JPH06303118A - しきい電圧を制御するためのデュアルゲートjfet回路 - Google Patents
しきい電圧を制御するためのデュアルゲートjfet回路Info
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- JPH06303118A JPH06303118A JP6007395A JP739594A JPH06303118A JP H06303118 A JPH06303118 A JP H06303118A JP 6007395 A JP6007395 A JP 6007395A JP 739594 A JP739594 A JP 739594A JP H06303118 A JPH06303118 A JP H06303118A
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- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
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- G05F1/10—Regulating voltage or current
- G05F1/46—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
- G05F1/56—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
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- G—PHYSICS
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- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F3/00—Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
- G05F3/02—Regulating voltage or current
- G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is dc
- G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
- G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
- G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
- G05F3/24—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 モノリシック集積回路が複数のテ゛ュアルケ゛ート接合形電
界効果トランシ゛スタを含む。1つのトランシ゛スタが標準トランシ゛スタ(1
2)として選ばれ、その電流は第1の抵抗(14)を介して通
過される。基準電流が第2の抵抗(15)を介して通過され
る。2つの抵抗はオヘ゜アンフ゜(17)の入力に結合され、オヘ゜アン
フ゜の出力は標準トランシ゛スタの一方のケ゛ートに結合される。標
準トランシ゛スタの他方のケ゛ートにはトランシ゛スタを導通モート゛で動作さ
せるよう選択されたハ゛イアス電圧(VBIAS)が印加される。か
くして標準トランシ゛スタはオヘ゜アンフ゜の周囲に負の帰還ルーフ゜を形
成する。その結果、標準トランシ゛スタは抵抗の値の比率によ
って定まる比率で、基準電流に関連した電流を通過させ
る。オヘ゜アンフ゜は集積回路内の他の全てのトランシ゛スタ(18)の他
方のケ゛ートに結合することができる。 【効果】 トランシ゛スタは全て、同じ動作ハ゛イアスにある標準トラ
ンシ゛スタの動作電流と同じ動作電流を有する。これは、全
てのトランシ゛スタが同じ実効しきい電圧を示すことを意味す
る。
界効果トランシ゛スタを含む。1つのトランシ゛スタが標準トランシ゛スタ(1
2)として選ばれ、その電流は第1の抵抗(14)を介して通
過される。基準電流が第2の抵抗(15)を介して通過され
る。2つの抵抗はオヘ゜アンフ゜(17)の入力に結合され、オヘ゜アン
フ゜の出力は標準トランシ゛スタの一方のケ゛ートに結合される。標
準トランシ゛スタの他方のケ゛ートにはトランシ゛スタを導通モート゛で動作さ
せるよう選択されたハ゛イアス電圧(VBIAS)が印加される。か
くして標準トランシ゛スタはオヘ゜アンフ゜の周囲に負の帰還ルーフ゜を形
成する。その結果、標準トランシ゛スタは抵抗の値の比率によ
って定まる比率で、基準電流に関連した電流を通過させ
る。オヘ゜アンフ゜は集積回路内の他の全てのトランシ゛スタ(18)の他
方のケ゛ートに結合することができる。 【効果】 トランシ゛スタは全て、同じ動作ハ゛イアスにある標準トラ
ンシ゛スタの動作電流と同じ動作電流を有する。これは、全
てのトランシ゛スタが同じ実効しきい電圧を示すことを意味す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接合形電界効果トランジ
スタ(JFET)デバイスに関し、より詳しくは、デュ
アルゲートデバイスに関する。このようなトランジスタ
は、ソース及びドレーン素子と共に、一対のゲート端子
を有する。JFETデバイスは、電界効果トランジスタ
とバイポーラトランジスタの両者を単一の集積回路(I
C)チップ内へと製造する場合に、IC構造において一
般的なものである。このような系列のデバイスの1つ
は、BIFETTM演算増幅器(オペアンプ)という商標
で市販されている。
スタ(JFET)デバイスに関し、より詳しくは、デュ
アルゲートデバイスに関する。このようなトランジスタ
は、ソース及びドレーン素子と共に、一対のゲート端子
を有する。JFETデバイスは、電界効果トランジスタ
とバイポーラトランジスタの両者を単一の集積回路(I
C)チップ内へと製造する場合に、IC構造において一
般的なものである。このような系列のデバイスの1つ
は、BIFETTM演算増幅器(オペアンプ)という商標
で市販されている。
【0002】
【従来の技術】JFETデバイスはしきい電圧(VT)
として公知の特性を有し、これはソース−ドレーンの導
通が開始するゲート電圧である。この電圧はデバイスの
幾何形状と、関連する半導体領域の性質の関数である。
従って、これは非常にプロセスの影響を受けやすい。
として公知の特性を有し、これはソース−ドレーンの導
通が開始するゲート電圧である。この電圧はデバイスの
幾何形状と、関連する半導体領域の性質の関数である。
従って、これは非常にプロセスの影響を受けやすい。
【0003】明らかに、ターンオンされた場合のJFE
Tの導通量もまた、プロセスに関連した変数である。な
ぜならJFET中を流れる電流は、ゲートバイアス電圧
とVTの間の差の平方根に比例するからである。プロセ
スの変動の故にVTも変動し、また特定のゲートバイア
スにおける導通量も変動する。
Tの導通量もまた、プロセスに関連した変数である。な
ぜならJFET中を流れる電流は、ゲートバイアス電圧
とVTの間の差の平方根に比例するからである。プロセ
スの変動の故にVTも変動し、また特定のゲートバイア
スにおける導通量も変動する。
【0004】従って、特定のゲートバイアスにおけるJ
FETの導通を制御し、それによって実際にはVTを制
御することが望ましい。
FETの導通を制御し、それによって実際にはVTを制
御することが望ましい。
【0005】JFETは1つより多いゲートを有するこ
とができ、そのようなデバイスは多ゲートデバイスとし
て公知である。周知のBIFETTMオペアンプにおいて
は、表面下のチャネルは、それに対面するPN接合ゲー
ト電極を有している。このゲートそれ自体は、チャネル
を半導体表面の下側に位置させるように作用する。チャ
ネルの反対側の面は、「バックゲート」として知られる
ものに遭遇する。ICの製造においては、ゲート接続と
バックゲート接続の両者がIC表面において利用可能と
され、デュアルゲート構造が現れる。
とができ、そのようなデバイスは多ゲートデバイスとし
て公知である。周知のBIFETTMオペアンプにおいて
は、表面下のチャネルは、それに対面するPN接合ゲー
ト電極を有している。このゲートそれ自体は、チャネル
を半導体表面の下側に位置させるように作用する。チャ
ネルの反対側の面は、「バックゲート」として知られる
ものに遭遇する。ICの製造においては、ゲート接続と
バックゲート接続の両者がIC表面において利用可能と
され、デュアルゲート構造が現れる。
【0006】BIFETTMICオペアンプの構造は好ま
しいものであるが、ゲートそれ自体は2つの要素からな
るデバイスとして製造可能なことが理解されよう。一対
のゲートが一緒になってチャネル領域の一方の表面上に
広がり、JFETの導通を制御するように協奏して動作
する。このことは実際上、一対の直列に接続されたJF
ET素子を生成する。チャネルの反対側はバックゲート
を形成する半導体領域に対面し、これは典型的にはトラ
ンジスタのソースに接続される。動作に際しては各々の
ゲート電極はそれぞれのVTを有し、導通が生ずるため
には個々のJFETゲートの両者がVTを越えてバイア
スされねばならない。
しいものであるが、ゲートそれ自体は2つの要素からな
るデバイスとして製造可能なことが理解されよう。一対
のゲートが一緒になってチャネル領域の一方の表面上に
広がり、JFETの導通を制御するように協奏して動作
する。このことは実際上、一対の直列に接続されたJF
ET素子を生成する。チャネルの反対側はバックゲート
を形成する半導体領域に対面し、これは典型的にはトラ
ンジスタのソースに接続される。動作に際しては各々の
ゲート電極はそれぞれのVTを有し、導通が生ずるため
には個々のJFETゲートの両者がVTを越えてバイア
スされねばならない。
【0007】以下の記述においては、デュアルゲートJ
FETについて記載する場合に、BIFETTMICオペ
アンプの構造の場合と同様に、第1のゲートは、第2
の、底部又はバックゲートに対して上側の又は前面のゲ
ートであり得るものであり、或いはそれはより在来のJ
FETでありことができ、共通のチャネルに対面する連
続した個別のゲートを有し、個々のゲートの反対側には
共通のバックゲートがある。
FETについて記載する場合に、BIFETTMICオペ
アンプの構造の場合と同様に、第1のゲートは、第2
の、底部又はバックゲートに対して上側の又は前面のゲ
ートであり得るものであり、或いはそれはより在来のJ
FETでありことができ、共通のチャネルに対面する連
続した個別のゲートを有し、個々のゲートの反対側には
共通のバックゲートがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、IC
内に複数のデュアルゲートJFETを採用し、またデュ
アルゲートJFETを制御された導通状態へとバイアス
する基準回路内へと接続し、また基準回路を用いて他の
全てのJFETをバイアスしてそれらのしきい電圧を制
御することができるようにすることである。
内に複数のデュアルゲートJFETを採用し、またデュ
アルゲートJFETを制御された導通状態へとバイアス
する基準回路内へと接続し、また基準回路を用いて他の
全てのJFETをバイアスしてそれらのしきい電圧を制
御することができるようにすることである。
【0009】本発明の別の課題は、VTを越えてバイア
スされた第1のゲートと、基準電流及びJFET電流の
両者に結合された差動アンプによりバイアスされた第2
のゲートとを有するデュアルゲートJFETを用い、第
2のゲート上へのバイアスのとる電圧が、基準電流に比
例したJFET電流をもたらすと共に、得られる電圧が
IC内の他の全てのJFETデバイスの等価なゲートに
結合されるようなすることである。
スされた第1のゲートと、基準電流及びJFET電流の
両者に結合された差動アンプによりバイアスされた第2
のゲートとを有するデュアルゲートJFETを用い、第
2のゲート上へのバイアスのとる電圧が、基準電流に比
例したJFET電流をもたらすと共に、得られる電圧が
IC内の他の全てのJFETデバイスの等価なゲートに
結合されるようなすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題及びその他の
課題は、以下の如くにして達成される。複数のデュアル
ゲートJFETがICチップ上に取り入れられる。これ
らのデバイスは在来の横並びゲート構造であることがで
き、その場合には2つのゲートが一緒になってチャネル
領域に広がる。好ましい実施例では、これらのデバイス
は在来のゲート構造であることができ、その場合にはゲ
ートはチャネルとPN接合を形成し、チャネルの長さに
わたって広がる。チャネルの反対側は半導体材料に対面
し、JFETはそこに製造され、且つ前面ゲートから電
気的に分離されたバックゲート電極が形成される。この
ようなデュアルゲートトランジスタの1つを複数の中か
ら選び出し、その選択トランジスタがICチップ上の全
てのJFETの代表であると仮定することができる。電
気的特性の変化をもたらすプロセスの変動はICチップ
上のデバイスの全てに対して等しく当てはまるから、こ
れは合理的な推論である。選択トランジスタのソース
は、適当な作動電源の第1の端子に戻される。選択トラ
ンジスタは、2つのゲートの前面のもの、即ち第1のゲ
ートに印加された所定の電位を有する。この電位は、ト
ランジスタのゲートのターンオン状態を生ずるように選
択されている。
課題は、以下の如くにして達成される。複数のデュアル
ゲートJFETがICチップ上に取り入れられる。これ
らのデバイスは在来の横並びゲート構造であることがで
き、その場合には2つのゲートが一緒になってチャネル
領域に広がる。好ましい実施例では、これらのデバイス
は在来のゲート構造であることができ、その場合にはゲ
ートはチャネルとPN接合を形成し、チャネルの長さに
わたって広がる。チャネルの反対側は半導体材料に対面
し、JFETはそこに製造され、且つ前面ゲートから電
気的に分離されたバックゲート電極が形成される。この
ようなデュアルゲートトランジスタの1つを複数の中か
ら選び出し、その選択トランジスタがICチップ上の全
てのJFETの代表であると仮定することができる。電
気的特性の変化をもたらすプロセスの変動はICチップ
上のデバイスの全てに対して等しく当てはまるから、こ
れは合理的な推論である。選択トランジスタのソース
は、適当な作動電源の第1の端子に戻される。選択トラ
ンジスタは、2つのゲートの前面のもの、即ち第1のゲ
ートに印加された所定の電位を有する。この電位は、ト
ランジスタのゲートのターンオン状態を生ずるように選
択されている。
【0011】選択トランジスタのドレーンは、第1の抵
抗によって作動電源の第2の端子に戻される。第2の抵
抗が作動電源の第2の端子と、ソース電位に結合された
定常電流源の間に接続されている。これら2つの抵抗は
オペアンプの入力に接続され、オペアンプの出力は選択
トランジスタのバックゲート即ち第2のゲートに接続さ
れている。選択トランジスタのドレーンはオペアンプの
非反転入力に接続され、負の帰還ループが存在するよう
にされている。かくしてオペアンプの出力は選択トラン
ジスタの第2のゲートを、オペアンプの入力が等しくな
るまで駆動する。2つの抵抗の値が等しい場合には、選
択トランジスタは、第2の抵抗に接続された定常電流源
における電流に等しいチャネル電流を導通するようにさ
れる。ICチップ上の全てのデュアルゲートJFETの
第2の即ちバックゲートがオペアンプの出力に接続され
た場合には、全てのJFETは同じVTを有し、それら
の第1のゲートに印加される等しいバイアスによってタ
ーンオンされた場合には、全てが実質的に同じ電流を導
通させる。JFETのゲートが引き込む電流は実質的に
ゼロであるから、比較的多数のJFETを単一のオペア
ンプから同時に駆動することができる。
抗によって作動電源の第2の端子に戻される。第2の抵
抗が作動電源の第2の端子と、ソース電位に結合された
定常電流源の間に接続されている。これら2つの抵抗は
オペアンプの入力に接続され、オペアンプの出力は選択
トランジスタのバックゲート即ち第2のゲートに接続さ
れている。選択トランジスタのドレーンはオペアンプの
非反転入力に接続され、負の帰還ループが存在するよう
にされている。かくしてオペアンプの出力は選択トラン
ジスタの第2のゲートを、オペアンプの入力が等しくな
るまで駆動する。2つの抵抗の値が等しい場合には、選
択トランジスタは、第2の抵抗に接続された定常電流源
における電流に等しいチャネル電流を導通するようにさ
れる。ICチップ上の全てのデュアルゲートJFETの
第2の即ちバックゲートがオペアンプの出力に接続され
た場合には、全てのJFETは同じVTを有し、それら
の第1のゲートに印加される等しいバイアスによってタ
ーンオンされた場合には、全てが実質的に同じ電流を導
通させる。JFETのゲートが引き込む電流は実質的に
ゼロであるから、比較的多数のJFETを単一のオペア
ンプから同時に駆動することができる。
【0012】
【実施例】図1を参照すると、+端子10に接続されまた
接地端子11に接続されたVDD電源により作動される回路
が示されている。JFET12はデュアルゲートP形トラ
ンジスタであり、そのソースは+VDDレールに接続され
ている。このトランジスタの第1のゲートは端子13に接
続されており、これは典型的には正のVBI AS電位が給電
されている。VBIASは、第1のゲートがゲートしきい電
圧(VT)未満にバイアスされるように選ばれる。図1
においては、PチャネルJFETが示されている。この
場合は、VBIASがVT未満であると導通が生じ、VBIAS
がVTを越えるとデバイスはカットオフされる。+VDD
に接続された定常電流源16が、接地リターンとして動作
する抵抗15に結合されており、従ってI2が抵抗15を流
れる。オペアンプ17は入力端子が抵抗14及び15に接続さ
れており、出力がJFET12の第2のゲート即ちバック
ゲートに接続されている。JFET12のドレーンはオペ
アンプの非反転入力に接続されているから、負の帰還ル
ープが存在する。オペアンプ17はJFET12の第2のゲ
ートを、抵抗14及び15の両端の電位が等しくなるまで駆
動する。抵抗14及び15が整合すると、I1はI2に等しく
なる。かくしてI2は、I1の所望の値を生成するように
選択可能である。
接地端子11に接続されたVDD電源により作動される回路
が示されている。JFET12はデュアルゲートP形トラ
ンジスタであり、そのソースは+VDDレールに接続され
ている。このトランジスタの第1のゲートは端子13に接
続されており、これは典型的には正のVBI AS電位が給電
されている。VBIASは、第1のゲートがゲートしきい電
圧(VT)未満にバイアスされるように選ばれる。図1
においては、PチャネルJFETが示されている。この
場合は、VBIASがVT未満であると導通が生じ、VBIAS
がVTを越えるとデバイスはカットオフされる。+VDD
に接続された定常電流源16が、接地リターンとして動作
する抵抗15に結合されており、従ってI2が抵抗15を流
れる。オペアンプ17は入力端子が抵抗14及び15に接続さ
れており、出力がJFET12の第2のゲート即ちバック
ゲートに接続されている。JFET12のドレーンはオペ
アンプの非反転入力に接続されているから、負の帰還ル
ープが存在する。オペアンプ17はJFET12の第2のゲ
ートを、抵抗14及び15の両端の電位が等しくなるまで駆
動する。抵抗14及び15が整合すると、I1はI2に等しく
なる。かくしてI2は、I1の所望の値を生成するように
選択可能である。
【0013】第2のPチャネルJFET18が点線で輪郭
を示されており、I3を通すようになっている。このデ
バイスは、ICチップ上の他のJFETの1以上を表す
ことを意図している。VINがVBIASに等しければ、これ
らのデバイスの各々は、I2によって定まるI3を流す。
チップ上の全てのJFETは同じ製造条件を受けるか
ら、製造により誘起された何らかのパラメータ、例えば
VTは、実質的に同一になる。その結果、チップ上の全
てのトランジスタは、それらの第1のゲートがVBIASの
電位にバイアスされた場合に、I1に比例する電流を導
通するようにされる。JFET電流は印加されたバイア
スとVTの間の差の平方根に比例するから、JFETの
VT値は整合するように制御される。
を示されており、I3を通すようになっている。このデ
バイスは、ICチップ上の他のJFETの1以上を表す
ことを意図している。VINがVBIASに等しければ、これ
らのデバイスの各々は、I2によって定まるI3を流す。
チップ上の全てのJFETは同じ製造条件を受けるか
ら、製造により誘起された何らかのパラメータ、例えば
VTは、実質的に同一になる。その結果、チップ上の全
てのトランジスタは、それらの第1のゲートがVBIASの
電位にバイアスされた場合に、I1に比例する電流を導
通するようにされる。JFET電流は印加されたバイア
スとVTの間の差の平方根に比例するから、JFETの
VT値は整合するように制御される。
【0014】オペアンプ17はかなりの出力電流を生成す
ることができ、そしてそれに接続されたJFETが引き
込む電流は実質的にゼロであるから、単一のオペアンプ
によって望むだけ多くの数のJFETを制御することが
できる。従って、図示の回路はICチップ上に単一のオ
ペアンプしか必要としない。
ることができ、そしてそれに接続されたJFETが引き
込む電流は実質的にゼロであるから、単一のオペアンプ
によって望むだけ多くの数のJFETを制御することが
できる。従って、図示の回路はICチップ上に単一のオ
ペアンプしか必要としない。
【0015】抵抗14及び15は整合しているものとして記
述したが、これは便宜上のことであり、必要条件ではな
いことが理解されよう。これらの抵抗は比率関係にある
ものとすることができ、その場合にI1とI2は同じ比率
関係を有する。
述したが、これは便宜上のことであり、必要条件ではな
いことが理解されよう。これらの抵抗は比率関係にある
ものとすることができ、その場合にI1とI2は同じ比率
関係を有する。
【0016】図2は、Nチャネルデュアルゲートトラン
ジスタ12′を示す部分概略図である。そのソースは負の
電源電位に接続されている。(電源は図1のものとは逆
の極性を有する。)トランジスタ12′のドレーンは、正
の電源端子への接地リターンとして働く抵抗14に接続さ
れている。かくして、−VDDからの電子は、抵抗14にI
1として電流を供給する。
ジスタ12′を示す部分概略図である。そのソースは負の
電源電位に接続されている。(電源は図1のものとは逆
の極性を有する。)トランジスタ12′のドレーンは、正
の電源端子への接地リターンとして働く抵抗14に接続さ
れている。かくして、−VDDからの電子は、抵抗14にI
1として電流を供給する。
【0017】例示として、回路を図1に示すように構成
し、そこにおいて抵抗14及び15が同じ100KΩの値を有す
るようにし、電流源16が10マイクロアンペアで動作する
ようにした。VBIASは、+VDDよりも2ボルト低い電位
に設定した。トランジスタ12には10マイクロアンペアの
電流が流れた。従って、第1のゲートがVBI AS電位にバ
イアスされている類似の如何なるJFET(例えばJF
ET18)においても、10マイクロアンペアの電流が流れ
る。その結果、図示の如く第2のゲートがオペアンプ17
に接続されている全てのJFETは、第1のゲートにつ
いて同じVT値を有することになる。
し、そこにおいて抵抗14及び15が同じ100KΩの値を有す
るようにし、電流源16が10マイクロアンペアで動作する
ようにした。VBIASは、+VDDよりも2ボルト低い電位
に設定した。トランジスタ12には10マイクロアンペアの
電流が流れた。従って、第1のゲートがVBI AS電位にバ
イアスされている類似の如何なるJFET(例えばJF
ET18)においても、10マイクロアンペアの電流が流れ
る。その結果、図示の如く第2のゲートがオペアンプ17
に接続されている全てのJFETは、第1のゲートにつ
いて同じVT値を有することになる。
【0018】以上において本発明を記述し、好ましい実
施例について詳細を述べた。代替例についも記述した。
当業者が以上の記載を読めば、本発明の思想及び意図の
範囲内にある他の代替例及び均等例が明らかとなる。従
って、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限
されることが意図されるものである。
施例について詳細を述べた。代替例についも記述した。
当業者が以上の記載を読めば、本発明の思想及び意図の
範囲内にある他の代替例及び均等例が明らかとなる。従
って、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限
されることが意図されるものである。
【0019】
【発明の効果】かくして本発明によれば、IC内に複数
のデュアルゲートJFETを採用し、デュアルゲートJ
FETを制御された導通状態へとバイアスする基準回路
内へと接続し、また基準回路を用いて他の全てのJFE
Tをバイアスしてそれらのしきい電圧を制御することが
できる。これにより集積回路内のトランジスタは全て、
同じ動作バイアスにある標準トランジスタの動作電流と
同じ動作電流を有することになり、全てのトランジスタ
は同じ実効しきい電圧を示す。
のデュアルゲートJFETを採用し、デュアルゲートJ
FETを制御された導通状態へとバイアスする基準回路
内へと接続し、また基準回路を用いて他の全てのJFE
Tをバイアスしてそれらのしきい電圧を制御することが
できる。これにより集積回路内のトランジスタは全て、
同じ動作バイアスにある標準トランジスタの動作電流と
同じ動作電流を有することになり、全てのトランジスタ
は同じ実効しきい電圧を示す。
【図1】デュアルゲートPチャネルトランジスタを用い
た本発明の回路のブロック的な概略図である。
た本発明の回路のブロック的な概略図である。
【図2】デュアルゲートNチャネルトランジスタを示す
部分的な概略図である。
部分的な概略図である。
10 +端子 11 接地端子 12 JFET 13 端子 14 抵抗 15 抵抗 16 定常電流源 17 オペアンプ 18 JFET
Claims (5)
- 【請求項1】 単一のチップ内に組み込まれ、連関して
トランジスタの導通を規定する第1及び第2のゲートを
有するように構成された複数の接合形電界効果トランジ
スタ(JFET)を含む集積回路において、 前記複数から選択され標準トランジスタとして動作する
1つのトランジスタと、 第1及び第2の抵抗と、 前記第1の抵抗を介して電流を通過するように前記標準
トランジスタを接続する手段と、 NチャネルJFETの場合にトランジスタしきい電圧よ
りも高くPチャネルJFETの場合にトランジスタしき
い電圧よりも低いターンオンバイアスを生成するバイア
スを前記標準トランジスタの前記第1のゲートに印加す
る手段と、 前記第2の抵抗を介して基準電流を通過させる手段と、 反転入力及び非反転入力と前記標準トランジスタの前記
第2のゲートに結合された出力とを有する演算増幅器
と、 前記演算増幅器の前記非反転入力を前記第1の抵抗に接
続し、前記反転入力を前記第2の抵抗に接続して、前記
標準トランジスタに前記基準電流に関連した電流を導通
させる手段と、及び前記他のトランジスタの第1のゲー
トしきい電圧が前記標準トランジスタのそれと同じとな
るよう前記チップ上の他のトランジスタの第2のゲート
を前記演算増幅器に接続する手段とからなる、改良型集
積回路。 - 【請求項2】 前記接合形電界効果トランジスタが、チ
ャネルの一方の表面に沿って隔置された第1及び第2の
ゲートと、前記チャネルの反対側の表面に広がる共通の
バックゲートを有して形成される、請求項1の改良型集
積回路。 - 【請求項3】 前記接合形電界効果トランジスタが、チ
ャネルの一方の表面に広がる前記第1のゲートと、前記
チャネルの反対側の表面に広がる前記第2のゲートを有
して形成される、請求項1の改良型集積回路。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の抵抗が整合してお
り、前記他のトランジスタがそれらの第1のゲートが前
記標準トランジスタの第1のゲートの電位にバイアスさ
れた場合に前記標準トランジスタの電流に等しい電流を
通過させる、請求項1の改良型集積回路。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の抵抗が比率関係にあ
り、前記他のトランジスタがそれらの第1のゲートが前
記標準トランジスタの第1のゲートの電位にバイアスさ
れた場合に前記標準トランジスタの電流に同じ比率を乗
じた比例電流を有する、請求項1の改良型集積回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US010380 | 1987-02-03 | ||
US1038093A | 1993-01-28 | 1993-01-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303118A true JPH06303118A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=21745505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6007395A Pending JPH06303118A (ja) | 1993-01-28 | 1994-01-27 | しきい電圧を制御するためのデュアルゲートjfet回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0609009A3 (ja) |
JP (1) | JPH06303118A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1935026A1 (en) | 2005-10-12 | 2008-06-25 | Acco | Insulated gate field-effet transistor having a dummy gate |
US7863645B2 (en) | 2008-02-13 | 2011-01-04 | ACCO Semiconductor Inc. | High breakdown voltage double-gate semiconductor device |
US8928410B2 (en) | 2008-02-13 | 2015-01-06 | Acco Semiconductor, Inc. | Electronic circuits including a MOSFET and a dual-gate JFET |
US9240402B2 (en) | 2008-02-13 | 2016-01-19 | Acco Semiconductor, Inc. | Electronic circuits including a MOSFET and a dual-gate JFET |
US7808415B1 (en) | 2009-03-25 | 2010-10-05 | Acco Semiconductor, Inc. | Sigma-delta modulator including truncation and applications thereof |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4859928A (en) * | 1988-12-20 | 1989-08-22 | Tektronix, Inc. | CMOS comparator bias voltage generator |
US5087834A (en) * | 1990-03-12 | 1992-02-11 | Texas Instruments Incorporated | Buffer circuit including comparison of voltage-shifted references |
JPH05218875A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-08-27 | Triquint Semiconductor Inc | 多重電流源のための低ノイズバイアス回路及びノイズを減少させる方法 |
-
1994
- 1994-01-19 EP EP9494300383A patent/EP0609009A3/en not_active Withdrawn
- 1994-01-27 JP JP6007395A patent/JPH06303118A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0609009A3 (en) | 1994-11-02 |
EP0609009A2 (en) | 1994-08-03 |
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