JPS6115842Y2 - - Google Patents

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JPS6115842Y2
JPS6115842Y2 JP4698578U JP4698578U JPS6115842Y2 JP S6115842 Y2 JPS6115842 Y2 JP S6115842Y2 JP 4698578 U JP4698578 U JP 4698578U JP 4698578 U JP4698578 U JP 4698578U JP S6115842 Y2 JPS6115842 Y2 JP S6115842Y2
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JP
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light
optical path
eyepiece
output
control mechanism
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JP4698578U
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JPS54150385U (ja
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光学繊維束を内蔵し、一般に内視鏡
と総称されている光学機器における露出制御機構
の改良に関するものである。
周知の如く、この種内視鏡による生体腔内の観
察、診断にあたつては、接眼部にカメラを装着し
て写真撮影を行うのが一般的なところから、手許
操作部内に固装された光学繊維束の出射端と同じ
く手許操作部の後端内に視度調節可能なる如く支
承せられている接眼レンズとの間の出射光路内
に、通常は出射光の一部を露出制御機構の受光素
子へ導くための半透過鏡としてのハーフ・ミラー
の如き光路分割素子が固定されている。
思うに、内視鏡におけるが如き長い光学繊維を
使用するものにおいては、出射端における出射光
量は入射端の光量の10%程度も低下し、また光路
分割素子による分割光量は出射光量の10〜30%程
度もあるところから、写真撮影に供せられる光量
は相当削減せられ、その光量損失は決して少ない
量ではない。
また、内視鏡の接眼部には、露出制御機構を内
蔵したカメラや8m/mカメラ、それにテレビカ
メラ等の光学撮影機、あるいは共覧用スコープ等
の如き補助観察器を取り付けた場合には、内蔵せ
しめられた露出制御機構を考慮外としてみても、
これらの光学機器自体による光量損失も大きいも
のであり、かつ内視鏡と共用するカメラには露出
制御機構を内蔵したものが多くなつてきた。
本考案は、上述の如き現状に鑑み、内視鏡にお
ける光学繊維束の出射端と接眼レンズとの間の前
記出射端からの出射光路内に、前記出射端からの
出射光を露出制御機構の一構成部材である受光素
子へと指向せしめる半透過鏡等の光路分割素子を
出入自在に配装せしめることによつて、光路分割
素子を不必要とする露出制御機構内蔵光学機器を
内視鏡の接眼部に装着して使用する場合における
二重の光量損失、あるいは光路分割素子を不必要
とする共覧用スコープ等を使用する場合における
光路分割素子による光量損失を防止し得る如くな
した内視鏡における露出制御機構の提供を可能な
らしめたもので、以下本考案を図示の実施例によ
り詳細に説明することとする。
図において、1は内視鏡における手許操作部の
本体で、観察用光学繊維束の出射側端部2が固定
されており、図示は省略したが上記光学繊維束の
入射側端部に配設された対物レンズにより結像さ
れた生体腔内の像を出射側端面2aに伝達し、接
眼レンズ3にて拡大し観察し得るようになつてい
る。
そして、この接眼レンズ3のレンズ枠5は、本
体1と一連の支持筒4に嵌装し、このレンズ枠5
と支持筒4との間には圧縮バネ6を介装すると共
に、このレンズ枠5に起設した摺動用ピン7は支
持筒4に穿設された光軸方向の長孔4aに嵌入
し、接眼レンズ3を光軸方向に沿つて摺動可能と
なされている。
また、支持筒4の外側に軸方向への移動は阻止
されるも回転自在に嵌着したカム筒8の一端面に
は、視度調節用カム面8aと、このカム面8aの
両端より光軸方向の高さを一定にする平坦面8
b,8cを形成し、このカム筒8のカム面8aあ
るいは平坦面8b,8cには、レンズ枠5に起設
したガイドピン9が圧縮バネ6によつて圧接せし
められるよう支持筒4に穿設せる長孔4bを通し
て延びているので、前記接眼レンズ3は、カム筒
8の外側に固定した視度調節リング10を回すこ
とにより、前記カム面8a、あるいは平坦面8
b,8cに圧接せしめられたガイドピン9を介し
て光軸方向に前後移動せしめられるようになつて
いる。
そして、上記視度調節用カム面8aは、光軸方
向の高さが、今例えば接眼レンズ3の−4Dptか
ら+2Dptの範囲で変化するが如き形状とし、そ
の両側にある一連の平坦面8bと8cは、光軸方
向の高さを一定にして零Dpt例えば+2Dptに設定
し得る如くなしてあるので、接眼レンズ3の位置
を平坦面8bに対応せしめれば、接眼レンズ3か
らの出射光線は平行光線となり、平坦面8cに対
応せしめれば、出射光線は所定の位置に集束す
る。したがつて、ガイドピン9がカム面8aと圧
接しているときは、視度調節リング10を回して
接眼レンズ3の位置を−4Dptから+2Dptの範囲
で視度調節可能ならしめているが、カメラ装着時
の回転方向を変えることによつて、カム筒8の回
転方向を変え、接眼レンズ3の位置を零Dpt、あ
るいは+2Dptの状態で確定することができるよ
うになつている。
すなわち、カム筒8の端面に山形の鋸歯状係合
部8′を設ける一方、この係合部8′の位置に対応
して支持筒4の端面に弧状の開口窓4cを穿設
し、カメラ等の撮影位置に取付けられるアダプタ
ー11の下端面に突出せしめられた係合爪12
を、前記開口窓4cを通して前記鋸歯状係合部
8′に係合させ、この状態で前記カメラ等の撮影
装置を時計方向、あるいは反時計方向へ所定角度
だけ回動させると、カム筒8がこれと同一方向に
回転せしめられて接眼レンズ3を前述の如く零
Dpt、あるいは+2Dptの位置へと移動させること
ができ、またこのアダプター11に設けたバヨネ
ツト部11′が支持筒4に設けられたバヨネツト
部4′と係合して、アダプター11と支持筒4と
を一体的に連結することもできるようになつてい
る。
さて、最後になつたが、Mはハーフ・ミラー
で、このハーフ・ミラーMを取付けた支持筒15
の基部は支持筒4に回転可能に軸受された軸16
に固着され、軸16の支持筒4外に延びた端部に
取付けられた図示省略のレバーによつて、ハー
フ・ミラーMを前記観察用光学繊維束の出射側端
面2aよりの出射光路O外の位置Xと出射光路O
内の位置Yに配置されるようになつている。ま
た、ハーフ・ミラーMが出射光路O内に配置され
たとき、その反射光にて照射される露出制御機構
の一要部であるセル等の受光素子20も支持筒4
内に設置されている。21はリード線である。
したがつて、今例えば、カメラを装着して写真
撮影を行うとき、このカメラ自体に露出制御機構
が組み込まれていない場合には、ハーフ・ミラー
Mを出射光路O内の位置Yとすれば、ハーフ・ミ
ラーMは観察用光学繊維束の出射側端面2aより
の出射光の一部を反射して受光素子20へと導
き、露出制御機構を作動させて適正な露出状態を
設定せしめることとなる。一方、カメラ自体に露
出制御機構が組み込まれている場合には、支持筒
4外のレバーを操作してハーフ・ミラーMを出射
光路O外へと退避させれば、出射光は何等の損失
光量もなく、接眼レンズ3を介してカメラへと導
かれることとなる。
以上の記載から明らかな如く、本考案は内視鏡
に装着して使用する光学機器自体に露出制御機構
が組み込まれているか、または組み込まれていな
いかによつて、あるいは光路分割素子を使用する
必要があるか、それとも必要としないかによつ
て、光路分割素子を観察用光学繊維束の出射端か
らの出射光の光路内に配置したり、光路外へと移
動し得る如くなしたるをもつて、出射光の光量損
失なく、何れの光学機器を使用しても、明るい画
像を得たり、明るい画像を観察することができる
こととなりたるが故に、本考案は、この種内視鏡
の実用性をより一層向上し得たものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る内視鏡における露出制御機
構の実施例の構成を示すものにして、第1図はそ
の要部の縦断正面図、第2図はその一部の構成説
明用図である。 M;ハーフ・ミラー、O;出射光路、X;出射
光路外の位置、Y;出射光路内の位置、1;手許
操作部の本体、2;観察用光学繊維束の出射側端
部、2a;出射側端面、3;接眼レンズ、4;本
体1と一連の支持筒、20;受光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学繊維束を内蔵した内視鏡における手許操作
    部内に配置配装した光学繊維束の出射端と接眼レ
    ンズとの間の前記出射端からの出射光路内に、前
    記出射端からの出射光を露出制御機構の一構成部
    材である受光素子へと指向せしめる半透過鏡等の
    光路分割素子を出入自在に配装せしめたことを特
    徴とする内視鏡における露出制御機構。
JP4698578U 1978-04-12 1978-04-12 Expired JPS6115842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4698578U JPS6115842Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4698578U JPS6115842Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150385U JPS54150385U (ja) 1979-10-19
JPS6115842Y2 true JPS6115842Y2 (ja) 1986-05-16

Family

ID=28928087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4698578U Expired JPS6115842Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12

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JP (1) JPS6115842Y2 (ja)

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JPS54150385U (ja) 1979-10-19

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