JPH0630125B2 - 音声信号の符号化記憶装置 - Google Patents

音声信号の符号化記憶装置

Info

Publication number
JPH0630125B2
JPH0630125B2 JP57046574A JP4657482A JPH0630125B2 JP H0630125 B2 JPH0630125 B2 JP H0630125B2 JP 57046574 A JP57046574 A JP 57046574A JP 4657482 A JP4657482 A JP 4657482A JP H0630125 B2 JPH0630125 B2 JP H0630125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sampling
audio signal
frequency
sampling period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57046574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58164006A (ja
Inventor
政贊 喜多村
光顕 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP57046574A priority Critical patent/JPH0630125B2/ja
Priority to US06/475,406 priority patent/US4568912A/en
Publication of JPS58164006A publication Critical patent/JPS58164006A/ja
Publication of JPH0630125B2 publication Critical patent/JPH0630125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/14Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
    • H03M1/16Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit with scale factor modification, i.e. by changing the amplification between the steps
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 音声信号(以下の記述においては、音声信号が単に信号
のように記載されることもある)を符号化しデジタル信
号として伝送あるいは記録再生する場合に、データ量を
なるべく少なくするための手段としては、従来、信号振
幅を対数圧縮したり、あるいは差分をとったり、もしく
はデルタ変調をするなどの諸方式が採用されて来ている
ことは周知のとおりであるが、これらの従来の諸方式で
はデータの減少を振幅方向に求めていたために、量子化
歪により再生信号の品質が劣化したものとなるという問
題があった。
本出願人会社では、データ量の減少を大巾なものとする
場合に、ビットの減少を振幅方向に求めないでそれをむ
しろ時間軸の方向に求めて、標本値列から得られる波形
と原信号の波形との相違の度合いが一定比以下となるよ
うに波形近似を行なって、大巾なデータ量の減少が期待
できるような音声信号の近似圧縮方式を提案(特開昭56
-155998号公報参照)しており、ある程度の成果を挙げ
得たが、この既提案の方式では標本化周期が先の標本値
からの信号波形のずれに基づいて定められ、信号の波形
自体に基づいて定められるようにはなされていなかった
ために、信号における細かい波形の再生の点で不充分で
あるという傾向が認められた。
本出願人会社における前記の既提案における問題点を解
決するために本出願人会社では、信号のゼロ点間隔が略
々等分されるような標本化間隔で信号が符号化されるよ
うなデジタル符号化装置を提案した。ところで、前記の
デジタル符号化装置は、信号の符号化を簡単に行なうこ
とができる反面、標本化間隔がランダムであるために、
信号の再生時にもとの信号からの誤差により生じる歪の
成分が再生周波数帯域内に含まれる場合に、それが除去
できずに再生信号内に含まれるということが問題となっ
た。
すなわち、信号のゼロ点間隔毎に、そのゼロ点間隔が略
々等分されるような標本化間隔で信号を符号化した場合
には、ゼロ点間隔の長い信号部分において当然に標本化
周期が長くなるが、その標本化周期の長い信号部分(標
本化周波数の低い周波数部分)と対応する再生信号が無
歪となる周波数帯域は、サンプリング定理から標本化周
波数の1/2以下の周波数帯域であるのに、再生系中に設
けられている低域濾波器の通過帯域は、符号化の対象と
される信号において最もゼロ点間隔が短い部分と対応し
て決定された標本化周期に基づいて設定されているか
ら、標本化周期の長い信号部分と対応する再生信号にお
ける歪の成分が再生中に設けられている低域濾波器の通
過帯域中に含まれてしまうことも起こるので、再生信号
の歪がどうしても多くなることが問題となる。
そこで、上記の問題点を解決するために本出願人会社で
は、先に、符号化の対象とされる信号を一定の時間長毎
の信号(1フレームの信号)とし、その1フレームの信
号毎にゼロ点の個数を求め、1フレームの信号の期間に
おける平均のゼロ点間隔を定めることにより、再生時に
各1フレームの信号毎の再生信号における高調波成分が
低域濾波器によって除去できるようにした記録再生装置
を提案した。
本発明は、前記した既提案の記録再生装置よりも一層忠
実度の高い記録再生、あるいは伝送を行なうことができ
るような符号化記憶装置を提供するものであり、以下添
付図面を参照しながら本発明の信号の符号化記憶装置の
内容を詳細に説明する。
第1図は本発明の音声信号の符号化記憶装置を含んで構
成された記録再生装置の一実施態様のもののブロック図
であって、この第1図において、MICはマイクロホン、L
PFは低域濾波器、ADCはAD変換器、CGはクロックパルス
の発生器、CCTはマイクロコンピュータを含んで構成さ
れている制御回路、Mは第1の記憶装置(第1のメモ
リ、バッファメモリ)、Mは第2の記憶装置(第2の
メモリ)、DAC,DACはDA変換器、VLPFは可変通過帯
域型の低域濾波器、AMPは増幅器、SPはスピーカであ
り、また、OPは操作部、Brは記録釦、Bpは再生釦、Bsは
停止釦である。
マイクロホンMICは、音波を電気信号(音声信号)に変
換して低域濾波器LPFに与える。第1図示の装置では信
号源としてマイクロホンMICが用いられているが、信号
源として他の形態の音声信号の発生器、あるいは他の信
号の発生器が用いられてもよいことは当然である。
低域濾波器LPFは、以下の実施例の説明ではそれの遮断
周波数が3KHzであるとされている。低域濾波器LPFによ
って3KHz以下の周波数帯域の信号になされた音声信号
は、AD変換器ADCによって所要のビット数(以下の説明
では8ビット)のデジタル信号となされて、マイクロコ
ンピュータを含んで構成されている制御回路CCTへ与え
られるが、前記したAD変換器ADCは、クロックパルスの
発生器CGからの8KHzの繰返し周波数のパルスによってAD
変換を行なっている。
AD変換器ADCから出力されたデジタル信号は、入力され
た音声信号が常に一定の標本化周期(第1の時間間隔、
説明例においては1/8000秒)で標本化され、それが量子
化された8ビットのデジタル信号であり、それは制御回
路CCTの制御の下に第1の記憶装置M(バッファメモ
リM)へ順次に記憶される。前記したバッファメモリ
は、以下の説明例では512バイトの記憶容量を有し
ているものとされており、また、それは記憶容量の半分
づつの2つの記憶領域に分けられて、その2つの記憶領
域は順次交互に1フレームの信号分のデータの書込みと
1フレームの信号分のデータの読出しとに使用されてい
るものとされている。
すなわち、バッファメモリMにおける2つの記憶領域
は、それぞれ256バイトづつの記憶容量を有しており、A
D変換器ADCから1/8000秒毎に送出される各8ビット(1
バイト)の標本値の256個からなる1フレーム(単位フ
レーム)の信号と対応するデータが、バッファメモリM
における第1の記憶領域に記憶されている間に、バッ
ファメモリMにおける第2の記憶領域からは、それに
既に記憶されていた1フレームの信号と対応するデータ
が読出されるのであり、第2の記憶領域から読出された
データに基づいて、制御回路CCTではその読出されたデ
ータと対応する1フレームの信号における周波数スペク
トルを求める計算を行なったり、求めた周波数スペクト
ルに基づいて得た信号の主要な成分のレベル(例えば、
平均レベル、あるいはピークレベル)から一定比だけレ
ベルの低下したところをしきい値レベルとして、そのし
きい値レベル以上の成分の内で最も高い周波数成分を検
出したり、検出された最も高い周波値の成分の周波数値
の略々2倍の周波値の逆数以下の時間長(これは後述す
る第2の時間間隔)を標本化周期Tcとして、バッファメ
モリMにおける第2の記憶領域から標本化周期Tcおき
のアドレスの標本値を次々に読出して新たな標本値列よ
りなる1フレームの信号のデータを作り出し、それに前
記した標本化周期Tcと関連するデータ、その他の所要な
データなどを付加して組のデータとし、それを第2のメ
モリMへ記憶させる。
バッファメモリMにおける第2の記憶領域に記憶され
ていた1フレームの信号について上記の符号化が行なわ
れた後に、今後は、バッファメモリMにおける第2の
記憶領域に対して、AD変換器ADCからの1フレームの信
号が新らたに記憶されて行き、またバッファメモリM
における第1の記憶領域に記憶されていた1フレームの
信号が読出されて、それについて前述と同様な処理が行
なわれ、その1フレームの信号についての新たな標本値
列よりなる1フレームのデータが作り出され、それに新
たな標本値列を得るのに用いられた標本化周期Tsと関連
するデータ、その他の所要なデータなどが付加された組
のデータとなされて、それが第2のメモリMへ記憶さ
れる。
以上のようにして、時間軸上に相次ぐ各1フレームの信
号について順次に符号化が行なわれ、それが第2のメモ
リMに順次に記憶されるのであるが、次に、第2図に
示すフローチャートも参照して第1図示の装置における
記録動作について説明する。第1図示の装置の記録動作
は、操作部OPにおける記録釦Brが操作されることによっ
て、第2図に示すフローチャートに示すプログラムに従
って行なわれるのであり、操作部OPにおける記録釦Brが
操作されると、プログラムがスタート(第2図中の「は
じめ」)すると、ステップ(1)で制御回路CCTに設けられ
ている9ビットの標本カウンタ、と16ビットのフレーム
カウンタなどをリセットする。
記録釦Brが操作される以前、すなわち、第2図示のフロ
ーチャートにおける「はじめ」の前においても、第1図
示の装置の制御回路CCTはクロックパルスの発生器CGか
らのパルスを受けることにより、ステップ(8)の割込み
動作を行なっていて、AD変換器ADCからのデジタル信号
出力をバッファメモリMに順次に記憶させ、また、9
ビットの標本カウンタをカウントアップしている。
また、「はじめ」の以前において、9ビットの標本カウ
ンタは、それがフルカウントに達する度毎にリセットを
繰返すようになされている。
ステップ(2)で、バッファメモリMから、それに記憶
されていた標本値を読出して、1フレームの信号におけ
る周波数スペクトルをフーリエ変換により算出し、それ
から、各次数の信号成分のパワースペクトルを算出して
ステップ(3)に進む。
前記の1フレームの信号の周波数スペクトルの算出及び
パワースペクトルの算出は、1フレームの信号と対応す
る256個の標本値の全部を一度に用いて行なってもよい
が、計算速度を上げるために、1フレームの信号と対応
する256個の標本値を例えば、時間軸上で連続して読出
される32個の標本値づつを各1群とする8群に分けて、
それぞれの群毎に周波数スペクトルの算出及びパワース
ペクトルの算出を行ない、各群毎に得られた算出値を算
術平均して、1フレームの信号における周波数のスペク
トル及びパワースペクトルを得るようにした方がよく、
以下の実施例の説明も、1フレームの信号と対応する25
6個の標本値を32個づつの8群に分けて算出している場
合についてなされている。
なお、1フレームの信号と対応する256個の標本値を、
それぞれ時間軸上で連続して読出された32個づつの標本
値からなる8群に分けて周波数スペクトルを算出した場
合における高調波の次数の最高は16となる。
次に、ステップ(3)では、算出されたパワースペクトル
のピーク値(または平均レベル)を求め、また、そのパ
ワースペクトルのピーク値(または平均レベル)から一
定比以下(例えば、1/64以下)のレベルの信号成分を除
き、残された信号成分の内で最も次数の高い高調波成分
を検出してステップ(4)に進む。
ステップ(4)では、前記の検出された高調波成分の次数
と対応して、次の第1表に示すようなテーブルを参照し
て標本化周期(第2の時間間隔からなる周期)Tcを決定
する。
第1表中の標本化周期の欄に示されている数値の単位
は、AD変換器ADCにおける標本化周期(実施例の説明で
は1/8000秒とされていることは既述のとおりである)で
あり、第2の時間間隔からなる標本化周期Tcは、第1の
時間間隔からなるAD変換器ADCにおける標本化周期の自
然数倍(1,2,3,…16倍)とされている。また、
最高次数が6〜16の範囲において、本来の標本化周期
1,2と正しく対応している次数は、標本化周期1に対
しては次数16、標本化周期2に対しては次数8だけなの
であるが、第1表に示すテーブルでは、標本化周期1に
対して次数9〜16を対応させ、また、標本化周期2に対
して次数6〜8を対応させるようにしている。
なお、再生される信号の最高周波数が第1表中に示され
ている標本化周波数の1/2となることは、サンプリング
定理から明らかである。
すなわち、検出された最も次数の高い高調波成分(最も
高い周波数成分)の2倍の周波数値の逆数以下で、か
つ、前記した第1の時間間隔の自然数倍である第2の時
間間隔を標本化周期として、1フレーム(単位フレー
ム)の標本値データから標本値列を抽出するように構成
している。
例えば次数16(検出された信号の最高周波数が4KHz)で
は標本化周期が1(標本化周波数8KHz、1/8000秒の時間
間隔)とされ、これは第1の時間間隔に等しい。例えば
次数8(検出された信号の最高周波数が2KHz)では標本
化周期が2(標本化周波数が4KHz、1/4000秒の時間間
隔)とされ、これは第1の時間間隔の2倍である。
さらに、例えば次数6(検出された信号の最高周波数が
1.5KHz)でも、標本化周期が2とされる。この場合、最
高周波数1.5KHzの2倍である標本化周波数3KHzの逆数で
ある時間間隔は、1/3000秒(計算上、この時間間隔は標
本化周期2.67にあたる)であるが、標本化周期はこ
の逆数(時間間隔1/3000秒)以下の標本化周期2(時間
間隔1/4000秒)とされて、第1の時間間隔の2倍とされ
る。
ステップ(5)では、バッファメモリMから前記のよう
にして決定された標本化周期Tc毎の標本値を順次に読出
すために、9ビットの標本カウンタ(アドレスカウン
タ)のTcおきの計数値をアドレス信号として、バッファ
メモリMから順次にN個の標本値を読出し抽出し、ま
た、16ビットのフレームカウンタの計数値Fcのフレーム
番号と、標本数N、標本化周期Tcと、前記したN個の標
本値(標本値列)とを組にしたデータを作り、それを第
2のメモリMに記憶させてステップ(6)に進む。
ステップ(6)では、16ビットのフレームカウンタがフル
カウントになっているか、あるいは停止釦Bsが操作され
ているかをみて、フレームカウンタがフルカウントにな
っていたり、あるいは停止釦Bsが操作されている状態で
あれば、おわりとなり、そうでなければステップ(2)に
戻り、上記の各ステップを繰返す。
フレームカウンタのカウント数Fcに対して2バイト、標
本数Nに対して1バイト、標本化周期Tcに対して1バイ
ト、それに64バイトの標本値列とによって、1フレーム
の信号毎に68バイトの記憶容量の第2のメモリが必要と
されるが、今、第2のメモリMとして64Kバイトのメ
モリを使用したとすれば、第2のメモリMには963フ
レーム、すなわち、約30秒強の信号が記憶されることに
なる。
これまでの説明より明らかなように、第2のメモリM
には各1フレームの信号について、標本化周期Tcのデー
タと、標本値列と、標本数Nのデータと、フレーム番号
Fcなどが組となったデジタルデータが記憶されるが、こ
れは、バッファメモリMに記憶されていたデジタルデ
ータに比べて大巾にデータ量が減少されているものとな
っているのであり、本発明の信号の符号化記憶装置によ
って行なわれる符号化により、データ量が減少され、小
容量のメモリによって長時間の音声信号の記録再生が可
能となる。また、本発明では信号の符号化が各1フレー
ムの信号における周波数スペクトルに基づいて行なわれ
るので、既提案の場合に比べて再生信号の品質が向上さ
れうることは明らかである。
次に、前記のようにして第2のメモリMに記憶された
信号を読出して、音声信号が再生される場合について第
3図に示すフローチャートをも参照して説明する。
第1図示の装置における操作部OPの再生釦Bpが操作され
て、第3図示のプログラムがスタート(第3図の「はじ
め」)し、まず、ステップ(1P)でフレームカウンタ、標
本カウンタがリセットされ、ステップ(2P)で第2のメモ
リMから1フレームの信号内の標本数Nと標本化周期
Tcのデータとを読出し、次に、ステップ(3P)では第2の
メモリMから標本値が記憶された順に1つづつ読出さ
れてDA変換器DACへ与えられ、また、標本化周期Tcの
データがDA変換器DACへ与えられる。
ステップ(4P)では、ステップ(2P)〜(5P)の一巡の所要時
間が標本化周期Tcの示す時間長と一致するように時間待
ちを行なう。
1/8000=(Tc−1)(プログラムループ時間)+{ステ
ップ(2P),ステップ(3P),ステップ(5P)及びステップ(4
P)の固定部分}の時間、 ステップ(5P)ではN個の標本値の読出しが終了したか否
かを判定し、未だに終了していなかったならばステップ
(2P)へ戻り、終了していればステップ(6P)へ進む。
ステップ(6P)ではフレームカウンタがフルカントになっ
たか、あるいは停止釦Bsが操作されたかをみて、フレー
ムカウンタがフルカウントになっていたり、あるいは停
止釦Bsが操作された状態であればおわり、否であればス
テップ(2P)へ戻る。
前記したステップ(4P)におけるDA変換器DAC,DAC
のデジタルデータの供給によって、DA変換器DACから
は1フレームの信号内における次々の標本値と対応する
アナログ信号が可変通過帯域型の低域濾波器VLPFへ入力
信号として供給され、また、DA変換器DACからは1フ
レームの信号における標本値の標本化周期Tcと対応する
アナログ信号が可変通過帯域型の低域濾波器VLPFへそれ
の制御信号として与えられる。
第4図は、DA変換器DAC,DACの部分と可変通過帯域
型の低域濾波器VLPFの構成例とを示すブロック回路図で
あって、可変通過帯域の低域濾波器VLPFは、それの遮断
周波数の可変範囲における高い方の遮断周波数が抵抗R
,RとコンデンサC,Cによって定められ、ま
た、遮断周波数の可変範囲における低い方の遮断周波数
は、抵抗R,RとコンデンサC,Cによって決
められ、さらに、前記した遮断周波数の可変範囲の中間
の周波数値は、DA変換器DACに入力される標本化周期T
cのデータ入力によって切換えられるアナログスイッチA
SWと、それぞれ直列に接続されている可変抵抗器R
を可変して、標本化周期Tcのデータと対応してそれ
ぞれ所定の周波数値となるように調整される。
標本化周期Tcと、標本化周期Tcに対応する標本化周波数
と、低域濾波器の遮断周波数との対応関係の一
例を次の第2表に示す。
第4図に示されている可変通過域型の低域濾波器VLPF
は、DA変換器DACに与えられた標本化周期Tcのデータ
の値によって、アナログスイッチASWで選択された抵抗
により増幅器Aの利得が変わり、それに従ってフォト
カプラPC,PCにおけるフォトダイオードPd,Pdの発
光量が変化することによる感光抵抗体(例えばCdS)V
R,VRの抵抗値の変化によって遮断周波数が変わり、通
過帯域が可変制御されるのである。なお第4図中におい
て、R,R,R〜Rは抵抗、R,Rは可変
抵抗器、A,Aは増幅器、C,Cはコンデン
サ、PC,PCはフォトカプラである。
以上の説明においては、本発明の標本化周期の可変な符
号化装置が、記録再生装置中に使用されている場合のも
のであったが、本発明装置はデジタル信号の伝送系にお
ける符号化装置として用いられてもよいことは当然であ
る。
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の装置において、それが再生モードとなされた場合に
は、第2のメモリMから順次に読出される各1フレー
ムの信号と対応する標本値列をDA変換して得たアナログ
信号が、その標本値列における標本化間隔TcをDA変換し
て得た制御信号によって通過帯域が可変制御される可変
通過帯域型の低域濾波器VLPFに与えられて、再生信号中
に標本化周波数の1/2の周波数値以上の歪成分が生じな
いようになされうるのである。
このように、本発明の装置においては、符号化の対象と
される信号を一定の時間長毎の信号(1フレームの信
号)とし、その1フレームの信号毎に1フレームの信号
における周波数スペクトルに基づいて標本化周期を設定
したから、品質の良い再生信号が得られる状態で、しか
も大巾なデータ量が減少できるような符号化が行なわ
れ、かつ、再生時において各1フレームの信号毎の再生
信号における高調波成分が通過帯域外となるように、低
域濾波器の通過帯域を、各1フレームの信号毎に設定さ
れている標本化周期と対応して変化させれば、再生信号
中に歪が生じないようにすることもできるのであり、さ
らに、第2の時間間隔からなる標本化周期Tcを、第1の
時間間隔からなるAD変換器ADCにおける標本化周期の自
然数倍としているので、単純に標本化データを間引くだ
けで良く、回路構成が簡易なものとなり、本発明装置に
よれば既述した問題点がすべて良好に解消できることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声信号の符号化記憶装置の一実施態
様のブロック図、第2図及び第3図は説明用のフローチ
ャート、第4図は可変通過帯域型の低域濾波器及び、そ
の関連部分のブロック回路図である。 MIC……マイクロホン、LPF……低域濾波器、ADC……AD
変換器、CG……クロックパルス発生器、CCT……マイク
ロコンピュータを含んで構成された制御回路、OP……操
作部、Br……記録釦、Bp……再生釦、Bs……停止釦、M
……第1の記憶装置(バッファメモリ)、M……第
2の記憶装置、DAC,DAC……DA変換器、VLPF……可
変通過帯域型の低域濾波器、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化の対象とされる音声信号を、予め定
    められた第1の時間間隔で標本化して、標本値データと
    する手段と、 所定数の前記標本値データからなる単位フレームの音声
    信号に対して、その周波数スペクトルを求める手段と、 前記手段によって求められた単位フレームあたりの周波
    数スペクトルに基づいて、そのパワーレベルのピーク値
    または平均レベルから一定比だけレベルの低下したとこ
    ろをしきい値レベルとして、このしきい値レベル以上の
    周波数成分の内で最も高い周波数成分を検出する手段
    と、 前記第1の時間間隔の自然数倍であって、かつ、前記手
    段によって検出された最も高い周波数成分の2倍の周波
    数値の逆数以下である第2の時間間隔を標本化周期とし
    て、前記単位フレームの標本値データから標本値列を抽
    出する手段と、 前記抽出した単位フレームごとの標本値列と前記標本化
    周期とを、記憶する手段と、 前記記憶した単位フレームごとの標本化周期に応じた通
    過帯域で、記憶した標本値列を音声信号に再生する手段
    とからなることを特徴とする音声信号の符号化記憶装
    置。
JP57046574A 1982-03-18 1982-03-24 音声信号の符号化記憶装置 Expired - Lifetime JPH0630125B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57046574A JPH0630125B2 (ja) 1982-03-24 1982-03-24 音声信号の符号化記憶装置
US06/475,406 US4568912A (en) 1982-03-18 1983-03-15 Method and system for translating digital signal sampled at variable frequency

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57046574A JPH0630125B2 (ja) 1982-03-24 1982-03-24 音声信号の符号化記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164006A JPS58164006A (ja) 1983-09-28
JPH0630125B2 true JPH0630125B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=12751074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57046574A Expired - Lifetime JPH0630125B2 (ja) 1982-03-18 1982-03-24 音声信号の符号化記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630125B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513506A (en) * 1978-07-14 1980-01-30 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Information signal transmission system
JPS6037660B2 (ja) * 1980-05-06 1985-08-27 日本ビクター株式会社 音声信号の近似圧縮方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164006A (ja) 1983-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58165443A (ja) 信号の符号化記憶装置
US4626827A (en) Method and system for data compression by variable frequency sampling
US4568912A (en) Method and system for translating digital signal sampled at variable frequency
JPS6044837A (ja) 波形再生装置
JPH0738120B2 (ja) 音声記録再生装置
JP3580444B2 (ja) 信号伝送方法および装置、並びに信号再生方法
JPH0516101B2 (ja)
JPH0630125B2 (ja) 音声信号の符号化記憶装置
JPS5913675Y2 (ja) 繰返し式連続音響発生装置
JPH0255868B2 (ja)
JP2002109824A (ja) ディジタル音声信号の記録方法、およびその装置
JPS58161434A (ja) 標本化周期の可変な符号化装置
JPS6345140B2 (ja)
US20080120097A1 (en) Apparatus and Method for Digital Coding of Sound
JP2905215B2 (ja) 録音再生装置
US5841945A (en) Voice signal compacting and expanding device with frequency division
JP2001175283A (ja) 適応差分パルス符号変調方式による録音再生装置
JP3263797B2 (ja) オーデイオ信号伝送装置
JP3538931B2 (ja) 信号伸張装置及び方法
JPS58159033A (ja) 交流信号のデジタル符号化装置
KR0175377B1 (ko) 컴팩트 디스크의 서브코드 영역을 서라운드 기능에 적용하기 위한 장치
JPS58159215A (ja) 記録再生装置
JP3807599B2 (ja) 記録装置
JPH05218771A (ja) サブバンド符号化信号再生装置
JP2001143384A (ja) ディジタル信号処理装置およびディジタル信号処理方法