JPH06302309A - バッテリ保持構造 - Google Patents
バッテリ保持構造Info
- Publication number
- JPH06302309A JPH06302309A JP5113924A JP11392493A JPH06302309A JP H06302309 A JPH06302309 A JP H06302309A JP 5113924 A JP5113924 A JP 5113924A JP 11392493 A JP11392493 A JP 11392493A JP H06302309 A JPH06302309 A JP H06302309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- battery holder
- holder
- storage chamber
- frame
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリホルダによりバッテリを電子装置に
保持させる構成において、フレームからバッテリホルダ
を取外す際の操作を容易なものとするとともに、その際
にバッテリホルダを落下させることを防止する。 【構成】 電子装置のフレーム1に設けられたバッテリ
収納室11に、バッテリを保持したバッテリホルダ2を
挿脱可能とし、かつ両者には係止手段(係合凸部23と
係合凹部12)を設け、バッテリホルダ2の先端部に弾
性片からなるスプリング部26を突設し、バッテリホル
ダ2をバッテリ収納室11に挿入したときにスプリング
部26がバッテリ収納室11の底部に弾接されるように
構成する。両者間での係止を解除すると、スプリング部
26によってバッテリホルダ2が開口方向に微小移動さ
れ、その後にバッテリホルダ2を安定した状態で掴んで
取り外すことができるようになり、バッテリホルダの落
下を防止する。
保持させる構成において、フレームからバッテリホルダ
を取外す際の操作を容易なものとするとともに、その際
にバッテリホルダを落下させることを防止する。 【構成】 電子装置のフレーム1に設けられたバッテリ
収納室11に、バッテリを保持したバッテリホルダ2を
挿脱可能とし、かつ両者には係止手段(係合凸部23と
係合凹部12)を設け、バッテリホルダ2の先端部に弾
性片からなるスプリング部26を突設し、バッテリホル
ダ2をバッテリ収納室11に挿入したときにスプリング
部26がバッテリ収納室11の底部に弾接されるように
構成する。両者間での係止を解除すると、スプリング部
26によってバッテリホルダ2が開口方向に微小移動さ
れ、その後にバッテリホルダ2を安定した状態で掴んで
取り外すことができるようになり、バッテリホルダの落
下を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードで代表される
情報カード等の電子装置に用いられ、特にこの種の電子
装置に装着される薄型のバッテリをカード内に保持させ
るためのバッテリ保持構造に関する。
情報カード等の電子装置に用いられ、特にこの種の電子
装置に装着される薄型のバッテリをカード内に保持させ
るためのバッテリ保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード等の情報カードでは電源とし
て薄型電池を用いているため、この種の電子装置では電
池を交換可能とするために着脱可能なバッテリ保持構造
が必要とされる。図5は従来のバッテリ保持構造の一例
を示す情報カードの一部の分解斜視図である。同図にお
いて、情報カードのフレーム1には矩形をした浅い凹状
のバッテリ収納室11がフレームの一側部に開口して設
けられ、このバッテリ収納室11内に薄板状のバッテリ
ホルダ2を挿脱可能としている。バッテリホルダ2には
薄型バッテリを内挿させる円形の保持部21が設けら
れ、かつその両側には係合片22が片持支持状態で一体
に形成され、各係合片22の外側面には係合凸部23と
操作凸部24が並んで形成されている。また、前記バッ
テリ収納室11の両側のフレーム位置には前記係合凸部
23に係合する係合凹部12が形成されている。
て薄型電池を用いているため、この種の電子装置では電
池を交換可能とするために着脱可能なバッテリ保持構造
が必要とされる。図5は従来のバッテリ保持構造の一例
を示す情報カードの一部の分解斜視図である。同図にお
いて、情報カードのフレーム1には矩形をした浅い凹状
のバッテリ収納室11がフレームの一側部に開口して設
けられ、このバッテリ収納室11内に薄板状のバッテリ
ホルダ2を挿脱可能としている。バッテリホルダ2には
薄型バッテリを内挿させる円形の保持部21が設けら
れ、かつその両側には係合片22が片持支持状態で一体
に形成され、各係合片22の外側面には係合凸部23と
操作凸部24が並んで形成されている。また、前記バッ
テリ収納室11の両側のフレーム位置には前記係合凸部
23に係合する係合凹部12が形成されている。
【0003】この保持構造では、保持部21にバッテリ
を内挿した上でバッテリホルダ2をフレーム1のバッテ
リ収納室11に差し込むと、係合片22の弾性力によっ
て係合凸部23がフレーム1の係合凹部12に係合し、
その離脱が防止される。また、バッテリホルダ2を外す
場合には、指の爪で操作凸部24を両側から挟み込んで
係合片22を内側方向に弾性変形することにより、係合
凸部23が係合凹部12から離脱され、更にその状態の
ままバッテリホルダ2を引き出すことによりバッテリ収
納室11からバッテリホルダ2を引き出すことができ
る。
を内挿した上でバッテリホルダ2をフレーム1のバッテ
リ収納室11に差し込むと、係合片22の弾性力によっ
て係合凸部23がフレーム1の係合凹部12に係合し、
その離脱が防止される。また、バッテリホルダ2を外す
場合には、指の爪で操作凸部24を両側から挟み込んで
係合片22を内側方向に弾性変形することにより、係合
凸部23が係合凹部12から離脱され、更にその状態の
ままバッテリホルダ2を引き出すことによりバッテリ収
納室11からバッテリホルダ2を引き出すことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバッ
テリ保持構造は、バッテリホルダ2をフレーム1から引
き抜く際に、指の爪で操作凸部24を挟みながらバッテ
リホルダ2を引き出すという操作が必要とされている。
この場合、バッテリホルダ2が薄板状である上に、その
幅方向に指の爪で操作凸部24を挟み持つ構成とされて
いるため、バッテリホルダ2をフレーム1から引出した
直後の保持姿勢が極めて不安定な状態となり、指先の僅
かな力のバランスを崩すとバッテリホルダが爪先から外
れて落下され、その落下の際の衝撃によってバッテリホ
ルダ2が破損され、或いはその保持部21からバッテリ
が飛び出し、バッテリを紛失してしまうことがある。本
発明の目的は、バッテリホルダをフレームから取外す際
の操作を容易なものとするとともに、その際にバッテリ
ホルダを落下させることを防止したバッテリ保持構造を
提供することにある。
テリ保持構造は、バッテリホルダ2をフレーム1から引
き抜く際に、指の爪で操作凸部24を挟みながらバッテ
リホルダ2を引き出すという操作が必要とされている。
この場合、バッテリホルダ2が薄板状である上に、その
幅方向に指の爪で操作凸部24を挟み持つ構成とされて
いるため、バッテリホルダ2をフレーム1から引出した
直後の保持姿勢が極めて不安定な状態となり、指先の僅
かな力のバランスを崩すとバッテリホルダが爪先から外
れて落下され、その落下の際の衝撃によってバッテリホ
ルダ2が破損され、或いはその保持部21からバッテリ
が飛び出し、バッテリを紛失してしまうことがある。本
発明の目的は、バッテリホルダをフレームから取外す際
の操作を容易なものとするとともに、その際にバッテリ
ホルダを落下させることを防止したバッテリ保持構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリ保持構
造は、薄型電子装置のフレームに設けられたバッテリ収
納室に、バッテリを保持したバッテリホルダを挿脱可能
とし、かつバッテリホルダをバッテリ収納室内に係止さ
せる係止手段を設けてなるバッテリ保持構造に、バッテ
リホルダとバッテリ収納室の底部に臨むフレームのいず
れか一方には、バッテリホルダを開口方向に付勢する弾
性手段を設けている。この弾性手段として、バッテリホ
ルダの先端部に先端方向に突出される弾性片からなるス
プリング部を一体に設け、バッテリホルダをバッテリ収
納室に挿入したときにスプリング部がバッテリ収納室の
底部に弾接されるように構成する。また、他の弾性手段
として、バッテリ収納室の底部に臨むフレームに、その
開口方向に突出される弾性片からなるスプリング部を設
け、バッテリホルダをバッテリ収納室に挿入したときに
スプリング部がバッテリホルダの先端部に弾接されるよ
うに構成する。
造は、薄型電子装置のフレームに設けられたバッテリ収
納室に、バッテリを保持したバッテリホルダを挿脱可能
とし、かつバッテリホルダをバッテリ収納室内に係止さ
せる係止手段を設けてなるバッテリ保持構造に、バッテ
リホルダとバッテリ収納室の底部に臨むフレームのいず
れか一方には、バッテリホルダを開口方向に付勢する弾
性手段を設けている。この弾性手段として、バッテリホ
ルダの先端部に先端方向に突出される弾性片からなるス
プリング部を一体に設け、バッテリホルダをバッテリ収
納室に挿入したときにスプリング部がバッテリ収納室の
底部に弾接されるように構成する。また、他の弾性手段
として、バッテリ収納室の底部に臨むフレームに、その
開口方向に突出される弾性片からなるスプリング部を設
け、バッテリホルダをバッテリ収納室に挿入したときに
スプリング部がバッテリホルダの先端部に弾接されるよ
うに構成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一実施例の斜視図である。情報カー
ドのフレーム1には矩形をした浅い凹状のバッテリ収納
室11がフレーム1の一側部に開口して設けられ、この
バッテリ収納室11内に薄板状のバッテリホルダ2を挿
脱可能に設けている。前記バッテリ収納室11の両側の
開口に近い位置のフレーム部位にはそれぞれ係合凹部1
2が形成されている。また、バッテリホルダ2には円形
の薄型バッテリ(図示せず)を内挿させる円形の保持部
21が設けられ、かつその両側には係合片22が片持支
持状態で一体に形成され、各係合片22の外側面には前
記フレーム1の係合凹部12に係合可能な係合凸部23
と、バッテリホルダ2をバッテリ収納室11に挿入した
際にフレーム1外に位置される操作凸部24が係合片2
2の長さ方向に並んで形成されている。更に、バッテリ
ホルダ2の先端側の端部には、バッテリホルダ2の一部
に設けた楔型の切欠き25によって舌片状のスプリング
部26を設けており、このスプリング部26の先端をバ
ッテリホルダ2の先端側に突出位置させている。
る。図1は本考案の一実施例の斜視図である。情報カー
ドのフレーム1には矩形をした浅い凹状のバッテリ収納
室11がフレーム1の一側部に開口して設けられ、この
バッテリ収納室11内に薄板状のバッテリホルダ2を挿
脱可能に設けている。前記バッテリ収納室11の両側の
開口に近い位置のフレーム部位にはそれぞれ係合凹部1
2が形成されている。また、バッテリホルダ2には円形
の薄型バッテリ(図示せず)を内挿させる円形の保持部
21が設けられ、かつその両側には係合片22が片持支
持状態で一体に形成され、各係合片22の外側面には前
記フレーム1の係合凹部12に係合可能な係合凸部23
と、バッテリホルダ2をバッテリ収納室11に挿入した
際にフレーム1外に位置される操作凸部24が係合片2
2の長さ方向に並んで形成されている。更に、バッテリ
ホルダ2の先端側の端部には、バッテリホルダ2の一部
に設けた楔型の切欠き25によって舌片状のスプリング
部26を設けており、このスプリング部26の先端をバ
ッテリホルダ2の先端側に突出位置させている。
【0007】この構成によれば、バッテリを装填する場
合には、図2(a)に示すように、バッテリホルダ2の
保持部21にバッテリBを嵌め込んだ上で、バッテリホ
ルダ2を先端側からバッテリ収納室11内に挿入する。
そして、この挿入によりバッテリホルダ2のスプリング
部26がバッテリ収納室11の底部13に衝突され、そ
の弾性力によって反発力が生じるが、更にバッテリホル
ダを強く押し込むことにより、スプリング部26がバッ
テリホルダ2側に弾性変形され、かつこれと同時に係合
凸部23が係合凹部12に係合され、バッテリホルダ2
はバッテリ収納室11内に係止される。このとき、バッ
テリホルダ2の保持部21に保持されているバッテリB
に対して図外の接片により電気接続が行われることは言
うまでもない。
合には、図2(a)に示すように、バッテリホルダ2の
保持部21にバッテリBを嵌め込んだ上で、バッテリホ
ルダ2を先端側からバッテリ収納室11内に挿入する。
そして、この挿入によりバッテリホルダ2のスプリング
部26がバッテリ収納室11の底部13に衝突され、そ
の弾性力によって反発力が生じるが、更にバッテリホル
ダを強く押し込むことにより、スプリング部26がバッ
テリホルダ2側に弾性変形され、かつこれと同時に係合
凸部23が係合凹部12に係合され、バッテリホルダ2
はバッテリ収納室11内に係止される。このとき、バッ
テリホルダ2の保持部21に保持されているバッテリB
に対して図外の接片により電気接続が行われることは言
うまでもない。
【0008】一方、バッテリホルダ2をフレーム1から
外す場合には、図2(b)のように、これまでと同様に
指の爪FNで両側の操作凸部24を挟み込み、係合片2
2を内側に弾性変形させると、係合凸部23と係合凹部
12との係合が解除される。そして、これと同時に、ス
プリング部26は自身の弾性力によって復帰されるた
め、これによって生じる反発力によりバッテリホルダ2
はバッテリ収納室11内でその開口方向に若干移動され
る。この移動により、係合凸部23は係合凹部12より
も開口側に位置され、操作凸部24への挟み力を解除し
ても係合凸部23が再び係合凹部12に係合されること
がない状態となる。したがって、この状態で、バッテリ
ホルダ2から一旦指を離し、今度は図2(c)のよう
に、バッテリホルダ2の厚さ方向に掴み直した上でバッ
テリホルダ2をバッテリ収納室11から引き出すことに
より、バッテリホルダ2を安定に保持した状態でフレー
ム1から取外すことができ、誤ってバッテリホルダを落
下させてしまうようなことはなくなる。
外す場合には、図2(b)のように、これまでと同様に
指の爪FNで両側の操作凸部24を挟み込み、係合片2
2を内側に弾性変形させると、係合凸部23と係合凹部
12との係合が解除される。そして、これと同時に、ス
プリング部26は自身の弾性力によって復帰されるた
め、これによって生じる反発力によりバッテリホルダ2
はバッテリ収納室11内でその開口方向に若干移動され
る。この移動により、係合凸部23は係合凹部12より
も開口側に位置され、操作凸部24への挟み力を解除し
ても係合凸部23が再び係合凹部12に係合されること
がない状態となる。したがって、この状態で、バッテリ
ホルダ2から一旦指を離し、今度は図2(c)のよう
に、バッテリホルダ2の厚さ方向に掴み直した上でバッ
テリホルダ2をバッテリ収納室11から引き出すことに
より、バッテリホルダ2を安定に保持した状態でフレー
ム1から取外すことができ、誤ってバッテリホルダを落
下させてしまうようなことはなくなる。
【0009】図3は本考案の第2の実施例の斜視図であ
り、第1実施例と等価な部分には同一符号を付してあ
る。この実施例ではバッテリホルダは図5の従来構成と
同じであるが、バッテリ収納室11の底部13の両側位
置に、底部の前側に沿ってスプリング部14を設けてい
る。即ち、バッテリ収納室11に臨むフレーム1の一部
に片持ち状態の舌片を形成し、これをスプリング部14
としてその先端をバッテリ収納室11の開口方向に斜め
に向けて突設している。
り、第1実施例と等価な部分には同一符号を付してあ
る。この実施例ではバッテリホルダは図5の従来構成と
同じであるが、バッテリ収納室11の底部13の両側位
置に、底部の前側に沿ってスプリング部14を設けてい
る。即ち、バッテリ収納室11に臨むフレーム1の一部
に片持ち状態の舌片を形成し、これをスプリング部14
としてその先端をバッテリ収納室11の開口方向に斜め
に向けて突設している。
【0010】したがって、バッテリホルダ2の挿入時に
は、バッテリホルダ2の先端面がスプリング部14の先
端に衝突したときに、スプリング部14によって反発力
が生じるが、更にバッテリホルダ2を押し込むことによ
り、図4(a)のように、係合凸部23を係合凹部12
に係合させてバッテリBの装填が実現される。また、バ
ッテリホルダ2を取外す際にも、第1実施例の場合と同
様に操作凸部24を指の爪で挟み込むことにより、係合
凸部23と係合凹部12との係合が解除され、このとき
スプリング部14の反発力によってバッテリホルダ2は
バッテリ収納室11の開口側に若干移動され、図4
(b)のように、係合凸部22が再び係合凹部12に係
合されない状態となる。その後、バッテリホルダ2を掴
み直してバッテリ収納室11から引き出すことにより、
安定した状態でバッテリホルダ2を取外すことができる
のは第1実施例と同じである。
は、バッテリホルダ2の先端面がスプリング部14の先
端に衝突したときに、スプリング部14によって反発力
が生じるが、更にバッテリホルダ2を押し込むことによ
り、図4(a)のように、係合凸部23を係合凹部12
に係合させてバッテリBの装填が実現される。また、バ
ッテリホルダ2を取外す際にも、第1実施例の場合と同
様に操作凸部24を指の爪で挟み込むことにより、係合
凸部23と係合凹部12との係合が解除され、このとき
スプリング部14の反発力によってバッテリホルダ2は
バッテリ収納室11の開口側に若干移動され、図4
(b)のように、係合凸部22が再び係合凹部12に係
合されない状態となる。その後、バッテリホルダ2を掴
み直してバッテリ収納室11から引き出すことにより、
安定した状態でバッテリホルダ2を取外すことができる
のは第1実施例と同じである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バッテリ
を保持したバッテリホルダと、このバッテリホルダが挿
脱されるバッテリ収納室の底部に臨むフレームのいずれ
か一方に、バッテリホルダを開口方向に付勢する弾性手
段を設けているので、バッテリホルダを離脱させるべく
バッテリ収納室との係止を解除したときには弾性手段の
弾性力によってバッテリホルダを移動させ、再び係止状
態とされることがないので、バッテリホルダを安定した
状態で掴むことが可能となり、バッテリホルダを落下さ
せることが防止でき、バッテリの紛失を未然に防止する
ことができる。ここで、バッテリホルダの先端部に先端
方向に突出される弾性片からなるスプリング部を一体に
設け、バッテリホルダをバッテリ収納室に挿入したとき
にスプリング部がバッテリ収納室の底部に弾接されるよ
うに構成することで、バッテリ収納室を変更することな
く、バッテリホルダの一部を変更するのみで、前記した
効果を得ることができる。また、バッテリ収納室の底部
に臨むフレームに、その開口方向に突出される弾性片か
らなるスプリング部を設け、バッテリホルダをバッテリ
収納室に挿入したときにスプリング部がバッテリホルダ
の先端部に弾接されるように構成することで、バッテリ
ホルダを変更することなく、フレームの一部を変更する
のみで前記した効果を得ることができる。
を保持したバッテリホルダと、このバッテリホルダが挿
脱されるバッテリ収納室の底部に臨むフレームのいずれ
か一方に、バッテリホルダを開口方向に付勢する弾性手
段を設けているので、バッテリホルダを離脱させるべく
バッテリ収納室との係止を解除したときには弾性手段の
弾性力によってバッテリホルダを移動させ、再び係止状
態とされることがないので、バッテリホルダを安定した
状態で掴むことが可能となり、バッテリホルダを落下さ
せることが防止でき、バッテリの紛失を未然に防止する
ことができる。ここで、バッテリホルダの先端部に先端
方向に突出される弾性片からなるスプリング部を一体に
設け、バッテリホルダをバッテリ収納室に挿入したとき
にスプリング部がバッテリ収納室の底部に弾接されるよ
うに構成することで、バッテリ収納室を変更することな
く、バッテリホルダの一部を変更するのみで、前記した
効果を得ることができる。また、バッテリ収納室の底部
に臨むフレームに、その開口方向に突出される弾性片か
らなるスプリング部を設け、バッテリホルダをバッテリ
収納室に挿入したときにスプリング部がバッテリホルダ
の先端部に弾接されるように構成することで、バッテリ
ホルダを変更することなく、フレームの一部を変更する
のみで前記した効果を得ることができる。
【図1】本発明のバッテリ保持構造の第1実施例の要部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】第1実施例の動作を説明するための平面構成図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施例の要部の斜視図である。
【図4】第2実施例の動作を説明するための平面構成図
である。
である。
【図5】従来のバッテリ保持構造の一部の斜視図であ
る。
る。
1 フレーム 2 バッテリホルダ 11 バッテリ収納室 12 係合凹部 14 スプリング部 21 バッテリ保持部 22 係合片 23 係合凸部 24 操作凸部 26 スプリング部
Claims (3)
- 【請求項1】 情報カード等の電子装置のフレームに設
けられ、このフレームの一側に開口されたバッテリ収納
室と、前記バッテリ収納室に収納させるバッテリを保持
可能な保持部を有し、かつ前記開口を通して前記バッテ
リ収納室に挿脱可能とされるバッテリホルダとを備え、
かつ前記フレームとバッテリホルダには、バッテリホル
ダをバッテリ収納室に挿入したときに相互に係合してバ
ッテリホルダをバッテリ収納室内に係止させる係止手段
を設けたバッテリ保持構造において、前記バッテリホル
ダとバッテリ収納室の底部に臨むフレームのいずれか一
方には、バッテリホルダを開口方向に付勢する弾性手段
を設けたことを特徴とするバッテリ保持構造。 - 【請求項2】 弾性手段として、バッテリホルダの先端
部に先端方向に突出される弾性片からなるスプリング部
を一体に設け、バッテリホルダをバッテリ収納室に挿入
したときに前記スプリング部がバッテリ収納室の底部に
弾接されるように構成してなる請求項1のバッテリ保持
構造。 - 【請求項3】 弾性手段として、バッテリ収納室の底部
に臨むフレームに、その開口方向に突出される弾性片か
らなるスプリング部を設け、バッテリホルダをバッテリ
収納室に挿入したときに前記スプリング部がバッテリホ
ルダの先端部に弾接されるように構成してなる請求項1
のバッテリ保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113924A JPH06302309A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | バッテリ保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113924A JPH06302309A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | バッテリ保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302309A true JPH06302309A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14624608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5113924A Pending JPH06302309A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | バッテリ保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06302309A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014007733A1 (en) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | Pricer Ab | Battery cassette and an electronic shelf label comprising said battery cassette |
CN109817860A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-05-28 | 昆山市华显光电科技有限公司 | 一种可更换电池的电子价签 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147251A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Sharp Corp | 電子機器の電池収納機構 |
JPH04169054A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-17 | Nec Corp | 電池収納機構 |
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1993
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