JPH0630116A - 構内自動交換機 - Google Patents
構内自動交換機Info
- Publication number
- JPH0630116A JPH0630116A JP17961592A JP17961592A JPH0630116A JP H0630116 A JPH0630116 A JP H0630116A JP 17961592 A JP17961592 A JP 17961592A JP 17961592 A JP17961592 A JP 17961592A JP H0630116 A JPH0630116 A JP H0630116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control information
- unit
- control
- interface unit
- line interface
- Prior art date
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- Pending
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分散制御方式の構内自動交換機に於いて、主
制御部配下のインターフェイス部に保持するデータに何
らかの原因で障害が発生した際、障害データ箇所がポー
ト毎に認識可能にする事を目的とする。 【構成】 インターフェイス部が単一に保持する制御情
報のチェック・サム記憶部及びポート毎に保持する制御
情報のチェック・サム記憶部をポート毎に設け、定期的
に各制御情報と対応するチェック・サム記憶部のデータ
を比較する診断を行い、障害検出時に主制御部に送信す
る障害通知で異常箇所を主制御部が認識可能となる構成
とした。 【効果】 インターフェイス部が保持する制御情報の異
常を認識した主制御部は、該当インターフェイス部に係
わる全ての制御情報を再送信するのではなく、異常があ
った制御情報のみを再送信する事が可能となる為、イン
ターフェイス部復旧処理及びデータ通信の効率化が図れ
る。
制御部配下のインターフェイス部に保持するデータに何
らかの原因で障害が発生した際、障害データ箇所がポー
ト毎に認識可能にする事を目的とする。 【構成】 インターフェイス部が単一に保持する制御情
報のチェック・サム記憶部及びポート毎に保持する制御
情報のチェック・サム記憶部をポート毎に設け、定期的
に各制御情報と対応するチェック・サム記憶部のデータ
を比較する診断を行い、障害検出時に主制御部に送信す
る障害通知で異常箇所を主制御部が認識可能となる構成
とした。 【効果】 インターフェイス部が保持する制御情報の異
常を認識した主制御部は、該当インターフェイス部に係
わる全ての制御情報を再送信するのではなく、異常があ
った制御情報のみを再送信する事が可能となる為、イン
ターフェイス部復旧処理及びデータ通信の効率化が図れ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、障害復旧機能を有する
構内自動交換機に関するものである。
構内自動交換機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の構内自動交換機の構成を
示すブロック図である。以下、図面を参照しながら従来
の構内自動交換機の構成について説明する。１は内線電
話機、３は外線、５は交換処理を行う構内自動交換機本
体、６は内線電話機１と接続されて、内線電話機１のフ
ック検出及び制御を行う内線インターフェイス部であ
り、内線電話機制御を司る制御部７、データの送受信を
可能とするデータ伝送部８、内線電話機制御の際、必要
となる制御情報を記憶する記憶部９、タイマー１０にて
構成される。１１は外線３とのインターフェイスを司る
外線インターフェイス部であり、内線インターフェイス
部６と同様に制御部１２、データ伝送部１３、外線制御
の際に必要となる制御情報を記憶する記憶部１４、タイ
マー１５にて構成される。１６は内線インターフェイス
部６及び外線インターフェイス部１１とのデータ送受信
を可能とするデータ伝送部、１７は内線インターフェイ
ス部６及び外線インターフェイス部１１を制御して交換
処理を行う中枢となる制御部、１８は内線インターフェ
イス部６及び外線インターフェイス部１１で用いられる
制御情報並らびに各部状態を示す診断情報若しくは障害
・診断管理を行う診断タスク（タスクとは機能別に分割
したプログラムを指す）プログラムを保持する記憶部で
ある。図６は、立ち上げ手順を示したシーケンス・チャ
ートである。図７は、障害検出から復旧迄の処理を示し
たシーケンス・チャートである。
示すブロック図である。以下、図面を参照しながら従来
の構内自動交換機の構成について説明する。１は内線電
話機、３は外線、５は交換処理を行う構内自動交換機本
体、６は内線電話機１と接続されて、内線電話機１のフ
ック検出及び制御を行う内線インターフェイス部であ
り、内線電話機制御を司る制御部７、データの送受信を
可能とするデータ伝送部８、内線電話機制御の際、必要
となる制御情報を記憶する記憶部９、タイマー１０にて
構成される。１１は外線３とのインターフェイスを司る
外線インターフェイス部であり、内線インターフェイス
部６と同様に制御部１２、データ伝送部１３、外線制御
の際に必要となる制御情報を記憶する記憶部１４、タイ
マー１５にて構成される。１６は内線インターフェイス
部６及び外線インターフェイス部１１とのデータ送受信
を可能とするデータ伝送部、１７は内線インターフェイ
ス部６及び外線インターフェイス部１１を制御して交換
処理を行う中枢となる制御部、１８は内線インターフェ
イス部６及び外線インターフェイス部１１で用いられる
制御情報並らびに各部状態を示す診断情報若しくは障害
・診断管理を行う診断タスク（タスクとは機能別に分割
したプログラムを指す）プログラムを保持する記憶部で
ある。図６は、立ち上げ手順を示したシーケンス・チャ
ートである。図７は、障害検出から復旧迄の処理を示し
たシーケンス・チャートである。
【０００３】以上のように構成された従来の構内自動交
換機について、（１）各インターフェイス部で保持する
各種制御情報の送信手順、（２）制御情報破壊の障害検
出から復旧までの処理の２項目に分割して、その動作を
説明する。
換機について、（１）各インターフェイス部で保持する
各種制御情報の送信手順、（２）制御情報破壊の障害検
出から復旧までの処理の２項目に分割して、その動作を
説明する。
【０００４】（１）各インターフェイス部への制御デー
タ送信手順について図６を参照しながら説明する。主装
置５に電源が投入されると、制御部１７が記憶部１８内
のプログラムを読みだし、順次実行する。内線インター
フェイス部６及び外線インターフェイス部１１は非運用
状態となり、診断タスクからの起動を待つ（ステップ
１）。診断タスクは、先ず最初に起動待ち状態にある内
線インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１
１を起動する（ステップ２）。起動された内線インター
フェイス部６及び外線インターフェイス部１１は記憶部
９及び１４が読み書き可能であるかどうかの診断を行
い、データ伝送部１３を介して、診断タスクからの記憶
部診断要求を待つ。診断タスクは、起動した内線インタ
ーフェイス部６及び外線インターフェイス部１１の診断
処理へ移行し、各々に対応した診断情報（インターフェ
イス部状態及び制御配下全ポート状態）を「障害」に設
定し、記憶部診断要求を送信する（ステップ３）。記憶
部診断要求を受信した内線インターフェイス部６及び外
線インターフェイス部１１は、診断結果に応じた記憶部
診断応答を診断タスクへ送信する（ステップ４）。診断
結果がＯＫであったならば診断情報（インターフェイス
部状態及び制御配下全ポート状態）を「正常」へと変更
して、記憶部１８へ設定する。次に診断タスクは、内線
インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１１
へ制御情報送信開始を送信することにより、制御情報送
信開始を認識させる（ステップ５）。次に、内線インタ
ーフェイス部６及び外線インターフェイス部１１のそれ
ぞれに応じた制御情報を記憶部１８から読みだして内線
インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１１
へ送信を行い、前記制御情報を受信した内線インターフ
ェイス部６及び外線インターフェイス部１１は記憶部９
及び１４へ制御情報の書き込みを行う（ステップ６）。
内線インターフェイス部６及び外線インターフェイス部
１１への制御情報の送信を完了した診断タスクは、制御
情報送信終了の送信を行い、内線インターフェイス部６
及び外線インターフェイス部１１の運用を開始させると
共に、制御情報のチェック・サム（制御情報の総和値を
求める）を算出させ、記憶部９及び１４へ書き込ませる
（ステップ７）。診断タスクが、内線インターフェイス
部６及び外線インターフェイス部１１の診断及び制御情
報の送信完了をもって状態を「空き」として、呼の交換
処理が開始する（ステップ８）。
タ送信手順について図６を参照しながら説明する。主装
置５に電源が投入されると、制御部１７が記憶部１８内
のプログラムを読みだし、順次実行する。内線インター
フェイス部６及び外線インターフェイス部１１は非運用
状態となり、診断タスクからの起動を待つ（ステップ
１）。診断タスクは、先ず最初に起動待ち状態にある内
線インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１
１を起動する（ステップ２）。起動された内線インター
フェイス部６及び外線インターフェイス部１１は記憶部
９及び１４が読み書き可能であるかどうかの診断を行
い、データ伝送部１３を介して、診断タスクからの記憶
部診断要求を待つ。診断タスクは、起動した内線インタ
ーフェイス部６及び外線インターフェイス部１１の診断
処理へ移行し、各々に対応した診断情報（インターフェ
イス部状態及び制御配下全ポート状態）を「障害」に設
定し、記憶部診断要求を送信する（ステップ３）。記憶
部診断要求を受信した内線インターフェイス部６及び外
線インターフェイス部１１は、診断結果に応じた記憶部
診断応答を診断タスクへ送信する（ステップ４）。診断
結果がＯＫであったならば診断情報（インターフェイス
部状態及び制御配下全ポート状態）を「正常」へと変更
して、記憶部１８へ設定する。次に診断タスクは、内線
インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１１
へ制御情報送信開始を送信することにより、制御情報送
信開始を認識させる（ステップ５）。次に、内線インタ
ーフェイス部６及び外線インターフェイス部１１のそれ
ぞれに応じた制御情報を記憶部１８から読みだして内線
インターフェイス部６及び外線インターフェイス部１１
へ送信を行い、前記制御情報を受信した内線インターフ
ェイス部６及び外線インターフェイス部１１は記憶部９
及び１４へ制御情報の書き込みを行う（ステップ６）。
内線インターフェイス部６及び外線インターフェイス部
１１への制御情報の送信を完了した診断タスクは、制御
情報送信終了の送信を行い、内線インターフェイス部６
及び外線インターフェイス部１１の運用を開始させると
共に、制御情報のチェック・サム（制御情報の総和値を
求める）を算出させ、記憶部９及び１４へ書き込ませる
（ステップ７）。診断タスクが、内線インターフェイス
部６及び外線インターフェイス部１１の診断及び制御情
報の送信完了をもって状態を「空き」として、呼の交換
処理が開始する（ステップ８）。
【０００５】（２）外線インターフェイス部１１を例に
とり、制御情報破壊の障害検出から復旧までの処理法に
ついて図７を参照しながら説明する。外線インターフェ
イス部１１は、運用中に記憶部１４に保持する制御情報
診断を動作させるためにタイマー１５を起動する。タイ
ム・アウト発生時に再度チェック・サムの算出を行い、
記憶部１４に先に書き込んでおいたチェック・サムとの
比較を行い、「ＯＫ」であれば再度タイマー１５の起動
を行う処理を繰り返すが、「ＮＧ」であったならば、診
断タスクへの障害通知の送信をデータ伝送部１３を介し
て行う（ステップ９）。前記障害通知を受信した診断タ
スクは、外線インターフェイス部１１に対応した診断情
報（インターフェイス部状態及び制御配下全ポート状
態）を「障害」に設定し、外線インターフェイス部１１
を使用禁止にする（ステップ１０）。外線インターフェ
イス部１１の復旧は、（１）にて既に述べた立ち上げ手
順にて、再度立ち上げ直すといった処理を実行していた
（ステップ１〜８）。
とり、制御情報破壊の障害検出から復旧までの処理法に
ついて図７を参照しながら説明する。外線インターフェ
イス部１１は、運用中に記憶部１４に保持する制御情報
診断を動作させるためにタイマー１５を起動する。タイ
ム・アウト発生時に再度チェック・サムの算出を行い、
記憶部１４に先に書き込んでおいたチェック・サムとの
比較を行い、「ＯＫ」であれば再度タイマー１５の起動
を行う処理を繰り返すが、「ＮＧ」であったならば、診
断タスクへの障害通知の送信をデータ伝送部１３を介し
て行う（ステップ９）。前記障害通知を受信した診断タ
スクは、外線インターフェイス部１１に対応した診断情
報（インターフェイス部状態及び制御配下全ポート状
態）を「障害」に設定し、外線インターフェイス部１１
を使用禁止にする（ステップ１０）。外線インターフェ
イス部１１の復旧は、（１）にて既に述べた立ち上げ手
順にて、再度立ち上げ直すといった処理を実行していた
（ステップ１〜８）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構内自動交換機に於いて、インターフェイス部
内に保持する制御情報に障害が発生した場合、以後の正
常処理の実行が不可能であるとみなして、診断情報（イ
ンターフェイス部状態及び制御配下全ポート状態を「障
害」としてしまう為に、インターフェイス部制御配下の
全ポートが使用不可能になってしまうという問題点を有
していた。
た従来の構内自動交換機に於いて、インターフェイス部
内に保持する制御情報に障害が発生した場合、以後の正
常処理の実行が不可能であるとみなして、診断情報（イ
ンターフェイス部状態及び制御配下全ポート状態を「障
害」としてしまう為に、インターフェイス部制御配下の
全ポートが使用不可能になってしまうという問題点を有
していた。
【０００７】本発明は上記課題を解決し、インターフェ
イス部に保持する制御情報に障害が発生しても、障害に
関与しないインターフェイス部制御配下のポートを「障
害」とせずに、正常状態のままでインターフェイス部の
復旧処理を行う構内自動交換機を提供する事を目的とし
ている。
イス部に保持する制御情報に障害が発生しても、障害に
関与しないインターフェイス部制御配下のポートを「障
害」とせずに、正常状態のままでインターフェイス部の
復旧処理を行う構内自動交換機を提供する事を目的とし
ている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する為に、インターフェイス部で単一に保持する制御
情報から求めたチェック・サムを記憶するローカル・チ
ェック・サム記憶部とポート毎に保持する制御情報から
ポート毎に求めたチェック・サムを記憶するローカル・
ポート・チェック・サム記憶部を記憶部に設け、障害通
知に障害箇所を示すデータを付加した構成とした。
成する為に、インターフェイス部で単一に保持する制御
情報から求めたチェック・サムを記憶するローカル・チ
ェック・サム記憶部とポート毎に保持する制御情報から
ポート毎に求めたチェック・サムを記憶するローカル・
ポート・チェック・サム記憶部を記憶部に設け、障害通
知に障害箇所を示すデータを付加した構成とした。
【０００９】
【作用】上記した構成により、インターフェイス部に保
持する制御情報に障害が発生した場合でも、障害発生箇
所に応じて、ポート状態を設定出来ると共に、必要最低
限の制御情報の再送信による復旧処理が可能となる。
持する制御情報に障害が発生した場合でも、障害発生箇
所に応じて、ポート状態を設定出来ると共に、必要最低
限の制御情報の再送信による復旧処理が可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明に係る一実施例の構成
を示すブロック図である。１９は内線電話機、２１は外
線、２３は交換処理を行う構内自動交換機本体、２４は
内線電話機１９と接続されて、内線電話機１９のフック
検出及び制御を行う内線インターフェイス部であり、内
線電話機制御を司る制御部２５、データの送受信を可能
とするデータ伝送部２６、内線電話機制御の際、必要と
なる各種制御情報を記憶する記憶部２７、記憶部２７の
一部であり、記憶部２７に単一に保持される制御情報の
チェック・サム値を記憶するローカル・チェック・サム
記憶部２８、記憶部２７にポート毎に保持される制御情
報のチェック・サム値をポート毎に記憶するローカル・
ポート・チェック・サム記憶部２９、そしてタイマー３
０、にて構成される。３１は外線２１とのインターフェ
イスを司る外線インターフェイス部であり、内線インタ
ーフェイス部２４と同様に制御部３２と、データ伝送部
３３と、外線制御の際に必要となる各種制御情報を記憶
する記憶部３４と、記憶部３４の一部であって記憶部３
４に単一に保持される制御情報のチェック・サム値を記
憶するローカル・チェック・サム記憶部３５と、記憶部
３４にポート毎に保持される制御情報のチェック・サム
値をポート毎に記憶するローカル・ポート・チェック・
サム記憶部３６と、タイマー３７とで構成される。３８
は両インターフェイス部２４及び３１とのデータ送受信
を可能とするデータ伝送部、３９は両インターフェイス
部２４及び３１を制御し、交換処理を行う中枢となる制
御部、４０は両インターフェイス部２４及び３１で用い
られる各種制御情報、及び各部状態を示す診断情報若し
くは障害・診断管理を行う診断タスク（タスクとは機能
別に分割したプログラムを指す）プログラムを保持する
記憶部である。
しながら説明する。図１は本発明に係る一実施例の構成
を示すブロック図である。１９は内線電話機、２１は外
線、２３は交換処理を行う構内自動交換機本体、２４は
内線電話機１９と接続されて、内線電話機１９のフック
検出及び制御を行う内線インターフェイス部であり、内
線電話機制御を司る制御部２５、データの送受信を可能
とするデータ伝送部２６、内線電話機制御の際、必要と
なる各種制御情報を記憶する記憶部２７、記憶部２７の
一部であり、記憶部２７に単一に保持される制御情報の
チェック・サム値を記憶するローカル・チェック・サム
記憶部２８、記憶部２７にポート毎に保持される制御情
報のチェック・サム値をポート毎に記憶するローカル・
ポート・チェック・サム記憶部２９、そしてタイマー３
０、にて構成される。３１は外線２１とのインターフェ
イスを司る外線インターフェイス部であり、内線インタ
ーフェイス部２４と同様に制御部３２と、データ伝送部
３３と、外線制御の際に必要となる各種制御情報を記憶
する記憶部３４と、記憶部３４の一部であって記憶部３
４に単一に保持される制御情報のチェック・サム値を記
憶するローカル・チェック・サム記憶部３５と、記憶部
３４にポート毎に保持される制御情報のチェック・サム
値をポート毎に記憶するローカル・ポート・チェック・
サム記憶部３６と、タイマー３７とで構成される。３８
は両インターフェイス部２４及び３１とのデータ送受信
を可能とするデータ伝送部、３９は両インターフェイス
部２４及び３１を制御し、交換処理を行う中枢となる制
御部、４０は両インターフェイス部２４及び３１で用い
られる各種制御情報、及び各部状態を示す診断情報若し
くは障害・診断管理を行う診断タスク（タスクとは機能
別に分割したプログラムを指す）プログラムを保持する
記憶部である。
【００１１】図２は従来例（図６のステップ７）と異な
るインターフェイス部でのチェック・サム算出処理を示
したフローチャートである。図３は従来例（図７のステ
ップ９）と異なるインターフェイス部での制御情報の診
断処理を示したフローチャートである。図４は障害検出
から復旧までの処理を示したシーケンス・チャートであ
る。
るインターフェイス部でのチェック・サム算出処理を示
したフローチャートである。図３は従来例（図７のステ
ップ９）と異なるインターフェイス部での制御情報の診
断処理を示したフローチャートである。図４は障害検出
から復旧までの処理を示したシーケンス・チャートであ
る。
【００１２】以上のように構成された構内自動交換機に
ついて、（１）チェック・サムの算出処理、（２）制御
情報の定期診断処理、（３）制御情報の障害検出から復
旧までの処理、の３項目に分割して、その動作を説明す
る。
ついて、（１）チェック・サムの算出処理、（２）制御
情報の定期診断処理、（３）制御情報の障害検出から復
旧までの処理、の３項目に分割して、その動作を説明す
る。
【００１３】（１）インターフェイス部の立ち上がりか
ら制御情報送信終了までの処理の流れは前述した従来例
（図６のステップ１及至ステップ６）と同様であるの
で、ここでは省略する。制御情報送信終了を受信した内
線・外線インターフェイス部２４及び３１は、単一に保
持する制御情報のチェック・サムを算出し、ローカル・
チェック・サム記憶部３５及び３６へ格納する（ステッ
プ１１）。次にポート毎に保持する制御情報のチェック
・サムをポート毎に算出し、該当するローカル・ポート
・チェック・サム記憶部２９及び３６へ格納する（ステ
ップ１２）。
ら制御情報送信終了までの処理の流れは前述した従来例
（図６のステップ１及至ステップ６）と同様であるの
で、ここでは省略する。制御情報送信終了を受信した内
線・外線インターフェイス部２４及び３１は、単一に保
持する制御情報のチェック・サムを算出し、ローカル・
チェック・サム記憶部３５及び３６へ格納する（ステッ
プ１１）。次にポート毎に保持する制御情報のチェック
・サムをポート毎に算出し、該当するローカル・ポート
・チェック・サム記憶部２９及び３６へ格納する（ステ
ップ１２）。
【００１４】（２）制御情報診断タイマー３０及び３７
の起動による制御情報診断処理が起動される流れは、従
来例（図７のステップ９）と同様であるので、ここでは
省略する。制御情報診断処理が起動されると、先ず全制
御情報ＯＫを設定する（ステップ１３）。次に単一に保
持する制御情報のチェック・サムを（１）にて述べた方
法で再度算出し、先にローカル・チェック・サム記憶部
２９及び３６に格納してあるデータとの比較を行い、こ
の値が異なっていたならば、単一制御情報ＮＧを設定す
る（ステップ１４）。同様にポート毎に保持する制御情
報のチェック・サムを（１）にて述べた方法で再度算出
し、該当するローカル・ポート・チェック・サム記憶部
２９及び３６に格納してあるデータとの比較を行い、こ
の値が異なっていたならば、該当ポート制御情報にＮＧ
を設定する（ステップ１５）。
の起動による制御情報診断処理が起動される流れは、従
来例（図７のステップ９）と同様であるので、ここでは
省略する。制御情報診断処理が起動されると、先ず全制
御情報ＯＫを設定する（ステップ１３）。次に単一に保
持する制御情報のチェック・サムを（１）にて述べた方
法で再度算出し、先にローカル・チェック・サム記憶部
２９及び３６に格納してあるデータとの比較を行い、こ
の値が異なっていたならば、単一制御情報ＮＧを設定す
る（ステップ１４）。同様にポート毎に保持する制御情
報のチェック・サムを（１）にて述べた方法で再度算出
し、該当するローカル・ポート・チェック・サム記憶部
２９及び３６に格納してあるデータとの比較を行い、こ
の値が異なっていたならば、該当ポート制御情報にＮＧ
を設定する（ステップ１５）。
【００１５】（３）外線インターフェイス部３１の記憶
部３４に保持されたポート２の制御情報が何らかの原因
で破壊が起こったと仮定して、障害検出から復旧までの
処理を説明する。制御情報の破壊は、タイマー３７を起
動して定期的に行う制御情報診断処理にて検出され、外
線インターフェイス部３１から診断タスクへデータ伝送
部３３を介して、ポート２の制御情報に異常が有る事を
示すデータを付加した障害通知が送信される（ステップ
１６）。前記障害通知を受信した診断タスクは、記憶部
４０内の外線インターフェイス部３１に対応した診断情
報（ポート２状態のみ）を「障害」に設定し、復旧処理
へと移行する（ステップ１７）。先ず診断タスクは、制
御情報送信開始を外線インターフェイス部３１へデータ
伝送路３８を介して送信し、外線インターフェイス部３
１に制御情報の送信開始を認識させ、外線インターフェ
イス部３１のポート２に関する制御情報を記憶部４０か
ら読みだし、制御情報の送信を行う。制御情報を受信し
た外線インターフェイス部３１は、制御情報の更新を行
う。制御情報の送信が完了したならば、診断タスクは、
外線インターフェイス部３１へ制御情報送信終了を送信
し、記憶部４０の診断情報（ポート２状態のみ）を正常
に設定する。前記制御情報送信終了を受信した外線イン
ターフェイス部３１は、制御情報の送信終了を認識し、
（１）にて述べた算出法でローカル・チェック・サム及
びローカル・ポート・チェック・サムを算出し、記憶部
３５及び３６への格納を行い、再び定期診断処理の起動
を行う（ステップ１８）。
部３４に保持されたポート２の制御情報が何らかの原因
で破壊が起こったと仮定して、障害検出から復旧までの
処理を説明する。制御情報の破壊は、タイマー３７を起
動して定期的に行う制御情報診断処理にて検出され、外
線インターフェイス部３１から診断タスクへデータ伝送
部３３を介して、ポート２の制御情報に異常が有る事を
示すデータを付加した障害通知が送信される（ステップ
１６）。前記障害通知を受信した診断タスクは、記憶部
４０内の外線インターフェイス部３１に対応した診断情
報（ポート２状態のみ）を「障害」に設定し、復旧処理
へと移行する（ステップ１７）。先ず診断タスクは、制
御情報送信開始を外線インターフェイス部３１へデータ
伝送路３８を介して送信し、外線インターフェイス部３
１に制御情報の送信開始を認識させ、外線インターフェ
イス部３１のポート２に関する制御情報を記憶部４０か
ら読みだし、制御情報の送信を行う。制御情報を受信し
た外線インターフェイス部３１は、制御情報の更新を行
う。制御情報の送信が完了したならば、診断タスクは、
外線インターフェイス部３１へ制御情報送信終了を送信
し、記憶部４０の診断情報（ポート２状態のみ）を正常
に設定する。前記制御情報送信終了を受信した外線イン
ターフェイス部３１は、制御情報の送信終了を認識し、
（１）にて述べた算出法でローカル・チェック・サム及
びローカル・ポート・チェック・サムを算出し、記憶部
３５及び３６への格納を行い、再び定期診断処理の起動
を行う（ステップ１８）。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、構内自動交換機
に収容されるインターフェイス部が保持する制御情報に
障害が発生した際、障害発生箇所に応じた、復旧処理が
可能となる。
に収容されるインターフェイス部が保持する制御情報に
障害が発生した際、障害発生箇所に応じた、復旧処理が
可能となる。
【図１】本発明の一実施例に於ける構内自動交換機の構
成図
成図
【図２】本発明の一実施例に於けるチェック・サム算出
処理を示したフローチャート
処理を示したフローチャート
【図３】本発明の一実施例に於ける制御情報診断処理を
示したフローチャート
示したフローチャート
【図４】本発明の一実施例に於ける制御情報障害検出か
ら復旧までの処理を示したシーケンス・チャート
ら復旧までの処理を示したシーケンス・チャート
【図５】従来の構内自動交換機の構成図
【図６】従来の構内自動交換機に於ける立ち上げ処理を
示したシーケンス・チャート
示したシーケンス・チャート
【図７】従来の構内自動交換機に於ける障害検出から復
旧までの処理を示したシーケンス・チャート
旧までの処理を示したシーケンス・チャート
１９ 内線電話機 ２１ 外線 ２３ 主装置 ２４ 内線インターフェイス部 ２５ 内線インターフェイス部制御部 ２６ 内線インターフェイス部データ伝送部 ２７ 内線インターフェイス部記憶部 ２８ 内線インターフェイス部ローカル・チェック・サ
ム記憶部 ２９ 内線インターフェイス部ローカル・ポート・チェ
ック・サム記憶部 ３０ 内線インターフェイス部タイマー ３１ 外線インターフェイス部 ３２ 外線インターフェイス部制御部 ３３ 外線インターフェイス部データ伝送部 ３４ 外線インターフェイス部記憶部 ３５ 外線インターフェイス部ローカル・チェック・サ
ム記憶部 ３６ 外線インターフェイス部ローカル・ポート・チェ
ック・サム記憶部 ３７ 外線インターフェイス部タイマー ３８ 主装置データ伝送部 ３９ 主装置制御部 ４０ 主記憶部
ム記憶部 ２９ 内線インターフェイス部ローカル・ポート・チェ
ック・サム記憶部 ３０ 内線インターフェイス部タイマー ３１ 外線インターフェイス部 ３２ 外線インターフェイス部制御部 ３３ 外線インターフェイス部データ伝送部 ３４ 外線インターフェイス部記憶部 ３５ 外線インターフェイス部ローカル・チェック・サ
ム記憶部 ３６ 外線インターフェイス部ローカル・ポート・チェ
ック・サム記憶部 ３７ 外線インターフェイス部タイマー ３８ 主装置データ伝送部 ３９ 主装置制御部 ４０ 主記憶部
Claims (1)
- 【請求項１】外線とのインターフェイスを司る外線イン
ターフェイス部と、内線電話機とのインターフェイスを
司る内線インターフェイス部と、交換処理に必要な各種
制御情報を保持する記憶部と、前記外線インターフェイ
ス部、内線インターフェイス部、及び記憶部の制御を行
う制御部と、前記外線インターフェイス部、内線インタ
ーフェイス部、及び制御部相互の制御データの送受信を
可能とするデータ伝送部を有する構内自動交換機であっ
て、前記インターフェイス記憶部内に、単一に保持する
制御情報から求めた総和値（以下チェック・サムと称
す）を記憶するローカル・チェック・サム記憶部とポー
ト毎に保持する制御情報からポート毎に求めたチェック
・サムを記憶するローカル・ポート・チェック・サム記
憶部を設け、定期的に制御情報から再度それぞれのチェ
ック・サムを求め、対応するチェック・サム記憶部のデ
ータとの比較を行い、制御情報の正常性を確認し続け、
制御情報に異常を発見した際、異常データ箇所を示す情
報を付加した障害通知を制御部へ通知する事で、制御部
は、異常データ箇所の制御情報を再度送信する事で復旧
処理を行う事を特徴とする構内自動交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961592A JPH0630116A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 構内自動交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961592A JPH0630116A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 構内自動交換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630116A true JPH0630116A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16068854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17961592A Pending JPH0630116A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 構内自動交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630116A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9015866B2 (en) | 2008-09-09 | 2015-04-28 | Ndc Corporation | Glove and attachment therefor |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP17961592A patent/JPH0630116A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9015866B2 (en) | 2008-09-09 | 2015-04-28 | Ndc Corporation | Glove and attachment therefor |
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