JPH0630053A - 電流回路インターフェース - Google Patents

電流回路インターフェース

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Publication number
JPH0630053A
JPH0630053A JP20613192A JP20613192A JPH0630053A JP H0630053 A JPH0630053 A JP H0630053A JP 20613192 A JP20613192 A JP 20613192A JP 20613192 A JP20613192 A JP 20613192A JP H0630053 A JPH0630053 A JP H0630053A
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JP
Japan
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transmission
signal
logic
current
data signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20613192A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Sugiura
伸明 杉浦
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子装置架を構成するラック間或いは電子
装置架間を接続するケーブル長や伝送速度の影響を受け
ず、また終端抵抗も不要にして無駄だ電力消費もないよ
うにしたインターフェースを実現すること。 【構成】 送信側では論理「1」と「0」に対応して
異なる値の2種の電流を規定すると共に該論理の閾値と
なる電流を規定し、論理「1」と「0」の信号継続時間
に応じて上記2種の電流を切り替え伝送データ信号とし
て上記閾値となる電流と共に送信する。受信側では閾値
の電流に対する伝送データ信号の電流値の大小で論理
「1」と「0」を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置架を構成する
ラック間、或いは電子装置架間を接続するためのインタ
ーフェースに係るものであって、特に伝送データ信号の
電流の大小で論理「1」と「0」を判別するようにした
電流回路インターフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子装置架を構成するラック間、
或いは電子装置架間を接続するインターフェースは、論
理「0」と「1」を規定する振幅値を基本とした電圧の
伝送で行っており、図4に示すように、伝送時間軸(横
軸)の時間領域T1、T2・・・・に対して論理「0」
と「1」に対応する論理信号電圧V0とV1を割り当て
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなインターフ
ェースにより電子装置架間或いは電子装置架内ラック間
をケーブルで接続するとき、接続距離の延長でケーブル
長が長くなることによって、或いは論理「0」と「1」
の繰り返し周期の短縮化による伝送速度の高速化につれ
て、そのケーブルが有するキャパシタンス、インダクタ
ンス、抵抗によって受信信号電圧振幅値が減少し、図5
に示すように、伝送信号電圧振幅減衰量(送信側の出力
信号電圧振幅値に対して受信側の受信信号電圧振幅値が
小さくなる比率を示す)が大きくなる。
【0004】このため、受信側デバイスの受信信号に対
する感度(信号電圧振幅値に対して正常動作をする領
域)が低下し、電子装置架間或いは電子装置架内ラック
間を接続するインターフェースとして機能しなくなるの
で、長い距離を接続できないという問題がある。
【0005】また、このように電圧振幅で伝送するイン
ターフェースでは、ケーブルを伝送する信号波を、受信
部においてケーブルと配線板の配線系の特性インピーダ
ンスを考慮して受信側で整合させて受信する必要があ
る。つまり、信号波形を受信する際に反射による波形乱
れを抑えることが従来の電圧伝送では必須であった。
【0006】この場合、整合を行うために、終端部に終
端抵抗を設置することが必要となるが、この終端部には
論理電圧の振幅に応じて電流が流れ、この電流によって
終端抵抗で電力消費が発生し、この値は20〜80mW
位にも達する。
【0007】本発明の目的は、信号として電流を使用し
て、電子装置架を構成するラック間或いは電子装置架間
を接続するケーブル長や伝送速度の影響を受けず、また
終端抵抗も不要にして無駄だ電力消費もないようにした
インターフェースを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、電
子装置架を構成するラック間、或いは電子装置架間を接
続するインターフェースにおいて、送信側で、論理
「1」と「0」に対応して異なる値の2種の電流を規定
すると共に該論理の閾値となる電流を規定し、伝送にあ
たり該論理「1」と「0」の信号継続時間に応じて上記
2種の電流を切り替え伝送データ信号として、上記閾値
となる電流と共に送信し、受信側で、上記閾値の電流に
対する上記伝送データ信号の電流値の大小で上記論理
「1」と「0」を判別するように構成した。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその一実施例のインターフェースの送信側の回路を
示す図である。1は論理「1」用電流回路であって、電
圧Vの電圧源に抵抗R1が直列接続されている。2は論
理「0」用電流回路であって、電圧Vの電圧源に抵抗R
0が直列接続されている。抵抗R1、R0はこれら回路
1、2に切替接続されるケーブル3の線路抵抗値に比べ
て充分大きな値に設定され、ケーブル長に依存せずに電
流値を一定にできるようになっている。4は閾値用電流
回路であって、電圧Vの電圧源と抵抗R3が直列接続さ
れており、この抵抗R3もここに接続されるケーブル5
の線路抵抗に比べて充分大きな値に設定されている。
【0010】上記した論理「1」用電流回路1で規定す
る電流値、論理「0」用電流回路2で規定する電流値
は、閾値用電流回路4で規定する電流値により、その大
小が規定される。すなわち、各回路1、2、4の電圧源
は同一電圧振幅Vに、抵抗はR1<R3<R0の関係に
その値が設定されている。
【0011】この閾値用電流回路4で発生する閾値電流
は、電子装置間或いはラック間に対して伝送データ信号
6と共に閾値データ信号7として並列関係で伝送され
る。この閾値データ信号7は、伝送データ信号6が複数
ある場合でも、最低1つあれば良い。
【0012】8は電流切替スイッチであって、スイッチ
制御部9から出力する切替信号に基づき、論理「1」用
電流回路1と論理「0」用電流回路2の一方を選択する
よう切り替えられる。この電流切替スイッチ8の切り替
えによって、伝送データ信号6が発生することになる。
【0013】この電流切替スイッチ8の切替速度は伝送
信号の伝送速度に対応するが、その切り替えによって流
れる電流は予め決まった一定の値の電流であるために、
伝送速度によって電流値が変化することはない。
【0014】上記したスイッチ制御部9は同期回路10
からの信号に基づき制御され、この同期回路10は受信
するデータ信号11とクロック信号12を基にして、ク
ロック信号12に同期してデータ信号11に対応する制
御用信号を作成し、スイッチ制御部9に送る。よって、
電流切替スイッチ8は、データ信号11に対応して、論
理「1」用電流回路1と論理「0」用電流回路2の出力
電流を切替制御することになる。
【0015】図2は受信側の構成を示す図である。伝送
データ信号6は閾値データ信号7と共に受信され、電流
判別回路13において閾値データ信号7の電流値と大小
が比較されて、大きければ論理「1」、小さければ論理
「0」に判定される。14は同期回路部であって、クロ
ック信号15を基にして受信データ信号の同期をとる。
閾値データ信号7が伝送データ信号6に対応して存在す
るため、論理の規定は正確に行われる。
【0016】本実施例では、送信側の抵抗は大きいが、
電流値は閾値電流に対応して任意に設定できるため、信
号電流自体を小さな値に抑えることができ、また受信側
も反射等を考慮する必要がないため、電圧伝送のように
終端抵抗を設置する必要がなく、電力消費も従来の電圧
伝送に比較し、1桁〜2桁程度低減できる。
【0017】図3は伝送時間軸を横軸とし、本実施例の
インターフェースの論理信号電流を縦軸とした説明図で
あって、時間軸に沿って論理「1」、「0」に対応した
電流I1、I0が流れることになる。Ithは閾値データ
信号電流である。
【0018】本実施例では、送信側の論理「1」用電流
回路1、論理「0」用電流回路2、閾値用電流回路4、
電流切替スイッチ8、スイッチ制御部9、同期回路10
等はその機能をLSI化等で機能集約できるため、小型
化が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上から本発明によれば、電流の値を論
理「0」、「1」に対応して規定したので、接続するケ
ーブル長や伝送信号速度に依存せずに伝送を行うことが
でき、従来の電圧伝送のインターフェースに比較して長
距離伝送が可能となる。また、終端抵抗も不要となり無
駄な電力消費もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の送信側のインターフェー
スの回路図である。
【図2】 同実施例の受信側のインターフェースの回路
図である。
【図3】 同実施例のインターフェース特性を示す図で
ある。
【図4】 従来の電圧伝送のインターフェース特性を示
す図である。
【図5】 従来の電圧伝送のインターフェースの伝送信
号電圧振幅減衰量の特性を示す図である。
【符号の説明】
1:論理「1」用電流回路、2:論理「0」用電流回
路、3:ケーブル、4:閾値用電流回路、5:ケーブ
ル、6:伝送データ信号、7:閾値データ信号、8:電
流切替スイッチ、9:スイッチ制御部、10:同期回路
部、11:データ信号、12:クロック信号、13:電
流判別回路、14:同期回路、15:クロック信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置架を構成するラック間、或いは
    電子装置架間を接続するインターフェースにおいて、 送信側で、論理「1」と「0」に対応して異なる値の2
    種の電流を規定すると共に該論理の閾値となる電流を規
    定し、伝送にあたり該論理「1」と「0」の信号継続時
    間に応じて上記2種の電流を切り替え伝送データ信号と
    して、上記閾値となる電流と共に送信し、 受信側で、上記閾値の電流に対する上記伝送データ信号
    の電流値の大小で上記論理「1」と「0」を判別するこ
    とを特徴とする電流回路インターフェース。
JP20613192A 1992-07-10 1992-07-10 電流回路インターフェース Withdrawn JPH0630053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20613192A JPH0630053A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電流回路インターフェース

Applications Claiming Priority (1)

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JP20613192A JPH0630053A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電流回路インターフェース

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Publication Number Publication Date
JPH0630053A true JPH0630053A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16518302

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20613192A Withdrawn JPH0630053A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電流回路インターフェース

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018176A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hitachi Electronics Service Co Ltd リモート監視システムおよび方法
WO2018173129A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 株式会社エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム

Cited By (3)

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JP2003018176A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hitachi Electronics Service Co Ltd リモート監視システムおよび方法
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JPWO2018173129A1 (ja) * 2017-03-22 2020-01-16 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム

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