JPH06300055A - アーマチュア・アセンブリ - Google Patents
アーマチュア・アセンブリInfo
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- JPH06300055A JPH06300055A JP6054761A JP5476194A JPH06300055A JP H06300055 A JPH06300055 A JP H06300055A JP 6054761 A JP6054761 A JP 6054761A JP 5476194 A JP5476194 A JP 5476194A JP H06300055 A JPH06300055 A JP H06300055A
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- JP
- Japan
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- armature
- backing ring
- annular body
- assembly
- armature disc
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/14—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/008—Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アーマチュアの初期の係合中にも、また定常
状態の作動中にも生ずる騒音のレベルを有意義に減少さ
せるアーマチュア・アセンブリを提供することにある。 【構成】 音響減衰材料から成る環状体６０を、アーマ
チュア円板５１と裏当て環６２のと間に挟む。前記環状
体と前記裏当て環とは互いに協働して、アーマチュア円
板を電磁クラッチ１０のロータ２２に係合させたとき
に、又クラッチの定常状態の作動中に騒音を減らす拘束
層減衰システムを形成する。
状態の作動中にも生ずる騒音のレベルを有意義に減少さ
せるアーマチュア・アセンブリを提供することにある。 【構成】 音響減衰材料から成る環状体６０を、アーマ
チュア円板５１と裏当て環６２のと間に挟む。前記環状
体と前記裏当て環とは互いに協働して、アーマチュア円
板を電磁クラッチ１０のロータ２２に係合させたとき
に、又クラッチの定常状態の作動中に騒音を減らす拘束
層減衰システムを形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電磁クラッチ又
は電磁ブレーキのように選択的に係合しかつ離脱するこ
とのできる継手用のアーマチュア・アセンブリ（ａｒｍ
ａｔｕｒｅａｓｓｅｍｂｌｙ）に関する。
は電磁ブレーキのように選択的に係合しかつ離脱するこ
とのできる継手用のアーマチュア・アセンブリ（ａｒｍ
ａｔｕｒｅａｓｓｅｍｂｌｙ）に関する。
【０００２】
【発明の背景】ニュートン（Ｎｅｗｔｏｎ）を発明者と
する米国特許第４，４９３，４０７号明細書には、みぞ
穴付きアーマチュア円板を取付板により従動ハブに連結
し電磁石の通電時に駆動ロータに係合する状態に引付け
るようにした電磁クラッチについて記載してある。この
アーマチュア円板は１連の板ばねにより取付板に連結し
てある。これ等の板ばねは、アーマチュア円板及び取付
板を一緒に回転するように結合すると共に、このアーマ
チュア円板を電磁石の通電時及び通電停止時に相互に近
づき又遠ざかる向きに動かすことができる。
する米国特許第４，４９３，４０７号明細書には、みぞ
穴付きアーマチュア円板を取付板により従動ハブに連結
し電磁石の通電時に駆動ロータに係合する状態に引付け
るようにした電磁クラッチについて記載してある。この
アーマチュア円板は１連の板ばねにより取付板に連結し
てある。これ等の板ばねは、アーマチュア円板及び取付
板を一緒に回転するように結合すると共に、このアーマ
チュア円板を電磁石の通電時及び通電停止時に相互に近
づき又遠ざかる向きに動かすことができる。
【０００３】別の形式のアーマチュア・アセンブリは、
ブース（Ｂｏｏｔｈ）を発明者とする米国特許第５，１
５０，７７９号明細書に記載してある。このアーマチュ
ア・アセンブリでは弾性的にたわみ可能なプラスチック
製ウエブが磁気抵抗の低いアーマチュア円板を従動ハブ
に回転するように連結する作用をする。このウエブは、
アーマチュア円板をクラッチの係合時及び離脱時にロー
タに対し近づき又遠ざかる向きに動かすように軸線方向
にたわむ。
ブース（Ｂｏｏｔｈ）を発明者とする米国特許第５，１
５０，７７９号明細書に記載してある。このアーマチュ
ア・アセンブリでは弾性的にたわみ可能なプラスチック
製ウエブが磁気抵抗の低いアーマチュア円板を従動ハブ
に回転するように連結する作用をする。このウエブは、
アーマチュア円板をクラッチの係合時及び離脱時にロー
タに対し近づき又遠ざかる向きに動かすように軸線方向
にたわむ。
【０００４】アーマチュア円板をロータに係合する状態
に初めに動かすと衝撃音が生ずる。又クラッチの定常状
態の作動中に起る振動によつても音が生ずる。
に初めに動かすと衝撃音が生ずる。又クラッチの定常状
態の作動中に起る振動によつても音が生ずる。
【０００５】
【発明の概要】本発明の目的は、アーマチュアの初期の
係合中にも定常状態の作動中にも生ずる騒音のレベルを
有意義に（ｓｉｇｎｉｆｉｃａｎｔｌｙ）に減少させる
新規な改良されたアーマチュア・アセンブリを提供する
ことにある。
係合中にも定常状態の作動中にも生ずる騒音のレベルを
有意義に（ｓｉｇｎｉｆｉｃａｎｔｌｙ）に減少させる
新規な改良されたアーマチュア・アセンブリを提供する
ことにある。
【０００６】本発明のなお詳細な目的は、拘束層減衰法
を使い音響減衰材料の能力を増し騒音を有効に減らす装
置を提供することにより前記目的を達成することにあ
る。
を使い音響減衰材料の能力を増し騒音を有効に減らす装
置を提供することにより前記目的を達成することにあ
る。
【０００７】なお一層詳細に述べると、本発明は、音響
減衰材料から成る環状体を、アーマチュア円板と裏当て
環との間に挟んで圧縮したアーマチュア・アセンブリを
提供することにある。前記裏当て環は拘束層として作用
し、減衰材料にせん断ひずみを生じさせ減衰材料のせん
断変形の結果として騒音を散逸させる。
減衰材料から成る環状体を、アーマチュア円板と裏当て
環との間に挟んで圧縮したアーマチュア・アセンブリを
提供することにある。前記裏当て環は拘束層として作用
し、減衰材料にせん断ひずみを生じさせ減衰材料のせん
断変形の結果として騒音を散逸させる。
【０００８】本発明のなお別の目的は、アーマチュア・
アセンブリの種々の部品を相互にリベット止めし音響減
衰材料を圧縮状態にし、これと同時にリベットと音響減
衰材料との間に構造的に強い接合部を形成することにあ
る。
アセンブリの種々の部品を相互にリベット止めし音響減
衰材料を圧縮状態にし、これと同時にリベットと音響減
衰材料との間に構造的に強い接合部を形成することにあ
る。
【０００９】本発明のこれ等の又その他の目的及び利点
を添付図面について以下に詳細に説明する。
を添付図面について以下に詳細に説明する。
【００１０】
【実施例】例示のために本発明をブレーキでもよいがこ
の場合電磁クラッチ１０の形とした電磁継手について述
べる。電磁クラッチ１０は、この電磁クラッチを取付け
る管状鼻部１３を持ち、又鼻部１３を貫いて延びる駆動
軸１４を持つ自動車空調用圧縮機１１と協働して使うも
のとして示してある。
の場合電磁クラッチ１０の形とした電磁継手について述
べる。電磁クラッチ１０は、この電磁クラッチを取付け
る管状鼻部１３を持ち、又鼻部１３を貫いて延びる駆動
軸１４を持つ自動車空調用圧縮機１１と協働して使うも
のとして示してある。
【００１１】電磁クラッチ１０は、実質的にＪ字形の半
径方向断面を持ち、内側の極環１６及び外側の極環１７
を設けた環状の磁石鉄心１５により一部を形成した電磁
石を備えている。架橋部分（ｂｒｉｄｇｅ）１９は２個
の極環１６，１７に一体に形成され、その後端部間に半
径方向に延びている。架橋部分１９は圧縮機１１の端部
に固定してある。多重巻きの巻線２０は、内側の極環１
６の外側に締付けたＵ字形みぞ２１内に固定してある。
磁石鉄心１５についてなお詳しく述べるためにニュート
ン等による米国特許第４，１６０，４９８号明細書を引
用することにする。
径方向断面を持ち、内側の極環１６及び外側の極環１７
を設けた環状の磁石鉄心１５により一部を形成した電磁
石を備えている。架橋部分（ｂｒｉｄｇｅ）１９は２個
の極環１６，１７に一体に形成され、その後端部間に半
径方向に延びている。架橋部分１９は圧縮機１１の端部
に固定してある。多重巻きの巻線２０は、内側の極環１
６の外側に締付けたＵ字形みぞ２１内に固定してある。
磁石鉄心１５についてなお詳しく述べるためにニュート
ン等による米国特許第４，１６０，４９８号明細書を引
用することにする。
【００１２】環状のロータ２２は、軸受２３により圧縮
機１１の鼻部１３に回転可能に支えられ、エンドレスベ
ルト２４により車両のエンジンから駆動するようにして
ある。ロータ２２は、半径方向断面がほぼＵ字形であ
り、低い磁気抵抗を持つ鋼で作った互いに同心の環状の
内側及び外側の磁極片２５，２６を備えている。内側の
磁極片２５は軸受の外レースに固定してある。軸線方向
に互いに間隔を隔てた複数条のみぞは、外側の磁極片２
６の外側のまわりに円周方向に延び駆動ベルトの内側の
補形的リブにはまりあう。従って外側の磁極片はベルト
用のプーリを形成する。
機１１の鼻部１３に回転可能に支えられ、エンドレスベ
ルト２４により車両のエンジンから駆動するようにして
ある。ロータ２２は、半径方向断面がほぼＵ字形であ
り、低い磁気抵抗を持つ鋼で作った互いに同心の環状の
内側及び外側の磁極片２５，２６を備えている。内側の
磁極片２５は軸受の外レースに固定してある。軸線方向
に互いに間隔を隔てた複数条のみぞは、外側の磁極片２
６の外側のまわりに円周方向に延び駆動ベルトの内側の
補形的リブにはまりあう。従って外側の磁極片はベルト
用のプーリを形成する。
【００１３】ロータ２２の内側の磁極片２５は磁石鉄心
１５の内側の極環１６から内方に間隔を置くが、ロータ
２２の外側の磁極片２６は、巻線２０と鉄心の外側の極
環１７との間に位置し、これ等から間隔を置いている。
巻線２０を電圧源により励起すると、磁束が生じ鉄心及
びローラを通り極環と磁極片との間の種々のすきまを横
切る。鉄心及びロータの間の制御された磁束転移の性質
は前記したニュートン等の特許明細書になお詳しく記載
してある。
１５の内側の極環１６から内方に間隔を置くが、ロータ
２２の外側の磁極片２６は、巻線２０と鉄心の外側の極
環１７との間に位置し、これ等から間隔を置いている。
巻線２０を電圧源により励起すると、磁束が生じ鉄心及
びローラを通り極環と磁極片との間の種々のすきまを横
切る。鉄心及びロータの間の制御された磁束転移の性質
は前記したニュートン等の特許明細書になお詳しく記載
してある。
【００１４】ロータ２２の各磁極片２５，２６には、軸
線方向に向いた摩擦面３０が連結され、これ等の磁極片
間に延びている。摩擦面３０は、多数の磁極を形成する
ように普通の方法で円周方向にみぞを形成してある。巻
線３０に通電すると、摩擦面３０は回転可能な磁界部材
を形成する。
線方向に向いた摩擦面３０が連結され、これ等の磁極片
間に延びている。摩擦面３０は、多数の磁極を形成する
ように普通の方法で円周方向にみぞを形成してある。巻
線３０に通電すると、摩擦面３０は回転可能な磁界部材
を形成する。
【００１５】ロータ面３０に対しアーマチュア・アセン
ブリ３５を対向する関係に位置させてある。巻線２０を
励起すると、磁束がアーマチュア・アセンブリ３５の一
部をロータ面３０に摩擦を伴って接触する状態に引付け
アーマチュア・アセンブリ３５及びロータを一緒に回転
するように結合する。アーマチュア・アセンブリ３５の
回転は軸１４に伝わり圧縮機１１を駆動する。
ブリ３５を対向する関係に位置させてある。巻線２０を
励起すると、磁束がアーマチュア・アセンブリ３５の一
部をロータ面３０に摩擦を伴って接触する状態に引付け
アーマチュア・アセンブリ３５及びロータを一緒に回転
するように結合する。アーマチュア・アセンブリ３５の
回転は軸１４に伝わり圧縮機１１を駆動する。
【００１６】アーマチュア・アセンブリ３５は一般にニ
ュートンによる米国特許第４，４９３，４０７号明細書
に記載してある形式のものである。しかし図示のアーマ
チュア・アセンブリ３５は、ブースによる米国特許第
５，１５０，７７９号明細書に記載してあるものに一層
類似する。すなわちアーマチュア・アセンブリ３５は、
粉末金属で作るのがよいが必ずしもその必要がない管状
ハブ３６を備えている。ハブ３６は、圧縮機の軸１４に
はめられ、軸１４にキー３７でキー止めされ、軸１４の
自由端部部分にねじ込んだナット３８により軸１４に軸
線方向に固定の位置に締付けてある。
ュートンによる米国特許第４，４９３，４０７号明細書
に記載してある形式のものである。しかし図示のアーマ
チュア・アセンブリ３５は、ブースによる米国特許第
５，１５０，７７９号明細書に記載してあるものに一層
類似する。すなわちアーマチュア・アセンブリ３５は、
粉末金属で作るのがよいが必ずしもその必要がない管状
ハブ３６を備えている。ハブ３６は、圧縮機の軸１４に
はめられ、軸１４にキー３７でキー止めされ、軸１４の
自由端部部分にねじ込んだナット３８により軸１４に軸
線方向に固定の位置に締付けてある。
【００１７】アーマチュア・アセンブリ３５は、プラス
チックのような弾性的にたわみ可能な材料を射出成形し
たスパイダ４０を備えている。スパイダ４０に適当な材
料は、デュポン・ザイテル（Ｄｕｐｏｎｔ Ｚｙｔｅ
ｌ）ＳＴ８０１−ＨＳである。スパイダ４０は、ハブ３
６の前端部分を囲む中央スリーブ４１を備えている。ハ
ブ３６は、スパイダ４０を成形するときにその場で成形
したインサートであり、すなわちスリーブ４１のプラス
チック材はハブ３６の外端部分に接着されこれを囲む。
チックのような弾性的にたわみ可能な材料を射出成形し
たスパイダ４０を備えている。スパイダ４０に適当な材
料は、デュポン・ザイテル（Ｄｕｐｏｎｔ Ｚｙｔｅ
ｌ）ＳＴ８０１−ＨＳである。スパイダ４０は、ハブ３
６の前端部分を囲む中央スリーブ４１を備えている。ハ
ブ３６は、スパイダ４０を成形するときにその場で成形
したインサートであり、すなわちスリーブ４１のプラス
チック材はハブ３６の外端部分に接着されこれを囲む。
【００１８】スパイダ４０は、スリーブ４１に一体に成
形されこれから半径方向に延びるウエブ４５を備えてい
る。ウエブ４５は、円形で軸線方向に比較的薄いのがよ
い。プラスチック材はたわみ性があるから、ウエブ４５
はスリーブ４１に対し軸線方向にたわむことができる。
形されこれから半径方向に延びるウエブ４５を備えてい
る。ウエブ４５は、円形で軸線方向に比較的薄いのがよ
い。プラスチック材はたわみ性があるから、ウエブ４５
はスリーブ４１に対し軸線方向にたわむことができる。
【００１９】この例ではアーマチュア自体は、約０．１
５０インチの厚さを持ち、ＡＩＳＩ１０１０鋼のように
磁気抵抗の低い材料から作った環状の円板５１により形
成する。アーマチュア円板５１は、半径方向に互いに間
隔を置き円周方向に延びる２列の円周方向に互いに間隔
を置いたみぞ穴５３を形成してある。各みぞ穴５３によ
りアーマチュア円板５１は、ロータ２２の面３０の各極
に接触する磁極を持つ。巻線２０の通電を止めると、狭
い軸線方向のエアギャップ５５（図１）が、ロータの極
面とアーマチュア円板の極面との間に存在する。巻線２
０に通電すると、磁束がギャップ５５をカットし、アー
マチュア円板５１を引付けロータに摩擦を伴って接触さ
せることによりアーマチュア円板をロータに一緒に回転
するように結合する。
５０インチの厚さを持ち、ＡＩＳＩ１０１０鋼のように
磁気抵抗の低い材料から作った環状の円板５１により形
成する。アーマチュア円板５１は、半径方向に互いに間
隔を置き円周方向に延びる２列の円周方向に互いに間隔
を置いたみぞ穴５３を形成してある。各みぞ穴５３によ
りアーマチュア円板５１は、ロータ２２の面３０の各極
に接触する磁極を持つ。巻線２０の通電を止めると、狭
い軸線方向のエアギャップ５５（図１）が、ロータの極
面とアーマチュア円板の極面との間に存在する。巻線２
０に通電すると、磁束がギャップ５５をカットし、アー
マチュア円板５１を引付けロータに摩擦を伴って接触さ
せることによりアーマチュア円板をロータに一緒に回転
するように結合する。
【００２０】鋼製アーマチュア円板５１が、鋼製ロータ
２２に係合するようにスナップされる（ｓｎａｐｐｅ
ｄ）ときは、衝撃音が生ずる。本発明によればクラッチ
１０の定常状態の作動中に生ずる衝撃音及び振動音は共
に、アーマチュア・アセンブリ３５の外周部分を音響減
衰材料を含む拘束層減衰サンドイッチ状体として構成す
ることにより低減できる。
２２に係合するようにスナップされる（ｓｎａｐｐｅ
ｄ）ときは、衝撃音が生ずる。本発明によればクラッチ
１０の定常状態の作動中に生ずる衝撃音及び振動音は共
に、アーマチュア・アセンブリ３５の外周部分を音響減
衰材料を含む拘束層減衰サンドイッチ状体として構成す
ることにより低減できる。
【００２１】具体的に述べると音響減衰材料は、エラス
トマー質の環状体６０に形成してある。環状体６０は、
キャボット・コーパレイシャン（Ｃａｂｏｔ Ｃｏｒｐ
ｏｒａｔｉｏｎ）のＥ．Ａ．Ｒ．ディビジョンから商品
名ＩＳＯＬＯＳＳ ＨＤ−５０６として市販されている
材料が好適であるが必ずしもこの材料を使わなくてもよ
い。音響減衰用の環状体６０は約０．０６０インチの厚
さを持つ。
トマー質の環状体６０に形成してある。環状体６０は、
キャボット・コーパレイシャン（Ｃａｂｏｔ Ｃｏｒｐ
ｏｒａｔｉｏｎ）のＥ．Ａ．Ｒ．ディビジョンから商品
名ＩＳＯＬＯＳＳ ＨＤ−５０６として市販されている
材料が好適であるが必ずしもこの材料を使わなくてもよ
い。音響減衰用の環状体６０は約０．０６０インチの厚
さを持つ。
【００２２】環状体６０は、アーマチュア円板５１及び
裏当て環６２間に挟まれている。裏当て環６２は環状体
６０の音響減衰材料用の拘束層を形成する。裏当て環６
２は、ウエブ４５に隣接して位置させてある。裏当て環
６２は、みぞ穴を形成してなくてステンレス鋼又は高い
磁気抵抗を持つ他の材料から作ってもよいが、この場合
約０．１００インチの厚さを持つ比較的安価なＡＩＳＩ
１０１０鋼から作る。アーマチュア・アセンブリ３５
からの磁束漏れを制限するように、裏当て環６２に円周
方向に延び半径方向に間隔を隔てた２列のみぞ穴６３
（図４）を形成する。みぞ穴６３は、寸法及び形状がア
ーマチュア円板５１のみぞ穴５３と同じであり、円周方
向及び半径方向においてみぞ穴５３に整合している。
裏当て環６２間に挟まれている。裏当て環６２は環状体
６０の音響減衰材料用の拘束層を形成する。裏当て環６
２は、ウエブ４５に隣接して位置させてある。裏当て環
６２は、みぞ穴を形成してなくてステンレス鋼又は高い
磁気抵抗を持つ他の材料から作ってもよいが、この場合
約０．１００インチの厚さを持つ比較的安価なＡＩＳＩ
１０１０鋼から作る。アーマチュア・アセンブリ３５
からの磁束漏れを制限するように、裏当て環６２に円周
方向に延び半径方向に間隔を隔てた２列のみぞ穴６３
（図４）を形成する。みぞ穴６３は、寸法及び形状がア
ーマチュア円板５１のみぞ穴５３と同じであり、円周方
向及び半径方向においてみぞ穴５３に整合している。
【００２３】音響減衰用の環状体６０は、アーマチュア
円板５１と裏当て環６２により形成した拘束層との間に
圧縮状態に保持される。この例ではこのことは、ウエブ
４５、裏当て環６２、環状体６０及びアーマチュア円板
５１の軸線方向に整合した各穴を貫いて延びる柄部分を
持つ角度的に互いに間隔を置いた３個のリベット６５を
使うことによつてできる。各リベット６５の頭部はウエ
ブ４５の前面に隣接して位置するが、各リベットのすえ
込み端部（ｓｗａｇｅｄ ｅｎｄ）は、アーマチュア円
板５１の作用面に形成した座ぐり内に受入れる。各リベ
ット６５をすえ込むときは、減衰環状体６０はアーマチ
ュア円板５１及び裏当て環６２の間に圧縮される。裏当
て環６２がウエブ４５に接触しないようにするのに、角
度的に互いに間隔を置いたパッド６７（図２）は、一体
に成形されウエブ４５から後方にそのリベット穴に隣接
して突出し、裏当て環６２を前記したブースの特許明細
書に記載してある目的でウエブ４５に対し間隔を置いた
関係に保持する。
円板５１と裏当て環６２により形成した拘束層との間に
圧縮状態に保持される。この例ではこのことは、ウエブ
４５、裏当て環６２、環状体６０及びアーマチュア円板
５１の軸線方向に整合した各穴を貫いて延びる柄部分を
持つ角度的に互いに間隔を置いた３個のリベット６５を
使うことによつてできる。各リベット６５の頭部はウエ
ブ４５の前面に隣接して位置するが、各リベットのすえ
込み端部（ｓｗａｇｅｄ ｅｎｄ）は、アーマチュア円
板５１の作用面に形成した座ぐり内に受入れる。各リベ
ット６５をすえ込むときは、減衰環状体６０はアーマチ
ュア円板５１及び裏当て環６２の間に圧縮される。裏当
て環６２がウエブ４５に接触しないようにするのに、角
度的に互いに間隔を置いたパッド６７（図２）は、一体
に成形されウエブ４５から後方にそのリベット穴に隣接
して突出し、裏当て環６２を前記したブースの特許明細
書に記載してある目的でウエブ４５に対し間隔を置いた
関係に保持する。
【００２４】音響減衰用の環状体６２は、新しいときは
軟らかくてたわみ性を持つ。老化し又熱に露出すると、
この材料は収縮し硬化する傾向がある。環状体６２を、
この環状体が収縮し又は硬化するようになつても緊密な
圧縮状態に保つように、環状体６２及び各リベット６５
の接合部は、環状体６２の各穴内にリベット６５の柄部
分に対し包囲する関係に位置させた金属スリーブ６９
（図２）を設けることにより強化される。図１ないし４
に示した実施例では、各スリーブ６９は、環状体６２を
十分に圧縮するのに十分なだけ薄い単一の鋼製座金であ
る。図５に示したアーマチュア・アセンブリ３５Ａの実
施例では、スリーブは、裏当て環６２Ａに一体に形成さ
れ、裏当て環６２Ａからそのリベット穴のまわりに軸線
方向に突出する環状の唇状部７０を突出させることによ
り形成してある。唇状部７０は、環状体６０Ａの穴内に
後方に突出する。或いは前方に延びる環状の唇状部は、
アーマチュア円板５１Ａから押出すことができる。
軟らかくてたわみ性を持つ。老化し又熱に露出すると、
この材料は収縮し硬化する傾向がある。環状体６２を、
この環状体が収縮し又は硬化するようになつても緊密な
圧縮状態に保つように、環状体６２及び各リベット６５
の接合部は、環状体６２の各穴内にリベット６５の柄部
分に対し包囲する関係に位置させた金属スリーブ６９
（図２）を設けることにより強化される。図１ないし４
に示した実施例では、各スリーブ６９は、環状体６２を
十分に圧縮するのに十分なだけ薄い単一の鋼製座金であ
る。図５に示したアーマチュア・アセンブリ３５Ａの実
施例では、スリーブは、裏当て環６２Ａに一体に形成さ
れ、裏当て環６２Ａからそのリベット穴のまわりに軸線
方向に突出する環状の唇状部７０を突出させることによ
り形成してある。唇状部７０は、環状体６０Ａの穴内に
後方に突出する。或いは前方に延びる環状の唇状部は、
アーマチュア円板５１Ａから押出すことができる。
【００２５】前記の構造では、環状体６０，６０Ａはア
ーマチュア円板５１，５１Ａ及び裏当て環６２，６２Ａ
の間に拘束される。アーマチュア円板がロータ２２に引
付けられて接触し、このロータに衝突するときは、裏当
て環はせん断ひずみを減衰環状体の材料に生じさせ、裏
当て環を設けてない場合のようにたわみ応力のもとでこ
の材料の伸縮の結果でなくてそのせん断変形によつてエ
ネルギーを散逸させる。この減衰構造によりニュートン
の米国特許第４，４９３，４０７号明細書に記載してあ
る形式の従来のアーマチュアと比較すると約６ｄＢＡの
衝撃音の生ずることが分った。電磁クラッチ１０の定常
状態の作動中の振動音も低下する。
ーマチュア円板５１，５１Ａ及び裏当て環６２，６２Ａ
の間に拘束される。アーマチュア円板がロータ２２に引
付けられて接触し、このロータに衝突するときは、裏当
て環はせん断ひずみを減衰環状体の材料に生じさせ、裏
当て環を設けてない場合のようにたわみ応力のもとでこ
の材料の伸縮の結果でなくてそのせん断変形によつてエ
ネルギーを散逸させる。この減衰構造によりニュートン
の米国特許第４，４９３，４０７号明細書に記載してあ
る形式の従来のアーマチュアと比較すると約６ｄＢＡの
衝撃音の生ずることが分った。電磁クラッチ１０の定常
状態の作動中の振動音も低下する。
【００２６】若干の例では、薄い環はたわみやすいか
ら、扁平な薄い裏当て環を経済的に作るには困難を伴
う。裏当て環及び減衰用の環状体の間の面対面の接触
は、環状体がせん断で最も有効に変形するのに重要であ
る。扁平な裏当て環を使う１変型として図６に例示した
ような環６２Ｂを使う。図示のように環６２Ｂは波形で
あり、すなわち環６２Ｂには、半径方向に互いに間隔を
おいた列状の円周方向に延びるリブ７２及びみぞ７４を
形成してある。各部品を互いにリベット締めするとき
は、環状体６０Ｂは、リブ７２及びみぞ７４に合うよう
に圧縮され、環状体６０Ｂ及び裏当て板の間を確実に密
接に接触させ、接触表面積を増す。リベット６５Ｂの付
近では、裏当て板は適正なリベット接合部を保持するよ
うに扁平な区域を持つ浮出し部を形成する。
ら、扁平な薄い裏当て環を経済的に作るには困難を伴
う。裏当て環及び減衰用の環状体の間の面対面の接触
は、環状体がせん断で最も有効に変形するのに重要であ
る。扁平な裏当て環を使う１変型として図６に例示した
ような環６２Ｂを使う。図示のように環６２Ｂは波形で
あり、すなわち環６２Ｂには、半径方向に互いに間隔を
おいた列状の円周方向に延びるリブ７２及びみぞ７４を
形成してある。各部品を互いにリベット締めするとき
は、環状体６０Ｂは、リブ７２及びみぞ７４に合うよう
に圧縮され、環状体６０Ｂ及び裏当て板の間を確実に密
接に接触させ、接触表面積を増す。リベット６５Ｂの付
近では、裏当て板は適正なリベット接合部を保持するよ
うに扁平な区域を持つ浮出し部を形成する。
【００２７】アーマチュア・アセンブリ３５Ｃの別の実
施例は図７に示してある。この実施例では裏当て板６２
Ｃの外周辺は、減衰用の環状体６０Ｃの外周辺を密接に
囲む軸線方向に突出する環状の唇状部７６を形成してあ
る。唇状部７６の軸線方向長さは、環状体６０Ｃの厚さ
の約９０％に等しくて、唇状部７６が環状体６０Ｃの圧
縮の妨げにならないようにする。唇状部７６は、環状体
６０Ｃを半径方向に制限し、環状体６０Ｃをとくに高い
回転速度で半径方向外方に押出さないようにする。１変
型として制限用の唇状部はアーマチュア円板５１Ｃに形
成してもよい。
施例は図７に示してある。この実施例では裏当て板６２
Ｃの外周辺は、減衰用の環状体６０Ｃの外周辺を密接に
囲む軸線方向に突出する環状の唇状部７６を形成してあ
る。唇状部７６の軸線方向長さは、環状体６０Ｃの厚さ
の約９０％に等しくて、唇状部７６が環状体６０Ｃの圧
縮の妨げにならないようにする。唇状部７６は、環状体
６０Ｃを半径方向に制限し、環状体６０Ｃをとくに高い
回転速度で半径方向外方に押出さないようにする。１変
型として制限用の唇状部はアーマチュア円板５１Ｃに形
成してもよい。
【００２８】図８に示したアーマチュア・アセンブリ３
５Ｄの実施例では、裏当て環６２Ｄには、減衰用の環状
体６０Ｄの外周辺に半径方向に整合した外周辺を持ち、
又減衰用の環状体６０Ｄの外周辺から半径方向内方に間
隔を置いた内周辺を持つ軸線方向に突出する環状の唇状
部８０を形成してある。すなわち唇状部８０Ｄは、環状
体６０Ｄの外周部分を、環状体６０Ｄの本体より余分に
圧縮し、環状体６０Ｄが高い回転速度においてアーマチ
ュア円板５１Ｄ及び裏当て環６２Ｄの間から半径方向外
方に突出しないようにする。唇状部の軸線方向に向いた
端部は粗くし又はとがらせて、環状体６０Ｄ内への唇状
部のかみ込みを増すようにする。又或いは唇状部はアー
マチュア円板に形成し、又は若干の場合に円板及び裏当
て環の両方に唇状部を形成してもよい。裏当て環及び又
はアーマチュア円板に唇状部を形成する代りに、減衰用
の環状体の外周辺部分に、この環状体の本体より余分に
圧縮される軸線方向に突出する唇状部を形成してもよ
い。
５Ｄの実施例では、裏当て環６２Ｄには、減衰用の環状
体６０Ｄの外周辺に半径方向に整合した外周辺を持ち、
又減衰用の環状体６０Ｄの外周辺から半径方向内方に間
隔を置いた内周辺を持つ軸線方向に突出する環状の唇状
部８０を形成してある。すなわち唇状部８０Ｄは、環状
体６０Ｄの外周部分を、環状体６０Ｄの本体より余分に
圧縮し、環状体６０Ｄが高い回転速度においてアーマチ
ュア円板５１Ｄ及び裏当て環６２Ｄの間から半径方向外
方に突出しないようにする。唇状部の軸線方向に向いた
端部は粗くし又はとがらせて、環状体６０Ｄ内への唇状
部のかみ込みを増すようにする。又或いは唇状部はアー
マチュア円板に形成し、又は若干の場合に円板及び裏当
て環の両方に唇状部を形成してもよい。裏当て環及び又
はアーマチュア円板に唇状部を形成する代りに、減衰用
の環状体の外周辺部分に、この環状体の本体より余分に
圧縮される軸線方向に突出する唇状部を形成してもよ
い。
【図１】本発明による新規な改良されたアーマチュア・
アセンブリを備えた電磁継手の軸断面図である。
アセンブリを備えた電磁継手の軸断面図である。
【図２】図１に示したアーマチュア・アセンブリの一部
の拡大軸断面図である。
の拡大軸断面図である。
【図３】図１の３−３線に沿う断面図である。
【図４】図１のアーマチュア・アセンブリの展開斜視図
である。
である。
【図５】本アーマチュア・アセンブリの他の実施例の図
２と同様な断面図である。
２と同様な断面図である。
【図６】本アーマチュア・アセンブリのさらに他の実施
例の図２と同様な断面図である。
例の図２と同様な断面図である。
【図７】本発明によるアーマチュア・アセンブリのさら
に他の実施例の図２と同様な断面図である。
に他の実施例の図２と同様な断面図である。
【図８】本発明によるアーマチュア・アセンブリのなお
別の実施例の図２と同様な断面図である。
別の実施例の図２と同様な断面図である。
１０ 電磁継手 ３５ アーマチュア・アセンブリ ５１ アーマチュア円板 ５３ みぞ穴 ６０ 環状体（音響減衰材料） ６２ 裏当て板 ６５ 固定手段（リベット）
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
フロントページの続き (72)発明者 ジョウアル、ダブルュー、ヘイブル アメリカ合衆国イリノイ州61080、サウ ス・べロイト、ラング・ドライヴ 14825 番 (72)発明者 ドワイト、イー、ブース アメリカ合衆国ウイスカンシン州53545、 ジェインズヴィル、ノース・ポンティア ク・ドライヴ 1005番
Claims (14)
- 【請求項１】 選択的に係合しかつ離脱することのでき
る電磁継手用のアーマチュア・アセンブリにおいて、
（イ）低い磁気抵抗を持つ材料で作られ、円周方向に延
びる少なくとも１例の円周方向に互いに間隔を置いた貫
通するみぞ穴を形成した大体において円形のアーマチュ
ア円板と、（ロ）このアーマチュア円板から軸線方向に
間隔を置いた裏当て環と、（ハ）前記アーマチュア円板
と前記裏当て環との間に挟まれた圧縮性の音響減衰材料
から成る環状体と、（ニ）前記アーマチュア円板と前記
裏当て環とを相互に固定すると共に前記環状体を前記ア
ーマチュア円板と前記裏当て環との間に軸線方向に圧縮
した状態に置く固定手段とを備えることにより、前記環
状体と前記裏当て環とが互いに協働して前記アーマチュ
ア円板の係合時に生ずる騒音を減衰させる拘束層減衰構
造を形成するようにして成るアーマチュア・アセンブ
リ。 - 【請求項２】 前記固定手段を、それぞれ前記アーマチ
ュア円板と前記環状体と前記裏当て環とを貫いて延びる
柄部分を持つ角度的に互いに間隔を置いたリベットによ
り構成した請求項１のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項３】 前記環状体を、エラストマー質材料で作
り、この環状体に、前記各リベットの柄部分を受入れる
ように角度的に互いに間隔を置いた穴と、これ等の穴内
に位置し前記柄部分と前記環状体との間の密着した継目
を維持するように前記柄部分を囲む金属質スリーブとを
形成した請求項２のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項４】 前記スリーブが、前記穴内に位置させた
座金であり、これ等の座金を、前記アーマチュア円板と
前記裏当て環とは別々に形成した請求項３のアーマチュ
ア・アセンブリ。 - 【請求項５】 前記スリーブを、前記裏当て環及びアー
マチュア円板のうちの一方と一体に形成し、この一方か
ら軸線方向に突出させ、前記穴内に延びるようにした請
求項３のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項６】 前記スリーブを、前記裏当て環と一体に
形成し、この裏当て環から軸線方向に突出するようにし
た請求項５のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項７】 前記裏当て環を高い磁気抵抗を持つ材料
で作った請求項１のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項８】 前記裏当て環を、低い磁気抵抗を持つ材
料で作り、円周方向に延びる少なくとも１列の円周方向
に互いに間隔を置いたみぞ穴を前記裏当て環を貫いて形
成した請求項１のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項９】 前記裏当て環の前記みぞ穴を、前記アー
マチュア円板のみぞ穴に円周方向及び半径方向に整合さ
せた請求項８のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１０】 前記裏当て環と前記環状体とに互いに
組合う面を設け、前記裏当て環の前記面に、半径方向に
互いに間隔を置いた複数列の円周方向に延びるリブ及び
みぞを形成し、前記環状体の前記面を、前記リブ及びみ
ぞに屈従する状態に圧縮した請求項１のアーマチュア・
アセンブリ。 - 【請求項１１】 環状の唇状部を、前記裏当て環と前記
アーマチュア円板とのうちの一方に一体に形成し、この
一方から軸線方向に突出させ、前記唇状部の内周面が前
記環状体の外周辺を密接に囲み、この環状体が前記裏当
て環と前記アーマチュア円板との間から半径方向外方に
押出されないようにした請求項１のアーマチュア・アセ
ンブリ。 - 【請求項１２】 前記唇状部が前記環状体の圧縮の妨げ
にならないように、前記唇状部の軸線方向長さを、前記
環状体の軸線方向厚さより短くした、請求項１１のアー
マチュア・アセンブリ。 - 【請求項１３】 環状の唇状部を前記裏当て環と前記ア
ーマチュア円板とのうちの一方に一体に形成し、この一
方から軸線方向に突出させ、前記唇状部に、前記環状体
の外周辺の半径方向内方に位置させた内周辺を設け、前
記環状体が前記裏当て環と前記アーマチュア円板との間
から半径方向外方に押出されないように、前記唇状部に
より前記環状体の外周辺部分を圧縮するようにした請求
項１のアーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１４】 選択的に係合しかつ離脱することので
きる電磁継手用のアーマチュア・アセンブリにおいて、
（イ）弾性的にたわむことができるプラスチックで作ら
れた中央のスリーブと、（ロ）このスリーブに一体に形
成され、このスリーブから半径方向に突出し、このスリ
ーブに対し軸線方向の前後にたわむことのできる大体に
おいて円形のウエブと、（ハ）このウエブの一方の側に
その外周辺部の近くで係合するように配置した裏当て環
と、（ニ）低い磁気抵抗を持つ材料で作られ、前記裏当
て環から軸線方向に間隔を置いた大体において円形のア
ーマチュア円板と、（ホ）前記裏当て環と前記アーマチ
ュア円板との間に挟まれた圧縮性の音響減衰材料から成
る環状体と、（ヘ）前記ウエブと前記裏当て環と、前記
環状体と、前記アーマチュア円板とを相互に固定すると
共に前記環状体を、前記裏当て環と前記アーマチュア円
板との間に圧縮状態に位置させる固定手段とを備えるこ
とにより、前記裏当て環と前記環状体とが互いに協働し
て前記アーマチュア円板の係合時に生ずる騒音を減衰す
る拘束層減衰構造を形成するようにして成るアーマチュ
ア・アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US026499 | 1987-03-16 | ||
| US08/026,499 US5372228A (en) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | Sound-damping armature assembly for an electromagnetic coupling |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300055A true JPH06300055A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=21832190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6054761A Pending JPH06300055A (ja) | 1993-03-04 | 1994-03-02 | アーマチュア・アセンブリ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5372228A (ja) |
| EP (1) | EP0614022B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06300055A (ja) |
| DE (1) | DE69401077T2 (ja) |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5632366A (en) * | 1996-03-13 | 1997-05-27 | General Motors Corporation | Electromagnetic clutch with improved torque cushion |
| JP3684702B2 (ja) * | 1996-09-13 | 2005-08-17 | 株式会社デンソー | 電磁クラッチ |
| JPH10115333A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Zexel Corp | 電磁クラッチ |
| JPH10115332A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Zexel Corp | 電磁クラッチ |
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| US6194803B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-02-27 | Warner Electric Technology, Inc. | Sound damping armature assembly for an electromagnetic coupling |
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| DE202006020686U1 (de) * | 2005-06-02 | 2009-07-02 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Magnetische Reibkupplung |
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| CN109737152B (zh) * | 2019-01-28 | 2020-11-06 | 宁国九鼎橡塑制品有限公司 | 一种汽车空调电磁离合器的橡胶连接驱动盘 |
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-
1994
- 1994-03-02 JP JP6054761A patent/JPH06300055A/ja active Pending
- 1994-03-02 EP EP94301484A patent/EP0614022B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-02 DE DE69401077T patent/DE69401077T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE69401077T2 (de) | 1997-04-03 |
| US5372228A (en) | 1994-12-13 |
| DE69401077D1 (de) | 1997-01-23 |
| EP0614022B1 (en) | 1996-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |