JPH06301998A - 光ヘッド及び光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド及び光学式情報記録再生装置

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JPH06301998A
JPH06301998A JP9289393A JP9289393A JPH06301998A JP H06301998 A JPH06301998 A JP H06301998A JP 9289393 A JP9289393 A JP 9289393A JP 9289393 A JP9289393 A JP 9289393A JP H06301998 A JPH06301998 A JP H06301998A
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laser
position control
optical head
focus position
control mechanism
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JP9289393A
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English (en)
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Hideya Seki
秀也 關
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Seiko Epson Corp
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Priority to US08/153,711 priority patent/US5581523A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザ雑音低減手段としての高周波発振器と、
レーザダイオードと受光素子が一体化されたレーザユニ
ットを有する光ヘッドにおいて、前記レーザ雑音低減手
段及びその周辺から高周波雑音が漏洩するのを防止す
る。 【構成】レーザ雑音低減手段のシールドケースとレンズ
ホルダを一体化する。または、レーザ雑音低減手段をレ
ンズホルダに内蔵し、前記レンズホルダを導電性材料で
構成して、シールドケースを兼ねさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録再生装置の
光ヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ヘッドは、図13に示した様
に、レーザダイオードと受光素子が分離されていたた
め、レーザ雑音低減手段5のみを単体でシールドケース
7で覆い、前記シールドケース7にレーザダイオード1
2を密着させてとりつけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レーザダイオ
ードと全ての受光素子を一体化したレーザユニットを用
いて光ヘッドを構成する場合、かかる従来の技術では、
焦点位置制御手段の可動部が大型化してしまうという問
題点を有していた。また、これを避けるため前記レーザ
雑音低減手段5を焦点位置制御手段の可動部から分離
し、導線で接続した場合、前記接続線から高周波雑音が
漏洩するという問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光ヘッドは、 (1) レーザダイオードと、レーザダイオード駆動電
流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下させる
ことによりレーザ雑音を低減させるためのレーザ雑音低
減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御
機構の可動部と、前記レーザ雑音低減手段の放射雑音の
漏洩を防止するためのシールドケースが一体化されてい
ることを特徴とする。
【0005】(2) 第1項記載の光ヘッドにおいて、
レーザダイオードと、レーザダイオード駆動電流に高周
波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下させることによ
りレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低減手段と、焦点
位置制御機構を有し、前記焦点位置制御機構と、前記レ
ーザ雑音低減手段の放射雑音の漏洩を防止するためのシ
ールドケースが一体化されていると同時に、前記シール
ドケースは非磁性体の金属で作られていることを特徴と
する。
【0006】(3) 第1項記載の光ヘッドにおいて、
レーザダイオードと、レーザダイオード駆動電流に高周
波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下させることによ
りレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低減手段と、焦点
位置制御機構を有し、前記焦点位置制御機構と、前記レ
ーザ雑音低減手段の放射雑音の漏洩を防止するためのシ
ールドケースが一体化されていると同時に、前記シール
ドケースはプラスチック製であって、導電処理が施され
ていることを特徴とする。
【0007】(4) レーザダイオードと、レーザダイ
オード駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性
を低下させることによりレーザ雑音を低減させるレーザ
雑音低減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位
置制御機構の可動部と前記レーザ雑音低減手段が1つの
ケースに収められていることを特徴とする。
【0008】(5) 第4項記載の光ヘッドにおいて、
レーザダイオードと、レーザダイオード駆動電流に高周
波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下させることによ
りレーザ雑音を低減させるためのレーザ雑音低減手段
と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御機構の
可動部と前記レーザ雑音低減手段が1つのケースに収め
られており、前記ケースは非磁性体の金属で作られてい
ることを特徴とする。
【0009】(6) 第4項記載の光ヘッドにおいて、
レーザダイオードと、レーザダイオード駆動電流に高周
波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下させることによ
りレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低減手段と、焦点
位置制御機構を有し、前記焦点位置制御機構の可動部と
前記レーザ雑音低減手段が1つのケースに収められてお
り、前記ケースはプラスチック製であって、導電処理が
施されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の光学式情報記録再生装置
は、 (7) 請求項1記載の光ヘッドを光源に用いたことを
特徴とする。
【0011】(8) 請求項4記載の光ヘッドを光源に
用いたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下に、本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。尚、図面上で内容の同じものについは同じ番
号で示してある。以下、図に従って本発明の光ヘッドの
作用を説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に於ける光ヘッ
ドの構造を示す説明図である。光ヘッドは、焦点位置制
御手段の可動部35、前記焦点位置制御手段の可動部3
5の周辺に磁界を発生し、焦点位置制御に関与する磁石
2、焦点位置制御手段の可動部35を弾性的に支持し、
自由に前記焦点位置制御手段の可動部35の位置を変化
せしめる支持ばね3、前記支持ばね3の固定端であって
前記焦点位置制御手段の可動部35を間接的に支持する
支柱4より構成される。図2は、図1の実施例に於ける
焦点位置制御手段の可動部35の分解図である。前記焦
点位置制御手段の可動部35は、レンズホルダ1、シー
ルドケース7より成る。前記レンズホルダ1及び前記シ
ールドケース7は、接着剤あるいはネジによって強固に
連結されている。また、前記レンズホルダ1とシールド
ケース7との間の配線は、連絡穴33を通して行われ
る。
【0014】図3及び図4は、図1の実施例に於けるレ
ンズホルダ1及びシールドケース7の構造を示す説明図
である。また、図5は、図3における前記レーザユニッ
ト12の詳細を示す説明図である。以下に、図3及び図
4及び図5を用いて、本実施例における前記レンズホル
ダ1及び前記シールドケース7の動作を説明する。
【0015】前記レンズホルダ1は、レンズホルダケー
ス17、レーザユニット12、回折手段11、対物レン
ズ10、はね上げミラー38、前記レーザユニット12
の出力信号を取り出すためのフレキシブルケーブル2
5、前記フレキシブルケーブル25を前記レンズホルダ
1の外部に引き出すためのスリット37より成る。ま
た、前記レーザユニット12は、レーザチップ16、反
射面36、記録媒体からの反射光から記録情報や位置誤
差信号を再生する信号検出用フォトダイオード14及び
前記レーザチップ16からの出射光量を検出するための
レーザ出力検出用フォトダイオード15を一体化して同
一基板上に構成したウエハ19、偏光板34、前記レー
ザチップ16及び前記ウエハ19を外部回路と接続する
ための出力ランド20より成る。前記レーザチップ16
より前記ウエハ19の面と平行な方向に出射されたレー
ザ光は、前記反射面36で90゜進行方向を変えられ、
前記ウエハ19の法線方向に放射される。その後前記レ
ーザ光は、回折手段11を通過し、はね上げミラー38
によりさらに前記対物レンズ10の光軸方向に進行方向
を変えられる。そして、前記対物レンズ10に入射し、
記録媒体上に焦点を結ぶ。
【0016】一方、記録媒体からの反射光は、前記対物
レンズ10を通過後、はね上げミラー38により前記回
折手段11に導かれる。さらに、前記回折手段11の働
きで、前記反射光は前記レーザユニット12内部の信号
検出手段14上に非点収差をもって集光される。前記信
号検出手段では、光エネルギーが電流に変換されるの
で、前記信号検出手段の出力を電気的に演算することに
よって、焦点誤差信号及び位置誤差信号及びレーザ出力
検出信号及び記録情報信号を生成することができる。
【0017】また、図には示されていないが、前記レー
ザユニット12は、出射方向において透明封止部材で封
止されている。前記レーザユニットから放射されたレー
ザ光は、前記回折手段11に達する前に前記透明封止部
材を通過しなければならない。その際、レーザ光の一部
がウエハ19上に反射され、前記レーザ出力検出用フォ
トダイオード15に入射する。前記入射光量は、前記レ
ーザユニットから放射される光量に比例するため、前記
レーザ出力検出用フォトダイオード15の出力から前記
レーザチップ1の出射光量をモニタすることができる。
【0018】前記シールドケース7は、基板39、前記
基板39上に構成されたレーザ雑音低減手段5、貫通形
コンデンサ6を具備している。前記レーザ雑音低減手段
5は、レーザダイオード駆動電流に高周波を重畳し、レ
ーザ光の可干渉性を低下させ、もどり光によるレーザ雑
音を低減させるものである。一方、前記貫通形コンデン
サ6は、光ヘッドに必要な電源を供給すると同時に、各
信号線から外部に前記レーザ雑音低減手段からの放射雑
音が漏洩するのを防止する。
【0019】前記レーザ雑音低減手段5は、高周波発振
器と緩衝増幅器から成り、生成された高周波電流の一部
は空中に放射する。放射された高周波は雑音として外部
の回路や周辺の機器に悪影響を及ぼすので、前記シール
ドケース7により高周波の漏洩を防止することが必要に
なる。前記シールドケース7は光ヘッドのグランドまた
はレーザユニット12の接地線側に接続されている。放
射された高周波は前記シールドケース7の面上に電流を
発生し、そこで熱エネルギに変換されると共に、装置の
グランドに吸収され、最終的にやはり熱エネルギとなっ
て消費される。この働きにより、前記レーザ雑音低減手
段5より漏洩する高周波雑音の大部分は前記シールドケ
ース7の内部に封じ込められる。
【0020】ここで、前記シールドケース7は、導電性
の材料で作られていればよく、金属製であっても、導電
性プラスチック製でも、プラスチックで成形したものに
鍍金や導電性塗料等で導電処理を施したものであっても
よい。前記シールドケース7の材料として導電性プラス
チックまたは鍍金や導電性塗料を用いる場合、シールド
ケース7が十分なシールド効果を発揮するためには、前
記材料の体積抵抗率は4×10-3Ω・cm以下でなけれ
ばならない。前記シールドケース7を鉄等の磁性体で作
った場合、磁石2による磁場のために、前記焦点位置制
御手段の可動部35の自由な運動が阻害される恐れがあ
る。そこで、前記シールドケース7をアウミニウム、銅
等で製作すれば、磁界の影響を受けない前記焦点位置制
御手段の可動部を実現する事ができる。あるいは、前述
の様に、プラスチックで成形したものに非磁性体の金属
による鍍金や導電性塗料等で導電処理を施したもので製
作しても同様である。また、前記シールドケース7をマ
グネシウム等を用いて構成すれば、超軽量かつシールド
効果の高い前記シールドケース7を実現する事ができ
る。
【0021】さらに、図4に示した様に、前記レンズホ
ルダ1及び前記シールドケース7より成る前記焦点位置
制御手段の可動部35の側面には、フォーカス方向に前
記レンズホルダ1を動かすためのフォーカシング用コイ
ル8及びトラック方向に前記レンズホルダ1を動かすた
めのトラッキング用コイル9が取り付けてある。前記レ
ンズホルダ1を磁界中に置き、前記フォーカシング用コ
イル8及び前記トラッキング用コイル9に、フォーカス
位置制御手段及びトラック位置制御手段からの駆動電流
を流すことにより、前記レンズホルダ1の位置が変化す
るので、記録媒体より情報を検出する検出スポットのフ
ォーカス位置制御及びトラック位置制御を行う事ができ
る。また、トラック方向の大きな位置制御が必要となる
場合は、光ヘッド全体を移動する別のトラック位置制御
手段により検出スポットが移動される。これにより、光
ヘッドは、記録媒体上にレーザ光のスポットを形成し、
また、前記スポットを記録媒体上で走査する機能を有す
る。
【0022】尚、前記基板39上に、レーザ雑音低減手
段5のみならず、前置増幅器を構成してもよい。そうし
た場合、前記信号検出手段の出力を微弱なまま引き出す
のではなく、増幅するとともにインピーダンス変換して
取り出すことができるため、よりノイズに強い光ヘッド
を構成することができる。また、レンズホルダ1外部に
前記前置増幅器の基板を設ける必要もなくなるため、光
ヘッドの小型化に有利である。
【0023】また、前記ウエハ19上に前記前置増幅器
を構成してもよい。この場合、前記前置増幅器をさらに
前記信号検出手段に近づけることができるため、さらに
誘導性のノイズに強い光ヘッドとなる。
【0024】(実施例2)図6は、本発明の一実施例に
於ける光ヘッドの構造を示す説明図である。図3の実施
例では、レンズホルダ1及びシールドケース7は、接着
剤あるいはネジで連結されることによって一体化されて
いたが、図6に示す様に、レンズホルダケース17の中
にレーザ雑音低減手段5を設け、前記レンズホルダケー
ス17に前記シールドケース7の機能を兼ねさせてもよ
い。この場合、前記レンズホルダケース17は、導電性
の材料で作られなければならないので、金属を用いる
か、または導電性プラスチックまたはプラスチックで成
形したものに鍍金や導電性塗料等で導電処理を施したも
のを用いる。前記レンズホルダケース17の材料として
導電性プラスチックまたは鍍金や導電性塗料を用いる場
合、シールドケース7が十分なシールド効果を発揮する
ためには、前記材料の体積抵抗率は4×10-3Ω・cm
以下でなければならない。前記レンズホルダケース17
を鉄等の磁性体で作った場合、磁石2による磁場の影響
で、焦点位置制御手段としての自由な運動が阻害される
恐れがある。そこで、前記レンズホルダケース17をア
ルミニウム、銅等の非磁性体で製作すれば、磁界の影響
を受けない前記焦点位置制御手段の可動部を実現する事
ができる。あるいは、プラスチックで成形したものに非
磁性体の金属による鍍金や導電性塗料等で導電処理を施
したもので製作しても同様である。また、前記レンズホ
ルダケース17をマグネシウム等を用いて構成すれば、
超軽量かつシールド効果の高い前記レンズホルダケース
17を実現する事ができる。
【0025】ここで、図6の実施例は、前記レンズホル
ダケース17が前記シールドケース7を兼ねている点を
除けば基本的には図3の実施例と同じであるが、レーザ
ユニットに接続される各信号線を、全て貫通形コンデン
サを用いて引き出している。この方法によれば、各信号
線から外部に前記レーザ雑音低減手段からの放射雑音が
漏洩するのを最大限に防止することができる。
【0026】尚、図3の実施例と同様に、前記基板39
上または前記ウエハ19上にに前置増幅器を構成しても
よい。そうした場合、よりノイズに強く、より小さい光
ヘッドを実現することができる。
【0027】あるいは、前記ウエハ19上に前記レーザ
雑音低減手段5を、前記基板39上に前記前置増幅器を
構成してもよい。この場合、レーザ雑音低減手段5と前
記レーザチップの距離が縮まるので、高レベルの高周波
信号が伝搬する前記レーザ雑音低減手段5及び前記レー
ザチップ間の配線を短くすることができる。その結果、
そこから放射する高周波ノイズを低減させることができ
る。
【0028】(実施例3)図7は、本発明の一実施例に
於ける光ヘッドの構造を示す説明図である。図6の実施
例では、レーザユニットに接続される各信号線は、全て
貫通形コンデンサを用いて引き出されているが、図7に
示す様に、フレキシブルケーブル25及び低域通過フィ
ルタ26を用いて引き出してもよい。この方法によれ
ば、高価で重量が大きい貫通形コンデンサを多数用いる
必要がなくなるので、各信号線から外部に前記レーザ雑
音低減手段からの放射雑音が漏洩するのを防止すると同
時に、小型で軽い焦点位置制御手段の可動部35を実現
することができる。また、前記低域通過フィルタ26は
前記貫通形コンデンサに比べ、はるかに実装が容易であ
るので、光ヘッドの生産性の向上とコストダウンを期待
する事ができる。
【0029】図8は、図7の前記低域通過フィルタ26
の等価回路の一例を示す説明図である。図7の前記低域
通過フィルタ26は、図8に示す様に、コイル28及び
コンデンサ30より成る。接地端子31を回路のグラン
ドに接続し、入力端子27に信号を印加すると、前記コ
イル28及び前記コンデンサ30の値で定まる遮断周波
数より低い周波数の信号のみを通過させるフィルタとし
て働く。前記遮断周波数を、各信号線を通る信号の帯域
より十分高く、且つレーザ雑音低減手段5の発振周波数
より十分低く設定することによって、各信号線からの放
射雑音の漏洩を防止することができる。尚、本実施例に
おける他の動作については、図6の実施例と同じである
ので、詳しい説明は省略する。
【0030】(実施例4)図9は、本発明の一実施例に
於ける光ヘッドの構造を示す説明図である。図7の実施
例では、レーザ雑音低減手段5を基板39上に構成して
いたが、図9に示す様に、レーザユニット12内部に構
成してもよい。そうした場合、図7の実施例における基
板39は必要なくなるので、さらに光ヘッドを小型化・
軽量化することができる。また、光ヘッドの構造が非常
に単純になるため、コストダウンの効果も期待できる。
尚、本実施例における他の部分については、図7の実施
例と同じであるので、詳しい説明は省略する。
【0031】(実施例5)図10は、本発明の一実施例
に於ける光ヘッドの構造を示す説明図である。図1の実
施例において、レンズホルダ1は円筒形であってもよ
い。前記レンズホルダ1が円筒形である場合、光ヘッド
の構成は図10の様になる。
【0032】図11は、図10の実施例における前記レ
ンズホルダ1の詳細を示す説明図である。前記レンズホ
ルダ1は、レンズホルダケース17及び対物レンズ10
及びレーザユニット12及び回折手段11及びフォーカ
シング用コイル8及びトラッキング用コイル9より成
る。
【0033】図12は、図11に示した前記レーザユニ
ット12の詳細を示す説明図である。前記レーザユニッ
ト12は、レーザチップ16、前記レーザチップ16の
発熱による破壊を防止するための放熱器18、記録媒体
からの反射光から記録情報や位置誤差信号を再生する信
号検出手段14及び前記レーザチップ16からの出射光
量を検出するためのレーザ出力検出用フォトダイオード
15を一体化して同一基板上に構成したウエハ19、偏
光板34、前記レーザチップ16及び前記ウエハ19を
電気的に外部回路と接続する導線20、前記ウエハ19
と前記導線20を接続するボンディングワイヤ21、全
体を固定する土台となるステム22、内部の部品を物理
的に保護すると同時にレーザ光を取り出すためのキャッ
プ23及び出射窓24から成る。
【0034】本構成によれば、図3におけるはね上げミ
ラー38が必要なくなるので、光ヘッドの部品点数が減
り、組立て調整も簡単になる。尚、本実施例における他
の部分については、図1の実施例と同じであるので、詳
しい説明は省略する。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次に
示す様な効果がもたらされる。
【0036】(1)レンズホルダとレーザ雑音低減手段
のシールドケースを一体化したことにより、光ヘッドを
小型化すると同時に、より確実なシールド効果を得られ
るようにした。
【0037】(2)レンズホルダケースにレーザ雑音低
減手段を内蔵させ、シールドケースを兼ねさせることに
より、さらに光ヘッドの小型化を可能にした。
【0038】(3)シールドケースを非磁性体の材料で
構成することにより、磁気回路からの外力を受けにくい
焦点位置制御手段の可動部を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ヘッドの一実施例の構造を示す説明
図。
【図2】図1の光ヘッドにおける焦点位置制御手段の可
動部の構造の詳細を示す分解図。
【図3】図1の光ヘッドの構造の詳細を示す説明図。
【図4】図1の光ヘッドの構造の詳細を示す説明図。
【図5】図1の光ヘッドの構造の詳細を示す説明図。
【図6】本発明の光ヘッドの他の一実施例の構造を示す
説明図。
【図7】本発明の光ヘッドの他の一実施例の構造を示す
説明図。
【図8】図7の光ヘッドの構造の詳細を示す説明図。
【図9】本発明の光ヘッドの他の一実施例の構造を示す
説明図。
【図10】本発明の光ヘッドの他の一実施例の構造を示
す説明図。
【図11】図10の光ヘッドの構造の詳細を示す説明
図。
【図12】図10の光ヘッドの構造の詳細を示す説明
図。
【図13】従来の光ヘッドの構造の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 レンズホルダ 2 磁石 3 支持ばね 4 支柱 5 レーザ雑音低減手段 6 貫通形コンデンサ 7 シールドケース 8 フォーカシング用コイル 9 トラッキング用コイル 10 対物レンズ 11 回折手段 12 レーザユニット 13 コリメートレンズ 14 信号検出手段 15 レーザ出力検出手段 16 レーザチップ 17 レンズホルダケース 18 放熱器 19 ウエハ 20 導線 21 ボンディングワイヤ 22 ステム 23 キャップ 24 出射窓 25 フレキシブルケーブル 26 低域通過フィルタ 27 入力端子 28 コイル 29 出力端子 30 コンデンサ 31 接地端子 32 プリズム 33 連絡穴 34 偏光板 35 焦点位置制御手段の可動部 36 反射面 37 スリット 38 はね上げミラー 39 基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるためのレーザ
    雑音低減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位
    置制御機構の可動部と、前記レーザ雑音低減手段の放射
    雑音の漏洩を防止するためのシールドケースが一体化さ
    れていることを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低
    減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御
    機構と、前記レーザ雑音低減手段の放射雑音の漏洩を防
    止するためのシールドケースが一体化されていると同時
    に、前記シールドケースは非磁性体の金属で作られてい
    ることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低
    減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御
    機構と、前記レーザ雑音低減手段の放射雑音の漏洩を防
    止するためのシールドケースが一体化されていると同時
    に、前記シールドケースはプラスチック製であって、導
    電処理が施されていることを特徴とする請求項1記載の
    光ヘッド。
  4. 【請求項4】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低
    減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御
    機構の可動部と前記レーザ雑音低減手段が1つのケース
    に収められていることを特徴とする光ヘッド。
  5. 【請求項5】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるためのレーザ
    雑音低減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位
    置制御機構の可動部と前記レーザ雑音低減手段が1つの
    ケースに収められており、前記ケースは非磁性体の金属
    で作られていることを特徴とする請求項4記載の光ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 レーザダイオードと、レーザダイオード
    駆動電流に高周波を重畳し、レーザ光の可干渉性を低下
    させることによりレーザ雑音を低減させるレーザ雑音低
    減手段と、焦点位置制御機構を有し、前記焦点位置制御
    機構の可動部と前記レーザ雑音低減手段が1つのケース
    に収められており、前記ケースはプラスチック製であっ
    て、導電処理が施されていることを特徴とする請求項4
    記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光ヘッドを光源に用いた
    ことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の光ヘッドを光源に用いた
    ことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
JP9289393A 1992-11-17 1993-04-20 光ヘッド及び光学式情報記録再生装置 Pending JPH06301998A (ja)

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