JPH063027Y2 - クレ−ンのピツトカバ−持上装置 - Google Patents

クレ−ンのピツトカバ−持上装置

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JPH063027Y2
JPH063027Y2 JP6443587U JP6443587U JPH063027Y2 JP H063027 Y2 JPH063027 Y2 JP H063027Y2 JP 6443587 U JP6443587 U JP 6443587U JP 6443587 U JP6443587 U JP 6443587U JP H063027 Y2 JPH063027 Y2 JP H063027Y2
Authority
JP
Japan
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pit cover
pair
rollers
crane
pit
Prior art date
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Application number
JP6443587U
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JPS63200588U (ja
Inventor
欣昭 大久保
博明 松崎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクレーンのピットカバー持上装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、コンテナークレーンは第6図全体側面図に示す
ように、岸壁に沿って移動しながら荷役を行うのである
が、荷役時のクレーンの集電装置としては、第7図部分
拡大図及び第8図正面図に示すように、帯状ピットカバ
ー01で覆われケーブルピット02内の可撓ケーブル03をク
レーン上のガイドローラー04を経てケーブルリール05に
巻取り、一方、ピットカバー01をケーブルリール05の前
後のベンドローラー06,06及び上部ベンドローラー07,07
に沿ってケーブルリール05の上方を迂回するようにして
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような集電装置には下記のような欠
点がある。
(1)集電装置は比較的大きく、また高い位置に取付けら
れているので、ピットカバーがこれを越えるためにはベ
ンドローラーを取付けるための大きな構造が必要とな
る。
(2)ピットカバーは高い位置に持上げられるので、強風
にあおられてピットカバーの位置がずれたり、まくれた
りして移動しやすい。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、高
さが低く、強風にあおられて位置がずれる等の惧れのな
い安全なクレーンのピットカバー持上装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、クレーンのピットカバーの上面に
当接する前後一対の下部ローラーと、上記一対の下部ロ
ーラーの若干上方に配設され上記ピットカバーの下面に
当接する前後一対の上部ローラーを具え、上記ピットカ
バーを台形状に掛け回わしてなるピットカバー持上装置
において、上記一対の下部ローラーとしてほゞ水平面内
にハ字状に配設された前後一対の下部ローラーと、上記
一対の上部ローラーとして上記前後一対の下部ローラー
の斜上方にほゞ水平面内にハ字状に配設された前後一対
の上部ローラーとを具えたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成により、ピットカバーはピットから斜め
上方に持ち上げられ、これによりケーブルリールと干渉
せずに低い位置でこれをかわすことができる。
〔実施例〕
本考案をコンテナークレーンに適用した一実施例を図面
について説明すると、第1図はその全体側面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は第1図の集電装置を示す斜
視図、第4図,第5図はそれぞれ第3図のIV−IVに沿っ
た側面図、V−Vに沿った平面図である。
上図において、1はクレーン機体の海側脚2下部に設け
た集電装置、3はクレーン2の走路沿いの地面に凹設さ
れた給電ケーブル収納用のピット、4はピット3内に布
設された可撓ケーブル、5はピット3の開口部を覆う帯
状ピットカバー、6はクレーン機体2上に設けた可撓ケ
ーブル4の巻込み巻出し用ケーブルリールで、可撓ケー
ブルの一端はケーブルリール内でクレーン側端子に接続
され、他端はピット3内で電源端子に接続されている。
7はピット3からリール6へ可撓ケーブル4を案内する
クレーン機体側の複数のガイドローラー、8,9はケーブ
ルリール6の下方に枢支されピットカバー5をピット3
の側部側へ迂回させる下部、上部のベンドローラーで、
ガイドローラー7とベンドローラー8,9は第4図で示す
ように、クレーン機体2から延びる支持部材10により支
持され、ベンドローラー8,9はガイドローラー群7,7を中
央にはさんで前後の位置でピット3を斜めに横切る軸線
配置で対称的に設けられ、下部ベンドローラー8,上部
ベンドローラー9をクレーン機体2側に開いた平面図で
ハの字形に配設されている。
こゝで、前部一対、後部一対の下部ベンドローラー8及
び上部ベンドローラー9は第4図,第5図に示すよう
に、互いに平行であり下部ベンドローラー8,8はピット
3上のカバー5の上面に接するように水平面内にあるい
は第5図の上部側が稍下った傾斜面内に配置され、上部
ベンドローラー9,9は下部ベンドローラー8,8と平行にか
つ下部ベンドローラー8,8により斜め側部上方へ転向さ
れたピットカバー5に適当な均等張力を与える配置でピ
ットカバー下面に接するよう支持部材10上に固定的にあ
るいは調整可能に支持すると良い。
このような装置によれば、下部ベンドローラー8,8によ
ってクレーン機体2から離れるように斜め上方へ転向し
たピットカバー5はあまり大きい高さを必要としないで
ピット3開口上を迂回した側部へ持上げることができ、
上部ベンドローラー9,9を渡って図の右から左へあるい
はその反対へ送られ、この迂回部のカバー4に邪魔され
ないピット3内からガイドローラー7,7を経て可撓ケー
ブル4がクレーン機体2上のケーブルリール6へ巻取ら
れ又は巻き戻される。
上下のベンドローラー8,9に僅かな傾斜を与えた場合に
はピットカバー5を側部へ迂回させるに必要な高さは更
に小さくすることができる。
また、ベンドローラー8,9の両端側には図示しない小さ
い縦軸ローラーを設けてカバー5の側部へのずれを防止
するようにしても良い。
なお、クレーン機体2とピット3の間隔が広い場合は、
逆に、クレーン機側が挟まったハ字状に配設することも
できる。
このような装置によればピット3からのケーブル4の出
し入れに際し、ピットカバー5を低い高さで、かつコン
パクトにピット3上から側部へかわすことができるか
ら、空中に迂回するピットカバー5の長さが短くなり、
ピットカバー持上げ装置の構成が容易になるとゝもに、
ピットカバー5が風にあおられてずれたり、外れたりす
る不具合を効果的に解消することができる。
〔考案の効果〕
このような装置によれば、下記の効果が奏せられる。
(1)ピットカバー5の持上げに必要な高さが減少し、装
置の構成が著しく容易になる。
(2)地面から離して迂回させるピットカバー5の長さが
短くなり、特に高さが低くなることにより風にあおられ
て生ずるピットカバーの位置ずれ、外れなどの事故を確
実に防止することができる。
要するに本考案によれば、クレーンのピットカバーの上
面に当接する前後一対の下部ローラーと、上記一対の下
部ローラーの若干上方に配設され上記ピットカバーの下
面に当接する前後一対の上部ローラーを具え、上記ピッ
トカバーを台形状に掛け回わしてなるピットカバー持上
装置において、上記一対の下部ローラーとしてほゞ水平
面内にハ字状に配設された前後一対の下部ローラーと、
上記一対の上部ローラーとして上記前後一対の下部ロー
ラーの斜上方にほゞ水平面内にハ字状に配設された前後
一対の上部ローラーとを具えたことにより、強風にあお
られて位置がずれる等の惧れのない安全なクレーンのピ
ットカバー持上装置を得るから、本考案は産業上極めて
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をコンテナークレーンに適用した一実施
例を示す全体側面図、第2図は第1図の正面図、第3図
は第1図の集電装置を示す斜視図、第4図,第5図はそ
れぞれ第3図のIV−IVに沿った側面図、V−Vに沿った
平面図である。 第6図は公知のコンテナクレーンを示す全体側面図、第
7図は第6図のVII部を示す部分拡大図、第8図は第7
図の正面図である。 1……集電装置、2……クレーン機体、3……給電用ケ
ーブルピット、4……可撓ケーブル、5……ピットカバ
ー、6……ケーブルリール、7……ケーブルガイドロー
ラー、8……下部ベンドローラー、9……上部ベンドロ
ーラー、10……機体側のローラー支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレーンのピットカバーの上面に当接する
    前後一対の下部ローラーと、上記一対の下部ローラーの
    若干上方に配設され上記ピットカバーの下面に当接する
    前後一対の上部ローラーを具え、上記ピットカバーを台
    形状に掛け回わしてなるピットカバー持上装置におい
    て、上記一対の下部ローラーとしてほゞ水平面内にハ字
    状に配設された前後一対の下部ローラーと、上記一対の
    上部ローラーとして上記前後一対の下部ローラーの斜上
    方にほゞ水平面内にハ字状に配設された前後一対の上部
    ローラーとを具えたことを特徴とするクレーンのピット
    カバー持上装置。
JP6443587U 1987-04-28 1987-04-28 クレ−ンのピツトカバ−持上装置 Expired - Lifetime JPH063027Y2 (ja)

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JPS63200588U JPS63200588U (ja) 1988-12-23
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JPS63200588U (ja) 1988-12-23

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