JP2000301790A - 携帯端末装置の用紙排出機構 - Google Patents

携帯端末装置の用紙排出機構

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JP2000301790A
JP2000301790A JP11117456A JP11745699A JP2000301790A JP 2000301790 A JP2000301790 A JP 2000301790A JP 11117456 A JP11117456 A JP 11117456A JP 11745699 A JP11745699 A JP 11745699A JP 2000301790 A JP2000301790 A JP 2000301790A
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JP
Japan
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paper
cutter
receiving portion
printer
roller
Prior art date
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JP11117456A
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English (en)
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Mitsuaki Kumagai
光昭 熊谷
Toshiyuki Kobayashi
俊之 小林
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、用紙を切断した際に発生する
紙粉が装置内部に入らない用紙排出機構を提供すること
である。 【解決手段】カッタ16と対向する位置には、カッタ1
6の刃先16aと所定距離離れて、用紙の搬送方向に一
定の長さを有する用紙受け部21が設けられている。こ
の用紙受け部21は、カッタ16の刃先16aよりわず
かに内側(プラテン13側)にその先端が位置するよう
になっている。これにより、用紙がカッタ16で切断さ
れたとき発生する紙粉が、用紙受け部21の外側の紙粉
受け部23に落ちるので、紙粉がプリンタ内部に入るこ
とがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯形端末装置の
プリンタの用紙排出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、多くの商品にバーコードが印
刷されており、印刷されているバーコードを読み取って
商品の個数、入荷、出荷の状況を管理するためにバーコ
ードの読み取り機能を有するハンドヘルドターミナル等
が用いられている。このハンドヘルドターミナルには、
入力したデータの集計結果等を印刷するためのプリンタ
を備えたものもある。
【0003】図3は、従来のハンドヘルドターミナルの
プリンタの断面図である。用紙収納部11にはロール紙
12が収納されており、このロール紙12がゴム等から
なるプラテン(ローラ)13と印字ヘッド14との間に
挟まれて、図3の矢印方向に搬送される。プラテン13
は、ステッピングモータ15により、図示しない歯車機
構を介して駆動され時計方向に回転する。
【0004】印字ヘッド14は、サーマルヘッド等から
なりロール紙に指定されたデータを印字する。印字ヘッ
ド14は、図示しないノブを操作することにより支点1
4aを中心にして回転するようになっており、ノブを回
すことで印字ヘッド14とプラテン13との間にすきま
を空け、用紙をフリーの状態にすることができる。
【0005】用紙の搬送路上にはカッタ16が設けられ
ており、ユーザはこのカッタ16の刃先16aに用紙を
当てて用紙を切断する。このとき、切断された用紙の紙
粉は、カッタ16の下方に落下し、プラテン13等に付
着、あるいはプリンタ内部に進入する。紙粉がプリンタ
の内部に入ると、プリンタの駆動系の故障の原因とな
る。
【0006】出願人は、先に図4に示すような構造のプ
リンタを考えた。このプリンタは、カッタ16の刃先1
6aと対向する位置にある取り付け部18にマイラ板1
7を固定し、マイラ板17をカッタ16の刃先16aと
接触させることで、プリンタに外部からゴミ等が入らな
いようにしたものである。
【0007】ここで、用紙が排出されるときの、図4の
プリンタの動作を説明する。最初に、ロール紙12をロ
ール紙収納部11にセットしたなら、ユーザはレバーを
操作して印字ヘッド14を持ち上げ、印字ヘッド14と
プラテン13との間にすきまを空ける。そして、図示し
ないプラテンノブを時計方向に回し、用紙を順方向に送
り、印字ヘッド14とプラテン13とのすきまにロール
紙の先端を挿入する。この状態では、用紙はプラテン1
3に押圧されておらず、プラテン13が回転しても用紙
は搬送されない。
【0008】次に、レバーを操作して印字ヘッド14を
下ろしてプラテン13に接触させる。印字ヘッド14が
プラテン13に接触すると、用紙はプラテン13に押圧
されプラテン13の回転とともに、図3の矢印方向に搬
送され、カッタ16とマイラ板17とのすきまを押し広
げながら外部に排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したプリンタで
は、用紙をカッタ16で切断した際の紙粉がプリンタ内
部に入り、搬送系の故障の原因となるので、プリンタの
蓋をとって内部に入った紙粉を取り除く必要があった。
【0010】また、図4のプリンタでは、用紙をカッタ
16で切断した後、用紙がカッタ16の刃先16aとマ
イラ板17とに挟まれた状態で、ユーザがプラテンノブ
を反時計方向に回すと、用紙は、図5(A)に矢印で示
す方向に逆送され、用紙に引っ張られてマイラ板17が
カッタ16の内側に入ってしまう(同図(B)の状
態)。マイラ板17がカッタ16の内側に入ると、次
に、ステッピングモータ15によりプラテン13が時計
方向に回転して用紙を排出しようとしても、用紙の先端
がマイラ板17に当たって用紙が外部に排出できなく
る。
【0011】その場合、プリンタの蓋を外して、マイラ
板17をカッタ16の外側に引き出す必要があり、紙詰
まりが発生したときの対処が非常に面倒であった。本発
明の課題は、用紙を切断した際に発生する紙粉が内部に
入らない用紙排出機構を提供することである。また、紙
詰まり等の発生しにくい用紙排出機構を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末装置の
用紙排出機構は、ロール紙を収納する収納部と、ロール
紙を用紙排出口に向かって搬送するローラと、ロール紙
に印字する印字部と、ローラの上部に配置され、印字部
で印字され、ローラにより外部に排出されたロール紙を
切断するカッタと、このカッタの下部に配置され、カッ
タの刃先と所定距離離れ、カッタで用紙を切断する際に
発生する紙粉が装置内部に進入しないようにカッタの刃
先とほぼ同じ位置、または刃先よりわずかにローラより
に配置されたされた用紙受け部と、カッタの下部に配置
され、カッタで用紙を切断する際に発生する紙粉を貯め
る紙粉受け部とを備え、カッタと用紙受け部とのすきま
からロール紙を排出するように構成した。
【0013】本発明では、例えば、カッタの刃先よりわ
ずかにローラよりに用紙受け部を配置することで、用紙
をカッタで切断した際に発生する紙粉が用紙受け部の外
側の紙粉受け部に落ち、紙粉が装置内部に入らないの
で、紙粉を取り除くための掃除が不要となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の実施例のハンド
ヘルドターミナルのプリンタの断面図である。
【0015】このプリンタの基本的構成は、図3及び図
4のプリンタと同一であり、収納部11に収納されてい
るロール紙12は、プラテン13と印字ヘンド14とに
挟まれて図1の矢印方向に搬送され外部に排出される。
【0016】カッタ16と対向する位置には、カッタ1
6の刃先16aと所定距離離れて、用紙の搬送方向に一
定の長さを有する用紙受け部21が設けられている。用
紙受け部21は、金属性の材料で構成されており、プラ
スチックからなるケース20と一体に構成された取り付
け部22に接着、あるいは溶着等により固定されてい
る。
【0017】この用紙受け部21は、図2の摸式図に示
すように、カッタ16の刃先16aよりわずかに内側
(プラテン側)にその先端が位置するようになってい
る。これにより、用紙がカッタ16で切断されたとき発
生する紙粉が、用紙受け部21の外側の紙粉受け部23
に落下するので、紙粉がプリンタ内部に進入してプリン
タの搬送系に故障が生じることがなくなる。また、紙粉
がプリンタの内部に入らないのでプリンタ内部の掃除も
不要となる。なお、用紙受け部21の先端はカッタ16
の刃先16aとほぼ同じ位置にあってもよい。
【0018】ここで、図1及び図2を参照して、実施例
のプリンタの動作を説明する。収納部11にロール紙を
セットしたなら、図示しないレバーを操作して印字ヘッ
ド14を支点14aを中心に反時計方向に回転させて印
字ヘッド14を持ち上げる。印字ヘッド14を持ち上げ
て、印字ヘッド14とプラテン13との間にすきまを空
けたなら、次に、プラテンノブ13を手動で時計方向に
回して用紙の先端を印字ヘッド14とプラテン13のす
きままで移動させる。
【0019】次に、レバーを操作して印字ヘッド14を
下げてプラテン13に接触させる。印字ヘッド14がプ
ラテン13と接触した状態で、ステッピングモータ15
が駆動されると、用紙はプラテン13の回転とともに、
図1の矢印方向に搬送され、カッタ16と用紙受け部2
1とのすきまを通って外部に排出される。
【0020】用紙を排出した後、用紙をカッタ16の刃
先16aに当てて用紙を切断すると、切断の際に生じる
紙粉は用紙受け部21の外側の凹状の紙粉受け部23
(図2参照)に落ちる。紙粉受け部23に溜まった紙粉
は、外部から簡単に取り除くことができる。
【0021】このように用紙を切断した際に発生する紙
粉がプリンタ内部に入らないような構造としたので、プ
リンタの蓋を取って内部を掃除する必要がなく、紙粉が
プリンタの搬送系に付着して故障が発生する等の問題も
解消できる。また、マイラ板等を用いる必要がないので
紙詰まりの問題も発生しない。
【0022】なお、用紙受け部21は実施例の形状に限
らず、例えば、用紙受け部21と取り付け部22とを一
体に構成することもできる。また、紙粉受け部23は、
必ずしも凹状の形状である必要はなく、紙粉受け部23
が平らな形状、あるいは外部に向かって傾斜した形状で
もよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、用紙をカッタで切断す
る際に発生する紙粉が装置内部に入らないようにできる
ので、紙粉を取り除くための掃除が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のハンドヘルドターミナルのプリンタの
断面図である。
【図2】用紙排出機構の摸式断面図である。
【図3】従来のプリンタの断面図である。
【図4】マイラ板を用いたプリンタの断面図である。
【図5】同図(A)は、プラテンノブを逆転させたとき
の状態を示す図であり、同図(B)は、紙詰まり状態を
示す図である。
【符号の説明】
13 プラテン 14 印字ヘッド 16 カッタ 21 用紙受け部 22 取り付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB16 AC06 AD09 AE04 AE10 AF06 AF31 AF51 LA03 LA10 LB03 LB17 2C060 AA09 BA03 BB13 BC02 BC12 BC43 3F104 AA02 FA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙を収納する収納部と、 ロール紙を用紙排出口に向かって搬送するローラと、 ロール紙に印字する印字部と、 前記ローラの上部に配置され、前記印字部で印字され、
    前記ローラにより外部に排出されたロール紙を切断する
    カッタと、 このカッタの下部に配置され、前記カッタの刃先と所定
    距離離れ、前記カッタで用紙を切断する際に発生する紙
    粉が装置内部に進入しないように前記カッタの刃先とほ
    ぼ同じ位置、または前記刃先よりわずかにローラよりに
    配置されたされた用紙受け部と、 前記カッタの下部に配置され、前記カッタで用紙を切断
    する際に発生する紙粉を貯める紙粉受け部とを備え、 前記カッタと前記用紙受け部とのすきまからロール紙を
    排出することを特徴とする携帯端末装置の用紙排出機
    構。
  2. 【請求項2】前記用紙受け部と紙粉受け部とを一体に構
    成したことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置の
    用紙排出機構。
  3. 【請求項3】前記用紙受け部は、ロール紙を前記カッタ
    で切断したとき、装置内部に残るロール紙の先端を切断
    位置に保持するようにロール紙の排出方向に所定距離延
    出し、その先端を前記刃先よりローラ側に配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯端末装置の用紙排出機
    構。
JP11117456A 1999-04-26 1999-04-26 携帯端末装置の用紙排出機構 Withdrawn JP2000301790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431523B2 (en) * 2002-09-11 2008-10-07 Siemens Aktiengesellschaft Printer with wedge for closing paper outlet slot

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20060704