JPH063023Y2 - 吊具の吊荷旋回装置 - Google Patents
吊具の吊荷旋回装置Info
- Publication number
- JPH063023Y2 JPH063023Y2 JP19340887U JP19340887U JPH063023Y2 JP H063023 Y2 JPH063023 Y2 JP H063023Y2 JP 19340887 U JP19340887 U JP 19340887U JP 19340887 U JP19340887 U JP 19340887U JP H063023 Y2 JPH063023 Y2 JP H063023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- lifting
- donut
- rotating
- swing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、吊具の吊荷旋回装置の改善に関する。
クレーンで吊着されたコイル吊装置或は吊荷等を旋回す
るために、例えば、特開昭50−109128号が提案
されている。その概要を第3図に示す。回転装置外枠1
1には、クレーンフック19と係止する保持ピン13、
回転軸12等が取付けられ、回転軸12の下部には水平
ビーム14が固設されている。
るために、例えば、特開昭50−109128号が提案
されている。その概要を第3図に示す。回転装置外枠1
1には、クレーンフック19と係止する保持ピン13、
回転軸12等が取付けられ、回転軸12の下部には水平
ビーム14が固設されている。
また、回転軸12はモータ15によって、減速機16、
小歯車17、大歯車18を介して水平ビーム4を自由に
回転させるように構成されている。
小歯車17、大歯車18を介して水平ビーム4を自由に
回転させるように構成されている。
なお、実開昭56−151287号に提案されているよ
うにフックを回転自在とするため、旋回用ギヤーを持つ
特殊なクレーンフックを用いた回転フック装置もある。
うにフックを回転自在とするため、旋回用ギヤーを持つ
特殊なクレーンフックを用いた回転フック装置もある。
クレーンで吊着されたコイル吊装置或は吊荷等を旋回す
るためには、通常、上述の特開昭50−109128号
に提案されているように、クレーンフックとコイル吊装
置或は吊荷間に旋回装置(第2図の回転装置外枠11、
回転軸12、モータ15、歯車17、18等)が介在さ
れている。従って、この旋回装置を設けた高さ分、吊上
げ量が減少することとなり、建屋の高さが低い場合など
では吊上作業に支障をきたしていた。
るためには、通常、上述の特開昭50−109128号
に提案されているように、クレーンフックとコイル吊装
置或は吊荷間に旋回装置(第2図の回転装置外枠11、
回転軸12、モータ15、歯車17、18等)が介在さ
れている。従って、この旋回装置を設けた高さ分、吊上
げ量が減少することとなり、建屋の高さが低い場合など
では吊上作業に支障をきたしていた。
また、上述の実開昭56−151287号ではフック自
体を回転可能とするが、回転装置と直結した特殊フック
を必要とし高価にならざるを得ないという問題があっ
た。
体を回転可能とするが、回転装置と直結した特殊フック
を必要とし高価にならざるを得ないという問題があっ
た。
本考案はこの問題を解決するために提案されたものであ
り、高さスペースを必要としない、従って建屋の高さが
低い場合などにも適用できる安価な吊具の吊荷旋回装置
を提供することを目的とするものである。
り、高さスペースを必要としない、従って建屋の高さが
低い場合などにも適用できる安価な吊具の吊荷旋回装置
を提供することを目的とするものである。
本考案は上述の問題点を解決するもので、次の技術手段
を採った。すなわち、 フックの取付枠に水平に取付けた円盤体、 円盤体に回動自在に外嵌したドーナツ体、 ドーナツ体に取付けたフックと係合する腕、 ドーナツ体を円盤体まわりに回動させる手段、 から構成した。
を採った。すなわち、 フックの取付枠に水平に取付けた円盤体、 円盤体に回動自在に外嵌したドーナツ体、 ドーナツ体に取付けたフックと係合する腕、 ドーナツ体を円盤体まわりに回動させる手段、 から構成した。
本考案は上述のように旋回装置を円盤体で構成したの
で、吊荷旋回装置に高さスペースを必要としないため、
建屋の高さが低い場合でも使用することができる。
で、吊荷旋回装置に高さスペースを必要としないため、
建屋の高さが低い場合でも使用することができる。
また、既設フックを改造するのみで容易に実施すること
ができる。
ができる。
本考案の一実施例を第1図および第2図に示す。第1図
は平面図、第2図は第1図のA−A断面図である。
は平面図、第2図は第1図のA−A断面図である。
本考案は、フック1の取付枠2に水平に取付けた円盤体
3、内周部を円盤体3に外接し外周部にギヤ8を設け円
盤体3のまわりを回動可能に配設したドーナツ体4、ド
ーナツ体4のギヤ8と噛合するピニオン5を回転させる
円盤体3に固設されたモータ6、ドーナツ体4に固設さ
れフック1を両面から挟持してフック1を回転させる腕
7、円盤体3とドーナツ体4を同一平面に保持する案内
板9等から構成されている。
3、内周部を円盤体3に外接し外周部にギヤ8を設け円
盤体3のまわりを回動可能に配設したドーナツ体4、ド
ーナツ体4のギヤ8と噛合するピニオン5を回転させる
円盤体3に固設されたモータ6、ドーナツ体4に固設さ
れフック1を両面から挟持してフック1を回転させる腕
7、円盤体3とドーナツ体4を同一平面に保持する案内
板9等から構成されている。
第2図において、例えば、フック1にコイル(図示され
ていない)を吊着し、シーブ10側をクレーン(図示さ
れていない)で巻上げるような場合、モータ6を回転さ
せるとピニオン5が回転し、ピニオン5に噛合している
ギヤ8を介してドーナツ体4を回転させる。ドーナツ体
4にはフック1を両面から挟持する腕7を固設してある
ので、フック1を回転させることによってコイルは旋回
することになる。
ていない)を吊着し、シーブ10側をクレーン(図示さ
れていない)で巻上げるような場合、モータ6を回転さ
せるとピニオン5が回転し、ピニオン5に噛合している
ギヤ8を介してドーナツ体4を回転させる。ドーナツ体
4にはフック1を両面から挟持する腕7を固設してある
ので、フック1を回転させることによってコイルは旋回
することになる。
本考案は装置の小型化を可能にし、安価であり、かつ、
建屋高さが低い場所にも使用できるという作業性の向上
に優れた効果を奏する。
建屋高さが低い場所にも使用できるという作業性の向上
に優れた効果を奏する。
第1図〜第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は従来例
である。 1…フック、2…取付枠 3…円盤体、4…ドーナツ体 5…ピニオン、6…モータ 7…腕、8…ギヤ 9…案内板、10…シーブ 11…回転装置外枠、12…回転軸 13…保持ピン、14…水平ビーム 15…モータ、16…減速機 17…小歯車、18…大歯車 19…フック
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は従来例
である。 1…フック、2…取付枠 3…円盤体、4…ドーナツ体 5…ピニオン、6…モータ 7…腕、8…ギヤ 9…案内板、10…シーブ 11…回転装置外枠、12…回転軸 13…保持ピン、14…水平ビーム 15…モータ、16…減速機 17…小歯車、18…大歯車 19…フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梶原 重則 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)考案者 梶原 洋堂 岡山県倉敷市玉島阿賀崎2586―5 (72)考案者 篠原 知之 岡山県吉備郡真備町辻田186―11 (72)考案者 平井 信雄 岡山県倉敷市神田3丁目15番2号 平井電 機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】フックの取付枠に円盤体を水平に取付け、
該円盤体にドーナツ体を回動自在に外嵌し、該ドーナツ
体にフックと係合する腕を取付け、該ドーナツ体を前記
円盤体まわりに回動させる手段を備えたことを特徴とす
る吊具の吊荷旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19340887U JPH063023Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 吊具の吊荷旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19340887U JPH063023Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 吊具の吊荷旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199878U JPH0199878U (ja) | 1989-07-04 |
JPH063023Y2 true JPH063023Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31484196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19340887U Expired - Lifetime JPH063023Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 吊具の吊荷旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063023Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP19340887U patent/JPH063023Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0199878U (ja) | 1989-07-04 |
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