JPH06303249A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH06303249A
JPH06303249A JP5087333A JP8733393A JPH06303249A JP H06303249 A JPH06303249 A JP H06303249A JP 5087333 A JP5087333 A JP 5087333A JP 8733393 A JP8733393 A JP 8733393A JP H06303249 A JPH06303249 A JP H06303249A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散処理系等、同一の通信回線で接続可能な
環境下において、同一のデータをその通信回線を用いて
多数の計算機にネズミ算式のデータ転送を展開すること
により短時間で全ての計算機へのデータ転送を終了す
る。 【構成】 計算機10は、そのデータを転送すべき計算
機の認識符号群を4等分しそのうち3つに関してそれぞ
れ次にデータを転送する計算機を決定し、3つの通信回
線を開いてデータ転送を開始する。これが終了すると、
計算機10は4等分した認識符号群のうち残された1つ
の認識符号群のデータを用いて、同じ処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分散処理系など、多
数の計算機が公衆回線やTCP/IPネットワーク等、
同一の通信手段を利用できる環境下で、ある計算機から
他の計算機全てにデータの転送を高速に行なうためのデ
ータ転送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分散処理系全体のオペレーティング・シ
ステムのバージョンアップなど、ネットワーク上にある
多数の計算機に同一のデータを転送するためには、ま
ず、ある1台の計算機にそのデータをインストールし、
その計算機から1台ずつデータ転送を行なうことによっ
て行なわれる。したがって、β台の計算機に同一のデー
タを転送する場合、1台当たりの転送時間をτとする
と、 β*τ(*は乗算演算子) の時間を要する。また、インストール時間のほとんどを
監視、オペレーションに費やさなければならない。オペ
レータを一人追加すれば、理論上半分の時間で作業を終
えることができるが、近年、技術の進歩と共に大規模に
なってきている分散処理系等では同一ネットワーク上に
存在する計算機の数は数百台に及ぶ場合もあり、人間の
介入によるデータ転送は限界となりつつある。
【0003】次に従来のデータ転送の方式を図に基づい
て説明する。図5は従来のデータ転送の方式を示す図で
ある。図において10はデータ転送を行おうとしている
計算機である。20〜54は計算機10からデータを転
送される計算機である。また、図において矢印は通信回
線によるデータ転送を示す。ただし、これらのデータ転
送は同時に発生するものではない。
【0004】次に動作について説明する。まず、基本と
なる計算機10にデータのインストールを行なう。これ
が完全に終了した後、このデータを他の計算機20,…
30,…40等に順次インストールしていく。基本的に
オペレータは計算機1台を一人が操作するため、計算機
20,…30,…40等に計算機10から同時にデータ
を転送を行なうことは困難である。したがって、転送す
べき計算機の台数分のデータ転送の操作が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送は、
以上のように、ある計算機に転送したいデータを入力
し、それを転送すべき計算機に順次データ転送を行なっ
ていたため、例えば、転送に1時間を要するデータを2
0台の計算機に転送する場合、単純に計算して20時間
かかることになる。また、現在のように分散処理系が発
達してくると、計算機の数も数百台を数えるようにな
り、1台ずつ人手を介してデータ転送する方式も限界と
なってきている。
【0006】人手を増やすことによりそのデータ転送に
要する時間は、 {計算機の台数/オペレータの数}*時間 という形で短縮することができるが、人は24時間無休
で働くことが不可能であり、また、人材には限界があ
る。
【0007】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、多数の計算機に同一のデータを転送する
場合に、高速、かつ、効率的なデータ転送を短時間で終
了し、更に、人間の介入も最小限にとどめるデータ転送
方式を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ転
送方式は、ネズミ算を応用したツリー構造で示されるよ
うなデータ転送を展開するデータ転送方式であり、ツリ
ーの頂点となる計算機に転送すべきデータと共に転送す
べき計算機の認識符号(他の計算機を識別できるような
コード)群のデータを付加してデータ転送をすることに
よって、計算機の認識符号群のデータで転送を終了して
いない計算機を捕捉しつつ転送を展開していくものであ
る。
【0009】また、ある計算機がデータを転送する際、
認識符号群をその計算機が開き得る通信回線の数に1を
加算したもので等分し、等分されたそれぞれの符号群の
中から任意の1台の次に転送対象とする計算機を決定
し、それぞれの符号群と、転送すべきデータを対象の計
算機に同時に転送する。この転送を終了した後1つだけ
残った符号群に関しては、その計算機が再び同様の処理
を行なう。この処理を繰り返すことにより、転送を終了
した計算機は命令待ち状態にならず、認識符号群がなく
なるまで転送を続ける。ツリー構造の上位に存在する計
算機はこの繰り返し処理が多くなるが、同一層の計算機
を増やす効果を得るため、同時にデータ転送を行なう計
算機が増えることになり、下位の計算機の処理を軽減す
る。すなわち、ツリー構造の階層が減ることになり、単
純なネズミ算以上の時間の短縮を意味する。
【0010】理論上、最上位の計算機がデータ転送を始
めてから、最末端の計算機がデータを受信するまで、一
度転送すべきデータを受け取った計算機は認識符号群デ
ータが残っている限りデータ転送を繰り返すことにな
り、また、最上位の計算機が全ての繰り返し転送処理を
終了する時間と、末端の計算機がデータの受信を終了す
る時間が理論上ほぼ同時となるため、無駄な時間が排除
される。
【0011】
【作用】この発明におけるデータ転送方式は、ネットワ
ーク上の多数の計算機の同一データを転送する際に、1
台の計算機からネズミ算式にデータ転送を展開すること
により、従来の1台ずつデータ転送を行なう方法に比
べ、飛躍的な時間の短縮と、人工の削除、作業の確実
性、効率化を兼ね備えたデータ転送を実現する。
【0012】また、データの受信を終えた計算機は、認
識符号群が最後の1台になるまでデータ転送を繰り返す
ことにより、ツリー構造の階層を減らし、更に効率を上
げている。また、オペレータは1人だけいれば良く、処
理中は監視程度の作業で良いこと、各計算機の稼働率が
低い夜間等を利用してデータ転送を行なうことができる
ことから、データ転送に係わる経費の節減につながる。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
基づいて説明する。図1は、この発明によるデータ転送
の一実施例を示すツリー構造図である。図において、
a,b,…,s,tは、20台の計算機の認識符号であ
り、a1,a2,a3,b1,b2,b3,g1,g
2,g3,11,12,13は、それぞれ、計算機1
0,20,30,40の通信回線である。ここでは、図
のようにそれぞれの計算機が3つの通信回線を同時に開
くことが可能であるものとする。
【0014】実線で描かれた四角は大きさに関係なくそ
れぞれ計算機をあらわしている。各四角中、上段はその
計算機の認識符号を示し、下段は未転送の計算機の認識
符号群を示している。各計算機から出ている破線の矢印
の先に描かれた破線の四角は、通信回線によるデータ転
送が終わった後、繰り返し転送処理を行なっている同一
の計算機を示す。たとえば、図のツリー構造のうち、第
2層目の右はしにある破線の計算機10は、計算機2
0,30,40へのデータ転送が終わった後に次の転送
処理を行なっている計算機10である。したがって、破
線の計算機は同一番号の実線の計算機と物理的に同一で
ある。また、各層は時間的に見て同時に作業を行なって
いる計算機を示している。また、実線の矢印は通信手段
によるデータ転送を示す。更に破線の矢印は時間的経過
を示す。
【0015】計算機10に転送すべきデータをインスト
ールし、データ転送を起動すると、計算機10は、その
データを転送すべき計算機の認識符号群を4等分しその
うち3つに関してそれぞれ次にデータを転送する計算機
を決定し、3つの通信回線を開いてデータ転送を開始す
る。これが終了すると、計算機10は4等分した認識符
号群のうち残された1つの認識符号群のデータを用い
て、同じ処理を行なう。各計算機がそれぞれ命令待ち状
態に戻らないよう、転送を何度も行なう構造にすること
によって、ツリー構造の階層を減らす手助けになってい
る。また、計算機が全てのデータ転送を終了するまで処
理を続けるため、効率も良くなる。
【0016】この繰り返しにより、認識符号群は4等分
され続け、データ末転送の認識符号データがなくなった
時点で処理は終了する。計算機10からデータを転送さ
れた計算機も同時に転送されてくる認識符号群を使用し
て同様の処理を行なう。したがって、データ転送される
計算機の数は、1階層毎に4の階層乗ずつ増加してい
き、多数の計算機に対して同一データを転送する場合、
飛躍的な時間の短縮効果を奏する。
【0017】次に上記実施例の動作について説明する。
図2は、本発明によるデータ転送の動作の流れを示すフ
ローチャートである。まず、計算機10が最初に与える
認識符号群の数が同時に開くことが可能な通信回線の数
よりも大きいかどうか調べる(ステップ101)。ここ
で、同時に開くことが可能な通信回線数よりも認識符号
の数の方が小さい場合、及び通信回線数と認識符号の数
が等しい場合にはステップ104に進み、それらの計算
機に対してデータ転送を行なう。同時に開くことができ
る通信回線数よりも、認識符号群に存在する認識符号の
数の方が大きい場合には、ステップ102に進み、残り
の認識符号群の認識符号の数を、同時に開くことが可能
な通信回線数に1を加算した数で分割する(ステップ1
02)。次に、分割された認識符号群のうち、一つの認
識符号群を除いた同時に開くことが可能な通信回線数の
認識符号群それぞれの中から任意の計算機を1台決定す
る(ステップ103)。次にこの決定された計算機2
0,30,40に対して通信回線を開き、データ転送を
行なう(ステップ104)。
【0018】転送が終了すると、ステップ102で分割
した認識符号群の残りがあるかどうか調査し、認識符号
群がある場合には再びその認識符号群を使用して、ステ
ップ101に戻り、同様の処理を行なう。残された認識
符号群がない場合には、この処理を終了する(ステップ
105)。
【0019】データ受信が終了した計算機20,30,
40も以上の計算機10の処理と同様の処理を開始し、
以上のような動作を繰り返す。以降、データを受信した
計算機は全て同様の動作を繰り返す。
【0020】この実施例は、以上説明したとおり、ある
計算機にデータをインストールし、そのデータを同時に
通信可能な回線数+1の計算機に転送し、それらの計算
機が同様にデータ転送を展開していくことにより、ネズ
ミ算式にデータ転送を終了していき、多数の計算機を対
象とした高速なデータ転送を実現する。
【0021】データを転送したい計算機群が、物理的に
同一の通信回線を使用できる環境化にある場合、理論的
にその時間を計算すると、αをそれぞれの計算機が同時
に開ける通信回線数とし、計算機群の総数をβとする
と、本実施例によるツリー構造の階層xは、 (α+1)(x-1) <β<(α+1)x で示すことができる。例えば、1000台の計算機にデ
ータを転送しようとする場合、従来の方法で行なうとす
ると、1000回のデータ転送操作が必要であり、1台
あたりの転送時間をτとすると、1000τの時間がか
かることになる。しかし、本発明によれば、同時に開き
得る回線数を2としても、 (2+1)(7-1) <1000<(2+1)7 で全て完了するため、7階層、すなわち、7回のデータ
転送時間で全てのデータ転送を完了することができ、理
論上7τの時間で1000台の計算機へのデータ転送を
終了することができる。このことから、従来の約140
倍の高速化を達成したことになる。
【0022】更に、本実施例はネズミ算を応用している
ため、下層に行くほど同時に動作する計算機の数は増え
る。従って、計算機群の数が増えれば増えるほど本発明
の効果は顕著なものとなる。例えば、2000台の計算
機にデータ転送を行なうとしても、前述の1000台の
場合と階層は変わらず、7階層でデータを完了できるた
め、全てのデータ転送を完了する時間は理論的に7τで
ある。この時、従来の方法と比較すると、約280倍と
いう飛躍的な時間の短縮を実現することができる。
【0023】本実施例は従来方式のデータ転送に比べ、
ネズミ算式のデータ転送を繰り返すことにより、顕著な
転送時間の短縮効果を得ることができ、命令待ち状態を
続ける計算機は最小限で済み、一度のコマンド入力によ
り計算機が自動的に全ての計算機に対してデータ転送を
行なうため、人間の介入はほとんどなくなり、どんなに
多大なデータでも24時間体制で処理を続けるため、高
効率なデータ転送方式が得られる。
【0024】以上のように、この実施例は、データ転送
すべき計算機のうち、例えば、計算機10に起動をかけ
ることにより、この計算機10より、計算機20、計算
機30等、数台にデータを転送し、転送された計算機2
0、計算機30より、更にそれぞれ他の計算機に同一の
データを転送するということを繰り返すことより、ネズ
ミ算式にデータ転送を開始していくことを特徴とする。
【0025】また、転送すべき計算機のうち、その計算
機が同時に開くことができる通信回線数+1で転送すべ
き計算機の総数を割り、次に転送するそれぞれの計算機
に同様のデータ転送を均等に依頼し、残った台数の計算
機は再び自分で処理することにより、ネズミ算の階層を
減らして効率をあげ、より高速にデータ転送を終了する
ことを特徴とする。
【0026】このように、全ての計算機に対してデータ
転送が終了するまで、計算機が自動的にデータ転送を繰
り返すことにより、データを送るべき計算機が何台であ
る場合でも、最小限の時間と最小限の人間の介入で全て
の計算機へのデータ転送が可能になるため、従来方式に
比べ人間の介入をほとんど無くすことができる。
【0027】実施例2.上記実施例1においては、転送
を終了した計算機が再び転送処理を行なう場合について
説明したが、転送を行った計算機は一度転送を行った後
に再び転送を行なわない場合でも構わない。図3はこの
実施例の一例を示す図である。図1と異なる点は転送を
終了した計算機は再び転送を行わない点である。すなわ
ち、図1に示した破線の四角及び破線の矢印は存在しな
い。図3に示した例によれば転送を終了した計算機が再
び転送処理を行わないので、データの転送終了が遅くな
る可能性があるが、一度データの転送を終了した計算機
は他の処理を行なうことが可能になるため、データ転送
のために、多くの時間を割かなければならないという不
都合がなくなる。
【0028】実施例3.上記実施例1及び実施例2にお
いては、それぞれの計算機が3つの通信回線をを同時に
開くことが可能であることを前提として説明したが、そ
れぞれの計算機が1つの通信回線しか開くことが出来な
い場合であっても構わない。例えば図4は、1つの計算
機が1つの通信回線しか開くことが出来ない場合の例を
示した図である。図4においては、1つの通信回線しか
開くことが出来ないため転送すべき計算機の総数を2等
分し、分割した前半部分を通信回線を用いて転送する。
後半部分は前半部分の転送終了後に再び自分の計算機を
用いて転送する。このように、通信回線を1つしか開く
ことが出来ない場合でも、図に示したように、5回分の
転送時間があれば、20台すべての計算機にデータを転
送することが可能であり、従来の場合に比べても飛躍的
に高速なデータ転送が可能になる。
【0029】実施例4.上記実施例においては、計算機
間においてデータを転送する場合について説明したが、
データを転送する装置は計算機に限らず、通信機能を有
するものであれば、どのようなものであっても構わな
い。
【0030】実施例5.上記実施例においては、ネット
ワークの種類に関しては特に述べなかったが、ネットワ
ークはローカルエリアネットワークや公衆回線を用いた
ネットワークやその他の私的なネットワーク等いずれの
場合であっても構わない。また、このネットワークに用
いられるプロトコルは特に限定されるものではなく、ど
のようなプロトコルを用いる場合であっても構わない。
また、データ通信の方式はアナログ方式であっても構わ
ないし、ディジタル方式であっても構わない。あるいは
ネットワークは異なるタイプのネットワークや異なる方
式のプロトコル等が混在するような通信システムであっ
ても構わない。
【0031】実施例6.上記実施例においては、通信回
線を1つあるいは3つ開くことが出来る例について説明
したが、通信回線数は1つ以上開くことが出来れば構わ
ない。また、それぞれの計算機が同じ数だけの通信回線
を開く場合に限らず、それぞれの計算機がそれぞれ異な
る数の通信回線を開くことが出来る場合であっても構わ
ない。通信回線とは、公共、私的回線を言い、例えば、
計算機10は、計算機20,30とTCP/IPで接続
可能であり、計算機40とは電話回線で接続可能であっ
ても構わない。ただし、その通信手段のデータ転送速度
により、その後のデータ転送の速度が左右されるため、
末端の計算機に対するデータ転送が終了する時間に顕著
に差が現れることも考えられる。また、データの内容は
通信手段によって転送し得るものであれば、何であって
も構わない。
【0032】実施例7.上記実施例では、分散処理系な
どの計算機に対し、バージョンアップ等の必要性につい
て考慮した記述となっているが、例えば、チェーン店の
売り上げ状況などを各店の計算機がそれぞれチェーン店
全ての計算機に相互に売り上げを通知する場合など、相
互にデータを転送し合い、かつ、高速なデータ収拾が必
要な場合にも応用可能である。
【0033】実施例8.上記実施例では、計算機の識別
符号を転送して未転送の計算機を識別する場合について
説明したが、計算機の識別符号以外にその他の識別子を
転送する場合でも構わない。例えば各計算機に対応した
項目を有するテーブルを転送するようにしても構わな
い。そのテーブルの各計算機に対応した項目にはフラグ
が設定され、既にデータを転送された計算機はフラグを
オンにし、これから転送する計算機に対してはフラグを
オフするというような操作を行なっても構わない。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、分散処理系全体のバー
ジョンアップなど、同一のデータを多数の計算機に転送
する場合に、短時間で全ての計算機へのデータ転送を終
了することができ、計算機の台数が多くなるほどその効
果は増大する。また、データ転送の自動化により、人間
の介入を最小限にとどめることが可能となり、データを
転送すべき計算機の台数が多大になっても計算機は1日
24時間の稼働が可能であるから、一般的に計算機の稼
働率が低い深夜の時間帯などにデータ転送を行なうな
ど、効率的なデータ転送が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ転送の展開を示す図であ
る。
【図2】図1におけるデータ転送時のそれぞれの計算機
の処理を示すフローチャート図である。
【図3】本発明による他の実施例によるデータ転送の展
開を示す図である。
【図4】本発明による他の実施例によるデータ転送の展
開を示す図である。
【図5】従来のデータ転送方法を示す図である。
【符号の説明】
10 最初にデータを転送する計算機 20 計算機10からデータを受け取る計算機 21〜24 計算機20からデータを受け取る計算機 30 計算機10からデータを受け取る計算機 31〜34 計算機30からデータを受け取る計算機 40 計算機10からデータを受け取る計算機 41〜44 計算機40からデータを受け取る計算機 51〜54 計算機10からデータを受け取る計算機 a1,a2,a3 認識符号a(計算機10)の通信回
線 b1,b2,b3 認識符号b(計算機20)の通信回
線 g1,g2,g3 認識符号g(計算機30)の通信回
線 11,12,13 認識符号1(計算機40)の通信回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理装置にデータを転送するデー
    タ転送システムにおいて、データを転送された処理装置
    が、更に、他の処理装置にそのデータを再転送すること
    を特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 上記データ転送システムは、データを転
    送する場合に、そのデータを再転送すべき処理装置の一
    覧を付して転送し、データを受信した処理装置は、上記
    再転送すべき処理装置の一覧の中から再転送すべき処理
    装置を決定することを特徴とする請求項1記載のデータ
    転送システム。
  3. 【請求項3】 上記データ転送システムは、処理装置が
    同時にn台(n≧2,3,4,…)の処理装置にデータ
    転送ができる場合、再転送すべき処理装置の一覧に示さ
    れた処理装置を少なくとも同時のデータ転送ができる処
    理装置の数nの一覧に分割して分割した各一覧を新たな
    再転送すべき処理装置の一覧として各処理装置に転送す
    ることを特徴とする請求項2記載のデータ転送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記データ転送システムは、分割する数
    をn+1とし、n+1個の再転送すべき処理装置の一覧
    を作成し、同時にデータ転送できるn台の処理装置に対
    してデータ転送を行なった後、残っているひとつの再転
    送すべき処理装置の一覧を用いて、データを転送するこ
    とを特徴とする請求項3記載のデータ転送システム。
JP08733393A 1993-04-14 1993-04-14 データ転送システム Expired - Fee Related JP3302769B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111606A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Mitsubishi Electric Corp データ転送装置及びデータ転送システム
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

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JP2009111606A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Mitsubishi Electric Corp データ転送装置及びデータ転送システム
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

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