JPH0630163Y2 - カメラホルダ - Google Patents

カメラホルダ

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JPH0630163Y2
JPH0630163Y2 JP1251889U JP1251889U JPH0630163Y2 JP H0630163 Y2 JPH0630163 Y2 JP H0630163Y2 JP 1251889 U JP1251889 U JP 1251889U JP 1251889 U JP1251889 U JP 1251889U JP H0630163 Y2 JPH0630163 Y2 JP H0630163Y2
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JP
Japan
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holder
mirror
camera
light guide
cylindrical
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Application number
JP1251889U
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JPH02104004U (ja
Inventor
年夫 児島
茂 西谷
Original Assignee
株式会社長田中央研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、主として歯科治療において、患部を照明し、
患部を検診撮影するCCDカメラを保持するカメラホル
ダに関する。
従来技術 歯科治療においては、例えば、歯根を切削,成形,洗浄
した後、該歯根内に詰め物をする等の治療を行うが、そ
の場合、歯根内に的確に切除,成形されているか否かを
観るためにスコープを使用する。スコープは光学式のも
のが使用されていたが、近年は、電子技術の進歩により
CCD(固体影像素子)の画素数も多くなり高分解能の
ものができ、且つ、光感度,色再現性が向上したことか
ら光学式に替えてCCDカメラの使用が試みられてい
る。光学式のスコープは患部に向けて開口する対物レン
ズを介して透過する患部映像をレンズ等を経て接眼レン
ズに導びく一方、患部照明光は、前記レンズ系に配設さ
れたビームスプリッタを介してなされるもので光源は他
に設けられた光路を経てビームスプリッタに導びかれ
る。この結果、光学式のスコープは極めて大形で握りに
くく、撮影には接眼レンズ部にカメラを装着する等の不
便があった。これに反してCCDカメラを使用する方式
のものは、患部映像を対物レンズ,光ファイバ,および
光学レンズを介して直接CCDカメラに投影し画像信号
が得られる。照明は前記光ファイバと同軸又は平行して
配設された他の光ファイバ又は光導体を介して行われて
いる。
しかしながら、このようなCCDカメラにおける光学系
においては、患部とCCDカメラとの相対位置の関係
上、CCDカメラに到る区間においてすべてに共通した
映像伝送路を与えることはできず、複数の映像伝送路を
必要とするため、CCDカメラとはアダプタを介して交
換可能に接続される。この結果、光軸を一致させる必要
があり、これに高度な技術が求められた。その他、患部
撮影においては、該患部近傍において支持部がないた
め、カメラぶれを生じやすい等の問題点があった。
このような事情を考慮して、本出願人は、カメラとミラ
ーとを一体化することをすでに実願昭62−20077
6号として提案している。該出願におけるカメラは、そ
の使用にあたってのカメラの支持をミラーに求め、ミラ
ーを支点として観察を行なうことを前提としたものであ
る。しかし、実際の治療においては、カメラの円筒ホル
ダを適宜に支持してミラーを浮かして観察することもあ
る。このような場合において、ある観察位置から僅かに
異なる角度位置での観察をしたい場合がある。このよう
な場合、ミラーとガイドホルダーがカメラに固着されて
いるため、カメラとミラーとを全体として動かさなけれ
ばならず、カメラを保持してする位置が大きく変動した
りして、僅かな移動を要求するような観察は困難であ
る。
目的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
CCDカメラを収納するカメラホルダに患部映像をCC
Dカメラに反射投影する反射ミラーをCCDカメラの光
軸上に位置するように、該ミラーを保持するミラーホル
ダと、該ミラーを介して患部を照明するライトガイドと
をカメラホルダに対して回動自在に支持して、前記カメ
ラホルダを支持点とした観察にも安定してCCDカメラ
を保持し、ブレのない鮮明な患部映像を撮ることを可能
にしたカメラホルダを提供することを目的とし、また、
光学系を簡単にして効率的で、安価なスコープを提供す
ることを目的とするものである。
構成 第1図は、本考案のカメラホルダの側断面図(第2図の
I−I線断面図)、第2図は、平面図、第3図は、第1
図のIII−III線断面図で、図において、AはCCDカメ
ラで、CCD1とレンズ部2とからなりケーブル3を介
してカメラ制御部(図示せず)に信号電送され映像処理
される。4は円筒ホルダで、CCDカメラAを収納し、
キャップ41で封着するが、収納後、CCDカメラAが
動かないように、CCDカメラ後部と、キャップ41内
面との間にワッシャ42を介してばね43を伸張し、レ
ンズ部2前面を、レンズ開口孔46外周内面に、ばね力
により押圧固定する。また、焦点調整リング21を矢標
F方向に回動した場合、回動方向にCCDカメラAが回
動しないように円筒ホルダ4内面に穿設した溝内に
“O”リング44を埋設し、該“O”リング44の弾力
によりCCD1部を抑えている。焦点調整を手動で行う
ため焦点調整リング21の円筒ホルダ4部分に操作指を
入れる窓45が穿孔されている。手動の焦点調整リング
に代えて自動焦点調整機構を導入することもできる。こ
の窓45は第3図に示すように両面に穿孔されている。
5は円筒をしたミラーホルダで、患部映像をCCDカメ
ラAに反射投影するミラー52を希望の位置に移動する
ガイドとなるものである。該ミラーホルダ内には支持棒
51が挿入保持され、ミラー52は支持棒51の先端支
持部53に固定されるか回動自在に固定手段(図示せ
ず)により固定される。ミラーは、CCDカメラAの先
端L−Lに可変角θをもつと共に軸方向にも移動され
る。支持棒51のミラーホルダ5への挿入部には複数の
“O”リング54が環挿され、これにより支持棒51は
任意位置に移動、保持可能となる。6はライトガイドホ
ルダで、内部にはライトガイド61が同様に移動可能に
挿入保持されている。ライトガイド61は患部を照明す
る照明光を照射するもので、照明光はミラー52により
反射されて患部に照射される。ライトガイド61には、
図示しない光源から半導体のライトケーブル62により
照明光が導入される。照明光はミラー52を経て患部に
到るものであるから、ライトガイド61はミラー52の
方向に向けて固着されなければならない。従って、ミラ
ーホルダ5とライトガイドホルダ6とは、ミラー52の
移動幅を勘案して、中間位置で交叉するよう、わずかな
角度をもって並置されるのが好ましい。また、ミラー5
2は光軸L−L上に位置するように僅かな角度δをもっ
て固着される。
ミラーホルダ5とライトガイドホルダ6とは回動部材8
上に僅かに角度をもって並置され、ホルダ支持具7によ
り角度δの傾斜をもって固設される。なお、ミラーホル
ダ5とライトガイドホルダ6とは同内径等寸にしておく
とミラー52とライトガイド61とを相互に位置変更で
きるので好都合である。回動部材8は、円筒ホルダ4の
後部に設けられたやや外径を小さく削った段部の上に回
動自体に支持され、キャップ4により抜け止めされてい
る。回動部材8と円筒ホルダ4との構造は両者が回動自
在であればよく、適宜の構造でよい。より円滑な回動を
望む場合はベアリング等適当な回動構造を採用できる。
効果 以上に述べた本考案のカメラホルダを用いると、ミラー
52により反射された患部映像が、大きく減衰すること
なく、効果的にCCDカメラAに導かれる。更に、ミラ
ー52の角度θを調整することにより、より有効な映像
が得られ、また、ミラーホルダとライトガイドホルダと
を円筒ホルダに対して回動可能とされた回動部材上に固
着したから、カメラの適宜の支持を行ってもキメのこま
かい観察を行なうことのできる軽量安価な撮影手段を提
供することができる。
更に、ミラー52を口腔内の好都合の位置に支持するこ
ともでき、カメラぶれ等を防ぎ、特に長時間に旦る観察
等においては術者の疲労を防ぐ効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案のカメラホルダを説明する
ための構造を示すもので、第1図は側断面図、第2図は
平面図、第3図は、第1図のIII−III線断面図、第4図
は、回動部材とホルダの斜視図である。 A…CCDカメラ,1…CCD,2…レンズ部,4…円
筒ホルダ,5…ミラーホルダ,6…ライトガイドホル
ダ,7…ホルダ支持具,43…ばね,44…“O”リン
グ,52…ミラー,54…“O”リング、8…回動部
材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ部および該レンズ部からの影像を電
    気信号に変換するCCDからなるCCDカメラを着脱可
    能に押圧固着する円筒ホルダと、対象物の映像をCCD
    カメラに反射投影するミラーを反射角を固定または回動
    できるように先端部に固着した保持棒を軸方向の移動お
    よび軸まわりに回動自在に保持する円筒状のミラーホル
    ダと、前記ミラーを介して対象物を照明するライトガイ
    ドを保持する円筒状のライトガイドホルダと、前記円筒
    ホルダに回動自在に保持される円筒状回動部材とからな
    り、軸方向にミラーホルダとライトガイドホルダとを並
    置して、前記円筒状回動部材に固着したことを特徴とす
    るカメラホルダ。
  2. 【請求項2】前記ミラーおよびライトガイドを、ミラー
    ホルダ又はライトガイドホルダの何れにも保持可能に両
    ホルダの内径を等しくしたことを特徴とする請求項第1
    項に記載のカメラホルダ。
  3. 【請求項3】前記ほぼ平行して円筒ホルダに固着された
    ミラーホルダおよびライトガイドホルダとを、円筒ホル
    ダ軸に向けて傾斜したことを特徴とする請求項第1項又
    は第2項に記載のカメラホルダ。
JP1251889U 1989-02-03 1989-02-03 カメラホルダ Expired - Lifetime JPH0630163Y2 (ja)

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JP1251889U JPH0630163Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03 カメラホルダ

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JPH02104004U JPH02104004U (ja) 1990-08-17
JPH0630163Y2 true JPH0630163Y2 (ja) 1994-08-17

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