JPH06302143A - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
- Publication number
- JPH06302143A JPH06302143A JP11415393A JP11415393A JPH06302143A JP H06302143 A JPH06302143 A JP H06302143A JP 11415393 A JP11415393 A JP 11415393A JP 11415393 A JP11415393 A JP 11415393A JP H06302143 A JPH06302143 A JP H06302143A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- tape
- cassette
- shaft side
- transmission gear
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】駆動軸トルクが一定以上なくてもすべてのカセ
ットレコーダに対応して使用できるエンドレステープカ
セットとする。 【構成】供給軸側で多層状テープ2を載置するギアディ
スク3と、該ギアディスク3のギア31 に歯合する中間
歯車5と、該中間歯車5に伝動され駆動軸側で回転する
駆動伝達用ギア6とを備えると共に、前記伝達用ギアに
係脱する逆転防止ストッパ7を設けたことで、自動逆転
機能付きカセットレコーダなど駆動軸トルクが一定以上
なくてもすべてのカセットレコーダに対応して安全に使
用することができ、常時ワウやフラッタなどのテープ走
行異常が発生しないで安定した操作が保証される。
ットレコーダに対応して使用できるエンドレステープカ
セットとする。 【構成】供給軸側で多層状テープ2を載置するギアディ
スク3と、該ギアディスク3のギア31 に歯合する中間
歯車5と、該中間歯車5に伝動され駆動軸側で回転する
駆動伝達用ギア6とを備えると共に、前記伝達用ギアに
係脱する逆転防止ストッパ7を設けたことで、自動逆転
機能付きカセットレコーダなど駆動軸トルクが一定以上
なくてもすべてのカセットレコーダに対応して安全に使
用することができ、常時ワウやフラッタなどのテープ走
行異常が発生しないで安定した操作が保証される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオなど磁気テ
ープ或いはクリーニングテープなどのテープ類を巻装収
納し、自動停止或いはオートリバース機構などに対応し
たエンドレステープカセットに関するものである。
ープ或いはクリーニングテープなどのテープ類を巻装収
納し、自動停止或いはオートリバース機構などに対応し
たエンドレステープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンドレステープカセットでは、
図4に示すようにハブaが、ディスク中央の軸bに嵌挿
されて回転可能にケースe内に備えられ、テープcはハ
ブaの周りに多層状に巻き込まれディスクd上に乗せら
れていて、ディスクが回転駆動されると、多層状に巻か
れたテープには矢印A方向に回転する力が働いて、一方
ピンチローラ、キャプスタンで矢印B方向に多層状テー
プの内周から引き出されたテープcは、ガイドローラ・
ヘッドを経て再び多層状テープの外周に巻き取られるよ
うになり、そして、テープを矢印Aに示す力によりテー
プが引き出された際、送り出す力を受けて、一方ハブが
自由に回転する構造であるため、テープのまきしまりが
生じにくく、またテープの引き出し力が小さくてすむた
めワウをすくなくできるようになっている。
図4に示すようにハブaが、ディスク中央の軸bに嵌挿
されて回転可能にケースe内に備えられ、テープcはハ
ブaの周りに多層状に巻き込まれディスクd上に乗せら
れていて、ディスクが回転駆動されると、多層状に巻か
れたテープには矢印A方向に回転する力が働いて、一方
ピンチローラ、キャプスタンで矢印B方向に多層状テー
プの内周から引き出されたテープcは、ガイドローラ・
ヘッドを経て再び多層状テープの外周に巻き取られるよ
うになり、そして、テープを矢印Aに示す力によりテー
プが引き出された際、送り出す力を受けて、一方ハブが
自由に回転する構造であるため、テープのまきしまりが
生じにくく、またテープの引き出し力が小さくてすむた
めワウをすくなくできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テープカセ
ットをカセットレコーダにセットして用いられる場合
に、自動停止検出機構がテープ供給軸に備えられている
カセットレコーダや、カーステレオ用カセットレコーダ
で、巻きたるみ防止機能付き自動離脱装置付ものもは、
供給軸側がフリーの従来のタイプでは使用出来なかった
し、また自動逆転(オートリバース)機能付きカセット
レコーダでは、テープが逆転走行した際に、巻き取るこ
とが出来ず、走行異常が発生してしまう不具合があっ
た。また、オートリバース機構対応エンドレスカセット
として、駆動軸の回転力を利用し、ギアで供給軸を強制
的に回転させることにより供給軸側にトルクが発生し、
供給軸側フリーの対応とすることも考えられるが、駆動
軸側からギアで供給軸側を強制的に回転させると、供給
軸側にバックテンションが機械的もしくは電気的に負荷
されているカセットレコーダでは、駆動軸側トルクが供
給軸側に伝達しきれずに使用できない場合、特にギア比
率が供給軸側:駆動軸側=1:2となっているもので
は、駆動軸が一回転するとバックテンションが駆けられ
ている供給軸を二回転させなければならないために回転
従動せず、テープ走行が不能となることもあって問題が
あった。本発明は、これら従来の欠点を排除しようとす
るもので、オートリバース機構などに対応したテープ走
行を適確で安定して行なえるようにし、信頼性を大巾に
向上し、かつ商品価値をも高めたテープカセットを構成
簡単で安価な形態で提供することを目的としたものであ
る。
ットをカセットレコーダにセットして用いられる場合
に、自動停止検出機構がテープ供給軸に備えられている
カセットレコーダや、カーステレオ用カセットレコーダ
で、巻きたるみ防止機能付き自動離脱装置付ものもは、
供給軸側がフリーの従来のタイプでは使用出来なかった
し、また自動逆転(オートリバース)機能付きカセット
レコーダでは、テープが逆転走行した際に、巻き取るこ
とが出来ず、走行異常が発生してしまう不具合があっ
た。また、オートリバース機構対応エンドレスカセット
として、駆動軸の回転力を利用し、ギアで供給軸を強制
的に回転させることにより供給軸側にトルクが発生し、
供給軸側フリーの対応とすることも考えられるが、駆動
軸側からギアで供給軸側を強制的に回転させると、供給
軸側にバックテンションが機械的もしくは電気的に負荷
されているカセットレコーダでは、駆動軸側トルクが供
給軸側に伝達しきれずに使用できない場合、特にギア比
率が供給軸側:駆動軸側=1:2となっているもので
は、駆動軸が一回転するとバックテンションが駆けられ
ている供給軸を二回転させなければならないために回転
従動せず、テープ走行が不能となることもあって問題が
あった。本発明は、これら従来の欠点を排除しようとす
るもので、オートリバース機構などに対応したテープ走
行を適確で安定して行なえるようにし、信頼性を大巾に
向上し、かつ商品価値をも高めたテープカセットを構成
簡単で安価な形態で提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットケー
ス内にテープがエンドレス状態に走行されるテープカセ
ットにおいて、駆動軸側に駆動伝達用ギアと、該駆動伝
達用ギアに歯合する中間歯車を介して伝動され、供給軸
側で回転するギアディスクとを備え、このギアディスク
上に多層状に巻かれたテープを設置すると共に、多層状
テープ内周から繰り出し、外周にテープを巻き込み走行
させる構成とし、前記伝達用ギアに係脱する逆転防止ス
トッパを設けたことを特徴とする磁気テープカセットで
ある。
ス内にテープがエンドレス状態に走行されるテープカセ
ットにおいて、駆動軸側に駆動伝達用ギアと、該駆動伝
達用ギアに歯合する中間歯車を介して伝動され、供給軸
側で回転するギアディスクとを備え、このギアディスク
上に多層状に巻かれたテープを設置すると共に、多層状
テープ内周から繰り出し、外周にテープを巻き込み走行
させる構成とし、前記伝達用ギアに係脱する逆転防止ス
トッパを設けたことを特徴とする磁気テープカセットで
ある。
【0005】
【作用】カセットレコーダにテープカセットを装入する
と、駆動軸側のリール軸ギアの回転力を利用して供給軸
側にあるハブ及びディスクをも回転させることにより、
供給軸側にトルクが発生し、カセットレコーダはあたか
もテープがあると判断し駆動し続ける。一方、駆動軸側
のギアが中間歯車を介してギアディスクと噛み合ってト
ルク伝達をするので、オートリバース機能に対応して誤
操作によりテープが逆転した際に、供給軸が駆動軸に変
わると同時にストッパが駆動軸に移動して伝達用ギアに
係合し、テープ走行を停止させ、カセットレコーダはテ
ープ耳端と判断して再度通常走行に切換え逆転走行を防
止する。かくして、駆動軸トルクが一定以上あるすべて
のカセットレコーダに対応してテープカセットを安全に
用いられるものである。また、駆動軸と供給軸とのギア
比率も2:1となって駆動軸側回転力を供給軸側にバッ
クテンションが駆けられても駆動軸の回転力をスムーズ
に伝達することができて、小さい駆動軸トルクでの安全
に使用でき、すべてのカセットレコーダに対応すること
ができる。
と、駆動軸側のリール軸ギアの回転力を利用して供給軸
側にあるハブ及びディスクをも回転させることにより、
供給軸側にトルクが発生し、カセットレコーダはあたか
もテープがあると判断し駆動し続ける。一方、駆動軸側
のギアが中間歯車を介してギアディスクと噛み合ってト
ルク伝達をするので、オートリバース機能に対応して誤
操作によりテープが逆転した際に、供給軸が駆動軸に変
わると同時にストッパが駆動軸に移動して伝達用ギアに
係合し、テープ走行を停止させ、カセットレコーダはテ
ープ耳端と判断して再度通常走行に切換え逆転走行を防
止する。かくして、駆動軸トルクが一定以上あるすべて
のカセットレコーダに対応してテープカセットを安全に
用いられるものである。また、駆動軸と供給軸とのギア
比率も2:1となって駆動軸側回転力を供給軸側にバッ
クテンションが駆けられても駆動軸の回転力をスムーズ
に伝達することができて、小さい駆動軸トルクでの安全
に使用でき、すべてのカセットレコーダに対応すること
ができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の例で説明す
ると、上下ケースからなるカセットケース1内にテープ
2が、供給軸側のギアディスク3上のハブ4に巻装され
てエンドレス状態に走行されて供給巻取られるオートリ
バース機構対応のテープカセットであって、供給軸側で
多層状テープ2を載置するギアディスク3の外周にギア
31 を設け、該ギア31 に歯合する中間歯車5を介して
駆動軸側で回転する駆動伝達用ギア6とを備えると共
に、供給軸側のギアディスク3のギア31 に係脱する逆
転防止ストッパ7を設けて磁気テープカセットとしてあ
る。
ると、上下ケースからなるカセットケース1内にテープ
2が、供給軸側のギアディスク3上のハブ4に巻装され
てエンドレス状態に走行されて供給巻取られるオートリ
バース機構対応のテープカセットであって、供給軸側で
多層状テープ2を載置するギアディスク3の外周にギア
31 を設け、該ギア31 に歯合する中間歯車5を介して
駆動軸側で回転する駆動伝達用ギア6とを備えると共
に、供給軸側のギアディスク3のギア31 に係脱する逆
転防止ストッパ7を設けて磁気テープカセットとしてあ
る。
【0007】この場合、前記ハブ4はギアディスク3の
中央軸に嵌挿されて自由に回転するようになっていて、
テープ2がハブ4の周りに多層状に巻かれディスク3上
の乗せられるようになっている。該ギアディスク3はカ
セットレコーダ(図示せず)の巻取軸により常に回転す
るギアに従動して回転するための多層状に巻かれたテー
プ2に回転する力が働き、ピンチローラ、キャプスタン
Pで内周側から引き出されたテープ2はガイドローラ8
及びヘッドQを経て再び多層状テープの外周側に巻き取
られ、巻き締まりがなく引き出し力も小さくなるように
走行される。
中央軸に嵌挿されて自由に回転するようになっていて、
テープ2がハブ4の周りに多層状に巻かれディスク3上
の乗せられるようになっている。該ギアディスク3はカ
セットレコーダ(図示せず)の巻取軸により常に回転す
るギアに従動して回転するための多層状に巻かれたテー
プ2に回転する力が働き、ピンチローラ、キャプスタン
Pで内周側から引き出されたテープ2はガイドローラ8
及びヘッドQを経て再び多層状テープの外周側に巻き取
られ、巻き締まりがなく引き出し力も小さくなるように
走行される。
【0008】また、前記中間歯車5としては、その軸5
1 上に供給軸側の前記ギアディスク3のギア31 に係脱
する逆転防止用ストッパ7を備えていて、中間歯車5の
回転と共廻りするが、ケース1に形成して凹面壁11 に
当接したときに滑り結合、例えば軸承部71 に切目72
を設けて摩擦結合で嵌合し、ストッパ7によって中間歯
車5の一方向への回転ではストッパ7をギア31 に掛け
る操作ができるようにしてある。なお、前記中間歯車5
は、駆動軸側の駆動伝達用ギア6と同一歯数のギアを用
いてあるが、歯数の少ないギアを用いることもできる。
1 上に供給軸側の前記ギアディスク3のギア31 に係脱
する逆転防止用ストッパ7を備えていて、中間歯車5の
回転と共廻りするが、ケース1に形成して凹面壁11 に
当接したときに滑り結合、例えば軸承部71 に切目72
を設けて摩擦結合で嵌合し、ストッパ7によって中間歯
車5の一方向への回転ではストッパ7をギア31 に掛け
る操作ができるようにしてある。なお、前記中間歯車5
は、駆動軸側の駆動伝達用ギア6と同一歯数のギアを用
いてあるが、歯数の少ないギアを用いることもできる。
【0009】さらに、前記逆転防止ストッパ7は、中間
歯車5上に設定し、オートリバース機構により反転した
際、供給軸側ギア31 に掛り、駆動伝達用ギア6は停止
するようにしてカセットレコーダはあたかも磁気テープ
エンドと判断し、再度A面側(通常)走行へ切り替わり
逆面走行を防止する構成となっているが、駆動伝達用ギ
ア6の係脱させたり、或いは中間歯車5に係脱させる構
成とすることもでき、いずれにしてもトルク伝達用のギ
アの一つを選んで係脱する形態として逆転防止機能をは
たすようにすることもできる。
歯車5上に設定し、オートリバース機構により反転した
際、供給軸側ギア31 に掛り、駆動伝達用ギア6は停止
するようにしてカセットレコーダはあたかも磁気テープ
エンドと判断し、再度A面側(通常)走行へ切り替わり
逆面走行を防止する構成となっているが、駆動伝達用ギ
ア6の係脱させたり、或いは中間歯車5に係脱させる構
成とすることもでき、いずれにしてもトルク伝達用のギ
アの一つを選んで係脱する形態として逆転防止機能をは
たすようにすることもできる。
【0010】図中9はガイドピン、10はガイドリブ、
11はパッドでヘッドに対設される位置に備えられる。
14は支軸で中間歯車5を軸支しケース1に突設され
る。
11はパッドでヘッドに対設される位置に備えられる。
14は支軸で中間歯車5を軸支しケース1に突設され
る。
【0011】図1の実施例では駆動軸側並びに供給軸側
の両方にギアを設け、駆動軸側トルクの伝達用としてリ
ール軸間伝達用ギアの中間歯車5を介在配備して三つの
ギアを噛み合わせてトルク伝達させ、供給軸側フリーと
なるようにしてカセットレコーダが駆動しつづけられる
ようにし、オートリバース(自動逆転)機能付カセット
レコーダに使用の際には、中間に配した伝達用中間歯車
5の軸51 にある逆転防止用ストッパ7で駆動軸が停止
できるようにしてある。即ち、誤操作によりリールが逆
転した際、供給軸が駆動軸に変わると同時に、ストッパ
7が伝達用ギアに掛り回転停止して走行を止める結果、
カセットレコーダはテープ耳端の条件と同じと判断し
て、再度通常走行へ切り替えて逆転走行を防止でき、駆
動軸トルクが一定以上あるすべてのカセットレコーダに
対応できるエンドレステープカセットとして用いること
ができる。
の両方にギアを設け、駆動軸側トルクの伝達用としてリ
ール軸間伝達用ギアの中間歯車5を介在配備して三つの
ギアを噛み合わせてトルク伝達させ、供給軸側フリーと
なるようにしてカセットレコーダが駆動しつづけられる
ようにし、オートリバース(自動逆転)機能付カセット
レコーダに使用の際には、中間に配した伝達用中間歯車
5の軸51 にある逆転防止用ストッパ7で駆動軸が停止
できるようにしてある。即ち、誤操作によりリールが逆
転した際、供給軸が駆動軸に変わると同時に、ストッパ
7が伝達用ギアに掛り回転停止して走行を止める結果、
カセットレコーダはテープ耳端の条件と同じと判断し
て、再度通常走行へ切り替えて逆転走行を防止でき、駆
動軸トルクが一定以上あるすべてのカセットレコーダに
対応できるエンドレステープカセットとして用いること
ができる。
【0012】なお、前記中間歯車5は、伝達用ギアで駆
動軸側と供給軸側とのギアとのバランスをとり設置さ
れ、駆動軸側回転力を供給軸側にバックテンションが駆
けられていても、ギアディスクに回転力がスムーズに伝
達することができるようになっていて、ギア駆動のメカ
ニカルノイズも回転数が2分の1に減ったことで半減で
きるし、一定以上の駆動軸トルクがなくても使用でき、
すべてのカセットレコーダに対応可能となる。
動軸側と供給軸側とのギアとのバランスをとり設置さ
れ、駆動軸側回転力を供給軸側にバックテンションが駆
けられていても、ギアディスクに回転力がスムーズに伝
達することができるようになっていて、ギア駆動のメカ
ニカルノイズも回転数が2分の1に減ったことで半減で
きるし、一定以上の駆動軸トルクがなくても使用でき、
すべてのカセットレコーダに対応可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、駆動軸側から伝動される供給
軸側で多層状テープを載置するディスクの外周にギアを
設け、該ギアに歯合する中間歯車と、該中間歯車に伝動
される駆動軸側で回転する駆動伝達用ギアとを備えると
共に、伝達用ギアに係脱する逆転防止ストッパを設けた
ことにより、自動停止検出機構がテープ供給軸に備えら
れているカセットレコーダや、カーステレオ用カセット
レコーダで巻たるみ防止機能付き自動離脱機構付きのも
のや、自動逆転機能付きカセットレコーダなど、供給軸
側にバックテンションが機械的または電気的に負荷され
ていても駆動軸側トルクが供給軸側に伝達しきれないこ
とがなく、駆動軸トルクが一定以上なくてもすべてのカ
セットレコーダに対応して安全に使用することができ、
常時ワウやフラッタなどのテープ走行異常が発生しない
で安定した操作が保証され、取扱いも簡便で組立製作容
易で安価である。
軸側で多層状テープを載置するディスクの外周にギアを
設け、該ギアに歯合する中間歯車と、該中間歯車に伝動
される駆動軸側で回転する駆動伝達用ギアとを備えると
共に、伝達用ギアに係脱する逆転防止ストッパを設けた
ことにより、自動停止検出機構がテープ供給軸に備えら
れているカセットレコーダや、カーステレオ用カセット
レコーダで巻たるみ防止機能付き自動離脱機構付きのも
のや、自動逆転機能付きカセットレコーダなど、供給軸
側にバックテンションが機械的または電気的に負荷され
ていても駆動軸側トルクが供給軸側に伝達しきれないこ
とがなく、駆動軸トルクが一定以上なくてもすべてのカ
セットレコーダに対応して安全に使用することができ、
常時ワウやフラッタなどのテープ走行異常が発生しない
で安定した操作が保証され、取扱いも簡便で組立製作容
易で安価である。
【図1】本発明の実施例を示す上ケースを除いた平面図
である。
である。
【図2】図1の例の分離状態の斜視図である。
【図3】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図4】従来例の上ケースを除いた平面図である。
1 ケース 2 テープ 3 ギアディスク 31 ギア 4 ハブ 5 中間歯車 51 軸 6 駆動伝達用ギア 7 ストッパ 71 軸承部 8 ガイドローラ 9 ガイドピン 10 ガイドリブ 11 パッド
Claims (2)
- 【請求項1】 カセットケース内にテープがエンドレス
状態に走行されるテープカセットにおいて、駆動軸側に
駆動伝達用ギアと、該駆動伝達用ギアに歯合する中間歯
車を介して伝動され、供給軸側で回転するギアディスク
とを備え、このギアディスク上に多層状に巻かれたテー
プを設置すると共に、多層状テープ内周から繰り出し、
外周にテープを巻き込み走行させる構成とし、前記伝達
用ギアに係脱する逆転防止ストッパを設けたことを特徴
とする磁気テープカセット。 - 【請求項2】 前記中間歯車が、その軸上に供給軸側の
前記ギアディスクに係脱する逆転防止用ストッパを備え
ている請求項1記載のテープカセット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11415393A JPH06302143A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 磁気テープカセット |
US08/220,705 US5517377A (en) | 1993-04-19 | 1994-03-31 | Endless-loop tape cassette with backstop and transmission mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11415393A JPH06302143A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302143A true JPH06302143A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14630481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11415393A Withdrawn JPH06302143A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06302143A (ja) |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP11415393A patent/JPH06302143A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |