JPH06300254A - 強制排気式燃焼器具 - Google Patents

強制排気式燃焼器具

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JPH06300254A
JPH06300254A JP9020593A JP9020593A JPH06300254A JP H06300254 A JPH06300254 A JP H06300254A JP 9020593 A JP9020593 A JP 9020593A JP 9020593 A JP9020593 A JP 9020593A JP H06300254 A JPH06300254 A JP H06300254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
conductive layer
exhaust pipe
exhaust top
laminated sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9020593A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Yasui
繁明 安井
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】器具本体(1) から突出させた排気管(12)の先端
部に排気トップ(22)を嵌合接続し、該接続部を介して流
れる電流の有無を検知してこれら両者の外れを判断する
ようにした強制排気式燃焼器具に於いて、上記排気トッ
プ(22)の外れを検知する為の長いリード線が器具本体
(1) の背面側に露出しないようにする。 【構成】絶縁層と導電層から成る積層シート(S) を前記
導電層が表になる態様で排気管(12)に添設し、排気トッ
プ(22)と排気管(12)を嵌合接続したときは、該排気管(1
2)の壁面とこれに添設した積層シート表面の導電層が上
記排気トップ(22)を介して電気的接続状態になるように
し、積層シート(S) の導電層→排気トップ(22)→排気管
(12)の壁面と繋がる回路に流れる電流を検知することに
よって排気トップ(22)の外れを判断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強制排気式燃焼器具に関
するもので、例えば、ガス燃焼式の暖房器に利用でき
る。
【0002】
【従来技術及び課題】室内の空気汚染を防止して安全な
燃焼が確保できるようにした強制排気式の燃焼器具とし
て、例えば実開平3-14558 号公報に記載されたものがあ
る。図5に示すように、器具本体(1) の背面には排気管
(12)と給気管(11)が突出しており、これら給気管(11)と
排気管(12)は壁面(W) を屋外に貫通する態様で設けられ
た給排気トップ(2) に接続されている。
【0003】上記給排気トップ(2) は給気トップ(21)と
排気トップ(22)を同軸状に配設した二重筒構造を有し、
排気トップ(22)の一端は器具本体(1) から突出させた排
気管(12)に嵌合接続されている。又、給気トップ(21)の
器具側端部は屈曲形成されて排気トップ(22)の側壁を外
部に貫通しており、該貫通突出部(210) には器具本体
(1) の給気管(11)が接続されている。
【0004】このものでは、排気管(12)と排気トップ(2
2)の外れが検知できるようになっており、この為、器具
本体(1) 内の制御装置(5) から引出したリード線(25)(2
6)を排気トップ(22)と排気管(12)に各別に接続してこれ
ら両者間に電流が流れるか否かを監視している。即ち、
排気トップ(22)と排気管(12)が接続状態にあるときは該
接続部を介してリード線(25)(26)が導通状態になってこ
れら両者間に電流が流れ、逆に排気トップ(22)と排気管
(12)が外れている場合は上記リード線(25)(26)の間が断
線状態になって電流が流れないから、これらの状態を制
御回路(5) で判断してこれを適宜報知するのである。
【0005】従って、上記従来のものでは排気トップ(2
2)と排気管(12)の接続部が外れて排気ガスが室内に漏出
した場合、これを早期に発見することができ、器具を安
全に使用できる利点がある。しかしながら、上記従来の
ものではリード線(25)が器具本体(1) から器具本体(1)
とは別体の排気トップ(22)まで露出状態で延びているか
ら、該長いリード線が邪魔になって掃除等が行い難いと
いう問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、『器具本体(1) から突出させた排気管(12)の先端部
に排気トップ(22)を嵌合接続し、該接続部を介して流れ
る電流の有無を検知してこれら両者の外れを判断するよ
うにした強制排気式燃焼器具』に於いて、掃除等の障害
となる長いリード線が器具本体(1) の裏側に露出しない
ようにすることをその課題とする。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は『絶縁層と導電層から成る積層シート(S) を前記
導電層が表になる態様で排気管(12)に添設し、排気トッ
プ(22)と排気管(12)を嵌合接続したときは、該排気管(1
2)の壁面とこれに添設した積層シート表面の導電層が上
記排気トップ(22)を介して電気的接続状態になるように
した』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。排気管
(12)と排気トップ(22)が嵌合接続状態になっている場
合、該嵌合接続部に於ける排気管(12)の壁面とこれに添
設された積層シート表面の導電層は上記排気トップ(22)
を介して電気的に接続した状態になる。
【0009】従って、積層シート(S) の導電層→排気ト
ップ(22)→排気管(12)の壁面と繋がる回路が導通した状
態になって排気管(12)の壁面と積層シート(S) の導電層
の間に電流が流れることとなり、これにより、排気トッ
プ(22)と排気管(12)が接続状態にあることが判断でき
る。他方、排気管(12)と排気トップ(22)の接続が外れる
と、排気管(12)の壁面に添設した積層シート表面の導電
層等が排気トップ(22)に接触しなくなり、上記した積層
シート(S) の導電層→排気トップ(22)→排気管(12)の壁
面と繋がる回路が遮断された状態になる。すると、排気
管(12)と積層シートの導電層の間に電流が流れなくな
り、これにより、排気管(12)と排気トップ(22)の外れが
検出できる。
【0010】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。排気管(12)
の壁面に添設した積層シート(S) を利用して排気トップ
(22)の外れを検知するようにしたから、既述従来のもの
のように掃除等の障害になる排気トップ(22)に延びる長
いリード線が器具本体(1) の裏側に露出することがな
い。
【0011】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を説明する。
図1に示すように、温風暖房器の器具本体(1) の後壁に
は排気管(12)が突出していると共に、該排気管(12)の先
端部には、既述従来のものと同様に給気トップ(21)と排
気トップ(22)から構成された給排気トップ(2) が外嵌接
続されている。
【0012】排気管(12)はステンレス製の金属管で形成
されており、その先端部以外の外周面は絶縁層(120) で
被覆されている。又上記絶縁層(120) の表面には、図2
に示すように導電層(121) がプリントされており、これ
ら絶縁層(120) と導電層(121) により既述技術的手段の
項に記載の積層シート(S) が構成されている。又、上記
導電層(121) の先端部にはこれを排気管(12)の円周方向
に延ばしてT字状の電気接続部(122) が形成してある。
このように排気管(12)の円周方向に延びる電気接続部(1
22) を形成するのは、後述するように給排気トップ(2)
を接続した場合に該給排気トップ(2) と上記排気管(12)
の確実な接触を確保する為である。
【0013】次に、給排気トップ(2) は上記排気管(12)
と同様にステンレス製の金属管で形成されており、該給
排気トップ(2) を構成する排気トップ(22)の基端部外面
にはバネ板で形成された弾性腕(3) の一端がリベット(3
0)(30)で固定されている。そして、該弾性腕(3) の自由
端部は排気管(12)に添設した積層シート(S) の端部外面
(導電層側)に弾性的に押圧されるように成っている。
又、給排気トップ(2)を構成する給気トップ(21)の下流
端部には、器具本体(1) の背面から突出させた給気管(1
1)が接続されている。
【0014】次に、上記給排気トップ(2) の外れを検知
する検知回路について説明する。直列接続された第1抵
抗(61)とコンデンサ(62)の中間部には積層シート(S) の
導電層(121) の基端部が電気接続されており、該接続部
の出力は比較器(65)の+入力端子に印加されている。
又、第2抵抗(63)と第3抵抗(64)で設定される基準電圧
は上記比較器(65)の−入力端子に印加されており、該比
較器(65)の出力によって報知装置(66)が駆動されるよう
に成っている。又、排気管(12)の内壁面は接地回路(67)
を介して器具本体(1) の構成壁にアースされている。
【0015】次に、排気管(12)と給排気トップ(2) の外
れを検知する動作について説明する。給排気トップ(2)
の排気トップ(22)が排気管(12)に適正に接続されている
場合、比較器(65)の+入力端子(650) は排気管(12)の外
面に添設された積層シート(S) の導電層(121) →弾性腕
(3) →給排気トップ(2) の排気トップ(22)→排気管(12)
の構成壁→接地回路(67)と繋がってアース電位になって
いる。従って、この場合は比較器(65)からL信号が出て
報知装置(66)は作動しない。
【0016】他方、給排気トップ(2) が外れると、その
排気トップ(22)の外壁に設けられた弾性腕(3) が排気管
(12)側の導電層(121) から離れることとなり、これによ
り、導電層(121) →弾性腕(3) →給排気トップ(2) の排
気トップ(22)→排気管(12)の構成壁→接地回路(67)と繋
がっていた上記回路が断線状態になる。即ち、比較器(6
5)の+入力端子(650) がアース状態にならないのであ
る。すると、コンデンサ(62)と第1抵抗(61)の中間部の
電位が上昇し、上記比較器(65)の+入力端子(650) の電
位も高くなって該比較器(65)から「H」信号が出力さ
れ、これにより、報知装置(66)が作動してこれが上記給
排気トップ(2) の外れを報知する。
【0017】このように、排気トップ(22)が積層シート
(S) の導電層(121) と排気トップ(22)の壁面との電気的
接続体と成るので、器具本体(1) とは別体の排気トップ
(22)へリード線を延ばすことなく排気管(12)と排気トッ
プ(22)との外れを検出できる。尚、上記実施例では排気
管(12)の外面に積層シート(S) を添設したが、図1の想
像線で示すように、該積層シート(S) を排気管(12)の内
面に形成してもよい。この場合、給排気トップ(2) の排
気トップ(22)に具備させる弾性腕(3) も該給排気トップ
(2) の内面側に配設する。
【0018】次に、図3,図4に示す第2実施例につい
て説明する。排気管(12)の外面には絶縁層(120) 及びそ
の表面の導電層(121) から成る帯状の積層シート(S) が
添設されていると共に、該積層シート(S) は排気管(12)
の先端部まで延びている。図4に示すように給排気トッ
プ(2) の排気トップ(22)と排気管(12)を接続すると、積
層シート(S) における導電層(121) の先端外面が排気ト
ップ(22)の内面に接触すると共に、更に、該排気トップ
(22)の内面は排気管(12)との嵌合部において該排気管(1
2)の壁面と接触する。従って、給排気トップ(2) が接続
された状態に於いては、積層シート(S) の導電層(121)
→給排気トップ(2) の排気トップ(22)→排気管(12)の構
成壁と繋がる回路が導通し、既述第1実施例と同様にし
て給排気トップ(2) の接続状態が検知できる。他方、給
排気トップ(2) が外れると積層シート(S) の導電層(12
1) →給排気トップ(2) の排気トップ(22)→排気管(12)
と繋がっていた回路が断線状態となるから、かかる場合
も、既述第1実施例と同様にして給排気トップ(2) の外
れが検出できる。
【0019】尚、上記実施例では排気トップ(22)内に給
気トップ(21)を同軸状に内挿して二重筒に形成した給排
気トップ(2) を例示したが、該給排気トップ(2) を二重
筒状に構成する必要ない。即ち、排気トップ(22)と給気
トップ(21)を独立して設けると共に、これらに器具本体
から突出する排気管(12)と給気管(11)を各別に接続して
もよいのである。
【0020】又、上記実施例では強制排気式燃焼器とし
てガス燃焼式の暖房器を例示したが、給湯機や風呂釜、
あるいは衣類乾燥機等の燃焼器にも本発明は適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部の部分断面図
【図2】第1実施例における排気管(12)の斜視図
【図3】第2実施例の要部の斜視図
【図4】第2実施例の要部の拡大断面図
【図5】従来例の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・器具本体 (12)・・・排気管 (22)・・・排気トップ (S) ・・・積層シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体(1) から突出させた排気管(12)
    の先端部に排気トップ(22)を嵌合接続し、該接続部を介
    して流れる電流の有無を検知してこれら両者の外れを判
    断するようにした強制排気式燃焼器具に於いて、絶縁層
    と導電層から成る積層シート(S) を前記導電層が表にな
    る態様で排気管(12)に添設し、排気トップ(22)と排気管
    (12)を嵌合接続したときは、該排気管(12)の壁面とこれ
    に添設した積層シート表面の導電層が上記排気トップ(2
    2)を介して電気的接続状態になるようにした強制排気式
    燃焼器具。
JP9020593A 1993-04-16 1993-04-16 強制排気式燃焼器具 Pending JPH06300254A (ja)

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