感熱ロール紙に印字が行われる。印
字された感熱ロール紙は切断装置により自動切断された
後、排出トレー上に載置される。通常前記切断装置は、
装置フレーム側に固定され、搬送方向と直交する方向に
延びる固定刃と、モータに連結され、固定刃と同方向に
延びる可動刃とより形成されている。モータは可動刃の
端部に連結されている。
【0003】前記ファクシミリ装置で使用する感熱ロー
ル紙に関しては、指定された種類の感熱ロール紙を使用
した場合に最適な印字を行うことができる。指定外の種
類の感熱ロール紙等が使用されたり、また、カッタの切
れ味が低下したりした場合等には、可動刃と固定刃との
間で紙の噛み込み等による紙詰まりが発生しやすくな
る。
ル紙に関しては、指定された種類の感熱ロール紙を使用
した場合に最適な印字を行うことができる。指定外の種
類の感熱ロール紙等が使用されたり、また、カッタの切
れ味が低下したりした場合等には、可動刃と固定刃との
間で紙の噛み込み等による紙詰まりが発生しやすくな
る。
【0004】可動刃と固定刃との間で紙詰まりが発生し
た場合には、可動刃に紙詰まりによる抵抗が作用して、
モータの駆動力では可動刃を動かし得ないことが多い。
この場合には、工具を使用して手動によりモータ軸を逆
回転させる。これにより、可動刃が固定刃から離間し、
固定刃と可動刃との間に詰まった感熱ロール紙を取り除
くことができる。
た場合には、可動刃に紙詰まりによる抵抗が作用して、
モータの駆動力では可動刃を動かし得ないことが多い。
この場合には、工具を使用して手動によりモータ軸を逆
回転させる。これにより、可動刃が固定刃から離間し、
固定刃と可動刃との間に詰まった感熱ロール紙を取り除
くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記モータ
の周辺は、防塵等のために減速機構等とともに、ギアカ
バーにより覆われている。このカバーは装置フレームに
対してネジ等により固定されている。このため、紙詰ま
りの発生によりモータ軸を逆回転させる場合には、カバ
ーを装置フレームから取り外す必要がある。このよう
に、切断装置に感熱ロール紙が詰まった場合には、カバ
ーを取り外さなければならないため、作業が非常に面倒
である。
の周辺は、防塵等のために減速機構等とともに、ギアカ
バーにより覆われている。このカバーは装置フレームに
対してネジ等により固定されている。このため、紙詰ま
りの発生によりモータ軸を逆回転させる場合には、カバ
ーを装置フレームから取り外す必要がある。このよう
に、切断装置に感熱ロール紙が詰まった場合には、カバ
ーを取り外さなければならないため、作業が非常に面倒
である。
【0006】また、ギアカバーの取り外し作業は非常に
面倒であるとともに、その作業が難易であるので、紙詰
まりが発生した場合にはサービスマン等が一般に行う。
しかし、紙詰まりが発生してからサービスマンの到着ま
でには時間がかかることから、すぐに印字を再開したい
場合等に不具合が生じる。
面倒であるとともに、その作業が難易であるので、紙詰
まりが発生した場合にはサービスマン等が一般に行う。
しかし、紙詰まりが発生してからサービスマンの到着ま
でには時間がかかることから、すぐに印字を再開したい
場合等に不具合が生じる。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は用紙が詰まった際、カバ
ーを取り外すことなく、簡単に手動で切断刃を移動させ
て詰まった用紙を取り除くことが可能な用紙切断装置を
提供することにある。
れたものであって、その目的は用紙が詰まった際、カバ
ーを取り外すことなく、簡単に手動で切断刃を移動させ
て詰まった用紙を取り除くことが可能な用紙切断装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、一方向に搬送される用紙の搬送方向と
直交する方向に延びる切断刃と、その切断刃の端部に連
結され、切断刃を切断動作させるための駆動機構と、そ
の駆動機構を覆うカバーとを備えた用紙切断装置におい
て、前記駆動機構中には切断刃を手動動作させるための
手動操作部を設けるとともに、その手動操作部と対向し
て前記カバーには工具挿入孔を設けたことをその要旨と
する。
に、本発明では、一方向に搬送される用紙の搬送方向と
直交する方向に延びる切断刃と、その切断刃の端部に連
結され、切断刃を切断動作させるための駆動機構と、そ
の駆動機構を覆うカバーとを備えた用紙切断装置におい
て、前記駆動機構中には切断刃を手動動作させるための
手動操作部を設けるとともに、その手動操作部と対向し
て前記カバーには工具挿入孔を設けたことをその要旨と
する。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、切断刃間に紙詰まりが発
生した場合には、カバーを取り外さずに、工具挿入孔か
ら所定の工具を挿入する。工具挿入孔は手動操作部と対
向した位置に形成されているので、前記工具は手動操作
部に係合する。そして、工具をカバーの外で操作するこ
とにより切断刃を動作させることができる。その結果、
切断刃間に詰まった用紙を取り除くことができる。
生した場合には、カバーを取り外さずに、工具挿入孔か
ら所定の工具を挿入する。工具挿入孔は手動操作部と対
向した位置に形成されているので、前記工具は手動操作
部に係合する。そして、工具をカバーの外で操作するこ
とにより切断刃を動作させることができる。その結果、
切断刃間に詰まった用紙を取り除くことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をファクシミリ装置に具体化し
た一実施例を図面に基づいて説明する。
た一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、合成樹脂から
なるメインフレーム1の上部には金属よりなるトップフ
レーム2が図示しない軸により開閉可能に支持されてい
る。前記トップフレーム2の上面には合成樹脂からなる
カバー3が固定されている。従って、このカバー3及び
前記トップフレーム2が一体にメインフレーム1に対し
て開閉動する。前記メインフレーム1とカバー3との後
部間には、記録紙が排出される排出口1aが開口形成さ
れている。前記カバー3の上面には原稿(図示せず)が
載置される原稿トレー部3aや各種操作キーやスイッチ
等が配列された操作パネル部3b等が設けられている。
また、トップフレーム2の後部裏面には、サーマルヘッ
ド4が装着されている。
なるメインフレーム1の上部には金属よりなるトップフ
レーム2が図示しない軸により開閉可能に支持されてい
る。前記トップフレーム2の上面には合成樹脂からなる
カバー3が固定されている。従って、このカバー3及び
前記トップフレーム2が一体にメインフレーム1に対し
て開閉動する。前記メインフレーム1とカバー3との後
部間には、記録紙が排出される排出口1aが開口形成さ
れている。前記カバー3の上面には原稿(図示せず)が
載置される原稿トレー部3aや各種操作キーやスイッチ
等が配列された操作パネル部3b等が設けられている。
また、トップフレーム2の後部裏面には、サーマルヘッ
ド4が装着されている。
【0012】前記メインフレーム1の前部には原稿をメ
インフレーム1内に繰り込む機構や原稿上の画データを
読み取るイメージセンサ等(共に図示せず)が配置され
ている。メインフレーム1の略中央部には記録紙として
の感熱ロール紙Pを収容するロール紙収容部5が形成さ
れている。メインフレーム1の後部において前記サーマ
ルヘッド4と対向接触する位置にはプラテンローラ6が
積極回転可能に支持されている。前記プラテンローラ6
の下流側におけるメインフレーム1上には、ペーパガイ
ド7が固定されるとともに、そのペーパガイド7の後方
においてメインフレーム1には感熱ロール紙Pを切断す
るためのカッタ8が装着されている。カッタ8の下流側
におけるメインフレーム1上には、カッタ8により切断
された感熱ロール紙Pの印字済み部分が載置される記録
紙排出トレー9が着脱可能に装着されている。
インフレーム1内に繰り込む機構や原稿上の画データを
読み取るイメージセンサ等(共に図示せず)が配置され
ている。メインフレーム1の略中央部には記録紙として
の感熱ロール紙Pを収容するロール紙収容部5が形成さ
れている。メインフレーム1の後部において前記サーマ
ルヘッド4と対向接触する位置にはプラテンローラ6が
積極回転可能に支持されている。前記プラテンローラ6
の下流側におけるメインフレーム1上には、ペーパガイ
ド7が固定されるとともに、そのペーパガイド7の後方
においてメインフレーム1には感熱ロール紙Pを切断す
るためのカッタ8が装着されている。カッタ8の下流側
におけるメインフレーム1上には、カッタ8により切断
された感熱ロール紙Pの印字済み部分が載置される記録
紙排出トレー9が着脱可能に装着されている。
【0013】次にカッタ8を含む切断装置の構成につい
て詳述する。図3及び図4に示すように、左右一対のカ
ッタフレーム10(一方のみを図示)間には、感熱ロー
ル紙Pの搬送方向と直交する方向に延びる切断刃として
の固定刃11が固定支持され、その上縁が刃先12にな
っている。両カッタフレーム10には、可動刃ブラケッ
ト13が軸14により回動可能に支持されている。この
可動刃ブラケット12間には、固定刃11と同方向に延
びる切断刃としての可動刃15が固定されている。そし
て、この可動刃15の下縁が前記固定刃11の刃先12
と係合する刃先16になっている。一方の可動刃ブラケ
ット15には、クランク片17が突出形成され、同クラ
ンク片17には長孔18が形成されている。一方のカッ
タフレーム10にはウォームホイール19が回転可能に
支持されている。ウォームホイール19の側面(同図に
おいて裏面)の突起体20が前記長孔18に摺動可能に
係合されている。
て詳述する。図3及び図4に示すように、左右一対のカ
ッタフレーム10(一方のみを図示)間には、感熱ロー
ル紙Pの搬送方向と直交する方向に延びる切断刃として
の固定刃11が固定支持され、その上縁が刃先12にな
っている。両カッタフレーム10には、可動刃ブラケッ
ト13が軸14により回動可能に支持されている。この
可動刃ブラケット12間には、固定刃11と同方向に延
びる切断刃としての可動刃15が固定されている。そし
て、この可動刃15の下縁が前記固定刃11の刃先12
と係合する刃先16になっている。一方の可動刃ブラケ
ット15には、クランク片17が突出形成され、同クラ
ンク片17には長孔18が形成されている。一方のカッ
タフレーム10にはウォームホイール19が回転可能に
支持されている。ウォームホイール19の側面(同図に
おいて裏面)の突起体20が前記長孔18に摺動可能に
係合されている。
【0014】一方のカッタフレーム10には、駆動源と
してのモータ21が固定支持され、このモータ21の出
力軸にはウォーム22が支持されている。そして、同ウ
ォーム22には前記ウォームホイール19が噛合されて
いる。図8に示すようにウォーム22の先端面には、ド
ライバの先端が係合する十字形の係合溝22aが形成さ
れている。この係合溝22aの部分が手動操作部を構成
している。
してのモータ21が固定支持され、このモータ21の出
力軸にはウォーム22が支持されている。そして、同ウ
ォーム22には前記ウォームホイール19が噛合されて
いる。図8に示すようにウォーム22の先端面には、ド
ライバの先端が係合する十字形の係合溝22aが形成さ
れている。この係合溝22aの部分が手動操作部を構成
している。
【0015】前記モータ21が回転すると、ウォーム2
2を介してウォームホイール19が一方向に回転する。
このため、ウォームホイール19の突起体20が前記可
動刃ブラケット13の長孔18内を往復動し、それに伴
って可動刃ブラケット13が軸14を中心として時計方
向及び反時計方向に揺動する。すなわち、可動刃15が
図3の位置(開放位置)から軸14を中心に反時計方向
に揺動することにより、両刃11,15の刃先12,1
6間で感熱ロール紙Pの切断が行われる(図4の位
置)。
2を介してウォームホイール19が一方向に回転する。
このため、ウォームホイール19の突起体20が前記可
動刃ブラケット13の長孔18内を往復動し、それに伴
って可動刃ブラケット13が軸14を中心として時計方
向及び反時計方向に揺動する。すなわち、可動刃15が
図3の位置(開放位置)から軸14を中心に反時計方向
に揺動することにより、両刃11,15の刃先12,1
6間で感熱ロール紙Pの切断が行われる(図4の位
置)。
【0016】図5に示すように、メインフレーム1の後
部には、プレス成形により形成されたモータブラケット
31が固定されている。このモータブラケット31に
は、前記プラテンローラ6の動力源となるモータ32及
び同モータ32とプラテンローラ6のギア6aとを連結
するギア33等が支持されている。前記カッタ8を駆動
するモータ21(同図では図示せず)、プラテンローラ
6用のモータ32及びギア33等が駆動機構Kを構成す
る。
部には、プレス成形により形成されたモータブラケット
31が固定されている。このモータブラケット31に
は、前記プラテンローラ6の動力源となるモータ32及
び同モータ32とプラテンローラ6のギア6aとを連結
するギア33等が支持されている。前記カッタ8を駆動
するモータ21(同図では図示せず)、プラテンローラ
6用のモータ32及びギア33等が駆動機構Kを構成す
る。
【0017】図6に示すように、前記駆動機構Kを収容
するメインフレーム1の上方には、ギアカバー35がビ
ス36により固定され、駆動機構Kはギアカバー35に
より覆われている。これにより、駆動機構Kへのホコリ
や異物等の侵入が防止されるとともに、安全確保が図ら
れている。図8及び図9に示すように、前記ギアカバー
35には工具挿入孔37が形成されている。この工具挿
入孔37は、図8に示すように前記ウォーム22の端面
の係合溝22aと対向している。
するメインフレーム1の上方には、ギアカバー35がビ
ス36により固定され、駆動機構Kはギアカバー35に
より覆われている。これにより、駆動機構Kへのホコリ
や異物等の侵入が防止されるとともに、安全確保が図ら
れている。図8及び図9に示すように、前記ギアカバー
35には工具挿入孔37が形成されている。この工具挿
入孔37は、図8に示すように前記ウォーム22の端面
の係合溝22aと対向している。
【0018】次に、感熱ロール紙Pの切断中に、固定刃
11と可動刃15との間で感熱ロール紙Pが詰まった際
の処理について説明する。まず、カバー3及びトップフ
レーム2を開き、ギアカバー35を露出させる(図6の
状態)。次に、ドライバDをギアカバー35の工具挿入
孔37からカバー3内に挿入し、ドライバDの先端をウ
ォーム22の係合溝22aに係合する。この状態でドラ
イバDを回転操作し、ウォーム22をロール紙切断時と
は反対方向となるように回転させる。その結果、ウォー
ムホイール19が反転して可動刃15が時計方向に回動
され、固定刃11と可動刃15との係合が解除される。
これにより、両刃11,15間に詰まっていた感熱ロー
ル紙Pを取り除くことができる。
11と可動刃15との間で感熱ロール紙Pが詰まった際
の処理について説明する。まず、カバー3及びトップフ
レーム2を開き、ギアカバー35を露出させる(図6の
状態)。次に、ドライバDをギアカバー35の工具挿入
孔37からカバー3内に挿入し、ドライバDの先端をウ
ォーム22の係合溝22aに係合する。この状態でドラ
イバDを回転操作し、ウォーム22をロール紙切断時と
は反対方向となるように回転させる。その結果、ウォー
ムホイール19が反転して可動刃15が時計方向に回動
され、固定刃11と可動刃15との係合が解除される。
これにより、両刃11,15間に詰まっていた感熱ロー
ル紙Pを取り除くことができる。
【0019】上記のように、本実施例では駆動機構Kを
覆うギアカバー35に、ウォーム22の端面の係合溝2
2aと対向する位置にドライバDを挿入する工具挿入孔
37を形成した。その結果、固定刃11と可動刃15と
の間で紙詰まりが発生した場合でも、ギアカバー35を
メインフレーム1から取り外すことなく、ドライバDに
よりウォーム22を手動回転させることができるので、
詰まった感熱ロール紙Pを素早く、かつ容易に取り除く
ことができる。これにより、紙詰まり後の印字動作をい
ち早く再開することができる。
覆うギアカバー35に、ウォーム22の端面の係合溝2
2aと対向する位置にドライバDを挿入する工具挿入孔
37を形成した。その結果、固定刃11と可動刃15と
の間で紙詰まりが発生した場合でも、ギアカバー35を
メインフレーム1から取り外すことなく、ドライバDに
よりウォーム22を手動回転させることができるので、
詰まった感熱ロール紙Pを素早く、かつ容易に取り除く
ことができる。これにより、紙詰まり後の印字動作をい
ち早く再開することができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)工具挿入孔37をウォーム22端面と対向する以
外の部分、例えばウォームホイール19の端面に係合溝
を設けて、その係合溝と対向する部分に工具挿入孔37
を設けること。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)工具挿入孔37をウォーム22端面と対向する以
外の部分、例えばウォームホイール19の端面に係合溝
を設けて、その係合溝と対向する部分に工具挿入孔37
を設けること。
【0021】(2)手動操作部の構成を、例えば六角孔
等の他の構成に変更すること。六角孔の場合、工具は六
角レンチとなる。
等の他の構成に変更すること。六角孔の場合、工具は六
角レンチとなる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
切断刃間に用紙が詰まった際、カバーを取り外すことな
く、簡単に手動で切断刃を動作させて詰まった用紙を取
り除くことができるという優れた効果を奏する。
切断刃間に用紙が詰まった際、カバーを取り外すことな
く、簡単に手動で切断刃を動作させて詰まった用紙を取
り除くことができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した一実施例を示すファクシミ
リ装置の部分断面図である。
リ装置の部分断面図である。
【図2】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図3】固定刃と可動刃との係合が解除状態におけるカ
ッタの側面図である。
ッタの側面図である。
【図4】固定刃と可動刃の係合状態におけるカッタの側
面図である。
面図である。
【図5】メインフレームに駆動機構が装着されている状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図6】メインフレームにギアカバーが装着された状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】ギアカバーの斜視図である。
【図8】メインフレームにギアカバーが装着された状態
における部分正面図である。
における部分正面図である。
【図9】ギアカバーに形成された工具挿入孔とウォーム
との位置関係を示す部分断面図である。
との位置関係を示す部分断面図である。
1…メインフレーム、8…カッタ、11…切断刃として
の固定刃、15…切断刃としての可動刃、22…手動操
作部としてのウォーム、35…カバーとしてのギアカバ
ー、37…工具挿入孔、K…駆動機構
の固定刃、15…切断刃としての可動刃、22…手動操
作部としてのウォーム、35…カバーとしてのギアカバ
ー、37…工具挿入孔、K…駆動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 一方向に搬送される用紙の搬送方向と直
交する方向に延びる切断刃と、その切断刃の端部に連結
され、切断刃を切断動作させるための駆動機構と、その
駆動機構を覆うカバーとを備えた用紙切断装置におい
て、前記駆動機構中には切断刃を手動動作させるための
手動操作部を設けるとともに、その手動操作部と対向し
て前記カバーには工具挿入孔を設けた用紙切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083606A JP2600571B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 用紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083606A JP2600571B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 用紙切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303374A true JPH06303374A (ja) | 1994-10-28 |
JP2600571B2 JP2600571B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13807149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083606A Expired - Lifetime JP2600571B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 用紙切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600571B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215287U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-30 | ||
JPH0453360U (ja) * | 1990-09-07 | 1992-05-07 | ||
JPH0480171U (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-13 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083606A patent/JP2600571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215287U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-30 | ||
JPH0453360U (ja) * | 1990-09-07 | 1992-05-07 | ||
JPH0480171U (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2600571B2 (ja) | 1997-04-16 |
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