JPH06301095A - カメラのフィルムガイド部構造 - Google Patents

カメラのフィルムガイド部構造

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JPH06301095A
JPH06301095A JP10988993A JP10988993A JPH06301095A JP H06301095 A JPH06301095 A JP H06301095A JP 10988993 A JP10988993 A JP 10988993A JP 10988993 A JP10988993 A JP 10988993A JP H06301095 A JPH06301095 A JP H06301095A
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JP
Japan
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film
pressure plate
rail
camera
side receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP10988993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Tanaka
靖彦 田中
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Masao Shoji
正夫 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影レンズの球面収差を補償するために、フ
ィルムを適宜に湾曲させた状態で露光すべくフィルム圧
面が円弧状に形成されたカメラで、プレッシャプレート
レールを平面に形成してカメラの関係寸法の計測やピン
ト調整を行なう場合に基準面とすることができるように
し、さらに位置決め手段を設けて、フィルムレールとフ
ィルム圧板とが一定の位置関係に保たれるようにする。 【構成】 フィルムレール9のレール面と該フィルムレ
ール9にフィルム14を押し付けるフィルム圧板13を、光
軸S上の点を中心とし光軸Sの方向を径方向とした同心
円の円弧状に形成する。プレッシャプレートレール10と
これに当接するフィルム圧板13の圧板側受け面13a を光
軸S方向の平面で形成する。圧板側受け面13a の適宜位
置に係合ピン15を植設し、裏蓋11を閉じた際に該係合ピ
ン15が臨む位置に該係合ピン15を挿入できる係合孔16を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロールフィルムを使
用するカメラの、フィルム給送時にアパーチュアの後方
におけるフィルムの移動や撮影時に撮影コマが所定の位
置に位置付くようにガイドするためのフィルムガイド部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真撮影を誰でもが手軽に行える
ように安価なカメラが開発され普及している。この種の
普及型カメラでは、部品コストを低減する必要などか
ら、撮影レンズの球面収差を、アパーチュアにセットさ
れたフィルムの撮影コマの部分を適宜に湾曲させること
により補償するようにしたものがある。すなわち、カメ
ラ本体のアパーチュアのフィルムが押圧されるフィルム
レールなどのフィルム圧面を適宜な円弧に形成して、フ
ィルムの撮影コマの部分が当該円弧に沿って湾曲するよ
うにしてある。
【0003】他方、カメラの裏蓋にはバネ付勢されたフ
ィルム圧板が取り付けられており、該裏蓋でカメラ本体
を閉じた場合に、フィルムをアパーチュアに押し付ける
ようにしてある。なお、このフィルム圧板の押圧面もア
パーチュアの円弧と同心円の円弧に沿って湾曲して形成
されている。
【0004】そして、フィルムの給送時には上記フィル
ム圧面とフィルム圧板との間でガイドされてフィルムが
移動するようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにフィルム圧面とフィルム圧板とを円弧状に形成
した場合には、カメラ本体の関係寸法を計測する場合や
撮影レンズのピント調整を行う場合の基準面が不確定と
なってしまう。すなわち、カメラ本体の関係寸法などを
計測する場合には基準となる部位が必要であり、この基
準部位をフィルムが押し付けられるフィルム圧面とする
ことが望ましい。
【0006】ところが、このフィルム圧面が円弧状に形
成されている場合には、基準とするのに適宜な部位は、
該円弧と光軸に平行な直線とが交わる1点のみとなって
しまい、基準部位を定めるのが煩雑となってしまう。ま
た、計測すべき部分によっては、該基準部位を含む光軸
方向の平面を想定し、該平面からの距離を測定しなけれ
ばならない場合があり、測定作業がさらに煩雑となって
しまう。このため、専用の治具を製作して該治具を介し
て基準面を形成するようにしている。
【0007】しかし、専用治具をその都度フィルム圧面
に係合させて基準面を形成する作業が煩雑であり、計測
作業やピント調整作業に時間を要することになってしま
う。
【0008】そこで、この発明は、フィルム圧面を円弧
状に形成したものであっても、基準となる面を有し、寸
法の計測作業やピント調整作業等を簡便に行えるように
したカメラのフィルムガイド部構造を提供することを主
たる目的とし、さらに裏蓋を閉じた場合に前記フィルム
圧板とフィルム圧面との間隙が変化してしまってはフィ
ルムの走行をガイドするのに不都合であるから、これら
の間隙を所定の大きさに維持できるようにしたカメラの
フィルムガイド部構造を提供することも目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係るカメラのフィル
ムガイド部構造は、裏蓋に取り付けられたフィルム圧板
によって、フィルムをアパーチュアの円弧状に形成され
たフィルム圧面に沿って伸張させて、該フィルムの撮影
時における位置とフィルム給送時のフィルムの移動を案
内するカメラのフィルムガイド部構造において、前記フ
ィルム圧板とフィルム圧面とのそれぞれの一部であって
フィルムに対向していない部分に、蓋体を閉じた際に当
接する圧板側受け面と圧面側受け面をそれぞれ形成し、
これら圧板側受け面と圧面側受け面とを撮影レンズの光
軸方向の平面で形成したことを主たる特徴としている。
【0010】上述したように、圧板側受け面と圧面側受
け面とを平面で形成すると、フィルム圧板がフィルム圧
面に対して所定の位置にない場合には、円弧状に形成し
たフィルムをガイドする間隙の距離が変化してしまう。
すなわち、フィルム圧面はカメラ本体に形成され、フィ
ルム圧板は蓋体に取り付けられているため、製作時や組
立時に生じる誤差によってフィルム圧板とフィルム圧面
との位置がずれてしまうおそれがある。さらに、フィル
ム圧板は裏蓋に対し、フィルムの移送方向に僅かに移動
自在に設けられている。図6はフィルム圧板1とフィル
ム圧面2との関係を示した図で、図6(a)に示すよう
に、これらフィルム圧板1とフィルム圧面2とが所定の
位置関係にある場合には、これらによって形成される間
隙Dの距離はフィルム圧板1の全体に亙って一定となっ
ている。しかし、フィルム圧板1がフィルム圧面2に対
してずれてしまう場合には、これらフィルム圧板1とフ
ィルム圧面2とは前記圧面側受け面と圧面側受け面との
平面同士の当接により係合しているから、フィルム圧板
1はフィルム圧面2に対し円弧状となっているフィルム
の給送方向とは異なる方向にずれることになり、図6
(b)に示すように間隙Dの距離は一定とならず変化す
ることになる。このように間隙Dの距離が変化している
とフィルムの走行のガイドが不十分となってしまって、
フィルム給送時に支障が生じてしまうおそれがある。な
お、フィルム圧板1とフィルム圧面2とが平面でなく円
筒面で当接している場合には、フィルム圧板1がずれて
しまっても間隙Dは変化することがない。
【0011】すなわち、上述した間隙Dが一定とならな
くなってしまうことは、この発明の主たる特徴であるフ
ィルム圧板の圧板側受け面とフィルム圧面の圧面側受け
面とのそれぞれを平面に形成した構成によって生じる問
題である。そこで、この問題を解決するための技術的手
段として、この発明の他の特徴は、上記フィルム圧板と
フィルム圧面とを所定の位置関係に保つ位置決め手段を
設けたことも特徴としている。
【0012】上記位置決め手段としては、圧板側受け面
と圧面側受け面とのいずれか一方に係合ピンを植設し、
他方に該係合ピンが挿入される係合孔を形成する構造
や、これら受け面の双方に合致して重畳する傾斜面を形
成する構造その他がある。
【0013】
【作用】カメラ本体を前記蓋体によって閉じると前記圧
板側受け面と圧面側受け面とが当接して、前記フィルム
圧板とフィルム圧面との間に適宜な間隙が形成され、該
間隙内をフィルムが走行することになる。しかも、フィ
ルム圧面は円弧状に形成されているから、アパーチュア
にセットされたフィルムの撮影コマは該円弧に沿って湾
曲して伸張することになる。このため、この湾曲によっ
て撮影レンズの球面収差が補償されて撮影されることに
なる。
【0014】また、カメラ本体の関係寸法の計測や撮影
レンズのピント調整には、上記圧面側受け面を基準面と
して作業を行うことができる。
【0015】さらに、裏蓋を閉じた際には前記位置決め
手段によってフィルム圧面に対するフィルム圧板の位置
が所定の位置に定められ、フィルム圧板がフィルム圧面
に対してずれてしまうことが防止される。したがって、
フィルム圧板とフィルム圧面との間隙が変化せず、該間
隙によってガイドされるフィルムの走行は円滑に保たれ
る。
【0016】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るカメラのフィルムガイド部構造を具体的に説明す
る。
【0017】図1はカメラ本体の下部の概略の横断面図
であり、図2に示すA−A線に沿って切断した図であ
る。図示しない撮影レンズを保持した鏡胴3を挟んで、
カメラ本体4の一方の端部にはパトローネ室5が設けら
れ、他方の端部にはスプール室6が設けられている。パ
トローネ室5にはロールフィルムを収容したパトローネ
が装填され、スプール室6にはスプール7が回動自在に
軸支されている。
【0018】また、図2および図3に示すように、上記
鏡胴3の後端部がアパーチュア8としてあり、このアパ
ーチュア8の後側面の上下部にパトローネ室5からスプ
ール室6にかけてフィルム圧面であるフィルムレール9
が形成されている。そして、このフィルムレール9のレ
ール面が、光軸S上の点を中心とし、光軸Sの方向を径
方向とした円筒面の一部によって円弧状に形成されてお
り、後述するようにフィルムを該フィルムレール9に沿
わせて伸張させるとフィルムが円弧状となるようにして
ある。さらに、図1および図3に示すように、この上下
のフィルムレール9の上下部に圧面側受け面としてのプ
レッシャプレートレール10が形成されている。そして、
このプレッシャプレートレール10のレール面は後方に臨
んで、光軸S方向の平面で形成されている。
【0019】図5は裏蓋11の内側面の概略を示す斜視図
で、該裏蓋11の内側面には図4に示すように板バネ12を
介してフィルム圧板13が取り付けられており、該板バネ
12の復元力によってフィルム圧板13が撮影レンズの方向
に押出されるようにしてある。そして、該裏蓋6が閉じ
られた状態で、図5上想像線で示すように、前記パトロ
ーネ室5に装填されたフィルム14はフィルム圧板13の前
方を通過し、フィルム14が停止したときには、撮影コマ
14a が該フィルム圧板13によって前記フィルムレール9
に沿って伸張し、アパーチュア8により撮影コマ14a の
範囲が定められる。また、板バネ12を介して取り付けら
れることにより、フィルム圧板13は裏蓋11の内側面に対
して、フィルム14の走行方向に僅かに移動自在とされて
いる。
【0020】このフィルム圧板13の一部であって、前記
プレッシャプレートレール10に対向した部分は該プレッ
シャプレートレール10と重なり合う平面に形成されて、
圧板側受け面13a としてある。フィルム圧板13の該圧板
側受け面13a で挟まれた部分は、前記フィルムレール10
と同心円の円弧に沿って湾曲面13b に形成されており、
フィルム14は該湾曲面13b に臨んで走行する。そして、
裏蓋6が閉じられた状態では、上記圧板側受け面13a が
上記プレッシャプレートレール10に当接するとともに、
フィルムレール9とフィルム圧板13の湾曲面13b とが、
フィルム14の走行に支障とならずかつ該フィルム14を適
宜に伸張させるのに十分な間隙が形成されるようにして
ある。なお、裏蓋11の一端部は図示しないヒンジを介し
てカメラ本体4に取り付けられ、他端部にはラッチ爪11
a が設けられ、裏蓋11によってカメラ本体4の後部を閉
じた場合には、該ラッチ爪11a がカメラ本体4に設けら
れた図示しないラッチ受け部と係合して、蓋体11によっ
てカメラ本体4の内部が遮光されるようにしてある。
【0021】そして、前記圧板側受け面13a の適宜位置
には位置決め手段を構成する係合ピン15が植設されてい
る。他方、裏蓋11を閉じたときに、該係合ピン15が臨ん
だ位置には、該係合ピン15が挿入される係合孔16が位置
決め手段として形成される。図4はカメラ本体4の後部
を示す背面図で、カメラ本体4の後部に裏蓋11に取り付
けられたフィルム圧板13が臨んだ状態を示しており、上
記係合孔16はプレッシャプレートレール10に形成されて
いる。また、下側のプレッシャプレートレール10に形成
された係合孔16は適宜な長孔に形成されている。
【0022】以上により構成したこの発明に係るカメラ
のフィルムガイド部構造の実施例について、その作用を
説明する。
【0023】ロールフィルムは予めパトローネに収容さ
れており、裏蓋11を開放した状態で該パトローネをパト
ローネ室5に装填する。パトローネのフィルム排出口か
ら適宜にフィルムの先端部を引出してフィルムレール9
の後方を通過させて該先端部をスプール7に適宜に巻き
付ける。スプール7に適宜に巻き付けた状態で裏蓋11を
閉じればフィルム14がカメラに装填された状態となる。
なお、自動巻上げ式のカメラでは、パトローネをパトロ
ーネ室5に装填して裏蓋11を閉じれば、フィルム14の先
端部がスプール7に自動的に巻取られる。また、裏蓋11
を閉じた際には、フィルム圧板13に植設された係合ピン
15がカメラ本体4の係合孔16に挿入されて、フィルム圧
板7が所定の位置に位置付く。
【0024】そして、裏蓋11が閉じられると該裏蓋11の
内側面に取り付けられたフィルム圧板13の圧板側受け面
13a がプレッシャプレートレール10に当接して、フィル
ム14をフィルム圧板13の湾曲面13b とアパーチュア8と
の間に位置させ、該フィルム14がアパーチュア8の後側
面に形成されたフィルムレール9に沿って伸張した状態
となり、フィルム14がアパーチュア8において撓んでし
まうことが防止される。また、圧板側受け面13a とプレ
ッシャプレートレール10とが当接した状態では、フィル
ム圧板13とフィルムレール9との間には僅かな間隙が形
成されて、フィルム14の走行に支障がないようにしてあ
る。
【0025】しかも、上記係合ピン15が係合孔16に挿入
された状態にあるから、フィルム圧板13が裏蓋11に対し
てフィルム14の移送方向に移動自在であっても、フィル
ムレール9に対してフィルム圧板13がずれてしまうこと
が防止され、フィルムレール9のレール面とフィルム圧
板13の湾曲面13b との間の間隙が所定の距離に保たれ
る。
【0026】フィルム14がフィルムレール9に沿って伸
張した状態では、該フィルムレール9およびフィルム圧
板13が円弧状に形成されているから、フィルム14も円弧
状に湾曲してアパーチュア8にセットされる。このた
め、撮影時にはこのフィルム14の湾曲によって撮影レン
ズの球面収差が補償されて露光され、撮影画像の歪み等
を防止できる。
【0027】そして、カメラを製造・組立する工程で、
カメラ本体4の所定の寸法の計測や、撮影レンズのピン
ト調整は、プレッシャプレートレール10を基準面として
行なえばよい。すなわち、該プレッシャプレートレール
10は光軸S方向の平面で形成されているから、これを基
準として計測や調整を行えば、治具等を要することなく
容易に作業を行なうことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るカ
メラのフィルムガイド部構造によれば、カメラ本体の圧
面側受け面と裏蓋の圧板側受け面とを平面で形成したか
ら、カメラ本体の関係寸法の測定や撮影レンズのピント
調整の基準面を、圧面側受け面に設定することができ
る。したがって、測定や調整のために治具などを用いる
必要がないから、作業を簡便に行なうことができる。
【0029】しかも、フィルムを円弧状に湾曲させて撮
影を行なえるから、撮影レンズの球面収差を補償でき、
撮影画像を歪みのない鮮明なものにすることができる。
【0030】さらに、位置決め手段によって裏蓋を閉じ
た際には、フィルム圧板がフィルム圧面に対して所定の
位置に位置付けられるから、カメラ本体に対する裏蓋の
取付寸法やフィルム圧板の寸法等に誤差が生じていて
も、フィルム圧板とフィルム圧面とが所定の位置関係と
なり、フィルムが走行するための間隙を一定の距離に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】このフィルムガイド部構造を備えたカメラの概
略構造を示すカメラ本体とフィルム圧板との関係を示す
図で、図2におけるA−A線に沿って切断した概略断面
図である。
【図2】このフィルムガイド部構造を備えたカメラの概
略構造を示すカメラ本体と裏蓋との関係を示す中央部縦
断面図である。
【図3】このフィルムガイド部構造を備えたカメラの概
略構造を示すカメラ本体とフィルム圧板との関係を示す
図で、図2におけるB−B線に沿って切断した概略断面
図で、位置決め手段の構造を併記してある。
【図4】このフィルムガイド部構造を備えたカメラ本体
の背面図で、裏蓋に取り付けられたフィルム圧板を併記
してある。
【図5】このフィルムガイド部構造を備えたカメラの裏
蓋の内側面を示す概略斜視図である。
【図6】円弧状に形成されたフィルム圧面とフィルム圧
板との関係を説明する概略の構成図である。
【符号の説明】
3 鏡胴 4 カメラ本体 5 パトローネ室 6 スプール室 8 アパーチュア 9 フィルムレール(フィルム圧面) 10 プレッシャプレートレール(圧面側受け面) 11 裏蓋 13 フィルム圧板 13a 圧板側受け面 13b 湾曲面 14 フィルム 15 係合ピン(位置決め手段) 16 係合孔(位置決め手段)
フロントページの続き (72)発明者 東海林 正夫 埼玉県大宮市植竹町一丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏蓋に取り付けられたフィルム圧板によ
    って、フィルムをアパーチュアの円弧状に形成されたフ
    ィルム圧面に沿って伸張させて、該フィルムの撮影時に
    おける位置とフィルム給送時のフィルムの移動を案内す
    るカメラのフィルムガイド部構造において、 前記フィルム圧板とフィルム圧面とのそれぞれの一部で
    あってフィルムに対向していない部分に、蓋体を閉じた
    際に当接する圧板側受け面と圧面側受け面をそれぞれ形
    成し、これら圧板側受け面と圧面側受け面とを撮影レン
    ズの光軸方向の平面で形成したことを特徴とするカメラ
    のフィルムガイド部構造。
  2. 【請求項2】 裏蓋に取り付けられたフィルム圧板によ
    って、フィルムをアパーチュアの円弧状に形成されたフ
    ィルム圧面に沿って伸張させて、該フィルムの撮影時に
    おける位置とフィルム給送時のフィルムの移動を案内す
    るカメラのフィルムガイド部構造において、 前記フィルム圧板とフィルム圧面とのそれぞれの一部で
    あってフィルムに対向していない部分に、蓋体を閉じた
    際に当接する圧板側受け面と圧面側受け面をそれぞれ形
    成し、これら圧板側受け面と圧面側受け面とを撮影レン
    ズの光軸方向の平面で形成するとともに、上記フィルム
    圧板とフィルム圧面とを所定の位置関係に保つ位置決め
    手段を設けたことを特徴とするカメラのフィルムガイド
    部構造。
JP10988993A 1993-04-13 1993-04-13 カメラのフィルムガイド部構造 Pending JPH06301095A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059027A1 (fr) * 1998-05-13 1999-11-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement de donnees, et camera munie d'un dispositif d'imagerie de donnees

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059027A1 (fr) * 1998-05-13 1999-11-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement de donnees, et camera munie d'un dispositif d'imagerie de donnees
US6507710B1 (en) 1998-05-13 2003-01-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Data recording device and camera with data imaging device

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Effective date: 20021120