JPH0630298A - 映像信号増幅回路 - Google Patents

映像信号増幅回路

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JPH0630298A
JPH0630298A JP4184023A JP18402392A JPH0630298A JP H0630298 A JPH0630298 A JP H0630298A JP 4184023 A JP4184023 A JP 4184023A JP 18402392 A JP18402392 A JP 18402392A JP H0630298 A JPH0630298 A JP H0630298A
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JP
Japan
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amplifier
signal
amplitude
gain
variable gain
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Pending
Application number
JP4184023A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Matsui
利彰 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Publication of JPH0630298A publication Critical patent/JPH0630298A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRTディスプレイ装置に接続される信号源
やパソコンのビデオ入力信号の振幅レベルのバラツキに
よらず0.7Vの一定振幅の信号を得る。 【構成】 ビデオプリアンプ2の前段にゲイン可変型増
幅器5と最適ゲインを決定する制御電圧を出力する増幅
器14を設け、リファレンス電圧とゲイン可変型増幅器
5の出力が等しくなるようにゲインを決める。 【効果】 信号源やパソコンのビデオ入力信号の振幅レ
ベルのバラツキによらず、0.7Vの一定振幅の信号を
得て初期調整時に設定した輝度及び色信号を常に再現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CRTディスプレイ
装置の映像信号増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号増幅回路は図2に示すよ
うに構成されている。映像入力信号は通常入力されると
75Ωの終端抵抗1で終端されて、べた信号の場合約
0.7V(正確には0.714V)の振幅を得ている。
そしてこの入力信号は、ビデオプリアンプ2,出力アン
プ3を経て数十Vに増幅されCRT4のカソードに供給
して画像を表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の映像信
号増幅回路では接続されるパソコンの機種によって送信
されるビデオ信号の振幅にバラツキがあるため、工場で
輝度や色度を最適に調整したとしても種々のパソコンや
信号源に接続すると輝度や色度がその都度変化するとい
う現象が発生した。最悪の場合には通常の10%も振幅
が大きくビデオ出力が過大振幅となり飽和してしまい、
色ずれが発生したり周波数特性が悪化するといった現象
まで生ずるという課題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、ビデオプリアンプの前段にパ
ソコンや信号源のビデオ入力信号の振幅のバラツキによ
らず0.7Vの一定振幅が得られるようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は第1の構成としてビデオ信号振幅を一定
にするゲイン可変型増幅器と、ビデオ信号振幅レベルの
サンプルホールド回路と、最適ゲインを決定する制御電
圧を出力する増幅器と、制御電圧のサンプルホールド回
路と、ビデオ信号振幅レベルが規定値内に収まっている
かを判断するコンパレータを有して、入力ビデオ信号の
振幅のバラツキによらず0.7Vの一定振幅を得られる
ようにした。
【0006】上記課題を解決するための第2の構成とし
て、この発明はビデオ信号振幅を一定にするゲイン可変
型増幅器と、ビデオ信号振幅レベルのサンプルホールド
回路と、サンプルホールドした値をディジタルデータに
変換するADコンバータと、ビデオ信号振幅レベルを一
定にするためのゲインを制御するためのCPUと、最適
ゲインを決定するプログラムを記憶する記憶用メモリ
と、演算中のデータと判定データを記憶する記憶用メモ
リと、演算した最適制御電圧データをディジタルデータ
からアナログデータに変換するDAコンバータを有する
構成として入力ビデオ信号の振幅のバラツキによらず
0.7Vの一定振幅を得られるようにした。
【0007】
【作用】第1の構成に示された映像信号増幅回路におい
ては、初期状態としてゲイン可変型増幅器はゲインが1
の状態にあり、この増幅器の出力信号の振幅は入力信号
の振幅と等しい。出力信号の振幅レベルはサンプルホー
ルド回路で保持されリファレンス電圧と比較され、誤差
分を増幅してゲインを決定する制御電圧として出力され
る。この制御電圧によりゲイン可変型増幅器のゲインが
調整される、再びゲイン可変型増幅器の出力信号の振幅
レベルをサンプルホールドし、リファレンス電圧と比較
し、以後出力信号とリファレンス電圧が規格値内に収ま
る程近い値になるまでこの操作を繰り返す。さらに、ゲ
インを決定する制御電圧の値をホールド状態に保ちゲイ
ン可変型増幅器のゲインを決定し、入力ビデオ信号の振
幅のバラツキによらず一定振幅を得られるようにした。
【0008】第2の構成に示された映像信号増幅回路に
おいては、初期状態としてゲイン可変型増幅器はゲイン
が1の状態にあり、この増幅器の出力信号の振幅は入力
信号の振幅と等しい。出力信号の振幅レベルはサンプル
ホールド回路で保持され、この保持されたデータはAD
コンバータによってディジタルデータに変換され、メモ
リから呼び出されたリファレンス電圧と比較して両者の
差の値が一定値以内になるようにゲイン可変型増幅器の
ゲインを決定する制御電圧を徐々に可変する。この制御
電圧データはDA変換して出力され、新たにゲイン可変
型増幅器のゲインは定まり再び出力信号の振幅レベルを
サンプルホールドする。このデータはAD変換されリフ
ァレンス電圧と比較され、以後この操作を繰り返す。そ
して出力信号とリファレンス電圧の差が規格値以内に収
まった時の、制御電圧の値を固定としてゲイン可変型増
幅器のゲインを決定し、入力ビデオ信号の振幅のバラツ
キによらず一定振幅を得られるようにした。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の第1の構成における実施
例を図1に基づいて説明する。図1において、最初にゲ
イン可変型増幅器5のゲインは1であり入力ビデオ信号
の振幅Va と等しい振幅がゲイン可変型増幅器5の出力
に現れている。べた信号(100%振幅の信号)が入力
された時にユーザーがスイッチ7をオンすると、ゲイン
調整回路18が動作を開始する。するとゲイン可変型増
幅器5の出力信号はバッファ6を介して、水平同期信号
(HS)を入力としたディレイ12で一定時間遅らせた
タイミングでサンプルホールド回路13でホールドされ
る。一方、ユーザーがスイッチ7をオンした時間をトリ
ガーとしてディレイ8で一定時間遅らせたタイミングで
ゲイン切り換え回路9を作動させゲイン1を決める抵抗
10から可変抵抗ブロック11側へ切り換える。
【0010】サンプルホールド回路13でホールドされ
た振幅レベルは、誤差増幅器14でリファレンス電圧V
REF と比較され、この誤差電圧を増幅して、これをゲイ
ン制御電圧として出力して水平同期信号タイミングでサ
ンプルホールド回路15にてホールドする。ホールドさ
れたゲイン制御電圧は、可変抵抗ブロック11へ入力さ
れる。
【0011】可変抵抗ブロック11の一例としてNチャ
ネル接合型FETを電圧制御型抵抗として用いた場合を
示している。ゲイン制御電圧はFETのゲート電圧VGS
として加えられ、動作点を最適に選べばゲート電圧VGS
を可変することによりドレイン・ソース間のチャネル抵
抗RDSを変えることができる。このチャネル抵抗RDSが
ゲイン可変型増幅器5のゲインを決める抵抗として動作
する。ゲート電圧VGSは通常負電圧であり、VGS=0V
の時にRDSは最小値となる。
【0012】可変抵抗ブロック11で抵抗値が定まり、
ゲイン可変型増幅器5の出力には、入力信号を新たに増
幅した振幅レベルが現れる。この値は再びバッファ6及
びサンプルホールド回路13を介して、誤差増幅器14
でリファレンス電圧VREF と比較され以後ゲイン可変型
増幅器5の出力信号とリファレンス電圧が規格値内に収
まる程近い値になるまでこの操作を繰り返す。リファレ
ンス電圧が規格値内に収まったか否かは、コンパレータ
17で判断されて、規格値内に収まると、サンプルホー
ルド信号オン・オフスイッチ16をオフにしてサンプル
ホールド回路15の出力であるゲインを決定する制御電
圧の値をホールド状態に保ちゲイン可変型増幅器のゲイ
ンを決定する。
【0013】図3に本発明の第1の構成における動作フ
ローを説明した図を示す。次に、この発明の第2の構成
における実施例を図4に基づいて説明する。図4におい
て、最初にゲイン可変型増幅器5のゲインは1であり入
力ビデオ信号の振幅Va と等しい振幅がゲイン可変型増
幅器5の出力に現れている。べた信号(100%振幅の
信号)が入力された時にユーザーがスイッチ7をオンす
ると、ゲイン調整が開始する。するとゲイン可変型増幅
器5の出力信号はバッファ6を介して、水平同期信号
(HS)を入力としたディレイ12で一定時間遅らせた
タイミングでサンプルホールド回路13にてホールドさ
れる。一方、ユーザーがスイッチ7をオンした時間をト
リガーとしてディレイ8で一定時間遅らせたタイミング
でゲイン切り換え回路9を動作させ、ゲイン1を決める
抵抗10から可変抵抗ブロック11側へ切り換える。
【0014】サンプルホールド回路13でホールドされ
た振幅レベルは、ADコンバータ19によってディジタ
ルデータに変換され、プログラム記憶用メモリ22に読
み込まれる。一方、データ記憶用メモリ23から呼び出
されたリファレンス電圧(ビデオ振幅0.7Vに相当す
る電圧)もプログラム記憶用メモリ22に読み込まれ
る。この両者の電圧差が、一定値以内に収まるように、
ゲイン制御電圧データをΔVだけ変化させて出力する。
出力されたゲイン制御電圧データは、DAコンバータ2
0によってアナログ電圧のデータに変換されて可変抵抗
ブロック11(可変抵抗ブロック11の機能に関しては
第1の構成で説明した通りである。)へ入力される。
【0015】可変抵抗ブロック11で抵抗値が決まりゲ
イン可変型増幅器5の出力には、入力信号を新たに増幅
した振幅レベルが現れる。この値は再びバッファ6及び
サンプルホールド回路13を介してADコンバータ19
によりディジタルデータに変換され、プログラム記憶用
メモリ22に読み込まれる。以後このデータとリファレ
ンス電圧データが規格値内に収まるまで上記の動作を繰
り返し、プログラムによって規格値内に収まったと判断
されるとゲイン制御電圧データをホールド状態に保ちゲ
イン可変型増幅器のゲインを決定する。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように映像信
号増幅回路においてビデオプリアンプの前段にゲイン可
変型増幅器を設けて、信号源のビデオ信号の振幅のバラ
ツキによらずに一定振幅0.7Vのビデオ信号を得られ
るという構成としたので、接続されるパソコンや信号源
に依存せず初期調整時に設定した輝度及び色温度を常に
再現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号増幅回路の第1の構成におけ
る実施例を示した説明図である。
【図2】従来の映像信号増幅回路の説明図である。
【図3】本発明の映像信号増幅回路の第1の構成におけ
る動作フローを説明した図である。
【図4】本発明の映像信号増幅回路の第2の構成におけ
る実施例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 終端抵抗75Ω 2 ビデオプリアンプ 3 ビデオ出力アンプ 4 CRT 5 ゲイン可変型増幅器 6 バッファ 7 スイッチ 8、12 ディレイ 9 ゲイン切り換え回路 10 抵抗 11 可変抵抗ブロック 13、15 サンプルホールド回路 14 誤差増幅器 16 オン・オフスイッチ 17 コンパレータ 18 ゲイン調整回路 19 ADコンバータ 20 DAコンバータ 21 CPU 22 プログラム記憶用メモリ 23 データ記憶用メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRTディスプレイ装置において、入力
    されたビデオ信号を増幅するゲイン調整可能なゲイン可
    変型増幅器と、前記ゲイン可変型増幅器の出力信号をC
    RTに供給するビデオ増幅器と、前記ゲイン可変型増幅
    器の出力信号を保持するサンプルホールド回路と、前記
    サンプルホールド回路の出力値と、あらかじめ定められ
    た基準値とを比較し、前記ゲイン可変型増幅器のゲイン
    調整を行う制御信号を前記ゲイン可変型増幅器に出力す
    る誤差増幅器と、からなることを特徴とする映像増幅回
    路。
  2. 【請求項2】 CRTディスプレイ装置において、入力
    されたビデオ信号を増幅するゲイン調整可能なゲイン可
    変型増幅器と、前記ゲイン可変型増幅器の出力信号をC
    RTに供給するビデオ増幅器と、前記ゲイン可変型増幅
    器の出力信号を保持するサンプルホールド回路と、前記
    サンプルホールド回路の出力値をディジタル信号に変換
    するAD変換器と、前記AD変換器の出力値と比較する
    ための基準値を格納したメモリ手段と、前記AD変換器
    の出力値と前記基準値を比較し、前記ゲイン可変型増幅
    器のゲイン調整を行う制御信号を演算する演算部と、前
    記制御信号をアナログ信号に変換し、前記ゲイン可変型
    増幅器に出力するDA変換器と、からなることを特徴と
    する映像増幅回路。
JP4184023A 1992-07-10 1992-07-10 映像信号増幅回路 Pending JPH0630298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377223B1 (ko) * 2000-12-27 2003-03-26 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
KR101596802B1 (ko) 2014-11-14 2016-02-24 강릉건설(주) 역추진 방식의 중압관 및 이를 이용한 확폭 예정 구간 노출 방법과 세미쉴드 터널을 시공하는 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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